JP2600189B2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JP2600189B2
JP2600189B2 JP62208191A JP20819187A JP2600189B2 JP 2600189 B2 JP2600189 B2 JP 2600189B2 JP 62208191 A JP62208191 A JP 62208191A JP 20819187 A JP20819187 A JP 20819187A JP 2600189 B2 JP2600189 B2 JP 2600189B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、異なる映像信号を単一の磁気テープ上
に、連続して記録する際に有用な磁気記録装置に関する
ものである。
〔発明の概要〕
本発明は、テレビカメラ等によって単一の磁気テープ
に複数の画像情報を連続して記録する、いわゆる継ぎ撮
り記録を行うとき、継ぎ部分で発生する磁気テープのオ
ーバラン量をキャプスタンモータ等から出力されるFGパ
ルスを計数することによって計測し、磁気テープを巻き
戻す際に、前記FGパルスの計数値を参照して磁気テープ
のCTL信号を計数し、テープ巻き戻し量を設定するよう
にしているから、CTL信号のカウント誤差をなくし、画
像の乱れのない継ぎ撮り記録を行うことができる。
〔従来の技術〕
ビデオカメラを使用してニュース等を取材する場合、
またはビデオテープレコーダ(VTR)等によって編集を
行う場合は、一般に、異なった映像場面を一本の磁気テ
ープに連続して記録することになるが、このような継ぎ
撮り操作では古い記録トラックと,新しい記録トラック
が磁気テープ上で連続することが要請される。
ヘリカルスキャン方式の磁気記録方式では一般に映像
信号は、第3図に示すように磁気テープ1の斜め方向に
形成されるトラック1A,1B,2A,2B……に記録され、磁気
テープ1の長手方向には前記記録トラック1A,1B,2A,2B
……と同期したコントロール信号(CTL信号)が記録さ
れる。
そこで、磁気テープ1のRE点で最初の映像信号の記
録を終了し、次に、連続して新しい映像信号を記録し
ようとする際は、点線で示すようにRE点から数トラック
分磁気テープ1を巻き戻してRS点で待機し、次の映像信
号を記録する際は、この映像信号の同期信号(VD)
と磁気テープ1のCTL信号を比較してテープを走らせ、
同期状態が確立したRE点でから新しい映像信号を回転
ヘッドに供給すれば、古い映像信号と新しい映像信号
が連続して記録され、継ぎ部分で画像も乱れることがな
くなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、古い映像信号の記録終了点をREに設定し
ても、実際はテープのオーバランによってテープの停止
位置は数フレーム分先に移動したR0点になるから、継ぎ
撮りのための磁気テープの巻戻しは、このR0点から始ま
ることになる。
そこで、巻き戻しテープ長を所定の値に設定しようと
すると、このR0点からCTL信号をカウントして所定数カ
ウントした時点で録画待機状態にすればよいが、CTL信
号はテープの長手方向に記録されているので、テープの
停止位置近傍のCTL信号は、この近傍でテープ速度がき
わめて小さくなっているため、信頼性に欠けるものであ
り、このCTL信号の検出をカウントしてテープ巻き戻し
量を正確に設定することはきわめて困難になる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、かかる問題点にかんがみてなされたもの
で、継ぎ撮りを行うためにテープの巻き戻し量を設定す
る基準として、キャプスタン軸の回転位置を示すFGパル
スを導入し、このFGパルスのカウント数とCTL信号のカ
ウント数によってテープ巻き戻し量を正確に設定できる
ようにしたものである。
〔作用〕 キャプスタン軸の回転数,または回転位相を示すキャ
プスタンのFGパルスは、テープの移動速度がきわめてお
そくなったときでも、充分に検出ができるから、このFG
パルス数によってテープのオーバラン量を予測すると、
次に継ぎ撮り点から所定のテープ巻き戻し量をCTL信号
でカウントすることによって、所定位置で記録待機状態
にすることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の磁気記録装置に採用される継ぎ撮り
記録を行うための制御方式を示す一実施例をブロック図
としたもので、10は磁気テープ1を走行させるため図示
しないピンチローラと共に、磁気テープを挟接して回転
しているキャプスタンの駆動モータ、11は磁気テープ1
にCTL信号を記録し、または再生することができるCTLヘ
ッド、12は磁気記録装置を制御するための制御部(CP
U)、13は前記キャプスタン駆動モータ,またはキャプ
スタン軸から出力されるFGパルスをカウントしているア
ップダウンカウンタ(U/Dカウンタ)、14はデジタルコ
ンパレータ、15はテープオーバラン量によって設定され
た所定のカウント値nを出力する設定値回路、16はゲー
ト回路、17はCTL信号をカウントしているカウンタを示
す。
なお、18は再生時に入力される基準のCTL信号をCTLヘ
ッド11に供給し、記録時にはこのCTLヘッド11からCTL信
号を再生して出力する同期信号処理回路である。
以下、上記実施例の回路動作を第2図の波形図を参照
して説明する。
前述したように、テレビカメラ等によって或る場面を
記録し、次に、新しい場面の映像信号を記録する場合
は、最初の映像信号の記録終了と同時に記録停止信号が
制御部12から出力され、キャプスタンの駆動モータ10に
停止信号が供給されるが、この時点T1からキャプスタン
が実際に停止するまでのテープのオーバラン量を測定す
るために、制御部12から信号S1がU/Dカウンタ13に入力
され、このテープオーバラン量に比例するFGパルスを時
点T2まで加算する。
時点T2でテープが停止したことが検出されると、制御
部12から継ぎ撮りのためにテープの巻き戻し命令が出力
され、同時にREV再生モードに操作されるが、この時点T
2からは前記U/Dカウンタ13には減算指令の信号S1が入力
され、巻き戻し中のFGパルスがU/Dカウンタ13に入力さ
れてその計数値を減算して行く。そして、最初のテープ
オーバランに対する加算値が例えばNであり、次のテー
プ巻き戻し中に減算される計数値がnであるとすると、
N−n=αとなった時点T3でデジタルコンパレータ14か
ら例えば“H"レベルの比較信号S2が出力され、ゲート16
を開く。
したがって、この時点T3から巻き戻し再生中に出力さ
れるCTL信号はゲート16を通過してカウンタ17に入力さ
れる。
制御部12はこのカウンタ17の計数値を監視し、例え
ば、CTL信号が5〜6個計数された段階でテープ巻き戻
しモードを解除し、時点T4で次の記録待機状態に設定す
る。
本発明の磁気記録装置は上記したような継ぎ撮りのた
めのテープ制御回路を備えているので、最初の記録終了
時点T1からのテープオーバラン量はFGパルスをカウント
することによってU/Dカウンタ13により正確に検出する
ことができ、次に、巻き戻し操作に移る際は、同じFGパ
ルスを減算してカウントすることにより巻き戻しテープ
位置を正確に知ることができる。
したがって、設定値αを所定の数値に設定し、例え
ば、N−n=αとなったとき、ゲート回路16を開くよう
にすると、ゲート回路16を通過する最初のCTL信号は第
2図に示すように最初の記録終了点T1に該当するCTL信
号となり、このCTL信号は定速スピードで記録されてい
るCTL信号であるから、このCTL信号を基準にカウンタ17
が計数動作を始めれば、制御部12は記録終了点T1からの
巻き戻し量をCTL信号の数値によって正確に知り、もっ
とも適切な継ぎ撮りが行われる点にテープを移動して記
録待機状態にする。そして、この点で信号S3により各カ
ウンタをリセットする。
この待機状態で新しい映像信号を記録する際は、ま
ず、始めに新しく入力された映像信号の同期信号と再生
状態で出力されているCTL信号の位相同期を行ってキャ
プスタンモータを立ち上げ、最初の記録終了点T1の次の
トラックから記録モードにすることによって、新しい映
像信号を最初の映像信号に連続して記録することができ
る。
なお、カウンタ17によって計数するCTL信号の数値
は、カラーフレーミングとキャプスタンモータの立ち上
がり特性を考慮して適切な値に設定する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の磁気記録装置は、継ぎ
撮りを行う際に、テープのオーバーラン量をキャプスタ
ンFGパルスを計数している第1の計数手段で検出し、前
記FGパルスを計数している第1の計数手段から出力され
る所定の設定値によってCTL信号のカウントを開始する
第2の計数手段によってテープ巻き戻し量を定めるよう
にしてるから、オーバランの部分の不良なCTL信号を除
外してテープ巻き戻しを設定でき、継ぎ撮りのためのテ
ープ位置制御を確実に、かつ、正確に行うことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録装置の継ぎ撮り制御方式に使
用できるブロック図、第2図は第1図の動作波形図、第
3図は映像信号の継ぎ撮りの説明図である。 図中、1は磁気テープ、10はキャプスタンの駆動モー
タ、11はCTLヘッド、13はU/Dカウンタ、14はデジタルコ
ンパレータ、16はゲート回路、17はCTL信号のカウンタ
を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を磁気テープの斜め方向のトラッ
    クに記録すると同時に、前記映像信号の記録トラックと
    同期したCTL信号を前記磁気テープの長手方向に記録す
    ることができる磁気記録装置において、 前記磁気記録装置の記録操作終了後のテープのオーバラ
    ン量をキャプスタンFG信号をカウントすることにより計
    数値Nとして検出すると共に、前記計数値Nの計測後に
    巻き戻しされている磁気テープの移動量を、前記キャプ
    スタンFG信号でカウントし、計測値nを出力する第1の
    計数手段と、 前記計測値Nと前記計測値nの差が、前記記録操作終了
    後のテープの位置を示すことができる所定値(α)にな
    ったときから、前記巻き戻し中のテープに記録されてい
    るCTL信号の再生出力を計数する第2の計数手段とを設
    け、 前記第2の計数手段の計数値が所定値になったときに、
    前記磁気テープの巻き戻しを停止し、前記磁気記録装置
    を記録待機状態に制御する制御部を備えていることを特
    徴とする磁気記録装置。
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