JP2774540B2 - テープ走行装置 - Google Patents

テープ走行装置

Info

Publication number
JP2774540B2
JP2774540B2 JP1012849A JP1284989A JP2774540B2 JP 2774540 B2 JP2774540 B2 JP 2774540B2 JP 1012849 A JP1012849 A JP 1012849A JP 1284989 A JP1284989 A JP 1284989A JP 2774540 B2 JP2774540 B2 JP 2774540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel
running
capstan
tape running
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1012849A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02193349A (ja
Inventor
圭司 羽毛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1012849A priority Critical patent/JP2774540B2/ja
Publication of JPH02193349A publication Critical patent/JPH02193349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2774540B2 publication Critical patent/JP2774540B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はビデオテープレコーダ(以下、VTRという)
やオーディオテープレコーダ等の磁気記録再生装置のテ
ープ走行装置に係わり、特にコントロール信号を利用し
たテープ走行カウンタあるいは継撮りの動作が確実に行
えるようにしたテープ走行装置に関する。
(従来の技術) 近年、磁気記録再生装置、特にVTRには編集機能とし
ての、テープ走行カウンタあるいは継撮りの機能を備え
たものがある。テープ走行カウンタはコントロール信号
を計数してテープ走行量としてこれを表示するものであ
る。また継撮りは、録画(REC)時に一時停止(PAUSE)
して次ぎの場面を録画する場合に、前の録画部分と新規
に録画する部分と、この間に隙間が生じたりすることが
なく、あるいは新規に録画する部分が前の録画部分にオ
ーバラップすることがないように、かつその境において
映像信号の位相が乱れることがないように連続した録画
を可能にするものである。
第3図は継撮りの原理を説明するもので、録画(RE
C)状態において先ずPAUSEボタンが押されると、REC
動作を停止し、テープを止める。テープを巻戻し、こ
のときテープに記録されているコントロールパルス(以
下、CTLパルスという)を再生しこれをカウントする。
所定位置(適当な位置)まで巻き戻されたところで、
テープを止め、待機状態になる。
そして、再びPAUSEボタンが押されると、再生(PLA
Y)モードに設定され、テープが走行され、CTLパルスが
カウントされる。同時に、再生映像信号と新たに記録
される映像信号の位相が合わされる。(垂直同期信号の
位相が一致するようにサーボ系で制御する。)巻戻し
た数のCTLパルスが再生された時点で、自動的にRECモー
ドに切り換えられる。
以上により継撮りが行われる。
ところで、VTRのテープ走行系において、供給リー
ル,巻取りリールの駆動機構には回転力を得る源として
モータが使用されるが、このモータの回転をリールに伝
達する方式の1つにアイドラを用いる伝達方式がある。
この伝達方式は、例えばキャプスタンモータを駆動源
としアイドラを介して供給リールや巻取りリールを駆動
するものであり、録画時や再生時にはアイドラを巻取り
リール側に移動して巻取り、巻戻し時にはアイドラを供
給リール側に移動して逆回転させて巻き取る。所謂、ア
イドラを首振りする機構で供給リール又は巻取りリール
をドライブするものである。
このようなアイドラを用いてリールを駆動する構造の
VTRにおいて、継撮り動作の巻戻しをする場合、キャプ
スタンモータを単に逆回転するとアイドラが巻取りリー
ルから供給リールに移動するまでテープを巻き取れない
ので、この間テープが弛みCTLヘッドからテープが外れC
LTパルスを再生することができなくなる。テープ走行カ
ウンタにおいてはテープが記録再生時と逆方向に走行さ
れる場合、それに応じて計測値をカウントダウンしてい
くが、CTLパルスが再生されないため、カウント値がず
れる。また継撮りにおいても誤動作の原因となる。この
ような不具合があるので、上記伝達方式のVTRでは一度
ピンチローラをキャプスタン軸から外しリール台にメイ
ンブレーキを掛けてキャプスタン軸を逆転させ、アイド
ラを巻取りリールから供給リールに移動させていた。し
かし、一度ピンチローラを外すことで、テープの移動量
を正確に求めることができず、高精度な編集を行うこと
ができなかった。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、アイドラを用いた機構のVTRにおいて、
継撮り動作を行う場合、CTLヘッドからテープが外れ、
テープ走行カウンタのカウント値がずれたり、継撮りが
満足に行えないという問題があった。
そこで、本発明は上記の問題を除去するもので、継撮
り動作において、テープの走行量(経過時間)ずれを無
くすことができ、かつ正確な継撮りができるテープ走行
装置を提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、駆動源からの回転力を、その回転方向に応
じて巻取リール又は供給リールに選択的に伝達するリー
ル駆動手段と、制御回転可能なキャプスタンモータによ
り駆動されるキャプスタンとピンチローラによりテープ
を駆動するテープ駆動手段を備え、テープを第1の方向
又はその逆の第2の方向に切換えて走行させるテープ走
行装置において、 前記リール駆動手段及び前記テープ駆動手段を制御
し、テープの走行を前記第1の方向又は前記第2の方向
に切換えるテープ走行制御手段と、 前記テープの走行方向を前記第1の方向から第2の方
向へ切換える指示を与える指示手段と、 この指示手段の指示を受け、所定量第1の方向にテー
プを送った後に第2の方向にテープを走行させるように
前記テープ走行制御手段を制御する制御手段とを具備し
て構成される。
(作用) 本発明においては、アイドラによる首振り機構でテー
プの走行方向を切り換える場合に、首振り機構がリール
間を移動するのに必要な時間だけ、テープを予め第1の
方向に走行させた後、再び元の位置まで巻き戻し、その
位置から正確に第2のパルス計数手段によるテープ走行
量カウントを再開することができるので、テープ走行カ
ウンタのカウント値がずれることなく、また継ぎ目のき
れいな継撮りを実現することができる。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のテープ走行装置を示すブ
ロック図である。
この図に示す実施例では、キャプスタンモータを駆動
源としアイドラを介してリールを駆動する方式のVTRに
ついて説明する。符号1は磁気テープのコントロールト
ラックに録画時に記録したCTLパルスを検出するCTLヘッ
ドであり、検出したCTLパルスは波形整形回路2で整形
された後、テープ走行カウンタ3に供給される。テープ
走行カウンタ3は波形整形されたCTLパルスをカウント
することによりテープ走行時間を算出するものである。
テープ走行カウンタのカウントアップ/ダウン,カウン
トリセット,カウント禁止等の制御は、システムコント
ロール回路11からの制御信号に基づいて測定制御回路4
が行う。
テープ走行制御回路21はシステムコントロール回路11
からの制御信号に基づいてキャプスタンモータの回転制
御(含む、正転,逆転の制御)を行うものである。パル
ス発生回路22はキャプスタンモータの回転を検出するた
めのパルス(例えばFGパルス、FGは周波数発生器の意)
を発生し、キャプスタン系カウンタ23に供給する。キャ
プスタン系カウンタ23はパルス発生回路22のパルスをカ
ウントするものである。記憶及び比較回路25は必要に応
じてカウンタ23のカウント値を記憶したりそのカウント
値を所定の値と比較するものであり、その演算結果をシ
ステムコントロール回路11に送る。測定制御回路24はシ
ステムコントロール回路11からの制御信号に基づいてキ
ャプスタン系カウンタ23のカウント制御や、必要に応じ
て記憶及び比較回路25の記憶・比較制御を行う。
また、操作ボタン入力回路12は録画(REC),一時停
止(PAUSE)等の操作ボタン入力をシステムコントロー
ル回路11に送るものである。
次に、上記装置の動作を説明する。
録画(REC)中又は静止(STILL)中にPAUSEボタンが
押されると、操作ボタン入力回路12によりPAUSEボタン
入力をシステムコントロール回路11に送る。システムコ
ントロール回路11は測定制御回路24を制御して現在のテ
ープ位置(PAUSEボタン入力時の位置)をキャプスタン
系カウンタ23のカウント値(FGパルスのカウント値)に
よって記憶及び比較回路25に記憶すると共に、測定制御
回路4を制御してテープ走行カウンタ3のカウンタ動作
を禁止する。次に、システムコントロール回路11はテー
プ走行制御回路21を制御してピンチローラを圧着状態の
ままキャプスタン軸を正転させテープを所定量送る。こ
の所定量とは、この後の動作であるピンチローラを圧着
状態のままキャプスタンモータを逆転した時の、巻取り
リールから供給リールまでのアイドラ移動に伴うテープ
の移動量と、この移動によって生じたテープたるみを巻
き取るのに必要なテープ巻取り量との和である。(テー
プ巻取り量はテープ位置,テープ負荷で異なるので最大
のたるみ巻取り量よりも余裕を持たせる必要がある。)
所定量の正転巻取り終了後、システムコントロール回路
11はテープ走行制御回路21を制御してピンチローラを圧
着状態のままキャプスタン軸を逆転させる。この時、記
憶及び比較回路25でテープが先に記憶した位置(PAUSE
ボタン入力位置)に戻ったことをキャプスタン系カウン
タ23のカウント値(FGパルスのカウント値)を比較する
ことで求め、元の位置まで戻ったらシステムコントロー
ル回路11に信号を送り、これによってシステムコントロ
ール回路11は測定制御回路4を制御しテープ走行カウン
タ3のカウント動作(CTLパルスカウント)を再開させ
る。即ち、ここで継撮りの巻戻し動作に入り、必要な量
のテープを巻戻して(所定量のCTLパルスカウントを行
って)待機状態となる。そして、再びPAUSEボタンが押
されてPAUSE解除されると同時に、再生モードとなりCTL
パルスがカウントされ、巻戻した数のCTLパルスが再生
された時点で自動的に次の場面のREC動作を開始するこ
とになる。
第2図は上記の継撮り動作におけるテープ走行状態を
説明するものである。この図に示す動作は、従来の継撮
り動作(第3図)に次の動作を加えたものとなってい
る。即ち、テープ巻戻しを行う前に、最初のPAUSEボタ
ン入力と同時にFGパルスカウントにより所定量のテープ
巻取り及びテープ巻戻し動作を行うものである。この動
作を、アイドラによる首振り機構が移動するまでの時間
行なった後、継撮りのためのテープ巻戻しを開始する。
以上のような動作をすることで、ピンチローラを圧着
状態のまま継撮りの巻戻し動作を行う場合に、テープた
るみが発生してCTLヘッドからテープが外れヘッド出力
が得られない状態が存在しても、継撮り巻戻しを開始す
る時にCTLパルスのカウント値にずれを生じることが無
くなる。
尚、上記実施例では、録画状態から継撮りのための巻
戻しを行う場合について説明しているが、本発明は継撮
りにおける巻戻しに限らず単に録画終了後にテープ巻戻
しを行う場合にも適用できることは勿論である。これに
よって、テープ巻戻し時に、カウントずれのない正確な
テープカウントが実現できる。
さらに、上記実施例では、継撮りにおけるテープ位置
の管理をCTLパルスを計数することで行っているが、キ
ャプスタンモータのFGパルスを計数して行ってもよい。
その場合でも当然ながらテープ走行カウンタの計数値は
正確なものが得られる。
また、上記実施例では、VTRのテープ走行装置につい
て説明しているが、本発明はオーディオテープレコーダ
等にDAT(ディジタルオーディオテープレコーダ)に対
して応用することが可能である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、テープ記録後に巻
き戻すような場合、テープ走行方向の切換えに起因して
生じるテープ走行カウンタのカウント値のずれを無くす
ことが可能となる。従って、継撮り動作において、テー
プ走行量を示すカウントパルスがずれることなくカウン
トされるので、高精度な継撮り編集を行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のテープ走行装置を示すブロ
ック図、第2図は第1図の装置における継撮り動作のテ
ープ走行状態を説明する説明図、第3図は従来の継撮り
動作を説明する説明図である。 1……コントロールヘッド、2……波形整形回路、3…
…テープ走行カウンタ、4,24……測定制御回路、11……
システムコントロール回路、12……操作ボタン入力回
路、21……テープ走行制御回路、22……キャプスタン回
転検出パルス発生回路、23……キャプスタン系カウン
タ、25……記憶及び比較回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆回転可能なキャプスタンモータにより
    駆動されるキャプスタンとピンチローラによりテープを
    駆動するテープ駆動手段と、前記キャプスタンモータの
    回転力を、その回転方向に応じて巻取リール又は供給リ
    ールに選択的に伝達するリール駆動手段を備え、テープ
    を第1の方向又はその逆の第2の方向に切換えて走行さ
    せるテープ走行装置において、 前記リール駆動手段及び前記テープ駆動手段を制御し、
    テープの走行を前記第1の方向又は前記第2の方向に切
    換えるテープ走行制御手段と、 前記テープの走行方向を前記第1の方向から第2の方向
    へ切換える指示を与える指示手段と、 この指示手段の指示を受け、前記キャプスタンモータを
    さらに前記テープが前記第1の方向に所定量走行される
    ように駆動し、所定量走行した後、前記キャプスタンモ
    ータを逆回転させてテープを前記第2の方向に走行させ
    るように前記テープ走行制御手段を制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とするテープ走行装置。
JP1012849A 1989-01-20 1989-01-20 テープ走行装置 Expired - Lifetime JP2774540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012849A JP2774540B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 テープ走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012849A JP2774540B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 テープ走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02193349A JPH02193349A (ja) 1990-07-31
JP2774540B2 true JP2774540B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=11816843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1012849A Expired - Lifetime JP2774540B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 テープ走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2774540B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005327000A (ja) 2004-05-13 2005-11-24 Sony Corp ユーザインタフェース制御装置、およびユーザインタフェース制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4207869B2 (ja) * 2004-08-30 2009-01-14 ソニー株式会社 再生制御方法及び再生装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63313338A (ja) * 1987-06-16 1988-12-21 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置のリ−ル制動装置
JP2600189B2 (ja) * 1987-08-24 1997-04-16 ソニー株式会社 磁気記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02193349A (ja) 1990-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6338919B2 (ja)
JPH0226435B2 (ja)
US4318140A (en) Video tape reproducing apparatus with various tape speeds
JPH0750921B2 (ja) 編集制御装置
JP2774540B2 (ja) テープ走行装置
JPS6153777B2 (ja)
JPH0614279Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2705739B2 (ja) 磁気記録再生装置の頭出し信号検出装置
JP3359053B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2733921B2 (ja) 記録再生装置の継ぎ撮り方法及び記録再生装置
JPH0226302B2 (ja)
JP2687339B2 (ja) 継ぎ撮り方式
JPH03116572A (ja) 記録装置
JPS6215887Y2 (ja)
JPH0430234B2 (ja)
JPH0536154A (ja) 磁気記録再生装置
JPS6284479A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0419855A (ja) 磁気記録再生装置
JPH04134661A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0834021B2 (ja) Vtrのつなぎ撮り方式
JPS60140564A (ja) 磁気記録再生装置
JPH03116571A (ja) 回転ヘッド型記録装置
KR19980065519A (ko) 영상녹화된 비디오 테이프의 자동 탐색방법
JPS61190745A (ja) 磁気記録再生装置
JPH09128849A (ja) 磁気記録再生装置およびその速度制御方法