JPH11260888A - 部品装着方法、及び部品装着装置 - Google Patents

部品装着方法、及び部品装着装置

Info

Publication number
JPH11260888A
JPH11260888A JP10062864A JP6286498A JPH11260888A JP H11260888 A JPH11260888 A JP H11260888A JP 10062864 A JP10062864 A JP 10062864A JP 6286498 A JP6286498 A JP 6286498A JP H11260888 A JPH11260888 A JP H11260888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
divided
mounting
storage body
component mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10062864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4190611B2 (ja
Inventor
Shozo Minamitani
昌三 南谷
Takashi Shimizu
隆 清水
Shinji Kanayama
真司 金山
Kenji Takahashi
健治 高橋
Kazuji Azuma
和司 東
Satoshi Shida
智 仕田
Naoto Hosoya
直人 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP06286498A priority Critical patent/JP4190611B2/ja
Priority to US09/266,928 priority patent/US6264704B1/en
Publication of JPH11260888A publication Critical patent/JPH11260888A/ja
Priority to US09/873,347 priority patent/US6506222B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4190611B2 publication Critical patent/JP4190611B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0417Feeding with belts or tapes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67144Apparatus for mounting on conductive members, e.g. leadframes or conductors on insulating substrates
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/683Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L21/6838Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping with gripping and holding devices using a vacuum; Bernoulli devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/12Passive devices, e.g. 2 terminal devices
    • H01L2924/1204Optical Diode
    • H01L2924/12041LED

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割部品に部品が接合されてなる部品装着済
分割部品の品質の向上を図る部品装着装置及び方法を提
供する。 【解決手段】 予め個々に分割された分割部品53を収
納体211に収納して供給し、取出収納装置301にて
上記分割部品を取り出し、取り出した分割部品に装着装
置401にて部品54を装着し部品装着済分割部品50
を作製する。作製した部品装着済分割部品50は収納体
内へ回収される。よって予め個々に分割した分割部品に
部品を装着することから、従来に比べて分割部品と部品
との接合部分に不具合が発生せず、品質の向上を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め個々に分割さ
れ収納体に収められた分割部品を供給するとともに、処
理された分割部品を再度上記収納体に収納する部品装着
方法、及び該部品装着方法を実行する部品装着装置に関
する。尚、上記分割部品としては、例えば、半導体ウエ
ハから切り出された個々の半導体基板が相当する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電子部
品実装装置では、高生産性を確保するために、図18に
示すように同一の回路部分24が複数形成された一つの
回路基板、いわゆる多面取りの回路基板23が投入さ
れ、該回路基板23に対して電子部品実装ノズル20に
保持された電子部品21が一個又は複数個ずつ電子部品
実装ノズル20にてそれぞれの回路部分24に実装され
る。そしてすべての回路部分24に電子部品21が実装
された時点で部品実装済回路基板は搬出される。次工程
では、上記部品実装済回路基板はそれぞれの部品実装済
回路部分26に分割され、分割された個々の部品実装済
回路部分26は次工程へ流れて行く。
【0003】しかしながら、上記回路部分24への上記
電子部品21の実装が、図19に示すように、回路部分
24上の電極28と電子部品21上の電極25とがバン
プ22を介して接続されるフリップチップ実装であり、
かつ上記回路基板23をスクライブ線に沿って割って個
々の回路部分24に分割する場合には、上記分割の際に
回路部分24には反りが発生することから、回路部分2
4上の電極28と電子部品21上の電極25との接合部
に作用する応力により接合が外れ接合不良を発生させる
場合が考えられる。このような問題点を解決するために
は、回路基板23を予め回路部分24に分割しておき、
分割した個々の回路部分24を上記電子部品実装装置へ
供給して電子部品21の実装を行い、電子部品21が実
装された個々の部品実装済回路部分26を上述のように
次工程へ搬送すればよい。しかしながら従来において、
上述のような、分割された個々の回路部分24を電子部
品実装装置へ供給し、かつ電子部品21が実装された個
々の部品実装済回路部分26を次工程へ搬送するための
有効な手段は存在していない。本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、分割部品と該分割
部品に装着される部品との接合部に接合不良を生じさせ
ないように個々の分割部品を供給可能とし、かつ上記部
品が取り付けられた部品装着済分割部品の搬送を可能と
し、さらに上記部品装着済分割部品の品質の向上を図
る、部品装着方法、及び該部品装着方法を実行する部品
装着装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様の部品
装着方法は、集合体から分割した分割部品を収納体から
取り出し、取り出した分割部品へ部品を装着し、上記部
品を装着した部品装着済分割部品を再度上記収納体へ収
納することを特徴とする。
【0005】本発明の第2態様の部品装着装置は、集合
体から分割した分割部品を収納する収納体と、上記収納
体から上記分割部品を取り出しかつ部品を装着した部品
装着済分割部品を再度上記収納体へ収納するとともに、
上記収納体から上記分割部品に上記部品を装着する部品
装着ステージへ上記分割部品を搬送しかつ上記部品装着
ステージから上記収納体へ上記部品載置済分割部品を搬
送する取出収納装置と、上記取出収納装置にて取り出さ
れた上記分割部品へ上記部品を装着し上記部品装着済分
割部品を形成する装着装置と、上記取出収納装置及び上
記装着装置の動作制御を行う制御装置と、を備えたこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態である部品装着
方法、及び該部品装着方法を実行する部品装着装置につ
いて、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図にお
いて同じ構成部分には同じ符号を付している。又、上述
の「課題を解決するための手段」に記載する、「分割部
品」の機能を果たす一例が本実施形態では下記の「枠体
付き基板53」に相当し、「部品装着済分割部品」の機
能を果たす一例が本実施形態では下記の「SAWフィル
タ50」に相当する。
【0007】又、本実施形態における部品装着方法及び
部品装着装置にて扱う部品は電子部品であり、特にSA
W(Surface Accostic Wave)フィルタや水晶発振器等
の発振用電子部品を例に採る。例えば上記SAWフィル
タは、図5に示すように、配線パターンが描かれた基板
51上に枠体52が形成されており、該枠体52にて囲
まれた格納部分に上記配線パターンとバンプを介して発
振素子54をフリップチップ実装した後、枠体52に蓋
をして上記発振素子54を密閉した構造を有する。通
常、電子部品をフリップチップ実装したときには、基板
とチップとの接合強度を増すため、上記基板とチップと
の間に接着剤を塗布したり、上記チップを封止したりす
るが、上記SAWフィルタ50の場合、動作に当たり発
振素子54の振動を利用するため、上記接着剤や封止剤
を使用すると発振素子54の振動が抑制されてしまうこ
とから上記接着剤や封止剤は使用できず、基板51と発
振素子54とは例えば金のバンプのみを介して接続され
ている。よって、上述したように、予め一つの基板上に
複数のSAWフィルタを形成した後、該基板を例えば割
ることで個々のSAWフィルタに分割するという製造方
法を採った場合には、個々のSAWフィルタに分割する
ときの上記基板の反り等により、上記バンプによる接続
部分が外れ電気的な接触不良を生じる場合がある。した
がって、上記SAWフィルタ50の場合には、枠体52
を形成した基板51(以下、「枠体付き基板53」と記
す)について予め個々に分割した分割部品として供給
し、該個々の、上記枠体付き基板53に発振素子54を
フリップチップ実装するのが好ましい。尚、本実施形態
におけるSAWフィルタ50の寸法は、2mm×3mm
であり、上記発振素子54の寸法は0.5mm×0.5
mmである。
【0008】本実施形態における部品装着方法及び部品
装着装置では、上述のように上記分割部品として枠体付
き基板53を例に採るが、上記分割部品としては、上記
枠体付き基板53に限定されるものではなく、集合体と
して完成した後、該集合体を個々の部品に分割する際に
不具合の生じる可能性のある分割部品が相当する。
【0009】まず上記部品装着装置について説明する。
図1に示すように本実施形態の部品装着装置101は、
大別して、供給回収装置201と、取出収納装置301
と、装着装置401と、部品供給装置501と、上下視
野光学装置551と、部品撮像装置571と、制御装置
601とを備える。上記供給回収装置201は図2に示
すような構成を備え、上記枠体付き基板53を上記取出
収納装置301へ供給するとともに、上記取出収納装置
301から上記SAWフィルタ50の受け渡しがなされ
上記SAWフィルタ50の回収を行う装置であり、枠体
付き基板53及びSAWフィルタ50を収納する収納体
211と、枠体付き基板53を収納した収納体211が
巻回されている供給側リール221と、SAWフィルタ
50を収納した収納体211が巻回されている回収側リ
ール222と、上記供給側リール221から上記回収側
リール222へ収納体211の搬送を行う搬送装置23
1と、収納体211に予め取り付けてある第1保護部材
215を取り除く保護部材除去装置241と、収納体2
11に第2保護部材216を取り付ける保護部材取付装
置251とを備える。
【0010】収納体211は、樹脂材にて形成され図1
に示すようにフレキシブルなテープ状であり、図6に示
すように、その延在方向に沿って一定間隔にて上記分割
部品である枠体付き基板53、及び上記SAWフィルタ
50を収納する凹状の収納部212が形成されている。
又、本実施形態の収納体211は、収納部212におけ
る枠体付き基板53の有無を発光ダイオード(LED)
からの光の検出の有無にて検出可能なように、透光性を
有する樹脂材にて成形されており、さらに、各収納部2
12の底板212aには、上記底板212aに対向して
配置されている上記LED291が発する光が底板21
2aを通過して枠体付き基板53に到達可能なように底
板212aを貫通する開口214が形成されている。
尚、上記LED291は、発光受光装置290に備わ
り、後述するように、枠体付き基板53の取り出し、及
びSAWフィルタ50の収納が行われる取出収納位置2
92に配置され、発光受光装置290は上記収納部21
2内における枠体付き基板53及びSAWフィルタ50
の有無を検出し、検出情報を制御装置601へ供給す
る。尚、本実施形態では後述の取出収納装置301は、
上記取出収納位置292にて一度に5つの枠体付き基板
53を保持することから、取出収納位置292には5つ
の収納部212のそれぞれに対向するようにLED29
1が配列されている。又、収納部212は、枠体付き基
板53及びSAWフィルタ50の収納が容易なように、
底板212aの面積に比して入り口側面積を大きくして
おり、収納部212には図示のようにテーパー部213
を形成している。さらに、収納部212に収納された枠
体付き基板53及びSAWフィルタ50が収納部212
内でガタつくことを防止するため、底板212aの面積
と枠体付き基板53の底面積とが一致するように底板2
12aは形成されている。さらに、収納体211の上面
212bには、枠体付き基板53及びSAWフィルタ5
0が収納部212から脱落するのを防止したり、防塵等
を図るため、第1保護部材215又は第2保護部材21
6が貼付されている。尚、第1保護部材215は、上記
取出収納位置292にて収納部212から枠体付き基板
53が取り出される直前に収納体211の上面212b
から剥離され、第2保護部材216は上記取出収納位置
292にて収納部212へSAWフィルタ50が収納さ
れた直後にて上記上面212bへ貼付される。
【0011】供給側リール221及び回収側リール22
2は、ともに制御装置601にて搬送装置231による
収納体211の搬送動作に同調してそれぞれ収納体21
1の供給動作及び巻取動作を行う。又、供給側リール2
21及び回収側リール222のそれぞれには、収納体2
11のたるみを防止するためにテンショナーが取り付け
られている。
【0012】搬送装置231は、図2から図4に示すよ
うに、駆動部232と、搬送用ローラ233と、上記駆
動部232によって駆動され上記搬送用ローラ233を
間欠回転させる駆動機構234とを備える。本実施形態
では駆動部232はエアーシリンダにてなりエアーの供
給よる往復動により、駆動機構234に備わる第1ロー
ラ235を一定の回転角にて正逆回転させる。該第1ロ
ーラ235の上記正逆回転はベルト238を介して第2
ローラ236に伝達され、第1ローラ235の正逆回転
に同期して第2ローラ236を正逆回転させる。第2ロ
ーラ236は、つめ車駆動による伝動装置であり一方向
への間欠的な送り機能を有するラチェット車装置を介し
て搬送用ローラ233に連結されており、第2ローラ2
36の上記正逆回転により搬送用ローラ233は一定角
度ずつ矢印I方向へ間欠回転する。押圧用ローラ237
は、収納体211を搬送用ローラ233に押圧し、搬送
用ローラ233の上記間欠回転に同期して収納体211
は矢印I方向へ間欠的に搬送される。尚、図2では、搬
送用ローラ233は外部側に設けられた歯車を指してお
り、当該供給回収装置201を構成するフレーム281
内に上述のように押圧用ローラ237に対向して配置さ
れ上記歯車と一体的に形成された、収納体211と係合
する歯車状の搬送用ローラ233が設けられている。こ
のようにして搬送される収納体211は、供給側リール
221からフレーム281の上縁部分を矢印II方向に進
み、上記取出収納位置292に到達する直前にて、保護
部材除去装置241にて上記第1保護部材215が剥離
され、そして取出収納位置292を通過した直後にて保
護部材取付装置251にて第2保護部材216にて収納
部212に蓋がなされ、上記搬送用ローラ233を介し
て、フレーム281の下縁部分を矢印III方向へ搬送さ
れて回収側リール222に巻き取られていく。
【0013】保護部材除去装置241は、上述のように
収納体211の上面212bに貼付されている、収納体
211とほぼ同一の幅のテープ状の第1保護部材215
を剥離する装置であり、上述の搬送装置231に備わる
駆動部232にて生じる駆動力にて駆動されるように伝
達機構242を備え、さらに、除去した第1保護部材2
15を巻取る巻取りリール244を備える。伝達機構2
42には、駆動部232にて生じる上記往復動に連動し
て往復動するアーム243と、巻取りリール244に設
けられ、アーム243の上記往復動に対応して即ち収納
体211の搬送動作に同期して、巻取りリール244を
一定角度ずつ矢印IV方向へ間欠回転させる間欠回転機構
245とを備える。上述の構成により、第1保護部材2
15は、搬送装置231による収納体211の間欠的な
搬送に同期して巻取りリール244に巻取られていく。
【0014】保護部材取付装置251は、上述のように
収納体211の上面212bに、収納体211とほぼ同
一の幅のテープ状の第2保護部材216を貼付する装置
であり、第2保護部材216を巻回する第2保護部材用
リール252と、第2保護部材216を収納体211の
上面212bへ押圧して貼着させる圧着用ローラ254
とを備える。上記第2保護部材用リール252は、制御
装置601にて動作制御され本実施形態ではモータにて
なる駆動装置253にて第2保護部材216の送り出し
を行う。又、圧着用ローラ254は、本実施形態ではエ
アーシリンダにてなるローラ移動部255による駆動に
より収納体211の厚み方向に移動可能であり、該移動
により収納体211への第2保護部材216の圧着力を
制御する。ローラ移動部255の動作は制御装置601
にて制御され、よって制御装置601にて上記圧着力が
制御される。このような構成により、制御装置601に
よる制御にて、収納体211の搬送動作に同期して第2
保護部材用リール252から第2保護部材216が送り
出され、送り出された第2保護部材216は圧着用ロー
ラ254にて収納体211の上面212bに圧着されて
いく。
【0015】次に取出収納装置301について説明す
る。取出収納装置301は、図7に示すように保持搬送
装置311と、加熱ステージ331と、冷却ステージ3
41とを備え、上記保持搬送装置311にて、図8に示
すように、取出収納位置292へ搬送されて来た収納体
211の収納部212から枠体付き基板53を取り出
し、加熱ステージ331を介して後述の装着装置401
に備わる部品装着ステージ411へ搬送し、かつ上記S
AWフィルタ50を上記部品装着ステージ411から冷
却ステージ341を介して取出収納位置292へ搬送し
て再び収納体211の収納部212へ収納する装置であ
る。保持搬送装置311は、昇降回転体312と、該昇
降回転体312の周囲に回転方向に沿って90度間隔に
て4箇所に配設される保持部313とを備える。該保持
部313は、本実施形態では、当該保持搬送装置311
に備わる吸引装置351を用いた吸着動作により上記枠
体付き基板53及び上記SAWフィルタ50の保持を行
う吸着ノズル320にて構成される。尚、吸着動作の解
除により保持部313は枠体付き基板53及びSAWフ
ィルタ50の保持を解除する。又、上記吸引装置351
は上記制御装置601に接続され、上記4箇所の各保持
部313の吸着及び吸着解除は制御装置601にて制御
される。本実施形態では同時に5つの枠体付き基板53
及びSAWフィルタ50の保持が可能なように上記収納
体211の延在方向に沿って列状に5本の吸着ノズル3
20が配列されている。しかしながら保持部313はこ
のような吸着ノズル320に限定されるものではなく、
又、その本数も上記5本に限定されるものではない。
【0016】昇降回転体312は、保持部313による
枠体付き基板53及びSAWフィルタ50の保持及び載
置が行われる保持載置位置と、枠体付き基板53及びS
AWフィルタ50を保持した状態で枠体付き基板53及
びSAWフィルタ50を搬送する搬送位置との間を昇降
するとともに、上記搬送位置に上昇した状態にて昇降軸
321の軸回りに回転する。上記昇降及び回転動作は、
本実施形態ではモータ314にて行われ、その昇降量及
び回転量はエンコーダ315にて検出される。上記モー
タ314及びエンコーダ315は上記制御装置601に
接続され、上記昇降量及び回転量は制御装置601によ
って制御される。
【0017】加熱ステージ331は、上記部品装着ステ
ージ411における枠体付き基板53への発振素子54
の実装が確実に行われるように、予め枠体付き基板53
を加熱するための装置であり、枠体付き基板53を載置
するステージ板333を加熱する加熱ヒータ332を有
する。本実施形態では、上記加熱温度は、約250度で
あり、加熱ヒータ332は後述するように制御装置60
1にて温度制御がなされる。又、加熱ステージ331
は、枠体付き基板53を吸引によりステージ板333上
に保持する。
【0018】冷却ステージ341は、上述のように加熱
され、発振素子54が実装されたSAWフィルタ50が
収納体211に収納されたとき、収納体211に熱によ
る損傷を与えないような温度までSAWフィルタ50を
予め冷却するための装置である。本実施形態では、SA
Wフィルタ50を載置するステージ板342内に冷却用
の空気を流すことでSAWフィルタ50の熱を除去して
いる。又、該冷却用の空気流量は制御装置601にて制
御され冷却能力が制御されている。尚、冷却方法として
は空冷に限定されるものではない。又、SAWフィルタ
50は上記ステージ板342上に吸引動作により保持さ
れる。
【0019】次に装着装置401について、図1及び図
9を参照して説明する。装着装置401は、上記枠体付
き基板53へ発振素子54を実装するための装置であ
り、上記部品装着ステージ411と、上記収納体211
における上記矢印II方向をX方向としたとき該X方向に
平面上にて直交するY方向へ上記部品装着ステージ41
1を移動させるステージ駆動装置440と、部品装着ヘ
ッド451と、部品装着ヘッド駆動装置461と、部品
反転供給ヘッド471とを備える。部品装着ステージ4
11は、図9及び図10に示すように、本実施形態では
同時に5つの上記枠体付き基板53を吸着動作により保
持するステージ板412と、上記枠体付き基板53へ発
振素子54を実装するとき枠体付き基板53の対向する
周縁部分55,55を押圧して上記ステージ板412へ
枠体付き基板53を固定する押圧装置413とを備え
る。上記ステージ板412は、該ステージ板412を載
置する載置台437に設けた加熱装置にて上述の約25
0℃に加熱、保温される。尚、ステージ板412の温度
は、該ステージ板412に設置している熱電対により検
出され、制御装置601にて上記加熱装置の温度制御が
なされる。
【0020】上記押圧装置413は、一端が当該部品装
着ステージ411におけるフレーム部材422に固定さ
れ、他端421aが自由端となり枠体付き基板53の周
縁部分55に接触可能で上記周縁部分55を押圧可能な
一対の上記板バネ421,421と、上記板バネ421
による押圧動作及び該押圧動作の解除のため上記板バネ
421を揺動させる板バネ駆動機構414とを備える。
尚、上記板バネ421は、上記フレーム部材422ヘの
固定部分の近傍に折り目を設けており、通常、上記他端
421aは矢印429方向へ付勢されている。上記板バ
ネ駆動機構414は、それぞれの板バネ421に対応し
て計2組設置されるが、両者同一構造であるのでここで
はその一方についてのみ説明する。上記板バネ駆動機構
414は、板バネ揺動部材423と、伝達部材424
と、駆動部材425と、駆動部426とを有する。板バ
ネ揺動部材423はL字形の部材であり、そのほぼ中央
部分にて上記フレーム部材422に設けられた支軸42
7にて揺動可能に支持され、かつその一端部423aが
上記板バネ421の上記他端421aの近傍に接続され
ている。よって上記支軸427を中心とした揺動によ
り、上記一端部423a及び板バネ揺動部材423の他
端部423bが矢印428方向に回動することで、板バ
ネ421の他端421aは矢印429方向へ移動する。
逆に、上記一端部423a及び上記他端部423bが矢
印430方向に回動することで、板バネ421の他端4
21aは、板バネ揺動部材423によって上記付勢力に
逆らって矢印431方向へ回動される。伝達部材424
は、上記フレーム部材422に支持されながら上記枠体
付き基板53の厚み方向に滑動可能であり、その一端4
24aは上記板バネ揺動部材423の他端部423bに
当接している。駆動部材425は、図11に示すように
短冊状の板材でありその一端には上記駆動部426の駆
動軸432が連結されており、又、該部品装着ステージ
411のベース板438に立設されたピン433に、当
該駆動部材425の中央部分が回動自在に嵌合される。
よって、駆動部材425は、上記駆動軸432の往復動
によりピン433を中心として回動可能である。さら
に、駆動部材425には、クサビ状の断面にてなり上記
伝達部材424の他端424bが接触する部材であり、
上記駆動軸432の往復動による駆動部材425の上記
回動動作に連動して上記伝達部材424を上記厚み方向
に上下動させるクサビ状部材434が取り付けられてい
る。さらに、上記板バネ421の裏面側でステージ板4
12の上面には、上記駆動部材425の回動動作に連動
してステージ板412上に載置される枠体付き基板53
をその厚み方向に直交する方向から位置決めするための
位置決め部材が設けられている。このような構成より、
上記駆動軸432の往復動による駆動部材425の上記
回動動作により、伝達部材424が例えば矢印435方
向に移動することで、板バネ揺動部材423は矢印43
0方向へ回動し、板バネ421の他端421aは板バネ
揺動部材423によって矢印431方向へ移動し、ステ
ージ板412に載置されている枠体付き基板53の上記
周縁部分55を押圧する。又、このとき、上記位置決め
部材により、枠体付き基板53の厚み方向に直交する方
向への枠体付き基板53の移動が防止される。一方、上
記駆動軸432の往復動による駆動部材425の上記回
動動作により、伝達部材424が例えば矢印436方向
に移動することで、板バネ揺動部材423は矢印428
方向へ回動し、板バネ421の他端421aを矢印42
9方向へ移動させる。よって板バネ421による枠体付
き基板53の押圧動作を解除する。
【0021】ステージ駆動装置440は、駆動部として
のモータ441と、該モータ441にて軸回りに回転さ
れるネジ、及び該ネジに係合するナットを有するいわゆ
るボールネジ構造とを有し、上記ナットに上記部品装着
ステージ411の上記ベース板438が取り付けられて
いる。よって、モータ441にて上記ネジがその軸回り
に回転することで上記部品装着ステージ411は図9に
示すように受取り受渡し位置442と、部品実装位置4
43との間を上記Y方向に沿って往復動する。尚、上記
受取り受渡し位置442に部品装着ステージ411が配
置されているときに、上述の取出収納装置301の保持
部313によって、上記枠体付き基板53が上記ステー
ジ板412上に載置され、又、上記SAWフィルタ50
がステージ板412上から搬送されていく。一方、上記
部品実装位置443に部品装着ステージ411が配置さ
れているときに、上記ステージ板412上に載置されて
いる上記枠体付き基板53へ上記部品装着ヘッド451
によって上記発振素子54が実装される。尚、上記モー
タ441は制御装置601に接続され、制御装置601
は、部品装着ステージ411の上記Y方向への移動制御
を行う。
【0022】部品装着ヘッド451は、上記部品反転供
給ヘッド471から上記発振素子54を吸着動作にて保
持し、該発振素子54を上記部品装着ステージ411の
上記ステージ板412上に固定されている上記枠体付き
基板53へ実装する装置であり、上記発振素子54を保
持する吸着ノズル452と、実装時に上記発振素子54
を超音波振動させて発振素子54と枠体付き基板53と
のバンプ接合をより強固するため上記吸着ノズル452
に取り付けられる超音波発振装置453とを備える。
又、ヘッド本体部454に備えた駆動部により、吸着ノ
ズル452はその軸回りに回転可能であり、又、その軸
方向へ昇降可能である。尚、このように構成される部品
装着ヘッド451の動作は制御装置601にて制御され
る。
【0023】部品装着ヘッド駆動装置461は、図12
に示すように、いわゆるボールネジ構造にて構成され、
駆動部であるモータ462により軸回りに回転されるネ
ジ463によって上記部品装着ヘッド451を上記X方
向に沿って、部品保持位置464と部品実装位置465
との間で往復移動させる。尚、上記部品保持位置464
は、上記部品反転供給ヘッド471から上記発振素子5
4を保持する位置であり、上記部品実装位置465は上
記部品装着ステージ411における部品実装位置443
に対応する位置である。又、部品装着ヘッド駆動装置4
61の動作は制御装置601によって制御される。
【0024】部品反転供給ヘッド471は、図1に示す
ように、部品供給装置501から供給された部品として
の上記発振素子54を部品供給ステージ部503にて保
持した後、上記発振素子54を180度回転させて表裏
を反転させ、上記部品装着ヘッド451における上記部
品保持位置464にて上記発振素子54を上記部品装着
ヘッド451に保持させる。尚、部品反転供給ヘッド4
71の動作は制御装置601によって制御される。
【0025】部品供給装置501は、図1に示すよう
に、部品としての上記発振素子54を部品装着装置10
1へ供給する装置であり、上記発振素子54が形成され
フィルム上に貼付され予め各発振素子54にスクライブ
された半導体ウエハを収納した供給マガジン部502
と、該供給マガジン部503から1枚の上記半導体ウエ
ハを取り出し、上記フィルムの引き伸ばしを行う部品供
給ステージ部503とを備える。
【0026】上下視野光学装置551は、上記枠体付き
基板53へ上記発振素子54を実装するとき、上記Y方
向に可動であり上記部品実装位置443に配置された部
品装着ステージ411の上方であって、上記部品実装位
置465に配置された上記部品装着ヘッド451の下方
に配置され、部品装着ヘッド451に保持された上記発
振素子54と、部品装着ステージ411のステージ板4
12に載置されており上記発振素子54が実装される枠
体付き基板53との両者を同時に撮像する装置である。
上下視野光学装置551は制御装置601に接続されて
おり、上記発振素子54に形成されているバンプと、枠
体付き基板53上の電極とが所定の位置関係に配置され
るように、上下視野光学装置551の出力情報に基づき
制御装置601は部品装着ステージ411及び部品装着
ヘッド451の移動を微調整する。
【0027】部品撮像装置571は、部品供給ステージ
部503に配置された発振素子54の中から、部品反転
供給ヘッド471が保持する発振素子54を撮像して部
品反転供給ヘッド471の移動量制御のための情報を制
御装置601に供給する。よって制御装置601によっ
て部品反転供給ヘッド471は動作制御される。
【0028】以上のように構成される部品装着装置10
1の動作について以下に説明する。枠体付き基板53が
収納された収納体211は、搬送装置231の動作によ
り供給側リール221から矢印II方向に沿って間欠的に
搬送される。そして取出収納位置292に到達する直前
にて、収納体211の上面212bに貼付されている第
1保護部材215は、保護部材除去装置241によって
剥離され巻き取られる。そして本実施形態では上述のよ
うに5つの枠体付き基板53が取出収納位置292に配
置されたとき、発光受光装置290により収納部212
内に枠体付き基板53が収納されているか否かが検出さ
れる。5つの収納部212のすべてに枠体付き基板53
が収納されているときには、取出収納装置301によっ
て以下に説明する取り出し動作、及び収納動作が行われ
る。尚、もし5つの収納部212のすべてに枠体付き基
板53が収納されていないときには、例えば、収納され
ていない収納部212に枠体付き基板53を加えたり、
又は、欠如したまま動作を続行したり、又は5つの収納
部212のすべてに枠体付き基板53が収納されている
ことが検出されるまで収納体211を搬送したりする等
の動作が行なわれる。
【0029】説明上、図7に示すように4つの保持部3
13に対して、本実施形態における時計回りの回転方向
に沿って保持部313−1〜313−4と付番する。上
記供給回収装置201の上記取出収納位置292に対向
して配置された、5本の吸着ノズル320を有する保持
部313−1は、昇降回転体312の上記保持載置位置
への下降により、5つの上記収納部212から一度に枠
体付き基板53を吸着し、吸着後、昇降回転体312の
上記搬送位置への移動により上昇する。そして昇降回転
体312の上記90度の回転により、保持部313−1
に吸着された上記5つの枠体付き基板53は加熱ステー
ジ331の上方に搬送される。尚、上記回転動作によ
り、保持部313−4が取出収納位置292の上方に配
置される。そして昇降回転体312の上記保持載置位置
への移動により上記5つの枠体付き基板53は加熱ステ
ージ331に載置され、加熱ステージ331の吸着動作
により保持される。上記載置後、昇降回転体312の上
記搬送位置への移動により保持部313−1は上昇し、
後述の実装時間が経過するまでの間待機する。よって上
記実装時間が経過するまでの間、上記5つの枠体付き基
板53は加熱ステージ331に載置され加熱される。
【0030】取出収納装置301において、本実施形態
では、収納体211からの枠体付き基板53の取り出し
動作、収納体へのSAWフィルタ50の収納動作、加熱
ステージ331における枠体付き基板53の加熱動作、
部品装着ステージ411における枠体付き基板53への
発振素子54の実装動作、及び冷却ステージ341にお
けるSAWフィルタ50の冷却動作が行われるが、最も
時間を要するのは上記実装動作である。よって、取出収
納装置301におけるタクトは、上記実装動作に要する
時間で決定される。よって、上記加熱ステージ331に
おいて、例えば上述の約250℃という所定の予備加熱
温度まで枠体付き基板53を加熱するのに要する時間が
上記実装時間よりも長くなると、必要以上に枠体付き基
板53の温度が上昇してしまい好ましくない。そこで本
実施形態では、上述のように、制御装置601の制御に
より、枠体付き基板53が次の部品装着ステージ411
へ搬送される直前にて上記約250℃に到達するよう
に、加熱ステージ331のステージ板333の温度制御
が行われる。
【0031】尚、昇降回転体312が一回転した後で
は、保持部313−4は保持しているSAWフィルタ5
0を収納体211へ収納することになるが、現段階では
まだ保持部313−1のみが枠体付き基板53を保持し
た段階であるので、この段階では上記保持部313−4
が実行する動作はない。又、上記実装時間の経過中に、
取出収納位置292に次の5つの枠体付き基板53が配
置されるように、搬送装置231にて収納体211が搬
送される。
【0032】上記実装時間の経過後、保持部313−1
は、昇降回転体312の上記保持載置位置への移動によ
り、先程加熱ステージ331に載置した5つの枠体付き
基板53を吸着する。尚、このとき、保持部313−4
は、収納部212に収納されている、次の5つの枠体付
き基板53を保持する。上記保持載置位置への移動後、
昇降回転体312の上記搬送位置への移動により保持部
313−1、及び他の保持部313は上昇する。そし
て、昇降回転体312の上記90度の回転により、保持
部313−1に吸着された上記5つの枠体付き基板53
は、予め部品装着ステージ411の上記受取受渡位置4
42に配置された部品装着ステージ板412の上方へ配
置される。尚、このとき保持部313−4は加熱ステー
ジ331の上方へ、保持部313−3は取出収納位置2
92の上方に配置される。
【0033】次に、昇降回転体312の上記保持載置位
置への移動により、保持部313−1に保持されている
上記5つの枠体付き基板53は上記ステージ板412上
に載置され、部品装着ステージ411によって吸着され
る。尚、このとき保持部313−4は、保持している枠
体付き基板53を加熱ステージ331のステージ板33
3上に載置する。載置後、昇降回転体312の上記搬送
位置への移動により保持部313−1、及び他の保持部
313は上昇し待機する。又、吸着後、部品装着ステー
ジ411の板バネ駆動装置414が動作し、上述したよ
うに板バネ421,421の他端421aが矢印431
方向に移動して、板バネ421,421にて枠体付き基
板53をステージ板412上に押圧して固定する。又、
上述のようにステージ板412は加熱されていることか
ら、枠体付き基板53は加熱、保温される。さらに、ス
テージ板412上に枠体付き基板53が固定された後、
上記ステージ板412を載置するベース板438は、部
品装着ステージ411の部品実装位置443へY方向に
移動する。
【0034】一方、上述のようにしてステージ板412
が上記部品実装位置443に配置されるまでの間に、部
品反転供給ヘッド471は、部品供給ステージ部503
から一つの発振素子54を保持し、表裏を反転させる。
又、部品装着ヘッド451は、反転された発振素子54
の非回路形成面を吸着ノズル452にて吸着して部品反
転供給ヘッド471から発振素子54を受け取り、部品
装着ヘッド451における部品実装位置465へ移動す
る。
【0035】枠体付き基板53及び発振素子54の厚み
方向において、部品装着ヘッド451の吸着ノズル45
2に保持されている発振素子54の下方であって、ステ
ージ板412に固定されている枠体付き基板53の上方
へ、Y方向に沿って上下視野光学装置551が移動して
くる。上下視野光学装置551は、発振素子54の上記
回路形成面と枠体付き基板53の電極形成面とを同時に
撮像し、撮像情報を制御装置601へ送出する。制御装
置601は、上記撮像情報に基づき、5つの枠体付き基
板53の内、該発振素子54を実装する枠体付き基板5
3の位置確認、及び発振素子54の回路形成面に形成さ
れているバンプと枠体付き基板53上の電極とが所定の
対応関係にて配置されるように、部品装着ヘッド451
及び部品装着ステージ411の少なくとも一方を移動さ
せる。そして、上記バンプと上記電極とが一致した後、
上下視野光学装置551をY方向に後退させ、部品装着
ヘッド451の吸着ノズル452を下降させて発振素子
54を枠体付き基板53上に実装する。尚、実装時に
は、超音波発振装置453を作動させ、上記発振素子5
4を超音波振動させて上記バンプと上記電極との接合を
より強固にする。このような動作を繰り返して、すべて
の枠体付き基板53上に発振素子54を順次実装してい
く。尚、本実施形態では、一つの発振素子54の実装に
要する時間は約3秒であるので、5つの枠体付き基板5
3のすべてに発振素子54の実装を行うに要する上記実
装時間は少なくとも15秒となる。
【0036】すべての枠体付き基板53に発振素子54
を実装した後、部品装着ステージ411のベース板43
8は、上記部品実装位置443から上記受取受渡位置4
42へY方向に沿って移動される。上記受取受渡位置4
42にベース板438が配置された後、板バネ駆動機構
414が作動され、板バネ揺動部材423によって上述
したように板バネ421,421の他端421aが矢印
429方向に移動し、ステージ板412へのSAWフィ
ルタ50の固定が解除される。
【0037】保持部313−1は、昇降回転体312の
上記保持載置位置への移動により、ステージ板412上
に載置される5つのSAWフィルタ50を吸着する。
尚、このとき、保持部313−4は加熱ステージ331
から枠体付き基板53を保持し、保持部313−3は収
納部212から枠体付き基板53を保持している。 S
AWフィルタ50の吸着後、保持部313−1は昇降回
転体312の上記搬送位置への移動により上昇する。
尚、このとき他の保持部313も同時に上昇している。
そして、昇降回転体312の上記90度の回転により、
保持部313−1に吸着された上記5つのSAWフィル
タ50は、冷却ステージ341のステージ板342の上
方に配置される。尚、このとき保持部313−4は部品
装着ステージ411のステージ板412の上方へ、保持
部313−3は加熱ステージ331の上方へ、保持部3
13−2は取出収納位置292の上方に配置される。次
に、昇降回転体312の上記保持載置位置への移動によ
り、保持部313−1に保持されている上記5つのSA
Wフィルタ50は、冷却ステージ341のステージ板3
42上に載置され吸着されて冷却される。尚、このと
き、保持部313−4は部品装着ステージ411のステ
ージ板412上へ枠体付き基板53を載置し、保持部3
13−3は加熱ステージ331のステージ板333上へ
枠体付き基板53を載置している。そして昇降回転体3
12の上記搬送位置への移動により保持部313−1は
ステージ板342の上方で待機し、又、各保持部313
も同時に上昇している。
【0038】上記実装時間の経過後、保持部313−1
は、昇降回転体312の上記保持載置位置への移動によ
り、冷却ステージ341のステージ板342上に載置さ
れる5つのSAWフィルタ50を吸着する。尚、このと
き、保持部313−4は部品装着ステージ411のステ
ージ板412より枠体付き基板53を保持し、保持部3
13−3は加熱ステージ331のステージ板333より
枠体付き基板53を保持し、保持部313−2は、収納
体211の収納部212より枠体付き基板53を保持し
ている。そして保持部313−1、及び他の保持部31
3は、昇降回転体312の上記搬送位置への移動により
上昇する。そして、昇降回転体312の上記90度の回
転により、保持部313−1に吸着された上記5つのS
AWフィルタ50は、再び取出収納位置292の上方に
配置される。尚、このとき保持部313−4は冷却ステ
ージ341のステージ板342の上方へ、保持部313
−3は部品装着ステージ411のステージ板412の上
方へ、保持部313−2は加熱ステージ331の上方へ
配置される。そして昇降回転体312の上記保持載置位
置への移動により、保持部313−1に保持されている
上記5つのSAWフィルタ50は、保持部313−2に
よって枠体付き基板53が取り出され空となっている、
収納体211における5つの収納部212へ収納され
る。
【0039】このようにして以後順次、各保持部313
によって、収納体211からの枠体付き基板53の取り
出し、及び収納体211へのSAWフィルタ50の収納
が連続的に実行されていく。
【0040】SAWフィルタ50が収納された収納体2
11は、上述のように保持部313による枠体付き基板
53の取り出しのために搬送される。このとき、上記取
出収納位置292の直後にて、保護部材取付装置251
によって第2保護部材216が収納体211の上面21
2bに貼付される。そしてさらに搬送されることで、圧
着用ローラ254にて第2保護部材216が収納体21
1の上面212bへ圧着される。さらに搬送装置231
にて搬送されて収納体211は矢印III方向へ搬送され
回収側リール222に巻き取られていく。回収側リール
222に巻き取られた、SAWフィルタ50を収納した
収納体211は、回収側リール222ごと次工程へ搬送
される。
【0041】このように本実施形態の部品装着装置及び
部品装着方法によれば、予め分割された個々の枠体付き
基板53が収納体211に収納されて供給され、個々の
枠体付き基板53に発振素子54が実装されて個々のS
AWフィルタ50が作製される。よって、集合体にて形
成された枠体付き基板53に発振素子54を実装した
後、個々のSAWフィルタ50に分割することで生じ
る、例えばバンプと電極との接合の外れ等の不具合の発
生を防止することができ、製品の品質の向上を図ること
ができる。又、作製された個々のSAWフィルタ50を
収納体211に再び回収することから、個々のSAWフ
ィルタ50の取り扱いが容易となり、収納体211ごと
次工程へ搬送することができる。
【0042】又、ロータリー式の取出収納装置301を
設け、複数のステージを設けたことより、収納体211
からの枠体付き基板53の取り出し動作、収納体へのS
AWフィルタ50の収納動作、加熱ステージ331にお
ける枠体付き基板53の加熱動作、部品装着ステージ4
11における枠体付き基板53への発振素子54の実装
動作、及び冷却ステージ341におけるSAWフィルタ
50の冷却動作を並行して実行することができ、生産性
を大幅に向上させることができる。
【0043】尚、部品装着装置101において、上記取
出収納装置301は上述のロータリー形態に限定される
ものではなく、例えば図13に示す部品装着装置102
のように、上記取出収納装置301に代えて取出収納装
置1101を設けてもよい。尚、部品装着装置102に
おいてその他の構成は部品装着装置101の構成と変わ
るところはない。取出収納装置1101は、図15に示
すように、吸着ノズル1103を有する保持部1102
と、該保持部1102が取り付けられ保持部1102を
Y方向へ移動させるエアースライドテーブル1104
と、該エアースライドテーブル1104に取り付けられ
エアースライドテーブル1104を上記枠体付き基板5
3の厚み方向へ移動させるエアースライドテーブル11
05とを備える。尚、エアースライドテーブル1105
は、部品装着装置102のフレーム部材に固定される。
又、それぞれの上記吸着ノズル1103は吸引装置11
06にて吸着及び吸着解除の動作が行われる。エアース
ライドテーブル1104及びエアースライドテーブル1
105はそれぞれ駆動部1107,1108にて動作さ
れる。これらの吸引装置1106、及び駆動部110
7,1108は、制御装置601に接続され、制御装置
601はそれぞれの動作制御を行う。尚、部品装着装置
102における動作は、上述の部品装着装置101の動
作に同様であるので、ここでの説明は省略する。又、取
出収納装置1101において、上述の加熱ステージ33
1及び冷却ステージ341を設けることもできる。
【0044】又、部品装着装置101において、上記供
給回収装置201は上述のテープ搬送形態に限定される
ものではなく、例えば図14に示す部品装着装置103
のように、上記供給回収装置201に代えてトレイ形態
の供給回収装置1111を設け、かつ上記取出収納装置
301に代えて取出収納装置1131を設けてもよい。
尚、部品装着装置103においてその他の構成は部品装
着装置101の構成と変わるところはない。供給回収装
置1111は、板体上に例えば格子状にて上記枠体付き
基板53を配列したトレイ1112と、該トレイ111
2の供給、収納を行うマガジン部1113とを備える。
尚、該マガジン部1113は制御装置601に接続さ
れ、制御装置601によって動作制御がなされる。取出
収納装置1131は、図16に示すように、吸着ノズル
1133を有する保持部1132と、該保持部1132
が取り付けられ保持部1132を上記枠体付き基板53
の厚み方向へ移動させるエアースライドテーブル113
5と、該エアースライドテーブル1135が取り付けら
れエアースライドテーブル1135をX,Y方向に移動
させるX,Yロボット1136とを備える。尚、X,Y
ロボット1136は、部品装着装置103のフレーム部
材に設置される。又、それぞれの上記吸着ノズル113
3は吸引装置1137にて吸着及び吸着解除の動作が行
われる。エアースライドテーブル1135は駆動部11
38にて動作される。これらの吸引装置1137、駆動
部1138、及びX,Yロボット1136は、制御装置
601に接続され、制御装置601はそれぞれの動作制
御を行う。このような部品装着装置103において、取
出収納装置1131によってトレイ1112から枠体付
き基板53が保持され、保持された枠体付き基板53は
部品装着ステージ411のステージ板412に載置され
る。一方、発振素子54が実装されたSAWフィルタ5
0は、取出収納装置1131によって部品装着ステージ
411のステージ板412にて保持され、再度トレイ1
112へ収納される。尚、取出収納装置1131におい
て、上述の加熱ステージ331及び冷却ステージ341
を設けることもできる。
【0045】又、部品装着装置101では、上述のよう
に、供給回収装置201には保護部材除去装置241及
び保護部材取付装置251を備えている。収納体211
に第1保護部材215や第2保護部材216を貼付する
ことは、収納部212内に収納される枠体付き基板53
に対して防塵等の効果を奏することから好ましいが、保
護部材除去装置241及び保護部材取付装置251は必
須の構成ではない。即ち、図17に示すように、収納体
211における収納部212の取出し収納口部分に、可
撓性の材料にてなり収納部212に枠体付き基板53が
収納されているときの枠体付き基板53のガタつき防
止、及び収納部212からの脱落防止用の突起部材11
51を設けることもできる。このような突起部材115
1は、枠体付き基板53の枠体52部分に接触するもの
であり、かつ可撓性を有することから、収納部212か
らの枠体付き基板53の取り出し動作、及び収納部21
2への枠体付き基板53の収納動作に支障を生じさせる
ものではない。尚、突起部材1151は、枠体52の全
周に沿って設けてもよいし、枠体52の対向する2辺部
分に沿って設けてもよい。又、突起部材1151の形態
は、図17に示すような薄片状の形状に限定されるもの
ではなく、要するに収納部212に収納されている分割
部品の保持がなされ、収納部212との取り出し及び収
納が容易に行えるような形態であればよい。又、部品装
着装置101〜103において、部品装着ヘッド451
には超音波発振装置453が設けられていなくてもよ
い。尚、超音波発振装置453を設けない場合には、枠
体付き基板53と発振素子54との接合方法として、例
えば熱硬化性樹脂を使用した接合や、ACF接合等が採
用される。
【0046】又、以上の説明において、発振素子54に
相当する部品は平板状の半導体チップであるが、これに
限定されるものではなく、球状の半導体素子であっても
よい。この場合、上記半導体素子を吸着する吸着ノズル
の先端部は、上記半導体素子の球形状に対応して例えば
半球状の形状にて形成される。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品装着方法、及び第2態様の部品装着装置によれば、
取出収納装置、及び装着装置を備え、収納体から取り出
した分割部品へ部品を装着し、部品装着済分割部品を再
度上記収納体へ回収するようにしたことより、分割部品
に部品を装着した後に、個々の分割部品に分割した場合
に不具合が生じるような分割部品について、予め個々に
分割された分割部品を収納体に収納した状態で供給する
ことができ、かつ供給された個々の分割部品に上記部品
を装着することができる。よって、上記部品が装着され
た個々の部品装着済分割部品について、上記不具合が発
生することはなく、品質の向上を図ることができる。さ
らに、上記部品装着済分割部品を再び上記収納体に回収
することができ、個々の上記部品装着済分割部品の取り
扱いを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である部品装着装置の斜視
図である。
【図2】 図1に示す供給回収装置の斜視図である。
【図3】 図2に示す供給回収装置における搬送装置、
保護部材除去装置、及び保護部材取付装置を詳細に示す
側面図である。
【図4】 図2に示す供給回収装置における保護部材除
去装置の詳細を示す側面図である。
【図5】 図1に示す部品装着装置にて扱う枠体付き基
板及び発振素子を示す斜視図である。
【図6】 図1に示す供給回収装置にて使用する収納体
の断面図である。
【図7】 図1に示す取出収納装置の斜視図である。
【図8】 図7に示す取出収納装置の動作を説明するた
めの図である。
【図9】 図1に示す部品装着ステージの斜視図であ
る。
【図10】 図9に示す部品装着ステージのステージ板
部分の側面図である。
【図11】 図10に示す駆動部材及び駆動部の平面図
である。
【図12】 図1に示す装着装置の斜視図である。
【図13】 図1に示す部品装着装置の変形例における
斜視図である。
【図14】 図1に示す部品装着装置のさらに他の変形
例の斜視図である。
【図15】 図13に示す取出収納装置の斜視図であ
る。
【図16】 図14に示す取出収納装置の斜視図であ
る。
【図17】 図6に示す収納体の変形例における断面図
である。
【図18】 個々の分割部品に分割する前に回路基板上
に部品を装着する、従来の方法を示す斜視図である。
【図19】 回路基板と部品との装着状態を示す側面図
である。
【符号の説明】
50…SAWフィルタ、52…枠体、53…枠体付き基
板、54…発振素子、101,102,103…部品装
着装置、211…収納体、215…第1保護部材、21
6…第2保護部材、221…供給側リール、222…回
収側リール、231…搬送装置、241…保護部材除去
装置、242…伝達機構、251…保護部材取付装置、
301…取出収納装置、311…保持搬送装置、331
…加熱ステージ、341…冷却ステージ、401…装着
装置、411…部品装着ステージ、413…押圧装置、
414…板バネ駆動機構、421…板バネ、453…超
音波発振装置、601…制御装置、1101,1131
…取出収納装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 東 和司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 仕田 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 細谷 直人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集合体から分割した分割部品(53)を
    収納体(211,1112)から取り出し、 取り出した分割部品へ部品(54)を装着し、 上記部品を装着した部品装着済分割部品(50)を再度
    上記収納体へ収納することを特徴とする部品装着方法。
  2. 【請求項2】 上記収納体から上記分割部品を取り出す
    前に、上記分割部品をカバーしている保護部材(21
    5)を取り除き、 上記部品装着済分割部品を上記収納体へ収納した後、保
    護部材(216)にて上記部品装着済分割部品のカバー
    を行う、請求項1記載の部品装着方法。
  3. 【請求項3】 上記保護部材にてカバーされた上記部品
    装着済分割部品を収納した上記収納体は巻取部材(22
    2)に巻き取られる、請求項2記載の部品装着方法。
  4. 【請求項4】 上記分割部品を上記収納体から取り出し
    た後、上記部品を装着する前に上記分割部品の加熱動
    作、又は上記部品の装着後、上記部品装着済分割部品を
    上記収納体へ収納する前に上記部品装着済分割部品の冷
    却動作の少なくとも一方を行う、請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の部品装着方法。
  5. 【請求項5】 集合体から分割した分割部品(53)を
    収納する収納体(211,1112)と、 上記収納体から上記分割部品を取り出しかつ部品(5
    4)を装着した部品装着済分割部品(50)を再度上記
    収納体へ収納するとともに、上記収納体から上記分割部
    品に上記部品を装着する部品装着ステージ(411)へ
    上記分割部品を搬送しかつ上記部品装着ステージから上
    記収納体へ上記部品載置済分割部品を搬送する取出収納
    装置(301,1101,1131)と、 上記取出収納装置にて取り出された上記分割部品へ上記
    部品を装着し上記部品装着済分割部品を形成する装着装
    置(401)と、 上記取出収納装置及び上記装着装置の動作制御を行う制
    御装置(601)と、を備えたことを特徴とする部品装
    着装置。
  6. 【請求項6】 上記収納体には、上記収納体からの上記
    分割部品の取り出し前にて上記分割部品をカバーする第
    1保護部材(215)、又は上記収納体への上記部品載
    置済分割部品の収納後、上記部品載置済分割部品をカバ
    ーする第2保護部材(216)が取り付けられている、
    請求項5記載の部品装着装置。
  7. 【請求項7】 上記収納体からの上記分割部品の取り出
    し前にて上記第1保護部材を上記収納体から取り除く保
    護部材除去装置(241)と、 上記収納体への上記部品装着済分割部品の再収納後にて
    上記第2保護部材を上記収納体へ取り付ける保護部材取
    付装置(251)と、をさらに備えた、請求項6記載の
    部品装着装置。
  8. 【請求項8】 上記収納体はテープ状であり、上記分割
    部品を収納した上記収納体を巻回する供給側リール(2
    21)と、 上記部品装着済分割部品を収納した上記収納体を巻回す
    る回収側リール(222)と、 上記供給側リールから上記回収側リールへ上記収納体を
    搬送する搬送装置(231)とをさらに備えた、請求項
    5ないし7のいずれかに記載の部品装着装置。
  9. 【請求項9】 上記搬送装置による上記収納体の搬送動
    作に同期して上記収納体からの上記第1保護部材の取り
    除き動作を行うように、上記搬送装置の動作を上記保護
    部材除去装置に伝達する伝達機構(242)を上記保護
    部材除去装置と上記搬送装置との間に設けた、請求項8
    記載の部品装着装置。
  10. 【請求項10】 上記装着装置には、上記分割部品への
    上記部品の装着の際、上記分割部品の対向する周縁部分
    (55)を押圧して上記部品装着ステージに備わるステ
    ージ板(412)への当該分割部品の固定を行う押圧装
    置(413)を備えた、請求項5ないし9のいずれかに
    記載の部品装着装置。
  11. 【請求項11】 上記押圧装置は、上記分割部品の上記
    周縁部分を付勢力にて押圧する一対の板バネ(421)
    と、上記板バネによる押圧動作及び該押圧動作の解除の
    ため上記板バネを駆動する板バネ駆動機構(414)と
    を備える、請求項10記載の部品装着装置。
  12. 【請求項12】 上記装着装置は、上記分割部品への上
    記部品の装着の際に上記部品を振動させる超音波発振装
    置(453)をさらに備える、請求項5ないし11のい
    ずれかに記載の部品装着装置。
  13. 【請求項13】 上記取出収納装置は、上記装着装置に
    よる上記分割部品への上記部品の装着のため予め上記分
    割部品を加熱する加熱ステージ(331)と、上記部品
    装着済分割部品を上記収納体へ収納する際における上記
    部品装着済分割部品による上記収納体の熱損傷を防止す
    る温度まで予め上記部品装着済分割部品の冷却を行う冷
    却ステージ(341)と、上記収納体からの上記分割部
    品の取り出し及び上記部品装着済分割部品の上記収納体
    への再収納動作、並びに上記収納体、上記加熱ステー
    ジ、上記部品装着ステージ間での上記分割部品の搬送、
    及び上記部品装着ステージ、上記冷却ステージ、上記収
    納体間での上記部品装着済分割部品の搬送を行う保持搬
    送装置(311)とを備える、請求項5ないし12のい
    ずれかに記載の部品装着装置。
  14. 【請求項14】 上記保持搬送装置は、上記分割部品及
    び上記部品装着済分割部品の保持動作のために上記分割
    部品及び上記部品装着済分割部品の厚み方向へ移動し、
    上記分割部品及び上記部品装着済分割部品の搬送動作の
    ために上記厚み方向に平行に延在する回転軸回りに回転
    する、請求項13記載の部品装着装置。
  15. 【請求項15】 上記加熱ステージは、上記装着装置に
    よる部品装着に要する時間内で上記部品装着に必要な温
    度まで上記部品を加熱するように上記制御装置にて温度
    制御がなされる、請求項13又は14記載の部品装着装
    置。
  16. 【請求項16】 上記分割部品は発振体を構成する発振
    素子を装着するための回路基板であり、上記部品装着済
    分割部品は上記回路基板に上記発振素子をフリップチッ
    プ装着した上記発振体である、請求項5ないし15のい
    ずれかに記載の部品装着装置。
  17. 【請求項17】 上記発振体はSAWフィルタである、
    請求項16記載の部品装着装置。
JP06286498A 1998-03-13 1998-03-13 部品装着方法、及び部品装着装置 Expired - Fee Related JP4190611B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06286498A JP4190611B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 部品装着方法、及び部品装着装置
US09/266,928 US6264704B1 (en) 1998-03-13 1999-03-12 Method and apparatus for mounting component
US09/873,347 US6506222B2 (en) 1998-03-13 2001-06-05 Method and apparatus for mounting component

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06286498A JP4190611B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 部品装着方法、及び部品装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11260888A true JPH11260888A (ja) 1999-09-24
JP4190611B2 JP4190611B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=13212597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06286498A Expired - Fee Related JP4190611B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 部品装着方法、及び部品装着装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6264704B1 (ja)
JP (1) JP4190611B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1313139A4 (en) * 2000-07-04 2006-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd BURST TRAINING DEVICE AND METHOD
JP2007235178A (ja) * 2007-06-06 2007-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品のボンディング装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1098362B1 (en) * 1998-06-19 2007-05-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and device for forming bump
JP3907474B2 (ja) * 1999-07-01 2007-04-18 富士通株式会社 実装情報収集装置、コネクタ及び実装情報収集方法
JP3989728B2 (ja) * 2001-12-28 2007-10-10 富士機械製造株式会社 吸着ノズル先端位置検出方法および吸着ノズル先端位置検出用補助器具セット
DE10211993B4 (de) * 2002-03-18 2004-02-05 Infineon Technologies Ag Verfahren und Vorrichtung zum Verpacken und zum Transport von elektronischen Bauteilen
JP2005005304A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Seiko Epson Corp 半導体製造装置および半導体装置の製造方法
JP4828356B2 (ja) * 2006-08-29 2011-11-30 ヤマハ発動機株式会社 電子部品取出装置、表面実装機、および電子部品取り出し方法
JP4952476B2 (ja) * 2007-09-25 2012-06-13 パナソニック株式会社 電子部品実装システム
US7964038B2 (en) * 2008-10-02 2011-06-21 Applied Materials, Inc. Apparatus for improved azimuthal thermal uniformity of a substrate
JP6043993B2 (ja) * 2011-10-31 2016-12-14 Jukiオートメーションシステムズ株式会社 部品実装装置、情報処理装置、情報処理方法及び基板の製造方法
KR20130079031A (ko) * 2012-01-02 2013-07-10 삼성전자주식회사 반도체 칩 실장 장치
CN104627410B (zh) * 2015-02-03 2017-01-04 宁波奥可智能科技发展有限公司 一种编带包装机
CN107380530A (zh) * 2017-06-28 2017-11-24 奥士康科技股份有限公司 一种pcb板快速包装作业方法
CN107380566B (zh) * 2017-09-05 2023-03-17 东莞市台工电子机械科技有限公司 一种id线圈的测试包装机及其测试包装工艺
CN107963278A (zh) * 2017-11-23 2018-04-27 江苏富联通讯技术有限公司 一种自动包装机
CN108001763A (zh) * 2017-11-23 2018-05-08 江苏富联通讯技术有限公司 一种智能包装机
CN110901985B (zh) * 2019-12-11 2021-08-17 昆山天信诺精密机械有限公司 一种载带上不良品自动替换生产线
CN114496876B (zh) * 2022-04-02 2022-07-15 山东泓瑞光电科技有限公司 Led和半导体激光器芯片料片输送装置控制方法及装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4731923A (en) * 1986-03-15 1988-03-22 Tdk Corporation Apparatus and method for mounting circuit element on printed circuit board
US4842135A (en) * 1987-01-29 1989-06-27 Illinois Tool Works Inc. Carrier tape and cover applying and removal devices for same
US4844258A (en) * 1987-05-04 1989-07-04 Illinois Tool Works Inc. Wide carrier tape
US4867308A (en) * 1987-05-14 1989-09-19 Crawford Richard J Storage tape for electronic components
US4897074A (en) * 1988-05-17 1990-01-30 Illinois Tool Works Inc. Mechanism for joining a carrier tape cover to a base stip
JPH07240435A (ja) * 1994-03-02 1995-09-12 Toshiba Corp 半導体パッケージの製造方法、半導体の実装方法、および半導体実装装置
JP3295529B2 (ja) * 1994-05-06 2002-06-24 松下電器産業株式会社 Ic部品実装方法及び装置
JP3526625B2 (ja) * 1994-07-20 2004-05-17 松下電器産業株式会社 部品集合体とその供給装置
US5524765A (en) * 1994-11-15 1996-06-11 Tempo G Carrier tape packaging system utilizing a layer of gel for retaining small components
JPH08162797A (ja) * 1994-12-08 1996-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置
JP3132353B2 (ja) * 1995-08-24 2001-02-05 松下電器産業株式会社 チップの搭載装置および搭載方法
US5846621A (en) * 1995-09-15 1998-12-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Component carrier tape having static dissipative properties
US5769237A (en) * 1996-07-15 1998-06-23 Vichem Corporation Tape carrier for electronic and electrical parts
US5912282A (en) * 1996-12-16 1999-06-15 Shell Oil Company Die attach adhesive compositions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1313139A4 (en) * 2000-07-04 2006-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd BURST TRAINING DEVICE AND METHOD
JP2007235178A (ja) * 2007-06-06 2007-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品のボンディング装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6506222B2 (en) 2003-01-14
US20010026012A1 (en) 2001-10-04
JP4190611B2 (ja) 2008-12-03
US6264704B1 (en) 2001-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11260888A (ja) 部品装着方法、及び部品装着装置
JP5308433B2 (ja) 部品実装装置及びその方法
US6618937B2 (en) Method of assembling electronic applications and display devices
TWI723362B (zh) 電子零件封裝裝置
TW201200447A (en) Workpiece transport method and workpiece transport device
KR20110108128A (ko) 반도체 소자 실장 장치
CN101383277A (zh) 扩展方法及扩展装置
TW201201309A (en) Adhesive tape joining method and adhesive tape joining apparatus
KR20070006620A (ko) 부품 실장 장치 및 부품 실장 방법
WO1998012908A1 (fr) Procede et appareil pour la mise sous boitier des puces a circuit integre, et support en forme de bande conçu pour etre utilise a cet effet
KR101297378B1 (ko) 편광판 부착 시스템
JP4742526B2 (ja) Icチップ実装体の製造方法及び製造装置
JP4544776B2 (ja) チップ供給装置およびチップ実装装置
JP4589265B2 (ja) 半導体接合方法
JP3592924B2 (ja) Icチップの供給方法、供給装置、及びそれに使用する短冊テープ状支持体
WO2022004170A1 (ja) 物品の製造装置、物品の製造方法、プログラム、記録媒体
JP3570126B2 (ja) チップの実装装置
JP2004193442A (ja) 電子部品実装装置
JP2000022395A (ja) 電子部品の実装方法および実装装置
JP2002299384A (ja) チップボンディング方法およびその装置
JP4093854B2 (ja) 電子部品実装装置
KR100624201B1 (ko) 칩본딩용 테이프 부착 시스템
JP3104598B2 (ja) 電子部品実装装置
JP2001274179A (ja) チップマウンタおよび半導体装置の製造方法
TW202241229A (zh) 電子零件安裝裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees