JPH1125352A - 顧客誘導システム、自動取引装置及び誘導情報管理装置 - Google Patents

顧客誘導システム、自動取引装置及び誘導情報管理装置

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JPH1125352A
JPH1125352A JP9183914A JP18391497A JPH1125352A JP H1125352 A JPH1125352 A JP H1125352A JP 9183914 A JP9183914 A JP 9183914A JP 18391497 A JP18391497 A JP 18391497A JP H1125352 A JPH1125352 A JP H1125352A
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JP
Japan
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automatic transaction
guidance
transaction device
customer
communication line
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Application number
JP9183914A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sudo
賢一 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引を行うことができる自動取引装置に顧客
を誘導し、顧客サービスの向上を図ろうとする課題があ
った。 【解決手段】 複数の自動取引装置同士を通信回線で接
続して互いにデータの送受信を行えるようにし、任意の
自動取引装置で媒体の不足が発生した場合に、通信回線
を通じて他の自動取引装置と通信を行って、該媒体を使
用する取り引きが可能な自動取引装置であるか否かの情
報を取得し、一定の優先順位にしたがって顧客を誘導す
る自動取引装置を特定し、その特定した結果を表示部に
表示してそちらに顧客を誘導するようにした顧客誘導シ
ステムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客誘導システ
ム、自動取引装置及び誘導情報管理装置に関し、特に、
顧客の誘導するのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動取引装置は、媒体が不足とな
った場合、自動的に該媒体を必要とする取り引きを制限
し、該媒体を必要としない取り引きのみで運用してい
た。また、その場合には現在可能な取り引きの種類をA
TM上部や表示装置上に表示し、どのような取り引きを
行うことができるかが顧客にわかるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動取引装置では、現在可能な取り引きを顧客に示すの
みであり、どうすれば顧客の希望する取り引きを行うこ
とができるのかを知ることはできなかったため、顧客サ
ービスの向上を図ることができない問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、複数の
自動取引装置同士を通信回線で接続して互いにデータの
送受信を行えるようにし、任意の自動取引装置で媒体の
不足が発生した場合に、通信回線を通じて他の自動取引
装置と通信を行って、該媒体を使用する取り引きが可能
な自動取引装置であるか否かの情報を取得し、一定の優
先順位にしたがって顧客を誘導する自動取引装置を特定
し、その特定した結果を表示部に表示してそちらに顧客
を誘導するようにした顧客誘導システムを提供する。
【0005】また、複数の自動取引装置同士を通信回線
で接続するとともに、その通信回線に各自動取引装置が
各取引を行えるか否かの情報を管理する誘導情報管理装
置を接続したネットワークを構築し、誘導情報管理装置
では、自動取引装置で媒体の不足が発生した場合に送信
されるその旨の情報を管理し、その送信がされた場合に
は、一定の優先順位にしたがって顧客を誘導する自動取
引装置を特定し、その特定した結果を送信先の自動取引
装置に応答するようにし、自動取引装置では、媒体の不
足が発生した場合に、通信回線を通じて誘導情報管理装
置にその旨を送信して誘導先の自動取引装置の機番等の
誘導情報を受信し、その誘導情報に基づく誘導メッセー
ジを表示部に表示してそちらに顧客を誘導するようにし
た顧客誘導システムも提供する。
【0006】このため、他の自動取引装置同士と通信回
線で接続して互いにデータの送受信を行えるようにし、
媒体の不足が発生した場合に、通信回線を通じて他の自
動取引装置と通信を行って、該媒体を使用する取り引き
が可能な自動取引装置であるか否かの情報を取得し、一
定の優先順位にしたがって顧客を誘導する自動取引装置
を特定し、その特定した結果を表示部に表示してそちら
に顧客を誘導するようにした自動取引装置を提供する。
【0007】また、複数の自動取引装置が各取引を行え
るか否かの情報を管理する誘導情報管理装置を接続した
ネットワークに接続し、媒体の不足が発生した場合に、
通信回線を通じて誘導情報管理装置にその旨を送信して
誘導先の自動取引装置の機番等の誘導情報を受信し、そ
の誘導情報に基づく誘導メッセージを表示部に表示して
そちらに顧客を誘導するようにした自動取引装置を提供
する。さらに、複数の自動取引装置同士を通信回線で接
続したネットワークに接続し、各自動取引装置で媒体の
不足が発生した場合に送信されるその旨の情報を管理
し、その送信がされた場合には、一定の優先順位にした
がって顧客を誘導する自動取引装置を特定し、その特定
した結果を送信先の自動取引装置に応答するようにした
誘導情報管理装置を提供する。
【0008】さらにまた、複数の自動取引装置同士を通
信回線で接続して互いにデータの送受信を行えるように
し、任意の自動取引装置では、稼働率を算出するととも
に、通信回線を通じて他の自動取引装置の稼働率を取得
し、そのうちで稼働率の低い自動取引装置に誘導する誘
導メッセージを表示部に表示してそちらに顧客を誘導す
る顧客誘導システムを提供する。
【0009】また、複数の自動取引装置同士を通信回線
で接続するとともに、その通信回線に各自動取引装置が
各取引を行えるか否かの情報を管理する誘導情報管理装
置を接続したネットワークを構築し、誘導情報管理装置
では、各自動取引装置から送信される稼働率を管理し、
稼働率の低い自動取引装置の検索指令の送信が任意の自
動取引装置からあった場合には、その低い自動取引装置
を特定し、その特定した結果を送信先の自動取引装置に
応答するようにし、自動取引装置では、稼働率を算出す
るとともに、誘導情報管理装置に自らの稼働率を送信
し、誘導情報管理装置から稼働率の低い自動取引装置の
機番等の誘導情報を受信し、その誘導情報に基づく誘導
メッセージを表示部に表示してそちらに顧客を誘導する
ようにした顧客誘導システムも提供する。
【0010】このため、他の自動取引装置同士と通信回
線で接続して互いにデータの送受信を行えるようにし、
稼働率を算出するとともに、通信回線を通じて他の自動
取引装置の稼働率を取得し、そのうちで稼働率の低い自
動取引装置に誘導する誘導メッセージを表示部に表示し
てそちらに顧客を誘導するようにした自動取引装置を提
供する。
【0011】また、複数の自動取引装置が各取引を行え
るか否かの情報を管理する誘導情報管理装置を接続した
ネットワークに接続し、稼働率を算出するとともに、誘
導情報管理装置に自らの稼働率を送信し、誘導情報管理
装置から稼働率の低い自動取引装置の機番等の誘導情報
を受信し、その誘導情報に基づく誘導メッセージを表示
部に表示してそちらに顧客を誘導するようにした自動取
引装置も提供する。さらに、複数の自動取引装置同士を
通信回線で接続したネットワークに接続し、各自動取引
装置から送信される稼働率を管理し、稼働率の低い自動
取引装置の検索指令の送信が任意の自動取引装置からあ
った場合には、その低い自動取引装置を特定し、その特
定した結果を送信先の自動取引装置に応答するようにし
た誘導情報管理装置も提供する。
【0012】なお、自動取引装置は、金融機関等の同一
店舗内に設置しても、異なる場所に設置して公衆網に接
続してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。 第1の実施の形態 図1は、ネットワーク構成図である。図に示すように、
金融機関等の店舗内に設置される複数の自動取引装置
A,B,Cが、通信回線を介して互いに接続されてい
る。この接続により、本発明では、任意の自動取引装置
は、媒体の不足が発生した場合に、各自動取引装置に対
して媒体の不足が生じているか否かを確認する通信を行
う。そして、媒体の不足していない自動取引装置に顧客
を誘導するための表示を行う。このとき、例えば、一番
近い自動取引装置であることの優先順位等にしたがった
誘導を行うのが好ましい。以下に、具体的に説明してい
く。
【0014】図2は、自動取引装置の要部制御ブロック
図である。図において、制御部1は、プログラムにした
がって自動取引装置全体の制御を司るところである。通
信制御部2は、本実施の形態では、特に各自動取引装置
間の通信を制御するところである。記憶部3は、自動取
引装置を動作制御するプログラムを格納するところであ
り、CD−ROM等の記憶媒体からプログラムを書き込
みができるようになっている。操作表示部4は、顧客が
画面に表示される誘導にしたがって操作できるいわゆる
タッチ画面である。表示装置5は、各自動取引装置の上
部等の位置に設置され、取り扱っている取引種別等を表
示するためのものである。媒体取扱部6は、自動取引装
置で取り扱う媒体の制御をするためのものであり、例え
ば、紙幣、硬貨、明細票、通帳及び振込カード等の各媒
体を取り扱うものがそれぞれ設けられる。
【0015】それでは、顧客誘導処理を説明する。図3
は顧客誘導処理のフローチャート、図4は取引選択画面
で誘導を行う場合の誘導画面の例示図、図5は取引が選
択された後で誘導を行う場合の誘導画面の例示図であ
る。なお、以下の説明では、図1に示す自動取引装置A
において、媒体として紙幣を判断の対象とした場合を想
定するが、紙幣以外の媒体の不足の場合も同様であるの
で説明を省略する。また、図3では、「自動取引装置」
を「ATM」と表すものとする。
【0016】S1:自動取引装置Aでは、メニュー画面
を表示した各取引の待ち受け時に、制御部1が前回まで
の取引で媒体の不足が発生したか否かを判断する。ここ
では、媒体として紙幣を判断と対象としているので、制
御部1は紙幣の出金取引を行うのに必要な紙幣が存在す
るか否かを判断する。なお、この判断の際に必要となる
媒体の残量は各取引毎に計数して記憶部6等に記憶して
おき、この残量の記憶に基づいて判断すればよい。ま
た、判断の際に、媒体取扱部6の動作制御を行ってその
都度計数するようにしてもよい。この判断の結果、紙幣
が足りる場合には処理をS2に移し、紙幣が足りない場
合には処理をS3に移す。なお、硬貨、明細票、通帳及
び振込カード等の紙幣以外の媒体の場合にも、紙幣の場
合と同様に判断すればよい。
【0017】S2:自動取引装置Aでは、制御部1が操
作表示部4に通常のメニュー画面、表示装置5に通常の
案内を表示する。 S3:自動取引装置Aでは、制御部1が紙幣の不足によ
り出金取引を行うことができないと判断したので、通信
制御部2を介して各自動取引装置B,C等に紙幣の不足
がなく該当する出金取引が行えるか否かを問い合わせ
る。問い合わせ先の各自動取引装置B,C等では、制御
部1が上記S1の判断と同様に紙幣が存在しているか否
かを判断しているので、その結果を自動取引装置Aに通
信制御部2を介して応答する。
【0018】S4:自動取引装置Aでは、制御部1が各
自動取引装置B,C等からの応答により、紙幣の不足が
なく出金取引を行うことができる自動取引装置があるか
否かを判断し、取引が可能な自動取引装置がない場合に
は処理をS5に移し、取引が可能な自動取引装置がある
場合には処理をS6に移す。 S5:自動取引装置Aでは、制御部1がいずれの自動取
引装置でも該取引を行えない旨を操作表示部4及び表示
装置5に表示する。なお、他の自動取引装置B,C等も
同様に表示する。
【0019】S6:自動取引装置Aでは、制御部1が本
自動取引装置Aでは該取引を行えない旨とともに、該取
引を行える他の自動取引装置への誘導メッセージを操作
表示部4及び表示装置5に表示する。例えば、図4に示
すように、操作表示部4には、メニュー画面上に「この
機械では、現在××取引は行えません。Y番の機械をお
使いください。」等の誘導メッセージを表示して、他の
取引の受付を待つ。なお、表示装置5には、自動取引装
置Aで該取引が行えない旨が分かるように表示する。
【0020】S7:顧客は、取引を行う。自動取引装置
Aで該取引を行えず、自動取引装置A以外の自動取引装
置B,C等で該取引が行える場合には、顧客は、自動取
引装置A以外の自動取引装置に移動して、該取引を実行
することができる。なお、上述した処理では、取引選択
画面で誘導を行う場合、つまり、取引の待ち受け時に誘
導を行う場合を説明したが、次のように、取引が選択さ
れた後に誘導を行うようにしてもよい。すなわち、上記
S1では、顧客が自動取引装置Aで支払い取引等を選択
して払いだす金額等を入力した後に、自動取引装置Aで
は、制御部1は取引を行うのに必要な紙幣が存在するか
否かを判断する。この判断の結果、紙幣が足りる場合に
は処理を上記S2に移して上述と同様に、通常の処理を
行い、紙幣が足りない場合には処理を上記S3に移す。
なお、明らかに媒体がなく、取引が実行できない場合に
は、金額の入力前に判断してもよい。そして、上記S3
の問い合わせ処理を実行し、上記S6の誘導メッセージ
の表示処理を行う。例えば、図5に示すように、「この
機械では、現在××取引は行えません。Y番の機械をお
使いください。」等の誘導メッセージを一定時間表示
し、顧客に目視させる。
【0021】上記第1の実施の形態によると、顧客は自
分の行いたい取り引きをその自動取引装置で行うことが
できるかどうか知ることができるだけでなく、所望の取
り引きを行うことができなかった場合に、どの自動取引
装置に行けば取り引きを行うことができるかを知ること
ができ、顧客へのサービスが向上する。第2の実施の形
態図6は、ネットワーク構成図である。図に示すよう
に、設置場所の異なる複数の自動取引装置A,B,C
が、公衆網等を介して互いに接続されている。この接続
により、本発明では、任意の自動取引装置は、媒体の不
足が発生した場合に、各自動取引装置に対して媒体の不
足が生じているか否かを確認する通信を行う。そして、
媒体の不足していない自動取引装置に顧客を誘導するた
めの表示を行う。このとき、例えば、一番近い場所の自
動取引装置であることの優先順位等にしたがった誘導を
行うのが好ましい。以下に、具体的に説明する。
【0022】なお、自動取引装置の要部制御ブロック
は、上記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省
略し、必要がある場合には同図を参照するものとする。
また、上記第1の実施の形態では通信回線を介して他の
自動取引装置と送受信をしたのに対し、本第2の実施の
形態では公衆網等を介して他の場所に設置される自動取
引装置と送受信をする点が相違するので、本第2の実施
の形態の顧客誘導処理手順は上記図3のフローチャート
によるものと何らかわるものではないため、その処理の
流れの説明は省略する。但し、ここで相違するのはS6
における誘導画面である。この誘導画面の一例を次に説
明する。
【0023】図7は、取引選択画面で誘導を行う場合の
誘導画面の例示図である。図に示すように、操作表示部
4には、メニュー画面上に「この機械では、現在××取
引は行えません。YY駅の西口にある機械をお使いくだ
さい。」等の誘導メッセージを表示するとともに、その
場所を案内するための地図を表示して、他の取引の受付
を待つ。その地図は、図に示すように、地図表示選択キ
ーを用意しておき、このキーが押下された場合に、図示
しない地図を表示するようにすればよい。なお、表示装
置5には、自動取引装置Aで該取引が行えない旨が分か
るように表示する。
【0024】図8は、取引が選択された後で誘導を行う
場合の誘導画面の例示図である。図に示すように、操作
表示部4には、「この機械では、現在××取引は行えま
せん。YY駅の西口にある機械をお使いください。」等
の誘導メッセージを表示するとともに、その場所を案内
するための地図を表示して、他の取引の受付を待つ。そ
の地図は、図に示すように、地図表示選択キーを用意し
ておき、このキーが押下された場合に、図示しない地図
を表示するようにすればよい。なお、表示装置5には、
自動取引装置Aで該取引が行えない旨が分かるように表
示する。
【0025】上記第2の実施の形態によると、顧客は自
分の行いたい取り引きをその自動取引装置で行うことが
できるかどうか知ることができるだけでなく、所望の取
り引きを行うことができなかった場合に、どこに行けば
取り引きを行うことができるかを知ることができ、顧客
サービスが向上する。また、地図にその場所を案内する
ようにすると、さらに顧客顧客サービスが期待できる。
【0026】なお、上記各実施の形態では、媒体の不足
が発生した自動取引装置が直接に他の自動取引装置に問
い合わせる場合を想定して説明したが、複数の自動取引
装置の媒体の有無を管理する管理用のコンピュータを用
意し、媒体の不足が発生した自動取引装置がそのコンピ
ュータに接続して問い合わせるようにしてもよい。な
お、この場合、媒体の不足した自動取引措置がコンピュ
ータにその旨を送信し、コンピュータがその送信に基づ
き管理するようにすればよい。また、コンピュータが定
期的に各自動取引装置に媒体の有無を確認させるように
してもよい。
【0027】ところで、上記各実施の形態では、自動取
引装置の媒体が不足した場合の処理を説明したが、次の
ように、自動取引装置が収集するデータはこれに限らな
い。例えば、稼働率を取得してその稼働率に基づく顧客
の誘導を行ってもよい。ここで、自動取引装置の稼働率
とは、単位時間当たりの取引件数とする。例えば、1時
間に何件の取り引きが行われたかを計数し、これを稼働
率とする。但し、取引時間の長いものと比較的短いもの
があるため、これを考慮する必要がある。例えば、通
常、振込取引は支払い取引に比べて格段に時間がかか
る。このため、取引件数に対して、取引の種別毎の計数
を掛け算した上で取引件数とする必要がある。
【0028】すなわち、 稼働率=(取引1の件数×取引1の計数+取引2の件数
×取引2の計数+…+取引Nの件数×取引Nの計数)/
時間 で与えられる。ここで、Nは取引の種別の数とする。各
自動取引装置は、上記稼働率を各取引毎に又は定期的に
一定の時間毎に算出しておく。そして、顧客が、任意の
場所に設置された自動取引装置を使用した際に、その自
動取引装置は他の場所に設置される自動取引装置の稼働
率をそれぞれ公衆網等を介して通信により取得し、その
中で稼働率の低い場所に設置されている自動取引装置へ
誘導するメッセージを操作表示部4に表示する。そのメ
ッセージは、例えば、図9に示すように、「YY駅の西
口にあるATMが比較的空いています。次回のご利用の
際にはそちらをお使いください。」等とし、次回の取引
以降に顧客が稼働率の低い場所に設置される自動取引装
置に誘導するようにする。
【0029】なお、例えば、各自動取引装置が上記稼働
率を各取引毎に算出し、任意の自動取引装置が取引毎に
他の自動取引装置から公衆網等を介して稼働率を収集し
て、稼働率の低い場所の自動取引装置に誘導する場合等
には、特に、操作表示部4に表示するだけでなく、表示
装置5等の電光掲示板にテロップで表示するようにして
もよい。このようにすると、例えば、駅の東口に設置さ
れている自動取引装置は混雑しているが、西口に設置さ
れている自動取引装置がすいている場合に、東口の自動
取引装置に順番待ちしている顧客を西口に誘導すること
ができる。このため、顧客の集中の防止と分散化を図る
ことが可能である。
【0030】また、稼働率による誘導の場合でも、一か
所のコンピュータが各自動取引装置の稼働率を管理する
ようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、顧
客は自分の行いたい取り引きをその自動取引装置で行う
ことができるかどうか知ることができるだけでなく、所
望の取り引きを行うことができなかった場合に、どの自
動取引装置に行けば取り引きを行うことができるかを知
ることができ、顧客へのサービスが向上する効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のネットワーク構成図
【図2】自動取引装置の要部制御ブロック図
【図3】顧客誘導処理のフローチャート
【図4】第1の実施の形態の取引選択画面で誘導を行う
場合の誘導画面の例示図
【図5】第1の実施の形態の取引が選択された後で誘導
を行う場合の誘導画面の例示図
【図6】第2の実施の形態のネットワーク構成図
【図7】第2の実施の形態の取引選択画面で誘導を行う
場合の誘導画面の例示図
【図8】第2の実施の形態の取引が選択された後で誘導
を行う場合の誘導画面の例示図
【図9】稼働率によって取引選択画面で誘導を行う場合
の誘導画面の例示図
【符号の説明】
1 制御部 2 通信制御部 3 記憶部 4 操作表示部 5 表示装置 6 媒体取扱部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自動取引装置同士を通信回線で接
    続して互いにデータの送受信を行えるようにし、 任意の自動取引装置で媒体の不足が発生した場合に、通
    信回線を通じて他の自動取引装置と通信を行って、該媒
    体を使用する取り引きが可能な自動取引装置であるか否
    かの情報を取得し、一定の優先順位にしたがって顧客を
    誘導する自動取引装置を特定し、その特定した結果を表
    示部に表示してそちらに顧客を誘導するようにしたこと
    を特徴とする顧客誘導システム。
  2. 【請求項2】 複数の自動取引装置同士を通信回線で接
    続するとともに、その通信回線に各自動取引装置が各取
    引を行えるか否かの情報を管理する誘導情報管理装置を
    接続したネットワークを構築し、 誘導情報管理装置では、自動取引装置で媒体の不足が発
    生した場合に送信されるその旨の情報を管理し、その送
    信がされた場合には、一定の優先順位にしたがって顧客
    を誘導する自動取引装置を特定し、その特定した結果を
    送信先の自動取引装置に応答するようにし、 自動取引装置では、媒体の不足が発生した場合に、通信
    回線を通じて誘導情報管理装置にその旨を送信して誘導
    先の自動取引装置の機番等の誘導情報を受信し、その誘
    導情報に基づく誘導メッセージを表示部に表示してそち
    らに顧客を誘導するようにしたことを特徴とする顧客誘
    導システム。
  3. 【請求項3】 他の自動取引装置同士と通信回線で接続
    して互いにデータの送受信を行えるようにし、 媒体の不足が発生した場合に、通信回線を通じて他の自
    動取引装置と通信を行って、該媒体を使用する取り引き
    が可能な自動取引装置であるか否かの情報を取得し、一
    定の優先順位にしたがって顧客を誘導する自動取引装置
    を特定し、その特定した結果を表示部に表示してそちら
    に顧客を誘導するようにしたことを特徴とする自動取引
    装置。
  4. 【請求項4】 複数の自動取引装置が各取引を行えるか
    否かの情報を管理する誘導情報管理装置を接続したネッ
    トワークに接続し、 媒体の不足が発生した場合に、通信回線を通じて誘導情
    報管理装置にその旨を送信して誘導先の自動取引装置の
    機番等の誘導情報を受信し、その誘導情報に基づく誘導
    メッセージを表示部に表示してそちらに顧客を誘導する
    ようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 複数の自動取引装置同士を通信回線で接
    続したネットワークに接続し、 各自動取引装置で媒体の不足が発生した場合に送信され
    るその旨の情報を管理し、その送信がされた場合には、
    一定の優先順位にしたがって顧客を誘導する自動取引装
    置を特定し、その特定した結果を送信先の自動取引装置
    に応答するようにしたことを特徴とする誘導情報管理装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の自動取引装置同士を通信回線で接
    続して互いにデータの送受信を行えるようにし、 任意の自動取引装置では、稼働率を算出するとともに、
    通信回線を通じて他の自動取引装置の稼働率を取得し、
    そのうちで稼働率の低い自動取引装置に誘導する誘導メ
    ッセージを表示部に表示してそちらに顧客を誘導するよ
    うにしたことを特徴とする顧客誘導システム。
  7. 【請求項7】 複数の自動取引装置同士を通信回線で接
    続するとともに、その通信回線に各自動取引装置が各取
    引を行えるか否かの情報を管理する誘導情報管理装置を
    接続したネットワークを構築し、 誘導情報管理装置では、各自動取引装置から送信される
    稼働率を管理し、稼働率の低い自動取引装置の検索指令
    の送信が任意の自動取引装置からあった場合には、その
    低い自動取引装置を特定し、その特定した結果を送信先
    の自動取引装置に応答するようにし、 自動取引装置では、稼働率を算出するとともに、誘導情
    報管理装置に自らの稼働率を送信し、誘導情報管理装置
    から稼働率の低い自動取引装置の機番等の誘導情報を受
    信し、その誘導情報に基づく誘導メッセージを表示部に
    表示してそちらに顧客を誘導するようにしたことを特徴
    とする顧客誘導システム。
  8. 【請求項8】 他の自動取引装置同士と通信回線で接続
    して互いにデータの送受信を行えるようにし、 稼働率を算出するとともに、通信回線を通じて他の自動
    取引装置の稼働率を取得し、そのうちで稼働率の低い自
    動取引装置に誘導する誘導メッセージを表示部に表示し
    てそちらに顧客を誘導するようにしたことを特徴とする
    自動取引装置。
  9. 【請求項9】 複数の自動取引装置が各取引を行えるか
    否かの情報を管理する誘導情報管理装置を接続したネッ
    トワークに接続し、 稼働率を算出するとともに、誘導情報管理装置に自らの
    稼働率を送信し、誘導情報管理装置から稼働率の低い自
    動取引装置の機番等の誘導情報を受信し、その誘導情報
    に基づく誘導メッセージを表示部に表示してそちらに顧
    客を誘導するようにしたことを特徴とする自動取引装
    置。
  10. 【請求項10】 複数の自動取引装置同士を通信回線で
    接続したネットワークに接続し、 各自動取引装置から送信される稼働率を管理し、稼働率
    の低い自動取引装置の検索指令の送信が任意の自動取引
    装置からあった場合には、その低い自動取引装置を特定
    し、その特定した結果を送信先の自動取引装置に応答す
    るようにしたことを特徴とする誘導情報管理装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、請求項2、請求項6又は請
    求項7において、自動取引装置は、金融機関等の同一店
    舗内に設置したことを特徴とする顧客誘導システム。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項2、請求項6又は請
    求項7において、自動取引装置は、異なる場所に設置
    し、公衆網に接続したことを特徴とする顧客誘導システ
    ム。
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