JP2000339516A - 顧客誘導システム - Google Patents

顧客誘導システム

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JP2000339516A
JP2000339516A JP14510899A JP14510899A JP2000339516A JP 2000339516 A JP2000339516 A JP 2000339516A JP 14510899 A JP14510899 A JP 14510899A JP 14510899 A JP14510899 A JP 14510899A JP 2000339516 A JP2000339516 A JP 2000339516A
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Mitsuhiro Furuno
充洋 古野
Kiyotaka Awazu
潔貴 粟津
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体エンド又はフルによる装置の休止や取引
縮退を低減できたり、或いは顧客の取引待ちの煩わしさ
を軽減できる顧客誘導システムを提供せんとするもので
ある。 【解決手段】 自動預金支払機10を使用して顧客との
間で行われる取引で使われる現金を管理すると共に、該
取引処理を管理する管理手段1と、該管理手段1により
管理される現金の残量に応じて、次に推奨される取引の
種別を決定する決定手段2と、前記管理手段1により管
理される取引処理の進行状況が所定の段階に達している
ことを判別する判別手段3と、前記決定手段2により決
定された取引の種別に対応して、その推奨取引を表示す
る第1表示手段4と、前記判別手段3によりその取引が
所定の段階まで進行していると判別された場合に、該取
引の終了を知らせる表示又は次取引の準備を促す表示を
行う第2表示手段5とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現金などの取引媒
体を介して顧客と取引を行う構成において、取引媒体残
量や取引進行状況に応じて、顧客に使用させたい装置に
誘導する、或いは次に空きそうな装置に誘導する顧客誘
導システムに関する。
【0002】
【従来の技術】顧客と取引を行う自動預金支払機などの
従来の顧客取引装置では、装置が取扱中であるか休止状
態であるかを示す(取扱中/休止)表示と、取引を行う
ことができる(入金/出金/通帳記入/残高照会)など
の科目表示とが、顧客に提示される情報として、該装置
の表示部に提示されるようになっている。
【0003】また顧客にしてみれば、上記顧客取引装置
が複数ある場合に、上記表示を頼りに、自分が取引を行
うことができる装置の前に並んで、取引の順番を待つこ
とになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の顧客取
引装置では、入金過多や出金過多により、複数ある装置
で媒体(現金)残量にバラツキを生じ、該媒体がなくな
ったり、媒体が装置内に収容できない(媒体エンド又は
フル)などを理由に、装置が休止状態或いは異常終了状
態となったり、装置が取り扱える処理の種類が減少(取
引縮退)したりし、係員オペレーションの増大をまねく
原因となっている。
【0005】また取引可能な装置が複数有り、全てが使
用中の場合に、どの装置の後ろに並ぶかは顧客の判断に
任せられている。そのため、待機している顧客はどの装
置が最初に取引が完了するか分からず、後ろに並んだ装
置以外が取引完了となった場合、順番を無視した他人の
行動に注意しながら、そちらの装置に移動しなければな
らず、顧客としては、そのことだけで多大なストレスを
こうむるなど煩わしさを感じることになる。
【0006】本発明は、以上のような問題に鑑み創案さ
れたもので、媒体エンド又はフルによる装置の休止や取
引縮退を低減できたり、或いは顧客の取引待ちの煩わし
さを軽減できる顧客誘導システムを提供せんとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の顧客誘
導システムは、所定の取引にて使用される取引媒体を管
理する管理手段と、該管理手段により管理される取引媒
体の残量に応じて、次に推奨される取引の種別を決定す
る決定手段と、該決定手段により決定された取引の種別
に対応して、その推奨取引を表示する表示手段とを有す
ることを基本的特徴としている。
【0008】上記構成によれば、前記決定手段によっ
て、前記取引媒体の残量に応じ、次に推奨される取引の
種別が決定され、表示手段で、その推奨取引を表示する
ため、顧客が行おうとする取引に適する装置側に該顧客
を移動するなど、取引内容別に顧客を誘導することがで
きるようになる。その結果、複数ある装置で媒体残量に
バラツキが少なくなり、取引媒体のエンド又はフルなど
を理由に、装置が休止状態となったり、取引の縮退を生
ずることがなくなり、係員オペレーションが軽減される
ようになる。
【0009】請求項2の顧客誘導システムの構成は、取
引処理を管理する管理手段と、該管理手段により管理さ
れる取引処理の進行状況が所定の段階に達していること
を判別する判別手段と、該判別手段によりその取引が所
定の段階まで進行していると判別された場合に、該取引
の終了を知らせる表示又は次取引の準備を促す表示を行
う表示手段とを有することを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、前記判別手段によっ
て、取引処理の進行状況が所定の段階にまで進行してい
ると判別された場合に、表示手段で、該取引の終了を知
らせる表示又は次取引の準備を促す表示を行うことにな
る。その結果、複数ある装置の空きの予測が可能とな
り、間もなく空く装置に顧客を誘導することができるよ
うになって、顧客の取引待ちの煩わしさを軽減すること
が可能となる。
【0011】請求項3の構成は、上記請求項1と請求項
2の構成を兼ね備えるものであり、その具体的構成は次
のようになる。
【0012】すなわち、請求項3の構成は、所定の取引
にて使用される取引媒体を管理すると共に、該取引媒体
を介してなされる取引処理を管理する管理手段と、該管
理手段により管理される取引媒体の残量に応じて、次に
推奨される取引の種別を決定する決定手段と、前記管理
手段により管理される取引処理の進行状況が所定の段階
に達していることを判別する判別手段と、前記決定手段
により決定された取引の種別に対応して、その推奨取引
を表示する第1表示手段と、前記判別手段によりその取
引が所定の段階まで進行していると判別された場合に、
該取引の終了を知らせる表示又は次取引の準備を促す表
示を行う第2表示手段とを有することを特徴している。
【0013】また請求項1と3の構成において、前記取
引媒体が現金であり、その取引が入金又は出金を伴う取
引である場合に、前記管理手段により管理される該取引
媒体の残量が所定の量より少なくなったところで、前記
決定手段により決定される推奨取引の種別は、入金を伴
う取引が良い。もちろん顧客のできる取引は、そのよう
な入金を伴わない処理であってもかまわない。
【0014】反対に前記管理手段により管理される該取
引媒体の残量が所定の量より多くなったところで、前記
決定手段により決定される推奨取引の種別は、出金を伴
う取引が良い。もちろん顧客のできる取引は、そのよう
な出金を伴わない処理であってもかまわない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1は、銀行などの金融機関に設け
られている顧客取引装置の構成である自動預金支払機1
0の構成を示す斜視図である。この自動預金支払機10
の構成と後述する遠隔監視装置300の構成によって、
本発明に係る顧客誘導システムの構成が形成されること
になる。
【0016】図中101aは後述する通帳ユニット10
1の通帳出入れ口、102aは同じく後述するカードユ
ニット102のカード出入れ口、103aは同じく後述
する硬貨ユニット103の硬貨出入れ口、104aは同
じく後述する紙幣ユニット104の紙幣出入れ口、10
7は同じく後述する顧客操作部105の顧客操作タッチ
パネル105aと顧客側表示LCD(Liquid Crystal D
isplay)105bを兼ねると共に管理操作部106の係
員操作タッチパネル106aと係員側表示LCD106
bを兼ねる表示タッチパネル、108は後述する本発明
の第1表示手段4及び第2表示手段5を構成するパネル
表示装置を各示している。
【0017】図2は、この自動預金支払機10のハード
ウェア構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、本自動預金支払機10は、制御部100と、該制御
部100によって制御される通帳ユニット101と、同
じく制御部100によって制御されるカードユニット1
02と、同じく制御部100によって制御される硬貨ユ
ニット103と、同じく制御部100によって制御され
る紙幣ユニット104と、該制御部100の顧客側イン
ターフェースとなる顧客操作部105と、該制御部10
0の係員側インターフェースとなる管理操作部106
と、後記遠隔監視装置300の制御命令により制御部1
00を介して後述するような表示を行うパネル表示装置
108とを有している。さらに前記制御部100には、
第1通信制御部109a及び第2通信制御部109bを
備えていて、これにより、外部のセンタホスト200
(又はターミナルコントローラでも良い)及び遠隔監視
装置300につながっている。
【0018】上記制御部100は、自動預金支払機10
を制御する機能を有しており、これにつながる上記各ユ
ニットの制御及びデータの入出力や、顧客操作部105
及び管理操作部106との間で必要なデータの入出力な
どが行われる。また本制御部100は、後述するよう
に、前記第2通信制御部109bを介して、遠隔監視装
置300にその一部の構成が設けられた本発明における
管理手段1(他の部分は自動預金支払機10の後述の硬
貨ユニット103及び紙幣ユニット104)、及び該遠
隔監視装置300に設けられた本発明の決定手段2及び
判別手段3との間で、必要なデータ及び制御命令の送受
信を行う。
【0019】上記通帳ユニット101は、通帳出入れ口
101aを介して、通帳11を挿入及び放出することが
可能である。また光学読み取り器(図示なし)を備えて
いて、通帳11が挿入された場合、その印字の行われる
ページ及び印字行数を読み取ることができ、さらに磁気
ヘッド部(図示なし)を同じく備えていて、通帳11の
マグネットストライプMSから顧客情報の読み取り及び
書き込みができるようになっている。加えてその内部に
印字部(図示なし)を有していて、通帳11に取引履歴
を印字することができるようになっている。尚、取引履
歴は、前記制御部100の第1通信制御部109aを介
してセンタホスト200に送られ、そのデータ格納部
に、顧客情報と共に格納される。また必要に応じて制御
部100から検索によって読み出され、制御部100側
でそのデータを利用することができるようになってい
る。
【0020】上記カードユニット102は、カード出入
れ口102aを介して、磁気カード12を挿入及び放出
することが可能である。また磁気ヘッド部(図示なし)
を備えていて、磁気カード12のマグネットストライプ
MSから顧客情報の読み取り及び書き込みができるよう
になっている。さらに光学読み取り器(図示なし)を備
えていて、磁気カード12のエンボス部分のイメージを
読み取ることができるようになっている。
【0021】上記硬貨ユニット103は、前記硬貨出入
れ口103aを介して硬貨の出金或いは収納を行うため
のユニットであり、預金などによってそこに収納された
硬貨は、預金引き出しなどで払い出されることになる。
【0022】上記紙幣ユニット104は、前記紙幣出入
れ口104aを介して紙幣の出金或いは収納を行うため
のユニットであり、預金などによってそこに収納された
紙幣は、預金引き出しなどで払い出されることになる。
本構成では、この紙幣ユニット104と上記硬貨ユニッ
ト103、及び前記遠隔監視装置300の制御部310
により、後述するように、自動預金支払機10の監視構
成となる本発明の管理手段1を形成することになる。
【0023】上記顧客操作部105は、上述のように、
制御部100の顧客側インターフェースとなる構成であ
り、前記顧客操作タッチパネル105aと顧客側表示L
CD105bの他、音声ガイダンスを行う構成(図示な
し)や顧客が自動預金支払機10の前に存在することを
確認する顧客センサ(図示なし)などの構成を備えてい
る。
【0024】そのうち顧客操作タッチパネル105a
は、顧客が操作を行い、特定の指示や必要な項目の入力
を行う入力装置である。この顧客操作タッチパネル10
5aは、顧客側表示LCD105bと供用の構成となっ
ており、顧客は顧客側表示LCD105bの画面表示を
見ながら、顧客操作タッチパネル105aを操作し、必
要な指示を与えることになる。
【0025】また顧客側表示LCD105bは、顧客に
必要な情報を表示するための出力装置である。この顧客
側表示LCD105bには、顧客に対し、操作に関する
誘導メッセージや金額などの確認メッセージ、その他必
要項目が表示される。
【0026】上記管理操作部106は、上述のように、
制御部100の係員側インターフェースとなる構成であ
り、前記係員操作タッチパネル106aと係員側表示L
CD106bとを有している。
【0027】そのうち係員操作タッチパネル106a
は、金融機関側の係員が操作を行い、特定の指示や必要
な項目の入力を行う入力装置である。この係員操作タッ
チパネル106aは、係員側表示LCD106bと供用
の構成となっており、係員は係員側表示LCD106b
の画面表示を見ながら、係員操作タッチパネル106a
を操作し、必要な指示を与えることになる。
【0028】上記係員側表示LCD106bは、係員に
必要な情報を表示するための出力装置である。この係員
側表示LCD106bには、係員に対し、本装置に生じ
たトラブルの原因やその対策などを表示し、必要に応じ
てサービス会社呼び出しのメッセージなども表示する。
【0029】尚、上記顧客操作タッチパネル105aと
顧客側表示LCD105b及び係員操作タッチパネル1
06aと係員側表示LCD106bの構成は、図1中で
は、1つの表示タッチパネル107の構成として、設定
されている。
【0030】上記パネル表示装置108は、自動預金支
払機10の上部に取り付けられたパネルディスプレイと
その画像制御を行うビデオ信号制御部を有する構成であ
り、遠隔監視装置300の制御部310で形成される流
動表示制御構成から制御命令を受けて、後述する図5〜
図7に示すような表示を行う。上述のように、該構成
は、本発明の第1表示手段4及び第2表示手段5を構成
するものである。
【0031】上記第1通信制御部109aは、外部のセ
ンタホスト200との間で必要なデータ及び制御命令の
送受信を行うために設けられた制御部100の通信イン
タフェースであり、専用回線を通じて、上記センタホス
ト200とつながっている。
【0032】第2通信制御部109bは、外部の遠隔監
視装置300との間で必要なデータ及び制御命令の送受
信を行うために設けられた制御部100の通信インタフ
ェースであり、同じく専用回線を通じて、上記遠隔監視
装置300とつながっている。
【0033】その他自動預金支払機10の構成では、図
2に示すように、ハードディスクドライブ110aとフ
ロッピーディスクドライブ110bとを有する外部記憶
構成を備えている。
【0034】図3は、複数の自動預金支払機10の状態
を監視する前記遠隔監視装置300のハードウェア構成
を示すブロック図である。同図に示すように、本遠隔監
視装置300は、装置全体の制御を行い、これにつなが
る各構成の制御命令及びデータの入出力を行う制御部3
10と、必要なデータや制御命令を格納しておき、制御
部310の演算処理で必要な作業領域を確保するための
RAMで構成される内部記憶装置320と、同じく必要
なデータや制御命令を格納しておくハードディスクで構
成される外部記憶装置330と、自動預金支払機10の
第2通信制御部109bとの間で必要なデータ及び制御
命令の送受信を行い、前記制御部310に渡す通信制御
部340と、前記制御部310で画面制御が行われるC
RTからなる表示出力部350とを有するワークステー
ションで構成されている。
【0035】このうち制御部310は、前記自動預金支
払機10の硬貨ユニット103及び紙幣ユニット104
と共に、各自動預金支払機10の状態を監視することと
なる本発明の管理手段1を構成し、また制御部310単
独の構成で本発明の決定手段2及び判別手段3を構成す
ることとなる。これらの監視及び決定や判別は、各自動
預金支払機10毎に該制御部310において行われる。
さらにこの制御部310は、決定手段2及び判別手段3
による決定結果及び判別結果に応じて、前記パネル表示
装置108のビデオ信号制御部に、画像制御命令を送
り、各自動預金支払機10毎に所定の表示を行わせる流
動表示制御構成を形成する。
【0036】図4は、上記自動預金支払機10及び遠隔
監視装置300の構成において、本発明の各構成要素を
機能別に分けて図示したブロック図を示している。同図
に示すように、本発明は、管理手段1と、決定手段2
と、判別手段3と、第1表示手段4と、第2表示手段5
とを備えている。
【0037】そのうち上記管理手段1は、自動預金支払
機10にて顧客との間で行われる入出金などの銀行リテ
ール取引において使用される現金を管理すると共に、そ
れを介してなされる取引処理を管理するものであり、上
述のように、自動預金支払機10の硬貨ユニット103
及び紙幣ユニット104と、遠隔監視装置300の制御
部310で構成されている。
【0038】上記決定手段2は、管理手段1により管理
される各自動預金支払機10毎の硬貨ユニット103及
び紙幣ユニット104内の現金の残量に応じて、各自動
預金支払機10毎に、次に推奨される取引の種別を決定
するものであり、上述のように、遠隔監視装置300の
制御部310で構成されている。ここで、両ユニット1
03及び104内の現金の残量が所定の量より少なくな
った場合に、決定手段2により決定される推奨取引の種
別は、入金を伴う取引となる。反対に現金の残量が所定
の量より多くなった場合に、決定手段2により決定され
る推奨取引の種別は、出金を伴う取引となる。
【0039】上記判別手段3は、管理手段1により管理
される各自動預金支払機10毎の取引処理の進行状況を
逐次受け取り、その進行状況が所定の段階に達している
ことを判別するものであり、上述のように、遠隔監視装
置300の制御部310で構成されている。ここで、判
別の行われる所定の段階とは、取引の進行状況で、その
処理がもうすぐ終了する段階のものを、本構成では指し
ており、たとえば、入出金処理を行い、最後に通帳11
への印字を行っている段階のものなどが、それに相当す
る。これは、印字後該通帳11を顧客に返却すれば、処
理がそれで終了するからである。
【0040】上記第1表示手段4は、決定手段2により
決定された取引の種別に対応して、その推奨取引を各自
動預金支払機10毎に表示させるものであり、上述のよ
うに、各自動預金支払機10毎に備えられたパネル表示
装置108で構成されている。
【0041】上記第2表示手段5は、判別手段3により
その取引が所定の段階まで進行していると判別された場
合に、次取引の準備を促す表示(後述するように次の顧
客を誘導する表示)を行うものであり、上述のように、
各自動預金支払機10毎に備えられたパネル表示装置1
08で構成されている。尚、本構成では、前記第1表示
手段4とこの第2表示手段5は、各自動預金支払機10
の構成において、同一のパネル表示装置108で構成さ
れている。
【0042】図5は、自動預金支払機10の1つが出金
過多でその硬貨ユニット103及び紙幣ユニット104
内の現金が予め決められていた下限(本構成では自動預
金支払機10の両ユニット内のMAX現金収納容量の2
0%)を下回った場合に、第1表示手段4を構成してい
るパネル表示装置108で表示されるメッセージを示し
ている。該メッセージは、入金取引を行おうとする顧客
を、出金過多となっている該自動預金支払機10に誘導
する表示となる。尚、下段は取引可能な科目を表示して
いる。
【0043】図6は、自動預金支払機10の1つが入金
過多でその硬貨ユニット103及び紙幣ユニット104
内の現金が予め決められていた上限(本構成では自動預
金支払機10の両ユニット内のMAX現金収納容量の8
0%)を上回った場合に、第1表示手段4を構成してい
るパネル表示装置108で表示されるメッセージを示し
ている。該メッセージは、支払取引を行おうとする顧客
を、入金過多となっている該自動預金支払機10に誘導
する表示となる。
【0044】図7は、今現在行われている顧客との取引
処理がもうすぐ終了する段階にある自動預金支払機10
の1つにおける、第2表示手段5を構成しているパネル
表示装置108のメッセージ表示を示している。該メッ
セージは、次に取引を行おうとする顧客に対して、取引
処理がもうすぐ終了する段階にある該自動預金支払機1
0に誘導する表示がなされる。尚、この表示に関して
は、金融機関内の自動預金支払機10を使用して取引を
行おうとする顧客の混み具合に応じて、係員が前記遠隔
監視装置300の制御部310に指示を与え、該制御部
310で構成されている判別手段3の機能をON・OF
Fすることで、顧客に以上のメッセージ表示を行った
り、或いはそのような表示を停止することができるよう
になっている。これは、混雑時以外は、顧客にとってそ
のような表示が必要とされないからである。
【0045】図8は、1つの自動預金支払機10におい
て、現金残量に応じて上記図5又は図6のようなメッセ
ージ表示を行う場合の、本顧客誘導システムの動作フロ
ーを示すフローチャートである。
【0046】まず顧客からの取引選択指示を持ち(ステ
ップS101)、その選択に応じた取引処理を行って
(ステップS102)、その取引処理を終了する(ステ
ップS103)。管理手段1は、常に該自動預金支払機
10の硬貨ユニット103及び紙幣ユニット104内の
現金残量を管理しており、その残量データを受け取った
前記決定手段2は、その残量が自動預金支払機10の両
ユニット内のMAX現金収納容量の80%以上であるか
否かをチェックする(ステップS104)。
【0047】現金残量が前記MAX現金収納容量の80
%以上である場合(ステップS104;Yes)、前記
図6に示す支払を行う顧客に対する誘導メッセージを表
示する(ステップS105)。反対に現金残量が前記M
AX現金収納容量の80%未満である場合(ステップS
104;No)は、次に該現金残量が自動預金支払機1
0の両ユニット内のMAX現金収納容量の20%以下で
あるか否かをチェックする(ステップS106)。
【0048】現金残量が前記MAX現金収納容量の20
%以下である場合(ステップS106;Yes)、前記
図5に示す入金を行う顧客に対する誘導メッセージを表
示する(ステップS107)。反対に現金残量が前記M
AX現金収納容量の20%より多い場合(ステップS1
06;No)は、通常の科目表示のみを行う(ステップ
S108)。これらの科目は、図5〜図7においてパネ
ル表示装置108の下段部分に表示されているものであ
る。
【0049】上記構成によれば、前記決定手段2によっ
て、各自動預金支払機10の硬貨ユニット103及び紙
幣ユニット104内の現金残量に応じ、次に推奨される
取引の種別が決定され、図5又は図6に示すように、第
1表示手段4で、その推奨取引を表示するため、顧客が
行おうとする取引に適する自動預金支払機10側に該顧
客を移動するなど、取引内容別に顧客を誘導することが
できるようになる。その結果、複数ある自動預金支払機
10で現金残量にバラツキが少なくなり、取引媒体のエ
ンド又はフルなどを理由に、自動預金支払機10が休止
状態となったり、取引の縮退を生ずることがなくなり、
係員オペレーションが軽減されるようになる。
【0050】また前記管理手段1によって、自動預金支
払機10毎に取引処理の進行状況が把握され、そのうち
の少なくとも1つが、判別手段3によって、所定の段階
にまで進行していると判別された場合に、第2表示手段
5で、次に取引を行おうとする顧客に対して、図7に示
すように、該自動預金支払機10において、取引処理が
もうすぐ終了する段階にある旨表示することになる。そ
の結果、複数ある装置の空きの予測が可能となり、間も
なく空く装置に顧客を誘導することができるようになっ
て、顧客の取引待ちの煩わしさを軽減することが可能と
なる。
【0051】尚、本発明の顧客誘導システムは、上述の
実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0052】たとえば、本実施形態構成では、遠隔監視
装置300側の制御部310が前記管理手段1の構成の
一部と、決定手段2及び判別手段3の構成を形成し、ま
た各自動預金支払機10の硬貨ユニット103及び紙幣
ユニット104が、上記管理手段1の残りの構成を形成
しているが、このような分散システムにせず、各自動預
金支払機10の制御部100と、硬貨ユニット103及
び紙幣ユニット104と、さらにパネル表示装置108
とにより、本発明の管理手段1と、決定手段2と、判別
手段3と、第1表示手段4と、第2表示手段5とを構成
する(すなわち自動預金支払機10内に本発明の全ての
構成を備える)ようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項
1、3、4又は5記載の顧客誘導システムによれば、決
定手段によって、前記取引媒体の残量に応じ、次に推奨
される取引の種別が決定され、表示手段で、その推奨取
引を表示するため、顧客が行おうとする取引に適する装
置側に該顧客を移動するなど、取引内容別に顧客を誘導
することが可能となるという優れた効果を奏し得る。そ
の結果、複数ある装置で媒体残量にバラツキが少なくな
り、取引媒体のエンド又はフルなどを理由に、装置が休
止状態となったり、取引の縮退を生ずることがなくな
り、係員オペレーションが軽減されるようになる。
【0054】また本発明の請求項2又は3記載の顧客誘
導システムによれば、判別手段によって、取引処理の進
行状況が所定の段階にまで進行していると判別された場
合に、表示手段で、該取引の終了を知らせる表示又は次
取引の準備を促す表示を行うことができるようになる。
その結果、複数ある装置の空きの予測が可能となり、間
もなく空く装置に顧客を誘導することができるようにな
って、顧客の取引待ちの煩わしさを軽減することが可能
となるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】顧客取引装置の構成である自動預金支払機10
の構成を示す斜視図である。
【図2】自動預金支払機10のハードウェア構成を示す
ブロック図である。
【図3】自動預金支払機10の監視を行う遠隔監視装置
300のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】自動預金支払機10及び遠隔監視装置300に
分散された、本発明の各構成要素を機能別に分けて図示
したブロック図である。
【図5】出金過多の場合にパネル表示装置108で表示
されるメッセージを示す説明図である。
【図6】入金過多の場合にパネル表示装置108で表示
されるメッセージを示す説明図である。
【図7】顧客との取引処理がもうすぐ終了する段階にあ
る自動預金支払機10のパネル表示装置108で表示さ
れるメッセージを示す説明図である。
【図8】自動預金支払機10における本顧客誘導システ
ムの動作フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 管理手段 2 決定手段 3 判別手段 4 第1表示手段 5 第2表示手段 10 自動預金支払機 11 通帳 12 磁気カード 100 制御部 101 通帳ユニット 101a 通帳出入れ口 102 カードユニット 102a カード出入れ口 103 硬貨ユニット 103a 硬貨出入れ口 104 紙幣ユニット 104a 紙幣出入れ口 105 顧客操作部 105a 顧客操作タッチパネル 105b 顧客側表示LCD 106 管理操作部 106a 係員操作タッチパネル 106b 係員側表示LCD 107 表示タッチパネル 108 パネル表示装置 109a 第1通信制御部 109b 第2通信制御部 110a ハードディスクドライブ 110b フロッピーディスクドライブ 200 センタホスト 300 遠隔監視装置 310 制御部 320 内部記憶装置 330 外部記憶装置 340 通信制御部 350 表示出力部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA01 AA04 AA07 AA08 BA07 BA18 CA02 CA06 CA16 CB04 FH04 FH05 FH07 FJ05 FJ06 FJ08 FJ09 FJ10 FK05 FK10 5B055 BB03 EE04 EE12 MM01 NA02 NA11 PA11 PA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の取引にて使用される取引媒体を管
    理する管理手段と、 該管理手段により管理される取引媒体の残量に応じて、
    次に推奨される取引の種別を決定する決定手段と、 該決定手段により決定された取引の種別に対応して、そ
    の推奨取引を表示する表示手段とを有することを特徴と
    する顧客誘導システム。
  2. 【請求項2】 取引処理を管理する管理手段と、 該管理手段により管理される取引処理の進行状況が所定
    の段階に達していることを判別する判別手段と、 該判別手段によりその取引が所定の段階まで進行してい
    ると判別された場合に、該取引の終了を知らせる表示又
    は次取引の準備を促す表示を行う表示手段とを有するこ
    とを特徴とする顧客誘導システム。
  3. 【請求項3】 所定の取引にて使用される取引媒体を管
    理すると共に、該取引媒体を介してなされる取引処理を
    管理する管理手段と、 該管理手段により管理される取引媒体の残量に応じて、
    次に推奨される取引の種別を決定する決定手段と、 前記管理手段により管理される取引処理の進行状況が所
    定の段階に達していることを判別する判別手段と、 前記決定手段により決定された取引の種別に対応して、
    その推奨取引を表示する第1表示手段と、 前記判別手段によりその取引が所定の段階まで進行して
    いると判別された場合に、該取引の終了を知らせる表示
    又は次取引の準備を促す表示を行う第2表示手段とを有
    することを特徴とする顧客誘導システム。
  4. 【請求項4】 前記取引媒体が現金であり、その取引が
    入金又は出金を伴う取引である場合に、前記管理手段に
    より管理される該取引媒体の残量が所定の量より少なく
    なったところで、前記決定手段により決定される推奨取
    引の種別が、入金を伴う取引であることを特徴とする請
    求項1又は3記載の顧客誘導システム。
  5. 【請求項5】 前記取引媒体が現金であり、その取引が
    入金又は出金を伴う取引である場合に、前記管理手段に
    より管理される該取引媒体の残量が所定の量より多くな
    ったところで、前記決定手段により決定される推奨取引
    の種別が、出金を伴う取引であることを特徴とする請求
    項1又は3記載の顧客誘導システム。
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