JPH11226646A - 曲げ加工用分割ダイ - Google Patents
曲げ加工用分割ダイInfo
- Publication number
- JPH11226646A JPH11226646A JP2718698A JP2718698A JPH11226646A JP H11226646 A JPH11226646 A JP H11226646A JP 2718698 A JP2718698 A JP 2718698A JP 2718698 A JP2718698 A JP 2718698A JP H11226646 A JPH11226646 A JP H11226646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- die
- die holder
- inclined plane
- working
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイ底Ｒを無くし、ダイ底Ｒに影響されない
所望の曲げ幅（Ｖ溝幅）を有する曲げ加工用分割ダイの
提供。 【解決手段】 所望角度の斜面部１、２を有する二個の
ブロックＢ１、Ｂ２を、その斜面部１、２が相対向して
Ｖ溝を形成するように衝合密着させ、前記二個のブロッ
クＢ１、Ｂ２を、所望の形状を維持して確固に嵌装して
保持可能なダイホルダーＣを備えたことを特徴とする。
所望の曲げ幅（Ｖ溝幅）を有する曲げ加工用分割ダイの
提供。 【解決手段】 所望角度の斜面部１、２を有する二個の
ブロックＢ１、Ｂ２を、その斜面部１、２が相対向して
Ｖ溝を形成するように衝合密着させ、前記二個のブロッ
クＢ１、Ｂ２を、所望の形状を維持して確固に嵌装して
保持可能なダイホルダーＣを備えたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、曲げ加工機等に
用いられる曲げ加工用分割ダイに関する。
用いられる曲げ加工用分割ダイに関する。
【０００２】
【従来の技術】曲げ加工用に用いられる金型ダイは、プ
レーナー等の機械加工機で切削加工する場合、一個のブ
ロックを加工して製作するためにＶ溝を形成する突端隅
部の所謂ダイ底部位の曲率半径Ｒは、最小で凡そ０．２
ｍｍ程度までが限度であるというのが通例である（図２
（ａ）、（ｂ）参照）。
レーナー等の機械加工機で切削加工する場合、一個のブ
ロックを加工して製作するためにＶ溝を形成する突端隅
部の所謂ダイ底部位の曲率半径Ｒは、最小で凡そ０．２
ｍｍ程度までが限度であるというのが通例である（図２
（ａ）、（ｂ）参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来例では、例えば、０．１ｍｍの板厚を加工する場合、
曲げ幅（ダイ肩幅またはＶ溝幅）を０．５ｍｍ位にした
いが、ダイ底のＲが０．２ｍｍあるためダイの曲げ幅を
大きく取らねばならず、特に薄板を加工する場合、曲げ
角Ｒを所望の最小値とすることができないという課題が
ある。
来例では、例えば、０．１ｍｍの板厚を加工する場合、
曲げ幅（ダイ肩幅またはＶ溝幅）を０．５ｍｍ位にした
いが、ダイ底のＲが０．２ｍｍあるためダイの曲げ幅を
大きく取らねばならず、特に薄板を加工する場合、曲げ
角Ｒを所望の最小値とすることができないという課題が
ある。
【０００４】この発明は、上述の点に着目して成された
もので、ダイ底Ｒを無くし、従ってダイ底Ｒに影響され
ない所望の曲げ幅（Ｖ溝幅）を有する曲げ加工用分割ダ
イを提供することを目的とする。
もので、ダイ底Ｒを無くし、従ってダイ底Ｒに影響され
ない所望の曲げ幅（Ｖ溝幅）を有する曲げ加工用分割ダ
イを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【０００６】（１） 所望角度の斜面部を有する二個の
ブロックを、その斜面部が相対向してＶ溝を形成するよ
うに衝合密着させ、前記二個のブロックを、所望の形状
を維持して確固に嵌装して保持可能なダイホルダーを備
えたことを特徴とする曲げ加工用分割ダイ。
ブロックを、その斜面部が相対向してＶ溝を形成するよ
うに衝合密着させ、前記二個のブロックを、所望の形状
を維持して確固に嵌装して保持可能なダイホルダーを備
えたことを特徴とする曲げ加工用分割ダイ。
【０００７】（２） ダイホルダーは、二個のブロック
に対して嵌脱自在の所望形状の凹部を有することを特徴
とする前項（１）記載の曲げ加工用分割ダイ。
に対して嵌脱自在の所望形状の凹部を有することを特徴
とする前項（１）記載の曲げ加工用分割ダイ。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
説明する。
説明する。
【０００９】図１（ａ）は、この発明に係る曲げ加工用
分割ダイの側面模式図、同（ｂ）は同じく外観斜視図、
図２（ａ）は曲げ加工用ダイの従来例を示す側面模式
図、同（ｂ）は同じくダイ底部拡大図である。
分割ダイの側面模式図、同（ｂ）は同じく外観斜視図、
図２（ａ）は曲げ加工用ダイの従来例を示す側面模式
図、同（ｂ）は同じくダイ底部拡大図である。
【００１０】図面について説明すれば、Ｂ１は第１ブロ
ック、Ｂ２は第２ブロック、１は第１ブロックＢ１の斜
面部、２は第２ブロックＢ２の斜面部、Ｃはダイホルダ
ーであって、所望角度の斜面部１を有する第１ブロック
Ｂ１と、同様に所望角度の斜面部２を有する第２ブロッ
クＢ２の二個のブロックを、その斜面部１及び２が相対
向してＶ溝を形成するように衝合密着させ、前記二個の
ブロックを、所望の形状を維持して確固に嵌装して保持
可能であり、ダイホルダーＣは、前記二個のブロックＢ
１、Ｂ２に対して所望形状の凹部を有し、嵌脱自在に構
成されている。
ック、Ｂ２は第２ブロック、１は第１ブロックＢ１の斜
面部、２は第２ブロックＢ２の斜面部、Ｃはダイホルダ
ーであって、所望角度の斜面部１を有する第１ブロック
Ｂ１と、同様に所望角度の斜面部２を有する第２ブロッ
クＢ２の二個のブロックを、その斜面部１及び２が相対
向してＶ溝を形成するように衝合密着させ、前記二個の
ブロックを、所望の形状を維持して確固に嵌装して保持
可能であり、ダイホルダーＣは、前記二個のブロックＢ
１、Ｂ２に対して所望形状の凹部を有し、嵌脱自在に構
成されている。
【００１１】上述の構成に基づいて作用を説明する。
【００１２】板材の曲げ加工を行う前の準備作業とし
て、例えば、特に薄板材を加工する場合、先ず所定の位
置に配設されたダイホルダーＣの所望形状を有する凹部
Ｃａ内に、第１ブロックＢ１と第２ブロックＢ２を、前
記第１ブロックＢ１の斜面部１と前記第２ブロックＢ２
の斜面部２とを相対向して、前記斜面部１、２の下方延
長線上に位置する垂直面部１ａ及び２ａを互いに衝合密
着させた状態で強固に保持する様に嵌装する。
て、例えば、特に薄板材を加工する場合、先ず所定の位
置に配設されたダイホルダーＣの所望形状を有する凹部
Ｃａ内に、第１ブロックＢ１と第２ブロックＢ２を、前
記第１ブロックＢ１の斜面部１と前記第２ブロックＢ２
の斜面部２とを相対向して、前記斜面部１、２の下方延
長線上に位置する垂直面部１ａ及び２ａを互いに衝合密
着させた状態で強固に保持する様に嵌装する。
【００１３】この発明に係る実施例では、第１ブロック
Ｂ１、第２ブロックＢ２及びダイホルダーＣ共に直線切
削加工で製作できる形状であるため、加工精度は容易に
高めることができ、ダイホルダーＣの凹部Ｃａ内に両ブ
ロックを密着して強固に嵌装固定でき、従って曲げ加工
中の曲げ反力に十分耐えることができて精度の良い加工
が可能である。
Ｂ１、第２ブロックＢ２及びダイホルダーＣ共に直線切
削加工で製作できる形状であるため、加工精度は容易に
高めることができ、ダイホルダーＣの凹部Ｃａ内に両ブ
ロックを密着して強固に嵌装固定でき、従って曲げ加工
中の曲げ反力に十分耐えることができて精度の良い加工
が可能である。
【００１４】なお、他のクランプ手段、例えば、ボルト
を使用したり、溶接加工等が不要であり、コスト的にも
安価に作成することが出来る。
を使用したり、溶接加工等が不要であり、コスト的にも
安価に作成することが出来る。
【００１５】
【発明の効果】この発明によれば、曲げ加工に用いるダ
イを分割し、ダイホルダーに強固に嵌装固定できるよう
にしたことで、精度の良い曲げ加工が可能であると共に
安価に作成できるという効果を呈する。
イを分割し、ダイホルダーに強固に嵌装固定できるよう
にしたことで、精度の良い曲げ加工が可能であると共に
安価に作成できるという効果を呈する。
【図１】（ａ）この発明に係る曲げ加工用分割ダイの側
面模式図、同（ｂ）同じく外観斜視図
面模式図、同（ｂ）同じく外観斜視図
【図２】（ａ）曲げ加工用ダイの従来例を示す側面模式
図、同（ｂ）同じくダイ底部拡大図
図、同（ｂ）同じくダイ底部拡大図
Ｂ１ 第１ブロック Ｂ２ 第２ブロック １、２ 斜面部 １ａ、２ａ 垂直面部 Ｃ ダイホルダー Ｃａ 凹部
Claims (2)
- 【請求項１】 所望角度の斜面部を有する二個のブロッ
クを、その斜面部が相対向してＶ溝を形成するように衝
合密着させ、前記二個のブロックを、所望の形状を維持
して確固に嵌装して保持可能なダイホルダーを備えたこ
とを特徴とする曲げ加工用分割ダイ。 - 【請求項２】 ダイホルダーは、二個のブロックに対し
て嵌脱自在の所望形状の凹部を有することを特徴とする
請求項１記載の曲げ加工用分割ダイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2718698A JPH11226646A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 曲げ加工用分割ダイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2718698A JPH11226646A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 曲げ加工用分割ダイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226646A true JPH11226646A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12214057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2718698A Withdrawn JPH11226646A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 曲げ加工用分割ダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226646A (ja) |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP2718698A patent/JPH11226646A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |