JPH11182103A - 車両用ドアハンドル装置の組み付け構造 - Google Patents
車両用ドアハンドル装置の組み付け構造Info
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- JPH11182103A JPH11182103A JP34900497A JP34900497A JPH11182103A JP H11182103 A JPH11182103 A JP H11182103A JP 34900497 A JP34900497 A JP 34900497A JP 34900497 A JP34900497 A JP 34900497A JP H11182103 A JPH11182103 A JP H11182103A
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- door
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Abstract
上する。 【解決手段】 ドアハンドル2に一体成形した軸部2c
をD字形断面形状に形成し、ケース1には軸部2cを枢
支する軸支孔8と軸部2cの細い部分のみを通すゲート
部9とを形成する。ドアハンドル2の胴体部2aから把
持部2bとは相反する側に突片部2cを設け、ケース1
を固設する対象であるドアパネル6の一部を曲折して形
成したストッパ部6bに、開扉時にドアハンドル2を回
動させた際に突片部2cを衝当させて、最大回動角度を
規定する。その規定位置は、軸部2cのD字形断面部の
細い部分がゲート部9に整合する前である。 【効果】 部品点数を増やすことなくドアハンドルのケ
ースへの組み付けを行うと共に、ドアパネルにより上記
ドアハンドルの最大回動角度を規定するストッパ部を形
成したことから、組み付けが容易であると共に高剛性及
び耐久性を確保し得る。
Description
両用ドアハンドル装置の組み付け構造に関するものであ
る。
する際にはドアハンドルを回動させて行うなどしてい
る。そのようなドアハンドルの回動中心となる枢軸にピ
ンを用いるものがあったが、その構造のものでは、ピン
を挿入したり、ピンを抜け止めする必要があるなど、組
み付け作業が煩雑であった。
に開示されているように、ドアハンドルの回動軸となる
軸部の断面形状をD字形断面にすると共に、そのD字形
断面の狭幅部分のみを通過可能なゲート部を有する軸支
孔をケースに設けたものがある。このようにすることに
より、ドアハンドルをドアハンドルケースへ組み付ける
際には、軸部をその細い部分をゲート部に整合させて軸
支孔内に挿入した後に整合位置からずらして回動させる
ことで軸支状態にすることができ、ドアハンドルの組み
付けが容易になる。
部を用いたものにあっては、ドアハンドルの使用時にお
ける軸支孔からの脱落を防止するべく、上記軸部の細い
部分がゲート部と再整合しないように何らかのストッパ
手段を設ける必要がある。上記従来例では、ドアハンド
ルに連結されるロッドの端部を枢支するスナップを後付
けして、そのスナップをドアハンドルケースの一部に衝
当させるようにしている。そのため、スナップの取り付
けを強固にしなければならないなど、組み付け性を損な
う要素があった。
て、ドアハンドル装置の組み付け性をより一層向上する
ことを実現するために、本発明に於いては、ドアを開く
時に操作するドアハンドルと、前記ドアハンドルを回動
自在に支持するケースとを有するドアハンドル装置を車
両のドアパネルに組み付けるべく、前記ドアハンドルと
前記ケースとのいずれか一方に一体形成されたD字形断
面軸部と、前記ドアハンドルと前記ケースとのいずれか
他方に前記軸部を回動自在に支持可能でありかつ前記軸
部の細い部分のみを通過可能なゲート部を有する軸支孔
とを設けると共に、前記ドアハンドルを使用時の回動範
囲において前記軸支孔から前記軸部が抜け出ることを防
止するべく、前記回動範囲の最大角度で前記ドアハンド
ルの一部が衝当するストッパ部を前記ドアパネルの一部
を加工して形成するものとした。
の軸支構造における軸部をD字形断面形状にしてドアハ
ンドルとケースとの組み付け作業を簡略化すると共に、
軸部の抜け止めとしてドアハンドルの一部をドアパネル
の一部により形成したストッパ部に衝当させるようにし
たことから、ストッパ構造の高剛性化を達成し得る。
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
の車室側に組み付けられるドアハンドル装置の正面図で
あり、図2は、本ドアハンドル装置の組み付け要領を示
すべく図1の矢印II−II線について見た側断面図であ
る。本ドアハンドル装置は、図に示されるように矩形皿
状のケース1と、そのケース1の凹部内に受容されるよ
うに取り付けられているドアハンドル2とロックハンド
ル3とからなっている。また、図2に示されるように、
ハンドルケース1の凹部の底壁にはタッピングねじ4を
挿通するねじ支持孔5が設けられている。
ンドルケース1にドアハンドル2及びロックハンドル3
を一体的に取り付けてアッセンブリ化した状態で、図2
に示されるようにドアパネル6に取り付けられる。な
お、本具体例にあっては、タッピングねじ4を直接ドア
パネル6にねじ込んで固定するのではなく、ドアパネル
6に設けた取付孔6aにグロメット7を押し込んで取り
付け、そのグロメット7にタッピングねじ4をねじ込
み、ハンドルケース1をドアパネル6に固定するように
なっている。
方体に形成されていると共に、タッピングねじ4をねじ
込むためのタッピング孔7aが、タッピングねじ4の外
径よりも狭い幅の長孔に形成されている。そして、ドア
ハンドル2に連結されるドアロック操作用連結ロッドの
動作方向(図における左右方向)にグロメット7のタッ
ピング孔7aの長手方向を合わせるように、グロメット
7をドアパネル6に取り付ける。このようにすることに
より、ハンドルケース1をグロメット7のタッピング孔
7aの長手方向に変位させて固定することができるた
め、ドアハンドル2と連結ロッドとの位置決めを容易に
行い得る。
際にハンドルケース1に対して起立方向に回動させる
が、その回動中心部となる胴体部2aと、胴体部2aか
ら回動軸線に直交する向きに延出するレバー状の把持部
2bと、胴体部2aからその左右方向に互いに同軸的に
突出する長短一対の軸部2cとを一体成形にて形成され
ている。その軸部2cの長軸側に上記したロックハンド
ル3が回動自在に支持されており、ハンドルケース1の
側壁部に設けられた軸支孔8により回動自在に軸部2c
の各軸線方向端部が枢支されている。
り枢支されている部分がD字形断面形状に形成されてい
る。また、ハンドルケース1の軸支孔8を形成する部分
の一部を外と連通するように切除してゲート部9が設け
られており、そのゲート部9の幅は、軸部2cのD字形
断面部の細い部分のみを通過可能な程度にされている。
これにより、ドアハンドル2をハンドルケース1に容易
に組み付けることができ、D字形断面部の細い部分と上
記ゲート部9とが一致しない範囲でドアハンドル2を回
動させることにより、軸支孔8からの離脱が防止され
る。
れるようにドアハンドル2をハンドルケース1に組み付
ける際にドアハンドル2を挿入可能な開口部1aが設け
られている。したがって、本ドアハンドル装置にあって
は、ドアパネル6に取り付ける前に上記したアッセンブ
リ状態にする際には、図3に示されるように、まず、ド
アハンドル2をハンドルケース1の裏側から開口部1a
に図3の矢印Aに示されるように挿入する。
を上記ゲート部9に整合させ、図4に示されるように、
軸部2cを軸支孔8内に完全に収めて、ドアハンドル2
を軸部2cを回転中心として図4の矢印Bに示されるよ
うにハンドルケース1の凹部に向けて倒す。すると、上
記D字形断面部の細い部分と上記ゲート部9との整合位
置がずれるため、軸支孔8から軸部2cが抜け出なくな
るため、ドアハンドル2をハンドルケース1に一体的に
組み付けたアッセンブリ化が簡単に可能である。なお、
ドアに取り付けた使用状態ではドアハンドル2から手を
離した際には自然に収納位置に戻るように、ドアハンド
ル2を、図示されないねじりコイルばねなどによりハン
ドルケース1の凹部内に向けて弾発付勢しておくため、
上記アッセンブリ状態でのドアハンドル2の脱落が生じ
ることはない。
ンドル装置を前記したようにしてドアパネル6に取り付
けるが、そのドアパネル6には、その一部を曲折してス
トッパ部として形成したストッパ面6bが図2に示され
るように設けられている。また、ドアハンドル2には、
その胴体部2bから把持部2aとは相反する側に向けて
突設した突片部2dが設けられており、ドアハンドル2
をハンドルケース1に対して起立させる方向に回動した
際に、突片部2dをストッパ面6bに衝当させて、ドア
ハンドル2の開扉操作時の最大回動角度を規定してい
る。
開扉時にドアハンドル2を回動させた際に軸部2cのD
字形断面部の細い部分が上記ゲート部9に整合する前で
ある。したがって、組み付け後のドアハンドル2にあっ
ては、最大回動角度まで起こした場合でも軸部2cが軸
支孔8から抜け出てしまうことがない。
ド連結用のスナップをハンドルケースに衝当させていた
ことから、剛性及び耐久性を考慮すると、スナップが大
型化しがちであるのに対して、本発明によれば、剛性の
高いドアパネルによりストッパ部を形成しているため、
そのような大型の部品を必要としない。
れるように、ドアハンドル2をハンドルケース1に組み
付ける際に、開口1aにドアハンドル2の胴体部2aの
一部が衝当する状態で、軸部2cのD字形断面部の細い
部分がゲート部9と一致するようにされている。したが
って、組み付け時のみならず、取り外し時においても軸
部2cとゲート部9との位置決めを容易に行うことがで
き、組み付け性及びメンテナンス性が良い。
2側に軸部を設けてハンドルケース1側に軸支部を設け
たが、これに限ることなく、ハンドルケース1側に軸部
を設けてドアハンドル2側に軸支部を設けても良い。
ルの回動中心となる軸部の軸支部への組み付けを容易に
するために軸部をD字形断面形状に形成し、軸支孔のゲ
ート部から軸部が抜け落ちることを防止するべくドアハ
ンドルの最大回動角度を規定する手段を、別部品を用い
ることなく構成すると共に、ドアハンドル装置の組み付
けにおいて当然に行われるドアパネルへの取り付けにて
ドアハンドルの最大回動角度が規定されることから、工
程簡略化かつ組み付けコスト低減を向上し得る。また、
ドアハンドル装置を取り付ける相手であるドアパネルに
より上記ドアハンドルの最大回動角度を規定するストッ
パ部を形成したことから、剛性及び耐久性においても何
ら問題がない。
み付けられるドアハンドル装置の正面図。
ル装置の組み付け要領を示す側断面図。
領を示す図。
領を示す図。
示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアを開く時に操作するドアハンドル
と、前記ドアハンドルを回動自在に支持するケースとを
有するドアハンドル装置を車両のドアパネルに組み付け
るべく、 前記ドアハンドルと前記ケースとのいずれか一方に一体
形成されたD字形断面軸部と、前記ドアハンドルと前記
ケースとのいずれか他方に前記軸部を回動自在に支持可
能でありかつ前記軸部の細い部分のみを通過可能な幅に
て形成されたゲート部を有する軸支孔とを設けると共
に、 前記ドアハンドルを使用時の回動範囲において前記軸支
孔から前記軸部が抜け出ることを防止するべく、前記回
動範囲の最大角度で前記ドアハンドルの一部が衝当する
ストッパ部を前記ドアパネルの一部を加工して形成した
ことを特徴とする車両用ドアハンドル装置の組み付け構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34900497A JP4122081B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 車両用ドアハンドル装置の組み付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34900497A JP4122081B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 車両用ドアハンドル装置の組み付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11182103A true JPH11182103A (ja) | 1999-07-06 |
JP4122081B2 JP4122081B2 (ja) | 2008-07-23 |
Family
ID=18400846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34900497A Expired - Fee Related JP4122081B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 車両用ドアハンドル装置の組み付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4122081B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280746A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Mazda Motor Corp | 車両用ドアハンドル装置 |
CN101684694A (zh) * | 2008-09-26 | 2010-03-31 | 爱信精机株式会社 | 用于车辆的门把手 |
CN105421888A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-03-23 | 陈道福 | 一种便于锁芯拆卸的执手门锁 |
CN108120212A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-06-05 | 青岛海尔股份有限公司 | 用于冷藏冷冻装置的把手组件及冷藏冷冻装置 |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP34900497A patent/JP4122081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008280746A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Mazda Motor Corp | 車両用ドアハンドル装置 |
CN101684694A (zh) * | 2008-09-26 | 2010-03-31 | 爱信精机株式会社 | 用于车辆的门把手 |
CN105421888A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-03-23 | 陈道福 | 一种便于锁芯拆卸的执手门锁 |
CN108120212A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-06-05 | 青岛海尔股份有限公司 | 用于冷藏冷冻装置的把手组件及冷藏冷冻装置 |
CN108120212B (zh) * | 2017-11-01 | 2020-06-23 | 青岛海尔股份有限公司 | 用于冷藏冷冻装置的把手组件及冷藏冷冻装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4122081B2 (ja) | 2008-07-23 |
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