JPH11180173A - ハイブリッド電気自動車用駆動装置 - Google Patents

ハイブリッド電気自動車用駆動装置

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JPH11180173A
JPH11180173A JP9351599A JP35159997A JPH11180173A JP H11180173 A JPH11180173 A JP H11180173A JP 9351599 A JP9351599 A JP 9351599A JP 35159997 A JP35159997 A JP 35159997A JP H11180173 A JPH11180173 A JP H11180173A
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engine
motor
pulley
generator
drive
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JP9351599A
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Inventor
Takeo Hiramatsu
健男 平松
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
    • B60K6/20Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
    • B60K6/50Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
    • B60K6/54Transmission for changing ratio
    • B60K6/543Transmission for changing ratio the transmission being a continuously variable transmission

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイブリッド電気自動車用駆動装置に関し、
効率よく車両を駆動でき、小型のエンジン及びモータで
大きな発進出力を得ることができ、回生制動によりエネ
ルギ効率よく制動を行なえるようにすることができるよ
うにする。 【解決手段】 エンジン1と、モータ兼発電機2と、エ
ンジン1及びモータ兼発電機2により駆動される回転軸
を入力軸13としてそなえられた無段変速機3と、無段
変速機3の入力軸13又は出力軸14上に設けられた2
自由度3要素型の遊星歯車機構5と、遊星歯車機構5か
ら駆動輪10L,10R側へ駆動力を出力する駆動出力
軸6とをそなえ、遊星歯車機構5の3要素のうちの第1
の要素5Bが無段変速機3の入力軸13に連結され、第
2の要素5Aが無段変速機3の出力軸14に連結され、
第3の要素5Cが駆動出力軸6に連結されるよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとモータ
とにより駆動輪に動力を供給しうる、ハイブリッド電気
自動車用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の観点から電気自動車の
開発が進められているが、実用に供する電気自動車とし
ては、車両にエンジン(一般に、内燃機関)を搭載した
いわゆるハイブリッド電気自動車が開発され、既に量産
化されている。一般に、ハイブリッド電気自動車では、
車載のエンジンを走行用モータと共に或いは走行用モー
タの代わりに車両の駆動のために用いたり、車載のエン
ジンを発電のために用いたりする。このエンジンにより
発電する場合、発電した電力は、モータの電源であるバ
ッテリを充電するために用いたり、走行用モータを駆動
するために直接的に用いたりすることができる。
【0003】例えば図9は現在生産されているシリーズ
パラレル併用方式のハイブリッド電気自動車用駆動装置
(第1従来技術)の構成を模式的に示す図であり、図1
0はその要部構成を示す図である。図9に示すように、
モータ101からの出力はモータ出力軸101Aからギ
ヤ機構102の入力側ギヤ103に出力されるようにな
っており、この入力側ギヤ103の回転軸103Aには
遊星ギヤ機構104が接続されている。一方、エンジン
105からの出力は、エンジン出力軸(クランク軸)1
05Aから遊星ギヤ機構104に出力され、遊星ギヤ機
構104から入力側ギヤ103へ伝達されて、モータ1
01からの出力にエンジン105からの出力が付加され
て、ギヤ機構102の出力側ギヤ106から駆動軸10
7,駆動輪108へと伝達される。
【0004】遊星ギヤ機構104は、図9,図10に示
すように、モータ出力軸(即ち、入力ギヤ103の回転
軸)101Aに一体回転するように結合されたリングギ
ヤ104Aと、エンジン105の出力軸105Aに一体
回転するように結合されたキャリア104Bと、このキ
ャリア104Bに回転(自転)自在に軸支されリングギ
ヤ104Aと噛合する複数の(ここでは4つ)のプラネ
タリピニオン104Cと、各プラネタリピニオン104
Cと噛合するサンギヤ104Dとをそなえている。
【0005】また、サンギヤ104Dは、エンジン10
5の出力軸105Aの外周に同軸に装着された中空軸1
09を介して、発電機110のロータ110Aと一体回
転するように接続されている。モータ101及び発電機
110は、インバータ111を介してバッテリ112に
接続されており、モータ101はインバータ111によ
り回転速度(以下、回転数という)や放電状態及び充電
状態を制御され、発電機110はインバータ111によ
り発電(充電)状態を制御されるようになっている。
【0006】そして、エンジン105は、高負荷近傍の
みで運転し、エンジン105の余剰出力は、発電機11
0で電力に変換してモータ101の駆動のために、直接
又はバッテリ112を一旦充電してこのバッテリ112
介して間接的に利用されるようになっている。また、停
車時,例えば20km/h以下の極低速走行時,満充電
時には、エンジン105を停止して、モータ101のみ
により車両を駆動して、エンジン105の作動により生
じる排ガスや騒音を抑制させるようになっている。
【0007】さらに、エンジン105は、最高回転数を
最高値(例えば4000rpm程度)以下に抑えて、エ
ンジンの低フリクション化を図り、さらに、高膨張比サ
イクルで熱効率を向上させるように設定されている。ま
た、モータ101は、低回転,高トルク型のものを採用
して、ギヤ比切換機構なしで従来車並の低速駆動力を確
保できるようになっている。
【0008】このようなモータ101の採用とともに、
遊星ギヤ機構104によりモータ101とエンジン10
5と発電機110とを連結することで、モータ101と
エンジン105と発電機110との相互間の回転比を変
えることで、ギヤ比切換機構やクラッチ機構といったそ
の他の動力伝達系を用いることなく、車速制御を行なえ
るようになっている。
【0009】このハイブリッド電気自動車用駆動装置で
は、その駆動モードを、以下の表1に示すように、停
車、発進・極低速、定常走行、加速、減速・制
動の5つのモードに分類することができる。
【0010】
【表1】
【0011】モードの停車時には、エンジン105,
モータ101,発電機110はいずれも停止しており、
バッテリ112の充放電はない。ただし、エアコン等の
補機類の作動時やバッテリ112の残存容量が低下した
場合には、例えば発電機110をモータ作動させてエン
ジン105を始動して、エンジン105の出力により発
電機110により発電を行ない、この発電電力により補
機類の駆動やバッテリ112の充電を行なう。
【0012】モードの発進時や極低速走行時(例えば
車速が20km/h以下の時)には、エンジン105は
停止させてモータ101を駆動運転状態とし、発電機1
10は逆回転(空転)状態とする。したがって、バッテ
リ112は放電状態となる。もちろん、エアコン等の補
機類の作動時やバッテリ112の残存容量が低下した場
合には、モードと同様に、エンジン105を作動させ
て、発電機110により発電を行ない、この発電電力に
より補機類の駆動やバッテリ112の充電を行なう。
【0013】モードの定常走行時には、発電機110
でエンジン105を始動して、モータ101及びエンジ
ン105を共に駆動運転状態とする。このときには、エ
ンジン105からの出力の一部によって駆動された発電
機110の発電電力がモータ101に供給されるので、
基本的にはバッテリ112の充放電はないが、バッテリ
112の容量が低下した場合には発電機110の発電電
力の一部でバッテリ112を充電する。また、バッテリ
112が満充電状態の場合には、エンジン105を停止
してバッテリ112を放電させてモータ101のみで駆
動する場合もある。
【0014】モードの加速走行時や登坂時には、発電
機110でエンジン105を始動して、モータ101及
びエンジン105を共に駆動運転状態とするが、このと
きには、エンジン105により駆動された発電機110
の発電電力だけでなく、バッテリ112からの電力もモ
ータ101へ供給してモータ101を駆動してモータ1
01の出力を上昇させ、出力を上昇させたモータ101
の出力とエンジン105の出力とによって、車両を駆動
する。したがって、このときには、バッテリ112は放
電状態となる。
【0015】モードの減速走行時や制動時には、エン
ジン105は空転状態となり、モータ101はエネルギ
回生状態即ち充電状態とされ、発電機110は逆回転
(空転)状態とする。したがって、バッテリ112はエ
ネルギ回生による充電状態となる。このようなハイブリ
ッド電気自動車用駆動装置における車速の制御は、モー
タ101の回転数Nmを制御することにより行なえる
が、前述のように、モータ101は、遊星ギヤ機構10
4によりエンジン105と発電機110とに連結されて
いるので、モータ101の回転数Nmは、エンジン10
5の回転数Ne及び発電機110の回転数Ngに対して
図11の速度線図に示すような相対関係を保持しながら
変化する。したがって、車速の制御は、エンジン105
の回転数Neや発電機110の回転数Ngの制御を行い
ながらモータ101の回転数Nmを制御して、行なうこ
とになる。
【0016】図11に示すように、例えばの直線で示
すような停止状態から発進する場合には、の直線で示
すように、エンジン105は停止させておくので、モー
タ101を作動させるとともに、発電機110を逆回転
(空転)状態とすることになる。極低速走行時にも、エ
ンジン105は停止させておくので、モータ101を作
動させる一方で発電機110を逆回転(空転)させる。
【0017】そして、車速が上昇すると、発電機110
でエンジン105を始動させるため、エンジン105は
アイドル回転数から最高回転数(例えば4000rpm
程度)の範囲で回転するようになる。定常走行時には、
例えばの直線で示すように、バッテリ112の容量状
態に応じてエンジン105を作動させ、エンジン回転数
Neに応じて発電機回転数Ngを制御しながら、モータ
回転数Nm、即ち、車速を制御する。
【0018】加速時や登坂時には、エンジン回転数Ne
を上げてエンジン出力を増加させ、モータ回転数Nmを
上昇させていくが、大きな加速力を得るには、例えば
の直線で示すように、エンジン回転数Neを最大値付近
まで上昇させつつ、発電機回転数Ngを大幅に上昇させ
てモータ回転数Nmの上昇を待つことになる。そして、
発電機回転数Ngを低下させていきながら車速(モータ
回転数Nm)を上昇させていき、エンジン回転数Neを
最大値として発電機回転数Ngを十分に低下させた状態
で最高車速(例えば140km/h)を得ることができ
る。
【0019】一方、減速走行時や制動時には、の直線
で示すように、エンジンを空転状態としてエンジンブレ
ーキを得るとともに、モータ101はエネルギ回生状態
として回生ブレーキを得ながらモータ101による発電
電力でバッテリ112を充電し、発電機110は逆回転
(空転)状態とすることで、車速(モータ回転数Nm)
を低下させる。
【0020】また、従来の他のハイブリッド電気自動車
用駆動装置(第2従来技術)として、図12に示すよう
に、エンジン205の出力軸205A上に薄型のモータ
201を設け、これらのエンジン205及びモータ20
1の回転軸(出力軸205A)と、駆動輪208を装着
された駆動軸207側のギヤ機構202との間に、ベル
ト式の無段変速機(CVT)213を介装されたものが
ある。なお、この例では、モータ201はインバータ2
11によりキャパシタ212からの電力を制御されるよ
うになっている。
【0021】このように、駆動装置にCVT213を介
装することで、CVT213を用いて車速制御を行なえ
るようになるため、図9を参照して説明した第1従来技
術のように、モータを低回転,高トルク型のものに限定
したり、遊星ギヤ機構によりモータとエンジンと発電機
とを連結したりしなくても、従来車並の低速駆動力を確
保できるようになっている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のハイブリッド電気自動車用駆動装置では、以下
のような課題がある。第1従来技術のハイブリッド電気
自動車用駆動装置では、出力軸(モータ出力軸)101
Aに装着したモータ兼発電機101の回転速度は、車速
の低下に伴って減少するため、都市走行で頻度の高い低
速時には、エネルギ回生が少なくなり、燃費改善効果が
小さいという課題がある。
【0023】また、高速走行中は、エンジン105から
出力された駆動エネルギの一部(例えば20〜30パー
セント程度)を発電機110の駆動のために用いなくて
はならず、この発電機110で発電した電力でモータ1
01を駆動するなど、エネルギの不要な循環を回避する
ことができず、その分だけエネルギ効率が低下してしま
うという課題がある。
【0024】さらに、第1従来技術のものは、加速中や
登坂中には、発電機110を高速駆動するため、エンジ
ン105から出力された駆動エネルギの多く(例えば8
0パーセント程度)を発電機110の駆動のために用い
て、この発電機110で発電した電力にバッテリ112
からの電力を加えてモータ101を駆動するため、エネ
ルギの不要な循環が極めて大きくなってしまうという課
題がある。
【0025】また、加速中や登坂中には、このようにエ
ンジン105から出力された駆動エネルギの多くが発電
機110の駆動のために用いられるため、要求される大
きな駆動トルクを必然的にモータ101の出力に頼るこ
とになり、大容量のモータ101やバッテリ112が必
要になる。このため、車両の重量増やスペース効率の低
下を招き、さらには、これに起因した車両性能の低下や
コスト増を招くという課題もある。
【0026】また、第2従来技術のハイブリッド電気自
動車用駆動装置では、CVT213への入力軸(エンジ
ン205の出力軸205A)上に、モータ兼発電機20
1をエンジン205と同軸に装着しており、特に、CV
T213への入力軸にエンジン205が直結されている
ため、制動エネルギの回生の自由度が小さく、急制動時
や低速時には十分に回生行なうことが困難であり、従来
の機械式ブレーキに頼る率が大きいという課題がある。
【0027】本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、エネルギ効率よく車両を駆動できるようにして、
エンジンやモータやバッテリを小型化できるようにする
とともに、小型のモータで大きな発進出力を得ることが
でき、極低車速まで従来の機械式ブレーキに大きく頼る
ことなく回生制動によりエネルギ効率よく制動を行なえ
るようにした、ハイブリッド電気自動車用駆動装置を提
供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のハイブリッド電気自動車用駆動装置は、エン
ジン,モータ兼発電機,無段変速機,2自由度3要素型
の遊星歯車機構,駆動出力軸をそなえており、遊星歯車
機構の3要素のうちの第1の要素が無段変速機の入力軸
に連結され、該3要素のうちの第2の要素が無段変速機
の該出力軸に連結され、該3要素のうちの第3の要素が
駆動出力軸に連結されるため、該無段変速機の入力軸と
出力軸との速度比に応じて、該駆動出力軸の回転方向や
回転速度が調整されるとともに、駆動出力軸から出力さ
れる駆動トルクも調整される。
【0029】特に、該無段変速機の入力軸と出力軸との
速度比を所定値に調整すれば、エンジンやモータ兼発電
機の回転状態に係わらず、該駆動出力軸の回転を停止さ
せ車両の停止を行なうことができ、また、この停止状態
から速度比を僅かに変更すれば、前進または後退の発進
を行なうことができ、この時に、エンジンやモータ兼発
電機からの駆動力に対して駆動出力軸から発揮される駆
動力を大きく増幅させることができるので、発進時に必
要とする大きな駆動力を容易に得ることができる。
【0030】請求項2記載の本発明のハイブリッド電気
自動車用駆動装置は、該エンジンと該無段変速機の該入
力軸との間に介装されたワンウェイクラッチにより、該
エンジン側の回転は該入力軸側へ伝達するが該入力軸側
の回転は該エンジン側には伝達しないようになってお
り、該エンジンを停止させた状態で、該モータ兼発電機
のモータとして機能させ、該入力軸を駆動して車両の駆
動(定常走行や加速走行)を行なうことや、該モータ兼
発電機を該入力軸からの回転を受けて作動する発電機と
して機能させ、回生制動を行なうことが可能になる。
【0031】請求項3記載の本発明のハイブリッド電気
自動車用駆動装置は、該ワンウェイクラッチと並列に設
けられた始動用クラッチを用いて、該モータ兼発電機の
回転力で該エンジンを回転駆動して始動させることがで
きる。請求項4記載の本発明のハイブリッド電気自動車
用駆動装置は、該無段変速機が、ベルト式無段変速機に
より構成されており、第1プーリと第2プーリとこれら
の第1,第2プーリ間に巻回されたベルトとを通じて、
該入力軸と該出力軸との間の駆動力の伝達が行なわれ
る。この際、該入力軸にそなえられた該第1プーリにお
いて固定シーブに対して可動シーブを離接調整し、該出
力軸にそなえられた該第2プーリにおいて固定シーブに
対して可動シーブを離接調整することにより、該入力軸
と該出力軸との速度比やトルク比が調整される。
【0032】請求項5記載の本発明のハイブリッド電気
自動車用駆動装置は、該エンジンと該モータ兼発電機と
該無段変速機の該入力軸とが第1の軸線上に、該無段変
速機の該入力軸と該駆動出力軸とが第2の軸線上にそれ
ぞれ配設され、該第1プーリが該第1の軸線の一端部に
配設されるとともに、該第2プーリが該第2の軸線の一
端部に配設されているため、該第1の軸線の該第1プー
リよりもさらに一端側、及び、該第2プーリの該第2プ
ーリよりもさらに一端側に、スペースを確保することが
できる。
【0033】該遊星歯車機構は、該第1プーリ又は該第
2プーリよりも他端側に隣接して配置されるので、該第
1プーリ及び該第2プーリのうち、この該遊星歯車機構
を同軸上に配設されたプーリでは、設置スペースが十分
に必要な該可動シーブを、プーリよりもさらに一端側の
空きスペースに設置することになるが、該遊星歯車機構
を同軸上に配設されないプーリでは、設置スペースが十
分に必要な該可動シーブをベルトを挟んで該他端側に配
設し、該固定シーブを該ベルトを挟んで該一端側に配設
することができ、該固定シーブのさらに一端寄りに確保
された空きスペースに、補機類を駆動する動力取出部を
設けることができる。
【0034】請求項6記載の本発明のハイブリッド電気
自動車用駆動装置は、該無段変速機の変速状態を制御し
て、該無段変速機で伝達する駆動力が目標値になるよう
に調整するので、無段変速機を通じた伝達トルクの調整
を行なうことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図6は本発明の第1
実施形態としてのハイブリッド電気自動車用駆動装置を
示すものであり、図7,図8は本発明の第2実施形態と
してのハイブリッド電気自動車用駆動装置を示すもので
ある。
【0036】まず、第1実施形態について説明する。図
1に示すように、本ハイブリッド電気自動車用駆動装置
は、エンジン1及びモータ兼発電機2と、これらのエン
ジン1及びモータ兼発電機2から出力された駆動力を適
宜変速して伝達するための無段変速機(以下、CVTと
いう)3,3軸噛合歯車4及び遊星ギヤ機構5と、遊星
ギヤ機構5の出力軸(駆動出力軸)6に接続された減速
ギヤ機構7と、減速ギヤ機構7から出力された駆動力を
左右の駆動軸9L,9Rに配分する差動機構8と、駆動
軸9L,9Rに連結された駆動輪10L,10Rとをそ
なえて構成されている。
【0037】ここでは、エンジン1には内燃機関が用い
られており、このエンジン1はエンジンコントローラ2
4により回転速度や出力を制御されるようになってい
る。また、モータ兼発電機2は、モータコントローラ2
1によってモータ作動状態と発電機作動状態とを切り替
えられ、モータ作動時には、バッテリ22からの電力に
より回転して駆動力を出力し、発電機作動時には、駆動
輪側から回転力を受けて回動し発電を行ない、この発電
電力によりバッテリ22を充電するようになっている。
【0038】CVT3は、入力側プーリ3Aと、出力側
プーリ3Bと、これらの入力側プーリ3A及び出力側プ
ーリ3Bに巻回されたベルト3Cとからなるベルト式無
段変速機により構成されており、入力側プーリ3A及び
出力側プーリ3Bは、それぞれ、固定シーブ3a,3b
及び可動シーブ3c,3dから構成される。そして、例
えば油圧により可動シーブ3c,3dに加えるベルトク
ランプ力F1 ,F2 を調整することで、入力側プーリ3
A及び出力側プーリ3Bの有効径を調整して、入力側プ
ーリ3Aと出力側プーリ3Bとの回転速度の比(以下、
速度比という)r(=N2 /N1 ,N2 :N1 :一軸目
の入力側プーリ3Aの回転数,二軸目の出力側プーリ3
Bの回転数)を制御しうるようになっている。このベル
トクランプ力F1 ,F2 の調整は、クランプ力コントロ
ーラ23を通じて行なわれるようになっている。
【0039】3軸噛合歯車4は、入力ギヤ4Aと、出力
ギヤ4Bと、これらの入力ギヤ4A及び出力ギヤ4Bと
の間に介装されて入力ギヤ4A及び出力ギヤ4Bにそれ
ぞれ噛合する中間ギヤ4Cとから構成される。ここで
は、各ギヤ4A,4B,4Cとも歯数が等しく設定され
ており、入力ギヤ4Aと出力ギヤ4Bとは、同方向に等
速回転するようになっている。
【0040】遊星ギヤ機構5は、図1,図2に示すよう
に、ダブルピニオン式のものが用いられており、サンギ
ヤ5Aと、リングギヤ5Bと、プラネタリキャリア5C
との3つの入出力要素をそなえ、サンギヤ5A及びリン
グギヤ5Bにそれぞれ噛合するプラネタリピニオン5
D,5Eがプラネタリキャリア5Cに回転(自転)自在
に軸支されてなる2自由度3要素型遊星ギヤ機構として
構成される。プラネタリピニオン5D,5Eは互いに噛
合し、インナピニオン5Dがサンギヤ5Aに、アウタピ
ニオン5Dがリングギヤ5Bに、それぞれ噛合してい
る。
【0041】そして、エンジン1及びモータ兼発電機2
は一軸目である第1の軸線11上に配設され、遊星ギヤ
機構5は二軸目である第2の軸線12上に配設されてお
り、CVT3及び3軸噛合歯車4は、これらの第1の軸
線11と第2の軸線12との間に介装されている。つま
り、第1の軸線11上には、一端(図1中の左端)側か
らエンジン1,モータ兼発電機2,3軸噛合歯車4の入
力ギヤ4Aの順で配置され、他端(図1中の右端)にC
VT3の入力側プーリ3Aが配置されている。また、第
2の軸線12上には、他端(図1中の右端)側からCV
T3の出力側プーリ3B,遊星ギヤ機構5,3軸噛合歯
車4の出力ギヤ4Bの順で配置され、一端(図1中の左
端)に減速ギヤ機構7の第1ギヤ7Aが配置されてい
る。3軸噛合歯車4の中間ギヤ4Cの軸(中間軸)16
は、第1の軸線11と第2の軸線12との間に介設され
ている。
【0042】第1の軸線11上で、モータ兼発電機2の
出力軸,3軸噛合歯車4の入力ギヤ5Aの回転軸及びC
VT3の入力側プーリ3Aの回転軸(CVT入力軸)
は、一体の回転軸13として構成されている。また、エ
ンジン1の出力軸1Aとモータ兼発電機2側の回転軸
(CVT入力軸)13との間には、ワンウェイクラッチ
18と始動クラッチ19とが併設されている。
【0043】ワンウェイクラッチ18は、エンジン1側
の回転をCVT入力軸13側へ伝達するがCVT入力軸
13側の回転はエンジン1側には伝達しないように構成
されている。始動クラッチ19は、エンジン始動時に、
エンジン1の出力軸1Aとモータ兼発電機2側の回転軸
13とを連結して、モータ兼発電機2側(即ち、CVT
入力軸13側)の回転をエンジン1側に伝達してエンジ
ン1を始動させるもので、始動後には、結合を解除さ
れ、CVT入力軸13側の回転はエンジン1側には伝達
しないようになっている。
【0044】また、第2の軸線12上には、CVT3の
出力側プーリ3Bを軸支する回転軸(CVT出力軸)1
4と、3軸噛合歯車4の出力ギヤ4Bを軸支する回転軸
(3軸噛合歯車出力軸)15と、遊星ギヤ機構5の出力
軸(駆動出力軸)6とが、それぞれ別個に設けられてお
り、これらの3つの回転軸14,15,6がそれぞれ遊
星ギヤ機構5の3要素に結合されている。
【0045】つまり、遊星ギヤ機構5の3要素、即ち、
サンギヤ5A,リングギヤ5B,キャリア5Cをそなえ
るが、3要素のうちのいずれか一つの要素(第1の要
素)がCVT入力軸13側の3軸噛合歯車出力軸15に
連結され、3要素のうちの残りのうちの一方の要素(第
2の要素)がCVT出力軸14側に連結され、3要素の
残りの要素(第3の要素)が駆動出力軸6に連結されて
いる。
【0046】本実施形態では、リングギヤ5Bが第1の
要素に、サンギヤ5Aが第2の要素に、プラネタリキャ
リア5Cが第1の要素に、それぞれ対応している。つま
り、リングギヤ(第1の要素)5Bが3軸噛合歯車出力
軸15(即ち、CVT入力軸13側)に、サンギヤ(第
2の要素)5AがCVT出力軸14側に、プラネタリキ
ャリア(第3の要素)5Cが駆動出力軸6に、それぞれ
連結されている。
【0047】また、減速ギヤ機構7は、駆動出力軸6に
固設された第1ギヤ7Aと、中間軸17に固設された第
2ギヤ7B,第3ギヤ7Cと、差動機構8の入力ギヤと
してそなえられた第4ギヤ(リングギヤ)7Dとをそな
え、第1ギヤ7Aと第2ギヤ7Bとが噛合し、第2ギヤ
7Bと第3ギヤ7Cとは一体回転し、第3ギヤ7Cと第
4ギヤ7Dとが噛合している。
【0048】そして、第2ギヤ7Bの歯数は第1ギヤ7
Aの歯数よりも大きく、第3ギヤ7Cの歯数は第2ギヤ
7Bの歯数よりも小さく、第4ギヤ7Dの歯数は第3ギ
ヤ7Cの歯数よりも大きいため、第4ギヤ7Dは、これ
らの歯数比に応じた減速比で第1ギヤ7Aよりも低速回
転して、差動機構8,駆動軸9L,9Rを介して駆動輪
10L,10Rを回転駆動するようになっている。
【0049】ところで、遊星ギヤ機構5では、エンジン
1及び/又はモータ兼発電機2から出力された回転駆動
力を、3軸噛合歯車4を通じてリングギヤ5Bに入力さ
れ、CVT3を通じてサンギヤ5Aに入力されるが、減
速ギヤ機構7に駆動力を出力する駆動出力軸6の回転速
度(即ち、単位時間当たりの回転数、以下、回転数とい
う)NOUT 、即ち、プラネタリキャリア5Cの回転数N
C (=NO)は、このようなリングギヤ5Bの回転数N
R とサンギヤ5Aの回転数NS (=N2)とに対応した
ものになる。
【0050】例えば図3は駆動出力軸6即ちプラネタリ
キャリア5Cの回転数NC と、リングギヤ5Bの回転数
R と、サンギヤ5Aの回転数NS との関係を示す速度
線図である。なお、図3において、ZR はリングギヤ5
Bの歯数を、ZS はサンギヤ5Aの歯数を示す。図3中
に示す直線のように、サンギヤ5Aの回転数NS とリ
ングギヤ5Bの回転数NR との比(NS /NR )が、各
歯数の逆数比〔(1/ZS )/(1/Z R )〕と一致し
た場合(NS /NR =ZR /ZS )には、プラネタリキ
ャリア5Cの回転数NC は0となり、駆動出力軸6は、
CVT入力軸13の回転状態、即ち、エンジン1やモー
タ兼発電機2の回転状態に係わらず停止し、車両は停止
状態となる。
【0051】そして、サンギヤ5Aとリングギヤ5Bと
の回転数比(以下、速度比という)NS /NR が、歯数
の逆数比ZR /ZS よりも大きくなれば、プラネタリキ
ャリア5Cの回転数NC は、直線のように負(即ち、
プラネタリキャリア5Cは逆転)となり、速度比NS
R が、歯数の逆数比ZR /ZS よりも小さくなれば、
プラネタリキャリア5Cの回転数NC は、直線,,
のように正(即ち、プラネタリキャリア5Cは正転)
となる。
【0052】つまり、サンギヤ5Aとリングギヤ5Bと
の速度比NS /NR を調整するだけで、エンジン1やモ
ータ兼発電機2の回転状態に係わらず車両の停止と前進
と後退とを切り換えることができる。また、この速度比
S /NR の調整により、駆動出力軸6(即ち、駆動輪
10L,10R)の速度や駆動出力軸6(即ち、駆動輪
10L,10R)へ伝達される駆動力をも制御すること
ができる。
【0053】このようなサンギヤ5Aとリングギヤ5B
との速度比は、CVT3の入力プーリ3Aと出力プーリ
3Bとの速度比r(=N2 /N1 )に対応するので、C
VT3の入力プーリ3Aと出力プーリ3Bとの速度比r
を制御すれば、車両の停止,前進,後退の切り換えや、
車両の駆動力(出力トルク)の制御や車速の制御も行な
うことができるのである。
【0054】図4は、CVT3の速度比(ベルト変速比
ともいう)r(=N2 /N1 )に対するCVT3のトル
ク比特性を示すもので、ここでは、速度比rが1.8の
時に、駆動出力軸6が停止するもの(即ち、ZR /ZS
=1.8)としている。図4中、実線は入力トルク(入
力軸13にエンジン1及びモータ兼発電機2から入力さ
れるトルク)T1 に対する駆動出力軸6から出力される
トルク(駆動軸トルク)T2 の比(T2 /T1 :出力軸
トルク/入力軸トルク)を示し、破線は入力プーリ3A
に入力されるトルクTPIに対する駆動出力軸6から出力
される駆動軸トルクT2 の比(T2 /TPI:出力軸トル
ク/入力プーリトルク)を示す。
【0055】駆動ロスが全くなければ、速度比rが1.
8の前後で出力軸トルクT2 は無限大になるが、実際に
は駆動ロスがあるため、速度比rが1.8よりも僅かに
減少すれば、前進方向へ大きなトルク比T2 /T1 (こ
こでは、11.1)でトルクが発生し、速度比rがさら
に減少すれば、前進方向へのトルク比T2 /T1 は次第
に減少する。
【0056】また、速度比rが1.8よりも僅かに増加
すれば、後進方向へ大きなトルク比T2 /T1 (ここで
は、−10.8)でトルクが発生し、速度比rがさらに
増加すれば、後進方向へのトルク比T2 /T1 は次第に
減少する。また、CVT3の構造上の制約から、速度比
rには下限・上限があり、ここでは、速度比rの下限値
は0.43、上限値は2.43としている。
【0057】入力プーリトルクTPIに対する駆動出力軸
トルクT2 の比(T2 /TPI)は、図4中の破線に示す
ように、速度比rが小さくなるのにしたがって入力プー
リトルクTPIが相対的に減少するため、速度比rの減少
に応じて増加する。さらに、図5は、前進時のトルク比
及び効率を、入力軸13の回転数NIN(=N1 ,N1
入力プーリ3Aの回転数)に対する駆動出力軸6の回転
数NOUT (=NC ,NC :プラネタリキャリア5Cの回
転数)の比、即ち、変速比NOUT /NINに関して示した
ものである。なお、横軸には変速比NOUT /NINととも
に減速比NIN/NOUT を示している。
【0058】図5に示すように、変速比が大きいほど
(即ち、減速比が小さいほど)、駆動系の効率は高くな
るが、この効率特性は、従来の自動変速機や手動変速機
よりも優れたものになっている。また、当然ながら、変
速比が大きいほど(即ち、減速比が小さいほど)、トル
ク比は小さくなっている。ところで、CVT3の速度比
r(=N2 /N1 )は、可動シーブ3c,3dに加える
ベルトクランプ力F1 ,F2 を調整することで行なえる
ので、CVT3において駆動関係が成立するためのパラ
メータは、ベルトクランプ力F1 ,F2 ,CVT3の速
度比(入出力軸間の速度比)r(=N2 /N1 ),CV
T入力軸13の回転速度N1 ,CVT出力軸14の回転
速度N2 ,CVT入力軸13に入力されるトルク(入力
軸トルク)をT1 ,CVT出力軸14から出力されるト
ルク(出力軸トルク)をT2 の7つとなり、ベルトスリ
ップがなく効率100%を仮定すると、以下の5式が成
立する。
【0059】 r=N2 /N1 ・・・(1) r=T1 /T2 ・・・(2) f(r,F1 ,F2 ,T1 )=0 〔クランプ力と伝達トルクとの関係〕 ・・・(3) N2 =N(V) 〔車速Vに対応して決まる〕 ・・・(4) T1 =T(N1 ) 〔エンジン及びモータ兼発電機の出力特性で決まる〕 ・・・(5) したがって、例えばベルトクランプ力F1 ,F2 を調整
してCVT3による伝達トルクがそのときの運転条件
(車速,アクセル開度,道路勾配,旋回半径等)に最適
な値となるように調整して、エンジン及びモータ兼発電
機の出力を調整することで、速度比rを調整しながら、
駆動トルク(駆動出力軸6からの出力トルク)延いては
車速Vを調整することができる。
【0060】このように、本ハイブリッド電気自動車用
駆動装置では、ベルトクランプ力F 1 ,F2 を調整する
ことで、駆動輪への伝達トルクを制御することができ、
そこで、本駆動装置では、従来のCVTの駆動概念とは
異なる駆動概念で、CVT3の駆動を行なうようになっ
ている。つまり、従来のCVTは、エンジンから発生す
る駆動力を受けて、この駆動力を、入力プーリと出力プ
ーリとの半径比により決まる速度比r(=N2 /N1
で出力して車両を駆動しており、単なる変速機として受
動的に機能していたが、本駆動装置のCVT3は、入力
プーリ3Aと出力プーリ3Bとの各ベルトクランプ力F
1 ,F2 を制御することで、ベルト3Cで伝達する駆動
力を制御しようとするもので、CVT3を能動的に駆動
するものである。
【0061】このため、本CVT3では、車速センサ
(図示略)で検出された車速,アクセル開度センサ(図
示略)で検出されたアクセル開度,道路勾配センサ(図
示略)で検出された道路勾配,操舵センサ(図示略)の
検出情報等から算出される旋回半径に基づいて、クラン
プ力コントローラ23により、入力プーリ3Aと出力プ
ーリ3Bとのそれぞれの最適なベルトクランプ力を逐次
設定して、この設定した値に基づいてベルトクランプ力
1 ,F2 を調整するようになっている。
【0062】例えば車両の停止時には、車両の停止時に
は、CVT3の速度比r(=N2 /N1 )が所定値(こ
こでは、1.8)となるように、入力プーリ3Aと出力
プーリ3Bとの各ベルトクランプ力F1 ,F2 を制御す
る。そして、発進時には、例えば入力プーリ3Aのベル
トクランプ力F1 を増加させると、速度比r(=N2
1 )が所定値(1.8)よりも低下して、前進トルク
が得られ、例えば出力プーリ3Bのベルトクランプ力F
2 を増加させると、速度比r(=N2 /N1 )が所定値
(1.8)よりも増加して、後退トルクが得られ、各方
向への発進を行なうことができる。
【0063】例えば図6に示すように、両ベルトクラン
プ力F1 ,F2 の相関関係から、車両の前進トルク又は
後退トルクとして所望の大きさのトルクを発揮させるこ
とができるようになっている。図6において、T1 =0
の直線は、速度比r(=N2 /N1 )が定常的に所定値
(1.8)となるようにしてCVT3への入力トルクT
PIを0とするベルトクランプ力F1 ,F2 の対応関係を
示すもので、このときのベルトクランプ力F1,F
2 は、完全に等しくはないが、ほぼ等しい(F1
2 )状態になる。
【0064】そして、このTPI=0に対して、ベルトク
ランプ力F1 ,F2 のいずれか又は両方を変更すると、
図6中に破線で示すような出力トルク線(添付数字は出
力トルクの大きさを示す)に応じた大きさの駆動トルク
が発揮される。なお、CVTによる出力トルク(伝達ト
ルク)を大きくするには、ベルトクランプ力F1 ,F 2
を一定以上大きくしないとスリップを生じてしまう(図
6中に示すスリップ領域)ので、このスリップ領域を除
いてベルトクランプ力F1 ,F2 を設定することにな
る。
【0065】したがって、例えばベルトクランプ力
1 ,F2 が点Aの状態から、ベルトクランプ力F1
増加させると、その増加量に応じて前進側入力トルクT
PIが増加する。例えば前進側入力トルクTPIを5kg・
mとするには、ベルトクランプ力F1 を点Bで示す大き
さまで増加させればよい。また、後進側入力トルクTPI
を5kg・mとするには、ベルトクランプ力F1 を点C
で示す大きさまで増加させればよい。
【0066】また、エンジン1及びモータ兼発電機2か
らの出力は、エンジン1の出力及びモータ兼発電機2の
出力又は負荷を調整することで制御することができる
が、ここでは、エンジン1の出力及びモータ兼発電機2
の出力又は負荷も、CVT3と同様に車速,アクセル開
度,道路勾配,旋回半径等に基づいて、エンジンコント
ローラ24やモータコントローラ21によって制御され
るようになっている。
【0067】本発明の第1実施形態としてのハイブリッ
ド電気自動車用駆動装置は、上述のように構成されてい
るので、車両の停止時には、入力プーリ3Aと出力プー
リ3Bとの各ベルトクランプ力F1 ,F2 を図6に示す
PI=0の直線上に乗るように制御して、CVT3の速
度比r(=N2 /N1 )が所定値(ここでは、1.8)
となるようにする。
【0068】この状態では、エンジン1及びモータ兼発
電機2は停止してもよいが、発進にそなえるためには少
なくともモータ兼発電機2をモータ作動させるか、エン
ジン1のみ又はエンジン1及びモータ兼発電機2をとも
に作動させて、入力軸13に駆動力が入力されるように
する。この場合、入力軸13に入力された駆動力は、図
1に矢印で示すように、3軸噛合歯車4,遊星ギヤ機構
5,CVT3と循環してこれらの駆動のみに用いられる
ため、入力軸13に入力する駆動力は僅かなものでよ
い。したがって、例えばエンジン1作動時には、モータ
兼発電機2の発電機として作動させてエンジン1の出力
の多くをモータ兼発電機2による発電に用いて、バッテ
リを充電するようにしてもよく、もちろん、エンジン1
を停止させモータ兼発電機2を微小出力でモータ作動さ
せてもよい。
【0069】この停止状態から発進(前進又は後退)す
る場合、ドライバの要求(即ち、アクセル開度)に応じ
た出力トルクが得られるようにする必要があり、発進時
のアクセル開度上方から目標とする出力トルクを設定
し、この目標出力トルクが得られるように、クランプ力
コントローラ23を通じて、ベルトクランプ力F1 ,F
2 のいずれか又は両方を制御する。
【0070】例えば、前進側の入力トルクTPIを5kg
・mとするには、ベルトクランプ力F1 を図6に示す点
Aに示す状態から点Bで示す状態へ増加させればよい。
この発進時(r=1.8)における入力プーリ3Aに入
力されるトルクTPIに対する駆動出力軸6から出力され
るトルクT2 の比(T2 /TPI)及び入力軸トルクT1
に対する駆動出力軸6から出力される出力軸トルクT2
のトルク比(T 2 /T1 )は、図4に実線及び破線で示
すトルク比特性曲線のように、それぞれ、T2 /TPI
0.59,T2 /T1 =11.1となるので、プーリ入
力トルクTPIを5(kg・m)だけ得る場合には、出力
軸トルクT2 及び入力軸トルクT 1 は以下のようにな
る。
【0071】 T2 =0.59・TPI==0.59×5≒3(kg・m) T1 =T2 /11.1=3/11.1≒0.27(kg・m) 即ち、出力軸トルクT2 に対してプーリ入力トルクTPI
はやや大きくなるが、出力軸トルクT2 に対して入力軸
トルクT1 は極めて小さくてよいものになり、エンジン
1及びモータ兼発電機2の出力が僅かでも、大きな駆動
出力トルクを得ることができるようになるのである。
【0072】そして、発進後には、車両の走行状態、つ
まり、車速,アクセル開度,道路勾配,旋回半径に基づ
いて、クランプ力コントローラ23によりベルトクラン
プ力F1 ,F2 を制御しながら、加速,減速,停止更に
はその後の後退等を制御することができる。この制御時
に、遊星ギヤ機構5では、発進時や加速時には、図3に
示す直線,のように、サンギヤ5A側(CVT3の
出力軸側)及びリングギヤ5B側(CVT3の入力軸
側)の回転速度を高めながらトルク伝達を行ない、キャ
リア5C側(出力軸6側)の回転速度が高められていく
と、直線のように、サンギヤ5A側(CVT3の出力
軸側)及びリングギヤ5B側(CVT3の入力軸側)の
回転速度は低めに抑えながら、キャリア5C側(出力軸
6側)は高速回転を行なうようにさせながら車両の定常
走行を行なうことができる。
【0073】また、減速時には、エンジン1を停止させ
モータ兼発電機2を発電機作動させて負荷を与えること
で、回生ブレーキを発生させることができ、この回生量
も、リングギヤ5B側(CVT3の入力軸側)の回転速
度を確保することが可能なので、十分な回転速度でモー
タ兼発電機2を発電機作動させて、効率よい制動と効率
よいエネルギ回収を行なうことができる。
【0074】また、直線のように、CVTの速度比r
を大きくして、サンギヤ5A側(CVT3の出力軸側)
とリングギヤ5B側(CVT3の入力軸側)との速度比
を大きくすることで、車両を後退させることができる。
このように、本ハイブリッド電気自動車用駆動装置で
は、車速とは関係なく、エンジン1やモータ兼発電機2
を作動させることができ、制動エネルギの回生の自由度
が大きく、CVT3を制御しながら減速時に効率よいエ
ネルギ回生により、十分な燃費改善効果が得られるとと
もに、制動性能も向上させることができる。したがっ
て、従来の機械式ブレーキに頼る率を低減することがで
き、車両重量低減やコスト低減にも寄与しうる。
【0075】また、駆動出力を特に要求される発進時に
は、エンジン1及びモータ兼発電機2からの駆動力に対
して極めて大きな発進トルクを得ることができ、エンジ
ン1及びモータ兼発電機2を低出力のものにしても、十
分な発進性能を確保することができる。また、高速走行
中は、エネルギの不要な循環を抑制しつつ高効率(図5
参照)で車両を駆動することができ、この点でもエネル
ギ効率が優れている。
【0076】さらに、加速中や登坂中には、エンジン1
とモータ兼発電機2とを協働させて、十分な出力を得る
ことが可能であり、加速性能や登坂性能を確保しやす
い。このため、車両の重量増を回避しうるとともにスペ
ース効率を向上させることができ、これに起因して車両
性能の向上やコスト低減を促進しうる。さらに、ワンウ
ェイクラッチ18により、エンジン1を停止してもエン
ジンが駆動系の負荷になることはなく、また、エンジン
始動時には、始動クラッチ19を通じてエンジン1を始
動させることができ、駆動装置としての基本性能が確保
されている。
【0077】また、本実施形態のような配置では(図1
参照)、第1軸線11の端部(図中、右端)の入力プー
リ3Aの固定シーブ3aより外方に、空きスペースを確
保しうるので、この部分に補機類を駆動する動力取出部
(即ち、補機類駆動プーリ等)25を設けてもよい。次
に、第2実施形態について説明すると、図7に示すよう
に、第1実施形態が遊星ギヤ機構5を第2軸線12上に
設けているのに対して、この実施形態では、遊星ギヤ機
構5を第1軸線11上に設けている。
【0078】つまり、第1軸線11上に、エンジン1,
モータ兼発電機2,CVT3の入力プーリ3A,3軸噛
合歯車4の出力ギヤ4B及び遊星ギヤ機構5を設けてお
り、第2軸線12上に、CVT3の出力プーリ3B及び
3軸噛合歯車4の入力ギヤ4Aを設けている。また、3
軸噛合歯車4の中間ギヤ4Cは、第1軸線11,第2軸
線12間の中間軸16にそなえられる。
【0079】そして、遊星ギヤ機構5には、シングルピ
ニオン式の2自由度3要素型遊星ギヤ機構が採用され、
この遊星ギヤ機構5のサンギヤ5Aが3軸噛合歯車4の
出力ギヤ4Bと一体結合され、リングギヤ5Bが駆動出
力軸6と一体結合され、プラネタリキャリア5Cが入力
軸13と一体結合されている。また、エンジン1の出力
軸1Aとモータ兼発電機2側の回転軸(CVT入力軸)
13との間には、ワンウェイクラッチ18と始動クラッ
チ19とが併設されている。
【0080】そして、エンジン1及びモータ兼発電機2
の出力調整とともに、CVT3の入力プーリ3A及び出
力プーリ3Bの各可動シーブ3c,3dに加えるベルト
クランプ力F1 ,F2 を調整することで、第1実施形態
と同様に出力回転や出力トルクを調整しうるようになっ
ている。本発明の第2実施形態のハイブリッド電気自動
車用駆動装置は、上述のように構成されるので、第1実
施形態と同様にエンジン1及びモータ兼発電機2の出力
及び入力プーリ3A及び出力プーリ3Bのベルトクラン
プ力F1 ,F2 を調整しながら、車両の駆動制御を行な
うことができる。
【0081】なお、図7中に示すように、エンジン1及
びモータ兼発電機2の出力トルクをTe、サンギヤ5A
の伝達トルクをTs、プラネタリキャリア5Cの伝達ト
ルクをTc、本駆動装置の出力トルクをToとする。こ
こで、3軸噛合歯車4の伝達係数をjとするとサンギヤ
5Aから3軸噛合歯車4を経て出力される伝達トルクは
jTs、さらに、CVT3の変速比をr,ベルト効率を
ηとすると3軸噛合歯車4からCVT3を経て出力され
る伝達トルクはηrjTsとなる。
【0082】そして、これらのトルクは、次式のような
関係になる。 Tc=Te+ηrjTs=Ts+To Ts=PTo ただし、P=Zs /Zr ,Zs :サンギヤ5Aの歯数,
r :リングギヤ5Bの歯数とする。
【0083】上式より、 To/Te=1/(1+P−ηrjP) となり、変速比rを調整することで、入力トルクTeに
対する出力トルクToの大きさを調整することや、入力
トルクTeに対する出力トルクToの向きを調整するこ
とができることがわかる。
【0084】したがって、入力トルクTe、即ち、エン
ジン1及びモータ兼発電機2の出力トルクや、入力プー
リ3A及び出力プーリ3Bのベルトクランプ力F1 ,F
2 を調整することにより、例えば図8の速度線図に示す
ような特性で、駆動力制御を行なうことができる。つま
り、図8に示す直線のように、サンギヤ5A側(CV
T3の出力軸側)及びキャリア5C側(CVT3の入力
軸側)の回転速度を高めながらトルク伝達を行ない、リ
ングギヤ5B側(出力軸6側)の回転速度が高められて
いくと、サンギヤ5A側(CVT3の出力軸側)及びキ
ャリア5C側(CVT3の入力軸側)の回転速度は低め
に抑えながら、リングギヤ5B側(出力軸6側)は高速
回転を行なうようにさせながら車両の定常走行を行なう
ことができる。
【0085】また、減速時には、エンジン1を停止させ
モータ兼発電機2を発電機作動させて負荷を与えること
で、回生ブレーキを発生させることができ、この回生量
も、キュリア5C側(CVT3の入力軸側)の回転速度
を確保することが可能なので、十分な回転速度でモータ
兼発電機2を発電機作動させて、効率よい制動と効率よ
いエネルギ回収を行なうことができる。
【0086】また、直線のように、CVTの速度比r
を大きくして、サンギヤ5A側(CVT3の出力軸側)
とキュリア5C側(CVT3の入力軸側)との速度比を
大きくすることで、車両を後退させることができる。こ
のようにして、本実施形態でも、第1実施形態と同様の
作用・効果を得ることができる。
【0087】なお、本発明のハイブリッド電気自動車用
駆動装置は、上述の実施形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部を変形して適
用することが可能である。例えば、無段変速機には、ベ
ルト式無段変速機の他に、トロイダル無段変速機を用い
てもよく、3軸噛合歯車4に代えて、第1の軸線11上
及び第2の軸線12上に入力ギヤ4A,出力ギヤ4Bに
代わるスプロケットをそれぞれ設置しこれらのスプロケ
ット間をチェーンで接続したチェーン駆動機構を設ける
ようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のハイブリッド電気自動車用駆動装置によれば、該
無段変速機の入力軸と出力軸との速度比に応じて、該駆
動出力軸の回転方向や回転速度、及び、駆動出力軸から
出力される駆動トルクを調整することができ、エンジ
ン,モータ兼発電機,無段変速機を制御することで、車
速や加減速を自由に制御することができ、回生制動に関
する自由度も確保しやすい。
【0089】また、エンジンやモータ兼発電機からの駆
動力に対して駆動出力軸から発揮される駆動力を大きく
増幅させることができるので、エンジンやモータ兼発電
機に小出力のものを用いても、発進時に必要とする大き
な駆動力を容易に得ることができ、エネルギ効率に優れ
ており、車両重量低減やコスト低減にも寄与しうる利点
がある。
【0090】請求項2記載の本発明のハイブリッド電気
自動車用駆動装置は、該エンジンと該無段変速機の該入
力軸との間に介装されたワンウェイクラッチにより、該
エンジン側の回転は該入力軸側へ伝達するが該入力軸側
の回転は該エンジン側には伝達しないようになってお
り、該エンジンを停止させた状態で、該モータ兼発電機
のモータとして機能させ、該入力軸を駆動して車両の駆
動(定常走行や加速走行)を行なうことや、該モータ兼
発電機を該入力軸からの回転を受けて作動する発電機と
して機能させ、回生制動を行なうことが可能になる。
【0091】請求項3記載の本発明のハイブリッド電気
自動車用駆動装置は、該ワンウェイクラッチと並列に設
けられた始動用クラッチを用いて、該モータ兼発電機の
回転力で該エンジンを回転駆動して始動させることがで
きる。請求項4記載の本発明のハイブリッド電気自動車
用駆動装置は、該無段変速機が、ベルト式無段変速機に
より構成されており、第1プーリと第2プーリとこれら
の第1,第2プーリ間に巻回されたベルトとを通じて、
該入力軸と該出力軸との間の駆動力の伝達が行なわれ
る。この際、該入力軸にそなえられた該第1プーリにお
いて固定シーブに対して可動シーブを離接調整し、該出
力軸にそなえられた該第2プーリにおいて固定シーブに
対して可動シーブを離接調整することにより、該入力軸
と該出力軸との速度比やトルク比が調整される。
【0092】請求項5記載の本発明のハイブリッド電気
自動車用駆動装置は、該エンジンと該モータ兼発電機と
該無段変速機の該入力軸とが第1の軸線上に、該無段変
速機の該入力軸と該駆動出力軸とが第2の軸線上にそれ
ぞれ配設され、該第1プーリが該第1の軸線の一端部に
配設されるとともに、該第2プーリが該第2の軸線の一
端部に配設されているため、該第1の軸線の該第1プー
リよりもさらに一端側、及び、該第2プーリの該第2プ
ーリよりもさらに一端側に、スペースを確保することが
できる。
【0093】該遊星歯車機構は、該第1プーリ又は該第
2プーリよりも他端側に隣接して配置されるので、該第
1プーリ及び該第2プーリのうち、この該遊星歯車機構
を同軸上に配設されたプーリでは、設置スペースが十分
に必要な該可動シーブを、プーリよりもさらに一端側の
空きスペースに設置することになるが、該遊星歯車機構
を同軸上に配設されないプーリでは、設置スペースが十
分に必要な該可動シーブをベルトを挟んで該他端側に配
設し、該固定シーブを該ベルトを挟んで該一端側に配設
することができ、該固定シーブのさらに一端寄りに確保
された空きスペースに、補機類を駆動する動力取出部を
設けることができ、スペース効率がよい。
【0094】請求項6記載の本発明のハイブリッド電気
自動車用駆動装置によれば、無段変速機を通じて伝達ト
ルクの調整を行なうことができるため、車両の走行制御
を無段変速機を用いてより積極的に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車用駆動装置の構成を示す模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車用駆動装置の要部構成(遊星ギヤ機構)の構成
を示す模式図である。
【図3】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車用駆動装置の要部の速度特性を示す速度線図で
ある。
【図4】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車のトルク比特性を示す特性図である。
【図5】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車のトルク比特性及び効率特性を示す特性図であ
る。
【図6】本発明の第1実施形態としてのハイブリッド電
気自動車のCVTのベルトクランプ力F1 ,F2 の設定
について説明する図である。
【図7】本発明の第2実施形態としてのハイブリッド電
気自動車用駆動装置の構成を示す模式図である。
【図8】本発明の第2実施形態としてのハイブリッド電
気自動車用駆動装置の要部の速度特性を示す速度線図で
ある。
【図9】第1従来技術にかかるハイブリッド電気自動車
用駆動装置の構成を示す模式図である。
【図10】第1従来技術にかかるハイブリッド電気自動
車用駆動装置の要部構成を示す図である。
【図11】第1従来技術にかかるハイブリッド電気自動
車用駆動装置の要部の速度特性を示す速度線図である。
【図12】第2従来技術にかかるハイブリッド電気自動
車用駆動装置の構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 モータ兼発電機 3 無段変速機(CVT) 3A 入力側プーリ 3B 出力側プーリ 3C ベルト 3a,3b 固定シーブ 3c,3d 可動シーブ 4 3軸噛合歯車 5 遊星ギヤ機構 6 出力軸(駆動出力軸) 7 減速ギヤ機構 8 差動機構 9L,9R 駆動軸 10L,10R 駆動輪 18 ワンウェイクラッチ 19 始動クラッチ 21 モータコントローラ 22 バッテリ 23 クランプ力コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、 電力供給を受けるとモータとして作動し回転駆動力を受
    けると発電機として作動しうるモータ兼発電機と、 該エンジン及び該モータ兼発電機により駆動される回転
    軸を入力軸としてそなえられた無段変速機と、 該無段変速機の該入力軸又は出力軸上に設けられた2自
    由度3要素型の遊星歯車機構と、 該遊星歯車機構から駆動輪側へ駆動力を出力する駆動出
    力軸とをそなえ、 該遊星歯車機構の該3要素のうちの第1の要素が該無段
    変速機の該入力軸に連結され、該3要素のうちの第2の
    要素が該無段変速機の該出力軸に連結され、該3要素の
    うちの第3の要素が該駆動出力軸に連結されていること
    を特徴とする、ハイブリッド電気自動車用駆動装置。
  2. 【請求項2】 該エンジンと該無段変速機の該入力軸と
    の間に、該エンジン側の回転は該入力軸側へ伝達するが
    該入力軸側の回転は該エンジン側には伝達しないワンウ
    ェイクラッチが介装され、該エンジンを停止させなが
    ら、該モータ兼発電機のモータ作動による該入力軸の駆
    動、又は、該入力軸からの回転を受けた該モータ兼発電
    機の発電が可能に構成されていることを特徴とする、請
    求項1記載のハイブリッド電気自動車用駆動装置。
  3. 【請求項3】 該ワンウェイクラッチと並列に、該モー
    タ兼発電機の駆動により該エンジンを始動させるための
    始動用クラッチが設けられていることを特徴とする、請
    求項2記載のハイブリッド電気自動車用駆動装置。
  4. 【請求項4】 該無段変速機が、該入力軸にそなえられ
    固定シーブ及び可動シーブからなる第1プーリと、該出
    力軸にそなえられ固定シーブ及び可動シーブからなる第
    2プーリと、該第1プーリ及び該第2プーリに巻回され
    たベルトとからなるベルト式無段変速機により構成され
    ていることを特徴とする、請求項1記載のハイブリッド
    電気自動車用駆動装置。
  5. 【請求項5】 該エンジンと該モータ兼発電機と該無段
    変速機の該入力軸とが第1の軸線上に、該無段変速機の
    該出力軸と該駆動出力軸とが第2の軸線上にそれぞれ配
    設され、 該第1プーリが該第1の軸線の一端部に配設されるとと
    もに、該第2プーリが該第2の軸線の一端部に配設さ
    れ、 該遊星歯車機構が該第1の軸線上又は該第2の軸線上に
    おける該第1プーリ又は該第2プーリよりも他端側に隣
    接して配置され、 該第1プーリ及び該第2プーリのうち同軸上に該遊星歯
    車機構をそなえない方のプーリにおいては、該固定シー
    ブが該ベルトを挟んで該一端側に配設され該可動シーブ
    がベルトを挟んで該他端側に配設されるとともに、該固
    定シーブのさらに一端寄りに、補機類を駆動する動力取
    出部が設けられていることを特徴とする、請求項4記載
    のハイブリッド電気自動車用駆動装置。
  6. 【請求項6】 該無段変速機の変速状態を、該無段変速
    機で伝達する駆動力が目標値になるように制御すること
    を特徴とする、請求項1記載のハイブリッド電気自動車
    用駆動装置。
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