JPH11171994A - ポリベンゾオキサゾール前駆体およびポリベンゾチアゾール前駆体 - Google Patents

ポリベンゾオキサゾール前駆体およびポリベンゾチアゾール前駆体

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JPH11171994A
JPH11171994A JP10270388A JP27038898A JPH11171994A JP H11171994 A JPH11171994 A JP H11171994A JP 10270388 A JP10270388 A JP 10270388A JP 27038898 A JP27038898 A JP 27038898A JP H11171994 A JPH11171994 A JP H11171994A
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JP
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precursor
bis
polybenzoxazole
polybenzothiazole
aminophenol
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JP10270388A
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English (en)
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Recai Sezi
ゼチ レカイ
Michael Keitmann
カイトマン ミヒャエル
Guenter Schmitz
シュミット ギュンター
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Siemens AG
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Siemens AG
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides
    • G03F7/023Macromolecular quinonediazides; Macromolecular additives, e.g. binders
    • G03F7/0233Macromolecular quinonediazides; Macromolecular additives, e.g. binders characterised by the polymeric binders or the macromolecular additives other than the macromolecular quinonediazides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/22Polybenzoxazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G75/32Polythiazoles; Polythiadiazoles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機溶媒および金属イオンを含まない水性ア
ルカリ現像剤に良好に溶解でき、光感性組成物に適し、
遠心技術によって加工できるポリベンゾオキサゾール前
駆体およびポリベンゾチアゾール前駆体を提供する。 【解決手段】下記の部分構造式 【化1】 を含むポリベンゾオキサゾール前駆体およびポリベンゾ
チアゾール前駆体を製造する。この場合、下記が成立す
る:A1 〜A6 は、相互に無関係であり、H,F,CH
3 ,CF3 ,OCH3 ,OCF3 ,CH2 CH3 、CF
2 CF3 、OCH2 CH3 またはOCF2 CF3 を表
し;Tは、OまたはSを表し,mは、0または1を表
し;Zは、芳香族基または複素環基を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規のポリベンゾ
オキサゾール前駆体およびポリベンゾチアゾール前駆体
ならびに上記前駆体を含むフォトレジスト溶液に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マイクロエレクトロニクスでは、保護層
および絶縁層として高温安定のポリマーが必要である。
この種のポリマーは、2つの金属平面(例えばマルチチ
ップ・モジュール、メモリチップ、論理チップ)の間の
誘電体として且つまたチップとそのケースとの間のバッ
ファ層(“バッファコート”)として使用できる。上記
ポリマーの若干(例えば芳香族ポリイミド(PI)の前
駆体およびポリベンズオキサゾール(PBO)の前駆
体)は、有機溶媒中で良好な溶解性およびフィルム形成
性を示し、経費的に妥当な遠心技術によって電子デバイ
ス上に施すことができる。次いで熱処理によって前駆体
を環化し、即ち対応するポリマーに移行させ、このよう
にして、その最終特性が得られる。
【化5】 ベンゾオキサゾール前駆体 ベンゾオキサゾール 環化時、PBO前駆体の誘電性および吸水性にマイナス
の影響を与える極性、親水性基(OH,NHおよびC
O)が消失する。これは、例えば、ポリイミド(特に、
ヒドロキシポリイミド)に対するポリベンゾオキサゾー
ルの重要な利点である。しかも環化は、良好な誘電性お
よび低い吸水性にとって重要であるのみならず、その高
い温度安定性にとっても重要である。
【0003】環化された最終生成品に対する要求は、極
めて高い。即ち、例えば、できる限り低い誘電率および
高い熱的安定性の外に、低い吸湿性が必要である。即
ち、吸収された水分は、電気的性質を劣化するのみなら
ず、金属導体路の腐食を助成し、高温では気泡形成およ
び剥離を誘起する。
【0004】ポリイミドおよびポリベンゾオキサゾール
は、他の多くの高温安定ポリマーに比して下記の利点を
有する。 −ポリイミドおよびポリベンゾオキサゾールは、環化さ
れた最終生成品に比して、可溶の前駆体として基板上に
施し、次いで環化することができ、この場合溶解性が著
しく減少し、このようにして、溶媒および他の処理化学
品に対する感度が著しく減少する。この理由から例えば
前環化されたポリベンゾオキサゾールの加工は困難であ
る。 ー前駆体に適切な光活性成分を添加して光感性組成物を
製造でき、このようにして、コスト的に妥当な直接的な
誘電体の構造化が可能である。ポリベンゾオキサゾール
は、ポリイミドに比して、ポジモードで構造化でき且つ
アルカリ水溶液で現像できるという利点を有する(ヨー
ロッパ特許EP0023662B1、EP026467
8BおよびEP0291779B1参照)。このため、
使用するPBO前駆体は、好ましくは金属イオンを含ま
ないアルカリ現像剤に可溶でなければならない。 ー同様に加工できネガ構造化できるベンゾシクロブテン
(BCB)は、ポリイミドおよびポリベンゾオキサゾー
ルよりも著しく低い温度安定性を示す。
【0005】マイクロエレクトロニクスデバイスのコス
ト的に妥当な製造に関連する他の重要な要求は、誘電体
のプレーナ形成能である。即ち、このようなデバイスの
製造の場合、各種の層の形成中に高低差が生じ、以降の
処理(例えば微細構造のリソグラフ形成)を困難とす
る。これに反して、フォトリソグラフ処理は、平坦化し
た基板おいてより良い寸法精度およびより大きい公差で
実施できる。プレーナ形成能の良い誘電体を使用すれ
ば、デバイスの製造時、経費のかかる研磨プロセス(化
学的機械的研磨=CMP)を回避できる。
【0006】光感性組成物の製造に適するアルカリ可溶
のPBO前駆体は、例えば、ヨーロッパ特許EP002
3662B1、EP0264678B1、EP0291
779B1およびドイツ特許DE716629C2から
公知である。上前駆体は、基板上で環化できる(これに
関してはヨーロッパ特許EP0291778B1参
照)。しかしながら、公知のポリマーは、環化(ポリベ
ンゾオキサゾールへの移行)後、比較的大きい吸湿性
(例えば、1.7%)を示す(ヨーロッパ特許EP02
91779B1参照)。製造されたポリマーのプレーナ
形成能に関する指示はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、有機
溶媒および金属イオンを含まない水性アルカリ現像剤に
良好に溶解でき、感光組成物に適し、遠心技術によって
加工できるポリベンゾオキサゾール前駆体およびポリベ
ンゾチアゾール前駆体を提供することにある。更に、前
駆体は、基板上で問題なく環化できなければならず、環
化後、高い温度安定性以のに特に極めて低い吸湿性およ
び高いプレーナ形成度を有していなければならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明にも
とづき、下記の部分構造式
【化6】 を含むポリベンゾオキサゾール前駆体およびポリベンゾ
チアゾール前駆体によって解決される。この場合、下記
が成立する:A1 〜A6 は、相互に無関係であり、H,
F,CH3 ,CF3 ,OCH3 ,OCF3 ,CH2 CH
3 、CF2 CF3 、OCH2 CH3 またはOCF2 CF
3 を表し;TはOまたはSを表し,mは0または1を表
し;Zは下記の基の1つを表す:
【化7】 式中、Q=C−AまたはNであり、ここでA=H,F,
(CH2 p CH3 、(CF2 p CF3 ,O(C
2 p CH3 、O(CF2 p CF3 、CO(C
2 p CH3 、CO(CF2 p CF3 (ここで、p
=0〜8)(直鎖または分岐),OC(CH3 3 ,O
C(CF3 3 ,C6 5 、C6 5 ,OC6 5、O
6 5 ,シクロペンチル、ペルフルオルシクロペンチ
ル、シクロヘキシルまたはペルフルオルシクロヘキシル
であり、ここで、分離された芳香族環には、環当り最大
3つのN原子が存在でき、2つのN原子は隣接してよ
く、多環系には、環当り最大2つのN原子が存在でき、 M=単一結合、(CH2 n ,(CF2 n ,CH(C
3 ),CH(CF3 ),CF(CH3 ),CF(CF
3 ),C(CH3 2 ,C(CF3 2 ,CH(C6
5 )、CH(C6 5 ),CF(C6 5 )、CF(C
6 5 ),C(CH3 )(C6 5 )、C(CH3
(C6 5 )、C(CF3 )(C6 5 )、C(C
3 )(C6 5 )、C(C6 5 2 、C(C
6 5 2 、CO,SO 2
【化8】 であり、ここで、Z=フェニレンの場合(Zに示した基
の最初の3つはQ=C−Aである)またはm=0の場
合、基A1 〜A7 の少なくとも1つは、≠Hでなければ
ならず、Z=
【化9】 であり、QがC−Fを表し、Mは単一結合を表す場合、
ポリベンゾオキサゾールの部分構造式のNH−CO基
は、O−ブリッジに対してo−位置またはp−位置を取
らなければならない。
【0009】上記の構造のポリマー前駆体は、対応する
ビス−o−アミノフェノールまたはビスーo−アミノチ
オフェノールと1つまたは複数の適切なジカルボン酸ま
たはジカルボン酸誘導体(特に活性なエステルおよび塩
化物)との重合によって製造される。この場合、有機溶
媒中で、−20〜150℃の温度において、ビスo−ア
ミノフェノールまたはビスo−アミノチオフェノールお
よびジカルボン酸またはジカルボン酸誘導体を反応さ
せ、次いで、適切な沈殿剤を反応溶液に滴下してポリマ
ーを沈殿させる。沈殿したポリマーは、濾過、乾燥すれ
ば直ちに使用できる。ポリマーの沈殿前にそのアミノ末
端基は無水ジカルボン酸で隠す、即ち阻止できる。
【0010】本発明によるポリベンゾオキサゾール前駆
体およびポリベンゾチアゾール前駆体の製造に使用する
ビス−o−アミノフェノールおよびビスーo−アミノチ
オフェノールは、下記の構造式を有する。
【化10】 上記前駆体は、同時に提出した下記のドイツ特許出願の
対象である。 −出願番号19742195.4−“ビスーo−アミノ
(チオ)フェノールおよびその製造方法”; ー出願番号19742196.2−“ビスーo−アミノ
(チオ)フェノールおよびその製造方法”
【0011】更に、構造式の記号“A1 〜A3 ”および
“A4 〜A6 ”は、アミノフェニル基が基A1 、A2
よびA3 またはA4 ,A5 およびA6 を有することを意
味する。
【0012】この種のビスーo−アミノフェノールの例
を以下に示す。 4,4’−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノキ
シ)オクタフルオロビフェニル
【化11】 4,4’−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノキ
シ)オクタフルオロベンゾフェノン
【化12】 2,4−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノキ
シ)トリフルオロピリジン
【化13】 2,4−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノキ
シ)−1−トリフルオロメチル−3,5,6−トリフル
オロベンゾール
【化14】 2,2−ビス[4−(4−アミノ−3−ヒドロキシ−
2,5,6−トリフルオロフェノキシ)フェニル]ヘキ
サフルオロプロパン
【化15】 1,4−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシ−2,5,
6−トリフルオロフェノキシ)テトラフルオロベンゾー
【化16】 4,6−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシ−2,5,
6−トリフルオロフェノキシ)ピリミジン
【化17】 4,4’−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシ−2,
5,6−トリフルオロフェノキシ)オクタフルオロピフ
ェニル
【化18】
【0013】前駆体の製造には、ジカルボン酸(例えば
4,4’−オキシビス安息香酸、2,2−ビス(4−カ
ルボキシフェニル)ペルフルオロプロパン、イソフタル
酸)が特に好適である。しかしながら、基本的に、最大
3つの芳香族核を有するすべてのジカルボン酸を使用で
きる。重合時にジカルボン酸塩化物を使用する場合は、
酸捕捉塩基を使用すれば有利である。この種の酸捕捉剤
として、ピリジン、トリエチルアミン、ジアゾビシクロ
オクタンおよびポリビニルピリジンを使用すれば好まし
い。しかしながら、他の酸捕捉塩基も使用できる。この
場合特に、合成に使用する溶媒(例えば、N−メチルピ
ロリドン)および水または水とアルコールの混合物(沈
殿剤)に良好に溶解する塩基および溶媒に全く不溶な塩
基 (例えば、ポリビニルピリジン)が好ましい。
【0014】重合に特に好適な溶媒は、ジメチルアセト
アミド、γーブチロラクトン、N−メチルピロリドンで
ある。しかしながら、出発材料を良好に溶解するすべて
の溶媒を使用できる。特に好適な沈殿剤は、水および水
と各種アルコール(例えば、エタノール、イソプロパノ
ール)の混合物である。
【0015】本発明によるポリマー前駆体は、多数の有
機溶媒(例えば、アセトン、シクロヘキサノン、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、N−メチルピロリドン、γ−ブ
チロラクトン、乳酸エチル、テトラヒドロフラン、酢酸
エチルエステル)および金属イオンを含まない水性アル
カリ現像液に良好に溶解し、遠心技術によって問題なく
加工できる。基板上の環化後、このようにして得られた
ポリベンゾオキサゾールおよびポリベンゾチアゾール
は、極めて低い吸湿性、高いプレーナ形成度および高い
温度安定性を有する。
【0016】本発明に係るポリマー前駆体は、ジアゾケ
トンと共存でき、従って溶媒に溶解したポリベンゾオキ
サゾール前駆体またはポリベンゾチアゾール前駆体およ
びジアゾケトン・ベースの光活性成分を有するフォトレ
ジスト溶液として好適である。この種の光活性組成物
は、驚くべきことには、大きい分解能および極めて良い
フィルム品質を示す。フォトレジスト溶液において、ポ
リベンゾオキサゾール前駆体またはポリベンゾチアゾー
ル前駆体とジアゾキノンとの重量比は、1:20〜2
0:1であれば有利であり、1:10〜10:1であれ
ば好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に実施例を参照して本発明を
詳細に説明する。
【0018】実施例1 ビスーo−アミノフェノールの製造: 4,4’−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノキ
シ)オクタフルオロビフェニル 還流冷却器、撹拌器および窒素導入管を備えた三つ口フ
ラスコにおいて、5−ヒドロキシ−2−ニトロフェニル
ベンジルエーテル24.5g(0.1モル)およびデカ
フルオロビフェニル16.7g(0.05モル)を無水
のジメチルスルホキシド270mlに溶解した。炭酸カ
リウム30g(0.22モル)の添加後、調節可能な油
浴において溶液を100℃に4h加熱し、次いで、反応
溶液を室温に冷却し、残渣を折畳濾紙で濾別した。次い
で溶液に水500mlを加え、酸反応が起きるまで濃塩
酸と混合した。この際に沈殿した黄色の反応生成物をブ
フナー濾斗で濾別し、3回水洗し、次いでメタノールと
塩化メチレンの混合物(容積比1:1)中で再結晶させ
た。次いで、反応生成物を真空ボックス内で40℃/1
0mbarの窒素ガス中で48h乾燥した。このように
して製造した4,4’−ビス(4−ニトロ−3−ベンジ
ルオキシフェノキシ)オクタフルオロビフェニル72g
(0.09モル)をテトラヒドロフランと酢酸エチルエ
ステルの混合物600mlに溶解し、溶液にPd/C
(パラジウム/炭素)7gを加えた。次いで、オートク
レーブ中で室温において、強く撹拌しながら、圧力1b
arの水素を使用して水素添加した。7日後、反応が終
了した。黄色の溶液を回転蒸発器において1/2に濃縮
し、室温に一晩放置した。この際、反応生成物の結晶が
沈殿した。次いで反応生成物を真空ボックス内で40℃
/10mbarの窒素ガス中で48h乾燥した。
【0019】実施例2 PBO前駆体の製造 実施例1に従って製造した4,4’−ビス(4−アミノ
−3−ヒドロキシフェノキシ)オクタフルオロビフェニ
ル54.4g(0.1モル)を、蒸留したN−メチルピ
ロリドン300mlに溶解した。10℃において、この
溶液に、γ−ブチロラクトン150mlに塩化オキシベ
ンゾ安息香酸29.5g(0.1モル)を溶解した溶液
を撹拌しながら滴下し、反応溶液を16h撹拌した。次
いで、反応溶液に、γ−ブチロラクトン80mlにピリ
ジン17.4g(0.22モル)を溶解した溶液をゆっ
くり滴下し、得られた反応溶液を室温において2h撹拌
した。イソプロパノールと水の混合物(容積比1:3)
を反応溶液に滴下して、生じたポリマーを沈殿させ、新
鮮な沈殿剤で3回洗浄し、ポリマーを真空ボックス内で
40℃/10mbarの窒素ガス中で72h乾燥した。
このようにして製造したPBO前駆体は、溶媒(例えば
N−メチルピロリドン、γ−ブチロラクトン、アセト
ン、テトラヒドロフラン、シクロペンタノン、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、乳酸エチル、エタノ
ール)および金属イオンを含まない市販の水性アルカリ
現像液(例えばNMD−W(東京応化社製))に良好に
溶解する。
【0020】実施例3 吸湿性の測定 蒸留したN−メチルピロリドン12gに実施例2のPB
O前駆体4gを溶解した。前置フィルタを備えたプラス
チック製噴射器によって、洗浄、乾燥し正確に秤量した
シリコン板(ウエハ)の形の基板上に溶液を塗布し、遠
心装置(タイプST146,Convac社製)によっ
て分離した。基板上に生じたフィルムを、まず120℃
のホットプレート上で予備乾燥し、次いで、環化のた
め、プログラミング可能な実験炉(“Sirius J
unior”,LP−Thermtech社製)におい
て窒素中で350℃に加熱し、上記温度に1h保持し、
次いで冷却した。加熱・冷却速度は、それぞれ、5℃/
minとした。乾燥剤として五酸化リンを含む密閉チャ
ンバを有する風袋補正微量天秤(タイプAT261 D
eltarange,Mettler Toledo社
製)に、被覆処理した基板を装入した。24h後に秤量
した全重量は、11.50864gであった。この数値
から、環化したポリマーについて0.15432gの重
量が得れる(純シリコン板の重量11.35432
g)。次いで、五酸化リンを飽和塩化ナトリウム溶液と
置換し、チャンバ内に相対湿度76%(23℃)を設定
した。更に24h貯蔵した後、フィルムの重量は、0.
15562gに増加した。これから、0.84%の吸湿
度が得られた。未被覆のシリコン板は、同一条件におい
て吸湿性を示さなかった。
【0021】実施例4 プレーナ形成度の測定 本発明による前駆体から環化によって基板上に製造した
ポリベンゾオキサゾールのプレーナ形成度を、高さ1.
2μmのアルミニウム構造体(プレーナウエハ)を有す
るシリコンウエハについて測定した。プレーナ形成度
は、周期的な5μm構造(=線幅およびトレンチミゾ
幅;交互)について示す。プレーナ形成度の測定は、S
oaneほか著の刊行物“Polymers in M
icroelectrics−Fundamental
and Applications”,Elsevi
er出版社,アムステルダム 1989,p189〜1
91にもとづき行った。 実施例2のPBO前駆体を、
実施例3と同様に、プレーナウエハ(基板)上に施し、
環化した。環化したフィルムの厚さは、2.0μmであ
り、プレーナ形成度は84%であった。
【0022】実施例5 温度安定性 水分測定後、実施例3の環化ポリマーの一部を基板から
剥がし、熱重量分析を実施した(装置:STA150
0,Polymer Labratories社製)。
この際、480℃の温度において始めて1%の重量減に
達することが確認された。これに比して、公知のポリベ
ンゾオキサゾール(ソビエット連邦特許SU12055
18A参照)の場合、420〜430℃の温度において
既に1%の質量損が生ずる。
【0023】実施例6 光構造化 実施例2のPBO前駆体4gを、ビスフェノールAおよ
びナフトキノジアジドからなるジエステル(感光成分)
1gとともに、N−メチルピロリドン15gに溶解し
た。このフォトレジスト溶液を、前置フィルタを備えた
プラスチック製噴射器によって、洗浄、乾燥し正確に秤
量したシリコン板(ウエハ)の形の基板上に溶液を塗布
し、遠心装置(タイプST146,Convac社製)
によって分離した。基板上に生じたレジストフィルム
を、まず120℃のホットプレート上で予備乾燥し、次
いで、露光装置(タイプ121,Karl Suess
社製)においてマスクを介して露光した。水性アルカリ
現像剤(NMD−W,東京応化社製、水で1:1に希
釈)で現像し、実施例3に対応して350℃において
(基板上で)環化した後、層厚1,7μm、分解能2μ
mの高温安定レジスト構造が得られた。
【0024】実施例7(比較例) 実施例2と同様にPBO前駆体を製造した。但し、他は
同一条件として、ビス−o−アミノフェノールとして、
ヨーロッパ特許EP0264678B1に対応して、
2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(0.1モル、即ち、36.6g)を使用し
た。この前駆体の場合、1.8%の吸湿度(実施例3参
照)および68%のプレーナ形成度(実施例4参照)が
測定された。
【0025】実施例8(比較例) 実施例2と同様にPBO前駆体を製造した。但し、他は
同一条件として、ビス−o−アミノフェノールとして、
ヨーロッパ特許EP0023662B1に対応して、
3,3’−ジヒドロキシベンジジン(0.1モル、即
ち、21.6g)を使用した。この前駆体の場合、2.
1%の吸湿度(実施例3参照)および61%のプレーナ
形成度(実施例4参照)が測定された。
【0026】実施例9 PBO前駆体の製造および特性の測定 実施例2と同様に、PBO前駆体を製造した。但し他は
同一条件として、ビス−o−アミノフェノールとして、
4,4’−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノキ
シ)オクタフルオロベンゾフェノン(0.1モル、即ち
57.2g)を使用した。ビスーo−アミノフェノール
は、実施例1と同様に、5−ヒドロキシ−2−ニトロフ
ェニルベンジルエーテルおよびデカフルオロベンゾフェ
ノンから製造した。得られたPBO前駆体は、実施例2
に記載した溶媒に良好に溶解した。上記の前駆体につい
て、吸湿度0.95%(実施例3参照)およびプレーナ
形成度87%(実施例4参照)が測定された。実施例5
に従って実施した光構造化および基板上の環化によっ
て、層厚1.9μmで分解能2μmの高温安定レジスト
構造が得られた。
【0027】実施例10 PBO前駆体の製造および特性の測定 実施例2と同様に、PBO前駆体を製造した。但し他は
同一条件として、ビスーo−アミノフェノールとして、
4,6−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシ−2,5,
6−トリフルオロフェノキシ)ピリミジン(0.1モ
ル、即ち43.4g)を使用し、ジカルボン酸塩化物と
してイソフタル酸二塩化物(0.1モル、20.3g)
を使用した。ビスo−アミノフェノールは、実施例1と
同様に、4,6−ジヒドロキシピリミジンおよびペンタ
フルオロニトロベンゾールから製造した。得られたPB
O前駆体は、実施例2に記載した溶媒に良好に溶解し
た。上記の前駆体について、吸湿度0.97%(実施例
3参照)およびプレーナ形成度86%(実施例4参照)
が測定された。実施例6に対応して実施した光構造化お
よび基板上の環化によって、層厚2μmで分解能2μm
の高温安定レジスト構造が得られた。
【0028】実施例11 PBO前駆体の製造および特性の測定 実施例2と同様に、PBO前駆体を製造した。但し他は
同一条件として、ビスーo−アミノフェノールとして、
2,2−ビス[4−(4−アミノ−3−ヒドロキシ−
2,5,6−トリフルオロフェノキシ)フェニル]ヘキ
サフルオロプロパン(0.1モル、即ち65.8g)を
使用し、ジカルボン酸二塩化物としてペルフルオロイソ
フタル酸塩化物(0.1モル、即ち27.5g)を使用
した。ビスーo−アミノフェノールは、実施例1と同様
に6F−ビスフェノールAおよびペンタフルオロニトロ
ベンゾールから製造した。得られたPBO前駆体は、実
施例2に記載した溶媒に良好に溶解した。上記の前駆体
について、吸湿度0.79%(実施例3参照)およびプ
レーナ形成度84%(実施例4参照)が測定された。実
施例6に従って実施した光構造化および基板上の環化に
よって、層厚1.9μmで分解能2μmの高温安定レジ
スト構造が得られた。
【0029】実施例12 PBO前駆体の製造および特性の測定 実施例2と同様に、PBO前駆体を製造した。但し他は
同一条件として、ビスーo−アミノフェノールとして、
1,4−(4−アミノ−3−ヒドロキシ−2,5,6−
トリフルオロフェノキシ)テトラフルオロベンゾール
(0.1モル、即ち50.4g)を使用し、ジカルボン
酸塩化物としてアジピン酸塩化物(0.1モル、即ち1
8g)を使用した。ビスーo−アミノフェノールは、実
施例1と同様に、テトラフルオロヒドロキンおよびペン
タフルオロニトロベンゾールから製造した。得られたP
BO前駆体は、実施例2に記載した溶媒に良好に溶解し
た。上記の前駆体について、吸湿度0.96%(実施例
3参照)およびプレーナ形成度85%(実施例4参照)
が測定された。実施例6に対応して実施した光構造化お
よび基板上の環化によって、層厚2.2μmで分解能2
μmの高温安定レジスト構造が得られた。
【0030】実施例13 PBO前駆体の製造および特性の測定 実施例2に記載のPBO前駆体は、塩化物を使用せずに
製造することもできる。この場合、オキシビス安息香酸
25.8g(0.1モル)をNーメチルピロリドン20
0mlに溶解し、カルボニルジイミダゾール34.1g
(0.21モル)と少量づつ混合した。ガス(CO2
発生の終了後、更に2h撹拌した。次いで、得られたサ
スペンジョンを、Nーメチルピロリドン300mlに溶
解した4,4’−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキンフ
ェノキシ)オクタフルオロビフェニル54.4g(0.
1モル)に加え、室温において40h撹拌した。この
際、反応溶液は、再び透明となった。PBO前駆体の沈
殿および乾燥は、実施例2と同様に行った。得られたP
BO前駆体は、実施例2に記載した溶媒に良好に溶解し
た。上記の前駆体について、吸湿度0.86%(実施例
3参照)およびプレーナ形成度82%(実施例4参照)
が測定された。実施例6に従って実施した光造形および
基板上の環化によって、層厚2.2μmで分解能2μm
の高温安定レジスト構造が得られた。
【0031】実施例14 PBO前駆体の製造および特性の測定 実施例13と同様に、PBO前駆体を製造した。但し、
他は同一条件として、ビスーo−アミノフェノールとし
て、4,4’−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシ−
2,5,6−トリフルオロフェノキシ)オクタフルオロ
ビフェニル(0.1モル、即ち65.2g)を使用し、
ジカルボン酸として4,4’−ビス(4−カルボキシフ
ェノキシ)オクタフルオロビフェニル(0.1モル、即
ち57g)を使用した。ビスーo−アミノフェノール
は、実施例1と同様に、4,4’−オクタフルオロビフ
ェノールおよびペンタフルオロニトロベンゾールから製
造した。得られたPBO前駆体は、実施例2に記載した
溶媒に良好に溶解した。上記の前駆体について、吸湿度
0.72%(実施例3参照)およびプレーナ形成度82
%(実施例4参照)が測定された。実施例6に従って実
施した光構造化および基板上の環化によって、層厚1.
8μmで分解能2μmの高温安定レジスト構造が得られ
た。
【0032】実施例15 PBO前駆体の製造および特性の測定 実施例13と同様に、PBO前駆体を製造した。但し他
は同一条件として、ビスーo−アミノフェノールとし
て、2,4−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノ
キシ)−3,5,6−トリフルオロピリジン(0.1モ
ル、即ち、37.9g)を使用し、ジカルボン酸として
4,4’−ビス(4−カルボキシフェノキシ)オクタフ
ルオロビフェニル(0.1モル、即ち57g)を使用し
た。ビスーo−アミノフェノールは、実施例1と同様
に、5−ヒドロキシ−2−ニトロフェニルベンジルエー
テルおよびペンタフルオロピリジンから製造した。得ら
れたPBO前駆体は、実施例2に記載した溶媒に良好に
溶解した。上記の前駆体について、吸湿度0.96%
(実施例3参照)およびプレーナ形成度84%(実施例
4参照)が測定された。実施例6に従って実施した光構
造化および基板上の環化によって、層厚2μmで分解能
2μmの高温安定レジスト構造が得られた。
【0033】実施例16 PBO前駆体の製造および特性の測定 実施例13と同様に、PBO前駆体を製造した。但し他
は同一条件として、ビスーo−アミノフェノールとし
て、2,4−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェノ
キシ)−1−トリフルオロメチル−3,5,6−トリフ
ルオロベンゾール(0.1モル、即ち44.6g)を使
用し、ジカルボン酸としてイソフタル酸二塩化物(0.
1モル、即ち20.3g)を使用した。ビスーo−アミ
ノフェノールは、実施例1と同様に、5−ヒドロキン−
2−ニトロフェニルベンジルエーテルおよびオクタフル
オロトルエンから製造した。得られたPBO前駆体は、
実施例2に記載した溶媒に良好に溶解した。上記の前駆
体について、吸湿度0.9%(実施例3)およびプレー
ナ形成度83%(実施例4)が測定された。実施例6に
従って実施した光構造化および基板上の環化によって、
層厚2μmで分解能2μmの高温安定レジスト構造が得
られた。
フロントページの続き (72)発明者 ギュンター シュミット ドイツ連邦共和国 91056 エルランゲン キャンピングシュトラーセ 3 ベー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の部分構造式[式中、A1 〜A
    6 は、相互に無関係であり、H,F,CH3 ,CF3
    OCH3 ,OCF3 ,CH2 CH3 、CF2 CF 3 、O
    CH2 CH3 またはOCF2 CF3 を表し;TはOまた
    はSを表し,mは0または1を表し;Zは、下記の基
    (式中、Q=C−AまたはNであり、ここでA=H,
    F,(CH 2 p CH3 、(CF2 p CF3 ,O(C
    2 p CH3 、O(CF2 p CF3 、CO (CH
    2 p CH3 、CO(CF2 p CF3 (ここでp=0
    〜8)(直鎖または分岐),OC(CH3 3 ,OC
    (CF3 3 ,C6 5 、C65 ,OC6 5 、OC
    6 5 ,シクロペンチル、ペルフルオルシクロペンチ
    ル、シクロヘキシルまたはペルフルオルシクロヘキシル
    であり、ここで、分離された芳香族環には、環当り最大
    3つのN原子が存在でき、2つのN原子は隣接してよ
    く、多環系には、環当り最大2つのN原子が存在でき、 M=単一結合、(CH2 n ,(CF2 n ,CH(C
    3 ),CH(CF3 ),CF(CH3 ),CF(CF
    3 ),C(CH3 2 ,C(CF3 2 ,CH(C6
    5 )、CH(C6 5 ),CF(C6 5 )、CF(C
    6 5 ),C(CH3 )(C6 5 )、C(CH3
    (C6 5 )、C(CF3 )(C6 5 )、C(C
    3 )(C6 5 )、C(C6 5 2 、C(C
    6 5 2 、CO,SO 2 , 【化1】 であり、ここで、Z=フェニレンの場合またはm=0の
    場合は、基A1 〜A6 の少なくとも1つは≠Hでなけれ
    ばならず、Z= 【化2】 であり、QがC−Fを表し、Mは単一結合を表す場合
    は、ポリベンゾオキサゾールの部分構造式のNH−CO
    基は、O−ブリッジに対してo−位置またはp−位置を
    取らなければならない 【化3】 の1つを表す] 【化4】 のポリベンゾオキサゾール前駆体およびポリベンゾチア
    ゾール前駆体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポリベンゾオキサゾール
    前駆体またはポリベンゾチアゾール前駆体および感光成
    分としてのジアゾケトンを有機溶媒に溶解した形で含む
    ことを特徴とするフォトレジスト溶液。
  3. 【請求項3】 ポリベンゾオキサゾール前駆体またはポ
    リベンゾチアゾール前駆体とジアゾケトンとの重量比
    が、1:20〜20:1、(好ましくは1:10〜1
    0:1であることを特徴とする請求項2記載のフォトレ
    ジスト溶液。
JP10270388A 1997-09-24 1998-09-24 ポリベンゾオキサゾール前駆体およびポリベンゾチアゾール前駆体 Pending JPH11171994A (ja)

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