JPH11130349A - エレベーターの群管理装置 - Google Patents

エレベーターの群管理装置

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JPH11130349A
JPH11130349A JP9299876A JP29987697A JPH11130349A JP H11130349 A JPH11130349 A JP H11130349A JP 9299876 A JP9299876 A JP 9299876A JP 29987697 A JP29987697 A JP 29987697A JP H11130349 A JPH11130349 A JP H11130349A
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elevator
floors
deck
elevators
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Yuichiro Hayashi
裕一郎 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シングルデッキエレベーターとダブルデッキ
エレベーターとを群管理する場合、突発的に利用者数が
増加したとき、輸送能力の不足を防止する。 【解決手段】 交通混雑時全階床(1〜12階)を1〜
6階と7〜12階の2階層に分割し、シングルデッキエ
レベーターA及びB号機を1〜6階に、C及びD号機を
7〜12階に就役させる。また、ダブルデッキエレベー
ターE及びF号機は、下方基準階Aと7階及び8階との
間に直行運転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明はシングルデッキエレベーターと
ダブルデッキエレベーターとを一群として運転管理する
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大規模なビルには、必要な輸送能力を得
るために、複数台のエレベーターが設置される。通常エ
レベーターにはシングルデッキエレベーターが用いられ
るが、建物面積の制約から、かごを2階建てにしたダブ
ルデッキエレベーターを設置することがある。従来、ダ
ブルデッキエレベーターの運転装置としては、例えば特
開昭48−15244号公報に示されるものがあり、昇
降体の上昇時には下かごを、下降時には上かごを、乗場
呼びが登録された階床に就役させるようにしている。
【0003】また、複数台のダブルデッキエレベーター
を一群として運転管理する群管理も行われており、各ダ
ブルデッキエレベーターは上記のように運転される。ま
た、群の中のエレベーターをすべてダブルデッキエレベ
ーターとするのではなく、特定台数だけをダブルデッキ
エレベーターとすることもある。すなわち、一群のエレ
ベーターの内一部の台数だけダブルデッキエレベーター
とするものである。
【0004】例えば、出勤時の輸送能力から6台のエレ
ベーターが必要であるが、建物のスペースの制約から4
台しか設置できないような場合、内2台をダブルデッキ
エレベーターとして、ほぼ6台数の輸送能力を確保しよ
うとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの群管理装置では、シングルデッキエレベー
ターとダブルデッキエレベーターとは、それぞれ規定の
運転方式で運転されているため、交通状態が変化したと
き、その対応が円滑に進行しないことが生じるのは避け
られない。すなわち、交通状態は日々異なっており、突
発的に利用者数が増加することがあり、この場合輸送能
力が不足し、利用者の積残しが発生する虞れがある。
【0006】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、シングルデッキエレベーターとダブルデ
ッキエレベーターが混在している場合に、突発的に利用
者数が増加しても、輸送能力の不足を生じることがない
ようにしたエレベーターの群管理装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターの群管理装置は、シングルデッキエレベ
ーターとダブルデッキエレベーターとを一群として運転
管理し、交通混雑時全階床を分割してこれにシングルデ
ッキエレベーターを分担就役させ、ダブルデッキエレベ
ーターを上記分割された階床の間に直行運転させるよう
にしたものである。
【0008】また、第2発明に係るエレベーターの群管
理装置は、シングルデッキエレベーターとダブルデッキ
エレベーターとを一群として運転管理し、交通混雑時全
階床を上層階及び下層階に分割し、シングルデッキエレ
ベーターの半数を上層階に、半数を下層階に就役させ、
ダブルデッキエレベーターを上層階の最下階及びその直
上階と下方基準階との間に直行運転させるようにしたも
のである。
【0009】また、第3発明に係るエレベーターの群管
理装置は、第2発明のものにおいて、上層階と下層階の
交通量の差が所定値を越えると、上層階と下層階のシン
グルデッキエレベーターの内交通量の少ない方の台数を
減少させ、交通量の多い方の台数を増加させるようにし
たものである。
【0010】また、第4発明に係るエレベーターの群管
理装置は、第2発明のものにおいて、上層階と下層階の
交通量の差が所定値を越えると、上層階及び下層階の交
通量の少ない方に含まれる階床数を増加させ、交通量の
多い方に含まれる階床数を減少させるようにしたもので
ある。
【0011】また、第5発明に係るエレベーターの群管
理装置は、シングルデッキエレベーターとダブルデッキ
エレベーターとを一群として運転管理し、交通混雑時全
階床を上層階及び下層階に分割し、シングルデッキエレ
ベーターの半数を上層階に、半数を下層階に就役させ、
ダブルデッキエレベーターを上層階の所定階と下方基準
階との間に直行運転させ、上層階の連続する2階床の混
雑時ダブルデッキエレベーターの上層階の就役階を上記
2階床に設定するようにしたものである。
【0012】また、第6発明に係るエレベーターの群管
理装置は、第2発明のものにおいて、上層階と下層階の
交通量の差が所定値を越えると、ダブルデッキエレベー
ターの一部を直行運転時の就役階の外に上記交通量の多
い階に就役させるようにしたものである。
【0013】また、第7発明に係るエレベーターの群管
理装置は、シングルデッキエレベーターとダブルデッキ
エレベーターとを一群として運転管理し、交通混雑時全
階床を奇数階及び偶数階に分割し、シングルデッキエレ
ベーターの半数を奇数階に、半数を偶数階に就役させる
ようにしたものである。
【0014】また、第8発明に係るエレベーターの群管
理装置は、第7発明のものにおいて、奇数階と偶数階の
交通量の差が所定値を越えると奇数階及び偶数階のシン
グルデッキエレベーターの内交通量の少ない方の台数を
減少させ、交通量の多い方の台数を増加させるようにし
たものである。
【0015】また、第9発明に係るエレベーターの群管
理装置は、シングルデッキエレベーターとダブルデッキ
エレベーターとを一群として運転管理し、交通混雑時シ
ングルデッキは急行区間よりも下方の階床を非就役階と
し、ダブルデッキエレベーターを急行区間の直上階及び
その次の階と下方基準階との間に直行運転させるように
したものである。
【0016】また、第10発明に係るエレベーターの群
管理装置は、第9発明のものにおいて、交通混雑時シン
グルデッキエレベーターは急行区間よりも下方の階床を
非就役階とし、更に就役階を上層階及び下層階に分割
し、シングルデッキエレベーターの半数を上層階に、半
数を下層階に就役させ、ダブルデッキエレベーターの半
数を下層階の最下階及びその次の階と下方基準階との間
に直行運転させ、半数を上層階の最下階及びその次の階
と下方基準階との間に直行運転させるようにしたもので
ある。
【0017】また、第11発明に係るエレベーターの群
管理装置は、シングルデッキエレベーターとダブルデッ
キエレベーターとを一群として運転管理し、交通閑散時
ダブルデッキエレベーターを上かご及び下かごの一方を
閉鎖して運転させるようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図5はこの発明の第1及び第2発
明の一実施の形態を示す図で、図1は全体構成図、図2
はブロック線図、図3は平常時のエレベーターの就役説
明図、図4は同じく混雑時の就役説明図、図5は動作フ
ローチャートであり、同一符号は同一部分を示す(以下
の実施の形態も同じ)。
【0019】図1において、1は乗場に設けられ上り呼
びボタン及び下り呼びボタンからなる乗場ボタン、2は
乗場ボタン1の操作により上り呼び及び下り呼びを登録
する乗場呼び登録手段、3は乗場ボタン1に内蔵され、
乗場呼びが登録されると点灯する乗場ボタンランプ、4
は時刻を出力するタイマ、5はエレベーターのかご又は
乗場に設置され、かごに対する乗降車数を検出する乗降
者数検出装置、6は各かご内の荷重等によりかご内負荷
を検出するかご内負荷検出装置である。
【0020】7はタイマ4、乗降者数検出装置5及びか
ご内負荷検出装置6の出力により交通状態が混雑状態、
閑散状態又はその他の状態かを判別する交通状態判別手
段、8は交通状態判別手段7の判定によりかごの就役階
を切り換える運転切換手段、9は各かごの位置を検出す
るかご位置検出手段、10は乗場呼び登録手段2、運転
切換手段8及びかご位置検出手段9の出力により交通状
態に応じて乗場呼びにシングルデッキエレベーターか、
ダブルデッキエレベーターの上かご及び下かごのいずれ
かを就役させる運転手段である。
【0021】11は運転手段10の出力によりシングル
デッキエレベーターを運転制御するシングルデッキ運転
制御手段、12はシングルデッキ運転制御手段11によ
りシングルデッキエレベーターの巻上機を駆動するシン
グルデッキ駆動装置、13は運転手段10の出力により
ダブルデッキエレベーターの上かごを運転制御するダブ
ルデッキ上かご運転制御手段、14は同じく下かごを運
転制御するダブルデッキ下かご運転制御手段、15はダ
ブルデッキ上かご及びダブルデッキ下かご運転制御手段
13,14の出力によりダブルデッキエレベーターの巻
上機を駆動するダブルデッキ駆動装置15である。
【0022】図2において、16はマイクロコンピュー
タで、CPU16A、メモリ16B、入力回路16C及
び出力回路16Dを有し、入力回路16Cには乗場ボタ
ン1、タイマ4、乗降者数検出装置5、かご内負荷検出
装置6及びかご位置検出手段9が接続され、出力回路1
6Dには乗場ボタンランプ3、シングルデッキ駆動装置
12及びダブルデッキ駆動装置15が接続されている。
【0023】次に、この実施の形態の動作を図3〜図5
を参照して説明する。平常時のエレベーターの就役状態
は図3に示すものとし、1〜12階のビルに、A〜F号
機6台のエレベーターが就役し、A〜D号機4台は通常
のシングルデッキエレベーターとし、E,F号機2台は
2階建て構成のダブルデッキエレベーターとする。な
お、1階及び2階は基準階を構成している。
【0024】図5のステップS1で交通状態判別手段7
が混雑状態を検出するのを待つ。今、タイマ4の出力か
ら出勤時刻になったことを検出し、かつ混雑状態を検出
すると、運転切換手段8はステップS2〜S4を実行
し、ステップS2で図4に示すようにエレベーターの就
役階を下層階(1〜6階)と上層階(7〜12階)に分
割する。次に、ステップS3でシングルデッキエレベー
ターA及びB号機を下層階に、C及びD号機を上層階に
就役させる。そして、ステップS4でダブルデッキエレ
ベーターE及びF号機を上層階の最下階である7階及び
その直上階の8階と、基準階である1階及び2階との間
を直行で就役させる。
【0025】このようにして、混雑時はシングルデッキ
エレベーターの半数を上層階に、半数を下層階に就役さ
せ、ダブルデッキエレベーターを上層の下方階と下層階
の玄関階とを直行運転させるようにしたため、シングル
デッキエレベーターの就役階数が少なくなり、就役階全
階にサービスしたとしても、1巡して再度同方向の呼び
に答えるまでの時間が短くなり、待客の待ち時間が短縮
されて、輸送能力の向上を図ることが可能となる。な
お、ダブルデッキエレベーターは混雑時に応じて、全階
に就役させてもよい。
【0026】実施の形態2.図6及び図7はこの発明の
第3発明の一実施の形態を示す図で、図6は動作フロー
チャート、図7は混雑時のエレベーターの就役説明図で
ある。なお、図1〜図3は実施の形態2にも共用する。
【0027】次に、この実施の形態の動作を説明する。
図6のステップS1〜S4は図5と同様であるため説明
は省略する。運転手段10はステップS5〜S8を実行
し、ステップS5で上層階と下層階の交通量に所定値以
上差があるかを判断し、所定値以上差がなければ処理を
終了し、所定値以上差があればステップS6へ進む。ス
テップS6で上層階の方が下層階よりも交通量が多いか
を判断し、上層階の方が多ければステップS7で図7に
示すようにB号機を上層階に就役させる。もし、下層階
の交通量が上層階の交通量以上であればステップS8で
C号機を下層階に就役させる。
【0028】なお、図6では、最初は上層階及び下層階
等分にシングルデッキエレベーター台数を分割するもの
としたが、この時点で上層階と下層階の交通量の差が判
明している場合は、初めから上層階と下層階で台数を変
えてもよい。このようにして、交通量に応じてシングル
デッキエレベーターのサービス台数を変更するようにし
たため、上層階と下層階の交通量に差が生じた場合で
も、柔軟に対応することが可能である。
【0029】実施の形態3.図8及び図9はこの発明の
第4発明の一実施の形態を示す図で、図8は動作フロー
チャート、図9は混雑時のエレベーターの就役説明図で
ある。なお、図1〜図4は実施の形態3にも共用する。
【0030】次に、この実施の形態の動作を説明する。
図8のステップS1〜S6は図6と同様であるため説明
は省略する。運転手段10はステップS5,S6,S1
0,S11を実行し、ステップS6で上層階の方が下層
階よりも交通量が多いと判断すると、ステップS10で
図9に示すように図4の場合と異なり7階を下層階に含
め、ダブルデッキエレベーターの上層就役階を8階及び
9階に変更する。下層階の交通量が上層階以上であれ
ば、ステップS11で6階を上層階に含める。
【0031】このようにして、交通量に応じて上層階と
下層階に含まれる階床を上方又は下方へ変更するように
したため、上層階と下層階の交通量に差が生じた場合で
も、柔軟に対応することが可能である。
【0032】実施の形態4.図10及び図11はこの発
明の第5発明の一実施の形態を示す図で、図10は動作
フローチャート、図11は混雑時のエレベーターの就役
説明図である。なお、図1〜図4は実施の形態4にも共
用する。
【0033】次に、この実施の形態の動作を説明する。
図10のステップS1〜S3は図5と同様であるため説
明は省略する。運転手段10はステップS13,S14
を実行し、ステップS13で上層階の連続階(7階と8
階、8階と9階等)の内、交通量の合計値が最も多い連
続階を演算する。例えば、9階と10階の交通量の合計
値が最も多ければ、ステップS14で図11に示すよう
に、ダブルデッキエレベーターE及びF号機の上層階の
就役階を9階と10階とする。なお、図11では上層階
及び下層階は同一階床数になっているが、異なっていて
もよい。
【0034】このようにして、上層階の交通量の最も多
い連続階にダブルデッキエレベーターを就役させるよう
にしたため、ダブルデッキエレベーターからシングルデ
ッキエレベーターへの乗換えを減らすことができ、上層
階に対するサービスを向上することが可能となる。
【0035】実施の形態5.図12及び図13はこの発
明の第6発明の一実施の形態を示す図で、図12は動作
フローチャート、図13は混雑時のエレベーターの就役
説明図である。なお、図1〜図4は実施の形態5にも共
用する。
【0036】次に、この実施の形態の動作を説明する。
図12のステップS1〜S6は図6と同様であるため説
明は省略する。運転手段10はステップS5,S6,S
16,S17を実行し、ステップS6で上層階の方が下
層階よりも交通量が多いと判断すると、ステップS16
で図13に示すようにダブルデッキエレベーターF号機
を図4の状態の外に7〜12階にも就役させる。下層階
の交通量が上層階の交通量以上であれば、ステップS1
7でダブルデッキエレベーターF号機を図4の状態の外
に3〜6階にも就役させる。
【0037】このようにして、交通量に応じてダブルデ
ッキエレベーターの一部を直行運転時には就役しない階
にも就役させるようにしたため、上層階と下層階の交通
量に差が生じた場合でも、柔軟に対応することが可能と
なる。
【0038】実施の形態6.図14及び図15はこの発
明の第7発明の一実施の形態を示す図で、図14は動作
フローチャート、図15は混雑時のエレベーターの就役
説明図である。なお、図1〜図3は実施の形態6にも共
用する。
【0039】次に、この実施の形態の動作を説明する。
ステップS1で混雑状態を検出すると、運転切換手段8
はステップS19,S20を実行し、ステップS19で
図15に示すようにシングルデッキエレベーターの就役
階を、奇数階(1,3,5・・・11階)と偶数階(2,
4,6・・・12階)に分割する。次に、ステップS20
でシングルデッキエレベーターA及びB号機を奇数階
に、同じくC及びD号機を偶数階に就役させる。なお、
このときダブルデッキエレベーターは、平常時と変わら
ず下かごは奇数階に、上かごは偶数階に就役する。
【0040】このようにして、混雑時はシングルデッキ
エレベーターの半数を奇数階に就役させ、半数を偶数階
に就役させ、ダブルデッキエレベーターは平常時と同様
に就役させるようにしたため、シングルデッキエレベー
ターの就役階数が少なくなり、一周時間が短くなり、待
客の待ち時間短縮されて輸送能力の向上を図ることが可
能となる。なお、基準階で乗り込むとき、シングルデッ
キ/ダブルデッキエレベーターとも、同一基準階からは
同一階床群に就役するので、両エレベーターを区別せず
に乗ることが可能となる。
【0041】実施の形態7.図16及び図17はこの発
明の第8発明の一実施の形態を示す図で、図16は動作
フローチャート、図17は混雑時のエレベーターの就役
説明図である。なお、図1〜図3、及び図15は実施の
形態7にも共用する。
【0042】次に、この実施の形態の動作を説明する。
図16のステップS1,S19,S20は図14と同様
であるため説明は省略する。これで、A〜F号機の就役
状態は図15に示すようになる。運転手段10はステッ
プS23〜S26を実行し、ステップS23で偶数階と
奇数階の交通量に所定値以上差があるかを判断し、所定
値以上差がなければ処理を終了し、所定値以上差があれ
ばステップS24へ進む。
【0043】ステップS24で偶数階の方が奇数階より
も交通量が多いかを判断し、偶数階の方が多ければステ
ップS25で図17に示すようにB号機を偶数階に就役
させる。もし、奇数階の交通量が偶数階の交通量以上で
あればステップS26でC号機を奇数階に就役させる。
このようにして、交通量に応じてシングルデッキエレベ
ーターのサービス台数を変更するようにしたため、偶数
階と奇数階の交通量に差が生じた場合でも、柔軟に対応
することが可能となる。
【0044】実施の形態8.図18〜図20はこの発明
の第9発明の一実施の形態を示す図で、図18は動作フ
ローチャート、図19は平常時のエレベーターの就役説
明図、図20は混雑時のエレベーターの就役説明図であ
る。なお、図1及び図2は実施の形態8にも共用する。
【0045】次に、この実施の形態の動作を説明する。
平常時のエレベーターの就役状態は図19に示すものと
し、1〜18階のビルにA〜F号機6台のエレベーター
が就役し、3〜10階は急行区間Bで非停止階である。
A〜D号機4台は通常のシングルデッキエレベーター、
E,F号機2台はダブルデッキエレベーターである。
【0046】ステップS1で混雑状態を検出すると、運
転切換手段8はステップS28,S29を実行し、ステ
ップS28でシングルデッキエレベーターA〜D号機の
基準階である1階及び2階を非就役階として、11〜1
8階に就役させる。次に、ステップS29でダブルデッ
キエレベーターE及びF号機を上層階の最下階である1
1階及びその次の階の12階と、基準階である1階及び
2階との間を直行で就役させる。このようにして、シン
グルデッキエレベーターの一周時間が短くなり、急行区
間Bを有する場合の輸送能力の向上を図ることが可能と
なる。なお、ダブルデッキエレベーターは、混雑時に応
じて全階に就役させてもよい。
【0047】実施の形態9.図21及び図22はこの発
明の第10発明の一実施の形態を示す図で、図21は動
作フローチャート、図22は混雑時のエレベーターの就
役説明図である。なお、図1,図2、及び図19は実施
の形態9にも共用する。
【0048】次に、この実施の形態の動作を説明する。
平常時のエレベーターの就役状態は図19に示すものと
する。ステップS1で混雑状態を検出すると、運転切換
手段8はステップS28,S31〜S34を実行し、ス
テップS28でシングルデッキエレベーターA〜D号機
の基準階である1階及び2階を非就役階として、11〜
18階に就役させる。次に、ステップS31で図22に
示すようにシングルデッキエレベーターの就役階を下層
階(11〜14階)と上層階(15〜18階)に分割す
る。
【0049】ステップS32でシングルデッキエレベー
ターA及びB号機を下層階に、C及びD号機を上層階に
就役させる。そして、ステップS33でダブルデッキエ
レベーターE号機を下層階の最下階である11階及びそ
の次の階の12階と基準階である1階及び2階との間を
直行で就役させる。また、ステップS34でダブルデッ
キエレベーターF号機を上層階の最下階である15階及
びその次の階の16階と、基準階である1階及び2階と
の間を直行で就役させる。
【0050】このようにして、混雑時はシングルデッキ
エレベーターの半数を、急行区間Bよりも上方の下層階
に、半数を同じく上層階に就役させ、ダブルデッキエレ
ベーターの半数を上層階及び下層階の各最下階と基準階
とを直行運転させるようにしたため、シングルデッキエ
レベーターの一周時間が短くなり、急行区間Bを有する
場合の輸送能力の向上を図ることが可能になる。なお、
ダブルデッキエレベーターは混雑度に応じて全階に就役
させてもよい。
【0051】実施の形態10.図23及び図24はこの
発明の第11発明の一実施の形態を示す図で、図23は
動作フローチャート、図24は閑散時のエレベーターの
就役説明図である。なお、図1〜図3は実施の形態10
にも共用する。
【0052】次に、この実施の形態の動作を説明する。
運転切換手段8はステップS35〜S37を実行し、ス
テップS35で交通状態判別手段7が閑散状態を検出す
るのを待つ。今、タイマ4の出力から退勤時刻が終了し
たことを検出し、かつ閑散状態を検出すると、ステップ
S36で図24に示すように、ダブルデッキエレベータ
ーE及びF号機の下かごを閉鎖する。次に、ステップS
37でダブルデッキエレベーターE及びF号機の上かご
だけで全階床に就役する。なお、閉鎖するかごは上かご
でもよい。
【0053】このようにして、閑散時はダブルデッキエ
レベーターの一方のかごを閉鎖して運転するようにした
ため、シングルデッキエレベーター及びダブルデッキエ
レベーターのいずれに乗っても、所望の階へ行くことが
可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、交通混雑時全階床を分割してこれにシングルデッ
キエレベーターを分担就役させ、ダブルデッキエレベー
ターを上記分割された階床の間に直行運転させるように
し、第2発明では、交通混雑時全階床を上層階及び下層
階に分割し、シングルデッキエレベーターの半数を上層
階に、半数を下層階に就役させ、ダブルデッキエレベー
ターを上層階の最下階及びその直上階と下方基準階との
間に直行運転させるようにしたものである。
【0055】これにより、シングルデッキエレベーター
の就役階数が少なくなり、就役階全階にサービスしたと
しても、一周して再度同方向の呼びに答えるまでの時間
が短くなり、輸送能力の向上を図ることができる。
【0056】また、第3発明では、上層階と下層階の交
通量の差が所定値を越えると、上層階及び下層階のシン
グルデッキエレベーターの内交通量の少ない方の台数を
減少させ、交通量の多い方の台数を増加させるように
し、第4発明では、上層階と下層階の交通量の差が所定
値を越えると、上層階及び下層階の交通量の少ない方に
含まれる階床数を増加させ、交通量の多い方に含まれる
階床数を減少させるようにしたため、輸送能力の向上を
図ることができるとともに、上層階と下層階の交通量に
差が生じた場合でも、柔軟に対応することができる。
【0057】また、第5発明では、交通混雑時全階床を
上層階と下層階に分割し、シングルデッキエレベーター
の半数を上層階に、半数を下層階に就役させ、ダブルデ
ッキエレベーターを上層階の所定階と下方基準階との間
に直行運転させ、上層階の連続する2階床の混雑時ダブ
ルデッキエレベーターの上層階の就役階を上記2階床に
設定するようにしたため、輸送能力の向上を図ることが
できるとともに、ダブルデッキエレベーターからシング
ルデッキエレベーターへの乗換えを減らすことができ、
上層階に対するサービスを向上することができる。
【0058】また、第6発明では、上層階と下層階の交
通量の差が所定値を越えると、ダブルデッキエレベータ
ーの一部を直行運転時の就役階の外に上記交通量の多い
階に就役させるようにしたため、輸送能力の向上を図る
ことができるとともに、上層階と下層階の交通量に差が
生じた場合でも、柔軟に対応することができる。
【0059】また、第7発明では、交通混雑時全階床を
奇数階及び偶数階に分割し、シングルデッキエレベータ
ーの半数を奇数階に、半数を偶数階に就役させるように
したため、輸送能力の向上を図ることができるととも
に、シングルデッキ/ダブルデッキエレベーターとも、
乗り込んだ階床と同一階床群に就役するので、両エレベ
ーターを区別せずに乗ることができる。
【0060】また、第8発明では、奇数階と偶数階の交
通量の差が所定値を越えると奇数階及び偶数階のシング
ルデッキエレベーターの内交通量の少ない方の台数を減
少させ、交通量の多い方の台数を増加させるようにした
ため、シングルデッキ/ダブルデッキエレベーターを区
別せずに乗ることができるとともに、上層階と下層階の
交通量に差が生じた場合でも、柔軟に対応することがで
きる。
【0061】また、第9発明では、交通混雑時シングル
デッキエレベーターは急行区間よりも下方の階床を非就
役階とし、ダブルデッキエレベーターを急行区間の直上
階及びその次の階と下方基準階との間に直行運転させる
ようにしたため、シングルデッキエレベーターの一周時
間が短くなり、急行区間を有する場合の輸送能力の向上
を図ることができる。
【0062】また、第10発明では、交通混雑時シング
ルデッキエレベーターは急行区間よりも下方の階床を非
就役階とし、更に就役階を上層階及び下層階に分割し、
シングルデッキエレベーターの半数を上層階に、半数を
下層階に就役させ、ダブルデッキエレベーターの半数を
下層階の最下階及びその次の階と下方基準階との間に直
行運転させ、半数を上層階の最下階及びその次の階と下
方基準階との間に直行運転させるようにしたため、急行
区間を有する場合の輸送能力及びサービスの向上を図る
ことができる。
【0063】また、第11発明では、交通閑散時ダブル
デッキエレベーターを上かご及び下かごの一方を閉鎖し
て運転させるようにしたため、シングルデッキエレベー
ター及びダブルデッキエレベーターのいずれに乗って
も、所望の階へ行くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すブロック線
図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す平常時のエレ
ベーターの就役説明図。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す混雑時のエレ
ベーターの就役説明図。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す動作フローチ
ャート。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す動作フローチ
ャート。
【図7】 この発明の実施の形態2を示す混雑時のエレ
ベーターの就役説明図。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す動作フローチ
ャート。
【図9】 この発明の実施の形態3を示す混雑時のエレ
ベーターの就役説明図。
【図10】 この発明の実施の形態4を示す動作フロー
チャート。
【図11】 この発明の実施の形態4を示す混雑時のエ
レベーターの就役説明図。
【図12】 この発明の実施の形態5を示す動作フロー
チャート。
【図13】 この発明の実施の形態5を示す混雑時のエ
レベーターの就役説明図。
【図14】 この発明の実施の形態6を示す動作フロー
チャート。
【図15】 この発明の実施の形態6を示す混雑時のエ
レベーターの就役説明図。
【図16】 この発明の実施の形態7を示す動作フロー
チャート。
【図17】 この発明の実施の形態7を示す混雑時のエ
レベーターの就役説明図。
【図18】 この発明の実施の形態8を示す動作フロー
チャート。
【図19】 この発明の実施の形態8を示す平常時のエ
レベーターの就役説明図。
【図20】 この発明の実施の形態8を示す混雑時のエ
レベーターの就役説明図。
【図21】 この発明の実施の形態9を示す動作フロー
チャート。
【図22】 この発明の実施の形態9を示す混雑時のエ
レベーターの就役説明図。
【図23】 この発明の実施の形態10を示す動作フロ
ーチャート。
【図24】 この発明の実施の形態10を示す閑散時の
エレベーターの就役説明図。
【符号の説明】
2 乗場呼び登録手段、7 交通状態判別手段、8 運
転切換手段、10 運転手段、111 シングルデッキ
運転制御手段、13 ダブルデッキ上かご運転制御手
段、14 ダブルデッキ下かご運転制御手段、16 マ
イクロコンピュータ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全階床を就役階とする複数台のシングル
    デッキエレベーターと、上記全階床の内連続する2階床
    を就役階とするダブルデッキエレベーターとを一群とし
    て運転管理する装置において、上記エレベーターの交通
    状態を検出する交通状態判別手段と、この交通状態判別
    手段が混雑状態を検出すると、上記全階床を分割してこ
    れに上記シングルデッキエレベーターを分担就役させ、
    上記ダブルデッキエレベーターを上記分割された階床の
    間に直行運転させる運転切換手段とを備えたことを特徴
    とするエレベーターの群管理装置。
  2. 【請求項2】 全階床を就役階とする複数台のシングル
    デッキエレベーターと、上記全階床の内連続する2階床
    を就役階とするダブルデッキエレベーターとを有し、連
    続する二つの就役階からなる基準階が下方に設定され、
    上記各エレベーターを一群として運転管理する装置にお
    いて、上記エレベーターの交通状態を検出する交通状態
    判別手段と、この交通状態判別手段が混雑状態を検出す
    ると、上記全階床を上層階及び下層階に分割し、上記シ
    ングルデッキエレベーターの半数を上記上層階に、半数
    を上記下層階に就役させ、上記ダブルデッキエレベータ
    ーを上記上層階の最下階及びその直上階と上記基準階と
    の間に直行運転させる運転切換手段とを備えたことを特
    徴とするエレベーターの群管理装置。
  3. 【請求項3】 交通状態判別手段が上層階と下層階の交
    通量の差が所定値を越えたことを検出すると、上記上層
    階及び下層階に就役するシングルデッキエレベーターの
    内上記交通量の少ない方の台数を減少させ、上記交通量
    の多い方の台数を増加させる運転手段を設けたことを特
    徴とする請求項2記載のエレベーターの群管理装置。
  4. 【請求項4】 交通状態判別手段が上層階と下層階の交
    通量の差が所定値を越えたことを検出すると、上記上層
    階及び下層階の交通量の少ない方に含まれる階床数を増
    加させ、上記交通量の多い方に含まれる階床数を減少さ
    せる運転手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の
    エレベーターの群管理装置。
  5. 【請求項5】 全階床を就役階とする複数台のシングル
    デッキエレベーターと、上記全階床の内探続する2階床
    を就役階とするダブルデッキエレベーターとを有し、連
    続する二つの就役階からなる基準階が下方に設定され、
    上記各エレベーターを一群として運転管理する装置にお
    いて、上記エレベーターの交通状態を検出する交通状態
    判別手段と、この交通状態判別手段が混雑状態を検出す
    ると、上記全階床を上層階及び下層階に分割し、上記シ
    ングルデッキエレベーターの半数を上記上層階に、半数
    を上記下層階に就役させ、上記ダブルデッキエレベータ
    ーを上記上層階の所定階と上記基準階との間に直行運転
    させる運転切換手段と、上記交通状態判別手段が上記上
    層階の連続する2階床の内交通量が最も多い2階床を検
    出すると、上記ダブルデッキエレベーターの上層階の就
    役階を上記交通量が最も多い2階床に設定する運転手段
    とを備えたことを特徴とするエレベーターの群管理装
    置。
  6. 【請求項6】 ダブルデッキエレベーターを複数台配置
    し、交通状態判別手段が上層階と下層階の交通量の差が
    所定値を越えたことを検出すると、上記ダブルデッキエ
    レベーターの一部を直行運転時の就役階の外に上記交通
    量の多い階に就役させる運転手段を設けたことを特徴と
    する請求項2記載のエレベーターの群管理装置。
  7. 【請求項7】 全階床を就役階とする複数台のシングル
    デッキエレベーターと、上記全階床の内連続する2階床
    を就役階とするダブルデッキエレベーターとを一群とし
    て運転管理する装置において、上記エレベーターの交通
    状態を検出する交通状態判別手段と、この交通状態判別
    手段が混雑状態を検出すると、上記全階床を奇数階及び
    偶数階に分割し、上記シングルデッキエレベーターの半
    数を上記奇数階に、半数を上記偶数階に就役させる運転
    切換手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの群
    管理装置。
  8. 【請求項8】 交通状態判別手段が奇数階と偶数階の交
    通量の差が所定値を越えたことを検出すると、上記奇数
    階及び偶数階に就役するシングルデッキエレベーターの
    内上記交通量の少ない方の台数を減少させ、上記交通量
    の多い方の台数を増加させる運転手段を設けたことを特
    徴とする請求項7記載のエレベーターの群管理装置。
  9. 【請求項9】 急行区間を挟む上下の階床を就役階とす
    るシングルデッキエレベーターと、上記階床の内連続す
    る2階床を就役階とするダブルデッキエレベーターとを
    有し、連続する二つの就役階からなる基準階が上記急行
    区間の下方に設定され、上記各エレベーターを一群とし
    て運転管理する装置において、上記エレベーターの交通
    状態を検出する交通状態判別手段と、この交通状態判別
    手段が混雑状態を検出すると、上記シングルデッキエレ
    ベーターは上記急行区間よりも下方の階床を非就役階と
    し、上記ダブルデッキエレベーターを上記急行区間の直
    上階及びその次の階と上記基準階との間に直行運転させ
    る運転切換手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
    ーの群管理装置。
  10. 【請求項10】 シングルデッキエレベーター及びダブ
    ルデッキエレベーターをそれぞれ複数台配置し、運転切
    換手段を、交通状態判別手段が混雑状態を検出すると、
    上記シングルデッキエレベーターは急行区間よりも下方
    の階床を非就役階とし、更に就役階を上層階及び下層階
    に分割し、上記シングルデッキエレベーターの半数を上
    記上層階に、半数を上記下層階に就役させ、上記ダブル
    デッキエレベーターの半数を上記下層階の最下階及びそ
    の次の階と基準階の間に直行運転させ、半数を上記上層
    階の最下階及びその次の階と上記基準階の間に直行運転
    させるように構成したことを特徴とする請求項9記載の
    エレベーターの群管理装置。
  11. 【請求項11】 シングルデッキエレベーターと、上か
    ご及び下かごを有するダブルデッキエレベーターとを一
    群として運転管理する装置において、上記エレベーター
    の交通状態を検出する交通状態判別手段と、この交通状
    態判別手段が閑散状態を検出すると、上記ダブルデッキ
    エレベーターを上記上かご及び下かごの一方を閉鎖して
    運転させる運転切換手段とを備えたことを特徴とするエ
    レベーターの群管理装置。
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