JPH11110599A - 車両データ収集方法及びその装置 - Google Patents

車両データ収集方法及びその装置

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JPH11110599A
JPH11110599A JP27312097A JP27312097A JPH11110599A JP H11110599 A JPH11110599 A JP H11110599A JP 27312097 A JP27312097 A JP 27312097A JP 27312097 A JP27312097 A JP 27312097A JP H11110599 A JPH11110599 A JP H11110599A
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JP
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data
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collection device
main body
data collection
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JP27312097A
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English (en)
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Katsunori Nitta
勝則 新田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オプション記録の変更、増減に対応させるこ
とができ、ICカードに別エリアを設ける必要がない車
両データ収集方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 デジタルタコグラフ本体3のメインボー
ド3aが車両の走行データを収集して記録し、ハンディ
テンキー2がテンキーデータを入力し、外部入力チャン
ネルCHが外部入力データを入力し、オプションボード
3bが、メインボードからの走行データ、及びハンディ
テンキーからのテンキーデータと外部入力チャンネルか
らの外部入力データとを結合して結合データを作成し、
作成された結合データをメインボード内のICカード3
4にオプション記録として記憶させるために送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行時間、
走行距離、車両速度等の走行データを収集記録すると共
にハンディテンキーからのキー入力データ等を収集記録
する車両データ収集方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両には車両データ収集装置
が搭載され、この車両データ収集装置は、運行データ収
集装置本体(以下、デジタルタコグラフ本体と称す
る。)と、このデジタルタコグラフ本体に着脱可能なハ
ンディテンキーとを有する。
【0003】図11に従来のこの種の車両データ収集装
置の一例を示す。デジタルタコグラフ本体30は、車載
センサ1で検知された車両速度、走行時間、走行距離等
の各走行データを自動収集して該デジタルタコグラフ本
体30に装着されたICカード34に記憶し、データ解
析装置(図示せず)で、ICカード34に記憶された各
走行データを解析することにより運行管理や安全管理を
行なっている。
【0004】また、デジタルタコグラフ本体30は、車
載センサ1で検知されたエンジン回転時間、エンジン回
転数等の各走行データを自動収集してICカード34に
記憶し、データ解析装置で、ICカード34に記憶され
た各走行データを解析することによりエンジンの状態を
把握して経済管理を行なっている。
【0005】オプション機器6内のハンディテンキー2
aは、荷積地、荷卸地、高速料金、給油量等のファンク
ションキーや数字キーであるテンキーを有し、キーを操
作することでキー入力データを入力し、このキー入力デ
ータをハンディテンキー2a内のメモリ(図示せず)に
記憶する。
【0006】そして、ハンディテンキー2aをデジタル
タコグラフ本体30に接続した時に、ハンディテンキー
2aからのキー入力データをICカード34に記憶させ
る。また、オプション機器6内の外部入力機器7、例え
ば、温度センサや湿度センサからの外部入力データを収
集してICカード34に記憶させる。
【0007】このように、車載センサからの走行デー
タ、ハンディテンキー2aや外部入力機器7からのオプ
ションデータがICカード34にオプション記録として
記録される。また、オプションが変更したり、あるいは
オプションが増減した場合に、これに応じて、デジタル
タコグラフ本体のオプション記録もオプションの変更や
増減に対応する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、法律上
の許可を必要とする保安機器であるデジタルタコグラフ
本体を改造することは許されず、オプションの変更や増
減に対応するためには、その都度、デジタルタコグラフ
本体の型式の許可を受けなければならず、多くのユーザ
の要求に応じるためには無理があった。このため、デジ
タルタコグラフ本体を改造せずに、オプション記録の変
更、増減に対応させることが要望されていた。
【0009】さらに、ICカード内のエリアは、車両速
度、走行距離等の時系列データからなる基本データエリ
アと、オプションデータエリアとからなり、オプション
が増加した場合にボードを追加し、別処理を行なうと、
ICカード内にもう1つの別エリアを設ける必要があっ
た。
【0010】本発明は、オプション記録の変更、増減に
対応させることができ、ICカードに別エリアを設ける
必要がない車両データ収集方法及びその装置を提供する
ことを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の手段を採用した。請求項1の発明は、
走行データ収集装置本体が車両の走行データを収集して
記録し、テンキー及び表示部を有するハンディテンキー
がテンキーデータを入力し、外部入力機器が外部入力デ
ータを入力し、前記走行データ収集装置本体、前記ハン
ディテンキー、及び前記外部入力機器に接続されるオプ
ションボードが、前記走行データ収集装置本体からの走
行データ、及び前記ハンディテンキーからのテンキーデ
ータと前記外部入力機器からの外部入力データとの少な
くとも一方のデータを結合して結合データを作成し、作
成された結合データを前記走行データ収集装置本体内の
記憶媒体にオプション記録として記憶させるために送信
することを特徴とする。
【0012】この発明によれば、走行データ収集装置本
体、ハンディテンキー、及び外部入力機器に接続される
オプションボードが、走行データ収集装置本体からの走
行データ、及びハンディテンキーからのテンキーデータ
と外部入力機器からの外部入力データとの少なくとも一
方のデータを結合して結合データを作成し、作成された
結合データを走行データ収集装置本体内の記憶媒体にオ
プション記録として記憶させるために送信するので、走
行データ収集装置本体のオプション記録の変更、増減に
対応させることができ、しかも記憶媒体に別エリアを設
ける必要がなくなる。
【0013】請求項2の発明は、前記結合データ及びこ
の結合データを前記記憶媒体に記憶させるときのアドレ
スを示すアドレスデータを前記走行データ収集装置本体
に送信することを特徴とする。
【0014】この発明によれば、結合データ及びこの結
合データを前記記憶媒体に記憶させるときのアドレスを
示すアドレスデータを前記走行データ収集装置本体に送
信するので、オプションボードにより、記憶媒体のアド
レス管理を行なうことができる。
【0015】請求項3の発明は、前記走行データ収集装
置本体及び前記オプションボードとのそれぞれに設けら
れ通信インターフェイスにより、前記走行データ収集装
置本体と前記オプションボードとの間のデータの授受を
行なうことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、通信インターフェイス
により、走行データ収集装置本体とオプションボードと
の間のデータの授受を行なうことができる。
【0017】請求項4の発明は、車両の走行データを収
集して記録する走行データ収集装置本体と、テンキー及
び表示部を有しテンキーデータを入力するハンディテン
キーと、外部入力データを入力する外部入力機器と、前
記走行データ収集装置本体、前記ハンディテンキー、及
び前記外部入力機器に接続されるオプションボードとを
備え、前記オプションボードは、前記走行データ収集装
置本体からの走行データ、及び前記ハンディテンキーか
らのテンキーデータと前記外部入力機器からの外部入力
データとの少なくとも一方のデータを結合して結合デー
タを作成し、作成された結合データを前記走行データ収
集装置本体内の記憶媒体にオプション記録として記憶さ
せるために送信する制御部を有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両データ収集方
法及びその装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。
【0019】図1に車両データ収集装置の実施の形態の
構成ブロック図を示す。図1に示す車両データ収集装置
は、車載センサ1、ハンディテンキー(H/Tともい
う。)2と、車載センサ1からの走行データを収集する
とともにハンディテンキー2が信号線4を介して着脱可
能に接続され、ハンディテンキー2からのキー入力デー
タを収集するデジタルタコグラフ本体3とを有して構成
される。
【0020】このデジタルタコグラフ本体3は、メイン
ボード3aと、このメインボード3aとハンディテンキ
ー2との間に設けられ、機能拡張用のボードであるオプ
ションボード3bとからなる。
【0021】車載センサ1は、車両の走行距離、走行時
間、車両速度等を検知する走行センサ、エンジン回転時
間やエンジン回転数を検知するエンジン回転センサ等で
あり、検知された走行データをメインボード3aに出力
する。
【0022】ハンディテンキー2は、例えば、可搬型の
ハンディテンキーであり、例えば、荷積地、荷卸地、作
業状態(荷積、荷卸、休憩、給油等)等のデータを表示
したり、キー入力データを入力する。
【0023】ハンディテンキー2は、キー入力データを
入力するキーボード21、予め記憶されたデータを読み
出し可能なリードオンリーメモリ(ROM)22、キー
ボード21から入力されたキー入力データやダウンロー
ドデータ等を書き込むとともに、書き込まれたキー入力
データやダウンロードデータ等を読み出し可能なランダ
ムアクセスメモリ(RAM)23、キー入力データやダ
ウンロードデータを表示する表示部24、デジタルタコ
グラフ本体3との間でキー入力データやダウンロードデ
ータ等の入出力を司る通信入出力部(通信I/O)2
5、各部を制御する中央処理装置(CPU)26を有し
て構成される。なお、ハンディテンキー2は、警報機能
を有し、キー入力時やエラー発生時にブザーでその旨を
警告するようにしてもよい。
【0024】メインボード3aは、オプションボード3
bとの間でデータの入出力を司る通信インターフェイス
(通信I/F)32、ICカード34との間でデータの
入出力を司るI/O33、各部を制御するとともに車載
センサ1からの走行データを処理したり、ICカード3
4に対するデータの書込み処理及び読出処理を行なう中
央処理装置(CPU)31を有する。
【0025】メインボード3aは、車載センサ1で検知
された車両速度、走行時間、走行距離、エンジン回転時
間、エンジン回転数等の各走行データを自動収集し、I
Cカード34に記憶するとともに、各走行データを通信
I/F32を介してオプションボード3bに送る。
【0026】メインボード3aは、オプションボード3
bから送られてくるカード書込データ(メインボード3
aの走行データとハンディテンキー2のキー入力データ
とオプションボード3bのデータとを結合したカード書
込データ)を該メインボード3aに装着されたICカー
ド34に記憶する。なお、出庫時にICカード34をメ
インボード3aに装着することで出庫から入庫までの車
両及び乗務員の状態を正確に収集して解析する。
【0027】図2にハンディテンキー2の外観構成図を
示す。図2に示すハンディテンキー2は、数字キーであ
るテンキー27、ファンクションキーF1〜F8、確定
キー28、及び表示部24を有する。ファンクションキ
ーとしては、例えば、荷積キーF1、荷卸キーF2等で
ある。ファンクションF3〜F8としては、給油キー、
高速料金キー等である。
【0028】オプションボード3bは、メインボード3
aとの間でデータの入出力を司る通信インターフェイス
(通信I/F)35、ハンディテンキー2との間でデー
タの入出力を司る通信I/F37、データを書き込むと
ともに、書き込まれたデータを読み出し可能なRAM3
8、予め記憶されたデータを読み出すリードオンリーメ
モリ(ROM)39、外部入力データを収集する外部入
力チャネルCH1〜CH10、各部を制御するCPU3
6を有する。
【0029】CPU36は、通信I/F35を介するメ
インボード3aからの走行データと、通信I/F37を
介するハンディテンキー2からのキー入力データと、外
部入力チャンネルCH1〜CH10からのオプションデ
ータとを結合してカード書込データを作成する。CPU
36は、作成されたカード書込データをメインボード3
aに装着されたICカード34に送信するよう制御す
る。
【0030】図3にオプションボードの詳細な構成ブロ
ック図を示す。図3において、外部入力チャンネルとの
インターフェイスである通信I/F42は、外部から入
力されたデジタル信号をCPU36に出力するデジタル
外部入力チャンネルCH1〜CH7、及び外部から入力
されたアナログ信号をCPU36に出力するアナログ外
部入力チャンネルCH8〜CH10を有する。
【0031】アナログ外部入力チャンネルCH8〜CH
9は、温度センサからのセンサ値を入力し、アナログ外
部入力チャンネルCH10は、湿度センサからのセンサ
値を入力する。
【0032】電源部43は、通信I/F35,37、及
び図示しないメインハーネスとのインターフェイスであ
る通信I/F41に電源BATTを供給し、且つ通信I
/F42に+12Vを供給すると共に、通信I/F37
に+11Vを供給する。
【0033】センサ受信部44は、通信I/F35,3
7の夫々からイグニッション信号IGN及びスピード信
号SPEED(車両速度信号)を受信してこれらの信号
をCPU36に出力する。
【0034】レベル変換部45は、通信I/F37の通
信ラインとCPU36との相互間でデータのレベルを変
換する。レベル変換部46は、通信I/F35の通信ラ
インとCPU36との相互間でデータのレベルを変換す
る。
【0035】切換器47は、端子aが選択された場合に
はCPU36と通信I/F37の通信ラインとを接続
し、端子bが選択された場合には通信I/F37の通信
ラインと通信I/F35の通信ラインとを接続する。
【0036】OC部48aは、+11Vプルアップのオ
ープンコレクタ出力部であり、通信I/F37のイグニ
ッション信号IGNをオープンコレクタ出力でCPU3
6に出力する。OC部48bは、+11Vプルアップの
オープンコレクタ出力部であり、通信I/F37のスピ
ード信号SPEEDをオープンコレクタ出力でCPU3
6に出力する。
【0037】通信I/F35、37の夫々は、通信仕様
として、例えば、伝送速度が9600bps、通信方式
が調歩同期式全2重方式、ビット伝送順序が低位ビット
優先、スタートビットが1ビット、ストップビットが1
ビット、データ長が8ビット(ノンパリティ)である。
【0038】RAM38は、例えば、128キロバイト
のスタテッィクRAM(ARAM)であり、バッファ、
バックアップメモリ及びローディング時の一時的なメモ
リである。ROM39は、例えば、256キロバイトの
フラッシュメモリであり、CPU36を動作させるため
のアプリケーションプログラム、オプションボードのシ
ステム設定項目を設定した設定項目テーブル51、イベ
ント作成時に収集すべき累積データを設定した機能テー
ブル53を格納している。
【0039】図4に設定項目テーブル51の一例を示
す。図4に示すように、システム項目NO.1〜NO.
68の項目が設定され、オプションボードのシステム設
定項目としては、例えば、速度オーバー値、速度オーバ
ー時間、速度ヒストグラムしきい値、エンジン回転パル
ス数、デジタルchカウント値等がある。
【0040】なお、システム項目NO.1〜NO.26
の項目は、メインボード3aのシステム設定に従う。ま
た、何も設定されない場合には、オプションボード3b
は、初期値で動作する。
【0041】図5にイベント作成時に収集する累積デー
タの設定の一例を示す。図5に示すように、項目NO毎
に複数の収集項目が設定され、項目NO.1では、GP
S(グローバルポジショニングシステム)のデータであ
り、項目NO.1〜NO.3データは、図示しないオプ
ションユニットから収集される。項目NO.4のデータ
は、累積走行距離、走行時間等のデータであり、メイン
ボード3aから収集される。項目NO.8〜NO.10
のデータは、外部入力データであり、オプションボード
3bが作成する。
【0042】イベント作成時に収集するデータを図5に
示す収集項目の中から設定して機能テーブル53を作成
する。その設定は、各イベント毎に可能である。ハンデ
ィテンキー2のFキーイベントについては、作業状態入
力及び作業状態+テンキー入力時のそれぞれで設定す
る。
【0043】図6に機能テーブル53の一例を示す。図
6に示す機能テーブル53は、ファンクションキーF1
〜F8毎にテンキーデータ、メインボードデータ、オプ
ションボードデータが設定され、ファンクションキーが
F1であれば、テンキーデータがD1に、メインボード
データが速度オーバー回数に、オプションボードデータ
が外部入力チャンネルch8の温度センサの値に設定さ
れている。
【0044】オプションボード3bは、ハンディテンキ
ー2からのファンクションキー及びテンキーからのテン
キーデータを受信する。CPU36は、テンキーデータ
をRAM38に記憶すると共に、機能テーブル53を参
照して、そのテンキーデータに対応するメインボードデ
ータをメインボード3aのICカード34から読み出し
てRAM38に記憶し、また、そのテンキーデータに対
応するオプションボードデータを外部入力CHから読み
出してRAM38に記憶する。
【0045】CPU36は、RAM38から読み出した
テンキーデータとメインボードデータとオプションボー
ドデータとを結合し、図7に示す結合データを作成し
て、その結合データ及びその結合データをICカード3
4の予め定められた位置に記憶させるためのアドレスデ
ータを通信I/F35を介してメインボード3aに送信
させる。
【0046】図8にICカード34の記憶マップを示
す。ICカード34は、走行距離、走行時間等の時系列
データからなる基本データを格納する基本データエリア
と、オプションデータエリアと、運転手が一日に配送す
べき配送指示データであるダウンロードデータ等を格納
する。
【0047】オプションデータエリアは、オプション管
理データエリア、各運行毎のオプションデータエリア、
及び可搬ハンディテンキーの蓄積データからなる。オプ
ション管理データエリアには個人コード、運行回数等が
格納される。各運行毎のオプションデータエリアは、I
D管理エリア、オプションデータからなる。ID管理エ
リアには車両コード、オプション設定コード、出入庫時
刻等が格納される。
【0048】次に、このように構成された実施の形態の
車両データ収集装置により実現される車両データ収集方
法を図9に示すフローチャートを参照することにより説
明する。ここでは、オプションボード3bによるICカ
ード34へのデータの書き込み処理を説明する。
【0049】まず、オプションボード3bは、ハンディ
テンキー2との間で通信処理、すなわち、ハンディテン
キー2からのキー入力データを受信する(ステップS1
01)。この場合、ハンディテンキー2のファンクショ
ンキーの例えば、荷積キーF1を押し、次に、テンキー
により品名、数量を入力し、さらに、確定キー28を押
すと、これらのテンキーデータがCPU26、通信I/
F25を介してオプションボード3bに送られる。
【0050】オプションボード3b側では、テンキーデ
ータを通信I/F37を介してCPU36が受信し、こ
のテンキーデータD1をRAM38に記憶する。
【0051】次に、オプションボード3bは、通信I/
F35を介してメインボード3aとの間で通信処理、す
なわち、メインボード3aからの走行データを受信する
(ステップS103)。
【0052】この場合、図6に示すように、機能テーブ
ル53にはテンキーデータD1に対応して、メインボー
ドデータの収集項目として速度オーバー回数が設定され
ているので、CPU36は、機能テーブル53を参照し
て、通信I/F35を介してメインボード3aに速度オ
ーバー回数を読み出しにいく。
【0053】すると、メインボード3aのCPU31
は、オプションボード3bからの読出要求に従って、I
Cカード34に記憶された速度オーバー回数を読み出
し、オプションボード3bのCPU36が速度オーバー
回数を通信I/F32、通信I/F35を介して受信
し、RAM38に記憶する。
【0054】次に、オプションボード3bにおいて、外
部入力チャンネルCH1〜CH10から外部入力データ
を収集し(ステップS105)、その外部入力データ
は、CPU36を介してRAM38に記憶される。
【0055】この場合、図6に示すように、機能テーブ
ル53にはテンキーデータD1に対応して、オプション
ボードデータの収集項目としてCH8の温度センサの値
が設定されているので、CPU36は、機能テーブル5
3を参照して、外部入力チャンネルCH8から外部入力
データとしてCH8の温度センサの値を収集して、RA
M38に記憶する。
【0056】さらに、CPU36は、RAM38に記憶
されたデータを読み出し、図10に示すように、ヘッダ
(F511)、品名、及び数量からなるテンキーのデー
タと、速度オーバー回数からなるメインボード3aのデ
ータと、CH8の温度センサの値からなるオプションボ
ード3bのデータと、を結合することにより、カード書
込データを作成する(ステップS107)。
【0057】そして、オプションボード3bのCPU3
6が、作成されたカード書込データ及びその結合データ
のアドレスデータを通信I/F35を介してメインボー
ド3aに送信する。
【0058】一方、メインボード3aにおいて、CPU
31が通信I/F32を介してカード書込データ及びア
ドレスデータを受信すると、そのアドレスデータに従っ
て、その結合データを図9に示すようなICカード34
のオプションデータエリアの所定の位置に書き込む(ス
テップS109)。
【0059】このように、メインボード3aと、ハンデ
ィテンキー2との間にオプションボード3bを設け、通
信I/Fにより、メインボード3aからオプションボー
ド3bに走行データを送信し、ハンディテンキー2から
オプションボード3bにテンキーデータを送信し、オプ
ション記録として、テンキーデータと走行データとオプ
ションデータとを結合して結合データを作成する。そし
て、通信I/Fにより、結合データを、オプションボー
ド3bからメインボード3aのICカード34のオプシ
ョンデータエリアに記憶させる。
【0060】すなわち、オプションが変更したり、増減
した場合であっても、オプションボード3bにより、オ
プション記録の変更、増減に対応させることができ、I
Cカード34に別エリアを設ける必要がなくなる。
【0061】また、オプションボード3bにより、オプ
ション記録の変更、増減に対応させることができること
から、メインボード3aでは処理不可能な桁数のデータ
を処理することが可能となる。
【0062】さらに、オプションボード3bが、デジタ
ルタコグラフ本体3に装着されたICカード34のオプ
ションデータエリアのアドレス管理を行なうので、結合
データをオプションデータエリアの所定位置に書き込む
ことができる。
【0063】なお、前述した実施の形態では、発明を分
かりやすくするために発明の要旨の部分を抽出して説明
したが、実施の形態の内容は前述した内容に限定される
ものではないため、以下にその実施の形態のオプション
ボード3bの機能の補足説明を行なう。
【0064】(1)出庫時の動作 出庫時には、ICカード(運行記録カード)を挿入し、
出庫後、デジタルタコグラフ本体3内の終了ボタンを押
下することによって入庫処理が終了すると入庫中に戻
る。出庫中の動作としては、出庫時初期処理、イベント
データ収集・作成、異常警報処理、各機器の制御等を行
なう。
【0065】出庫時初期処理では、出庫時の動作として
出庫イベントを作成する。出庫イベントの累積データは
設定による。出庫イベントの累積データの時刻は出庫イ
ベント作成時の時刻となる。イベントデータ収集・作成
では、ライトコマンド、ハンディテンキー2によるキー
入力及び外部入力信号によりイベントが発生する。イベ
ント発生時には収集するように設定された収集データと
共にイベントデータを作成し、ICカードへ書き込む。
【0066】異常警報処理では、外部入力chの状態及
び速度により異常警報を行うことができる。設定によ
り、異常警報のハンディテンキー2への表示、イベント
データ作成、オプションユニットへの通知を行う。メモ
リ管理では、バックアップメモリ管理を行ない、バック
アップメモリに保存するデータは1運行(最新の出庫→
入庫迄のデータのみ)分とする。但し、バックアップメ
モリ容量を越えるまでデータ収集した場合は、バックア
ップメモリ容量オーバー後のデータはバックアップメモ
リに保存されない。
【0067】各機器の制御では、固定ハンディテンキー
の制御、可搬型ハンディテンキーの着脱処理を行なう。
固定ハンディテンキーの制御では、キー入力に対する処
理及び画面制御を行う。オプションボードが検出するエ
ラーの表示、イベント作成時の累積データ表示、表示部
ダウンロードデータの表示、エマージェンシー表示(異
常警報処理)、出庫中画面設定および表示、ファンクシ
ョンキーによるイベント作成時の表示を行なう。可搬型
ハンディテンキー着脱処理においては、オプションボー
ドに接続されている状態では、固定ハンディテンキーと
同様の処理を行う。オプションボードから外された場合
は、ハンディテンキーのキー入力以外のイベントデータ
を作成する。外された後、接続された場合、入庫処理中
に可搬ハンディテンキーの蓄積データを取り込みカード
へ書き込む。オプションボードの制御では、オプション
ボードからのイベントデータをカードに書き込む。
【0068】(2)データ収集 データ収集においては、下記イベントが発生した場合に
データの収集を行う。収集データの内容に関しては設定
が可能である。出庫イベントは、出庫時(カード挿入
時)に作成されるイベントで、各種データを収集し、収
集するデータは設定による。累積走行距離と出庫時刻は
イベント作成時の時刻となる。入庫イベントは、入庫時
(終了ボタン押下により)に作成されるイベントで、各
種データを収集し、収集するデータは設定による。
【0069】ハンディテンキーのキー押下によりイベン
トデータを作成する。ハンディテンキーからの入力によ
るイベントでは、各種データの収集も行う。収集するデ
ータは設定による。ファンクションキーに以下のイベン
トを割り当てファンクションキー押下によりイベントデ
ータ作成に移行する。
【0070】テンキー入力イベントでは、ガイダンス入
力を行い、そのデータを記録する。このイベントでは各
種データの収集も行う。収集するデータは設定による。
作業状態入力イベントでは、作業状態を記録する。この
イベントでは各種データの収集も行う。収集するデータ
は設定による。作業状態+テンキー入力イベントでは、
テンキー入力イベント、作業状態入力イベントを同時に
行う。このイベントは各種データの収集も行い、収集す
るデータは設定による。
【0071】オプションボードは、設定された条件に従
って定時刻イベント、自動出入庫イベント、停止イベン
ト、1分時系列イベント等を作成する。定時刻イベント
では、設定した時刻に各種データを収集する。最大で4
つの時刻を設定可能で、収集するデータは設定による。
自動出入庫イベントでは、オプションボードが状況に応
じて自動的に出庫、入庫イベントを作成する。自動出入
庫イベントでは各種データの収集も行い、収集するデー
タは設定による。停止イベントは、停止時、走行開始時
にそれぞれ作成されたイベントである。このイベントで
は各種データの収集も行い、収集するデータは設定によ
る。1分時系列イベントでは、車両状態、作業状態、外
部入力ch状態を収集する。外部入力ch状態では、外
部入力デジタル1〜7ch、外部入力アナログ8〜10
chは個別にデータ収集する/しないを設定することが
可能である。但し、外部入力デジタル1〜7chが設定
にてカウントに設定されていた場合、その状態は計測し
ない。従ってデータは0となる。
【0072】外部入力デジタルの状態は、データが1の
とき、ハイレベル状態で、データが0のとき、ローレベ
ル状態(0V)である。このデータは1分間における割
合が一番大きい状態を各chにおいて採用し、ハイレベ
ル、ローレベルを記述する。作業状態では、ハンディテ
ンキーのキー入力による作業状態を記録する。このデー
タは1分間における割合が一番大きい状態を記録する。
車両状態では、車両が走行中、停止中、アイドリング中
かを記録する。また、A、Bボタンの状態も記録する。
本データは1分間における割合が一番大きい状態を記録
する。
【0073】(3)入庫 メインボードから入庫要求が送信された場合、その時点
で全ての計測(走行距離/走行時間等の情報)を終了
し、入庫イベントを作成後、入庫中になる。この処理中
ではハンディテンキーのキー入力が無効となる。この場
合には、各データ収集を停止する。ハンディテンキー
がある場合、ハンディテンキーの入庫処理を行う。設
定にて状態保存が設定されている場合、状態保存を行
う。入力イベントを作成する。1分時系列のイベン
ト作成ありの場合、イベントを作成する。入庫中に戻
る。
【0074】(4)図4に示すオプションボード設定項
目の中の、メインボードとの共通設定項目としては、営
業所番号、車両番号、速度オーバー値、速度オーバー時
間、エンジンオーバー値、エンジンオーバー時間、出庫
時の状態初期化の有無、アイドリング判定時間、定時刻
データ1〜4、速度ヒストグラムしきい値1〜7、IG
N OFF時の表示時間、速度センサパルス数、エンジ
ン回転パルス数、SW.機能がある。この設定値は、出
庫時、メインボードの設定値に書換えられる。
【0075】オプションボードのシステム設定項目とし
ては、以下のものがある。この設定値は、オプションボ
ードシステム設定ローディングでのみ書換が可能であ
る。システムの組合わせには、ハンディテンキーの有
無、ハンディテンキーの種類(可搬/固定)、オプショ
ンユニットの有無、オプションユニットの種類(特殊/
通常)の情報が書き込まれる。
【0076】アプリケーションVer.No.にはアプ
リケーションバージョンが書き込まれる。自動解除時間
は、例えば0〜7200(秒)に設定される。作業状態
保持の有無には、保持有りとした場合、作業状態および
テンキー入力途中の状態を次の出庫まで保持し、出庫
時、その状態の再生を行う。時間毎データ作成時間に
は、例えば0〜255(分)に設定され、定時刻(特
殊)イベントの収集間隔の設定となる。
【0077】走行判定時間及び停止判定時間は、例えば
0〜255(秒)に設定され、自動出入庫イベント及び
停止イベントのための設定となる。走行距離単位では、
累積データの走行距離データの最小単位を10mとする
か100mとするか設定する。1分時系列データ設定で
は、外部入力1〜7chを1分時系列のデータとしてと
る/とらない、外部入力8〜10chを1分時系列のデ
ータとしてとる/とらない(各chごと設定可能)、1
分時系列データをとる/とらないの情報を設定する。
【0078】外部入力1〜7chカウント値/時間設定
ch1〜ch7(単位:回/分)の情報は、各chごと
設定可能であり、この設定値は時間または回数であり、
時間か回数かの設定は機能テーブルにより行われる。外
部入力ch1〜7の異常警報設定値またはイベント作成
用設定値として使用する。したがって、機能テーブルに
より該当するchの機能がトリガーに設定されている場
合には無効とする。
【0079】イベント作成時の場合で、機能テーブルに
よりカウントまたは時間に設定されている場合のみ有効
である。この設定値は上限値の設定であり、設定された
chが本設定値以上の値となった場合、イベント作成を
行う。設定可能範囲は、000000〜999999で
ある。
【0080】異常警報の場合で、機能テーブルにより異
常設定が設定されている場合かつ機能テーブルによりカ
ウントまたは時間に設定されている場合のみ有効であ
る。この設定値は上限値の設定であり、設定されたch
が本設定値以上の値となった場合、異常警報処理を行
う。設定値可能範囲は、000000〜999999で
ある。
【0081】外部入力8〜10ch上限値は、各chご
と設定可能であり、外部入力ch8,9,10の異常警
報設定値として使用する。したがって、機能テーブルに
より該当するchの機能が異常警報に設定されていない
場合は無効とする。異常値設定で、機能テーブルにより
異常値設定が設定されている場合のみ有効である。設定
値可能範囲は、温度の場合:−40〜40℃、0.1
℃、湿度の場合:0〜100%である。
【0082】外部入力8〜10ch下限値は各chごと
設定可能であり、アナログch8,9,10の異常警報
設定値として使用する。したがって、機能テーブルによ
り該当するchの機能が異常警報に設定されていない場
合は無効とする。異常値設定で、機能テーブルにより異
常値設定が設定されている場合のみ有効である。設定値
可能範囲は、温度の場合:−40〜40℃、0.1℃、
湿度の場合:0〜100%である。
【0083】外部入力8〜10ch範囲内/外設定は各
chごと設定可能で、外部入力ch8,9,10の異常
警報設定値として使用する。したがって、機能テーブル
により該当するchの機能が異常警報に設定されていな
い場合は無効とする。アナログch上限値、下限値で設
定された範囲内であれば異常値とする。
【0084】上限値≦アナログch入力値≧下限値 アナログch上限値、下限値で設定された範囲外であれ
ば異常値とする。
【0085】上限値≧アナログch入力値≦下限値アナ
ログch入力値 アナログch上限値、下限値の設定で上限値=下限値の
場合は異常値設定は無効とする。
【0086】外部入力1〜7chトリガー設定時のイベ
ント作成条件(単位:時間/秒 速度/km/h)は各
chごと設定可能で、この設定は外部入力ch1〜7が
トリガーに設定され、かつ併条件にて“トリガー発生
後、設定時間経過後、イベント作成する”または“トリ
ガー発生後、設定速度状態時、イベント作成する”また
は“トリガー発生後、設定速度状態時、イベント作成す
る”となっていた場合のみ動作する。
【0087】設定可能範囲は、0〜127(秒)で、ト
リガー発生後、設定時間経過後、イベント作成する。ト
リガー発生後、設定速度状態時、イベント作成する。
(速度に関しては速度算出の0.5秒毎の生データにて
状態確認する。) 0〜100(km/h) 外部入力ch8〜10の値が設定された異常値以上のレ
ベルとなって異常警報処理を行ったのち、再び異常警報
を行う時間間隔を設定する。00〜127(分)まで1
分単位で設定可能とする。
【0088】外部入力ch8〜10の値が設定された異
常値以上のレベルとなってタイマー値以上の時間レベル
が連続した場合、異常警報とする。00〜127(秒)
まで1分単位で設定可能とする。
【0089】(5)図5に示す機能テーブル設定におい
て、 (a)ファンクションキーFの入力設定は各キー毎に設
定可能であり、作業状態入力、作業状態+テンキー入
力、テンキー入力、イベント入力で使用する設定であ
る。機能設定1では、Fキーにテンキー入力を割り当て
る。Fキーに作業状態+テンキー入力を割り当てる。F
キーにイベントデータ収集を割り当てる。という3つの
機能の内から1つの機能を選択する。
【0090】機能設定2では、作業状態が解除されると
自動的に実車状態となる。連続走行時間が自動解除設定
を満たした時点で作業状態を解除する。作業状態中、走
行パルスが入力されるとブザーを鳴らす。という3つの
機能の内から1つの機能を選択する。
【0091】(b)外部入力機能設定 外部入力ch1〜7の機能設定は、各ch毎に設定す
る。機能選択は、下記機能から1つ選択する。
【0092】収集しない カウント(このカウント値がシステムの設定のカウント
値となった時、イベント作成する。異常値設定がある場
合は異常警報とする。) 立ち上がり信号の度にカウント 立ち下がり信号の度にカウント 時間(この時間値がシステム設定の時間値となった時、
イベント作成する。異常値設定がある場合は異常警報と
する。) 立ち上がり〜立ち下がりまでの時間を収集 立ち下がり〜立ち上がりまでの時間を収集 トリガー 立ち上がり信号の度にイベント作成 立ち下がり信号の度にイベント作成 信号が変化する度にイベント作成 なお、異常値設定としては、外部入力デジタルの機能を
異常警報用の設定として使用する/しないを設定する。
異常警報用の設定として使用してもイベントデータ作成
は可能である。反応速度は、パルス幅100ms以上の
パルスカウントまたはトリガーを有効とする。パルス幅
1s以上のパルスカウントまたはトリガーを有効とす
る。の2種類から1つ選択する。機能選択でカウントま
たはトリガーを選択した場合のみ機能する。
【0093】反応時間は、一定時間内のパルスを無視す
る。機能選択でカウントおよびトリガーを選択した場合
のみ機能する。設定範囲は、例えば、0.1〜12.7
秒で、0.1秒刻みで設定可能である。併条件は、トリ
ガーの場合、下記3種類から1つ選択する。機能選択で
トリガーを選択した場合のみ機能する。
【0094】トリガー発生後、外部イベント発生時間経
過後にイベント作成する。(システム設定による) トリガー発生後、外部イベント発生速度状態ならばイベ
ント作成する。(システム設定による) トリガー発生後、走行パルスが入力されるとイベント作
成する。
【0095】外部入力ch8〜10の機能設定は、各
ch毎に行なわれ、イベントデータを作成する間隔を設
定する。設定範囲は、例えば、5〜3600秒であり、
イベントデータを作成する際に使用するデータは、一定
間隔で収集したデータを8個収集する毎にそれらを平均
化したものを使用する。この設定値はその際の収集間隔
を設定する。設定範囲は、10〜65534msであ
り、異常値設定は、外部入力アナログの機能を異常警報
用の設定として使用する/しないを設定する。異常警報
用の設定として使用してもイベントデータ作成は可能で
ある。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、走行データ収集装置本
体、ハンディテンキー、及び外部入力機器に接続される
オプションボードが、走行データ収集装置本体からの走
行データ、及びハンディテンキーからのテンキーデータ
と外部入力機器からの外部入力データとの少なくとも一
方のデータを結合して結合データを作成し、作成された
結合データを走行データ収集装置本体内の記憶媒体にオ
プション記録として記憶させるために送信するので、走
行データ収集装置本体のオプション記録の変更、増減に
対応させることができ、しかも記憶媒体に別エリアを設
ける必要がなくなる。
【0097】また、結合データ及びこの結合データを記
憶媒体に記憶させるときのアドレスを示すアドレスデー
タを前記走行データ収集装置本体に送信するので、オプ
ションボードにより、記憶媒体のアドレス管理を行なう
ことができる。
【0098】また、通信インターフェイスにより、走行
データ収集装置本体とオプションボードとの間のデータ
の授受を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両データ収集装置の実施の形態を示
す構成ブロック図である。
【図2】ハンディテンキーの外観構成図である。
【図3】オプションボードの詳細な構成ブロック図であ
る。
【図4】設定項目テーブルを示す図である。
【図5】イベント作成時に収集する累積データの設定の
一例を示す図である。
【図6】機能テーブルの一例を示す図である。
【図7】結合データのデータフォーマットを示す図であ
る。
【図8】ICカードの記憶マップを示す図である。
【図9】本発明の実施の形態の車両データ収集方法を示
すフローチャートである。
【図10】結合データのデータフォーマットの具体例を
示す図である。
【図11】従来の車両データ収集装置の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 車載センサ 2 ハンディテンキー 3 デジタルタコグラフ本体 3a メインボード 3b オプションボード 21 キーボード 23,38 RAM 24 表示部 25,32,35,37 通信I/F 26,31,36 CPU 28 確定キー 33 I/O 34 ICカード 39 ROM 51 設定項目テーブル 53 機能テーブル F1〜F8 ファンクションキー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行データ収集装置本体が車両の走行デ
    ータを収集して記録し、テンキー及び表示部を有するハ
    ンディテンキーがテンキーデータを入力し、外部入力機
    器が外部入力データを入力し、 前記走行データ収集装置本体、前記ハンディテンキー、
    及び前記外部入力機器に接続されるオプションボード
    が、前記走行データ収集装置本体からの走行データ、及
    び前記ハンディテンキーからのテンキーデータと前記外
    部入力機器からの外部入力データとの少なくとも一方の
    データを結合して結合データを作成し、作成された結合
    データを前記走行データ収集装置本体内の記憶媒体にオ
    プション記録として記憶させるために送信することを特
    徴とする車両データ収集方法。
  2. 【請求項2】 前記結合データ及びこの結合データを前
    記記憶媒体に記憶させるときのアドレスを示すアドレス
    データを前記走行データ収集装置本体に送信することを
    特徴とする請求項1記載の車両データ収集方法。
  3. 【請求項3】 前記走行データ収集装置本体及び前記オ
    プションボードとのそれぞれに設けられ通信インターフ
    ェイスにより、前記走行データ収集装置本体と前記オプ
    ションボードとの間のデータの授受を行なうことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の車両データ収集方
    法。
  4. 【請求項4】 車両の走行データを収集して記録する走
    行データ収集装置本体と、 テンキー及び表示部を有しテンキーデータを入力するハ
    ンディテンキーと、 外部入力データを入力する外部入力機器と、 前記走行データ収集装置本体、前記ハンディテンキー、
    及び前記外部入力機器に接続されるオプションボードと
    を備え、 前記オプションボードは、前記走行データ収集装置本体
    からの走行データ、及び前記ハンディテンキーからのテ
    ンキーデータと前記外部入力機器からの外部入力データ
    との少なくとも一方のデータを結合して結合データを作
    成し、作成された結合データを前記走行データ収集装置
    本体内の記憶媒体にオプション記録として記憶させるた
    めに送信する制御部を有することを特徴とする車両デー
    タ収集装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記結合データ及びこの
    結合データを前記記憶媒体に記憶させるときのアドレス
    を示すアドレスデータを前記走行データ収集装置本体に
    送信することを特徴とする請求項4記載の車両データ収
    集装置。
  6. 【請求項6】 前記走行データ収集装置本体及び前記オ
    プションボードとのそれぞれに設けられ、前記走行デー
    タ収集装置本体と前記オプションボードとの間のデータ
    の授受を行なう通信インターフェイスを備えることを特
    徴とする請求項4または請求項5記載の車両データ収集
    装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008077172A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Nissan Diesel Motor Co Ltd 商用車の運行管理装置とこれを用いた商用車の運行管理システム
JP2009508244A (ja) * 2005-09-12 2009-02-26 ヴィディーオー オートモーティヴ アクチエンゲゼルシャフト タコグラフを備えた装置
JP2014044524A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Yazaki Energy System Corp 車載システム
JP2018077691A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 富士通株式会社 停止状態車両の発生エリア検出プログラム、停止状態車両の発生エリア検出装置、及び停止状態車両の発生エリア検出方法
JP2018185582A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 矢崎エナジーシステム株式会社 車載器

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