JPH1086616A - 高性能偏平空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

高性能偏平空気入りラジアルタイヤ

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JPH1086616A
JPH1086616A JP9135474A JP13547497A JPH1086616A JP H1086616 A JPH1086616 A JP H1086616A JP 9135474 A JP9135474 A JP 9135474A JP 13547497 A JP13547497 A JP 13547497A JP H1086616 A JPH1086616 A JP H1086616A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速耐久性の向上と、高速走行時の操縦安定
性、高速走行時の制動・駆動性能の向上を図る。 【解決手段】偏平率60%以下の高性能偏平空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、サイドウォール部3は、ビード
部4よりタイヤ断面高さAの50%〜85%まで延在
し、かつ、このサイドウォール部3を形成するサイドウ
ォールゴムは、JISスプリング式A硬度が50度〜7
0度の範囲にあり、かつ、100%伸張時の引張り弾性
率が70〜110kgf/cm2 である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高性能空気入り
ラジアルタイヤに関し、特に高性能スポーツカータイプ
に好適な偏平率60%以下の空気入りラジアルタイヤに
関する。
【0002】ここで、本明細書で使用する用語を説明す
ると、「M100 」とは、JIS−K6301に示される
ゴムの試験法によるゴムの物性値であり、ゴムを室温下
で100%伸長させたときの引張り応力である。ゴムの
物性を表わす一般的なもののひとつであり、100%モ
ジュラスと称される。「適用リム」、「規定の空気
圧」、「規定の質量」、「規定の質量に対応する負荷」
の各用語は、1996年度JATMA YEAR BOOK に掲載されてい
る用語の意味と同一で用いる。1996年度JATMA YEAR BOO
K にないものは、同1996年度JATMA YEAR BOOK の規格に
準じ、タイヤを使用/適用可能なリムに装着し、タイヤ
の性能を有効に発揮させるために適した空気圧、質量を
負荷した状態である。
【0003】
【従来の技術】高性能空気入りラジアルタイヤ、とりわ
け高性能スポーツカータイプの偏平ラジアルタイヤは、
車両の高出力化に伴い、高速旋回時等にタイヤに加えら
れる大きい横力に高い横剛性を必要とし、また、高速走
行時の制動・駆動性能にも優れていることを必要とす
る。そのため、タイヤの偏平率を小さくし、路面グリッ
プ力を重要視して強固な横剛性に見合うようにトレッド
ゴムの硬度を小さくし、さらにはビード部からサイド部
にかけてスチールコードなどを用いたゴム被覆コードか
ら成るビード補強層を配置するなどの手段を採用してき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タイヤ
の偏平化が進み、かつトレッド部のグリップ力が高くな
ると、高速でのコーナーリング時、制動・駆動時、ハン
ドリング時等にサイドウォール部に加わる変形時の応力
は非常に大きくなる。また、ロープロフィール化により
一段と狭くなったフレキシブルゾーンの中で応力集中領
域を避けて前記ビード補強層を効果的に配置するには高
さの設定等に困難を生じる。したがって、ビード補強層
のコード端部への応力集中によるセパレーション故障を
誘発しがちとなり、ビード部耐久性が低下する問題があ
った。
【0005】さらに、ゴム被覆コードから成るビード補
強層の場合、コードの長手方向と短手方向とでは補強効
果に著しい差があり、タイヤ径方向剛性とタイヤ周方向
剛性を同時に満足させることは難しかった。例えば、コ
ードの向きをタイヤ径方向に近づけてタイヤ径方向剛性
を高めると、高速旋回性能等の操縦性能は向上するが、
主にタイヤ周方向剛性を必要とする制動・駆動性能は犠
牲になる。逆に、コードの向きをタイヤ周方向に近づけ
ると制動・駆動性能は向上するが、高速旋回性能は低下
する。このように高速旋回性能、制動・駆動性能の両方
を向上させることは困難であった。
【0006】また、ビード補強層の場合、コード端部へ
の応力集中によるビード部耐久性低下の問題に対し、コ
ード配設角度等の配慮が必要であり上述の選択方法には
限界があった。さらに、ビード補強層のコードがスチー
ルコードの場合は、重量増加による発進・加速性能の低
下、燃費性能の低下といった面での問題もあった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ビード部耐久性を向上すると同時に、高速旋回性等
の操縦性能、制動・駆動性能をともに向上することので
きる高性能偏平空気入りラジアルタイヤを提供すること
を目的としている。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明は、トレッド部
と、このトレッド部に連なる一対のサイドウォール部
と、このサイドウォール部に連なる一対のビード部とを
具備し、カーカスコードがタイヤ赤道に対し実質的に直
交する方向に延びる少なくとも一枚のカーカスプライか
ら成るカーカスと、このカーカスと前記トレッド部との
間に配置されかつベルトコードがタイヤ赤道に対し鋭角
で互いに交差する方向に延びる少なくとも二枚のベルト
プライから成るベルトとを有し、偏平率60%以下の高
性能偏平空気入りラジアルタイヤであって、前記サイド
ウォール部を、タイヤを適用リムに装着し、規定の空気
圧とし、かつ無負荷の状態で、前記ビード部よりタイヤ
断面高さの50%〜85%まで延在する高さとし、この
サイドウォール部を形成するサイドウォールゴムは、1
00%伸張時の引張り弾性率(M100 )を70〜110
kgf/cm2 とした。
【0009】前記サイドウォール部の高さが50%未満
ではサイドウォール部としての補強効果が不足し、85
%を越える場合にはサイドウォール部とトレッド部との
境界面の位置がタイヤ接地面に近すぎ、コーナーリング
時等に路面に接触しがちとなり、その結果、乗り心地性
能が著しく悪化する。
【0010】サイドウォール部を形成するサイドウォー
ルゴムのM100 の値が70kgf/cm2 未満ではゴム
が柔らかすぎてサイドウォール部としての補強効果が不
足し、110kgf/cm2 を越える場合には非常に硬
すぎてゴム割れ等の新たな問題が生じる。
【0011】本発明によると、サイドウォール部を形成
するサイドウォールゴムに比較的高弾性率のゴムを使用
することによりビード部の補強効果が向上する。その結
果、ゴム引きコードから成るビード補強層を使用するこ
となくビード部が補強され、ビード部耐久性が向上す
る。また、サイドウォールゴムは、異方性を有しないの
で、タイヤ周方向剛性とタイヤ径方向剛性を同時に満足
させることが可能となり、主にタイヤ周方向剛性を必要
とする制動・駆動性能と主にタイヤ径方向剛性を必要と
する高速旋回時の操縦性能をともに向上可能とする。
【0012】前記トレッド部を形成するトレッドゴム
は、JISスプリング式A硬度が50度〜70度であ
り、かつ、M100 の値が5〜30kgf/cm2 であ
り、前記サイドウォールゴムのM100 の値は当該トレッ
ドゴムのM100 の値よりも大きく、同サイドウォールゴ
ムのM100 の値と当該トレッドゴムのM100 の値との差
は50〜105kgf/cm2 であることが好ましい。
【0013】トレッドゴムのJISスプリング式A硬度
を50度以上にすれば、ゴムが柔らかすぎることなくし
たがって耐熱性、磨耗耐久性が向上し、70度以下にす
れば、路面ホールディング性が向上し必要なグリップ力
が容易に得られる。
【0014】M100 の値を5kgf/cm2 以上とすれ
ば、ゴムが柔らかすぎることなくしたがって耐熱性、磨
耗耐久性が向上し、30kgf/cm2 以下であれば、
路面ホールディング性が向上し必要なグリップ力が容易
に得られる。
【0015】サイドウォールゴムのM100 の値を当該ト
レッドゴムのM100 の値よりも大きくするのは補強効果
を上げるためであり、サイドウォールゴムのM100 の値
とトレッドゴムのM100 の値との差を50kgf/cm
2 以上とすることでサイドウォールとしての補強効果を
より効果的なものとすることができ、105kgf/c
2 以下とすることでトレッドゴムとの剛性段差を小さ
くすることができる。
【0016】前記ベルトの最大幅は、タイヤを適用リム
に装着し、規定の空気圧とし、規定の質量に対応する負
荷を加えた状態でのトレッド接地幅の100%〜125
%の大きさにあるタイヤに対して本発明は特に好適であ
る。そのベルトコードは、コード角度がタイヤ赤道に対
し15〜30度であり、かつ、ベルトコードの引張り弾
性率が4000kgf/mm2 以上であることが望まし
い。
【0017】ベルトコードのコード角度を15度以上と
することで成型〜加硫工程におけるグリーンケースの変
形に容易に対処することができ、30度以下とすること
で高速走行時におけるタイヤ周方向へのタガ効果を十分
に発揮させることができ、高速耐久性を十分に満足させ
ることができる。
【0018】ベルトコードの引張り弾性率は4000k
gf/mm2 以上とすることで上記したようなタイヤ周
方向へのタガ効果を十分に発揮させることができる。
【0019】サイドウォール部の厚さ寸法は、用途に応
じて、0.5〜3.5mmの範囲で適宜設定することが
望ましい。例えば、競技用等で長期間の気密性を必要と
しない場合には0.5mm程度でよい。一般用途のよう
に長期間の気密性を必要とする場合には重量的に許容さ
れる範囲で3.5mm以内の厚さに設定すればよい。
【0020】ベルトの半径方向外側には実質的に該ベル
トを覆う以下の構造のバンドが隣接して配置するのが望
ましい。このバンドは有機または無機材からなる1本以
上のコードをゴム被覆して成る長尺かつ小幅の帯状プラ
イをタイヤ赤道に対し鋭角に傾けて螺旋巻きしてなり、
このバンドを形成する前記コードの引張り弾性率は20
0kgf/mm2 以上であることが望ましい。200k
gf/mm2 以上で剛性が十分となり、前記高弾性コー
ドからなるベルトの動きをより強く抑制することがで
き、高速走行時の高速耐久性がさらに向上する。
【0021】本発明は、サイドウォールゴムのM100 の
値は70〜110kgf/cm2 に設定するが、このサ
イドウォールゴムのJISスプリング式A硬度は70〜
100度であることが望ましい。70度以上だとゴムは
柔らかすぎず十分な補強効果を得ることが可能であり、
100度以下だとゴムの耐疲労性が十分であり、クラッ
クが生じにくい。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一の実施形態を示
すタイヤの断面図であり、同タイヤ1は、トレッド部2
と、トレッド部2に連なる一対のサイドウォール部3
と、サイドウォール部3に連なる一対のビード部4とを
具備し、偏平率が45%である。
【0023】両ビード部4にまたがるカーカス5は、カ
ーカスコードがタイヤ赤道に対し実質的に直交する方向
に延びる2枚の第1カーカスプライ5a、第2カーカス
プライ5bから成る。第1・第2カーカスプライ5a、
5bはビード部4のビードコア4aを巻き上げ、第1カ
ーカスプライ5aのプライ端部は後述するベルト6のベ
ルト端部下に達し、第2カーカスプライ5bのプライ端
部はサイドウォール部3のタイヤ最大幅位置高さよりも
下方に位置する。
【0024】カーカス5の半径方向外側に配置されるベ
ルト6は、タイヤ半径方向内側の幅広ベルトプライ6
a、タイヤ半径方向外側の幅狭ベルトプライ6bの二枚
のベルトプライから成り、両ベルトプライ6a、6bの
ベルトコードはタイヤ赤道に対し20度で互いに交差す
る方向に延びている。両ベルトコードはスチールコード
から構成され、両ベルトコードの引張り弾性率は180
00kgf/mm2 である。ベルト6の最大幅(第1ベ
ルトプライ6aの幅が該当)はタイヤ接地幅Wの110
%である。
【0025】サイドウォール部3は、ビード部4よりタ
イヤ断面高さ(A)の60%の高さ(B)に延在してい
る。同サイドウォール部3を形成するサイドウォールゴ
ムのM100 の値は90kgf/cm2 である。サイドウ
ォール部3は下端から上端にかけて厚さ寸法が配置の全
領域にわたり1.5〜2.5mmであり、実質的に滑ら
かな平坦形状をしている。
【0026】トレッド部2を形成するトレッドゴムは、
JISスプリング式A硬度が60度であり、かつ、M10
0 の値が18kgf/cm2 である。サイドウォールゴ
ムのM100 の値はトレッドゴムのM100 の値よりも大き
く、同サイドウォールゴムのM100 の値とトレッドゴム
のM100 の値との差は72kgf/cm2 である。
【0027】ベルト6の半径方向外側には実質的にベル
ト6を覆うバンド7が隣接して配置されている。バンド
7はナイロンコードをゴム被覆して成る長尺かつ小幅の
帯状プライをタイヤ赤道に対し鋭角に傾けて螺旋巻きし
てなる。バンド7を形成するナイロンコードのM100 の
値は350kgf/cm2 である。バンド7の半径方向
外側にはベルト6のベルト端部をカバーするバンド補助
層8がバンド7の側端部に位置して配置されている。
【0028】
【実施例】本発明の効果を確かめるべく図1に示す本発
明タイヤ及び図2に示す比較タイヤを表1に従い試作し
た。タイヤサイズはいずれも235/45ZR17であ
る。図2に示す比較タイヤはサイドウォール部3のゴム
のM100 が12kgf/cm2 であり、ビード部4に1
枚のゴム被覆スチールコードから成るビード補強層21
を配置し、ビードコア4aおよびビードエペックスを包
むフリッパー22を配置している。それ以外の構造は図
1のタイヤと同一である。
【0029】高速耐久性(表1)と高速操縦安定性(表
2)について評価した。高速耐久性は、ドラム試験機に
より以下の条件で行った。 荷重:420kgf、 内圧:2.0kg/cm2 速度条件:150km/hを初速度とし、以降段階的に
10km/hずつ速度を増し、結果は比較タイヤの故障
速度を100として指数表示してある。各速度ステップ
の途中で故障した場合はその時間に比例して速度を換算
している。
【0030】高速操縦安定性は、サーキット走行におい
て、ラップタイム、高速直進性、制動・駆動特性、ステ
アリングレスポンス性、振動乗り心地性について、熟練
ドライバーその他計測員が評価を行った。
【0031】ラップタイムは、サーキット走行におい
て、3周のラップライムを計測し、1周あたりの平均ラ
ップタイムを算出し、比較した。
【0032】転がり抵抗は、荷重420kgf、内圧
2.0kg/cm2 にて直径1707mmのドラムに供
試タイヤを押し付け、100km/hを越えるまでいっ
たん回転駆動したのち、直ちにクラッチを切り、惰性回
転中の50km/hにおける減速度の度合につき、比較
タイヤを100として指数表示した。
【0033】高速直進性、制動・駆動特性、ステアリン
グレスポンス性、振動乗り心地性は、上記熟練ドライバ
ーによる官能評価を行い、比較タイヤを基準とした評点
で示した。(+)評点は比較タイヤより良好、(−)評
点はその逆である。
【0034】
【発明の効果】本発明によると、高速耐久性が向上する
とともに、高速旋回時の操縦性能および高速走行時の制
動・駆動性能がともに向上する。また、タイヤ重量が軽
量化され、転がり抵抗が低減する。
【表1】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高性能偏平空気入りラジアルタイ
ヤの幅方向断面図、
【図2】比較タイヤの幅方向断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 カーカス 6 ベルト 7 バンド 8 バンド補助層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B60C 9/08 B60C 9/08 H 9/18 9/18 N 9/20 9/20 E D 9/22 9/22 C D 11/00 11/00 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド部と、このトレッド部に連なる
    一対のサイドウォール部と、このサイドウォール部に連
    なる一対のビード部とを具備し、カーカスコードがタイ
    ヤ赤道に対し実質的に直交する方向に延びる少なくとも
    一枚のカーカスプライから成るカーカスと、このカーカ
    スと前記トレッド部との間に配置されかつベルトコード
    がタイヤ赤道に対し鋭角で互いに交差する方向に延びる
    少なくとも二枚のベルトプライから成るベルトとを有
    し、偏平率60%以下の高性能偏平空気入りラジアルタ
    イヤにおいて、 前記サイドウォール部は、タイヤを適用リムに装着し、
    規定の空気圧とし、無負荷の状態で前記ビード部よりタ
    イヤ断面高さの50%〜85%まで延在し、かつ、この
    サイドウォール部を形成するサイドウォールゴムは、1
    00%伸張時の引張り弾性率(M100 )が70〜110
    kgf/cm2 であることを特徴とする高性能偏平空気
    入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】前記トレッド部を形成するトレッドゴム
    は、JISスプリング式A硬度が50度〜70度であ
    り、かつ、100%伸張時の引張り弾性率(M100 )が
    5〜30kgf/cm2 であり、前記サイドウォールゴ
    ムのM100 の値は当該トレッドゴムのM100 の値よりも
    大きく、同サイドウォールゴムのM100 の値と当該トレ
    ッドゴムのM100 の値との差は50〜105kgf/c
    2 であることを特徴とする請求項1記載の高性能偏平
    空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】前記ベルトの最大幅は、タイヤを適用リム
    に装着し、規定の空気圧とし、規定の質量に対応する負
    荷を加えたときのトレッド接地幅の100%〜125%
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の高性
    能偏平空気入りラジアルタイヤ。
  4. 【請求項4】前記ベルトコードは、コード角度がタイヤ
    赤道に対し15〜30度であり、かつ、コードの引張り
    弾性率が4000kgf/mm2 以上であることを特徴
    とする請求項1〜3に記載の高性能偏平空気入りラジア
    ルタイヤ。
  5. 【請求項5】前記ベルトコードは、スチールコードから
    成ることを特徴とする請求項1〜4に記載の高性能偏平
    空気入りラジアルタイヤ。
  6. 【請求項6】前記ベルトコードは、芳香族ポリアミドコ
    ードから成ることを特徴とする請求項1〜4に記載の高
    性能偏平空気入りラジアルタイヤ。
  7. 【請求項7】前記サイドウォール部の厚さ寸法は0.5
    〜3.5mmであることを特徴とする請求項1〜6に記
    載の高性能偏平空気入りラジアルタイヤ。
  8. 【請求項8】前記ベルトの半径方向外側に実質的に該ベ
    ルトを覆うバンドが隣接して配置され、このバンドは有
    機または無機材からなる1本以上のコードをゴム被覆し
    て成る長尺かつ小幅の帯状プライをタイヤ赤道に対し鋭
    角に傾けて螺旋巻きしてなり、このバンドを形成する前
    記コードの引張り弾性率は200kgf/mm2 以上で
    あることを特徴とする請求項1〜7に記載の高性能偏平
    空気入りラジアルタイヤ。
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