JPH1078456A - 液晶表示パネルの検査用プローブ装置 - Google Patents

液晶表示パネルの検査用プローブ装置

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JPH1078456A
JPH1078456A JP23233596A JP23233596A JPH1078456A JP H1078456 A JPH1078456 A JP H1078456A JP 23233596 A JP23233596 A JP 23233596A JP 23233596 A JP23233596 A JP 23233596A JP H1078456 A JPH1078456 A JP H1078456A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルの検査用プローブ装置におい
て、ICチップの実装前にほぼ完全なパネル検査を行う
ことができるとともに、外部端子部上の配線パターンの
検査をも同時に行うことができる新規の構成を提供す
る。 【解決手段】 保持板40の先端部には給気孔40aと
広口開口部40bとが設けられ、広口開口部40bを密
閉するように弾性シート42が取り付けられる。弾性シ
ート42の外面上にはICチップAが接着固定される。
保持板40の下面にはフレキシブル回路基板43が接着
固定され、フレキシブル回路基板43には配線パターン
43aが設けられる。配線パターン43aの先端部は接
続端子部43bとなっており、接続端子部43bには導
電性ワイヤ44の一端がボンディングされ、他端は接触
端子45にボンディングされる。接続端子部43bと導
電性ワイヤ44とをモールドするモールド体46が形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネルの検
査用プローブ装置に係り、特に、外部端子部上にICチ
ップを搭載する種類の液晶表示パネルの点灯検査を行う
場合に好適なプローブ装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置においては、液晶表
示パネルの外周縁部に当該パネルを構成する2枚の基板
のいずれかを張り出させ、その張り出し部の表面上に表
示領域内から引き出された複数の外部端子を形成した外
部端子部を備えたものが一般的である。
【0003】この外部端子部は、液晶表示パネルの表示
動作を行わせるための駆動電圧を印加するための外部端
子を配列したものであり、各外部端子には、液晶駆動回
路からの配線が接続される。
【0004】外部端子部における外部端子の数は近年の
液晶表示装置の高精細化に伴って増加し、また、端子配
列についても挟ピッチ化が進んでいる。そのため、通常
は、外部端子部にフレキシブル配線基板をヒートシール
を利用して接続する場合が多くなっている。
【0005】さらに、液晶表示装置の小型化、薄型化に
対応するために、上記外部端子部に液晶駆動回路を内蔵
したICチップを直接実装したCOG(Chip On Glass)
型の液晶表示パネルがある。この場合、液晶表示パネル
の表示領域から引き出された配線層はICチップの出力
端子に接続されるべき第1端子群に接続され、この第1
端子群に対向する位置に、ICチップの入力端子に対応
する第2端子群が配列される。これらの第2端子群はそ
のまま外部端子部の外縁部に引き出されて外部の制御回
路等に接続される外部端子群となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCOG型の
液晶表示パネルにおいては、液晶表示パネルを形成した
後、外部端子部上にICチップを実装し、その後に、パ
ネル検査を行うようにしている。しかし、ICチップの
実装後にパネル検査を行うと、液晶表示パネル自体が不
良である場合、ICチップが不良である場合のいずれに
おいても製品としては不良となるため、残りの他方の部
品が無駄になってしまうという問題点がある。実際に
は、液晶表示パネルの不良が多く、ICチップが無駄に
なってしまう場合が多い。
【0007】一方、ICチップの実装前にパネル検査を
行う場合には、液晶表示パネル自体の簡単な検査を行う
ことはできるが、液晶駆動回路を介して例えば階調制御
による精密な点灯検査を行うことはできず、当該点灯検
査を行うには、液晶駆動回路と同様の機能を持つ検査装
置を用意しなければならない。
【0008】さらに、上記ICチップの実装後における
パネル検査では、第1端子群から先の液晶表示パネルの
部分しか検査できず、第2端子群及びこれらに接続され
た外部端子群の配線検査を同時に行うことはできないた
め、外部端子部上に欠陥があってもICチップ実装後の
検査時までは不良検出ができず、結局、ICチップが無
駄になってしまうという問題点がある。
【0009】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、液晶表示パネルの検査用プローブ
装置において、ICチップの実装前にほぼ完全なパネル
検査を行うことができるとともに、外部端子部上の配線
パターンの検査をも同時に行うことができる新規の構成
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、複数の配線を収容した保持体
と、該保持体の先端部に取り付けられ、露出した複数の
接続端子を備えた集積回路と、該集積回路の前記接続端
子に並列配置された複数の検査プローブとを有し、該検
査プローブに前記配線が導電接続されていることを特徴
とする液晶表示パネルの検査用プローブ装置である。
【0011】この手段によれば、保持体を外部端子部上
に降下させることによって、外部端子部に集積回路の接
続端子を接触させると同時に、検査プローブをも接触さ
せることができるため、この状態で液晶表示パネルの検
査を行うことによって集積回路を実装した場合と同様の
検査を行うことができる。
【0012】ここで、前記検査プローブは、露出した接
触端子部と、該接触端子部と前記配線との間を接続する
可撓性ワイヤと、該可撓性ワイヤを包摂する弾性樹脂と
を有することが好ましい。
【0013】この手段によれば、検査プローブは、配線
と接触端子部との間を可撓性ワイヤで接続し、弾性樹脂
で包摂してなるため、接触端子部の位置を外部端子部の
表面高さに応じて柔軟に対応させることができ、確実な
コンタクトを得ることができるとともに、集積回路の接
続端子と外部端子部との間のコンタクトも安定させるこ
とができる。しかも、可撓性ワイヤを接続して弾性樹脂
で充填硬化させるだけで形成できるので、容易に製造す
ることができる。
【0014】また、前記集積回路は、前記保持体に対し
て弾性的に取り付けられていることが好ましい。
【0015】この手段によれば、集積回路が保持体に対
して弾性的に取り付けられているため、接続端子と外部
端子部との間の接触状態を安定させ、確実なコンタクト
を得ることができる。
【0016】さらに、前記保持体は、前記液晶表示パネ
ルに接続されるべき配線基板を装着し、前記配線は、該
配線基板に形成された配線層であることが好ましい。
【0017】この手段によれば、液晶表示パネルに接続
されるべき配線基板を保持体に装着してあるため、制作
が容易になる。
【0018】そして、前記保持体は、前記集積回路を着
脱可能に保持する保持機構を備えていることが好まし
い。
【0019】この手段によれば、集積回路を着脱可能に
保持する保持機構を備えていることによって、異なる集
積回路を適宜選定して検査することができるとともに、
集積回路を装着して検査を行った後、そのまま、当該集
積回路を外部端子部上に接着固定した後に取り外すこと
ができるため、液晶表示パネルに集積回路を実装するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。図1は本実施形態に
おけるプローブ装置の使用状態を示す拡大一部断面図で
ある。液晶表示パネルは、種々の液晶表示体で構成され
るが、図示の例においては、画素電極に接続された配線
層11を備えた素子基板10と、対向電極21を備えた
対向基板20との間に液晶層30を挟持した状態に構成
されている。
【0021】図3に示すように、素子基板10の外縁部
には、対向基板20の端部よりも側方に張り出した外部
端子部15が形成されている。この外部端子部15の表
面上には、液晶層30に対向する表示領域から引き出さ
れた複数の第1引出配線12と、この第1引出配線に対
して間隔をもって形成された第2引出配線13とが所定
のパターンにて形成されている。
【0022】第1引出配線12は上記配線層11又は対
向電極12に接続されており、図2に示すように、その
先端部は所定の集積回路チップ(以下、単にICチップ
と称する。)Aの出力端子に対応して形成された第1端
子12aとなっている。また、第2引出配線13の内側
端部は、上記ICチップAの入力端子に対応して形成さ
れた第2端子13aとなっており、第2引出配線13の
外側端部は、外部の制御回路や給電回路等に接続するた
めの外部端子13bとなっている。外部端子13bは、
例えばフレキシブル回路基板の接続端子部Bにおいて、
外部端子13bと同一ピッチで配列されるように構成さ
れた接続端子に導電接続される。
【0023】外部端子部15には、図3に示すように複
数のICチップAが並ぶように設計されており、これら
のICチップAは、制御回路や給電回路に接続される外
部端子13bから供給される制御信号及び電力を第2端
子13aにて受け、これらの制御信号及び電力に基づい
て駆動信号を生成し、第1端子12aから液晶表示パネ
ル内の配線層や対向電極等に向けて駆動信号を送るよう
に構成されている。なお、マーク14は、ICチップA
の位置決め用に印刷されたものである。
【0024】液晶表示パネルの種類によっては、素子基
板10の外縁部のみに外部端子部15が形成される場合
もあるが、対向基板20の外縁部にも素子基板10の端
部から外側へ張り出した部分を形成し、この張り出し部
分(の裏側)を上記外部端子部15と同様の外部端子部
25として形成する場合もある。
【0025】本実施形態においては、保持体としてある
程度剛性の高い絶縁性の材質(例えば硬質樹脂)で形成
された保持板40を、図示しない昇降機構に搭載し、精
度良く上下動できるように構成されている。この保持板
40の先端部には上下に貫通する給気孔40aと、この
給気孔40aの下側に連続して形成された広口開口部4
0bとが設けられている。給気孔40aの上部開口に
は、図示しない給気装置に接続された給気チューブ41
が接続されている。また、広口開口部40bを密閉する
ように、可撓性の薄膜、例えば合成ゴムシートで構成さ
れた弾性シート42が取り付けられている。
【0026】この弾性シート42の外面上には上記のI
CチップAが接着固定されている。このICチップA
は、図2又は図3に示す外部端子部15,25に実装す
るICチップAそのものでもよく、また、そのものでは
ないが検査用に形成されたほぼ同機能を有する他のIC
チップでもよい。
【0027】給気孔40aに給気チューブ41を介して
気体を供給することによって、広口開口部40bを覆う
弾性シート42は下方へ膨らみ、気体の供給圧力に応じ
た弾性特性によってICチップAを弾性的に保持するこ
とができる。
【0028】保持板40の下面にはフレキシブル回路基
板43が接着固定されており、このフレキシブル回路基
板43には、表面若しくは内部に形成された所定パター
ン形状の複数の配線パターン43aが設けられている。
これらの複数の配線パターン43aの先端部は接続端子
部43bとなっており、この接続端子部43bは、保持
板40の下面側であって、上記広口開口部40bの後方
に形成された凹部40cに臨んでいる。
【0029】接続端子部43bには、金線等からなる導
電性ワイヤ44の一端がボンディングされている。ま
た、導電性ワイヤ44の他端は、金属製の接触端子45
に接続されている。そして、上記の複数の接続端子部4
3bと、複数の導電性ワイヤ44とをモールドするよう
に、絶縁樹脂を凹部40cに充填した後に、固化させる
ことによってモールド体46が形成されている。このモ
ールド体46は、単に保持板40の凹部40cを充填す
るだけでなく、導電性ワイヤ44と接触端子45との接
続部を覆うように、しかも、接触端子45の下側表面は
露出するように、凹部40cから下方へ突出する形状に
構成されている。
【0030】図4は、モールド体46の形成方法を示す
斜視図である。フレキシブル回路基板43の表面上にパ
ターン形成された配線パターン43aの接続端子部43
bにボンディングされた導電性ワイヤ44は、枠板48
の上に複数配列された接続パッド47にボンディングさ
れる。この状態で、フレキシブル回路基板43を図1に
示す保持板40の下面に接着固定し、絶縁樹脂を保持板
40の凹部40cに流し込む。絶縁樹脂を硬化させた
後、枠板48を取り外し、接続パッド47の露出した部
分(枠板48に接触していた部分)に接続端子45を接
合させる。
【0031】フレキシブル回路基板43の配線パターン
43aには、検査制御装置50が接続され、複数の配線
パターン43aに対して、所定の検査サイクル及び検査
パターンにて制御信号や電源電位を供給するように構成
されている。
【0032】以上説明した本実施形態によれば、図5に
示すように、給気装置から気体を所定圧力で給気チュー
ブ41を介して供給することによって、弾性シート42
を下方へ膨らませ、ICチップAを気体圧力によって下
方へ突出させた状態に保持する。供給気体の圧力を一定
に保ったまま、保持板40を動作させるための図示しな
い昇降機構によってICチップA及び接触端子45を液
晶表示パネルの外部端子部15上に降下させる。
【0033】次に、図6に示すように、ICチップAの
入力端子aと出力端子bとが図1に示す第2端子13a
と第1端子12aに接触し、接触端子45が外部端子1
3bに接触するように、保持板40を素子基板10の上
に押し付けると、ICチップAは気体圧力によって膨ら
んだ弾性シート42によって付与された弾性により所定
の強さで外部端子部15上に押し付けられ、また、接触
端子45はモールド体46の弾性により所定の強さで外
部端子部15上に押し付けられる。
【0034】このとき、ICチップAの入力端子aと出
力端子bとが、それぞれ第2端子13a及び第1端子1
2aに確実に接触したことを確認するために、一定に保
持されていた気体圧力がICチップAの接触圧力によっ
て上昇したことを検知する圧力センサを取付け、この圧
力センサの圧力検出値が所定値以上に上昇した場合に昇
降機構を停止させ、保持板40の移動を停止させるよう
に制御することが好ましい。
【0035】保持板40を降下させて、ICチップAの
入力端子aが第2引出配線13の第2端子13aに接触
し、ICチップAの出力端子bが第1引出配線12の第
1端子12aに接触し、しかも、接触端子45が第2引
出配線13の外部端子13bに接触した状態とすること
によって、ICチップAを実装した状態と同じ状態でフ
レキシブル回路基板43の配線パターン43aを介して
検査を行うことができる。
【0036】ここで、フレキシブル回路基板43は、第
2引出配線13の外部端子に接続されるフレキシブル回
路基板と同一若しくは同一構造のものを使用することに
よって、液晶表示装置として完成した状態と同一の状態
で、検査を行うことが可能になる。
【0037】本実施形態では、ICチップAを第1端子
12aと第2端子13aに接触させて、接触端子45を
外部端子13bに接触させることにより、液晶表示パネ
ルの点灯検査等を行うことができる。この場合、ICチ
ップAを保持板40に対して真空吸着や把持機構等の方
法により着脱可能に保持しておき、ICチップAを液晶
表示パネルの外部端子部15に接触させて検査を行った
後、検査結果が良好であれば、そのままICチップAを
外部端子部15上に実装してしまうことも可能である。
【0038】ICチップAの実装は、図7に示すよう
に、相互距離を可変に構成した把持腕部61,62を先
端部に備え、これらの把持腕部61,62でICチップ
Aを挟持するように構成された、上記実施形態における
保持板40を兼用する検査アーム60によって実施され
る。この検査アーム60には、上記保持板40と同様
に、フレキシブル回路基板43の配線パターン43aに
接続された接触端子45と同一のプローブ構造が設けら
れている。このように、上記把持腕部61,62により
ICチップAを挟持するとともにプローブ構造を設ける
ことによって、上記実施形態の保持板40とほぼ同様の
構造を実現している。
【0039】この検査アーム60を液晶表示パネルの外
部端子部15上に降下させて、上述と同様に液晶表示パ
ネルの検査を行うことができる。このとき、液晶表示パ
ネルに不良が発見されなかった場合には、その後、当該
検査アーム60をそのままICチップAの実装ヘッドと
して使用する。実装方法としてヒートシール法を用いる
場合には、図8に示すように、実装前に外部端子部15
上に異方性導電接着シート70を敷き、把持腕部61と
62によってICチップAを挟持した状態で、検査時と
同様に外部端子部15上に降下させ、ICチップAの入
力端子及び出力端子と外部端子部15上に形成された端
子部とが異方性導電接着シート70を介して正規に接触
するように位置決めする。なお、異方性導電接着シート
70は、例えば光硬化性又は熱硬化性の樹脂接着剤中に
導電性粒子を分散させたものである。
【0040】次に、把持腕部61,62に挟持されてい
るICチップAの上から図8に示す加圧ツール71によ
って加熱(200℃程度)しながら加圧し、異方性導電
接着シート70を融解させつつ、上下方向の導通を発生
させ、ICチップAの端子と外部端子部15上の端子と
が導通した状態で接着固定する。
【0041】この方法によれば、検査アーム60によっ
て液晶表示パネルの検査とICチップAの実装とを連続
して行うことができるとともに、ICチップAの実装後
にそのまま検査アームによってICチップAの実装不良
の確認を行うことも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果を奏する。
【0043】請求項1によれば、保持体を外部端子部上
に降下させることによって、外部端子部に集積回路の接
続端子を接触させると同時に、検査プローブをも接触さ
せることができるため、この状態で液晶表示パネルの検
査を行うことによって集積回路を実装した場合と同様の
検査を行うことができる。
【0044】請求項2によれば、検査プローブは、配線
と接触端子部との間を可撓性ワイヤで接続し、弾性樹脂
で包摂してなるため、接触端子部の位置を外部端子部の
表面高さに応じて柔軟に対応させることができ、確実な
コンタクトを得ることができるとともに、集積回路の接
続端子と外部端子部との間のコンタクトも安定させるこ
とができる。しかも、可撓性ワイヤを接続して弾性樹脂
で充填硬化させるだけで形成できるので、容易に製造す
ることができる。
【0045】請求項3によれば、集積回路が保持体に対
して弾性的に取り付けられているため、接続端子と外部
端子部との間の接触状態を安定させ、確実なコンタクト
を得ることができる。
【0046】請求項4によれば、液晶表示パネルに接続
されるべき配線基板を保持体に装着してあるため、制作
が容易になる。
【0047】請求項5によれば、集積回路を着脱可能に
保持する保持機構を備えていることによって、異なる集
積回路を適宜選定して検査することができるとともに、
集積回路を装着して検査を行った後、そのまま、当該集
積回路を外部端子部上に接着固定した後に取り外すこと
ができるため、液晶表示パネルに集積回路を実装するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示パネルの検査プローブ装
置の使用状態を示す拡大縦断面図である。
【図2】液晶表示パネルの外部端子部上の拡大平面図で
ある。
【図3】液晶表示パネルの外縁部の一部平面図である。
【図4】プローブ構造の形成方法を示すための斜視図で
ある。
【図5】検査開始前の状態を示す縦断面図である。
【図6】検査時の状態を示す縦断面図である。
【図7】異なる実施形態を示す検査アームの平面図であ
る。
【図8】検査アームを用いたICチップの実装工程を示
す断面図である。
【符号の説明】
40 保持板 40a 給気孔 40b 広口開口部 41 給気チューブ 42 取付部材 43 フレキシブル回路基板 44 導電性ワイヤ 45 接触端子 46 モールド体 47 接続パッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の配線を収容した保持体と、該保持
    体の先端部に取り付けられ、露出した複数の接続端子を
    備えた集積回路と、該集積回路の前記接続端子に並列配
    置された複数の検査プローブとを有し、該検査プローブ
    に前記配線が導電接続されていることを特徴とする液晶
    表示パネルの検査用プローブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記検査プローブ
    は、露出した接触端子部と、該接触端子部と前記配線と
    の間を接続する可撓性ワイヤと、該可撓性ワイヤを包摂
    する弾性樹脂とを有することを特徴とする液晶表示パネ
    ルの検査用プローブ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記集積回路は、前
    記保持体に対して弾性的に取り付けられていることを特
    徴とする液晶表示パネルの検査用プローブ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記保持体は、前記
    液晶表示パネルに接続されるべき配線基板を装着し、前
    記配線は、該配線基板に形成された配線層であることを
    特徴とする液晶表示パネルの検査用プローブ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記保持体は、前記
    集積回路を着脱可能に保持する保持機構を備えているこ
    とを特徴とする液晶表示パネルの検査用プローブ装置。
JP23233596A 1996-09-02 1996-09-02 液晶表示パネルの検査装置、液晶表示パネルの検査方法及び集積回路の実装方法 Expired - Fee Related JP3624570B2 (ja)

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