JPH10511613A - ロボット装架橋を有する門形構造体 - Google Patents

ロボット装架橋を有する門形構造体

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JPH10511613A
JPH10511613A JP8520691A JP52069196A JPH10511613A JP H10511613 A JPH10511613 A JP H10511613A JP 8520691 A JP8520691 A JP 8520691A JP 52069196 A JP52069196 A JP 52069196A JP H10511613 A JPH10511613 A JP H10511613A
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robot system
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JP8520691A
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スゲルストルップ,カール・エーリク
ラルセン,ハンス・クリスチャン
Original Assignee
オーデンセ・スタールスキブスヴェルフト・アクティーゼルスカブ
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    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/02Carriages for supporting the welding or cutting element
    • B23K37/0211Carriages for supporting the welding or cutting element travelling on a guide member, e.g. rail, track
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Abstract

(57)【要約】 すくなくとも二つの互いに平行な長手方向ガーダ(3)を有する門形構造体(2)を備え、重工業において開放形構造物(17)中の自動化された作業を行うロボットシステム(1)であって、前記長手方向ガーダ(3)が、X方向の走行路(4)を、少なくとも一つの横方向ロボット装架橋(9)の各端部における係合部(10)を支持するために備え、前記ロボット装架橋(9)が、Y方向の走行路(13)を有する装架ガーダ(12)を、該走行路(13)によってロボットアーム(15)の係合部(14)を支持するために備え、前記ロボットアーム(15)が、前記装架ガーダ(12)上方からの最大高さ(L)において移動させられ得る上端部と、上下方向(Z方向)に移動でき、かつ、前記作業を行うために下方作業端部(16)を有する下方部分とを有するロボットシステム(1)に関する。このシステムは、前記ロボット装架橋(9)の前記装架ガーダ(12)が、前記長手方向ガーダ(3)の上側から下への間隔をおいて設けられ、前記間隔が、前記装架ガーダ(12)より上における、少なくとも前記ロボットアーム(15)の最大高さ(L)に等しいことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 ロボット装架橋を有する門形構造体 本発明は、すくなくとも二つの互いに平行な長手方向ガーダを有する門形構造 体を備え、重工業において開放形構造物中の自動化された作業を行うロボットシ ステムであって、前記長手方向ガーダが、X方向の走行路を、少なくとも一つの 横方向ロボット装架橋(transverse robot gantry)の各端部における係合部を支 持するために備え、前記ロボット装架橋が、Y方向の走行路を有する装架ガーダ を該走行路によってロボットアームの係合部を支持するために備え、前記ロボッ トアームが、前記装架ガーダ上方からの最大高さ(L)において移動させられ得 る上端部と、上下方向(Z方向)に移動でき、かつ、前記作業を行うために下方 作業端部を有する下方部分とを有するロボットシステムに関する。ロボットアー ムは例えば剛性構造の持上げ柱から成り、該持上げ柱はラック機構により、該ロ ボットアームの前記上端が高さ(L)の個所に位置する上昇位置と、下降位置と の間で可動である。代替的に、該ロボットアームは、上部外被部分を有し、該上 部外被部分の上端が前記高さ(L)の個所に位置決めされているような、テレス コープ式のものであってもよい。 好ましくは前記ロボットシステムは例えば溶接及び塗装等の作業を行うのに用 いられるが、別のタイプの処理作業及び取扱い作業も含まれ得る。更に前記シス テムは、X方向のかなりの長さを有する開放形構造物を該システムが収容するこ とを可能にする大きさを有する。このようなシステムとは例えば、造船所におけ る船舶の、開かれたブロックの中での溶接の、自動化された作業のためのロボッ トシステム等である。 今日、公知のシステムには、X方向に配向されている約17mまでの長さのブ ロックを収容できるものがある。このような公知のシステムは最大6mの空き高 を有し、従って、システムの下方の支持レベルより6m以上の高さまで突き出た 部分を有するブロックを収容できない。 競争のための理由から今日、西側世界の工業において、そして特に造船工業に おいて望まれるのは、作業時間及び取扱い時間が、当該ブロック中での必要な作 業の実行の間にわたり減らされることであり、特に、個々のブロックを組立て船 舶等の仕上り物を供給するという後続の作業の間においても減らされることであ る。これから生れる当然の希望は、システムが、できるだけ大きい空間的構造物 を処理することができ、そのことによって、ブロック自身の中での手作業量を最 小化し、個々のブロックを組立てる後続の作業における手作業量も最小化するこ とである。 実際上、今日最も広く用いられるアプローチは、走行クレーンを有する門形構 造体を使用することであり、該門形構造体は、例えばテレスコープ式格子構造(t elescopic lattice structures)等の形態による持上げ装置によって溶接機械を 、例えば船郭ブロックの中の、溶接が行われる空洞から別の同様の空洞へと持上 げて運ぶ。前記溶接機械が当該空洞の中に配置されている場合、該溶接機械は、 連続溶接を監視しているオペレータにより手動で位置決めされる。溶接機械が動 かされて新しい空洞に到達する都度、時間がかかる位置決めと始動プログラミン グとがオペレータにより再び行われなければならない。従って、完全に自動化さ れたロボットシステムは使用されていない。 International Encyclopedia of Robotics:Application and Automation(ロボ ット工学の国際百科辞典:応用及び自動化)(vol.3,1988,1588ないし1589頁 )に提案された、図6の自動化されたロボットシステムでは、ロボット装架橋は それ自身は逆U字形門形構造体として形成され、この門形構造体は走行路の上に 支持され、該走行路は、溶接作業が行われるべき船郭ブロックの、ほぼ支持レベ ル に配置されている。該システムは、大きさが制限されたブロックしか収容できな い。何故ならば、使用されるU字形門形構造体は、前記ブロックを覆うように内 方へ向って自由に走行することが可能でなければならないからである。門形の構 造が大きすぎて扱いが困難であり更にコストが大きいとの予測にほぼ間違いなく 起因して、これらの現存システムは現在のところ、門形の下方の空き高が最大6 m、走行路と走行路との間の幅が最大12mである。この場合、ブロックの大き さも、対応して小さいものとなる。 使用されるU字形門形構造体は、走行路に沿って不都合に長い支持部材を必要 とする。数個の門形構造体が1つの群を成して走行路に沿って作業すると、作業 領域中での能力利用度が低くなる。何故ならば長い前記支持部材が、門形構造体 同士が互いに接近して走行することを不可能にするからである。 更にこれらのシステムは「剛性構造の鉛直ロボットアーム」を有し、この鉛直 ロボットアームは、下部に自動制御される作業端部を有し、該作業端部はZ方向 にロボットアームにより該アームがロックされる種々の作業高さの間を急速な運 動で搬送され、従って、当該高さで利用されるのは、自動制御されている作業端 部の範囲のみである。前記の剛性構造のロボットアームが上方の高さレベルでロ ックされている場合、前記アームの長さにほぼ相当する付加的な空き高が前記門 形構造体の上方に必要とされる。従って、該システムがビルディングの中に取付 けられている場合、ビルディングの中の空き高は、(門形構造体の空き高)+( 剛性構造のロボットアームの長さ)に相当しなければならず、これはこれらのシ ステムにおいては6m+4m=10mに相当する。 東ドイツ特許第222814A号明細書は、冒頭に記載した形式のロボットシ ステムを開示し、該システムにおいて、ロボット装架橋は橋形走行架台により形 成され、該橋形走行架台は門形構造体の長手方向ガーダ上を往ったり来たりする 。 前記橋形走行架台は箱形の横方向ガーダとして形成され、該ガーダは、X方向 にかなりの支持長さを有する。従って、システムがいくつかの走行架台を同一の 作業群の中に有する場合、これらの走行架台は、前述の公知のシステムの場合と 同様に、互いに充分に接近しては走行できず、従って該システムの作業領域内で 能力の利用度が低くなる。更に前述の東ドイツ特許明細書に開示されているシス テムは、上方に延びている剛性構造のロボットアームのために橋形走行架台の上 方に付加的な空き高を必要とする。実際に使用されているこのタイプの或るシス テムは、最大約17mのY方向の長さ及び最大6mの高さを有する、船のブロッ クを収容できる。該システムは、前述のシステムにおけるような剛性構造ロボッ トアームでのみ作業し、従って、約5mもの、橋形走行架台の上方の付加的な空 き高を必要とし、従って、実際には11mの、ビルディング中の空き高を必要と する。 従って、既知のものに比して作業領域内に大幅に大きい構造物を収容でき、運 転中に、より高い能力利用度を有するロボットシステムの必要性が長い間感じら れてきた。 本発明のロボットシステムは、ロボット装架橋の前記装架ガーダが、前記長手 方向ガーダの上側から下への間隔をおいて設けられ、前記間隔が前記装架ガーダ の上における、少なくとも前記ロボットアームの最大高さ(L)に等しいことを 特徴とする。 このことによりロボットシステムは、既知のものに比して作業領域内に大幅に 高い構造物を収容できる。ロボットアームが装架ガーダにより長手方向ガーダの 上側から下への距離をおいて支持されている場合、ロボットアームは作業箇所の 近傍で安定して保持され、しかもなお、上方に延びた構造的な船舶部分が、該ロ ボット装架橋とロボット装架橋との間で移動させられることが可能である。更に 、該ロボットシステムにより必要とされる空間的な高さスペースは、門形構造体 の外側境界迄に制限されている。従って、システムがビルディングの中に設けら れ ている場合、ビルディングの空き高は充分に利用されることができる。何故なら ば、ロボットアームが、例えば、長手方向ガーダの上で門形構造体を覆っている 屋根構造体により定められている境界の中で動くことができるからである。更に 、本発明のシステムの驚くほど高い能力利用度が運転中に達成される。 請求項2に記載の1つの特に好ましい実施の形態では、前記ガントリーの前記 装架ガーダが前記長手方向ガーダの下側から下への距離をおいて設けられ、前記 距離が、少なくとも前記装架ガーダから上への、前記ロボットアームの最大高さ (L)に等しく、前記ロボットアームの前記係合部のための前記走行路が少なく とも1つの長手方向ガーダの下へと延び出ている。 このことにより、前記ロボットアームは移動させられて前記長手方向ガーダの 下方の領域内に到達し、その際に該ロボットアームの上端が前記装架ガーダより 上方の高さ(L)において移動させられ、従って、既知のロボットシステムによ り提供されるより大幅に長いY方向の走行距離が得られる、すなわち、既知のロ ボットシステムでは、この距離は長手方向ガーダ間のスペースにまで制限されて いる。本発明によれば、長手方向ガーダの下方に位置し、ビームの大きい寸法に よって数百平方メートルをも形成することが可能である作業領域スペースを利用 することも可能である。 請求項3に記載の、本発明の別の1つの有利な実施の形態によれば、前記門形 構造体の前記長手方向ガーダが上部走行路及び下部走行路を具備し、前記下部走 行路が前記上部走行路の下方で該上部走行路に平行に、距離を置いて延びており 、かつ、前記横方向ロボット装架橋の各端部における下部係合部を支持している 。この支持形式は、ロボット装架橋の非常に良好かつ安全な保持を保証し、下に 延びたロボットアームのX方向へのふれを最小化する。このことは特に始動及び 停止の場合に当てはまるが、前記ロボット装架橋の速度がX方向での走行の間に 変化する間にも当てはまる。 前記上部走行路と前記下部走行路とは互いに鉛直方向の間隔を置いて配置され 、このことにより、前記ロボット装架橋と、従って、その係合部とが、公知のシ ステムの場合に比して、X方向の僅かな範囲で支持されねばならぬだけで大幅に 、より良好な支持が達成されることが保証され、しかもその際、X方向でのロボ ットアーム作業端部の位置決め精度は公知のシステムの場合とほぼ同一の程度に 良好である。この場合、前記門形構造体の下方の空き高は、既知のシステムに対 して見て、大幅に増加され得る。公知の場合の6mの3ないし4倍までの空き高 が可能と思われる。更に、X方向でのシステムの融通性の、より高い利用度も達 成される。何故ならば、いくつかのロボット装架橋が、システムの全範囲に関し て見て、互いに、より近接して作業でき、また、より大きい作業領域内で作業で きるからである。 前記ロボット装架橋の特に安定した支持と、X方向での非常に高い位置決め精 度とが、前記長手方向ガーダの前記下部走行路が前記上部走行路の下方に前記長 手方向ガーダの下方の空き高の1/25ないし1/2の距離をおいて配置される 場合に達成される。 本発明の1つの特に有利な実施の形態では、前記ロボット装架橋の前記装架ガ ーダが前記長手方向ガーダの前記下部走行路の下方に距離を置いて設けられ、こ の距離は前記長手方向ガーダの下方の空き高の1/4ないし1/2である。この ような配置は、作業レベルにおけるロボットアームの剛性を考慮した観点から見 て有利であることが分かって来ており、特に、作業端部が安定した作業位置をと らなければならないことを考慮して有利であることが分かった。代替的に、前記 装架ガーダは、前記長手方向ガーダの下面の下方の空き高の1/4ないし1/2 の距離に設けられてもよい。 本発明によれば実際の最大空き高は、例えば、内部で作業が行われる構造物か ら上方に延びたプレート部分により完全に利用され得る。従って、いくつものロ ボット装架橋が用いられ得るのであり、これらのロボット装架橋のロボットアー ムは、最大空き高まで上方へ向かって立在し得るプレート部分の両側で、前記構 造物中の空洞の中で作業する。 特に有利なように、前記長手方向ガーダの前記下部走行路と前記下部係合部と の組み合わせが、ラックガイドと被駆動歯車との組み合わせを具備してもよい。 Y方向での作業領域の更なる拡張は、下方に延びたロボットアームが、前記装 架ガーダの前記走行路における前記ロボットアーム係合部の支持に関して見てY 方向すなわち横方向にオフセットされている場合に達成される。これは、3つ以 上の互いに平行な長手方向ガーダを門形構造体が具備し、該長手方向ガーダが走 行路を有し、該走行路により、互いに並行に作業する2群以上のロボット装架橋 が支持される場合に特に有利である。何故ならば、これらの群の作業領域を、部 分的に相重なるように互いに非常に近くに配置できるからである。 請求項10に記載の別の1つの実施の形態では、前記作業端部に至る供給ライ ンを有するほぼ鉛直なロボットアームを備えたロボットシステムにおいて、前記 ロボットアームが、前記係合部が取付けられ、かつ、連結手段と、選択によって は更に中間のテレスコープ式出入部分とを介して、下方テレスコープ式出入部分 に連結された上方外被部分を備え、前記下方テレスコープ式出入部分が、上昇し た位置では前記外被部分に入り込み、下降した位置では前記外被部分を延長した ものとして任意の高さにおいて前記連結手段を介して固定されるよう構成されて いることを特徴とする。 これにより重工業で使用されるロボットシステムが提供され、この場合、ロボ ットアームは作業領域の空間的全域の中で始動後に自動制御されかつ選択的には 連続的に作業でき、任意の位置において、前記門形構造体の外側境界の中に存在 する。 鉛直なロボットアームは前記門形構造体の横方向ロボット装架橋に載置可動に 取付けられている。システムの運転中のロボットアームのテレスコープ式の伸長 及び収縮により鉛直方向(Z方向)での連続的自動制御が可能となり、ロボット 装架橋の移動とテレスコープ式ロボットアームの移動とのそれぞれにより、ロボ ットシステムの作業領域全体の中でそれぞれX方向又はY方向での連続的な自動 制御が可能となった。 これは本発明の1つの新規な実施の形態により可能にされた。すなわちこの実 施の形態は、驚くべきことに、充分に許容し得る位置決め精度が得られるに拘わ らず、特にロボットアームの係合部における動的負荷が充分に小さいことを保証 する。 ロボットアームの1つの特に有利な実施の形態では、前記外被部分と選択によ っては用いられる前記中間のテレスコープ式出入部分と前記下部テレスコープ式 出入部分とがプレート状材料から成る。これに起因してテレスコープ式アームの 剛性とふれの安定度(deflection stability)とは、システムの大きさを考慮する と極めて高く、このことにより、特に小さい動的負荷と、テレスコープ式アーム の下端の、高い位置決め精度とが保証される。更に、比較的簡単かつ軽量のテレ スコープ式アームが得られ、これにより、ロボットシステムの残りの部分の対荷 重能力に関する要求が低められ、特にロボットアームの係合部の対荷重能力に関 する要求が低められる。 本発明の別の1つの有利な実施の形態では、スライドガイドが前記ロボットア ームの、互いに可動な部分の間に設けられていることにより前記部分が互いに保 持及び制御される。これらのスライドガイドは、動的負荷の下での作業端部の正 確な、水平方向の位置決めを更に保証する。 本発明の別の1つの有利な実施の形態では、前記供給ラインが前記外被部分の 入口開口を通り、更に前記外被部分の側壁と、テレスコープ式出入部分の、対向 する最も近い側壁との間のスペースを上に通過し、更に下方へ通って作業端部に 到達している。このことにより、供給ラインが損傷にさらされないように遮蔽さ れ、供給ラインが所定路に沿っていることによって、不都合な急な曲り等が供給 ラインに課せられないことが保証される。 本発明の1つの有利な実施の形態では、前記スペースが溝状部として形成され ており、これに起因して前記供給ラインの案内がより正確かつ安全になる。 更に、前記供給ラインが通り抜けている前記入口開口が、前記外被部分の前記 側壁に設けられていてもよい。このことにより前記供給ラインは前記外被部分の 前記側壁の任意の個所に導入され得る。 1つの特に有利な実施の形態では、前記供給ラインが前記外被部分の前記側壁 に前記入口開口の個所で固定されている。このことにより前記供給ラインの案内 が、より安全になる。何故ならば、供給ラインは緩く垂れ下がっておらず、従っ て損傷されにくいからである。 別の1つの実施の形態では、少なくとも1つの中間テレスコープ式出入部分が 前記外被部分と前記下部テレスコープ式出入部分との間に配置されている。中間 テレスコープ式出入部分を使用することに起因してロボットアームの構造は、収 縮状態において長手方向で、より短い長さを有する。更に、より短い外被部分を 使用することが可能であり、このことにより作業端部はより高い位置をとること ができ、このことにより作業領域の鉛直方向における存在範囲が増加する。 別の1つの有利な実施の形態では、前記連結手段が、線条巻取り引張り手段に 接続されている線条により形成されている。従って作業端部は、数値制御され得 る簡単な巻取機構によって任意の鉛直位置に位置決めできる。 別の1つの有利な実施の形態では、前記線条の端部がクレーン或は巻揚げ装置 に接続され、このことにより、前記下部テレスコープ式部分に連結されたループ を前記線条が形成している。このことにより、比較的細い線条を使用することが 可能となり、このような線条は巻取り状態では、より小さいスペースしかとらな い。 前述のロボットアームに関連して特に有利なことには、請求項21に記載され ているように、前記ロボット装架橋が1つの更なるビーム構造を具備し、該ビー ム構造が前記装架ガーダに平行に、前記装架ガーダの上方で最大距離(L)の位 置で延びており、該ビーム構造がY方向の走行路を有し、該走行路により、前記 ロボットアームの前記外被部分の更なる係合部が支持される。 本発明のロボットシステムの1つの特に有利な使用は、請求項22に記載され ているように、造船所工業における溶接作業である。 本発明は、1つの特に有利な実施の形態及び図面を参照して以下に詳細に説明 される。 図1は開放船郭ブロックを溶接するためのロボットシステムの斜視図、図2は 横方向ロボット装架橋が長手方向ガーダに係合する領域を部分的に垂直断面で概 略的に示す端面図、図3は図1のロボット溶接システムの端面図、図4は平行に 動作する2つの群のそれぞれからのそれぞれ1つのロボット装架橋から成る2つ の互いに隣接するロボット装架橋の端部を概略的に示す上面図、図5は高い横方 向部材と低い長手部材とを有する船舶構造体における作業時の門形構造体の別の 1つの具体例の斜視図、図6は作業端部が溶接作業端部である場合のテレスコー プ式ロボットアームの側面図、図7は走行路に可動に載置された係合部を有する 、テレスコープ式ロボットアームの上面図、図8は完全に伸ばされた状態でのテ レスコープ式ロボットアームの側断面図、図9は完全に収縮させられた状態での テレスコープ式ロボットアームの側断面図、図10は上から見たテレスコープ式 ロボットアームの断面図、図11は図10の一部を拡大して示す図である。 図1のロボットシステムは、例えば船郭構造体等のような、開放構造の中での 溶接作業を自動化するために構成されている。 システム1は門形構造体2を有し、該門形構造体2は、互いに対向して位置し 互いに平行な3つの長手方向ガーダ3を有し、該ガーダ3には上部走行路4及び 下部走行路5(X方向)が設けられている。システム1の長手方向ガーダ3は横 方向端部ガーダ6によりフレーム中に保持されている。1つの長手方向ガーダ3 が中央長手方向ガーダとして配置されている。該フレームは柱7により支持され 、それぞれの隅の上端で当該の柱7により固定されている。門形構造体2の空き 高は、下方に位置する作業レベル8から、上方の、前記長手方向ガーダ3の下面 までの距離に等しい。 図示の実施の形態ではシステム1の長手方向ガーダ3は、閉じた箱形の一定横 断面輪郭を有する形材として形成され、上部の走行路4は、上方へ向いている面 に配置され、下部の走行路5は、下方へ向いている面5に配置され、これらは図 2に示されている。しかし前記長手方向ガーダと前記走行路の配置との多数のそ の他の具体例が、本発明の思想の範囲内で可能である。例えば、開放形の一定横 断面輪郭を有する形材、例えばU字形材又はI字形材等も使用でき、上部走行路 も下部走行路も、水平面以外の面に、例えば係合用の帯材上の或は形材上の例え ば傾斜面又は垂直面等に設けることも可能である。 実際上、特に便利な1つの実施の形態では上部走行路は、方形横断面の形材の ストリップに形成されている上方へ向いている面により形成され、対応する上部 係合部はローラにより形成され、該ローラは両端部に「カラー」を有し、該カラ ーは前記ストリップの両側面をはさんでおり、該ローラを該ストリップに沿って 案内する。 更にロボット溶接システム1は横方向ロボット装架橋を有し、該ロボット装架 橋は、一対の互いに対向して位置する互いに平行な長手方向ガーダ3の間に存在 する。それぞれの端部にロボット装架橋9はそれぞれ上部係合部10及び下部係 合部11が設けられ、該上部係合部10及び該下部係合部11はそれぞれ、隣接 する長手方向ガーダ3の上部走行路4又は下部走行路5により支持されている。 ロボット溶接システム1の図示の実施の形態ではロボット溶接システム1は、 平行に作業する2群のロボット装架橋9を有する。図1の実施の形態では、わか り易くするためにただ1つのロボット装架橋9のみが左側「群」の中で示され、 ただ2つのロボット装架橋9が右側「群」の中で示されている。しかし実際には 多数のロボット装架橋がそれぞれの群の中に含まれ、例えば3ないし6の数のロ ボット装架橋が含まれる。 それぞれのロボット装架橋9は装架ガーダ12を有し、該装架ガーダ12の各 端部は鉛直保持部分23に固定されており、これは特に図3に示されている。上 部係合部10及び下部係合部11も図2に示されているように保持部分23に取 付けられている。特に頑健で実際的な実施の形態では下部走行路5と、長手方向 ガーダ3において対応する係合部11とは、ラックガイドと、対応する被駆動歯 車とであってもよい。更にロボット装架橋9は1つの更なるガーダ40を有し、 該ガーダ40は図2に示され、該ガーダ40の目的は以下に詳細に説明される。 図2の実施の形態では長手方向ガーダ3の下部走行路5は上部走行路4から下 方に約3m離れて配置され、該距離は実質的に箱形長手方向ガーダ3の形材の高 さに対応する。前記システムの空き高は13mである。ロボット装架橋9の装架 ガーダ12は長手方向ガーダ3から下に一定の距離を置いて位置している。動作 中はロボット装架橋9の各端部は上部係合路10及び下部係合路11の双方によ り支持され、上部係合路10及び下部係合路11はそれぞれ長手方向ガーダ3の 上部走行路4又は下部走行路5に接している。このことによりロボット装架橋9 の良好かつ安全な係止及び支持が驚くほどに保証され、しかも、下方に延びたロ ボットアーム15のX方向でのふれが最小に留まり、このことは特にロボットア ーム15の始動及び停止動作の間に当てはまるが、ロボット装架橋9がX方向に 走行している間に該走行速度が変化する間についても言える。 ロボット装架橋9の装架ガーダ12は走行路13(Y方向)を有し、下方に延 びたロボットアーム15上の係合部14が、該走行路13により支持される。こ のことは図4に詳細に示され、図4は2つの装架ガーダ12の最も外側の端部、 すなわち鉛直保持部分23から外へ或る距離だけ出ている装架ガーダ部分を示す 。 本発明によればロボット装架橋9の装架ガーダ12の上面は長手方向ガーダの 上面から下方に、少なくとも距離「L」に等しい距離を置いて配置され、装架ガ ーダ12は特に長手方向ガーダ3の下面から下方に距離「L」の個所に配置され てもよく、これは特に図3に示され、図3には寸法「L」が示されている。距離 「L」は、ロボットアーム15の、上方に延びた部分により定められ、ロボット アーム15の上端が装架ガーダ12の上方の最大高さの位置にあって移動させら れた時、ロボットアーム15の上端が位置する、装架ガーダ12から上方への高 さに等しい。まさに装架ガーダ12を、長手方向ガーダ3の下面に対して特別の 最小距離に配置することにより1つの更なる利点が得られる。すなわちロボット アーム15が内方へ向かって長手方向ガーダの下方を移動させられることが可能 であり、その際にロボットアーム15が公知のロボットシステムの場合に比して 大幅に長いY方向の走行距離を有するという利点であり、公知のロボットシステ ムの場合には、ロボットアームの、上方へ向って延びている部分に起因してこの 距離は長手方向ガーダと長手方向ガーダとの間の空間に制限される。 前述のように有利なことにはロボット装架橋9には1つの更なるガーダ40が 設けられてもよく、該ガーダ40は例えば装架ガーダから上方への高さ「L」の 位置で装架ガーダに平行に延びているものでもよい。これが特に好適な場合は、 固定されて上に延びている外被部分を有するテレスコープ式ロボットアームを使 用する場合であり、これは図6に関連して後に説明される。この場合、ロボット アーム外被部分の上端は、装架ガーダから上方に固定高さ「L」の位置で推進さ れ、このことにより前記ガーダ40は付加的に、ロボットアームのための補足的 な補強用又は安定化用部材として用いられ得る。 更に1つの特に好適な実施の形態では、下方に延びたロボットアーム15は、 装架ガーダ12の走行路13に載架されている、ロボットアーム15の係合部1 4の支持に関して見て、横方向にオフセットされて保持されていてもよく、これ は図4に示されている。これが特に好適である場合は、門形構造体が、3つ以上 の、相対向する互いに平行な長手方向ガーダを有し、該長手方向ガーダの走行路 が2つ以上のロボット装架橋群を支持し、これらの群が平行に動作する場合であ る。何故ならばこのような場合、これらの群の作業領域は互いに非常に近接し、 更には互いに重畳することさえあるからである。図4に示されているように、好 適なことに、ロボットアームが走行してその走行路13のまさに終端の外まで到 達しても依然として該ロボットアームは、平行に動作する隣の作業群の中の対向 して位置するロボット装架橋9における長手方向ガーダ12の端部を、妨げられ ずに通過することができる。しかし、平行に動作する2つの互いに対向して位置 するロボット装架橋群において、横方向で互いに逆方向にオフセットしてロボッ トアームを配置して、作業領域を互いにかなり重畳させることも可能である。 容易に分かるように、装架ガーダ上の前述の「空き高」はロボットアームが、 後に説明するように例えば固定され上に延びている外被部分を伴って形成されて いる場合か、又は前述の百科辞典に説明されているように鉛直にスライド可能な 支持柱として代替的に形成されている場合に完全に利用されることが可能である 。後者の場合、ロボットアームはロボット装架橋の装架ガーダの上方に「空き高 」を必要とし、この「空き高」は例えば、装架ガーダから下方へ向かって支持レ ベル、すなわち作業レベル8までの距離に対応する。 図1及び5に概略的に示されているように、溶接が行われる、船郭ブロック1 7の一部は、門形構造体2の下方に挿入されている。船郭ブロック17は多数の 直立プレート部分18を有し、該直立プレート部分18は、作業レベル8から上 方へ向かって長手方向ガーダ3までの空き高一杯に存在することもある。これら のプレート部分18が門形構造体に対しほぼ横方向に在って長手方向ガーダの近 傍まで到達して中間空洞を形成する場合に該中間空洞の中で溶接が行われるとき には、前記ロボット装架橋9が、これらの空洞に面すべき位置する位置に走行さ せられ到達した後に初めて船郭ブロック17が門形構造体2の下方に配置できる 。それでも必要な作業操作をロボットにより行うことが可能であり、これらのロ ボットは作業レベル8の上方の、低い高さの個所で前記装架ガーダにより安定し て支持される。更に船郭構造体は横方向の直立プレート部分50を有し得るが、 該直立プレート部分50は前記空洞の境界を定め、通常の造船作業慣行によれば 作業レベル8から上への高さを有し、この高さはプレート部分18の高さよりい くらか低く、従って、直立プレート部分50は妨げられずに内方へ向かって動か されてロボット装架橋9の下方の個所に到達できる。前記船郭構造体が前記門形 構造体の下方の個所に挿入されると、当該ロボット装架橋9は、対向して位置す る直立プレート部分18により境界を定められている前記空洞のうちの、当該ロ ボット装架橋9にそれぞれ対応する空洞の中で自由に運転できる。このことによ り、高い利用能力が得られる、何故ならば当該ロボット装架橋はそれらにそれぞ れ所属する空洞の中で自由に、かつ、同時に運転できるからである。 本発明により、既知のシステムに比べて門形構造体の下方の空き高が大幅に増 加する。この実施の形態ではシステムは約13mの空き高を有し、この空き高は 既知のシステムにおける最大5ないし6mの空き高の2倍より大きい値に相当す る。従って、既知の高さの2倍の高さを有する直立部分を備えた構造体の中で作 業操作を行うことが可能である。従って、X方向のシステム長が既知の構造のも のの2倍より大きい値にまで増加し、このことによりX方向で40mの長さの船 郭ブロックが作業領域の中に収容されることが可能となった。更にX方向におけ る係合部長さが最小化されることが可能であり、このことにより同一作業群中の ロボット装架橋9が互いに非常に接近して動作でき、従って作業領域内で最大作 業能力の利用が可能となる。このようにして、係合部が支持され装架ガーダが位 置決めされている実施の形態ではロボット装架橋の支持が非常に有利にでき、そ の支持は特に安定し、かつ、所要スペースを最小化する。更に考慮されているこ とであるが、実際の門形構造体が車輪により支持され、従って1つの個所から別 の個所に移動させられることが可能である。 ロボットアームが「剛性構造ロッド」(例えば持上げ柱)により形成されてい るか又はテレスコープ式アーム15により形成されているかとは無関係に本発明 のシステムにより位置決め精度が大幅に高まり、この精度の高さは、システムの 大きさと門形構造体の下方の、大きな空き高とを考慮すると驚嘆に値する。これ らの位置決め精度は、Z方向で行われる自動制御作業のためにも充分に許容でき ることが分かった。このようにして最初の自動制御ロボットシステムが、重工業 において開放構造の中での作業のために提供され、このロボットシステムはX方 向及びY方向に加えて自動的に制御されて鉛直のZ方向でも動作でき、その際、 作業端部のために充分に良好な位置決め精度が維持される。図示の実施の形態で はロボットアームはテレスコープ式アーム15又は剛性構造アームとして形成さ れ、作業端部は自動制御溶接作業端部16により形成されている。 このシステムはプログラマブル制御装置(図示せず)を有し、これにより、ロ ボット装架橋がX方向に走行路に沿って移動する際の運動と、ロボットアームが Y方向に動く際の運動と、ロボットアームがZ方向に動く際の運動とを制御でき 、下部作業端部の動きのための自由度を制御できる。システム全体を、ただ一人 のオペレータによりコンピュータを介して自動制御することができる。更に、溶 接を船郭ブロック中の多数の空洞の中で開始できる。当該テレスコープ式アーム 15の端部における溶接作業端部16は自動的に下方へ動かされて、近くの、溶 接が行われるべき空洞に到達する。自動センサを設けることもでき、これにより 溶接は、接近困難な隅においても開始され、当該空洞が完全に溶接されるまで継 続 される。このことにより作業領域の利用度が非常に高まる。何故ならば当該領域 内の必要なすべての作業プロセスが自動化でき、作業が当該領域内で可及的多数 の個所で行われ、溶接作業全体が可及的早期に完了できるからである。 図6ないし11は前述のロボットシステムに関連して使用するためのロボット アームの、1つの特に有利な実施の形態を示す。 図6に示されたテレスコープ式ロボットアーム1′は管状の上部外被部分2′ を有し、該外被部分2′は係合部14を有し、該係合部14は走行路13により 支持され、該走行路13は図示の実施の形態では前述のタイプのロボット装架橋 (図示せず)に固定されている。外被部分2′は管状の下部テレスコープ式出入 部分3′にスチールワイヤ7′で形成された連結手段と中間管状テレスコープ式 出入部分4′とを介して連結されている。中間テレスコープ式出入部分4′の上 端は外被部分2′の下端に連結され、中間テレスコープ式出入部分4′の下端は テレスコープ式出入部分3′の上端に連結されている。 外被部分2′もテレスコープ式出入部分3′,4′もプレート状材料により形 成されている。図示の実施の形態では外被部分2′もテレスコープ式出入部分3 ′,4′も鋼板の曲げ加工により形成されているが、外被部分2′もテレスコー プ式出入部分3′,4′も例えば複合材料により形成することも可能であり、こ のことにより更に軽量なロボットアームの提供が可能となる。 テレスコープ式出入部分3′,4′は上昇した位置では外被部分2′の中に入 り込み、下降した位置では外被部分2′を延長したものとして任意の高さにおい てスチールワイヤ7′を介して固定される。作業を行う作業端部(図示せず)が 下部テレスコープ式出入部分3′の下端に取り付けられている。 下へ延びて作業端部に到達している供給ライン13′は入口開口8入を通り、 更に外被部分2′の側壁と、中間テレスコープ式出入部分4′の、対向する最も 近くの側壁との間のスペース12′を上に通って外被部分2′の中に到達し、更 に下方へ通って作業端部に到達している。 前述のように、連結手段はスチールワイヤ7′により形成され、該スチールワ イヤ7′の端部はクレーン或は巻揚げ装置11′に接続され、該クレーン或は巻 揚げ装置11′は外部で外被部分2′に固定されている。スチールワイヤ7′の 中央は、外被部分2′の頭部に配置されている、位置が固定されたローラ14′ を介して下部テレスコープ式出入部分3′に別のローラ15′を介して接続され 、このことによりスチールワイヤ7′は、ローラ15′に係合するループを形成 し、該ループは下部テレスコープ式出入部分3′の上端に取付けられている。別 の実施の形態では(図示せず)スチールワイヤは例えばプーリ、及び、又はロー ラを介して、動力伝達が行われるように設けられている。 中間テレスコープ式出入部分4′の横断面は外被部分2′の横断面より小さく 、下部テレスコープ式出入部分3′の横断面より大きい。このことにより、テレ スコープ式出入部分3′,4′を外被部分2′の中に完全に挿入することが可能 となり、これは図9に示されている。 スチールワイヤ7′が下部テレスコープ式出入部分3′及び外被部分2′にク レーン或は巻揚げ装置11′によって接続されているので、下部テレスコープ式 出入部分3′を外被部分2′から任意の高さに保持することが可能である。この ようにしてワイヤ7′の巻き揚げは外被部分2′から下部テレスコープ式出入部 分3′までの距離を短縮し、ワイヤ2′の緩めは外被部分2′と下部テレスコー プ式出入部分3′との間の距離を長くする、何故ならば重力が下部テレスコープ 式出入部分3′に下方へ作用するからである。クレーン或は巻揚げ装置11′は 電動機により駆動され、数値制御され、外被部分2′の外面に取付けられている 。 スライドガイド(図10及び11参照)が2つのテレスコープ式出入部分3′ と4′との間に配設され、中間テレスコープ式出入部分4′と外被部分2′との 間にも配置されている。スライドガイドは、ロボットアームに平行に配置され、 外被部分2′の内側に、及び中間テレスコープ式出入部分4′の内側に配設され た円形ロッド17′と、ロッド17′の外周面に沿って案内されるスライド18 ′とから成り、該スライド18′は中間テレスコープ式出入部分3′及び下部テ レスコープ式出入部分4′の外面に取付けられている。スライドガイドは、ロボ ットアームの相互に可動な部分が互いに安全に保持された状態で鉛直方向に案内 されることを保証する。 図示の実施の形態では全部で6つのスライドガイドが設けられているが、この 数は、例えば所望の位置決め精度に応じて変えられ得る。ロッド17′を外側に 取付け、スライド18′を内側に取付けることも可能であることに留意されたい 。 プレート材料とスライドガイドとの組合せによりテレスコープ式ロボットアー ムは特に重工業におけるシステムにおいて有利となった。 更にストッパ(図示せず)が前記部分間に設けられ、これによりテレスコープ 式出入部分3′,4′及び外被部分2′は常に互いに連結されている。スライド ガイド及びストッパは、多くの異なる方法で設けられ得ることに注意されたい。 例えばローラガイドも使用でき、又はロッド及びスライドを前記と異なるように 形成することも可能である。 図示の実施の形態のようにスライドガイドが設けられ、スライド18′が形材 レールの外面に沿って案内され、形材レールが図示のように円形横断面のレール 17′である場合、スライド18′は形材レールの内周面に沿って案内されるこ とも可能であることに注意されたい。 これに関連して付加的に注意すべき点は、ストッパの位置が、テレスコープ式 ロボットアーム1′の下降位置(下部テレスコープ式出入部分3′と外被部分2 ′との間の距離が最大である位置)でのテレスコープ式出入部分3′,4′と外 被部分2′との間の重なりの大きさに影響するということである。更に、この重 なりは図8に示されているほど大きい必要はなく、外被2′及びテレスコープ式 出入部分3′,4′の長さ及び剛性、所望の精度、ガイドのタイプ、用途等に応 ずべきことに注意されたい。 このようにして中間テレスコープ式出入部分4′は外被部分2′に対する下部 テレスコープ式出入部分3′の水平方向の位置決めのみを行い、これに対し、ス チールワイヤ7′は下部テレスコープ式出入部分3′の鉛直方向の位置決めを行 う。 図8ないし10の供給ライン3′はケーブルチェーン(cable chain)16′に より包囲されており、シールドガス及び吸引のためのホース、溶接ワイヤ、給電 ライン及び溶接作業端部を制御するための電気ワイヤにより形成されている。図 示の実施の形態ではケーブルチェーン16′は、ケーブルチェーン16′が取り 付けられている入口開口8′から始まって、外被部分側壁と、これに対向する中 間テレスコープ式出入部分の、最も近い側壁との間のスペースの中に設けられて いる溝状部12′の中に到達している。 テレスコープ式ロボットアーム1′の完全に伸長した状態では、ケーブルチェ ーン16′は、入口開口8′を貫通して挿入されて溝状部12′の中に入った直 後に上方へ案内されて、図8に示されているように外被部分2′の中の、入口開 口8′とほぼ同一のレベルにある領域で中間テレスコープ式出入部分4′の上縁 を越える。次いでケーブルチェーン16′はまず初めに下方へ向かって中間テレ スコープ式出入部分4′の内部を貫通し、次いで下方へ向かって下部テレスコー プ式出入部分3′の内部を貫通し、次いで更に下方へ向かって作業端部に到達す る。 テレスコープ式ロボットアーム1′が完全に収縮した状態ではケーブルチェー ン16′は、入口開口の中に挿入された直後に上方へ向かって溝状部12′のほ ぼ全体を貫通し、外被部分2′の頭部内部に沿った領域に到達し、これは図9に 示されている。次いでケーブルチェーン16′は上方へ向かい、テレスコープ式 出入部分3′,4′の上縁を越え、次いで下方へ向かって外被部分2′及びテレ スコープ式出入部分3′,4′の全体を貫通する。 ケーブルチェーン16′は供給ライン13′の相互の保持を保証し、供給ライ ン13′のいかなる鋭い曲がり等も不要である。ケーブルチェーン16′は供給 ライン13が所望の方向にのみ曲げられることを保証する。 ロボットアームの係合部14は外被部分2′に固定され、走行路13に支持さ れ、これは図6及び7に示されている。ガイドはラック式の既知のタイプのもの である。 更に図6は溶接作業端部10′を示し、溶接作業端部10′は下部テレスコー プ式出入部分3′に取付けられている。図6に示される実施の形態では溶接作業 端部10′は、CO2をシールドガスとして使用するパイプワイヤによるMIG /MAG溶接を行う。溶接作業端部10′は種々の角度方向に向けられるので、 作業での接近が困難な領域、例えば空洞等の中での溶接が可能である。 重工業における開放構造(open structures)の中での溶接の自動化された作業 の実行のためのロボットシステムのための図示のテレスコープ式ロボットアーム は、ロボット装架橋が使用される、大型の船舶その他の海洋構造物の溶接に関し て特に好適であることが分かった。 本発明におけるテレスコープ式ロボットアーム1′は、他の作業、例えば、塗 装、切断、組立等の自動化にも使用できることに注意されたい。これらの場合、 第2の作業端部を下部テレスコープ式出入部分に取付け、別の供給ラインを取付 けることだけが必要であることに注意されたい。 図示の実施の形態では外被部分2′及びテレスコープ式出入部分3′,4′は 方形断面のものとして示されているが、それらは本発明によればいかなる横断面 をも有することが可能である。従ってそれらの断面は例えば円形、三角形等であ ってもよいし、開放形断面のもの、例えば断面がU字形、I字形等のものも使用 できる。 多くの変更が本発明の思想から逸脱することなしに可能である。図示の実施の 形態では供給ライン13′は例えばケーブルチェーン16′により包囲され、ケ ーブルチェーン16′は必要なホース及びラインを収容しているが、ケーブルチ ェーンを省略することも可能である。 別のタイプの溶接を行うことも可能であり、MIG/MAG溶接に関してはワ イヤのタイプ、シールドガス、電力の大きさ等に関して変化が可能である。 前述のシステムの多数の変更が本発明の思想から逸脱することなしに可能であ る。例えばロボット装架橋の装架ガーダは多くの異なる高さに位置決めでき、こ のことによりX方向での所望の剛性及び撓み精度を達成できる。システムは、溶 接以外の多くの異なるタイプの作業のためのものとして設計され得る。このよう な作業としては、例えばプレート部分の溶接作業及びハンドリング作業がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KZ,RU,TJ,TM),A L,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ ,VN 【要約の続き】 最大高さ(L)に等しいことを特徴とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. すくなくとも二つの互いに平行な長手方向ガーダ(3)を有する門形構 造体(2)を備え、重工業において開放形構造物(17)中の自動化された作業 を行うロボットシステム(1)であって、 前記長手方向ガーダ(3)が、X方向の走行路(4)を、少なくとも一つの横 方向ロボット装架橋(9)の各端部分における係合部(10)を支持するために 備え、 前記ロボット装架橋(9)が、Y方向の走行路(13)を有する装架ガーダ( 12)を、該走行路(13)によってロボットアーム(15)の係合部(14) を支持するために備え、 前記ロボットアーム(15)が、前記装架ガーダ(12)上方からの最大高さ (L)において移動させられ得る上端部と、上下方向(Z方向)に移動でき、か つ、前記作業を行うために下方作業端部(16)を有する下方部分とを有するロ ボットシステム(1)において、 前記ロボット装架橋(9)の前記装架ガーダ(12)が、前記長手方向ガーダ (3)の上側から下への間隔をおいて設けられ、前記間隔が、前記装架ガーダ( 12)より上における、少くとも前記ロボットアーム(15)の最大高さ(L) に等しいことを特徴とするロボットシステム。 2. 前記ロボット装架橋(9)の前記装架ガーダ(12)が前記長手方向ガ ーダ(3)の下側から下への間隔をおいて設けられ、前記間隔が、すくなくとも 、前記ロボットアームの、前記装架ガーダ(12)から上への最大高さ(L)に 等しく、前記ロボットアーム(15)の前記係合部(14)のための前記走行路 (13)が少くとも一つの長手方向ガーダ(3)の下へと延び出ていることによ り、前記ロボットアーム(15)の上端部が前記装架ガーダから上への前記高さ (L)において移動させられて、前記ロボットアーム(15)が前記長手方向ガ ーダ(3)の下の領域に移動させられ得ることを特徴とする、請求項1に記載の ロボットシステム。 3. 前記門形構造体(2)の前記長手方向ガーダ(3)が上部走行路(4) 及び下部走行路(5)を具備し、前記下部走行路(5)が前記上部走行路(4) の下方で該上部走行路に平行に、距離を置いて延びており、かつ、前記横方向ロ ボット装架橋(9)の各端部における下部係合部(11)を支持していることを 特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロボットシステム。 4. 前記長手方向ガーダ(3)の前記下部走行路(5)が前記上部走行路( 4)の下方に距離を置いて配置されており、前記距離が、前記長手方向ガーダ( 3)の下方の空き高の1/25ないし1/2であることを特徴とする請求項3に 記載のロボットシステム。 5. 前記ロボット装架橋(9)の前記装架ガーダ(12)が前記長手方向ガ ーダ(3)の前記下部走行路(5)の下方に距離を置いて設けられ、同距離が前 記長手方向ガーダ(3)の下方の空き高の1/4ないし1/2であることを特徴 とする請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つの請求項に記載のロボット システム。 6. 前記長手方向ガーダ(3)の前記下部走行路(5)と前記下部係合部( 11)との組み合わせがラックガイドと被駆動歯車との組み合わせを具備するこ とを特徴とする請求項3ないし請求項5のうちのいずれか1つの請求項に記載の ロボットシステム。 7. 前記ロボットアーム(15)が、前記装架ガーダ(12)の前記走行路 (13)における前記ロボットアーム係合部(14)の支持に関して見てY方向 すなわち横方向にオフセットされていることを特徴とする請求項1ないし請求項 6のうちのいずれか1つの請求項に記載のロボットシステム。 8. 少なくとも1つの長手方向ガーダが数個の上部走行路を有することを特 徴とする請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つの請求項に記載のロボッ トシステム。 9. 前記門形構造体(2)が3つ以上の互いに平行な長手方向ガーダ(3) を具備し、前記長手方向ガーダ(3)が走行路を有し、該走行路により、互いに 平行に作業する2群以上のロボット装架橋(9)が支持されていることを特徴と する請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つの請求項に記載のロボットシ ステム。 10. 前記作業端部に至る供給ライン(13′)を有するほぼ鉛直なロボッ トアーム(15)を備えたロボットシステムにおいて、前記ロボットアーム(1 5)が、前記係合部(14)が取付けられ、かつ、連結手段(7′)と、選択に よっては更に中間のテレスコープ式出入部分とを介して、下方テレスコープ式出 入部分(3′)に連結された上方外被部分(2′)を備え、前記下方テレスコー プ式出入部分(3′)が、上昇した位置では前記外被部分(2′)に入り込み、 下降した位置では前記外被部分(2′)を延長したものとして任意の高さにおい て前記連結手段(7′)を介して固定されるよう構成されていることを特徴とす る、請求項1ないし9の何れかに記載のロボットシステム。 11. 前記外被部分(2′)と選択によっては用いられる前記中間のテレス コープ式出入部分と前記下部テレスコープ式出入部分(3′)とがプレート状材 料から成ることを特徴とする請求項10に記載のロボットシステム。 12. スライドガイドが前記ロボットアームの、互いに可動な部分の間に設 けられていることにより前記部分が互いに保持及び制御されることを特徴とする 請求項10又は請求項11に記載のロボットシステム。 13. 前記供給ラインが前記外被部分(2′)の入口開口を通り、更に前記 外被部分(2′)の側壁と、テレスコープ式出入部分の、対向する最も近い側壁 との間のスペースを上に通過し、更に下方へ通って作業端部に到達していること を特徴とする請求項10に記載のロボットシステム。 14. 前記スペースが溝状部(12′)として形成されていることを特徴と する請求項13に記載のロボットシステム。 15. 前記供給ライン(13′)が前記テレスコープ式出入部分(3′,4 ′)の内部を通過して下方へ通っていることを特徴とする請求項13又は請求項 14に記載のロボットシステム。 16. 前記入口開口(8′)が前記外被部分(2′)の前記側壁に設けられ ていることを特徴とする請求項13ないし請求項15のうちのいずれか1つの請 求項に記載のロボットシステム。 17. 前記供給ライン(13′)が前記外被部分(2′)の前記側壁に前記 入口開口(8′)の個所で固定されていることを特徴とする請求項13ないし請 求項16のうちのいずれか1つの請求項に記載のロボットシステム。 18. 少なくとも1つの中間テレスコープ式出入部分(4′)が前記外被部 分(2′)と前記下部テレスコープ式出入部分(3′)との間に配置されている ことを特徴とする請求項10に記載のロボットシステム。 19. 前記連結手段が、下部テレスコープ式出入部分(3′)に連結されて いる少なくとも1つの線条(7′)と、前記外被部分(2′)に取付けられてい る線条巻取り引張り手段(11′)とにより形成されていることを特徴とする請 求項10に記載のロボットシステム。 20. 前記線条の端部が線条巻取り引張り手段(11′)に接続され、前記 線条(7′)の中央がローラ(14′)を介して前記下部テレスコープ式出入部 分(3′)に、前記線条(7′)がループを形成するようローラ(15′)を介 して、連結されていることを特徴とする請求項19に記載のロボットシステム。 21. 前記ロボット1装架橋(9)が更に梁構造体(40)を備え、該梁構 造体(40)が、前記装架ガーダ(12)より上方で、該装架ガーダ(12)と の間に最大間隔(L)を保って該装架ガーダ(12)と平行に延びており、かつ 、前記ロボットアーム(15)に付いている別の係合部を支持するためにY方向 の走行路を有することを特徴とする、請求項10ないし20の何れかに記載のロ ボットシステム。 22. 造船所工業において作業を行うための、請求項1ないし21の何れか に記載のロボットシステムの使用。
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