JPH116320A - コンテナ用シャーシ貯蔵設備 - Google Patents

コンテナ用シャーシ貯蔵設備

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JPH116320A
JPH116320A JP15852297A JP15852297A JPH116320A JP H116320 A JPH116320 A JP H116320A JP 15852297 A JP15852297 A JP 15852297A JP 15852297 A JP15852297 A JP 15852297A JP H116320 A JPH116320 A JP H116320A
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JP
Japan
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chassis
space
storage space
container
suspension beam
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JP15852297A
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Akira Kawase
晃 川瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャーシを効率よく保管できるようにする。 【解決手段】 入出庫通路2から上方へ延びる昇降空間
4及び昇降空間4の側方に位置する保管空間5が内部に
形成された格納庫構体1と、シャーシ35bを上側から
把持するシャーシ把持装置20と、昇降空間4の上方と
保管空間5の上方との間を移動し得るように格納庫構体
1の上部に設けられ且つシャーシ把持装置20を上下に
移動させる天井走行クレーン7と、シャーシ35bの前
端部及び後端部に下方から当接し得る複数のサポート部
材16とを備え、保管空間5に複数のシャーシ35bが
上下に並んで格納され得るようにサポート部材16を格
納庫構体1に取り付けて、複数のシャーシ35bを立体
的に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンテナ用シャーシ
貯蔵設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、貨物のユニット化を目的とする輸
送用容器としてのコンテナは、陸上及び海上輸送に幅広
く利用されている。
【0003】船舶の入出港に合わせてコンテナの陸上輸
送を効率よく行なうためには、コンテナを搭載するトレ
ーラのシャーシの待機場所を、陸上輸送と海上輸送との
中継点となる港湾付近に設けることが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、シャーシを単に地上に並べて保管しており、多数の
シャーシを留置できる広大な面積の保管場所を確保する
ことは容易ではない。
【0005】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、シャーシを効率よく保管することが可能なコンテナ
用シャーシ貯蔵設備を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載したコンテナ用シャーシ貯
蔵設備では、入出庫通路から上方へ延びる昇降空間及び
該昇降空間の側方に位置する保管空間が内部に形成され
た格納庫構体と、シャーシを上側から把持可能なシャー
シ把持装置と、昇降空間の上方と保管空間の上方との間
を移動し得るように格納庫構体の上部に設けられ且つ前
記のシャーシ把持装置を上下に移動させるシャーシ移動
装置と、シャーシの前端部及び後端部に下方から当接し
得る複数のサポート部材とを備え、保管空間に複数のシ
ャーシが上下に並んで格納され得るようにサポート部材
を格納庫構体に取り付けている。
【0007】また、本発明の請求項2に記載したコンテ
ナ用シャーシ貯蔵設備では、本発明の請求項1に記載し
たコンテナ用シャーシ貯蔵設備の構成に加えて、シャー
シ移動装置に昇降可能に吊り下げられた吊りビームと、
該吊りビームに対して交差する方向に略水平に延び且つ
吊りビームに固着された吊り具案内部材と、互いに近接
離反し得るように吊り具案内部材に取り付けられ且つ互
いに離反した状態あるいは互いに近接した状態において
シャーシに下方から当接し得るように形成された一対の
吊り具と、該吊り具を近接離反させる吊り具移動手段と
を有するシャーシ把持装置を備えている。
【0008】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
したコンテナ用シャーシ貯蔵設備のいずれにおいても、
格納庫構体の入出庫通路から保管空間へシャーシを格納
する際には、シャーシ移動装置によって、シャーシ把持
装置を入出庫通路に入庫したシャーシの上方に位置さ
せ、シャーシ移動装置に対しシャーシ把持装置を下降さ
せたうえ、該シャーシ把持装置によってシャーシを把持
する。
【0009】次いで、シャーシ移動装置に対しシャーシ
把持装置を上昇させ、シャーシ移動装置によって、シャ
ーシ把持装置とシャーシを昇降空間から保管空間へ移動
させ、格納庫構体に取り付けたサポート部材にシャーシ
の前端部及び後端部を支持させた後、シャーシ把持装置
によるシャーシの把持を解除して、保管空間へのシャー
シの格納を完了する。
【0010】また、格納庫構体の保管空間から入出庫通
路へシャーシを搬出する際には、シャーシ移動装置によ
って、シャーシ把持装置を格納庫構体の保管空間に格納
したシャーシの上方に位置させ、シャーシ移動装置に対
しシャーシ把持装置を下降させたうえ、該シャーシ把持
装置によってシャーシを把持する。
【0011】次いで、シャーシ移動装置に対しシャーシ
把持装置を上昇させ、シャーシ移動装置によって、シャ
ーシ把持装置とシャーシを保管空間から昇降空間へ移動
させた後、シャーシ移動装置に対しシャーシ把持装置を
下降させることにより、入出庫通路にシャーシを置き、
シャーシ把持装置によるシャーシの把持を解除して、保
管空間へのシャーシの搬出を完了する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1から図5は本発明のコンテナ用シャー
シ貯蔵設備の実施の形態の一例を示すもので、このコン
テナ用シャーシ貯蔵設備は、鉄骨組立構造の格納庫構体
1と、コンテナが搭載されるシャーシ35bを上側から
把持可能なシャーシ把持装置20と、格納庫構体1の上
部に設けた天井走行クレーン7と、シャーシ35bの前
端部及び後端部に下方から当接し得る複数のサポート部
材16とを備えている。
【0014】格納庫構体1の内部には、所定の間隔を隔
てて互い平行に延びる2本の入出庫通路2のそれぞれか
ら上方へ延びる昇降空間4と、該昇降空間4の両側に位
置する保管空間5とが形成されている。
【0015】上記の入出庫通路2の幅は、牽引車35a
及びシャーシ35bからなるコンテナ運搬用トレーラ3
5が2台並走して通行できるように設定されている。
【0016】シャーシ把持装置20は、入出庫通路2と
同方向に略水平に延びる吊りビーム21と、該吊りビー
ム21に対して交差する方向に略水平に延び且つ吊りビ
ーム21の前端部及び後端部に固着された吊り具案内部
材26と、該吊り具案内部材26のそれぞれに取り付け
られた一対の吊り具22とを有している。
【0017】一対の吊り具22は、吊り具案内部材26
に沿って摺動し得るように該吊り具案内部材26に嵌合
された頭部32と、該頭部32と連なって下方へ延び且
つ下端部が吊りビーム21の端部から見て互いに離反す
る方向へ略水平に突出する鈎状のフック33とによって
構成されている。
【0018】フック33の略水平に突出する部分は、左
右の吊り具22が互いに近接した状態において、両フッ
ク33がシャーシ35bを構成する一対の縦通部材35
cの間に挿通され得るように形成され、フック33の下
方へ延びる部分は、前記の縦通部材35cの前後の厚さ
の相違に応じて、シャーシ35bの後端寄りに位置する
もののほうがシャーシ35bの前端寄りに位置するもの
よりも長く形成されている。
【0019】即ち、一対の吊り具22を互いに近接させ
た状態でシャーシ35bの縦通部材35cの間に挿通し
て、フック33の下端部の略水平に突出する部分を縦通
部材35cの下方に位置させ、次いで、一対の吊り具2
2を互いに離反させた状態で吊りビーム21を上昇させ
ると、フック33の下端部の略水平に突出する部分の上
面が縦通部材35cの下面に当接し、吊りビーム21と
ともにシャーシ35bが上昇することになる。
【0020】吊り具案内部材26の内部には、該吊り具
案内部材26と同方向に延びる送り用ねじ軸25が、軸
受27を介して周方向に回動可能に支持されている。
【0021】この送り用ねじ軸25の一端寄り部分に形
成した順ねじ部25aには、一対の吊り具22の一方に
おける頭部32が螺合され、送り用ねじ軸25の他端寄
り部分に形成した逆ねじ部25bには、一対の吊り具2
2の他方における頭部32が螺合されている。
【0022】吊りビーム21の上面には、駆動用モータ
29が設けられており、該駆動用モータ29の出力軸に
装着したスプロケット30と送り用ねじ軸25の長手方
向中央部分に装着したスプロケット28には、無端状の
ローラチェーン31が巻き掛けられている。
【0023】即ち、駆動用モータ29を正回転あるいは
逆回転させると、駆動用モータ29の回転力が送り用ね
じ軸25に伝達され、該送り用ねじ軸25の回転方向に
応じて一対の吊り具22が互いに近接あるいは離反する
ことになる。
【0024】また、吊りビーム21の上面四隅には、上
方へ突出するようにブラケット23が設けられており、
該ブラケット23のそれぞれには、ローラ24が吊りビ
ーム21と同方向に延びる軸を中心に回動し得るように
取り付けられている。
【0025】更に、吊りビーム21の所定箇所には、リ
ミットスイッチ34が下方を向くように取り付けられて
おり、吊りビーム21が下降してシャーシ35bの上面
に近接すると、リミットスイッチ34が作動して検出信
号を出力するようなっている。
【0026】天井走行クレーン7は、格納庫構体1の上
部に設けられ且つ入出庫通路2に対して交差する方向に
略水平に延びる左右一対のレール6と、各レール6に沿
って走行するサドル8と、左右のサドル8に掛け渡され
たガーダ9と、該ガーダ9に沿って横行し且つ巻上装置
10を有するトロリ11とを備えている。
【0027】巻上装置10は、トロリ11の略中央部に
配置され且つ巻上用モータ(図示せず)により駆動され
る巻上ドラム12と、トロリ11の四隅に枢支されたシ
ーブ13とを有している。
【0028】更に、巻上ドラム12から繰り出したワイ
ヤロープ14をシーブ13に巻き掛けて垂下させ、先に
述べた吊りビーム21にワイヤロープ14の繰り出し端
を係止している。
【0029】即ち、巻上ドラム12を正回転あるいは逆
回転させると、巻上ドラム12へのワイヤロープ14の
巻き取り、繰り出しにより、シャーシ把持装置20が昇
降し、また、サドル8を走行させると、シャーシ把持装
置20が格納庫構体1の昇降空間4と保管空間5との間
を移動することになる。
【0030】また、天井走行クレーン7のサドル8の走
行機構、トロリ11の横行機構、巻上装置10の駆動機
構には、ロータリエンコーダ、リミットスイッチなどの
位置検出手段が装備されており、これらの位置検出手段
によって、格納庫構体1に対するシャーシ把持装置20
の相対位置が把握できるようになっている。
【0031】サポート部材16は、複数のシャーシ35
bが保管空間5に上下に並んで格納され得るように、格
納庫構体1に取り付けられている。
【0032】このサポート部材16は、格納庫構体1の
外側構成部3の柱部材及び格納庫構体1の内方支持部1
5の柱部材に略水平に固着されたアーム17と、隣接す
るアーム17を相互に連結する水平部材18と、該水平
部材18の下部に下向きに開口するように取り付けられ
た溝形材よりなるガイド部材19とによって構成されて
いる。
【0033】アーム17の張り出し長さは、保管空間5
に搬送されたシャーシ35bの前端部下面及び後端部下
面が、水平に対向する各アーム17の上面に当接し得る
ように設定されており、水平に対向するアーム17によ
って、シャーシ35bの前端部及び後端部が支持され
る。
【0034】また、水平に対向するガイド部材19の間
隔は、先に述べた吊りビーム21の前端寄りのローラ2
4と後端寄りのローラ24との間隔に対応しており、ロ
ーラ24がガイド部材19に入り込むと、保管空間5に
おけるシャーシ把持装置20の前後方向へ変位が抑止さ
れることになる。
【0035】以下、図1から図5に示すコンテナ用シャ
ーシ貯蔵設備の作動について説明する。
【0036】シャーシ35bを格納庫構体1の保管空間
5へ格納する場合、シャーシ把持装置20の吊りビーム
21の前後位置に設けたそれぞれの左右一対の吊り具2
2を、駆動用モータ29を作動させて互いに近接した位
置に移動させるとともに、天井走行クレーン7のトロリ
11の横行機構と巻上装置10の駆動機構とを作動させ
て吊りビーム21を昇降空間4の所定位置、即ち、吊り
ビーム21に設けたローラ24が、水平部材18に設け
たガイド部材19に係合し得る位置に吊り降ろして待機
させた状態とする。
【0037】次いで、コンテナ運搬用トレーラ35を、
図2のB側の入出庫通路2から格納庫構体1の昇降空間
4の下部に入庫させ、シャーシ35bがシャーシ把持装
置20の直下に位置するように停止させたのち、シャー
シ35bのアウトリーガを地上に接地させ、牽引車35
aを切り離して図2のA側の入出庫通路2から格納庫構
体1の外部へ退避させる。
【0038】その後、天井走行クレーン7の巻上装置1
0をシャーシ把持装置20が下降する方向に作動させ、
該シャーシ把持装置20の吊りビーム21をシャーシ3
5bの直上へ吊り降ろし、吊りビーム21に設けたリミ
ットスイッチ34がシャーシ35bの上面に当接した際
に出力する検出信号に基づき、シャーシ把持装置20の
駆動用モータ29を作動させ、ローラチェーン31、ス
プロケット28を介して送り用ねじ軸25を吊り具2
2,22が互いに離隔する方向に回転させる。
【0039】送り用ねじ軸25が回転すると、該送り用
ねじ軸25の順ねじ部25a及び逆ねじ部25bに螺合
されている左右一対の吊り具22がそれぞれ吊り具案内
部材26に沿って吊りビーム21の幅方向外側へ移動
し、吊り具22のフック33の下端部が、図5に2点鎖
線で示すようにシャーシ35bの縦通部材35cの下側
へ入り、シャーシ35bを吊り下げ得る状態になる。
【0040】次いで、天井走行クレーン7の巻上装置1
0を巻上ドラム12にワイヤロープ14が巻き取られる
方向に作動させ、吊りビーム21を巻き上げる。
【0041】シャーシ35bを保管空間5のサポート部
材16の高さに適合する位置まで巻き上げてから、天井
走行クレーン7の走行装置を作動させ、天井走行クレー
ン7をレール6に沿って移動させる。
【0042】天井走行クレーン7が走行すると、吊りビ
ーム21の両端部に設けたローラ24がガイド部材19
に係合し、該ガイド部材19に沿ってローラ24が転動
するので、シャーシ35bをサポート部材16に搭載す
る際の前後方向位置が常に一定になる。
【0043】天井走行クレーン7をシャーシ35bを格
納すべき位置のサポート部材16の上方に停止させてか
ら、該天井走行クレーン7の巻上装置10を巻上ドラム
12からワイヤロープ14が繰り出される方向に作動さ
せると、吊りビーム21が巻き降ろされ、シャーシ35
bが所望のサポート部材16上に搭載される。
【0044】更に、吊りビーム21を巻き降ろすと、シ
ャーシ35bに接近した吊りビーム21に設けられたリ
ミットスイッチ34がシャーシ35bの上面に当接して
作動する。
【0045】このとき、吊り具22のフック33の先端
がシャーシ35bの下面から下方へ僅かに離れた状態に
なる。
【0046】リミットスイッチ34から発信される検出
信号に基づき、シャーシ把持装置20の駆動用モータ2
9を作動させ、ローラチェーン31、スプロケット28
を介して送り用ねじ軸25を吊り具22,22が互いに
接近する方向に回転させる。
【0047】送り用ねじ軸25が回転すると、該送り用
ねじ軸25の順ねじ部25a及び逆ねじ部25bに螺合
されている左右一対の吊り具22が吊り具案内部材26
に沿って吊りビーム21の幅方向内側へ移動し、吊り具
22のフック33がシャーシ35bの従通部材から離隔
し、吊り具22をシャーシ35bから離脱させ得る状態
になる。
【0048】次いで、天井走行クレーン7の巻上装置1
0を巻上ドラム12にワイヤロープ14が巻き取られる
方向に作動させると、シャーシ35bをサポート部材1
6上に残して吊りビーム21が巻き上げられる。
【0049】また、格納庫構体1の保管空間5からシャ
ーシ35bを搬出する場合には、上述したシャーシ35
bを保管空間5へ格納するときの略逆の順序で、天井走
行クレーン7及びシャーシ把持装置20を作動させるよ
うにする。
【0050】このように、図1から図5に示すコンテナ
用シャーシ貯蔵設備では、格納庫構体1の保管空間5に
複数のシャーシ35bが上下に並んで格納され得るよう
に、シャーシ35bの前端部及び後端部を支持するサポ
ート部材16を格納庫構体1に設け、天井走行クレーン
7及びシャーシ把持装置20によりシャーシ35bを入
出庫通路2の上方に延びる昇降空間と保管空間の間で移
動させるので、広大な面積の保管場所を確保することな
く、複数のシャーシ35bを立体的に効率よく格納する
ことができる。
【0051】また、シャーシ35bは、縦通部材35c
の剛性を利用してサポート部材16に支持されるので、
格納庫構体1の構築に要する鋼材の使用量を軽減するこ
とができる。
【0052】更に、格納庫構体1の一側から他側へ貫通
する2本の入出庫通路2を有しているので、シャーシ3
5bの入庫あるいは出庫が集中する時間帯においても、
待機時間を増加させることなく、シャーシ35bを入出
庫させることができ、シャーシ35bを牽引してきた牽
引車35aも方向転換を行うことなく格納庫構体1の外
部へ待避できるので作業効率が高い。
【0053】なお、本発明のコンテナ用シャーシ貯蔵設
備は上述した実施の形態のみに限定されるものではな
く、一対の吊り具のフックの下端部の形状を互いに近接
する方向に突出するように形成して、一対の吊り具をシ
ャーシの両側から近接させることによりシャーシを把持
する構成とすること、その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において種々の変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコンテナ用
シャーシ貯蔵設備によれば、下記のような種々の優れた
効果を奏し得る。
【0055】(1)格納庫構体の保管空間に複数のシャ
ーシが上下に並んで格納され得るように、シャーシの前
端部及び後端部を支持するサポート部材を格納庫構体に
設け、シャーシ移動装置及びシャーシ把持装置によりシ
ャーシを入出庫通路の上方に延びる昇降空間と保管空間
の間で移動させるので、広大な面積の保管場所を確保す
ることなく、複数のシャーシを立体的に効率よく格納す
ることができる。
【0056】(2)シャーシの剛性を利用してサポート
部材にシャーシを支持するので、格納庫構体の構築に要
する部材の使用量を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテナ用シャーシ貯蔵設備の実施の
形態の一例を示す側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】図1に関連するサポート部材及び吊りビームの
拡大側面図である。
【図5】図1に関連するシャーシ把持装置の吊り具等の
正面図である。
【符号の説明】
1 格納庫構体 2 入出庫通路 4 昇降空間 5 保管空間 7 天井走行クレーン(シャーシ移動装置) 16 サポート部材 20 シャーシ把持装置 21 吊りビーム 22 吊り具 25 送り用ねじ軸(吊り具移動手段) 26 吊り具案内部材 28 スプロケット(吊り具移動手段) 29 駆動用モータ 30 スプロケット(吊り具移動手段) 31 ローラチェーン(吊り具移動手段) 35b シャーシ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出庫通路から上方へ延びる昇降空間及
    び該昇降空間の側方に位置する保管空間が内部に形成さ
    れた格納庫構体と、シャーシを上側から把持可能なシャ
    ーシ把持装置と、昇降空間の上方と保管空間の上方との
    間を移動し得るように格納庫構体の上部に設けられ且つ
    前記のシャーシ把持装置を上下に移動させるシャーシ移
    動装置と、シャーシの前端部及び後端部に下方から当接
    し得る複数のサポート部材とを備え、保管空間に複数の
    シャーシが上下に並んで格納され得るようにサポート部
    材を格納庫構体に取り付けたことを特徴とするコンテナ
    用シャーシ貯蔵設備。
  2. 【請求項2】 シャーシ移動装置に昇降可能に吊り下げ
    られた吊りビームと、該吊りビームに対して交差する方
    向に略水平に延び且つ吊りビームに固着された吊り具案
    内部材と、互いに近接離反し得るように吊り具案内部材
    に取り付けられ且つ互いに離反した状態あるいは互いに
    近接した状態においてシャーシに下方から当接し得るよ
    うに形成された一対の吊り具と、該吊り具を近接離反さ
    せる吊り具移動手段とを有するシャーシ把持装置を備え
    た請求項1に記載のコンテナ用シャーシ貯蔵設備。
JP15852297A 1997-06-16 1997-06-16 コンテナ用シャーシ貯蔵設備 Pending JPH116320A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002099228A1 (en) * 2001-06-05 2002-12-12 Hae Suk Jung A parking machine, a parking apparatus and a method for parking cars
CN110422754A (zh) * 2019-08-30 2019-11-08 深圳空铁科技股份有限公司 用于悬挂式轨道交通运输的集装箱吊运保护运输装置

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WO2002099228A1 (en) * 2001-06-05 2002-12-12 Hae Suk Jung A parking machine, a parking apparatus and a method for parking cars
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