JPH1043961A - 基板の姿勢矯正装置 - Google Patents

基板の姿勢矯正装置

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JPH1043961A
JPH1043961A JP20337996A JP20337996A JPH1043961A JP H1043961 A JPH1043961 A JP H1043961A JP 20337996 A JP20337996 A JP 20337996A JP 20337996 A JP20337996 A JP 20337996A JP H1043961 A JPH1043961 A JP H1043961A
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Yasuto Onizuka
安登 鬼塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルなどの基板の水平方向の姿勢を簡
単な構造で確実に矯正することができる基板の姿勢矯正
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 互いに直交する第1のフレーム12aに
第1のピン16aと第2のピン16bを設け、第2のフ
レーム12bに第1のピン17aと第2のピン17bを
設ける。第1のピン16a,17aと第2のピン16
b,17bは第1のラック14a,15a、第2のラッ
ク14b,15bにより互いに逆方向へ移動する。シリ
ンダ30のロッドを突出させると、ワイヤ36は第1の
プーリ34に引っ張られ、また第1のラック14a,1
5aはワイヤ36に引っ張られる。これにより第1のピ
ン16a,17aと第2のピン16b,17bは同時に
基板1へ向って前進し、基板1を4方向からチャックし
てその姿勢を矯正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板を作業装置へ
送るのに先立って、基板の水平方向の姿勢を矯正するた
めの基板の姿勢矯正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器のディスプレイとして多用され
ている液晶パネルは、その3つの辺に電子部品をボンデ
ィングして組み立てられる。液晶パネルは、一枚づつボ
ンディング装置へ送られて電子部品がボンディングされ
るが、この場合、液晶パネルは正しい姿勢でボンディン
グ装置へ送る必要があり、したがってこの種ボンディン
グ装置には、基板の姿勢を矯正するための姿勢矯正装置
が附設される。
【0003】以下、従来の基板の姿勢矯正装置について
簡単に説明する。図5は、従来の基板の姿勢矯正装置に
おける動作説明図であって、(a),(b)はそれぞれ
矯正前と矯正後の基板を平面視した状態を示している。
図5(a)において、基板1の4方向には当接部材とし
てのピン2a,2b,2c,2dが合計4本設けられて
いる。また基板1の水平方向の姿勢は図示するように崩
れている。本例の基板1は液晶パネルである。
【0004】次に、4本のピン2a〜2dを基板1へ向
って前進させ、基板1を4方向からチャックすることに
より、基板1の水平方向の姿勢を矯正する(図5
(b))。このようにして姿勢が矯正された基板は、ピ
ックアップヘッドなどの移送手段により、ボンディング
装置などの作業装置へ送られ、電子部品のボンディング
作業などが行われる。このような基板の姿勢の矯正は、
液晶パネルに限らず、プラズマパネルやプリント基板な
どの他の基板の場合にも行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法は、4本
のピン2a〜2dを基板1に対して前進させることによ
り、基板1を4方向からチャックしてその姿勢を矯正す
るものであるが、4本のピン2a〜2dのうち、基板1
を挟んで互いに対向する2本のピン2a,2cは第1の
モータで駆動し、また他の2本のピン2b,2dは第2
のモータで駆動することにより、4本のピン2a〜2d
を基板1に対して前進後退させていた。すなわち従来の
基板の姿勢矯正装置では、2個の動力部(モータ)を必
要とし、かつこれらの同期手段も必要としていたため、
全体構造が複雑化し、またコストアップにもなるという
問題点があった。
【0006】そこで本発明は、基板に4方向から当接さ
れる当接部材を1個の動力部で駆動して基板の姿勢の矯
正を行うことができる基板の姿勢矯正装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板の載置部
と、この載置部に載置された基板の4つの辺に4方向か
ら当接する当接部材を備え、これらの当接部材のうち、
基板を挟んで互いに対向する当接部材を互いに反対方向
へ前進後退させる前進後退機構と、基板を4方向からチ
ャックするために前記当接部材を基板へ向って前進させ
るべく前記前進後退機構を駆動する1個の動力部とを設
けた。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明によれば、1個の動力部で
4方向の当接部材を基板の4つの辺に対して同時に前進
させ、基板の姿勢を矯正することができる。
【0009】以下、本発明の一実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明の一実施の形態における
基板の姿勢矯正装置の斜視図、図2は同側断面図、図3
および図4は同平面図である。
【0010】まず、基板の姿勢矯正装置の全体構造を説
明する。図1および図2において、10は基台であり、
その中央には支柱11が立設されている。支柱11上に
は、X方向に長尺の第1のフレーム12aと、Y方向に
長尺の第2のフレーム12bが互いに直交して設けられ
ている。第1のフレーム12aと第2のフレーム12b
は同構造であって、その長手方向の内面には第1のラッ
ク14a,15aと第2のラック14b,15bが対向
して設けられている。第1のラック14a,15aの平
面形状はL字形であって、その屈折部には第1のピン1
6a,17aが立設されている。また第2のラック14
b,15bの平面形状もL字形であって、その屈折部に
は第2のピン16b,17bが立設されている。
【0011】第1のフレーム12aと第2のフレーム1
2bからは舌片18a,18bが延出しており、舌片1
8a,18b上にはピン19a,19bが立設されてい
る。第2のピン16bとピン19aはスプリング20a
で連結されており、スプリング20aは第2のピン16
bを第1のピン16aから離れる方向(X1方向)へ弾
発している。また第2のピン17bとピン19bはスプ
リング20bで連結されており、第2のピン17bは第
1のピン17aから離れる方向(Y1方向)へ弾発され
ている。これらのピン16a〜17bは、基板1の4つ
の辺に当接する当接部材となっている。
【0012】基板1は円板状の載置部21に載置され
る。載置部21は、支柱11の上面に立設されたシャフ
ト22上に設けられている。シャフト22には上段ギヤ
23と下段ギヤ24が軸着されている。上段ギヤ23
は、第1のフレーム12aの内部に設けられた第1のラ
ック14aと第2のラック14bに係合している。また
下段ギヤ24は、第2のフレーム12bの内部に設けら
れた第1のラック15aと第2のラック15bに係合し
ている。各ラック14a〜15bがその長手方向へ移動
し、また上段ギヤ23と下段ギヤ24が回転することに
より、第1のピン16a,17aと第2のピン16b,
17bは互いに逆方向へ同時に前進後退するものであ
り、各ラック14a〜15bと上段ギヤ23、下段ギヤ
24は、各ピン14a〜15bの前進後退機構となって
いる。
【0013】基台10の角部には動力部としてのシリン
ダ30が設置されている。シリンダ30のロッド31の
先端部にはブロック32が結合されている。ブロック3
2の先端部には回転軸33が立設されており、回転軸3
3上には第1のプーリ34が結合されている。第1のプ
ーリ34の側部には第2のプーリ35が設けられてい
る。第1のプーリ34と第2のプーリ35にはワイヤ3
6が調帯されている。図1に示すように、ワイヤ36の
一端部は、第1のラック14aから延出する第1のアー
ム37aに取付けられており、またワイヤ36の他端部
は第1のラック15aから延出する第2のアーム37b
に取付けられている。
【0014】この基板の姿勢矯正装置は上記のように構
成されており、次にその動作を説明する。図3は、基板
1が載置部21に載置された当初の状態を示している。
なお基板1を載置部21に載置する手段の説明は省略す
る。図3に示すように、基板1を載置部21に載置する
ときは、第1のピン16a,17a、第2のピン16
b,17bは外方へ後退している。また図示するよう
に、基板1の姿勢は反時計方向に若干崩れている。この
状態で、第1のピン16aと第2のピン16bは、基板
1をX方向における2方向から挟んだ位置にあり、また
第1のピン17aと第2のピン17bは基板1をY方向
における2方向から挟んだ位置にある。
【0015】さて、基板1が載置部21に載置されたな
らば、図3において、シリンダ30のロッド31をA方
向へ突出させる。すると第1のプーリ34は同方向Aへ
移動する。すると、第1のアーム37aはワイヤ36に
より同方向Aへ引かれ、第1のピン16aは基板1へ向
ってA方向へ前進する。すると、第1のラック14aも
同方向Aへ移動し、上段ギヤ23は回転する。上段ギヤ
23が回転すると、これに係合する第2のラック14b
は反時計方向Bへ移動し、第2のピン16bはスプリン
グ20aのばね力に抗して基板1へ向って前進する。こ
れにより、基板1のX方向の対向する2つの辺は第1の
ピン16aと第2のピン16bでチャックされる(図4
を参照)。
【0016】また図3において、第1のプーリ34が矢
印A方向へ移動すると、第2のアーム37bはワイヤ3
6に引かれて矢印C方向へ移動する。すると第1のラッ
ク15aは同方向Cへ移動し、またこれにより下段ギヤ
24は回転して第2のラック15bは矢印D方向へ移動
する。したがって第2のピン16b,17bも第1のピ
ン16a,17aと同様に基板1の2つの辺へ向って前
進してY方向の2つの辺をチャックする(図4参照)。
【0017】以上のように、シリンダ30のロッド31
が突出すると、すべてのピン16a,17a,16b,
17bは基板1へ向って前進し、基板1を4方向からチ
ャックしてその姿勢を矯正する。次にシリンダ30のロ
ッド31が引き込むと、スプリング20a,20bのば
ね力により第2のラック14b,15bは先程と逆方向
へ移動し、これにより上段ギヤ23と下段ギヤ24も先
程と逆方向に回転する。すると第1のラック14a,1
5aも先程と逆方向へ移動し、すべてのピン16a,1
6b,17a,17bは先程と反対方向へ後退して基板
1のチャック状態を解除する。なお基板1のチャック状
態を解除するときの各部材の移動方向は図4に矢印で示
している。
【0018】以上のようにして水平方向の姿勢が矯正さ
れた基板1は、ピックアップヘッドなどの移送手段(図
示せず)により、ボンディング装置などの作業装置へ送
られる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、基板をチャックする当
接部材を1個の動力部により前進後退させ、基板の姿勢
矯正を行うことができるので、全体構造を簡単化するこ
とができる。また4つの当接部材は同一の動力部に駆動
されて基板に押し当てられるので、基板を4方向から均
等な力で確実にチャックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における基板の姿勢矯正
装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における基板の姿勢矯正
装置の側断面図
【図3】本発明の一実施の形態における基板の姿勢矯正
装置の平面図
【図4】本発明の一実施の形態における基板の姿勢矯正
装置の平面図
【図5】従来の基板の姿勢矯正装置における動作説明図
【符号の説明】
1 基板 12a 第1フレーム 12b 第2フレーム 14a,15a 第1のラック 14b,15b 第2のラック 16a,17a 第1のピン 16b,17b 第2のピン 20a,20b スプリング 21 載置部 23 上段ギヤ 24 下段ギヤ 30 シリンダ 34 第1のプーリ 35 第2のプーリ 36 ワイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の水平方向の姿勢を矯正する基板の姿
    勢矯正装置であって、基板の載置部と、この載置部に載
    置された基板の4つの辺に4方向から当接する当接部材
    と、これらの当接部材のうち、基板を挟んで互いに対向
    する当接部材を互いに反対方向へ前進後退させる前進後
    退機構と、基板を4方向からチャックするために前記当
    接部材を基板へ向って前進させるべく前記前進後退機構
    を駆動する1個の動力部とを設けたことを特徴とする基
    板の姿勢矯正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100756936B1 (ko) * 2006-06-08 2007-09-07 현대자동차주식회사 크래쉬 패드 수납 구조

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