JP4579658B2 - 被実装部材の実装装置及び実装方法 - Google Patents

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Description

この発明はたとえば液晶表示装置に用いられるガラス製のパネルなどの基板に、被実装部材としての電子部品、たとえばTCP(Tape Carrier Package)などを実装する被実装部材の実装装置及び実装方法に関する。
たとえば、液晶表示装置を製造する場合、ガラス製のパネルなどの基板に、被実装部材としてしての電子部品であるTCPを実装するための実装装置が用いられる。TCPは上記基板の4つの辺のうち、少なくとも1つの辺を除く2つ或いは3つの辺に実装されることが多い。
上記実装装置は上記基板が供給載置される実装ステージを有する。この実装ステージは上記基板の平面形状よりも面積の小さな載置面を有し、この載置面に上記基板が供給載置される。その際、上記基板は、上記TCPが実装される周辺部を上記実装ステージの載置面の周縁から外方に突出させて位置決め保持される。
基板を実装ステージに供給載置した後、この基板のTCPを実装する辺に被実装部材であるテープ状の異方性導電部材が貼着される。ついで、この異方性導電部材が貼着された箇所に複数の上記TCPを1つずつ仮圧着した後、仮圧着されたTCPを加熱加圧して上記基板に本圧着するということが行われる。特許文献1にはこのような実装技術が示されている。
特開2002−319601号公報
上述した実装工程においては、タクトタイムを短縮して生産性の向上を図ることが要求されている。タクトタイムの短縮を図るために、従来はたとえば上記基板を実装ステージに搬送供給したり、TCPの実装が終えた基板を実装ステージから搬出するための時間を短縮するということが行われたり、基板への異方性導電部材の供給や仮圧着されるTCPの供給に要する時間を短縮するという改善が行われていた。
しかしながら、基板の搬送時間の短縮や基板への異方性導電部材やTCPの供給時間の短縮には限界があるため、組み立て作業全体のタクトタイムを大きく短縮するということが難しかった。
しかも、基板の複数の辺にTCPを実装する場合には、基板の一辺にTCPを実装したならば、この基板を90度回転させて次の辺にTCPを実装するということをそれぞれの基板に対して繰り返して行わなければならない。そのため、TCPを実装する基板の枚数が多くなればなる程、生産性の低下を招くということがあった。
とくに、基板にTCPを本圧着する場合、異方性導電部材を加圧加熱するために多くの時間が必要となる。しかしながら、異方性導電部材を加圧加熱する時間は異方性導電部材を確実に溶融硬化させなければならないため、短縮することができない。したがって、基板の複数の辺にTCPを実装する場合にはタクトタイムが大幅に増大するということがある。
この発明は、基板の少なくとも1つの辺を除く複数の辺に対して被実装部材を実装する場合、その実装に要するタクトタイムを短縮することができるようにした被実装部材の実装装置及び実装方法を提供することにある。
この発明は、基板の4辺のうち、少なくとも一辺を除く残りの辺に被実装部材を実装する実装装置であって、
水平方向及び回転方向に駆動可能であって、上面に2枚の基板が上記被実装部材が実装されない辺を対向させるとともに残りの辺を全長にわたって上記上面の周縁から外方へ突出させて載置される実装ステージと、
この実装ステージの上面周縁から突出させた上記基板の辺の下面を支持するバックアップツールと、
このバックアップツールによって支持された基板の辺に上記被実装部材を加圧実装する加圧ツールとを具備し、
上記実装ステージを90度ずつ回転させてこの実装ステージの上面周縁から突出した上記基板の上記被実装部材が実装される辺を上記バックアップツールによって順次支持するとともに、上記基板の4つの辺のうちの2つの辺に被実装部材を実装する際に、同一方向に並んで位置する一方の基板の被実装部材が実装される一辺の上記実装ステージの周縁からの突出寸法を、他方の基板の被実装部材が実装されない一辺の突出寸法よりも大きくすることを特徴とする被実装部材の実装装置にある。
この発明は、基板の4辺のうち、少なくとも一辺を除く残りの辺に被実装部材を実装する実装方法であって、
水平方向及び回転方向に駆動可能な実装ステージの上面に2枚の基板を上記被実装部材が実装されない辺を対向させるとともに残りの辺を全長にわたって上記上面の周縁から外方へ突出させて載置する工程と、
この実装ステージの上面周縁の一側から突出した上記基板の一辺の下面をバックアップツールによって支持する工程と、
上記バックアップツールによって支持された基板の辺に上記被実装部材を加圧実装する工程と、
上記実装ステージを90度ずつ回転させることで上記バックアップツールによって支持される上記基板の他の辺に上記被実装部材を順次実装する工程を具備し、
上記基板の4つの辺のうちの2つの辺に被実装部材を実装する際に、同一方向に並んで位置する一方の基板の被実装部材が実装される一辺の上記実装ステージの周縁からの突出寸法を、他方の基板の被実装部材が実装されない一辺の突出寸法よりも大きくすることを特徴とする被実装部材の実装方法にある。
この発明によれば、実装ステージに2枚の基板を供給載置し、この2枚の基板に対して被実装部材の実装を同時に行うため、1枚毎の基板に対して実装を行う場合に比べてタクトタイムの短縮を図ることが可能となる。
以下、この発明の第1の実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。この実施の形態は基板に仮圧着された被実装部材としての電子部品であるTCPを本圧着する場合について説明する。
図1は大きさの異なる2枚のガラス板1a,1bを貼り合わせた基板1に仮圧着された被実装部材である電子部品としてのTCP2を本圧着するための実装装置を示す。この実装装置はテーブルユニット3を備えている。このテーブルユニット3はベース4上に矢印で示すX方向に沿って移動可能に設けられたXテーブル5を有する。このXテーブル5は上記ベース4の一端に設けられたX駆動源6によって駆動されるようになっている。
上記Xテーブル5上にはYテーブル8が上記X方向と直交するY方向に沿って移動可能に設けられている。このYテーブル8は上記Xテーブル5に設けられたY駆動源9によってY方向に沿って駆動されるようになっている。
上記Yテーブル8上にはθ実装ステージとなるθテーブル11が水平面と直交する軸線を中心にして回転可能に設けられている。このθテーブル11は上記Yテーブル8に設けられたθ駆動源12によって回転駆動されるようになっている。すなわち、上記θテーブル11はX、Y及びθ方向に駆動可能となっている。
上記ベース4の一端部にはバックアップツール13が第1のZ駆動源14によって矢印で示すZ方向である上下方向に駆動可能に設けられている。このバックアップツール13の上部には第1のヒータ15が設けられ、バックアップツール13の上部を所定の温度に加熱するようになっている。
上記バックアップツール13の上方には加圧ツール17が第2のZ駆動源18によって矢印で示すZ方向、つまり下端を上記バックアップツール13の上端に接離させる方向に駆動可能に設けられている。この加圧ツール17の下端部には第2のヒータ19が設けられ、加圧ツール17の他端部を所定の温度に加熱するようになっている。
図3(b)に示すように、上記基板1は平面形状が矩形状になっていて、一方の長辺10aを除く3つの辺に上記TCP2が本圧着される。TCP2を基板1に本圧着する前の工程では、まず図3(a)に示すように上記基板1の下のガラス板1aの3つの辺にそれぞれテープ状の異方性導電部材21が図示しない貼着装置によって貼着される。基板1の他方の長辺を10bとし、一対の短辺をそれぞれ10cとする。
ついで、上記基板1の長辺10bと一対の短辺10cとの3つの辺には、図3(b)に示すようにTCP2が供給され、その一端部が上記異方性導電部材21に所定の圧力で加圧されて貼着実装される。つまり、仮圧着される。この実施の形態では、基板1の長辺10bには4つのTCP2が仮圧着され、一対の短辺10cにはそれぞれ3つのTCP2が仮圧着される。
このようにしてTCP2が仮圧着された基板1は、2枚が一組となって上記テーブルユニット3のθテーブル11の載置面となる上面に図示しない搬入アームによって一度に供給される。θテーブル11の上面には、図1及び図2(a)に示すように2枚の基板1が供給されてたとえば真空吸着などの手段によって保持される。
すなわち、2枚の基板1は、TCP2が仮圧着されていない長辺10aを所定間隔で離間させて対向させるとともに、残りの3つの辺、つまり他方の長辺10b及び一対の短辺10cを上記θテーブル11の周縁から外方へ所定寸法突出させて供給保持される。
このようにしてθテーブル11に供給保持された2枚の基板1に仮圧着されたTCP2の本圧着は以下のように行われる。まず、図1と図2(a)に示すように一方の基板1のTCP2が仮圧着された長辺10bをバックアップツール13側に向ける。ついで、この長辺10bに設けられた位置合わせマークを2つのカメラ(ともに図示せず)によって撮像し、その撮像信号に基いて上記長辺10bがバックアップツール13の上端面の上方に位置するよう上記X、Yテーブル5,8を駆動する。
ついで、上記第1のZ駆動源14によってバックアップツール13を上昇方向に駆動し、このバックアップツール13の上端面によって上記基板1の長辺10bの下面を支持する。
バックアップツール13によって基板1の長辺10bが支持されると、加圧ツール17が第2のZ駆動源18によって下降方向に駆動される。それによって、基板1の長辺10bに仮圧着された4つのTCP2の一端部を図1に示すようにフッ素樹脂などで作られた保護テープ22を介して上記加圧ツール17によって所定時間加圧加熱する。その結果、TCP2を基板1に仮圧着した異方性導電部材21が溶融硬化するから、これら4つのTCP2が基板1に一括して本圧着されることになる。
このようにして一方の基板1の長辺10bのTCP2を本圧着したならば、加圧ツール17が上昇し、バックアップツール13が下降した後、θテーブル11がθ駆動源12によって図2(a)に矢印θ1で示す反時計方向に90度回転駆動される。それによって、図2(b)に示すように、θテーブル11の一辺から突出した2枚の基板1のそれぞれの一方の短辺10cがバックアップツール13側を向き、これらの短辺10cに設けられた図示しない位置合わせマークが同じく図示しないカメラによって撮像される。
ついで、図2(b)に示すように、2枚の基板1のそれぞれの一方の短辺10cがバックアップツール13の上方になるよう、X、Yテーブル5,8が上記カメラからの撮像結果に基いて駆動された後、上記バックアップツール13が上昇方向に駆動されて2枚の基板1の短辺10cの下面を支持する。
2枚の基板1のそれぞれの短辺10cがバックアップツール13によって支持されたならば、加圧ツール17が下降し、一対の短辺10cに仮圧着された複数のTCP2が一括して加圧加熱されて本圧着される。
2枚の基板1の一対の短辺10cにTCP2が本圧着されたならば、加圧ツール17が上昇し、バックアップツール13が下降してθテーブル11が図2(b)に矢印θ2で示す反時計方向に90度回転駆動され、他方の基板1のTCP2が仮圧着された他方の長辺10bをバックアップ13側に位置させる。ついで、その基板1の長辺10bに設けられた位置合わせマークがカメラ(ともに図示せず)によって撮像された後、カメラからの撮像結果に基いて上記長辺10bがバックアップ13の上方に位置決めされる。
上記長辺10bがバックアップ13の上方に位置決めされると、バックアップ13が上昇して長辺10bの下面を支持し、ついで加圧ツール17が下降する。それによって、上記長辺10bに仮圧着された複数のTCP2が一括して加圧加熱されて本圧着される。以上で、2枚の基板1のそれぞれの長辺10bと、一対の短辺10cとに仮圧着されたTCP2が本圧着されることになる。
つぎに、θテーブル11を反時計方向にさらに90度回転させる。そして、一対の基板1の他方の一対の短辺10cをバックアップツール13側に向け、これらの短辺10cに設けられた図示しない位置合わせマークを、同じく図示しないカメラによって撮像する。
2枚の基板1はカメラの撮像結果に基いて一対の短辺10cがバックアップツール13上になるよう位置決めされ、バックアップツール13が上昇し、加圧ツール17が下降することで、これら2枚の基板1の他方の短辺10cに仮圧着された複数のTCP2が本圧着される。
2枚の基板1のそれぞれの他方の長辺10bと一対の短辺10cとの3つの辺にTCP2が本圧着されると、これら2枚の基板1は図示しない搬出アームによって一度に吸着保持されてθテーブル11から搬出されて次工程に受け渡される。
このように、他方の長辺10bと一対の短辺10cの3つの辺にそれぞれ複数のTCP2が仮圧着された2枚の基板1を、θテーブル11に対してTCP2が仮圧着されていない長辺10aを互いに対向させるとともに、TCP2が仮圧着された長辺10b及び一対の短辺10cをそれぞれθテーブル11の周縁から外方へ突出させるようにして供給載置するようにした。
そのため、基板1をθテーブル11に対して供給や搬出するために要するタクトタイムは、2枚の基板1を一度に供給及び搬出することで、1枚ずつ行う従来に比べて半分にすることができる。しかも、3つの辺に仮圧着されたTCP2を本圧着する際、2枚の基板1を同時に回転させるため、1枚ずつ回転させる場合に比べてθテーブル11を回転させるのに要するタクトタイムも半分にすることができる。
さらに、2枚の基板2のそれぞれ他方の長辺10bと一対の短辺10cの3つの辺に仮圧着されたTCP2を本圧着する場合、1枚ずつの基板1に対して本圧着すると、2枚の基板1では6回の本圧着工程が必要となる。
しかしながら、この実施の形態では、θテーブル11に2枚の基板1を供給載置し、これら2枚の基板1の同一方向に位置する一対の短辺10cに仮圧着されたTCP2に対しては一度の工程で本圧着をするようにした。そのため、従来では2枚の基板1の3つの辺に仮圧着されたTCP2を本圧着するには6回の本圧着工程が必要であったが、この実施の形態では4回ですむから、本圧着工程に要するタクトタイムを従来の3分の2に短縮することができる。
したがって、これらのことにより、仮圧着されたTCP2を本圧着するために必要とするタクトタイムを大幅に短縮することが可能となるから、生産性の大幅な向上を図ることができる。
図4(a),(b)はこの発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は基板1の4つの辺のうち、1つの長辺10bと1つの短辺10cとの2つの辺に仮圧着されたTCP2を本圧着する場合である。
まず、2枚の基板1を図4(a)に示すようにθテーブル11上に供給して保持する。つまり、2枚の基板1のTCP2が仮圧着された1つの長辺10bを所定間隔で離間対向させるとともに、θテーブル11の図中Xで示す所定方向に位置する一辺側と他辺側とに位置させる。
また、一方の基板1のTCP2が仮圧着された一方の短辺10cを、上記所定方向と直交する一対の辺の一方側に位置させ、他方の基板1のTCP2が仮圧着された一方の短辺10cを、上記所定方向と直交する一対の辺の他方側に位置させる。さらに、θテーブル11の上記X方向と交差する方向に位置する2枚の基板1のそれぞれの短辺10cを同図にδで示す距離だけ位置をずらす。つまり、一対の基板1は図4(a)に示すθテーブル11の中心点Bを中心として点対象に配置されている。
このようにして、θテーブル11に2枚の基板1を供給載置したならば、まず、図4(a)に示すように一方の基板1の長辺10bに仮圧着された4つのTCP2をバックアップツール13上に位置決めし、これらTCP2を一括して本圧着する。
ついで、θテーブル11を矢印θ1で示す反時計方向に90度回転させ、図4(b)に示すように基板1の短辺10cをバックアップツール13側に向け、寸法δだけ突出した一方の基板1のTCP2が仮圧着された短辺10cを上記バックアップツール13によって支持する。そして、この短辺10cに仮圧着された3つのTCP2を加圧ツール17によって一括して加圧加熱して本圧着する。
一方の基板1の短辺10cと他方の基板1の短辺10cとが寸法δでずれている。そのため、バックアップツール13によってTCP2が仮圧着された一方の基板1の短辺10cを支持する際、他方の基板1のTCP2が仮圧着されていない短辺10cをバックアップツール13の上面に載らないようにすることができる。
したがって、一方の基板1の短辺10cに仮圧着されたTCP2を本圧着する際、他方の基板1の短辺10cがバックアップツール13や加圧ツール17に干渉することがないから、他方の基板1の短辺10cを損傷させたり、傷付けるなどのことを防止することができる。
このようにして一方の基板1の短辺10cのTCP2を本圧着したならば、θテーブル11を図4(b)に矢印θ2で示すように反時計方向に90度回転させ、他方の基板1の長辺10bをバックアップツール13側に向ける。そして、その長辺10bをバックアップツール13上に位置決めし、そこに仮圧着された4つのTCP2を加圧ツール17によって一括して本圧着する。
ついで、θテーブル11をさらに反時計方向に90度回転させ、一対の基板1の短辺10cをバックアップツール13側に向け、そのうちの寸法δで突出した他方の基板1の短辺10cをバックアップツール13上に位置決めする。位置決め後、加圧ツール17を下降させ、その短辺10cに仮圧着された3つのTCP2を一括して本圧着する。
このときも、TCP2を本圧着する他方の基板1の短辺10が一方の基板1の他辺10cよりも突出し、δ寸法位置をずらしているから、TCP2が仮圧着されていない一方の基板1の短辺10cがバックアップツール13や加圧ツール17に干渉するのを防止することができる。
このように、2枚の基板1の1つの長辺10bと1つの短辺10cとの2つの辺にTCP2を仮圧着する際、第1の実施の形態と同様、θテーブル11に2枚の基板1を一度に供給載置することで、基板1を供給したり、搬出したり、さらには回転させるために要するタクトタイムを1枚ずつ行う場合に比べて約半分にすることができる。
なお、各基板1の1つの長辺10bと1つの短辺10cとの、合計で4つの辺に対してTCP2を本圧着するために必要とする本圧着工程は従来と同じ4回となるから、本圧着工程に要するタクトタイムは同じである。
すなわち、基板1の2つの辺にTCP2を本圧着する場合は、本圧着工程は従来と同じ4回必要となるから、その工程は短縮することができないが、他の作業を行うために必要なタクトタイム、たとえば基板1の供給や搬出或いはθテーブル11の回転などは1枚ずつ行う場合に比べて約半分とすることができるから、その分、タクトタイムの短縮を図ることができる。
しかも、2枚の基板1の同一方向に位置する一対の短辺10cを前後方向にδ寸法だけ位置をずらすようにした。そのため、2枚の基板1のどちらか一方の短辺10cにTCP2を本圧着する際、他方の基板1の短辺10cがバックアップツール13や加圧ツール17に干渉して損傷したり、傷付くのを防止することができる。
上記各実施の形態では基板に被実装部材として電子部品であるTCPを本圧着する場合について説明したが、異方性導電部材を貼着する場合やTCPを仮圧着する場合などであってもこの発明を適用すれば、タクトタイムを短縮することができる。つまり、被実装部材はTCPや他の電子部品に限られず、異方性導電部材の場合であってもよい。
この発明の第1の実施の形態の実装装置の概略的構成を示す側面図。 2枚の基板の3つの辺にTCPを本圧着する手順を示す説明図。 基板に異方性導電部材を貼着してからTCPを仮圧着する手順を示す説明図。 この発明の第2の実施の形態を示す2枚の基板の2つの辺にTCPを本圧着する手順を示す説明図。
符号の説明
1…基板、2…TCP(被実装部材)3…テーブルユニット、11…θテーブル(実装ステージ)、13…バックアップツール、17…加圧ツール、21…異方性導電部材。

Claims (2)

  1. 基板の4辺のうち、少なくとも一辺を除く残りの辺に被実装部材を実装する実装装置であって、
    水平方向及び回転方向に駆動可能であって、上面に2枚の基板が上記被実装部材が実装されない辺を対向させるとともに残りの辺を全長にわたって上記上面の周縁から外方へ突出させて載置される実装ステージと、
    この実装ステージの上面周縁から突出させた上記基板の辺の下面を支持するバックアップツールと、
    このバックアップツールによって支持された基板の辺に上記被実装部材を加圧実装する加圧ツールとを具備し、
    上記実装ステージを90度ずつ回転させてこの実装ステージの上面周縁から突出した上記基板の上記被実装部材が実装される辺を上記バックアップツールによって順次支持するとともに、上記基板の4つの辺のうちの2つの辺に被実装部材を実装する際に、同一方向に並んで位置する一方の基板の被実装部材が実装される一辺の上記実装ステージの周縁からの突出寸法を、他方の基板の被実装部材が実装されない一辺の突出寸法よりも大きくすることを特徴とする被実装部材の実装装置。
  2. 基板の4辺のうち、少なくとも一辺を除く残りの辺に被実装部材を実装する実装方法であって、
    水平方向及び回転方向に駆動可能な実装ステージの上面に2枚の基板を上記被実装部材が実装されない辺を対向させるとともに残りの辺を全長にわたって上記上面の周縁から外方へ突出させて載置する工程と、
    この実装ステージの上面周縁の一側から突出した上記基板の一辺の下面をバックアップツールによって支持する工程と、
    上記バックアップツールによって支持された基板の辺に上記被実装部材を加圧実装する工程と、
    上記実装ステージを90度ずつ回転させることで上記バックアップツールによって支持される上記基板の他の辺に上記被実装部材を順次実装する工程を具備し、
    上記基板の4つの辺のうちの2つの辺に被実装部材を実装する際に、同一方向に並んで位置する一方の基板の被実装部材が実装される一辺の上記実装ステージの周縁からの突出寸法を、他方の基板の被実装部材が実装されない一辺の突出寸法よりも大きくすることを特徴とする被実装部材の実装方法。
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