JPH03111134A - 位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、例えば１を導体装置の如き部品類の位置決め
装置に関するものである。

［従来の技術］ 例えば、トレイに入れられた半導体装置をプリント配線
基板に実装する場合は、トレイの中の半導体装置をトラ
ンスポータにより位置決め装置まで搬送し２、こ・で位
置決めしたのち再びトランスポータでプリント配線基板
の所定の位置まで搬送してそのま・の状態で降し、半導
体装置の各アウターリードをプリント配線基板に設けた
端子とそれぞれ整合させ、はんた付は等を行なう。

この場合、゛１′−導体装置をプリント配線基板上に降
したときは、そのままの状態でアラターリ−ドと端子と
か整合し、手直しすることなく直ちにはんた付は等を行
なえることが望ましい。

第５図は従来の位置決め装置の一例を示す説明図である
。図において、２１は固定部材、２２は摺動部材で、対
向する位置には例えば直角二等辺五角形の切除部２３．
２４がそれぞれ設けられており、摺動部材２２を矢印方
向に移動させて固定部［２１に当接させると、正四角形
の空間が形成される。

上記のような装置で部品２０の位置決めを行なうには、
摺動部材２２を後退させて両部材２１．２２の間に部品
を降し、摺動部材２２を前進させる。これにより、部品
２０は固定部材２１の切除部２３内に押し込まれ、部品
２０の２辺が固定部材２１の２辺に当接１７て位置決め
される。

第６図は従来の位置決め装置の他の例を示すもので、ブ
ロック状の部材２４の上面には位置決めする部品２０の
形状及び大きさに整合する凹部２６が設けられており、
トランスポータによって運ばれた部品２０はこの凹部２
６に入れられ、位置決めされる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の位置決め装置は、位置決めする部品
の大きさや形状が変るとその都度治具を交換しなければ
ならないので汎用性がなく、そのため作業が面倒である
ばかりでなく、多数の治具を準備しなければならないの
でその製作や管理のための費用が増大する。

また、第５図の例では固定部材と摺動部材との間に部品
を挾んで位置決めするので、部品が変形するおそれがあ
り、特に多数のアウターリードを有する半導体装置を位
置決めする場合は、この問題は大きな障害になっている
。

さらに、上記のような装置によっても正確に位置決めで
きない場合は、画像認識装置を使用して位置決めをしな
ければならないので、作業が面倒であるばかりでなく、
多額の設備費が必要である。。

本発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、簡
単な構造で大きさや形状の異なる各種の部品を容易かつ
正確に位置決めすることができ、しかも部品が変形する
おそれのない位置決め装置を得ることを目的としたもの
である。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る位置決め装置は、位置決めする部品の少な
くとも２辺が当接する度当り部を有し、度当り部の近傍
において基板に軸止された滑り板と、この滑り板を軸を
中心に回動させて所定の角度に保持する駆動機構と、滑
り板に振動を与える振動発生機構とからなるものである
。

［作用］ 駆動機構により滑り板を回動させ、傾斜した状態で停止
させる。ついで滑り板の上に部品を載置し、振動発生機
構を作動させて滑り板を振動させる。これにより部品は
滑り板上を滑り降り、その２辺が度当り部に当って停止
し、位置決めされる。

位置決めが終ると振動を停止し、滑り板を元の位置に戻
す。

［実施例］ 第１図は本発明の実施例を模式的に示した正面図、第２
図はその平面図である。両図において、１は基台、２は
基台１上に立設した支柱３上に固定された基板、４は基
板２の隅部に固定された支持部材である。５は平面Ｙ字
状の位置決め部材で、脚部６は支持部材４に軸９を介し
て回動可能に支持されており、例えば４５“に開かれた
腕部７，８には滑り板１０の隅部が固定され、滑り板１
０の上面と腕部７，８の内縁部との間には度当り部７ａ
、　８ａが形成されている。１１は滑り板１０の隅部に
設けられた真空孔で、真空源（図示せず）に接続されて
いる。

１２は滑り板ｌＯと支柱３（又は基板２）との間に介装
されたばねで、滑り板１０に軸９を中心に常時矢印ａ方
向の回転力を与えている。１３は基台１上に取付けられ
た油圧シリンダ（又はエアーシリンダ）、１５は基台１
上に取付けられたエアバイブレークで、その振動子１６
は基板２に連結されている。

次に、第３図、第４図を参照して本発明の詳細な説明す
る。先ず、トランスポータ１７によりｌ・レイの中にあ
る部品２０を位置決め装置の滑り板１０の上まで搬送す
る。同時に油圧シリンダ１３を作動させてアクチュエー
タ１４を上昇させ、滑り板ＩＯを軸９を中心に回動させ
て傾斜（実施例では約３０°）した状態で停止させ、滑
り板１０の上に部品２０を降す。

ついで、エアバイブレータ１５を作動させて基板２、し
たがってこれに連結された滑り板１０を第４図に示すよ
うに振動させる。これにより部品２０は滑り板１０上を
矢印方向に滑って移動し、部品２０の２辺が位置決め部
材５の腕部７，８の度当り部７ａ、８ａに当接して停止
し、位置決めされる。

位置決めが終ると、エアバイブレーク１５を停止すると
共に、真空孔１１によって部品２０を吸引してその位置
に固定し、油圧シリンダ１３のアクチュエタ】４を下降
させて滑り板１０を元の位置に戻す。

そして、トランスポータ１７で部品２０を例えばプリン
ト配線基板の上まで搬送し、所定の位置に降す。

この４）−き、部品２０は「「確に位置決めされている
ので、部品２０か例えば崖導体装置の場合は、アウタリ
＝Ｉ・かプリント配線基板の端子とほぼ整合しているの
で（粘度±５０四以内）、大きな修ｉ［−を行なうこと
なくはんた付は活を実施することができる。

なお、滑り板ｌＯの表面を研磨する場合は、第４図の矢
印方向、即ち部品２０が滑り易い方向に研磨する。また
、本装置をＸ−Ｙテーブル又は回転テブル■−に載置Ｌ
、装置自体の位置を調整しうるようにＩ、でもよい。

以り本発明の実施例について説明したが、各部の構造、
滑り板の振動機構等はこれに限定するものではなく、適
宜変更することができる。

［発明の効果］ 上記の説明から明らかなように、本発明は度当り部をｆ
了する滑り板を所定の角度に保持して部品を載置し、滑
り板を振動させて部品を滑らせ、少なくともその２辺を
度当り部に当接させて位置決めするように１．たので、
構造が簡単であるにも拘らず高精度に位置決めすること
ができる。

また、部品の大きさや形状に関係なく広範囲に使用でき
るので汎用性かあり、その上部品か変形するおそれが全
くない等、実施による効果大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例を模式的に示［７た正面図、第２
図はその平面図、第３図及び第４図は本発明実施例の作
用説明図、第５図（ａ）　、（ｂ）及び第６図（ａ、）
、（ｂ）はそれぞれ従来の位置決め装置の一例を示す説
明図である。。 １・基台、２．基板、３　支柱、４　支持部材、５・位
置決め部材、７ａ、８ａ：度当り部、９　軸、１０：滑
り板、１２　　ばね、１３　　油圧シリンダ、１５：エ
アバイブレータ、Ｉ７−トランスボータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 位置決めする部品の少なくとも２辺が当接する度当り部
   を有し、該度当り部の近傍において基板に軸止された滑
   り板と、 該滑り板を前記軸を中心に回動させて所定の角度に保持
   する駆動機構と、 前記滑り板に振動を与える振動発生機構とを備えてなる
   位置決め装置。