JPH1043758A - 透析用水製造装置の浄化法 - Google Patents

透析用水製造装置の浄化法

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JPH1043758A JP8205751A JP20575196A JPH1043758A JP H1043758 A JPH1043758 A JP H1043758A JP 8205751 A JP8205751 A JP 8205751A JP 20575196 A JP20575196 A JP 20575196A JP H1043758 A JPH1043758 A JP H1043758A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工腎臓透析などの血液透析に使用する高純
度の水を製造する透析用水製造装置を清浄に保持するた
めの浄化法を提供する。 【解決手段】 透析用水製造装置1の精製水の処理水タ
ンク8の精製水を送水ポンプ10を起動してバイパス管
P5内を逆流させ、バイパス管P5内の滞留水水を精製
水と共に加圧ポンプ6、ROモジュール7を経て排水管
P6及びP8を通じて排出する。また、処理水タンク8
内に消毒液又は洗浄液を投入し、これを送水ポンプ10
を起動してバイパス管P5に逆流させて加圧ポンプ6、
ROモジュール7、処理水タンク8を経て透析液供給装
置11の直前の送水機器配管内を浄化する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、人工透析などに
欠かすことができない高純度の水を製造する透析用水製
造装置の浄化法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】人工腎臓透析などの血液透析においては
大量に透析液が使用され、これに伴って透析液の原液を
高純度の水で希釈して調整することが行われている。こ
の透析用に使われる水は、カルシウムイオン、鉄イオン
などの陽イオン物質や硫酸イオンや硝酸イオンなどの陰
イオン物質、さらには各種のコロイドや細菌類を含まな
いことが要求されている。 【0003】このため、従来の透析用の水の製造は、多
くは水道水から取水した透析用の原水を図2で例示する
透析用水製造装置51によって高純度の透析用水を製造
している。すなわち、透析用の原水は、原水送水ポンプ
52によって原水中に含まれるスケールの原因となるC
a,Mgなどの硬度成分を除去するための硬水軟化装置
(以下、単に「軟化装置」という。)54と、残留塩素
を除去するためのカーボンフィルター55とからなる前
処理装置53に順次送水されて前処理される。 【0004】ついで、この前処理で得られた前処理水
は、加圧ポンプ56で加圧されて逆浸透膜で構成した逆
浸透モジュール(以下、単に「ROモジュール」とい
う。)57中に通されて微細な不純物までを濾過し、濾
過によって得た精製水は処理水タンク58に貯留され、
該処理水タンク58内で紫外線殺菌灯59の照射などに
よって殺菌して透析用水をとし、得られた透析用水は送
水ポンプ60で透析液供給装置61に供給して透析用と
して使用される。 【0005】この透析用水製造装置51の加圧ポンプ5
6の前と送水ポンプ60の後との間には、加圧ポンプ5
6や送水ポンプ60等に異常があって造水運転が不能と
なった場合、前記軟化装置54とカーボンフィルター5
5による前処理装置53によって得られた前処理水を前
記透析液供給装置61に一時的にバイパスして供給する
ためのバイパス管p1が並列して設けられているが、こ
のバイパス管p1は通常の造水運転では使用されていな
い。 【0006】この透析用水製造装置51には、汚れの最
もひどく目詰まりの可能性の高いROモジュール57に
生じた汚れを消毒、洗浄する目的で消毒洗浄専用のタン
ク62を付属させている。しかして、このタンク62に
消毒液又は洗浄液を投入し、消毒液又は洗浄液を管p3
で抜き出して加圧ポンプ56によってROモジュール5
7に送り込み、ROモジュール57内を消毒又は洗浄す
る。消毒又は洗浄した後の液は、送水管P2に設けた分
岐管p4と、ROモジュール57に設けたバイパス管p
5から分岐した分岐管p6によって前記タンク62に戻
している。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】かゝる公知の透析用水
製造装置51における洗浄方法は、前記消毒洗浄専用の
タンク62を必須とし、その洗浄は実質的にROモジュ
ール57内の消毒洗浄とその前後の送水管の一部のみに
留まっているにすぎない。また、前記バイパス管p1や
前処理装置53以降のROモジュール57を含めた機器
配管類の全体を消毒洗浄するものではない。 【0008】したがって、この洗浄法は前記バイパス管
p1や前処理装置53以降のROモジュール57を含め
た機器配管類の全体の浄化には不充分なもので、この不
充分な浄化に起因して透析用水が汚染される懸念が十分
にありうる。たとえば、前記バイパス管p1は、通常は
使用されていないため管内に滞留した水には細菌類が繁
殖し易く、このバイパス管p1は主たる送水管とつなが
っているので、細菌類がきれいな水であるはずの送水管
の系統内に入り、バイパス管p1を使用する場合には細
菌の混入した水が送水されることになる。 【0009】この発明はかゝる現状に鑑み、前記バイパ
ス管の滞留水の適宜排出又は/及びバイパス管、ROモ
ジュール、処理水タンクおよび送水ポンプとそれ以降の
透析用水供給装置の直前までの送水管の系統の消毒洗浄
とを能率よく行って透析用水製造装置の浄化を図らんと
するものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載の発明は、透析用原水の
前処理水を加圧ポンプによって逆浸透モジュールに通し
て精製し、得た精製水を処理水タンクに貯留して送水ポ
ンプで透析用水の使用側に向けて供給する透析用水製造
装置において、前記加圧ポンプの入口側から前記送水ポ
ンプ後の透析用水の使用側に至る間の送水系統に並列し
て設けたバイパス管内に、処理水タンク内の精製水を送
水ポンプによって逆流させることによって、該精製水と
共にバイパス管内の滞留水を加圧ポンプ、逆浸透モジュ
ールを通して逆浸透モジュールの出口送水管から分岐し
た排水管を通じて系外に排出することを特徴とする透析
用水製造装置の浄化法である。 【0011】また、請求項2に記載の発明は、透析用原
水の前処理水を加圧ポンプによって逆浸透モジュールに
通して精製し、得た精製水を処理水タンクに貯留して送
水ポンプで透析用水の使用側に向けて供給する透析用水
製造装置において、前記加圧ポンプの入口側から前記送
水ポンプ後の透析用水の使用側に至る間の送水系統に並
列して設けたバイパス管内に、処理水タンク内に投入し
た消毒液又は洗浄液を前記送水ポンプによって逆流させ
ることによって、前記加圧ポンプ、逆浸透モジュール及
び処理水タンクを経て前記透析用水の使用側に至る送水
経路を消毒液又は洗浄液で満たし、所定時間放置の後、
消毒液又は洗浄液を系外に排出して経路内を浄化するこ
とを特徴とする透析用水製造装置の浄化法である。 【0012】さらに、請求項3に記載の発明は、透析用
原水の前処理水を加圧ポンプによって逆浸透モジュール
に通して精製し、得た精製水を処理水タンクに貯留して
送水ポンプで透析用水の使用側に向けて供給する透析用
水製造装置の浄化に際し、 (1)前記加圧ポンプの入口側から前記送水ポンプ後の
透析用水の使用側に至る間の送水系統に並列して設けた
バイパス管内に、処理水タンク内の精製水を送水ポンプ
によって逆流させて該精製水を加圧ポンプ、逆浸透モジ
ュールを通して逆浸透モジュールの出口送水管から分岐
した排水管を通じて系外に排出することによりバイパス
管内の滞留水を適宜に排出する手段。 (2)処理水タンク内に消毒液又は洗浄液を投入し、該
消毒液又は洗浄液を前記送水ポンプによってバイパス管
内に逆流させて前記加圧ポンプ、逆浸透モジュール及び
処理水タンクを経て前記透析用水の使用側に至る送水経
路を消毒液又は洗浄液で満たして所定時間放置の後、消
毒液又は洗浄液を系外に排出して該経路内を浄化する手
段。を実施することを特徴とする透析用水製造装置の浄
化法である。 【0013】 【発明の実施の形態】この発明における透析用水製造装
置における浄化は、透析用水製造装置を構成するバイパ
ス管内に滞留水を通常とは逆の方向に水を流すことによ
って、ROモジュールを経由して系外に排出する手段
と、ROモジュールの水に洗浄剤又は消毒液を添加し、
バイパス管、ROモジュール、処理水タンク及び送水管
を洗浄又は消毒する手段からなるもので、前記の手段を
併せて実施してもよい。その際、バイパス管内の滞留水
の排出と、消毒液又は洗浄液による前記バイパス管を含
めた前処理装置以降の送水系統の消毒又は洗浄は、これ
らをいずれも造水運転時以外の所定の時期に実施するこ
とが望ましい。特に、バイパス管内の滞留水の排出は、
ある時間ごとに定期的に実施してバイパス管内に滞留水
のない状態を保持することが望ましい。 【0014】 【作用】この発明の透析用水製造装置の浄化法は、透析
用原水の前処理水を一時的に透析用水の使用側に向けて
直接供給するバイパス管の滞留水を精製水を使用して系
外に排出することによって、バイパス管内の水を常に清
浄に保持することができる。また、処理水タンク内に消
毒液又は洗浄液を投入し、該消毒液又は洗浄液を透析用
原水の前処理水を一時的に透析用水の使用側に向けて直
接供給するバイパス管内に逆流させて加圧ポンプ、RO
モジュールおよび処理水タンクを経て前記透析用水の使
用側に至る送水経路を消毒液又は洗浄液で消毒又は洗浄
することによって透析用水製造装置の送水系統の機器、
配管系を簡単かつ容易に浄化し、常に清浄に保持するこ
とができる。 【0015】 【実施例】以下、この発明の透析用水製造装置の浄化法
の実施例を添付の図面に基づいて具体的に説明する。こ
の発明が適用される透析用水製造装置1は、図1に示す
ように透析用の原水を前処理するための原水送水ポンプ
2と送水された原水中の硬質成分を除去するための軟化
装置4及びカーボンフィルター5とからなる前処理装置
3と、得られた前処理水を加圧して送水する加圧ポンプ
6と、該加圧ポンプ6で加圧した前処理水を濾過精製す
るROモジュール7と、該ROモジュール7によって得
られた精製水を貯留して紫外線殺菌灯9の照射によって
殺菌する処理水タンク8及び処理水タンク8内の精製水
を透析液供給装置11に向けて送水する送水ポンプ10
とから構成されている。 【0016】また、この透析用水製造装置1には前記加
圧ポンプ6の入口側の配管P1と、送水ポンプ10の出
口側の配管P4との間に、前記の前処理装置3で得た前
処理水を一時的に透析液供給装置11に向けて直接供給
することのできるバイパス管P5が設けられている。 【0017】かゝる透析用水製造装置において、通常の
造水運転は、バイパス管P5に設けたバルブV2を閉止
し、加圧ポンプ6の入口側に設けたバルブV1を開放し
て加圧ポンプ6を稼働させて、前処理水をROモジュー
ル7内に送水して超精密濾過によって精製し、得られた
精製水を管P2を介して処理水タンク8内に送って紫外
線殺菌灯9の照射で殺菌して貯留している。この精製水
は、必要に応じて送水ポンプ10によって透析液供給装
置11に向けて送り出される。 【0018】このような正常運転が、たとえば、加圧ポ
ンプ6又は送水ポンプ10等に異常事態が発生して造水
運転が不能となった場合には、加圧ポンプ10の入口側
のバルブV1を閉じると共に、前記バイパス管P5のバ
ルブV2を開き、原水送水パイプ2によって前処理水を
バイパス管P5を通じて直接透析液供給装置11に向け
て供給することができる。したがって、図1に示す透析
用水製造装置1は、図2で示した従来の透析用水製造装
置51において前記消毒洗浄専用のタンク62を付属さ
せていないこと以外には構造に実質的な差異はない。ま
た、実際の造水運転やバイパス管P5による前処理水の
一時的な供給も従来の装置による使用方法と実質的な差
異はない。 【0019】このような構成の透析用水製造装置1にお
いて、その浄化法は、バイパス管P5内の滞留する水の
排出と、前処理装置3以降の機器配管類の消毒と洗浄と
に分けられる。 【0020】前者におけるバイパス管P5内の滞留水の
排出は、処理水タンク8内に貯留された精製水によって
滞留水を排出する。すなわち、加圧ポンプ6の入口側の
管P1のバルブV1とバイパス管P5に設けたバルブV
2を開放し、透析液供給装置11の入口側の三方バルブ
V3を閉じて水が透析液供給装置11に供給されないよ
うに閉止する。ついで、送水ポンプ10を作動させて処
理水タンク8内の精製水をバイパス管P5内に逆流さ
せ、加圧ポンプ6、ROモジュール7を経由して管P
6、バルブV5、管P7を経て滞留水を系外に排出する
と同時に、ROモジュール7後の送水管P2の途中から
分岐させた管P8、バルブV6を経て系外に排出してバ
イパス管P5内を清浄にするものである。 【0021】この操作は、透析用水を透析液供給装置1
1に供給しない正常運転を停止した時期を見計らって、
好ましくは一定時間ごとに実施してバイパス管P5内の
滞留水を定期的に排出し、滞留水によるバイパス管P5
内の細菌類の繁殖を極力抑制することができる。 【0022】後者の前処理装置3以降の機器配管類の消
毒と洗浄は、以下のとおりに実施される。まず、精製水
の処理水タンク8内に消毒液又は洗浄液を投入したの
ち、バイパス管P5のバルブV2を開放し、かつ透析液
供給装置11の入口側の三方バルブV3を操作して水が
透析液供給装置11に供給されないように閉止する。つ
いで、送水ポンプ10を作動させて処理水タンク8内の
消毒液又は洗浄液をバイパス管P5内に逆流させ、加圧
ポンプ6、ROモジュール7を経由して消毒液又は洗浄
液を管P2内に流して処理水タンク8内に戻すと共に、
透析用水供給装置11の入口側の三方バルブV3を排水
管P10側に開放する。かゝる操作によって、前処理装
置3以降、透析液供給装置11の入口までの送水経路内
は前記消毒液又は洗浄液で満たされるので、前記三方バ
ルブV3を閉じた状態で所定の時間放置する。 【0023】所定の時間が経過したのち、各装置に付随
する排水管P7,P8,P9及びP10の各バルブV
5,V6,V7及びV3を開放して内部の消毒液又は洗
浄液を系外に排出する。その後、各バルブを造水運転状
態にしたのち、加圧ポンプ6を運転し、各配管及び処理
水タンクを精製水で洗浄して元の状態に復帰させた後、
通常の造水運転の状態に復帰させる。 【0024】 【発明の効果】この発明の透析用水製造装置の浄化法
は、前処理水を一時的に透析用水の使用側に向けて直接
供給するためのバイパス管内の滞留水を、精製処理され
た精製水を前記バイパス管内に逆流させてROモジュー
ル後の排水管を通じて系外に排出することによってバイ
パス管内を常に清潔な状態を保持することができる。 【0025】また、透析用水製造装置の処理水タンクに
消毒液又は洗浄液を投入し、これを前記バイパス管内に
逆流させて当該バイパス管、加圧ポンプ、ROモジュー
ル、処理水タンク及び送水ポンプを含めた送水系統を隈
なく浄化することによって、透析用水製造装置専用の消
毒洗浄タンクを不要とし、前処理装置以降の機器配管類
の消毒と洗浄による送水系統の機器配管類全体を簡単な
操作によって隈なく浄化することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に適用する透析用水製造装置の系統図
である。 【図2】従来の透析用水製造装置の系統図である。 【符号の説明】 1 透析用水製造装置 6 加圧ポンプ 7 逆浸透モジュール(ROモジュール) 8 処理水タンク 10 送水ポンプ P5 バイパス管 P6,P8 排水管

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求請1】 透析用原水の前処理水を加圧ポンプによ
    って逆浸透モジュールに通して精製し、得た精製水を処
    理水タンクに貯留して送水ポンプで透析用水の使用側に
    向けて供給する透析用水製造装置において、前記加圧ポ
    ンプの入口側から前記送水ポンプ後の透析用水の使用側
    に至る間の送水系統に並列して設けたバイパス管内に、
    処理水タンク内の精製水を送水ポンプによって逆流させ
    ることによって、該精製水と共にバイパス管内の滞留水
    を加圧ポンプ、逆浸透モジュールを通して逆浸透モジュ
    ールの出口送水管から分岐した排水管を通じて系外に排
    出することを特徴とする透析用水製造装置の浄化法。 【請求請2】 透析用原水の前処理水を加圧ポンプによ
    って逆浸透モジュールに通して精製し、得た精製水を処
    理水タンクに貯留して送水ポンプで透析用水の使用側に
    向けて供給する透析用水製造装置において、前記加圧ポ
    ンプの入口側から前記送水ポンプ後の透析用水の使用側
    に至る間の送水系統に並列して設けたバイパス管内に、
    処理水タンク内に投入した消毒液又は洗浄液を前記送水
    ポンプによって逆流させることによって、前記加圧ポン
    プ、逆浸透モジュール及び処理水タンクを経て前記透析
    用水の使用側に至る送水経路を消毒液又は洗浄液で満た
    し、所定時間放置の後、消毒液又は洗浄液を系外に排出
    して経路内を浄化することを特徴とする透析用水製造装
    置の浄化法。 【請求項3】 透析用原水の前処理水を加圧ポンプによ
    って逆浸透モジュールに通して精製し、得た精製水を処
    理水タンクに貯留して送水ポンプで透析用水の使用側に
    向けて供給する透析用水製造装置の浄化に際し、下記
    (1)及び(2)の手段を実施することを特徴とする透
    析用水製造装置の浄化法。 (1)前記加圧ポンプの入口側から前記送水ポンプ後の
    透析用水の使用側に至る間の送水系統に並列して設けた
    バイパス管内に、処理水タンク内の精製水を送水ポンプ
    によって逆流させて該精製水を加圧ポンプ、逆浸透モジ
    ュールを通して逆浸透モジュールの出口送水管から分岐
    した排水管を通じて系外に排出することによりバイパス
    管内の滞留水を適宜に排出する手段。 (2)処理水タンク内に消毒液又は洗浄液を投入し、該
    消毒液又は洗浄液を前記送水ポンプによってバイパス管
    内に逆流させて前記加圧ポンプ、逆浸透モジュール及び
    処理水タンクを経て前記透析用水の使用側に至る送水経
    路を消毒液又は洗浄液で満たして所定時間放置の後、消
    毒液又は洗浄液を系外に排出して該経路内を浄化する手
    段。
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