JPH1040745A - リッツ線を用いた同芯ケーブル - Google Patents
リッツ線を用いた同芯ケーブルInfo
- Publication number
- JPH1040745A JPH1040745A JP8197933A JP19793396A JPH1040745A JP H1040745 A JPH1040745 A JP H1040745A JP 8197933 A JP8197933 A JP 8197933A JP 19793396 A JP19793396 A JP 19793396A JP H1040745 A JPH1040745 A JP H1040745A
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- core wire
- core
- insulating layer
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/30—Insulated conductors or cables characterised by their form with arrangements for reducing conductor losses when carrying alternating current, e.g. due to skin effect
- H01B7/303—Conductors comprising interwire insulation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B9/00—Power cables
- H01B9/04—Concentric cables
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 １本で電力の配電に使用でき、しかも漏洩磁
束を生じさせないリッツ線を用いた同芯ケーブルを提供
する。 【解決手段】 第１芯線１０は、リッツ線１１を例えば
１９本束ねて撚り合わせて構成したものであり、その外
周をＰＶＣ製の層間絶縁層１８が取り巻いている。第２
芯線２０も１９本のリッツ線２１から構成されており、
層間絶縁層１８の外周を平行螺旋状に取り巻いて配置さ
れている。また、リッツ線２１と平行して１本のシール
ド電線２２が配置されており、これらの外側にＰＶＣ製
の外側絶縁層２８と外部保護層２９とが設けられてい
る。
束を生じさせないリッツ線を用いた同芯ケーブルを提供
する。 【解決手段】 第１芯線１０は、リッツ線１１を例えば
１９本束ねて撚り合わせて構成したものであり、その外
周をＰＶＣ製の層間絶縁層１８が取り巻いている。第２
芯線２０も１９本のリッツ線２１から構成されており、
層間絶縁層１８の外周を平行螺旋状に取り巻いて配置さ
れている。また、リッツ線２１と平行して１本のシール
ド電線２２が配置されており、これらの外側にＰＶＣ製
の外側絶縁層２８と外部保護層２９とが設けられてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波電力の配電に
好適するケーブルに関する。
好適するケーブルに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】周知の
ように、高周波電流を電線に流すときには、表皮効果に
よる抵抗増大が問題となるため、複数本の絶縁素線を撚
り合わせてなるリッツ線が利用される。そして、高周波
用のケーブルとしては、例えば特開平７−２４０１２０
号公報に記載された同軸ケーブルが公知であり、図３に
示すように、リッツ線１を芯線とし、その外周にゴムチ
ューブ２を介してシールド用の編組線３を配した構成と
されている。ところが、上記ケーブルは芯線が１本であ
るから、配電のためには２本使用することが必要であ
り、嵩張って取り扱い難いという問題がある。
ように、高周波電流を電線に流すときには、表皮効果に
よる抵抗増大が問題となるため、複数本の絶縁素線を撚
り合わせてなるリッツ線が利用される。そして、高周波
用のケーブルとしては、例えば特開平７−２４０１２０
号公報に記載された同軸ケーブルが公知であり、図３に
示すように、リッツ線１を芯線とし、その外周にゴムチ
ューブ２を介してシールド用の編組線３を配した構成と
されている。ところが、上記ケーブルは芯線が１本であ
るから、配電のためには２本使用することが必要であ
り、嵩張って取り扱い難いという問題がある。
【０００３】これを避けるためには、図４に示すように
リッツ線１を２芯とし、これを平行に或いは対撚りにし
て外被チューブ５内に納めた構造も考えられている。し
かしながら、この構造では、磁界の打ち消し作用が充分
でないから、大電流を流すと周囲に高周波磁界を生じさ
せ、ノイズ源となり易いという欠点がある。本発明は上
記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、１本で電
力の配電に使用でき、しかも、漏洩磁束を生じさせない
同芯ケーブルを提供するところにある。
リッツ線１を２芯とし、これを平行に或いは対撚りにし
て外被チューブ５内に納めた構造も考えられている。し
かしながら、この構造では、磁界の打ち消し作用が充分
でないから、大電流を流すと周囲に高周波磁界を生じさ
せ、ノイズ源となり易いという欠点がある。本発明は上
記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、１本で電
力の配電に使用でき、しかも、漏洩磁束を生じさせない
同芯ケーブルを提供するところにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係るリ
ッツ線を用いた同芯ケーブルは、複数本の絶縁素線を束
ねてなるリッツ線を複数本撚り合わせて構成した第１芯
線と、この第１芯線の外周に設けた層間絶縁層と、複数
本のリッツ線からなり層間絶縁層の外周を取り巻くよう
に第１芯線と同芯状に配置され第１芯線とほぼ同一の導
体断面積とされた第２芯線と、この第２芯線の外周に設
けられた外側絶縁層とから構成したところに特徴を有す
る。
ッツ線を用いた同芯ケーブルは、複数本の絶縁素線を束
ねてなるリッツ線を複数本撚り合わせて構成した第１芯
線と、この第１芯線の外周に設けた層間絶縁層と、複数
本のリッツ線からなり層間絶縁層の外周を取り巻くよう
に第１芯線と同芯状に配置され第１芯線とほぼ同一の導
体断面積とされた第２芯線と、この第２芯線の外周に設
けられた外側絶縁層とから構成したところに特徴を有す
る。
【０００５】また、請求項２の発明に係るリッツ線を用
いた同芯ケーブルは、請求項１の発明において、第２芯
線を構成するリッツ線を層間絶縁層の外周で螺旋状に配
置したところに特徴を有する。
いた同芯ケーブルは、請求項１の発明において、第２芯
線を構成するリッツ線を層間絶縁層の外周で螺旋状に配
置したところに特徴を有する。
【０００６】請求項３の発明に係るリッツ線を用いた同
芯ケーブルは、請求項２の発明において、さらに層間絶
縁層の外周に信号用シールド電線をリッツ線とともに螺
旋状をなすように配置したところに特徴を有する。
芯ケーブルは、請求項２の発明において、さらに層間絶
縁層の外周に信号用シールド電線をリッツ線とともに螺
旋状をなすように配置したところに特徴を有する。
【０００７】
【発明の作用及び効果】請求項１の同芯ケーブルによれ
ば、１本の外側絶縁層の中にほぼ同一導体断面積の第１
芯線と第２芯線とが配置されているから、それらの各芯
線を通じて電流を流すことができ、配電のために１本の
ケーブルで済ますことができる。また、各芯線はリッツ
線からなるから、高周波電流を流した場合の表皮効果に
よる抵抗増大が少なく、通電損失が少ない。しかも、シ
ールド層を設けていなくても、第２芯線は第１芯線を同
芯状に取り囲む配置となっているから、各芯線に流れる
電流が互いに打ち消し合って外部へ磁束を漏洩させるこ
とがなく、ノイズ源となることを防止できる。
ば、１本の外側絶縁層の中にほぼ同一導体断面積の第１
芯線と第２芯線とが配置されているから、それらの各芯
線を通じて電流を流すことができ、配電のために１本の
ケーブルで済ますことができる。また、各芯線はリッツ
線からなるから、高周波電流を流した場合の表皮効果に
よる抵抗増大が少なく、通電損失が少ない。しかも、シ
ールド層を設けていなくても、第２芯線は第１芯線を同
芯状に取り囲む配置となっているから、各芯線に流れる
電流が互いに打ち消し合って外部へ磁束を漏洩させるこ
とがなく、ノイズ源となることを防止できる。
【０００８】請求項２の同芯ケーブルによれば、第２芯
線を構成するリッツ線が螺旋状に配置されているから、
第２芯線を構成する各リッツ線毎の電流分布にばらつき
があったとしても磁束の漏洩を確実に防止することがで
きるという効果が得られる。
線を構成するリッツ線が螺旋状に配置されているから、
第２芯線を構成する各リッツ線毎の電流分布にばらつき
があったとしても磁束の漏洩を確実に防止することがで
きるという効果が得られる。
【０００９】また、請求項３の構造によれば、ケーブル
によって電力と同時に信号を送信することができ、しか
も信号用シールド電線を備えながら、これが第２芯線を
構成するリッツ線とともに螺旋状をなすように配置され
ているから、磁束の漏洩を抑えることができるという効
果が得られる。
によって電力と同時に信号を送信することができ、しか
も信号用シールド電線を備えながら、これが第２芯線を
構成するリッツ線とともに螺旋状をなすように配置され
ているから、磁束の漏洩を抑えることができるという効
果が得られる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図１及び図２を参照して説明する。
て図１及び図２を参照して説明する。
【００１１】この実施形態のケーブルは、例えば電気自
動車の充電用電力を電磁誘導方式で電気自動車側に供給
するために利用され、数十ｋHZの高周波電流が通電され
る。その構造は、図１に示すように、第１芯線１０の外
周を取り巻いてＰＶＣ製の層間絶縁層１８を設け、その
外周を取り巻くように第２芯線２０を配置した２芯構造
であり、第２芯線２０の外側にはやはりＰＶＣ製の外側
絶縁層２８とその外側に位置するＰＶＣ製の外部保護層
２９とが設けられている。
動車の充電用電力を電磁誘導方式で電気自動車側に供給
するために利用され、数十ｋHZの高周波電流が通電され
る。その構造は、図１に示すように、第１芯線１０の外
周を取り巻いてＰＶＣ製の層間絶縁層１８を設け、その
外周を取り巻くように第２芯線２０を配置した２芯構造
であり、第２芯線２０の外側にはやはりＰＶＣ製の外側
絶縁層２８とその外側に位置するＰＶＣ製の外部保護層
２９とが設けられている。
【００１２】第１芯線１０は、リッツ線１１を例えば１
９本束ねて撚り合わせて構成したものである。リッツ線
１１は複数本の絶縁素線１２を束ねた一般的な構造であ
り、その絶縁素線１２の種類・本数等は要求される通電
容量や周波数等に合わせて決定されるが、この実施形態
では例えば直径０．１８mmのポリウレタン絶縁銅線を４
１本束ねて撚り合わせてある。
９本束ねて撚り合わせて構成したものである。リッツ線
１１は複数本の絶縁素線１２を束ねた一般的な構造であ
り、その絶縁素線１２の種類・本数等は要求される通電
容量や周波数等に合わせて決定されるが、この実施形態
では例えば直径０．１８mmのポリウレタン絶縁銅線を４
１本束ねて撚り合わせてある。
【００１３】一方、第２芯線２０は、第１芯線と同様に
１９本のリッツ線２１から構成されており、層間絶縁層
１８の外周を取り巻いて平行螺旋状に配置されている。
そして、各リッツ線２１は、第１芯線１０を構成するリ
ッツ線１１と同一のものであり、従って第２芯線２０は
第１芯線１０と同一の導体断面積を有している。
１９本のリッツ線２１から構成されており、層間絶縁層
１８の外周を取り巻いて平行螺旋状に配置されている。
そして、各リッツ線２１は、第１芯線１０を構成するリ
ッツ線１１と同一のものであり、従って第２芯線２０は
第１芯線１０と同一の導体断面積を有している。
【００１４】なお、この実施形態では第２芯線２０を構
成するリッツ線２１と平行して１本の２芯シールド電線
２２が螺旋状に配置されており、電気自動車の充電に関
する情報を伝送できるようになっている。また、この第
２芯線２０の各リッツ線２１と２芯シールド電線２２と
を束ねる結束テープ２３が各リッツ線２１とは逆向きの
螺旋状に巻回されている。また、外側絶縁層２８の内周
側には、リッツ線２１及び２芯シールド電線２２の螺旋
状配置に沿わせた保持溝２８ａが形成され、その保持溝
２８ａ内にリッツ線２１及び２芯シールド電線２２が嵌
合して保持されている。
成するリッツ線２１と平行して１本の２芯シールド電線
２２が螺旋状に配置されており、電気自動車の充電に関
する情報を伝送できるようになっている。また、この第
２芯線２０の各リッツ線２１と２芯シールド電線２２と
を束ねる結束テープ２３が各リッツ線２１とは逆向きの
螺旋状に巻回されている。また、外側絶縁層２８の内周
側には、リッツ線２１及び２芯シールド電線２２の螺旋
状配置に沿わせた保持溝２８ａが形成され、その保持溝
２８ａ内にリッツ線２１及び２芯シールド電線２２が嵌
合して保持されている。
【００１５】本実施形態の同芯ケーブルは以上の構成で
あり、両芯線１０，２０は、ほぼ同一の導体断面積を有
するから、両芯線１０，２０を対として高周波電流を流
すことができ、配電のために１本のケーブルで済ますこ
とができる。また、各芯線１０，２０は共に表皮効果に
よる通電損失が少ないリッツ線１１，２１からなるか
ら、高周波電流を流しても効率良く電力を送電すること
ができる。しかも、シールド層を設けていなくても、第
２芯線２０は第１芯線１０を同芯状に取り囲む配置とな
っているから、両芯線１０，２０に流れる電流が互いに
打ち消し合って外部へ磁束を漏洩させることがなくな
る。このため、電気自動車の充電中にケーブルからの漏
れ磁束によって、周囲の電子機器やテレビ・ラジオ等の
通信機器にノイズを誘導させて誤動作や雑音発生の原因
となることを確実に防止することができる。また、両芯
線１０，２０を同芯状に配置していることからスペース
効率に優れ、図４に示したような２芯の平行電線や対撚
り電線に比べて全体の径寸法を小さくすることができ
る。ちなみに、上記実施形態と同一のリッツ線１１，２
１を同一本数だけ束ねて平行２芯電線とした場合には、
ケーブルの外径は約２０mmとなるが、本実施形態の同芯
配置では外径を約１８mmとすることができ、同じ通電容
量で細径化及び軽量化を併せて達成することができる。
あり、両芯線１０，２０は、ほぼ同一の導体断面積を有
するから、両芯線１０，２０を対として高周波電流を流
すことができ、配電のために１本のケーブルで済ますこ
とができる。また、各芯線１０，２０は共に表皮効果に
よる通電損失が少ないリッツ線１１，２１からなるか
ら、高周波電流を流しても効率良く電力を送電すること
ができる。しかも、シールド層を設けていなくても、第
２芯線２０は第１芯線１０を同芯状に取り囲む配置とな
っているから、両芯線１０，２０に流れる電流が互いに
打ち消し合って外部へ磁束を漏洩させることがなくな
る。このため、電気自動車の充電中にケーブルからの漏
れ磁束によって、周囲の電子機器やテレビ・ラジオ等の
通信機器にノイズを誘導させて誤動作や雑音発生の原因
となることを確実に防止することができる。また、両芯
線１０，２０を同芯状に配置していることからスペース
効率に優れ、図４に示したような２芯の平行電線や対撚
り電線に比べて全体の径寸法を小さくすることができ
る。ちなみに、上記実施形態と同一のリッツ線１１，２
１を同一本数だけ束ねて平行２芯電線とした場合には、
ケーブルの外径は約２０mmとなるが、本実施形態の同芯
配置では外径を約１８mmとすることができ、同じ通電容
量で細径化及び軽量化を併せて達成することができる。
【００１６】また、特に、本実施形態では、第２芯線２
０を構成するリッツ線２１が螺旋状に配置されているか
ら、それらのリッツ線２１毎の電流分布にばらつきがあ
ったとしても磁束の漏洩を確実に防止することができる
という効果が得られる。しかも、本実施形態ではリッツ
線２１と共に２芯シールド電線２２を層間絶縁層１８の
外周に配置しているから、これを通じて充電用電源と電
気自動車との間で充電に関する情報等を送受信すること
ができる。しかも、このような信号用のシールド電線２
２を備えながら、これが第２芯線２０を構成するリッツ
線２１とともに螺旋状をなすように配置されているか
ら、磁束の漏洩を防止することができる。
０を構成するリッツ線２１が螺旋状に配置されているか
ら、それらのリッツ線２１毎の電流分布にばらつきがあ
ったとしても磁束の漏洩を確実に防止することができる
という効果が得られる。しかも、本実施形態ではリッツ
線２１と共に２芯シールド電線２２を層間絶縁層１８の
外周に配置しているから、これを通じて充電用電源と電
気自動車との間で充電に関する情報等を送受信すること
ができる。しかも、このような信号用のシールド電線２
２を備えながら、これが第２芯線２０を構成するリッツ
線２１とともに螺旋状をなすように配置されているか
ら、磁束の漏洩を防止することができる。
【００１７】＜他の実施形態＞本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施の形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施の形態も本発明の技術的範囲
に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
面によって説明した実施の形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施の形態も本発明の技術的範囲
に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
【００１８】上記実施形態では、信号用のシールド電線
２２をリッツ線２１と並べて層間絶縁層１８の外周に配
置したが、これは必要に応じて設ければ足り、省略して
もよい。また、信号用シールド電線を設ける場合でも、
これを層間絶縁層の内部で第１芯線と並べて配置する構
成であってもよい。
２２をリッツ線２１と並べて層間絶縁層１８の外周に配
置したが、これは必要に応じて設ければ足り、省略して
もよい。また、信号用シールド電線を設ける場合でも、
これを層間絶縁層の内部で第１芯線と並べて配置する構
成であってもよい。
【図１】本発明の一実施形態を示すケーブルの一部破断
斜視図
斜視図
【図２】同じくII−II線での断面図
【図３】従来のケーブルの断面図
【図４】異なるタイプのケーブルの断面図
１０…第１芯線 １１，２１…リッツ線 １８…層間絶縁層 ２０…第２芯線 ２２…２芯シールド電線 ２８…外側絶縁層 ２９…外部保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金川 収一 三重県四日市市西末広町１番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 出口 洋成 大阪市中央区北浜四丁目５番33号 住友電 気工業株式会社内 (72)発明者 有坂 秋司 大阪市中央区北浜四丁目５番33号 住友電 気工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 複数本の絶縁素線を束ねてなるリッツ線
を複数本撚り合わせて構成した第１芯線と、この第１芯
線の外周に設けた層間絶縁層と、複数本のリッツ線から
なり前記層間絶縁層の外周を取り巻くように前記第１芯
線と同芯状に配置され前記第１芯線とほぼ同一の導体断
面積とされた第２芯線と、この第２芯線の外周に設けら
れた外側絶縁層とからなるリッツ線を用いた同芯ケーブ
ル。 - 【請求項２】 第２芯線を構成するリッツ線は層間絶縁
層の外周で螺旋状に配置されていることを特徴とする請
求項１記載のリッツ線を用いた同芯ケーブル。 - 【請求項３】 層間絶縁層の外周には信号用シールド電
線が前記リッツ線とともに螺旋状をなすように配置され
ていることを特徴とする請求項２記載のリッツ線を用い
た同芯ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8197933A JPH1040745A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | リッツ線を用いた同芯ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8197933A JPH1040745A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | リッツ線を用いた同芯ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1040745A true JPH1040745A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16382710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8197933A Pending JPH1040745A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | リッツ線を用いた同芯ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1040745A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001274012A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-05 | Norichika Takebe | ２層被膜リッツ線及びその製造方法 |
| JP2005166560A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Fujikura Ltd | ケーブルコア及び伝送ケーブル |
| JP2007507061A (ja) * | 2003-09-05 | 2007-03-22 | ネワイヤー・インコーポレイテッド | 電気ワイヤ及び電気ワイヤを作製する方法 |
| US7268444B2 (en) * | 2002-10-19 | 2007-09-11 | Robert Bosch Gmbh | Feed line structure |
| US20090238225A1 (en) * | 2005-09-29 | 2009-09-24 | Cymer, Inc. | 6K pulse repetition rate and above gas discharge laser system solid state pulse power system improvements |
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| WO2013125679A1 (ja) * | 2012-02-24 | 2013-08-29 | 矢崎総業株式会社 | 電線の配索構造、及び外装部材付き電線 |
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| KR20200041794A (ko) * | 2018-10-11 | 2020-04-22 | 앱티브 테크놀러지스 리미티드 | 자동차 통신 케이블 |
| US12014847B2 (en) | 2021-12-03 | 2024-06-18 | Aptiv Technologies AG | Cable for connecting system components |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8197933A patent/JPH1040745A/ja active Pending
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