JPH1035319A - ハンドレバー装置 - Google Patents

ハンドレバー装置

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JPH1035319A
JPH1035319A JP8192575A JP19257596A JPH1035319A JP H1035319 A JPH1035319 A JP H1035319A JP 8192575 A JP8192575 A JP 8192575A JP 19257596 A JP19257596 A JP 19257596A JP H1035319 A JPH1035319 A JP H1035319A
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JP
Japan
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cover case
case
handle
lever
hand lever
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JP8192575A
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English (en)
Inventor
Akira Nagashima
彬 長島
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Kioritz Corp
Original Assignee
Kioritz Corp
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/02Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by hand, foot, or like operator controlled initiation means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/02Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for hand-held tools
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルからケース部材が分離・離脱せしめ
られているときにおいても、メインレバー等の可動機構
部材をケース部材に適正に保持しておくことができるハ
ンドレバー装置を提供する。 【解決手段】 ケース部材20が片側カバーケース2
1、中間カバーケース22、及び他側カバーケース23
からなる三分割構造となっており、前記片側カバーケー
ス21及び前記中間カバーケース22から前記他側カバ
ーケース23を取り外すことにより前記ハンドル7に対
する前記ケース部材20の外嵌固定状態が解かれるとと
もに、前記片側カバーケース21及び前記中間カバーケ
ース22との間に、被駆動部材CVに連結されたケーブ
ル17を引っ張るためのメインレバー30を保持するよ
うにされてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のスロッ
トル弁等の被駆動部材をケーブルを介して操作するため
のハンドレバー装置に係り、特に、ヘッジトリマーや刈
払機等の作業機におけるハンドルのグリップ部近傍に配
設されてスロットルケーブルを通じて前記スロットル弁
を開閉操作するのに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、内燃機関により刈刃等の作業部
を駆動するようにされているヘッジトリマーや刈払機等
の作業機においては、前記内燃機関の出力を手元で調節
するため、それに備えられているU形ハンドルやバーハ
ンドル等のグリップ部近傍に、前記内燃機関のスロット
ル弁の開度を調節するハンドレバー装置が配設されてい
る。
【0003】このハンドレバー装置は、通常、作業者の
手指で操作されるスロットルトリガ(スロットルレバ
ー)を備えており、このスロットルレバーを回動操作す
ることによりスロットルケーブルを介して前記スロット
ル弁の開度を調節するようにされている。前記スロット
ル弁は、通常、常時最小開度(アイドル回転開度)方向
に付勢されていて、自然状態ではアイドル回転開度で保
持され、前記スロットルケーブルが所定長以上引っ張ら
れたときに遊びが無くされて前記アイドル回転開度から
高速回転側へ開き始めるようにされる。
【0004】このようなスロットル弁の開度調節用のハ
ンドレバー装置としては、前記スロットルレバーを回動
操作状態から解放したときに、該レバーを自動的に前記
スロットル弁と共に元の位置(アイドル回転開度)に戻
すようにした自動アイドル回転開度復帰タイプのもの
と、手指を離してもスロットルレバーを所望の回動操作
位置にて常時不動状態で保持し得るようにした固定タイ
プのものとが知られている(実公昭57−19944号
公報等を参照)。
【0005】前記自動復帰タイプのものは、スロットル
レバーから指を離せば機関が自動的にアイドリング状態
に戻り、機関回転駆動力を遠心クラッチを介して刈刃等
からなる作業部に伝達するようにした作業機であれば、
前記遠心クラッチが遮断状態となって作業部への動力伝
達が断たれるので、不測の事態が生じた際には即座にス
ロットル弁をアイドル回転開度に戻して作業部を停止さ
せることができ、安全性が高められるという利点が得ら
れる反面、スロットルレバーを常時手指で保持して所望
の回動操作位置に維持しなければならないので、中間開
度が使いづらい、手指が疲れる、操作量(回転数)が一
定しない、等の問題が生じる。
【0006】一般に、使い勝手を考慮すると、スロット
ルレバー等の手指によって操作される回動操作レバー
は、中間開度をとらせることなく解放位置とセット位置
(握り位置)との二位置のみをとらせるようになすこと
が望ましく、スロットル弁を中間開度(パーシャル開
度)にするときも全開(WOT)にするときも同一の回
動操作位置(セット位置)とする方が操作性に優れると
考えられる。一方、前記固定タイプのものは、前記自動
アイドル回転開度復帰タイプの問題を解消し得、スロッ
トルレバーを常時所望の回動操作位置に手離しでも不動
状態に保持しておくことができるので、手指が自由にな
って作業を楽に行える等の利点は得られるものの、不測
の事態が生じた際には、スロットルレバーの位置保持機
能を解除する別操作が必要となり、即座に作業部を停止
させることができないので、安全性の面では前記自動ア
イドル回転開度復帰タイプのものより劣るという問題が
あった。
【0007】また、前記したいずれのタイプも、スロッ
トルレバーを一旦解放して作業を中断した後、作業を再
開すべくスロットル弁を先の開度に戻す(刈払機等の作
業機ではこのようなことが多い)には、スロットルレバ
ーの回動操作位置を再調整しなければならず、操作が面
倒である等、操作性の面でも改善の余地が残されてい
た。前記のようなハンドレバー装置に関する従来の問題
及び課題を解消ないし達成すべく、本発明の出願人は、
先に、例えば、特願平7−108340号に所載のよう
に、回動操作されるメインレバーとサブレバーとを有
し、被駆動部材に連結されたケーブルを動滑車等の折返
し部材を介して前記サブレバーで引っ張るようにされ、
かつ、前記メインレバーにより前記折返し部材を移動さ
せるようにしたハンドレバー装置を提案している。
【0008】かかるハンドレバー装置によれば、被駆動
部材としてのスロットル弁等の開度をケーブルを介して
調節できるとともに所望の開度に容易に保持させ得、か
つ、即座に最小開度(アイドル回転開度)に戻すことが
できて高い安全性を確保できるとともに、手指を疲れ難
くでき、さらには、スロットル弁をアイドル回転開度に
戻す前の開度に設定したい場合には再調節を不要にでき
る等、の利点が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記提
案のハンドレバー装置においては、ケーブルの引っ張り
量はメインレバーの回動操作量に応じたものとなるが、
そのメインレバーを比較的大きく回動させなければケー
ブルを必要量分引っ張ることができず、これに伴い、前
記メインレバーに所要の回動操作量が得られるようにす
るため、ハンドルのグリップ部と前記メインレバーとの
間に比較的大きな回動用スペースが必要となり、その結
果、装置が大型化するとともに重量も増し、作業性や操
作性も良いとはいえなかった。
【0010】そこで、上記のような問題を解消すべく、
本発明の出願人は、本発明と同時に次のような構成のハ
ンドレバー装置を提案している。すなわち、該提案はハ
ンドルにケース部材を外嵌固定し、このケース部材に、
被駆動部材に連結されたケーブルを折返し部材を介して
引っ張るためのメインレバーを回動可能に保持し、前記
ケース部材内における前記メインレバーと前記ケーブル
との間に前記メインレバーの回動操作量を拡大して前記
ケーブルに伝達する引張量拡大機構を介装するととも
に、前記折返し部材を前記ケーブルを引っ張る方向に強
制的に移動させて任意の位置にて保持する位置調節機構
を設けてなるものである。
【0011】ところで、前記した従来のハンドレバー装
置においては、通常、例えば特公平7−106098号
公報等にも見られるように、メインレバー等の可動機構
部材を保持収納するため、二つ割り構造のケース部材
(右側カバーケースと左側カバーケース)を備えてお
り、前記ケース部材を構成する右側カバーケースと左側
カバーケースとをハンドルを挟むように閉じ合わせてそ
れら両者をボルト類で締結することにより、ハンドルに
ハンドレバー装置を取り付けるようになっている。しか
しながら、上記のように二つ割り構造のケース部材を備
えた従来のハンドレバー装置においては、ケース部材を
構成する右側カバーケースと左側カバーケースとの間に
メインレバー等の可動機構部材が保持収納されているの
で、前記右側カバーケースと左側カバーケースが分離さ
れているとき、つまり、ハンドルからケース部材が分離
・離脱せしめられている、装置のハンドルへの組み付け
前や保守点検整備時等においては、前記メインレバー等
の可動機構部材をケース部材(の片方)に適正に保持し
ておくことが難しく、ハンドレバー装置のハンドルへの
組み付け作業や保守点検整備作業が面倒なものとなって
いた。
【0012】また、従来のハンドレバー装置において
は、ケース部材を構成する右側カバーケースと左側カバ
ーケースとを閉じ合わせてボルト類で締め付けるだけ
で、該装置をハンドルに取り付けているので、ケース部
材全体がハンドルの周りを回転したり、その長手方向に
移動したりし易いという問題があった。ケース部材がハ
ンドルに対して回転したり移動したりすると、操作性が
悪くなるだけでなく、ケーブルの先端位置が微妙にずれ
るので、メインレバーやサブレバーの回動操作量に対し
てケーブルの引っ張り量が狂ってしまい、スロットル弁
の開度等が不正確なものとなる。
【0013】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ハンドルからケー
ス部材が分離・離脱せしめられているときにおいても、
メインレバー等の可動機構部材をケース部材に適正に保
持しておくことができ、もって、組み付け作業や保守点
検整備作業を容易に行うことができるようにされたハン
ドレバー装置を提供することにある。本発明の他の目的
は、比較的簡単な構成のもとで、ケース部材のハンドル
に対する回転や移動を確実に阻止できるようにされたハ
ンドレバー装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係るハンドレバー装置は、基本的には、ハ
ンドルに外嵌固定されたケース部材を有し、該ケース部
材に、被駆動部材に連結されたケーブルを折返し部材を
介して引っ張るためのメインレバーが回動可能に保持さ
れ、さらに好ましい態様では、前記ケース部材内におけ
る前記メインレバーと前記ケーブルとの間に、前記メイ
ンレバーによる前記ケーブルの引張量を拡大する引張量
拡大機構が介装されるとともに、前記折返し部材を移動
させて任意の位置に保持する位置調節機構が設けられ
る。
【0015】そして、前記ケース部材が片側カバーケー
ス、中間カバーケース、及び他側カバーケースからなる
三分割構造となっており、前記片側カバーケース及び中
間カバーケースから前記他側カバーケースを取り外すこ
とにより、前記ハンドルに対する前記ケース部材の外嵌
固定状態が解かれるとともに、前記片側カバーケース及
び中間カバーケースのみで前記メインレバー、前記引張
量拡大機構、前記折返し部材、及び前記位置調節機構が
保持されるようになっていることを特徴としている。
【0016】このような構成とされた本発明のハンドレ
バー装置においては、それをハンドルに取り付けるにあ
たっては、予め片側カバーケースと中間カバーケースと
で、メインレバー、引張量拡大機構、折返し部材、及び
位置調節機構等の可動機構部材を収納保持するととも
に、片側カバーケースに中間カバーケースをボルト類等
を用いて組み付ける。
【0017】次に、前記可動機構部材を収納保持した片
側カバーケース及び中間カバーケースの部組み体と他側
カバーケースとを、ハンドルを挟むように閉じ合わせ
て、それら両者をビス類で締結する。これにより、ケー
ス部材を構成する片側カバーケース、中間カバーケー
ス、及び他側カバーケースがハンドルに外嵌固定され
る。このようにして、ハンドルに取り付けられた本発明
のハンドレバー装置は、片側カバーケースとそれに組み
付けられた中間カバーケースから他側カバーケースを取
り外すことにより、前記ハンドルに対する前記ケース部
材の外嵌固定状態が解かれる。
【0018】前記のようにしてケース部材の外嵌固定状
態が解かれてハンドルからケース部材を構成する片側カ
バーケース、中間カバーケース、及び他側カバーケース
が分離・離脱せしめられているとき、言い換えれば、当
該ハンドレバー装置のハンドルへの組み付け前や保守点
検整備時等においては、前記片側カバーケース及び中間
カバーケースのみで前記メインレバー、前記引張量拡大
機構、前記折返し部材、及び前記位置調節機構等の可動
機構部材が保持される。このため、本発明のハンドレバ
ー装置においては、前記可動機構部材をケース部材(の
片方)に適正に保持しておくことが難しい従来の二つ割
り構造のハンドレバー装置に比して、ハンドルへの組み
付け作業や保守点検整備作業が極めて容易となる。
【0019】また、本発明の好ましい態様では、前記ハ
ンドル及び前記ケース部材(片側カバーケース、中間カ
バーケース、及び他側カバーケースのうちの少なくとも
一つ)のうちの一方に凹部が設けられるとともに、他方
に前記凹部に嵌合する凸部が設けられ、ケース部材を前
記のようにしてハンドルに取り付ける際に、前記凹部と
凸部とを嵌合させて、全体をハンドルに外嵌固定する。
【0020】このように、ハンドル及びケース部材に設
けられた凹部と凸部とを嵌合させた状態でハンドルにケ
ース部材を外嵌固定することにより、前記凹部と凸部の
嵌合作用によってケース部材のハンドル周りの回転が阻
止されるとともに長手方向の移動も阻止される。このた
め、常時安定した操作性が得られるとともに、ケーブル
の先端位置のずれも生じず、メインレバーや位置調節機
構の操作量に対してケーブルの引っ張り量が一定とな
り、スロットル弁の開度等が正確なものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明に係るハンドレ
バー装置の一実施形態が採用された刈払機の一例を示し
ている。図示例の刈払機1は、所定間隔をあけてグリッ
プ部11,12が並設された筒状のバーハンドル(操作
桿)7の先端側に刈刃13や安全カバー14等からなる
作業部3が設けられ、後端側には、前記刈刃13を前記
バーハンドル7に内挿されたドライブシャフト(図示省
略)を介して駆動する動力源としての、リコイルスター
ター6や燃料タンク4が付設された内燃機関(小型空冷
2サイクルガソリンエンジン)2が配備されており、こ
の内燃機関2にスロットル弁CVを有する気化器(図示
省略)や点火プラグ5が備えられている。
【0022】本実施形態では、前記スロットル弁CV
が、常時最小(アイドル回転)開度方向に付勢されてい
てそれに接続されている後述のスロットル(インナー)
ケーブル17(図5)が非操作状態から所定長以上引っ
張られたときに遊びが無くされて前記最小開度から開き
始めるようにされている。そして、前記グリップ11,
12のうちの、通常は右手で握る後側のグリップ部11
近傍に、前記スロットル弁CVの開度を調整すべく、本
実施形態のハンドレバー装置10が取り付けられてい
る。
【0023】前記ハンドレバー装置10は、図2〜図4
にその外観が示されている如くに、前記ハンドル7の前
記後グリップ部11近傍に外嵌固定されたケース部材2
0を有し、該ケース部材20に、前記スロットル弁CV
に連結されたボーデンケーブル15のアフターチューブ
16に挿通された前記スロットルケーブル17を引っ張
るメインレバー30が回動可能に保持されされている。
前記ケース部材20は、図6及び図7を参照すればよく
わかるように、合成樹脂製の右側カバーケース21、中
間カバーケース22、及び左側カバーケース23からな
る三分割構造となっている。
【0024】前記右側カバーケース21及び前記左側カ
バーケース23は、それぞれ概略角皿状の外観を有して
おり、それらには、図1とそのX−X矢視断面を示す図
10を参照すればよくわかるように、それぞれ上下二箇
所ずつ計四箇所に螺子穴21a,21a,21b,21
b及び挿通穴23a,23a,23b,23bが設けら
れており、上側に位置する前記螺子穴21a,21a及
び前記挿通穴23a,23aにはそれぞれビス24,2
4が挿入螺合せしめられ、下側に位置する前記螺子穴2
1b,21b及び前記挿通穴23b,23bにはそれぞ
れビス25,25が挿入螺合せしめられている。
【0025】これによって、前記右側カバーケース21
と左側カバーケース23とは、間に前記中間カバーケー
ス22を介在させた状態で、それらの前後端部に設けら
れている半円状断面の対接面部21A,21A,22
A,22Aを前記ハンドル7の外周面に対接させて該ハ
ンドル7を挟むように外嵌固定されている。前記右側カ
バーケース21と前記左側カバーケース23との間に介
在せしめられた中間カバーケース22は、図10に加え
て前記左側カバーケース23を取り去った状態を示す図
5及び単体を示す図9を参照すればよくわかるように、
前記下側に位置する螺子穴21b,21bと前記挿通穴
23b,23bとの間に位置せしめられて前記ビス2
5,25が挿通せしめられる挿通穴22b,22bが形
成されるとともに、前記ハンドル7の右側外周面下部に
対接せしめられる半円状断面の対接面部22Aを有し、
該対接面部22Aの上部の前後両端付近には、前記右側
カバーケース21の中央部の前後両端付近に設けられた
螺子穴21c,21cに螺合せしめられる締結用のビス
26,26が挿入される挿通穴22c,22cが形成さ
れており、前記中間カバーケース22は、前記ビス2
6,26により前記右側カバーケース21に組み付け固
定される。
【0026】また、前記中間カバーケース22の前記対
接面部22Aには、前記筒状のハンドル7の右側外周面
中央部付近に設けられた、厚み方向に貫通していない円
形の凹部9に嵌合せしめられる回り止め用の凸部29が
突設されている。前記ケース部材20に回動自在に保持
された前記メインレバー30は、図5〜図8を参照すれ
ばよくわかるように、前記後グリップ部11の下端に設
けられたレバー受け部11aに近接するように手指で回
動操作される直線状の操作部31、支軸35に緩く外嵌
された円筒部32、及び該円筒部32に基端側が連結さ
れ若干右側斜め上に捩じれるように曲げられた湾曲部3
3からなっており、前記支軸35の右端部は、前記右側
カバーケース21の後端下側隅部付近に形成された挿入
穴21dに圧入され、その左端部は前記中間カバーケー
ス22に形成された挿入穴22dに圧入されるととも
に、前記左側カバーケース23に形成された挿入穴23
dに緩く通されている。
【0027】ここでは、前記構成のメインレバー30に
より前記スロットルケーブル17が引張量拡大機構40
及び折返し部材とされる滑車45(図5)を介して引っ
張られるようになっている。前記引張量拡大機構40
は、図7及び図8を参照すればよくわかるように、前記
右側カバーケース21の前端側下部に設けられた軸受穴
部21g と中央部近くに設けられた軸支持部21f及び
前記中間カバーケース22に設けられた軸支持部22f
にその両端が支持された支軸42に回動自在に外嵌され
たてこ41からなっており、このてこ41の長尺側半身
41Aの先端部(左端部)に前記スロットルケーブル1
7の先端に取り付けられた端金具19が嵌め込まれて係
止されている。
【0028】なお、前記スロットルケーブル17が挿通
せしめられているボーデンケーブル15のアウターチュ
ーブ16の先端は、前記中間カバーケース22に設けら
れた係止部22iで係止され、前記スロットルケーブル
17は前記係止部22iの前端に設けられたスリット2
2j から前記てこ41の長尺側半身41A側に引き出さ
れてそれに連結されている。また、前記てこ41の短尺
側半身41Bの先端部(右端部)と前記メインレバー3
0の湾曲部33の先端円筒部33aには、それぞれ、折
返し部材とされる滑車45に掛け回されて反転せしめら
れたケーブル18の両端に取り付けられた端金具19,
19が嵌め込まれて係止されている。
【0029】かかる構成においては、図8を参照すれば
よくわかるように、前記メインレバー30(の操作部3
1)を前記後グリップ部11に近接する方向に回動操作
すると、前記てこ41の前記短尺側半身41Bが前記ケ
ーブル18を介して後方に向けて引っ張られ、前記てこ
41は平面視で時計回りの方向に回転し、それに伴い、
前記てこ41の前記長尺側半身41Aにより前記スロッ
トルケーブル17が前方側に引っ張られて引き出され
る。この場合、前記てこ41のレバー比により、前記メ
インレバー30による前記スロットルケーブル17の引
張量が拡大される。また、本実施形態においては、前記
滑車45を前記スロットルケーブル17を引っ張る方向
(後方)に強制的に移動させて任意の位置にて不動状態
で保持する位置調節機構50が付設されている。
【0030】この位置調節機構50は、図4〜図7を参
照すればよくわかるように、前記滑車45を収納する収
納部64を持つ回動軸60と、この回動軸60の右端部
に設けられたセレーション軸部62に嵌合するセレーシ
ョン部52が設けられて前記回動軸60の右端部にビス
55で固定されたサブレバー51と、を有している。前
記回動軸60の左端部は、前記中間カバーケース22に
右側部に設けられた軸受部22eに軸支され、その右端
部は前記右側カバーケース21に設けられた軸受部21
eに軸支されており、前記収納部64内には前記滑車4
5がピン46により回転自在に支持されている。ここで
は、前記サブレバー51の回動軸線O(回動軸60の中
心軸線)に対して前記滑車45を支持する前記ピン46
の中心軸線O' が、上方へ所定の距離Eだけ外れた位置
に偏心配置されており、前記サブレバー51を後方側に
向けて回動させると、前記滑車45が前記スロットルケ
ーブル17を引っ張る方向(後方)に移動せしめられ
る。
【0031】前記サブレバー51の上部には、下面が開
口した筒状の押ボタン53が上下方向に摺動自在に嵌挿
されており、この押ボタン53内には、コイルスプリン
グ56により常時下方に付勢されている有底スリーブ5
7がその底部を下方に突出させて前記右側カバーケース
21の右肩部に当接させた状態で前後方向に摺動自在に
嵌挿されている。
【0032】また、前記押ボタン53の下端部左側に
は、鋸歯状の可動側歯部58が上向きに設けられ、前記
右側カバーケース21の上部には、図3及び図4を参照
すればよくわかるように、前記可動側歯部58が噛合す
る鋸歯状の固定側歯部28が下向にかつ前後方向に、前
記サブレバー51の回動軸線Oを中心とする円弧を描く
ように設けられている。かかる構成の位置調節機構50
においては、前記押ボタン53を押圧すると、前記可動
側歯部58と固定側歯部28との噛合状態が解かれ、こ
のまま前記押ボタン53を後方側の任意の位置まで引く
と、前記サブレバー51が後方側に揺動し、それに伴
い、前記滑車45が前記スロットルケーブル17を引っ
張る方向(後方)に移動せしめられ、この状態で、前記
押ボタン53の押圧を解除すると、前記可動側歯部58
と前記固定側歯部28とが再び噛合し、前記サブレバー
51及び前記滑車45がそのときの回動操作位置にて保
持される。
【0033】また、前記右側カバーケース21と左側カ
バーケース23の上面中央部に形成された矩形切欠部2
1k,23kには、前記内燃機関2の点火プラグ5への
通電を遮断して前記機関2を停止させるためのスライド
式停止スイッチ67がそれらに挟まれるようにして取り
付けられている。このような構成とされた本実施形態の
ハンドレバー装置10を前記ハンドル7に取り付けるに
あたっては、前記右側カバーケース21と中間カバーケ
ース22とで、前記メインレバー30、引張量拡大機構
40、滑車45、及び位置調節機構50等の可動機構部
材を収納組み付けするとともに、前記右側カバーケース
21に前記中間カバーケース22を二本のビス26を用
いて組み付ける(図5、図10、図11参照)。
【0034】次に、前記メインレバー30、引張量拡大
機構40、滑車45、及び位置調節機構50等の可動機
構部材を収納保持した前記右側カバーケース21及び中
間カバーケース22よりなる部組み体と前記左側カバー
ケース23とで前記ハンドル7を挟むように閉じ合わせ
る。この際、前記ハンドル7に設けられた前記凹部9
に、前記中間カバーケース22に設けられた前記凸部2
9を嵌合させて位置決めを行い、しかる後、前記右側カ
バーケース21及び中間カバーケース22と前記左側カ
バーケース23とを四本のボルト24,25で締結す
る。これにより、ケース部材20を構成する右側カバー
ケース21、中間カバーケース22、及び左側カバーケ
ース23がハンドル7の所定位置に外嵌固定される。
【0035】このようにして、ハンドル7に取り付けら
れた本実施形態のハンドレバー装置10は、右側カバー
ケース21とそれに組み付けられた中間カバーケース2
2から左側カバーケース23を取り外すことにより、前
記ハンドル7に対する前記ケース部材20の外嵌固定状
態が解かれる。前記のようにしてケース部材20の外嵌
固定状態が解かれてハンドル7からケース部材20を構
成する右側カバーケース21、中間カバーケース22、
及び左側カバーケース23が分離・離脱せしめられてい
るとき、言い換えれば、当該ハンドレバー装置10のハ
ンドル7への組み付け前や保守点検整備時等において
は、図11に示される如くに、前記右側カバーケース2
1及び中間カバーケース22のみで前記メインレバー3
0、前記引張量拡大機構40、前記滑車45、及び前記
位置調節機構50等の可動機構部材が、組み付け状態に
保持される。
【0036】このため、本実施形態のハンドレバー装置
10においては、前記可動機構部材をケース部材(の片
方)に適正に保持しておくことが難しい従来の二つ割り
構造のハンドレバー装置に比して、ハンドルへの組み付
け作業や保守点検整備作業が極めて容易となる。また、
前記ハンドル7に凹部9が、また、前記中間カバーケー
ス22に前記凹部9に嵌合する凸部29が設けられ、そ
れら凹部9と凸部29とを嵌合させた状態でハンドル7
にケース部材20を外嵌固定することにより、前記凹部
9と凸部29の嵌合作用によってケース部材20のハン
ドル周りの回転が阻止されるとともに長手方向の移動も
阻止される。
【0037】このため、常時安定した操作性が得られる
とともに、スロットルケーブル17の先端位置のずれも
生じず、メインレバー30や位置調節機構50の操作量
に対して前記ケーブル17の引っ張り量が一定となり、
スロットル弁CVの開度等が正確なものとなる。前述の
如くの構成された本実施形態のハンドレバー装置10に
おいては、メインレバー30がハンドル7の後グリップ
部11に近接するセット位置まで回動操作されると、ス
ロットルケーブル17がてこ41が用いられた引張量拡
大機構40及び折返し部材とされる滑車45を介して所
定長引っ張られて前記遊びが無くされる。
【0038】この場合、前記メインレバー30による前
記ケーブル17の引張量(変位量)は、引張量拡大機構
40により拡大されるので、ケーブル17を必要量分引
っ張るに要する、前記メインレバー30の回動操作角度
αは従来のものに比して小さくて済む。そのため、前記
ハンドル7の後グリップ部11と前記メインレバー30
との間に必要とされる回動用スペースを小さくすること
が可能となり、その結果、装置の小型軽量化が図られ、
作業性や操作性も向上する。
【0039】次いで、前記メインレバー30を前記セッ
ト位置に保持したまま、前記位置調節機構50に備えら
れる押ボタン53を押圧して前記サブレバー51を後方
側の所望の位置まで操作すると、前記滑車45が前記ス
ロットルケーブル17を引っ張る方向に強制的に移動せ
しめられ、それにより前記スロットルケーブル17が前
記引張量拡大機構40及び滑車45を介してさらに引っ
張られ、前記スロットル弁CVが最小開度(アイドル開
度)から開方向に移動せしめられてその開度が調節され
る。
【0040】この場合、前記スロットルケーブル17は
滑車45に掛け回された状態で該滑車45により引っ張
られるので、前記滑車45の移動量の二倍の長さ分が引
っ張られる。このため、スロットル弁CVの開度に調節
するのに要する前記位置調節機構50のサブレバー51
等の操作量、つまり、前記滑車45の移動量は小さくて
済み、この点からも装置の小型軽量化が図られる。ここ
で前記サブレバー51を解放しても、該サブレバー51
は可動側歯部58と固定側歯部28との噛合によりその
ままそのときの操作位置にて不動状態で保持され、前記
スロットル弁CVはその調節開度(設定開度)で保持さ
れる。これにより、手指の負担が軽減される。
【0041】前記のようにしてスロットル弁CVの開度
を調節した状態で、例えば不測の事態が生じる等して直
ちに機関10の回転数を大幅に低下させたいときには、
前記メインレバー30を解放する。それにより、前記ス
ロットルケーブル17は常時スロットル弁CV閉方向に
付勢されているので、前記メインレバー30及び引張量
拡大機構40のてこ41が前記とは逆方向に引っ張られ
て元の位置に戻り、前記スロットルケーブル17が前記
非操作状態に戻されて前記スロットル弁CVが前記アイ
ドル回転開度に戻り、機関10はアイドリング状態とな
る。ここで、機関回転駆動力を遠心クラッチを介して刈
刃等からなる作業部3に伝達するようにした作業機1で
あれば、前記遠心クラッチが遮断状態となって前記作業
部への動力伝達が断たれるので、刈刃13等の作業部3
が直ちに停止せしめられる。
【0042】このように一旦前記メインレバー30を解
放した後、再びそのメインレバー30を前記後グリップ
部11に近接するセット位置まで回動操作すると、前記
スロットルケーブル17の遊びが無くされ、前記位置調
節機構50に備えられるサブレバー51は先の操作位置
に保持されたままなので、前記スロットル弁CVが前記
メインレバー30が解放される前の開度に再び戻され、
前記サブレバー51の再調節は不要となる。
【0043】このように、本実施形態のハンドレバー装
置10においては、被駆動部材としてのスロットル弁C
Vの開度をケーブル17を介して調節できるとともに所
望の開度に容易に保持させ得、かつ、即座に最小開度
(アイドル回転開度)に戻すことができて高い安全性を
確保できるとともに、手指を疲れ難くでき、さらには、
スロットル弁CVをアイドル回転開度に戻す前の開度に
設定したい場合には再調節を不要にでき、しかも、装置
の小型軽量化を効果的に図れて、作業性や操作性をより
向上させることができる。
【0044】以上、本発明の一実施例について詳述した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範
囲で、設計において、種々の変更ができるものである。
また、ハンドレバー装置10を内燃機関2のスロットル
弁CVの開度を調整するために使用しているが、本発明
のハンドレバー装置はスロットル弁CVの開度調整以外
の用途にも利用できることはいうまでもない。さらに、
ハンドレバー装置10は、前記バーハンドル7だけでな
くU形ハンドルにもそのまま取り付けて使用することが
できる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明のハンドレバー装置によれば、ハンドルからケース部
材が分離・離脱せしめられているときにおいても、メイ
ンレバー等の可動機構部材をケース部材に適正に保持し
ておくことができ、この結果、組み付け作業や保守点検
整備作業を容易に行うことができる。また、ハンドル及
びケース部材に設けた凹部と凸部とを嵌合させた状態で
ハンドルにケース部材を外嵌固定するようにされている
ので、前記凹部と凸部の嵌合作用によってケース部材の
ハンドル周りの回転が阻止できるとともに長手方向の移
動も阻止でき、このため、常時安定した操作性が得られ
るとともに、ケーブルの先端位置のずれも生じず、メイ
ンレバーや位置調節機構の操作量に対してケーブルの引
っ張り量が一定となり、スロットル弁の開度等が正確な
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドレバー装置の一実施形態が
採用された刈払機の一例を示す斜視図。
【図2】本発明に係るハンドレバー装置の一実施形態を
示す左側面図。
【図3】本発明に係るハンドレバー装置の一実施形態を
示す平面図。
【図4】本発明に係るハンドレバー装置の一実施形態を
示す右側面図。
【図5】図2に示されるハンドレバー装置の左側カバー
ケースを取り去った状態を拡大して示す切欠左側面図。
【図6】図5のVI−VI矢視断面図。
【図7】図5のVII−VII矢視断面図。
【図8】図2に示されるハンドレバー装置の引張量拡大
機構とそれに関連する部分を示す概略斜視図。
【図9】図2に示されるハンドレバー装置の中間カバー
ケースを示す斜視図。
【図10】図2のX−X矢視拡大断面図。
【図11】図6に示されるハンドレバー装置において、
右側カバーケース及び中間カバーケースと左側カバーケ
ースとをハンドルから取り外した状態を示す断面図。
【符号の説明】
2 内燃機関 7 バーハンドル 9 凹部 10 ハンドレバー装置 11 グリップ部 13 刈刃 17 ケーブル 20 ケース部材 21 片側(右側)カバーケース 22 中間カバーケース 23 他側(左側)カバーケース 29 凸部 30 メインレバー 40 引張量拡大機構 41 てこ 45 折返し部材(滑車) 50 位置調節機構 51 サブレバー CV 被駆動部材(スロットル弁) O サブレバーの回動軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05G 7/04 G05G 7/04 A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル7に外嵌固定されたケース部材
    20を有し、該ケース部材20に、被駆動部材CVに連
    結されたケーブル17を引っ張るためのメインレバー3
    0が回動可能に保持されてなるハンドレバー10装置に
    おいて、前記ケース部材20が片側カバーケース21、
    中間カバーケース22、及び他側カバーケース23から
    なる三分割構造となっており、前記片側カバーケース2
    1及び前記中間カバーケース22から前記他側カバーケ
    ース23を取り外すことにより、前記ハンドル7に対す
    る前記ケース部材20の外嵌固定状態が解かれるととも
    に、前記片側カバーケース21及び前記中間カバーケー
    ス22との間に前記メインレバー30が保持されること
    を特徴とするハンドレバー装置。
  2. 【請求項2】 ハンドル7に外嵌固定されたケース部材
    20を有し、該ケース部材20に、被駆動部材CVに連
    結されたケーブル17を引っ張るためのメインレバー3
    0が回動可能に保持され、前記ケース部材20内におけ
    る前記メインレバー30と前記ケーブル17との間に、
    前記メインレバー30による前記ケーブル17の引張量
    を拡大する引張量拡大機構40が介装されてなるハンド
    レバー装置10において、前記ケース部材20が片側カ
    バーケース21、中間カバーケース22、及び他側カバ
    ーケース23からなる三分割構造となっており、前記片
    側カバーケース21及び前記中間カバーケース22から
    前記他側カバーケース23を取り外すことにより、前記
    ハンドル7に対する前記ケース部材20の外嵌固定状態
    が解かれるとともに、前記片側カバーケース21及び前
    記中間カバーケース22との間に前記メインレバー30
    及び引張量拡大機構40が保持されることを特徴とする
    ハンドレバー装置。
  3. 【請求項3】 前記メインレバー30は、被駆動部材C
    Vに連結されたケーブル17を折返し部材45を介して
    連結し、該折返し部材45を任意の位置に保持する位置
    調節機構50を備え、前記片側カバーケース21及び中
    間カバーケース22との間に前記折返し部材45及び前
    記位置調節機構50が保持されるようになっていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のハンドレバー装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ハンドル7及び前記ケース部材20
    のうちの一方に凹部9が設けられるとともに、他方に前
    記凹部9に嵌合する凸部29が設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のハンド
    レバー装置。
  5. 【請求項5】 前記ハンドル7が筒状であり、このハン
    ドル7を貫通しないように前記凹部9が設けられるとと
    もに、前記中間カバーケース22に前記凹部9に嵌合す
    る凸部29が設けられていることを特徴とする請求項4
    に記載のハンドレバー装置。
  6. 【請求項6】 前記引張量拡大機構40がてこ41であ
    ることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記
    載のハンドレバー装置。
  7. 【請求項7】 前記位置調節機構50がサブレバー51
    を備え、前記折返し部材45が前記サブレバー51にお
    ける回動軸線Oから外れた位置に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の
    ハンドレバー装置。
  8. 【請求項8】 前記折返し部材が滑車45であることを
    特徴とする請求項3乃至7のいずれか一項に記載のハン
    ドレバー装置。
  9. 【請求項9】前記被駆動部材が内燃機関2のスロットル
    弁CVであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    か一項に記載のハンドレバー装置。
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