JP3529199B2 - ハンドレバー装置 - Google Patents

ハンドレバー装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のスロッ
トル弁等の被駆動部材を、ケーブルを介して操作するた
めのハンドレバー装置に係り、特に、ヘッジトリマーや
刈払機等の作業機におけるハンドルのグリップ部近傍に
配設されて、スロットルケーブルを通じて前記スロット
ル弁を開閉操作するのに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、内燃機関により刈刃等の作業部
を駆動するようにされているヘッジトリマーや刈払機等
の作業機においては、前記内燃機関の出力を手元で調整
するため、それに備えられているU字ハンドルやバーハ
ンドル等のグリップ部近傍に、前記内燃機関のスロット
ル弁の開度を調整するハンドレバー装置が配設されてい
る。
【0003】このハンドレバー装置は、通常、作業者の
手指で操作されるスロットルトリガ(スロットルレバ
ー)を備えており、このスロットルレバーを回動操作す
ることによりスロットルケーブルを介して前記スロット
ル弁の開度を調節するようにされている。前記スロット
ル弁は、通常、常時最小開度(アイドル回転開度)方向
に付勢されていて、自然状態ではアイドル回転開度で保
持され、前記スロットルケーブルが引っ張られたときに
前記アイドル回転開度から高速回転側へ開き始めるよう
にされる。
【0004】このようなスロットル弁の開度調節用のハ
ンドレバー装置としては、前記スロットルレバーを回動
操作状態から解放したときに、該レバーを自動的に前記
スロットル弁と共に元の位置(アイドル回転開度)に戻
すようにした自動アイドル回転開度復帰タイプのもの
と、手指を離してもスロットルレバーを所望の回動操作
位置にて常時不動状態で保持し得るようにした固定タイ
プのものとが知られている(実公昭57−19944号
公報等を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記自動復帰タイプの
ものは、スロットルレバーから指を離せば機関が自動的
にアイドリング状態に戻り、機関出力を遠心クラッチを
介して刈刃等からなる作業部に伝達するようにした作業
機であれば、前記遠心クラッチが遮断状態となって作業
部への動力伝達が断たれるので、不測の事態が生じた際
には即座にスロットル弁をアイドル回転開度に戻して作
業部を停止させることができ、安全性が高められるとい
う利点が得られる反面、スロットルレバーを常時手指で
保持して所望の回動操作位置に維持しなければならない
ので、中間開度が使いづらい、手指が疲れる、操作量
(回転数)が一定しない、等の問題が生じる。
【0006】一般に、使い勝手を考慮すると、スロット
ルレバー等の回動操作レバーは、中間開度をとらせるこ
となく解放位置とセット位置(握り位置)との二位置の
みをとらせるようになすことが望ましく、スロットル弁
を中間開度(パーシャル開度)にするときも、全開
(W.O.T.)にするときも、同一の回動操作位置
(セット位置)とする方が操作性に優れると考えられ
る。
【0007】一方、前記固定タイプのものは、前記自動
アイドル回転開度復帰タイプの問題を解消し得、スロッ
トルレバーを常時所望の回動操作位置に手離しでも不動
状態に保持しておくことができるので、手指が自由にな
って作業を楽に行える等の利点は得られるものの、不測
の事態が生じた際には、スロットルレバーの位置保持機
能を解除する別操作が必要となり、即座に作業部を停止
させることができないので、安全性の面では前記自動ア
イドル回転開度復帰タイプのものより劣るという問題が
あった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、前記自動アイドル
回転開度復帰タイプと固定タイプの持つ短所を解消し
て、それらの長所を兼ね備えたハンドレバー装置、具体
的には、例えば被駆動部材としてのスロットル弁の開度
をケーブルを介して調整できるとともに、所望の開度に
保持させ得、かつ、即座に最小開度に戻すことができて
高い安全性を確保できるとともに、手指を疲れ難くでき
て良好な操作性が得られるようにされたハンドレバー装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係るハンドレバー装置は、基本的には、回
動操作されるメインレバーと、該メインレバーに一体に
固定されるとともにその回動方向に沿って撓み得るよう
にされたばね部材とを有し、前記ばね部材の自由端側に
被駆動部材に連結されたケーブルの一端部が連結され、
かつ、前記メインレバーが前記ケーブルを前記ばね部材
を介して引っ張るべく回動操作されたときに、前記ばね
部材における前記ケーブルとの連結部を任意のケーブル
引き出し位置にて停止させ得るストッパが設けられてな
る。
【0010】本発明の好ましい態様としては、前記スト
ッパが偏心カム軸からなっているもの、前記ばね部材が
板ばねからなっているもの、前記被駆動部材が内燃機関
のスロットル弁であるもの等が挙げられる。前記被駆動
部材が内燃機関のスロットル弁である場合、すなわち、
前記スロットル弁が常時アイドル回転開度方向に付勢さ
れていて、それに接続されているスロットルケーブル
が、非操作状態から引っ張られたときに前記アイドル回
転開度から開き始めるようにされており、このスロット
ル弁を備えた内燃機関により刈刃等の作業部を駆動する
ようにされている作業機におけるハンドルのグリップ近
傍に配設されたものである場合には、より好ましい具体
例として、回動操作されるメインレバーと、該メインレ
バーに一体に固定されるとともにその回動方向に沿って
撓み得るようにされた板ばねからなるばね部材とを有
し、前記ばね部材の自由端側に被駆動部材に連結された
ケーブルの一端部が連結され、かつ、前記メインレバー
が前記ケーブルを前記ばね部材を介して引っ張るべく回
動操作されたときに、前記ばね部材における前記ケーブ
ルとの連結部を任意のケーブル引き出し位置にて停止さ
せ得る偏心カム軸からなるストッパが設けられてなるも
の等が挙げられる。
【0011】このような構成とされた本発明に係るハン
ドレバー装置の好ましい態様においては、メインレバー
が解放状態にあるときには、スロットル弁が最小開度
(アイドル回転開度)にあり、この状態から前記メイン
レバーが回動操作されると、板ばねからなるばね部材を
介してスロットルケーブルが引っ張られて、前記スロッ
トル弁がアイドル回転開度から開方向に回動せしめられ
る。この際、前記ストッパに前記ばね部材が衝接し、前
記ばね部材における前記ケーブルとの連結部が所望のケ
ーブル引き出し位置にて停止させられるが、その後も前
記メインレバーはハンドルのグリップに近接するセット
位置まで回動せしめられ、その間、前記ばね部材は撓め
られることによって前記メインレバーの回動を吸収す
る。
【0012】したがって、予め、前記ストッパの操作位
置を調節しておくことで、前記ばね部材における前記ケ
ーブルとの連結部のケーブル引き出し位置が決定され、
それによって、前記ケーブルの引き出し量、言い換えれ
ば前記スロットル弁の開度が調節される。 また、例え
ば不測の事態が生じる等して直ちに機関の回転駆動力を
大幅に低下させたいときには、前記メインレバーを完全
に解放する。それにより、前記メインレバー、ばね部
材、スロットルケーブル、及びスロットル弁がそれぞれ
元のアイドル回転開度位置に戻され、内燃機関は自動的
にアイドリング状態となる。ここで、機関回転駆動力を
遠心クラッチを介して刈刃等からなる作業部に伝達する
ようにした作業機であれば、前記遠心クラッチが遮断状
態となって前記作業部への動力伝達が断たれるので、刈
刃等の作業部が直ちに停止せしめられる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るハンドレバー
装置の一実施例が採用された刈払機の一例を示してい
る。図示例の刈払機1は、左右に所定間隔をあけてグリ
ップ部11,12が並置されたU型ハンドル7を備え、
このU型ハンドル7を支持する操作杆8の先端側に刈刃
13や安全カバー14等からなる作業部3が設けられ、
後端側には、前記刈刃13を前記操作杆8に内挿された
ドライブシャフト9を介して駆動する動力源としての、
リコイルスターター6や燃料タンク4が付設された内燃
機関(小型空冷2サイクルガソリンエンジン)2が配備
されており、この内燃機関2にスロットル弁CVを有す
る気化器(図示省略)や点火プラグ5が備えられてい
る。
【0014】本例では、前記スロットル弁CVが、常時
最小(アイドル回転)開度方向に付勢されていて、それ
に接続されている後述のスロットルケーブル22(図
2)が非操作状態から引っ張られたときに、前記アイド
ル回転開度から開き始めるようにされている。そして、
前記左右一対のグリップ11,12のうちの、通常は右
手で握る(図1の右側)のグリップ部11近傍に、前記
スロットル弁CVの開度を調整すべく、本実施例のハン
ドレバー装置10が配設されている。
【0015】前記ハンドレバー装置10は、図2〜図4
に示される如くに、互いにビス等の締付固定具26,2
7,28で締結された縦二つ割り型のケース15A,1
5Bからなるグリップ11の上部に配備されており、基
端部がピン31により枢支された概略扇形状のメインレ
バー30と、板ばねからなる側面視が概略「く」字状の
ばね部材35と、偏心カム軸からなるストッパ40と、
を具備している。
【0016】前記ばね部材35は、前記メインレバー3
0の内側辺部にビス33,33でその固定辺部35aが
一体に固定され、その撓曲辺部35bの自由端部に、ボ
ーデンケーブル20のアウターチューブ21に挿通され
たスロットルケーブル(インナーケーブル)22の端金
具24が係止される筒状の係止部34が設けられてい
る。なお、前記撓曲辺部35bは、前記スロットル弁C
Vの閉弁付勢力に打ち勝ち、かつ、前記メインレバー3
0を引く手指の負担が極力小さくなるように、適宜のば
ね定数が与えられている。
【0017】前記ストッパ40は、図5をも参照すれば
よくわかるように、前記ケース15A,15Bの上端部
に前記メインレバー30と平行に回転可能に保持され
た、回動軸線Oも持つ支軸42と、この支軸42に外嵌
されてピン43で固定された偏心円弧カム44と、前記
支軸42の前記左ケース半体15Bから外部に突出した
一端側に設けられた六角部42aに嵌合せしめられてビ
ス46により締結固定された、外周面にローレット加工
がされた調節ダイヤル45と、を備えている。前記偏心
円弧カム44のカム部44aの中心軸線Eは前記支軸4
2の回動軸線Oから所定距離だけ偏心した位置に設定さ
れている。
【0018】また、前記調節ダイヤル45と前記左ケー
ス半体15Bとの間には、皿ばね47が挿入されてお
り、この皿ばねの弾性を利用して前記ビス46の螺入量
を調節することにより、前記調節ダイヤル45と前記左
ケース半体15Bとの間の摩擦力が調整され、それによ
り、前記調節ダイヤル45はその任意の回動操作位置に
て、不動状態で保持されるようになっている。
【0019】このような構成とされた本実施例のハンド
レバー装置10においては、メインレバー30が図2に
示される如くに解放状態にあるときには、スロットル弁
CVが最小開度(アイドル回転開度)にあり、この状態
から前記メインレバー30が図3又は図4に示される如
くに回動操作されると、板ばねからなるばね部材35を
介して前記スロットルケーブル22が引っ張られてボー
デンケーブル20のアウターチューブ21から引き出さ
れ、前記スロットル弁CVがアイドル回転開度から開方
向に回動せしめられる。この際、前記ストッパ40のカ
ム部44aに前記ばね部材35が衝接し、前記ばね部材
35における前記スロットルケーブル22との連結部
(係止部34)が所望のケーブル引き出し位置にて停止
させられるが、その後も前記メインレバー30はグリッ
プ11に近接するセット位置(図3及び図4の位置)ま
で回動せしめられ、その間、前記ばね部材35は撓めら
れることによって前記メインレバー30の回動を吸収し
て、必要以上のスロットルケーブル22の引き出しを阻
止する。
【0020】したがって、予め、前記調節ダイヤル45
を回動操作して前記ストッパ40のカム部44aを適宜
の位置に調節しておけば、前記ばね部材35における前
記スロットルケーブル22との連結部(係止部34)の
ケーブル引き出し位置が決定され、それによって、前記
スロットルケーブル22の引き出し量、言い換えれば前
記スロットル弁CVの開度が調節される。
【0021】例えば、前記ストッパ40のカム部44a
の凸側を図3に示される如くに真上に持ってくると、前
記メインレバー30を一杯に引いてセット位置とする
と、前記ばね部材35が前記カム部44aに近接せしめ
られるが、撓められはしないので、前記スロットルケー
ブル22の引き出し量が所定の最大値となり、前記スロ
ットル弁CVは全開(最大開度)となる。また、図4に
示される如くに前記ストッパ40のカム部44aの凸側
を真下に持ってくると、前記メインレバー30を一杯に
引いても、前記ばね部材35が前記カム部44aに衝接
して、下方へ撓められるので、前記スロットルケーブル
22の引き出し量が前記全開状態より減じられ、前記ス
ロットル弁CVは、例えば全開状態の50パーセント程
度の中間開度(パーシャル開度)となる。なお、前記カ
ム部44aの寸法形状等を適宜変更することで、前記ス
ロットル弁CVの全開状態に対する中間開度の最低値を
変えることができる。
【0022】このように本例では、前記メインレバー3
0を、基本的には解放位置とセット位置(握り位置)と
の二位置のみをとらせるようにされ、前記スロットル弁
CVを中間開度(パーシャル開度)にするときも全開
(W.O.T.)にするときも、同一の回動操作位置
(セット位置)にすればよいので、操作性が格段に優れ
たものとなる。
【0023】また、例えば不測の事態が生じる等して、
直ちに機関2の回転駆動力を大幅に低下させたいときに
は、前記メインレバー30を完全に解放する。それによ
り、前記メインレバー30、ばね部材35、スロットル
ケーブル22、及びスロットル弁CVがそれぞれ元のア
イドル回転開度位置に自動的に戻され、内燃機関2はア
イドリング状態となる。ここで、機関回転駆動力を遠心
クラッチを介して刈刃等からなる作業部3に伝達するよ
うにした作業機であれば、前記遠心クラッチが遮断状態
となって、前記作業部3への動力伝達が断たれるので、
刈刃13等の作業部3が直ちに停止せしめられる。
【0024】なお、本発明の一実施例について詳述した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範
囲で、設計において、種々の変更ができるものである。
例えば、前記実施例においては、本発明に係るハンドレ
バー装置10を内燃機関2のスロットル弁CVの開度を
調整するために使用しているが、本発明のハンドレバー
装置はスロットル弁CVの開度調整以外の用途にも利用
できることはいうまでもない。
【0025】メインレバーも、図示例の引き金状のもの
に代えて、四本の指で握れる長いレバー状のものとして
もよい。また、ハンドレバー装置10は、前記U型ハン
ドル7だけでなくバーハンドルにもそのまま取り付けて
使用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明のハンドレバー装置によれば、例えば、被駆動部材と
してのスロットル弁の開度をケーブルを介して適切に調
整できるとともに、所望の開度に保持させ得、しかも、
即座にアイドル回転開度に戻すことができて、高い安全
性を確保できるとともに、手指を疲れ難くでき、さら
に、良好な操作性も得られるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドレバー装置の一実施例が採
用された刈払機の一例を示す斜視図。
【図2】本発明に係るハンドレバー装置の一実施例を示
す左側面図。
【図3】図2に示される実施例におけるスロットル弁が
全開状態にあるときを示す要部破断左側面図。
【図4】図2に示される実施例におけるスロットル弁が
中間開度にあるときを示す要部破断左側面図。
【図5】図2のV矢視要部縦断面図。
【図6】図5のVI-VI 矢視断面図。
【符号の説明】
2…内燃機関 10…ハンドレバー装置 22…スロットルケーブル 24…端金具(一端部) 30…メインレバー 34…係止部(連結部) 35…ばね部材 40…ストッパ(偏心カム軸) CV…スロットル弁(被駆動部材)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G05G 7/10 G05G 7/10 A

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動操作されるメインレバー30と、該
    メインレバー30に一体に固定されるとともにその回動
    方向に沿って撓み得るようにされたばね部材35とを有
    し、前記ばね部材35の自由端側に被駆動部材CVに連
    結されたケーブル22の一端部24が連結され、かつ、
    前記メインレバー30が前記ケーブル22を前記ばね部
    材35を介して引っ張るべく回動操作されたときに、前
    記ばね部材35における前記ケーブル22との連結部3
    4を任意のケーブル引き出し位置にて停止させ得るスト
    ッパ40が設けられてなるハンドレバー装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパが偏心カム軸40からなっ
    ている請求項1に記載のハンドレバー装置。
  3. 【請求項3】 前記ばね部材35が板ばねからなってい
    る請求項1又は2に記載のハンドレバー装置。
  4. 【請求項4】 前記被駆動部材が内燃機関2のスロット
    ル弁CVである請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ハンドレバー装置。
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