JPH10329550A - ハードトップ車のウエザーストリップ構造 - Google Patents

ハードトップ車のウエザーストリップ構造

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Publication number
JPH10329550A
JPH10329550A JP9157643A JP15764397A JPH10329550A JP H10329550 A JPH10329550 A JP H10329550A JP 9157643 A JP9157643 A JP 9157643A JP 15764397 A JP15764397 A JP 15764397A JP H10329550 A JPH10329550 A JP H10329550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip
retainer
hollow seal
base
weather strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9157643A
Other languages
English (en)
Inventor
Teru Tamagawa
輝 玉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP9157643A priority Critical patent/JPH10329550A/ja
Publication of JPH10329550A publication Critical patent/JPH10329550A/ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアガラスの弾接時リップが浮き上がって、
外観が損なわれることないよう構成されたハードトップ
車のウエザーストリップ構造を提供する。 【解決手段】 リテーナー50に嵌着される基底部3
1、その基底部31に一体に結合された中空シール部3
2及びその中空シール部32に突設されたリップ33を
備えていると共に、リテーナー50のうち、リップ33
の付け根に相対する先端部を、中空シール部32と共に
挟持する凸部34が、リップ33に突設されている。そ
れによって凸部34がリテーナー50の先端部に固定さ
れるため、それと一体のリップ33が、中空シール部3
2の変形にひきずられて、浮き上がるようなことは起こ
らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ハードトップ車
において、ボディの開口縁部との間をシールするウエザ
ーストリップの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、図1乃至図3に示すように、ハ
ードトップ車のボディ1の開口縁部には、ドアガラス4
を弾接させ、ドアガラス4とボディ1の開口縁部とをシ
ールするウエザーストリップ3が取付けられている。
【0003】さらに詳細に説明すると、ウエザーストリ
ップ3はボディ1の開口縁部に、リテーナー5を介して
取付けられており、そのリテーナー5に嵌着される基底
部3a、その基底部3aに一体に結合された中空シール
部3b及びその中空シール部3bに突設されたリップ3
cよりなる。
【0004】このウエザーストリップ3は、ドアガラス
4が中空シール部3bに弾接すると変形し、その中空シ
ール部3bの変形にひきずられて、リップ3cが浮き上
がり、見栄えが悪化するという問題点がある。これに対
して、従来は中空シール部3bの、基底部3aとリップ
3cとに挟まれた脚部Lの肉厚や形状を変化させること
により、リップ3cの浮き上がりを防止しようとしてい
たが、まだ満足すべき結果は得られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来のウエザーストリップは、ドアガラス4の弾
接時の変形に伴って、リップ3cが浮き上がり、見栄え
が悪化すること、それに対して、中空シール部3bの脚
部Lの肉厚や形状の変更等が検討されたが、まだ満足す
べき結果は得られていないことであって、本発明は、ド
アガラス4の弾接時にリップ3cが浮き上がって、外観
が損なわれることのないよう構成されたハードトップ車
のウエザーストリップ構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 第1の発明のハードト
ップ車のウエザーストリップのリップ構造は、図1・図
4及び図5に示す如く、ハードトップ車のボディ1の開
口縁部にリテーナー50を介して取付けられ、ドアガラ
ス4が弾接し、ドアガラス4とボディ1の開口縁部とを
シールするウエザーストリップであって、リテーナー5
0に嵌着される基底部31、その基底部31に一体に結
合された中空シール部32及びその中空シール部32に
突設されたリップ33を備えると共に、リテーナー50
のうち、リップ33の付け根に相対する先端部を、中空
シール部32と共に挟持する凸部34が、リップ33に
突設されたものである。
【0007】第2の発明は、第1の発明のリテーナー5
0に代えて、図1・図6に示す如く、リップ43の付け
根に相対する先端部に、リップ43に向かって折曲げら
れた形状の鈎部61を有するリテーナー60を備えてお
り、さらにその鈎部61にリップ43の付け根近くに突
設された凸部44が掛止されていることを特徴とするも
のである。
【0008】第1の発明によれば、図4・図5に示す如
く、中空シール部3bにドアガラス4が弾接すると、中
空シール部32が変形するが、中空シール部32と凸部
34とがリテーナー50の先端部を挟持することによっ
て、凸部34がリテーナー50の先端部に固定されるた
め、それと一体のリップ33が、中空シール部32の変
形にひきずられて、浮き上がるようなことは起こらな
い。従って常に良好な外観が保持される。
【0009】第2の発明によれば、図6に示す如く、凸
部44が鈎部61に掛止されるため、第1の発明に比較
して、凸部44が鈎部61にさらに強固に固定される。
【0010】
【発明の実施の形態】 本発明の第1の実施の形態例に
ついて、図1、図4及び図5により説明すると、1はハ
ードトップ車のボディ、2はドア、30は前記ボディ1
の開口縁部にリテーナー50を介して取付けられたウエ
ザーストリップであって、リテーナー50に嵌着される
基底部31、その基底部31に一体に結合された中空シ
ール部32及びその中空シール部32に突設されたリッ
プ33を備えている。
【0011】なお、このウエザーストリップ30は、中
空シール部32がドアガラス4と弾接し、ドアガラス4
とボディ1の開口縁部とをシールする働きをする。
【0012】さらに、ウエザーストリップ30は、リッ
プ33の付け根のリテーナー50の先端部に相対する位
置に凸部34が突設されていて、リテーナー50の先端
部を、中空シール部32と共に挟持している。
【0013】作用について説明すると、中空シール部3
2にドアガラス4が弾接すると、中空シール部32が変
形するが、中空シール部32と凸部34とがリテーナー
50の先端部を挟持することによって、凸部34がリテ
ーナー50の先端部に固定されるため、中空シール部3
2と一体のリップ33が、中空シール部32の変形にひ
きずられて浮き上がるようなことは起こらない。従って
常に良好な外観が保持される。
【0014】第2実施の形態例について図1・図6によ
り説明すると、40は図4・図5の第1実施の形態例の
ウエザーストリップ30と略同形状のウエザーストリッ
プであって、リテーナー60に嵌着される基底部41、
その基底部41に一体に結合された中空シール部42及
びその中空シール部42に突設されたリップ43を備え
ている。
【0015】リテーナー60は、図4・図5に示す第1
の実施の形態例のリテーナー50とは少し異なり、リッ
プ43の付け根に相対する先端部にリップ43に向かっ
て折曲げられた形状の鈎部61を有するリテーナー60
を備えており、リップ43の付け根に突設された凸部4
4と中空シール部42とがリテーナー60の先端部を挟
持しているだけでなく、さらにリップ43の付け根近く
に突設された凸部44が前記鈎部61に掛止されてい
る。
【0016】作用について説明すると、第1の実施の形
態例の作用に加えて、凸部44が鈎部61に掛止される
ため、第1の発明に比較して、凸部44が鈎部61にさ
らに強固に固定される。
【0017】
【発明の効果】 第1の発明によれば、中空シール部3
2の変形にひきずられて、リップ33が浮き上がるよう
なことは起こらない。従って常に良好な外観が保持され
る。また、第2の発明によれば、凸部44が鈎部61に
掛止されるため、第1の発明に比較して、凸部44が鈎
部61にさらに強固に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハードトップ車を示す側面図である。
【図2】 従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】 従来例のリップの浮き上がり状態を示す図1
のA−A断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態例の示す図1のA−A断
面図である。
【図5】 本発明の実施の形態例のリップの浮き上がり
状態を示す図1のA−A断面図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態例の示す図1のA−
A断面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 ドア 3 ウエザーストリツプ 3a 基底部 3b 中空シール部 3c リップ 4 ドアガラス 5 リテーナー 30 ウエザーストリツプ 31 基底部 32 中空シール部 33 リップ 34 凸部 40 ウエザーストリツプ 41 基底部 42 中空シール部 43 リップ 44 凸部 50 リテーナー 60 リテーナー 61 鈎部 L 脚部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードトップ車のボディ(1)の開口縁
    部にリテーナー(50)を介して取付けられ、ドアガラ
    ス(4)と弾接し、ドアガラス(4)とボディ(1)の
    開口縁部とをシールするウエザーストリップであって、
    リテーナー(50)に嵌着される基底部(31)、その
    基底部(31)に一体に結合された中空シール部(3
    2)及びその中空シール部(32)に突設されたリップ
    (33)を備えていると共に、リテーナー(50)のう
    ち、リップ(33)の付け根に相対する先端部を、中空
    シール部(32)と共に挟持する凸部(34)が、リッ
    プ(33)に突設されていることを特徴とするハードト
    ップ車のウエザーストリップの構造。
  2. 【請求項2】 ハードトップ車のボディ(1)の開口縁
    部にリテーナー(60)を介して取付けられ、ドアガラ
    ス(4)と弾接し、ドアガラス(4)とボディ(1)の
    開口縁部とをシールするウエザーストリップであって、
    リテーナー(60)に嵌着される基底部(41)、その
    基底部(41)に一体に結合された中空シール部(4
    2)及びその中空シール部(42)に突設されたリップ
    (43)を備えていると共に、リテーナー(60)のう
    ち、リップ(43)の付け根に相対する先端部にリップ
    (43)に向かって折曲げられた形状の鈎部(61)を
    備えており、さらにその鈎部(61)にリップ(43)
    の付け根近くに突設された凸部(44)が掛止されてい
    ることを特徴とすることを特徴とするハードトップ車の
    ウエザーストリップの構造。
JP9157643A 1997-05-31 1997-05-31 ハードトップ車のウエザーストリップ構造 Pending JPH10329550A (ja)

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JP9157643A JPH10329550A (ja) 1997-05-31 1997-05-31 ハードトップ車のウエザーストリップ構造

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JP9157643A JPH10329550A (ja) 1997-05-31 1997-05-31 ハードトップ車のウエザーストリップ構造

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JPH10329550A true JPH10329550A (ja) 1998-12-15

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JP9157643A Pending JPH10329550A (ja) 1997-05-31 1997-05-31 ハードトップ車のウエザーストリップ構造

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JP (1) JPH10329550A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131722A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Toyoda Gosei Co Ltd ルーフサイドウエザストリップの取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131722A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Toyoda Gosei Co Ltd ルーフサイドウエザストリップの取付構造

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