JPH10315945A - 車輌の安定走行制御装置 - Google Patents

車輌の安定走行制御装置

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JPH10315945A
JPH10315945A JP9145835A JP14583597A JPH10315945A JP H10315945 A JPH10315945 A JP H10315945A JP 9145835 A JP9145835 A JP 9145835A JP 14583597 A JP14583597 A JP 14583597A JP H10315945 A JPH10315945 A JP H10315945A
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JP
Japan
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wheel
vehicle
wheels
braking
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Application number
JP9145835A
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Inventor
Hiroshi Isono
宏 磯野
Masashi Ota
正史 太田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to US09/081,463 priority patent/US6106081A/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/1755Brake regulation specially adapted to control the stability of the vehicle, e.g. taking into account yaw rate or transverse acceleration in a curve
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2240/00Monitoring, detecting wheel/tire behaviour; counteracting thereof
    • B60T2240/06Wheel load; Wheel lift

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輌の重心の周りにヨーモーメントが発生す
ることを防止することにより、従来に比して一層安定的
に車輌を走行させる。 【解決手段】 各車輪に制動力を付与する制動装置10
を有する車輌の安定走行制御装置。四輪の接地荷重W1
〜W4 を演算し(ステップ20)、四輪の制動力Fbi〜
Fb4を演算し(ステップ30)、四輪の駆動力Fd1〜F
d4を演算し(ステップ40及び50)、制動力Fbi〜F
b4と駆動力Fd1〜Fd4との偏差として四輪の前後力Fy1
〜Fy4を演算し(ステップ60)、接地荷重W1 〜W4
に対する前後力Fy1〜Fy4の比として四輪の前後力摩擦
係数μy1〜μy4を演算し(ステップ70)、四輪の前後
力摩擦係数μy1〜μy4が互いに等しくなるよう各輪の制
動力を制御する(ステップ80)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌の安定走行制
御装置に係り、更に詳細には各車輪の制駆動力を制御す
ることにより車輌を安定的に走行させる安定走行制御装
置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌を安定的に走行させる安
定走行制御装置の一つとして、例えば特開平1−237
252号公報に記載されている如く、車輌のヨー角加速
度を検出し、ヨー角加速度が基準値以上のときはヨー角
加速度に応じて旋回内側後輪の制動圧を低減すると共に
旋回外側後輪の制動圧を増大し、左右後輪の制動力の差
により車輌のヨーモーメントを打消すよう構成された制
動力制御装置が従来より知られている。
【0003】かかる安定走行制御装置によれば、車輌の
旋回時にヨー角加速度が大きくなり車輌の安定性が損な
われるようになると、ヨー角加速度に応じて左右後輪の
制動力に差が与えられ、その制動力の差によって車輌の
ヨーモーメントが打消されるので、車輌の旋回挙動が大
きく悪化しスピン状態になることを防止することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
の安定走行制御装置に於いては、車輌のヨー角加速度が
基準値以上にならない限り、換言すれば車輌にある程度
のヨーモーメントが発生しない限り車輌のヨーモーメン
トを打消すための制動力の制御が開始されないため、車
輌にある程度のヨーモーメントが発生し車輌の安定性が
ある程度損なわれることが避けられないだけでなく、ヨ
ーモーメントがある値以上になると制動力の制御が開始
されヨーモーメントが低減されるので、車輌の乗員が異
和感を感じるという問題がある。
【0005】本発明は、車輌のヨーモーメントが左右の
車輪の制動力の差により打消されるよう構成された従来
の安定走行制御装置に於ける上述の如き問題に鑑みてな
されたものであり、本発明の主要な課題は、全ての車輪
の接地荷重に対する前後力の比が実質的に同一になるよ
う、或いは全ての車輪の車輪速度の比が実質的に一定に
なるよう各車輪の制動力を制御し、これにより車輌の重
心の周りにヨーモーメントが発生することを防止するこ
とにより、従来に比して一層安定的に車輌を走行させる
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き主要な課題
は、本発明によれば、各車輪に制駆動力を付与する制駆
動力付与手段と、各車輪の接地荷重に対する前後力の比
を求める手段と、全ての車輪の前記比が実質的に同一に
なるよう前記制駆動力付与手段を制御する制御手段とを
有する車輌の安定走行制御装置(請求項1の構成)、又
は各車輪に制駆動力を付与する制駆動力付与手段と、各
車輪の車輪速度を検出する手段と、全ての車輪の車輪速
度の比が実質的に一定になるよう前記制駆動力付与手段
を制御する制御手段とを有する車輌の安定走行制御装置
(請求項3の構成)によって達成される。
【0007】上記請求項1の構成によれば、全ての車輪
について接地荷重に対する前後力の比が実質的に同一に
なるよう、制駆動力付与手段により各車輪に付与される
制駆動力が制御されるので、後に詳細に説明する如く、
車輌のヨー角加速度が実質的に0である限り車輌の重心
の周りに不要なヨーモーメントが発生することが防止さ
れ、これにより車輌の安定的な走行が確保される。
【0008】また後に詳細に説明する如く、全ての車輪
のμ−S特性が実質的に同一であれば、全ての車輪のス
リップ率を等しくすることにより全ての車輪の接地荷重
に対する前後力の比を等しくすることができ、全ての車
輪の車輪速度の比を実質的に一定にすれば全ての車輪の
スリップ率を実質的に等しくすることができる。
【0009】上記請求項3の構成によれば、全ての車輪
の車輪速度の比が実質的に一定になるよう、換言すれば
全ての車輪のスリップ率が実質的に等しくなるよう、制
駆動力付与手段により各車輪に付与される制駆動力が制
御されるので、全ての車輪のμ−S特性が実質的に同一
であれば全ての車輪の接地荷重に対する前後力の比も実
質的に等しくなり、これにより請求項1の構成の場合と
同様車輌の安定的な走行が確保される。
【0010】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於て、前記
比は各車輪のμ−S特性と各車輪のスリップ率とに基づ
き求められるよう構成される(請求項2の構成)。
【0011】請求項2の構成によれば、各車輪の接地荷
重に対する前後力の比は各車輪のμ−S特性と各車輪の
スリップ率とに基づき求められるので、各車輪のμ−S
特性が相互に異なる場合にも車輌を安定的に走行させる
ことが可能になる。
【0012】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の一つの好まし
い態様によれば、上記請求項1又は3の構成に於いて、
制駆動力付与手段は各車輪に制動力を付与するよう構成
され、従って制御手段は制駆動力付与手段を制御して各
車輪の制動力を制御することにより全ての車輪の接地荷
重に対する前後力の比を実質的に同一にするよう構成さ
れる(好ましい態様1)。
【0013】本発明の一つの好ましい態様によれば、上
記請求項2の構成に於いて、μ−S特性は路面の状態に
応じて左前後輪及び右前後輪について決定されるよう構
成される(好ましい態様2)。
【0014】本発明の一つの好ましい態様によれば、上
記請求項3の構成に於いて、車輌の安定走行に必要な全
ての車輪の目標車輪速度比が求められ、全ての車輪の車
輪速度比が目標車輪速度比になるよう制駆動力付与手段
が制御されるよう構成される(好ましい態様3)。
【0015】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様3の構成に於いて、全ての車輪の
目標車輪速度比は旋回内輪と旋回外輪との間の半径比を
考慮して求められるよう構成される(好ましい態様
4)。
【0016】
【本発明の原理】実施形態の説明に先立ち、本発明に於
ける車輌の安定走行制御の原理について説明する。
【0017】タイヤに対する路面の摩擦係数をμとし、
タイヤの横力に対する路面の摩擦係数(「横力摩擦係
数」と略称する)をμx とし、タイヤの前後力に対する
路面の摩擦係数(「前後力摩擦係数」と略称する)をμ
y とすると、下記の数1が成立する。
【数1】μ2 =μx2 +μy2
【0018】図14に示されている如く、車輌100の
右前輪102FR、左前輪102FL、右後輪102RR、左
後輪102RLを示すサフィックスをそれぞれ1〜4と
し、これらの車輪のタイヤに対する路面の摩擦係数μ1
〜μ4 がμ1 =μ2 =μ3 =μ4 であるとすると、下記
の数2が成立する。
【数2】μx12 +μy12 =μx22 +μy22 =μx32 +μ
y32 =μx42 +μy42
【0019】この数2の条件を満たすよう下記の数3に
て表される二つの条件が成立するものと仮定する。
【数3】μx12 =μx22 =μx32 =μx42 μy12 =μy22 =μy32 =μy42
【0020】図15に示されている如く、車輌100の
重心104に作用する車輌の横加速度をGx とし、車輌
の減速度をGy とし、車体の質量をmとし、四輪の接地
荷重の合計をWとし、右前輪、左前輪、右後輪、左後輪
の接地荷重をそれぞれW1 、W2 、W3 、W4 とし、重
心104の高さをHとし、重心104と前後輪の車軸と
の間の車輌前後方向の距離をそれぞれLf 及びLr と
し、車輌のトレッドをTr とし、車輌の横加速度による
左右の車輪の荷重変化は前後輪間に於いて同一であると
仮定すると、各車輪の接地荷重W1 〜W4 はそれぞれ下
記の数4により表される。
【数4】
【0021】今車輌100が定常円旋回運動をしてお
り、車輌のヨー角加速度が0であるとすると、重心10
4の周りのヨーモーメントMは下記の数5により表され
る。
【数5】
【0022】上述の数3が成立する互いに等しいμx1〜
μx4をμx とし、また互いに等しいμy1〜μy4をμy と
すると、上記数5は下記の数6に書き換えられる。
【数6】
【0023】上記数6に上記数4を代入すると、ヨーモ
ーメントMは下記の数7の如く表される。
【数7】
【0024】車輌前後方向の力の釣合い及び車輌横方向
の力の釣合いよりそれぞれ下記の数8及び数9が成立す
る。
【0025】
【数8】 Gy ・m=(W1 ・μy1+W2 ・μy2+W3 ・μy3+W4 ・μy4) =W・μy
【数9】 Gx ・m=(W1 ・μx1+W2 ・μx2+W3 ・μx3+W4 ・μx4) =W・μx
【0026】上記数8及び数9を上記数7に代入すると
下記の数10が成立し、ヨーモーメントMは0になる。
【数10】 M=W・μy ・H・μx −W・μx ・H・μy =0
【0027】従って四つの車輪タイヤの前後力摩擦係数
を同一にすれば、四つの車輪タイヤの横力摩擦係数も同
一になり、車輌のヨー角加速度が0である限り車輌の重
心104の周りに不要なヨーモーメントMが発生しない
ので、車輌を安定的に走行させることができることが解
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を幾つかの好ましい実施形態について詳細に説明す
る。
【0029】第一の実施形態 図1は本発明による安定走行制御装置の第一の実施形態
の制動油圧回路を示す概略構成図である。尚図1に於い
ては、各電磁式の遮断弁及び電磁式の開閉弁のソレノイ
ドの図示は省略されている。
【0030】図1に於いて、制動油圧回路10は運転者
によるブレーキペダル12の踏み込み操作に応答してブ
レーキオイルを第一及び第二のポートより圧送するマス
タシリンダ14を有し、マスタシリンダ14にはマスタ
シリンダリザーバ16より必要に応じて作動油としての
オイルが供給されるようになっている。第一のポートに
は第一のブレーキ油圧制御導管18R の一端が接続さ
れ、第二のポートには第二のブレーキ油圧制御導管18
L の一端が接続されている。第一のブレーキ油圧制御導
管18R の他端はリザーバ20R に接続され、第二のブ
レーキ油圧制御導管18L の他端はリザーバ20L に接
続されている。
【0031】第一のブレーキ油圧制御導管18R の途中
にはマスタシリンダ14に近い順に見て常開型の電磁式
の遮断弁22R 、固定絞り24R 、固定絞り26FR、常
開型の電磁式の増圧用開閉弁28FR、固定絞り30FR、
常閉型の電磁式の減圧用開閉弁32FRが設けられてい
る。遮断弁22R を迂回するバイパス通路34R には圧
力調整弁36R が設けられている。圧力調整弁36R は
遮断弁22R と固定絞り24R との間の制御導管18R
内の圧力が設定圧力を越えると開弁してオイルをマスタ
シリンダ14と遮断弁22R との間の制御導管18R へ
解放するようになっている。また遮断弁22R 及び固定
絞り24R を迂回するバイパス通路38Rにはマスタシ
リンダ14の側より増圧用開閉弁28FRの側へ向かうオ
イルの流れのみを許す逆止弁40R が設けられている。
【0032】増圧用開閉弁28FRと固定絞り30FRとの
間の油圧制御導管18R には右前輪用のホイールシリン
ダ42FRが接続されている。固定絞り26FR及び増圧用
開閉弁28FRを迂回するバイパス通路44FRには、ホイ
ールシリンダ42FRの側より遮断弁22R の側へ向かう
オイルの流れのみを許す逆止弁46FRが設けられてい
る。
【0033】マスタシリンダ14と遮断弁22R との間
の制御導管18R には左後輪用の油圧制御導管48RLの
一端が接続され、油圧制御導管48RLの他端は減圧用開
閉弁32FRとリザーバ20R との間の油圧制御導管18
R に接続されている。油圧制御導管48RLの途中にはマ
スタシリンダ14に近い順に見て固定絞り26RL、常開
型の電磁式の増圧用開閉弁28RL、固定絞り30RL、常
閉型の電磁式の減圧用開閉弁32RLが設けられている。
【0034】増圧用開閉弁28RLと固定絞り30RLとの
間の油圧制御導管48RLにはプロポーショニングバルブ
50RLを介して左後輪用のホイールシリンダ42RLが接
続されている。固定絞り26RL及び増圧用開閉弁28RL
を迂回するバイパス通路44RLには、ホイールシリンダ
42RLの側よりマスタシリンダ14の側へ向かうオイル
の流れのみを許す逆止弁46RLが設けられている。
【0035】リザーバ20R には吸入導管52R の一端
が接続されており、吸入導管52Rの他端は電動機54
により駆動されるオイルポンプ56R の吸入側と接続さ
れている。吸入導管52R の途中にはリザーバ20R の
側よりオイルポンプ56R の側へ向かうオイルの流れの
みを許す逆止弁58R 及び60R が設けられている。逆
止弁58R と60R との間の吸入導管52R には途中に
常閉型の電磁式の接続用開閉弁62R を有する接続導管
64R の一端が接続され、接続導管64R の他端はマス
タシリンダ14と固定絞り26RLとの間の油圧制御導管
48RLに接続されている。
【0036】オイルポンプ56R の吐出側は吐出導管6
6R により固定絞り24R と26FRとの間の油圧制御導
管18R に接続されている。吐出導管66R の途中には
オイルポンプ56R に近い順に見て逆止弁68R 、アキ
ュムレータ70R 、固定絞り72R が設けられており、
逆止弁68R はオイルポンプ56R の側よりアキュムレ
ータ70R の側へ向かうオイルの流れのみを許すように
なっている。
【0037】同様に、第一のブレーキ油圧制御導管18
L の途中にはマスタシリンダ14に近い順に見て常開型
の電磁式の遮断弁22L 、固定絞り24L 、固定絞り2
6FL、常開型の電磁式の増圧用開閉弁28FL、固定絞り
30FL、常閉型の電磁式の減圧用開閉弁32FLが設けら
れている。遮断弁22L を迂回するバイパス通路34L
には圧力調整弁36L が設けられている。圧力調整弁3
6L は遮断弁22L と固定絞り24L との間の制御導管
18L 内の圧力が設定圧力を越えると開弁してオイルを
マスタシリンダ14と遮断弁22L との間の制御導管1
8L へ解放するようになっている。また遮断弁22L 及
び固定絞り24L を迂回するバイパス通路38L にはマ
スタシリンダ14の側より増圧用開閉弁28FLの側へ向
かうオイルの流れのみを許す逆止弁40L が設けられて
いる。
【0038】増圧用開閉弁28FLと固定絞り30FLとの
間の油圧制御導管18L には左前輪用のホイールシリン
ダ42FLが接続されている。固定絞り26FL及び増圧用
開閉弁28FLを迂回するバイパス通路44FLには、ホイ
ールシリンダ42FLの側より遮断弁22L の側へ向かう
オイルの流れのみを許す逆止弁46FLが設けられてい
る。
【0039】マスタシリンダ14と遮断弁22L との間
の制御導管18L には右後輪用の油圧制御導管48RRの
一端が接続され、油圧制御導管48RRの他端は減圧用開
閉弁32RRとリザーバ20L との間の油圧制御導管18
L に接続されている。油圧制御導管48RRの途中にはマ
スタシリンダ14に近い順に見て固定絞り26RR、常開
型の電磁式の増圧用開閉弁28RR、固定絞り30RR、常
閉型の電磁式の減圧用開閉弁32RRが設けられている。
【0040】増圧用開閉弁28RRと固定絞り30RRとの
間の油圧制御導管48RRにはプロポーショニングバルブ
50RRを介して右後輪用のホイールシリンダ42RRが接
続されている。固定絞り26RR及び増圧用開閉弁28RR
を迂回するバイパス通路44RRには、ホイールシリンダ
42RRの側よりマスタシリンダ14の側へ向かうオイル
の流れのみを許す逆止弁46RRが設けられている。
【0041】リザーバ20L には吸入導管52L の一端
が接続されており、吸入導管52Lの他端は電動機54
により駆動されるオイルポンプ56L の吸入側と接続さ
れている。吸入導管52L の途中にはリザーバ20L の
側よりオイルポンプ56L の側へ向かうオイルの流れの
みを許す逆止弁58L 及び60L が設けられている。逆
止弁58L と60L との間の吸入導管52L には途中に
常閉型の電磁式の接続用開閉弁62L を有する接続導管
64L の一端が接続され、接続導管64L の他端はマス
タシリンダ14と固定絞り26RRとの間の油圧制御導管
48RRに接続されている。
【0042】オイルポンプ56L の吐出側は吐出導管6
6L により固定絞り24L と26FLとの間の油圧制御導
管18L に接続されている。吐出導管66L の途中には
オイルポンプ56L に近い順に見て逆止弁68L 、アキ
ュムレータ70L 、固定絞り72L が設けられており、
逆止弁68L はオイルポンプ56L の側よりアキュムレ
ータ70L の側へ向かうオイルの流れのみを許すように
なっている。
【0043】図示の実施形態に於いて、通常モード時に
は遮断弁22R 及び22L 、増圧用開閉弁28FR、28
FL、28RR、28RLは開弁位置に維持され、他の開閉弁
は閉弁位置に維持され、これにより各車輪の制動力は運
転者によるブレーキペダル12に対する踏力に応じて増
減される。
【0044】また各遮断弁、開閉弁及び電動機は必要に
応じて図2に示されている如く電気式制御装置74によ
り制御される。特に遮断弁22R 、22L が閉弁され、
開閉弁62R 、62L が開弁され、電動機54が作動さ
れることによってポンプ56R 及び56L が駆動され、
各開閉弁が下記の表1の如く制御されることにより、各
車輪のホイールシリンダ内の圧力が増圧され、保持さ
れ、減圧され、これにより各車輪の制動力が制御され
る。
【表1】
【0045】制御装置74には圧力センサ76FR、76
FL、76RR、76RLよりそれぞれ右前輪、左前輪、右後
輪、左後輪のホイールシリンダ42FR、42FL、42R
R、42RL内の圧力Pwi(i=1、2、3、4)を示す
信号、前後加速度センサ78より車輌の前後加速度Gy
を示す信号、横加速度センサ80より車輌の横加速度G
x を示す信号、回転数センサ82より図には示されてい
ないエンジンの回転数Ne を示す信号、スロットル開度
センサ84より図には示されていないスロットルバルブ
の開度Th を示す信号が入力されるようになっている。
【0046】電気式制御装置74は後述の如く各センサ
よりの信号に基づき各車輪について接地荷重W1 〜W4
に対する前後力Fy1〜Fy4の比として前後力摩擦係数μ
y1〜μy4を演算し、四輪の前後力摩擦係数μy1〜μy4が
同一になるよう各車輪の制動力を制御する。尚図2には
詳細に示されていないが、電気式制御装置74は例えば
中央処理ユニット(CPU)と、リードオンリメモリ
(ROM)と、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、
入出力ポート装置とを有し、これらが双方向性のコモン
バスにより互いに接続された一般的な構成のマイクロコ
ンピュータを含んでいる。
【0047】次に図3及び図5に示されたフローチャー
トを参照して図示の実施形態の作動について説明する。
尚図3及び図5に示されたフローチャートによる制御は
図には示されていないイグニッションスイッチの閉成に
より開始される(このことは後述の他の実施形態につい
ても同様である)。
【0048】まずステップ10に於いては圧力センサ7
6FR等よりの信号の読み込みが行われ、ステップ20に
於いては前述の数4に従って各車輌の接地荷重W1 〜W
4 が演算される。
【0049】ステップ30に於いてはAwcをホイールシ
リンダの面積とし、Befをブレーキパッドの効力とし、
Rr 及びRt をそれぞれブレーキロータの有効半径及び
タイヤの半径として下記の数11に従って各車輪の制動
力Fbi(i=1、2、3、4)が演算される。
【数11】Fbi=Pwi・Awc・Bef・Rr /Rt
【0050】ステップ40に於いてはエンジン回転数N
e 及びスロットル開度Th に基づき図4に示されたグラ
フに対応するマップよりエンジンの駆動トルクTd が演
算され、ステップ50に於いてはKdi(i=1、2、
3、4)をそれぞれ右前輪、左前輪、右後輪、左後輪に
ついての駆動トルクの配分係数として下記の数12に従
って各車輪の駆動力Fdi(i=1、2、3、4)が演算
される。
【数12】Fdi=Kdi・Td
【0051】ステップ60に於いては下記の数13に従
って各車輪の前後力Fyi(i=1、2、3、4)が演算
され、ステップ70に於いては下記の数14に従って各
車輪について接地荷重Wi に対する前後力Fyiの比とし
て各車輪のタイヤの前後力摩擦係数μyi(i=1、2、
3、4)が演算される
【0052】
【数13】Fyi=Fbi−Fdi
【数14】μyi=Fyi/Wi
【0053】ステップ80に於いては図5に示された制
動力制御ルーチンに従って四つの車輪のタイヤの前後力
摩擦係数μyiが等しくなるよう各車輪の制動力が制御さ
れ、しかる後ステップ10へ戻る。
【0054】次に図5に示されたフローチャートを参照
して図3に示されたフローチャートのステップ80に於
ける制動力の制御について説明する。
【0055】まずステップ82に於いてはタイヤの前後
力摩擦係数μyiが最も小さい車輪が制動力の制御のため
の基準輪として決定され、ステップ84に於いては基準
輪のタイヤの前後力摩擦係数をμmin とし、基準輪以外
の車輪のタイヤの前後力摩擦係数をμya〜μycとしてそ
れらの偏差Δμya〜Δμycが下記の数15に従って演算
される。
【数15】Δμya=μmin −μya Δμyb=μmin −μyb Δμyc=μmin −μyc
【0056】ステップ86に於いては偏差Δμya〜Δμ
ycに基づき図6に示されたグラフに対応するマップより
基準輪以外の各車輪の増圧用開閉弁及び減圧用開閉弁を
制御するためのデューティ比Dra〜Drcが演算され、ス
テップ88に於いてはデューティ比Dra〜Drcに基づき
対応する車輪の増圧用開閉弁及び減圧用開閉弁が制御さ
れ、これにより偏差Δμya〜Δμycが0になるよう各車
輪の制動力が制御される。
【0057】かくしてこの実施形態によれば、ステップ
20に於いて四輪の接地荷重W1 〜W4 が演算され、ス
テップ30〜60に於いて四輪それぞれの制動力Fbi〜
Fb4と駆動力Fd1〜Fd4との偏差として四輪の前後力F
y1〜Fy4が演算され、ステップ70に於いて接地荷重W
1 〜W4 に対する前後力Fy1〜Fy4の比として四輪の前
後力摩擦係数μy1〜μy4が演算され、ステップ80に於
いて四輪の前後力摩擦係数μy1〜μy4が互いに等しくな
るよう各輪の制動力が制御されるので、車輌の重心の周
りに不要なヨーモーメントが作用することを防止して車
輌を安定的に走行させることができる。
【0058】尚図示の実施形態に於いては、各車輪の接
地荷重W1 〜W4 は数4に従って演算されるようになっ
ているが、例えば歪みゲージ式のセンサ等によりスピン
ドルや車輪キャリアの上下方向の曲げモーメントが検出
されることにより検出されてもよく、サスペンションに
液圧シリンダが設けられている場合にはその液圧シリン
ダ内の圧力として検出されてもよく、サスペンションの
ストロークとして検出されてもよい。
【0059】また上述の実施形態に於いては、各車輪の
前後力Fy1〜Fy4は各車輪の制動力及び駆動力に基づき
演算されるようになっているが、スピンドルの前後方向
の曲げモーメントとして検出され、或いは車輪キャリア
に作用する前後力として検出されてもよく、また各車輪
の駆動力はドライブシャフトの捩りモーメントとして検
出され、各車輪の制動力はブレーキロータの捩りモーメ
ントやブレーキトルクメンバの曲げモーメントとして検
出されてもよい。
【0060】図7は本発明による安定走行制御装置の第
二の実施形態の制御系を示すブロック図である。尚図7
に於いて図2に示された部材と同一の部材には図2に於
いて付された符号と同一の符号が付されている。
【0061】この実施形態に於いては、電気式制御装置
74には車輪速度センサ86FR、86FL、86RR、86
RLよりそれぞれ右前輪、左前輪、右後輪、左後輪の車輪
速度VwFR 、VwFL 、VwRR 、VwRL を示す信号、例え
ば路面よりの反射光量によりそれぞれ右前輪及び左前輪
が通過する路面の状態(摩擦係数の概略)を検出する路
面状態センサ88R 及び88L より路面状態μR 及びμ
L を示す信号、例えば超音波により対地車体速度を検出
する車体速度センサ90より車体速度Vb を示す信号が
入力されるようになっている。
【0062】電気式制御装置74のROMは後述の図8
に示されたフローチャートに対応する制御プログラムに
加えて、ドライ、ウェット、氷雪の三種類の路面状態に
ついてタイヤと路面との間のμ−S特性線図を記憶して
いる。また電気式制御装置74は後述の如く各センサよ
りの信号に基づき各車輪についてスリップ率S1 〜S4
を演算し、路面状態に応じて決定されるμ−S特性に基
づき四輪の前後力摩擦係数μx1〜μx4を演算し、これら
の前後力摩擦係数が同一になるよう各輪の制動力を制御
する。
【0063】次に図8に示されたフローチャートを参照
して第二の実施形態の作動について説明する。
【0064】まずステップ110に於いては車輪速度セ
ンサ86FR等よりの信号の読み込みが行われ、ステップ
120に於いては各車輪の車輪速度Vwj(j=FR、FL、
RR、RL)及び車体速度Vb に基づき下記の数16に従っ
て各車輪のスリップ率Si (i=1、2、3、4)が演
算される。
【数16】Si =|Vb −Vwj|/Vb
【0065】ステップ130に於いては路面状態μR 及
びμL に基づきそれぞれ右前後輪及び左前後輪について
μ−S特性線図が決定され、ステップ140に於いては
ステップ130に於いて決定されたμ−S特性線図及び
ステップ120に於いて演算された各車輪のスリップ率
Si に基づき、例えば右前輪について図9に示されてい
る如く、各車輪の前後力摩擦係数μyi(i=1、2、
3、4)が演算され、ステップ150に於いては第一の
実施形態のステップ80と同様四つの車輪の前後力摩擦
係数μyiが同一になるよう各車輪の制動力が制御され
る。
【0066】かくしてこの実施形態によれば、ステップ
120に於いて四輪のスリップ率S1 〜S4 が演算さ
れ、ステップ130に於いて右前後輪及び左前後輪につ
いてそれぞれμS特性線図が決定され、ステップ140
に於いてスリップ率S1 〜S4及びμ−S特性線図に基
づき四輪の前後力摩擦係数μy1〜μy4が演算され、ステ
ップ150に於いて四輪の前後力摩擦係数μy1〜μy4が
互いに等しくなるよう各輪の制動力が制御されるので、
第一の実施形態の場合と同様、車輌の重心の周りに不要
なヨーモーメントが作用することを防止して車輌を安定
的に走行させることができる。
【0067】特にこの実施形態によれば、μ−S特性線
図は右前後輪及び左前後輪の各々について決定されるの
で、例えば車輌が左右の車輪間に於いて路面の摩擦係数
が比較的大きく異なる所謂またぎ路を走行するような場
合にも四輪の前後力摩擦係数を正確に演算することがで
き、これにより四輪全てのμ−S特性が同一であると仮
定して制御が行われる場合に比して車輌を一層安定的に
走行させることができる。
【0068】図10は前輪駆動車に適用された本発明に
よる安定走行制御装置の第三の実施形態の制御系を示す
ブロック図である。尚図10に於いて図2又は図7に示
された部材と同一の部材には図2又は図7に於いて付さ
れた符号と同一の符号が付されている。
【0069】この実施形態に於いては、電気式制御装置
74には車輪速度センサ86FR〜86RLよりの各車輪の
車輪速度Vwjを示す信号、横加速度センサ80よりの車
輌の横加速度Gx を示す信号、スロットル開度センサ8
4よりのスロットルバルブの開度Th を示す信号に加え
て、操舵角センサ92より操舵角θを示す信号及びスト
ップランプスイッチ(STSW)よりストップランプス
イッチがオン状態にあるか否かを示す信号が入力される
ようになっている。
【0070】電気式制御装置74は図11乃至図13に
示されたフローチャートに対応する制御プログラムに従
って後述の如く安定走行制御が必要な走行状況であるか
否かを判定し、安定走行制御が必要であるときには制御
開始時に於ける従動輪、即ち後輪の車輪速度に基づき各
車輪間の目標車輪速度比を演算し、各車輪間の目標車輪
速度比が一定になるよう各車輪の制動力を制御する。
【0071】次に図11乃至図13に示されたフローチ
ャートを参照して第三の実施形態の作動について説明す
る。尚図11に示されたフローチャートに於いて、フラ
グFは基準車輪速度VwcRL及びVwcRRが設定されている
か否かに関するものであり、1はこれらの基準車輪速度
が設定されていることを示している。また図13に示さ
れたフローチャートによる制御は図11及び図12に示
されたフローチャートによる制御に対する割り込みルー
チンとして実行される。
【0072】まずステップ210に於いては車輪速度セ
ンサ86FR等よりの信号の読み込みが行われ、ステップ
220に於いては図12に示されたルーチンに従って安
定走行制御が必要であるか否かの判別が行われ、肯定判
別が行われたときにはステップ240へ進み、否定判別
が行われたときにはステップ230に於いてフラグFが
0にリセットされた後ステップ210へ戻る。
【0073】ステップ240に於いてはフラグFが1で
あるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときに
はそのままステップ270へ進み、否定判別が行われた
ときにはステップ250に於いて従動輪である左後輪の
車輪速度VwRL 及び右後輪の車輪速度VwRR がそれぞれ
基準車輪速度VwcRL及びVwcRRに設定され、ステップ2
60に於いてフラグFが1にセットされる。
【0074】ステップ270に於いては四輪の車輪速度
Vwjに基づき演算される車体速度、操舵角θ、横加速度
Gx に基づき図には示されていないマップより旋回内外
輪の半径比Ra 、即ち旋回外輪の半径に対する旋回内輪
の半径の比が演算される。ステップ280に於いては右
旋回方向を正として操舵角θの微分値θd が演算される
と共に、θd の絶対値が基準値θdo(正の定数)以上で
あるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときに
はステップ320へ進み、肯定判別が行われたときには
ステップ290へ進む。
【0075】ステップ290に於いては操舵角の微分値
θd が正であるか否かの判別が行われ、肯定判別が行わ
れたときにはステップ300に於いて左前後輪用の半径
比補正係数RaLが1にセットされると共に右前後輪用の
半径比補正係数RaRがRa にセットされ、否定判別が行
われたときにはステップ310に於いて左前後輪用の半
径比補正係数RaLがRa にセットされると共に右前後輪
用の半径比補正係数RaRが1にセットされる。
【0076】ステップ320に於いては下記の数17に
従って各車輪間の目標車輪速度比が演算される。下記の
数17に於いて、RwL及びRwRは図13に示されたフロ
ーチャートに従って実質的に車輌の直進走行時に演算さ
れる左前後輪及び右前後輪についての車輪速度の比であ
る。
【数17】VwtFL/VwtFR=VwcRL・RaL・RwL/(V
wcRR・RaR・RwR) VwtFL/VwtRL=RwL VwtFL/VwtRR=VwcRL・RaL・RwL/(VwcRR・Ra
R) VwtFR/VwtRL=VwcRR・RaR・RwR/(VwcRL・Ra
L) VwtFR/VwtRR=RwR VwtRL/VwtRR=VwcRL・RaL/(VwcRR・RaR)
【0077】ステップ330に於いては各車輪間の実際
の車輪速度比VwFL /VwFR 、VwFL /VwRL 、VwFL
/VwRR 、VwFR /VwRL 、VwFR /VwRR 、VwRL /
VwRR が演算されると共に、これらの車輪速度比とステ
ップ320に於いて演算された目標車輪速度比との関係
から制動力制御の基準輪が決定される。例えば下記の数
18乃至数21の関係が成立するときにはそれぞれ制御
のための基準輪が左前輪、右前輪、右後輪、左後輪に設
定される。
【0078】
【数18】VwFL /VwFR <VwtFL/VwtFR VwFL /VwRL <VwtFL/VwtRL VwFL /VwRR <VwtFL/VwtRR
【0079】
【数19】VwFL /VwFR <VwtFL/VwtFR VwFR /VwRL <VwtFR/VwtRL VwFR /VwRR <VwtFR/VwtRR
【0080】
【数20】VwFL /VwRR <VwtFL/VwtRR VwFR /VwRR <VwtFR/VwtRR VwRL /VwRR <VwtRL/VwtRR
【0081】
【数21】VwFL /VwRL <VwtFR/VwtRL VwFR /VwRL <VwtFR/VwtRL VwRL /VwRR <VwtRL/VwtRR
【0082】ステップ340に於いては制御基準輪が左
前輪であるときには下記の数22に従って、制御基準輪
が右前輪であるときには下記の数23に従って、制御基
準輪が右後輪であるときには下記の数24に従って、制
御基準輪が左後輪であるときには下記の数25に従っ
て、各車輪の目標車輪速度と実車輪速度との偏差ΔVwt
FL、ΔVwtFR、ΔVwtRL、ΔVwtRRが演算される。
【0083】
【数22】 ΔVwtFR=VwFL ÷(VwtFL/VwtFR)−VwFR ΔVwtRL=VwFL ÷(VwtFL/VwtRL)−VwRL ΔVwtRR=VwFL ÷(VwtFL/VwtRR)−VwRR
【0084】
【数23】 ΔVwtFL=VwFR ÷(VwtFR/VwtFL)−VwFL ΔVwtRL=VwFR ÷(VwtFR/VwtRL)−VwRL ΔVwtRR=VwFR ÷(VwtFR/VwtRR)−VwRR
【0085】
【数24】 ΔVwtFR=VwRR ÷(VwtRR/VwtFR)−VwFR ΔVwtFL=VwRR ÷(VwtRR/VwtFL)−VwFL ΔVwtRL=VwRR ÷(VwtRR/VwtRL)−VwRL
【0086】
【数25】 ΔVwtFR=VwRL ÷(VwtRL/VwtFR)−VwFR ΔVwtFL=VwRL ÷(VwtRL/VwtFL)−VwFL ΔVwtRR=VwRL ÷(VwtRL/VwtRR)−VwRR
【0087】ステップ350に於いては図には示されて
いないが図6と同様のマップより車輪速度の偏差に対応
するデューティ比Drjが演算され、ステップ360に於
いてはデューティ比Drjに基づき各車輪の増圧用開閉弁
及び減圧用開閉弁が制御され、これにより各車輪の制動
力の制御が実行される。
【0088】特にステップ220に於いて行われる要制
御判定のステップ221に於いてはストップランプスイ
ッチ94がオン状態にあるか否かの判別が行われ、肯定
判別が行われたときにはステップ222に於いて車輌の
横加速度Gx の絶対値が基準値Gx1(正の定数)を越え
ているか否かの判別が行われ、否定判別が行われたとき
にはステップ223へ進み、肯定判別が行われたときに
はステップ225へ進む。
【0089】ステップ223に於いてはスロットルバル
ブ開度Th に基づき車輌が加速中であるか否かの判別が
行われ、肯定判別が行われたときにはステップ224に
於いて車輌の横加速度Gx の絶対値が基準値Gx2を越え
ているか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたとき
にはステップ225に於いて安定走行制御が必要である
旨の判定が行われた後ステップ240へ進む。またステ
ップ221、223又は224に於いて否定判別が行わ
れたときにはステップ226に於いて安定走行制御が不
要である旨の判定が行われ、しかる後ステップ230へ
進む。
【0090】また図13に示されたフローチャートによ
る制御は図11及び図12に示されたフローチャートに
よる制御に対する割り込みルーチンとして実行され、こ
のフローチャートのステップ410に於いては車輌の前
後加速度Gy の読み込みが行われ、ステップ420に於
いては前後加速度Gy の絶対値が基準値Gyo(正の定
数)未満であるか否かの判別が行われ、否定判別が行わ
れたときにはそのままこのルーチンを終了し、肯定判別
が行われたときにはステップ430に於いて下記の数2
6に従って左前後輪及び右前後輪について車輪速度の比
RwL及びRwRが演算される。
【数26】RwL=VwFL /VwRL RwR=VwFR /VwRR
【0091】かくしてこの実施形態によれば、ステップ
220に於いて安定走行制御が必要であるか否かの判別
が行われ、最初に安定走行制御が必要であると判定され
たときにはステップ250に於いて左右後輪の車輪速度
が基準車輪速度VwcRL及びVwcRRとして設定され、ステ
ップ270〜310に於いて旋回に起因する内外輪の半
径比に基づく補正係数RaL及びRaRが設定され、ステッ
プ320に於いて実質的に車輌の直進走行時に於ける前
後車輪速度の比RwL、RwR及び半径比補正係数RaL、R
aRに基づき目標車輪速度比が演算され、ステップ330
に於いて実際の車輪速度比が目標車輪速度比に比して最
も小さい車輪が制御のための基準輪として設定され、ス
テップ340に於いて目標車輪速度と実車輪速度との偏
差が演算され、ステップ350及び360に於いて各車
輪の車輪速度が目標車輪速度になるよう制御されるの
で、四輪全ての車輪の車輪速度の比を一定に制御し、四
輪のスリップ率を同一にすることによって四輪の前後力
摩擦係数を同一にし、これにより第一及び第二の実施形
態の場合と同様、車輌の重心の周りに不要なヨーモーメ
ントが作用することを防止して車輌を安定的に走行させ
ることができる。
【0092】特にこの実施形態によれば、目標車輪速度
比の演算に当たり旋回内外輪の半径比が考慮されるの
で、車輌の旋回状況に応じて目標車輪速度比を正確に演
算することができ、これにより旋回に起因する旋回内外
輪の半径の変化が考慮されない場合に比して更に一層車
輌を安定的に走行させることができる。
【0093】またこの実施形態によれば、各車輪間の目
標車輪速度比は安定走行制御が開始される直前の左右後
輪、即ち左右従動輪の車輪速度に基づき演算されるの
で、加速スリップの影響を排除して正確な目標車輪速比
を求めることができる。
【0094】尚第三の実施形態が後輪駆動車に適用され
る場合には、ステップ250に於いて左右前輪の車輪速
度VwFL 及びVwFR が基準車輪速度VwcFL及びVwcFRと
して設定されることが好ましく、またステップ320に
於いて演算される各車輪間の目標車輪速度比は安定走行
制御開始直前の左右前輪の車輪速度VwcFL及びVwcFRに
基づき演算されることが好ましい。
【0095】以上に於ては本発明を特定の実施形態につ
いて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実
施形態が可能であることは当業者にとって明らかであろ
う。
【0096】例えば上述の各実施形態臭に於いては、全
ての車輪の接地荷重に対する前後力の比又は全ての車輪
の車輪速度の比が一定になるよう各車輪の制動力が制御
されるようになっているが、制動力に代えて駆動力が制
御されてもよく、また制動力及び駆動力の両方が制御さ
れてもよい。
【0097】また上述の第一の実施形態に於いては、各
車輪の制動力を制御するための基準輪が前後力摩擦係数
μyiが最も小さい車輪に決定され、また第三の実施形態
に於いては実際の車輪速度比が目標車輪速度よりも小さ
い車輪に設定されるようになっているが、制御のための
基準輪は車輌の制動時には任意の車輪に設定されてよ
い。
【0098】また上述の第二の実施形態に於いては、路
面状態は左前後輪及び右前後輪について検出されるよう
になっているが、各車輪毎に個別に検出されてもよい。
【0099】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明によれば、車輌の重心の周りにヨーモーメントが発生
することを防止して車輌を確実に安定的に走行させるこ
とができ、また車輌のある程度の挙動変化が生じてから
制御が開始される訳ではないので、車輌の乗員が異和感
を感じることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による安定走行制御装置の第一の実施形
態の制動油圧回路を示す概略構成図である。
【図2】第一の実施形態の電気式制御装置による制御系
を示すブロック図である。
【図3】第一の実施形態に於ける安定走行制御のメイン
ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】エンジン回転数Ne とスロットル開度Th とエ
ンジンの駆動トルクTe との間の関係を示すグラフであ
る。
【図5】第一の実施形態に於ける安定走行制御の制動力
制御に関するサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図6】前後力μxa〜μxcと開閉弁のデューティ比Dra
〜Drcとの間の関係を示すグラフである。
【図7】本発明による安定走行制御装置の第二の実施形
態の制御系を示すブロック図である。
【図8】第二の実施形態の安定走行制御ルーチンを示す
フローチャートである。
【図9】路面状態じてスリップ率Si より前後力摩擦係
数μyiを演算する要領を示すグラフである。
【図10】前輪駆動車に適用された本発明による安定走
行制御装置の第三の実施形態の制御系を示すブロック図
である。
【図11】第三の実施形態に於ける安定走行制御のメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。
【図12】第三の実施形態に於ける安定走行制御の必要
判定に関するサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図13】第三の実施形態に於ける前後輪車輪速度の比
の演算ルーチンを示すフローチャートである。
【図14】車輌の諸元と共に前後加速度Gx 及び横加速
度Gy を示す説明図である。
【図15】各車輪の前後力及び横力を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10…制動油圧回路 14…マスタシリンダ 20R 、20L …リザーバ 22R 、22L …遮断弁 56R 、56L …オイルポンプ 28FR、28FL、28RR、28RL…増圧用開閉弁 32FR、32FL、32RR、32RL…減圧用開閉弁 42FR、42FL、42RR、42RL…ホイールシリンダ 74…電気式制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各車輪に制駆動力を付与する制駆動力付与
    手段と、各車輪の接地荷重に対する前後力の比を求める
    手段と、全ての車輪の前記比が実質的に同一になるよう
    前記制駆動力付与手段を制御する制御手段とを有する車
    輌の安定走行制御装置。
  2. 【請求項2】前記比は各車輪のμ−S特性と各車輪のス
    リップ率とに基づき求められることを特徴とする請求項
    1に記載の安定走行制御装置。
  3. 【請求項3】各車輪に制駆動力を付与する制駆動力付与
    手段と、各車輪の車輪速度を検出する手段と、全ての車
    輪の車輪速度の比が実質的に一定になるよう前記制駆動
    力付与手段を制御する制御手段とを有する車輌の安定走
    行制御装置。
JP9145835A 1997-05-20 1997-05-20 車輌の安定走行制御装置 Pending JPH10315945A (ja)

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