JPH10294367A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10294367A
JPH10294367A JP9103644A JP10364497A JPH10294367A JP H10294367 A JPH10294367 A JP H10294367A JP 9103644 A JP9103644 A JP 9103644A JP 10364497 A JP10364497 A JP 10364497A JP H10294367 A JPH10294367 A JP H10294367A
Authority
JP
Japan
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mask layer
contact hole
insulating film
layer
opening
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JP9103644A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Nakanishi
賢真 中西
Kojiro Nagaoka
弘二郎 長岡
Tadayuki Kimura
忠之 木村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配線のショートやエッチングストップの生じな
い、配線の信頼性を確保した微細なコンタクトを有する
半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】半導体基板10上に絶縁膜20を形成し、
絶縁膜上に第1マスク層21を形成し、第1マスク層の
上層に第2マスク層22を形成し、第2マスク層に第1
コンタクトホールCH1を開口し、第1コンタクトホー
ルの内壁に第1コンタクトホールの開口径を狭めるサイ
ドウォールマスク層23aを形成し、第2マスク層およ
び前記サイドウォールマスク層をマスクにして第1マス
ク層に第1コンタクトホールと連通する第2コンタクト
ホールCH2を開口し、第2コンタクトホールが開口さ
れた第1マスク層をマスクにして絶縁膜を貫通する第2
コンタクトホールを開口し、連通する第1コンタクトホ
ールおよび第2コンタクトホールを導電体で埋め込み、
配線層30を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に微細なコンタクトを有する半導体装置の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のVLSIの高集積化は3年で次世
代へ進み、デザインルールは前世代の7割の縮小化が行
われ、縮小化に伴い半導体装置の高速化も実現してき
た。この高集積化は半導体装置の製造工程における微細
加工技術の進歩、特に光露光技術の高解像力化により達
成されてきた。光露光技術の高解像力化は、デザインル
ールに対応した寸法精度、重ね合わせ精度を満足しつ
つ、露光装置、レジスト材料、レジストプロセスの高性
能化により達成されてきた。
【0003】パターンサイズが1.0〜0.5μmの光
露光技術は、メモリを例とすると、1MDRAMから1
6MDRAMに対応し、この間の大きな変化として、パ
ターン露光する光がg線(436nm)からi線(36
5nm)に短波長化された。現在ではi線を用いた0.
35μmルールのLSIが主力であるが、0.25μm
ルールではKrFエキシマレーザー(248.8nm)
を用いて露光する技術が開発され、量産化の検討が行わ
れている。
【0004】しかし、最近発表された0.25μm量産
向け露光装置においては、セルサイズの微細化のトレン
ドの維持が困難になりつつある。これは、ステッパの位
置合わせのばらつきの改善不足が原因となっており、位
置合わせのばらつきが大きいために位置合わせの設計余
裕を大きくせざるを得ないためである。結果的に配線幅
が縮小化されたにもかかわらず、セルサイズの縮小化が
困難となっている。従って、露光技術によらないセルサ
イズの縮小化技術が求められている。
【0005】その一つとして、コンタクトホール工程の
位置合わせのためのマスク上の設計余裕を不要にできる
自己整合コンタクト(Self Aligned Contact; 以下SA
Cと略)技術が注目されている。
【0006】この位置合わせの設計余裕を不要にできる
と言われている技術であるSACの形成法にはいくつか
あり、いずれも従来の露光だけを使った方法に比べてプ
ロセスが多少複雑になる欠点を持つのが一般的である。
しかし、将来的にその採用は不可欠と考えられており、
SACに関して様々な研究がなされている。
【0007】但し、SACを実用化する方法には、薄い
Si3 4 膜上でエッチングを停止させるような難度の
高いエッチング技術をクリアすることが必要である。対
Si3 4 高選択比プロセスとして、装置の放電方式に
よってもやや異なるが、基本的にはCF系保護膜を使
い、SiO2 エッチング速度の劣化を高密度プラズマを
使うことで防ぐ方法が考えられている。
【0008】しかしながら、SAC技術はトータルで見
るとまだ課題が多いと言わざるを得ない。そこで、従来
から知られているようなコンタクトホールを開口するた
めのマスクとなる層のコンタクトホール内壁にサイドウ
ォールを形成し、コンタクトホールの径を狭めて開口す
る方法が試みられている。
【0009】上記の方法を適用して製造した半導体装置
の断面図を図29に示す。半導体基板10上に図示しな
いMOSトランジスタなどの素子が形成されており、そ
の上層に例えば酸化シリコンからなる絶縁膜20が形成
されている。絶縁膜20には半導体基板10に達するコ
ンタクトホールが開口されており、コンタクトホール内
に埋め込み配線層30aが埋め込まれており、半導体基
板10に接続している。
【0010】上記の半導体装置の製造方法について、以
下に説明する。まず、図30(a)に示すように、半導
体基板10上に、図示しないMOSトランジスタなどの
素子を形成し、その上層に例えば酸化シリコンを堆積さ
せ、リフローあるいはエッチバックにより平坦化して絶
縁膜20を形成した後、例えばポリシリコンを堆積させ
てマスク層21を形成する。マスク層21の上層に、エ
キシマステッパーにより例えば0.4μmφのコンタク
トホールパターンにパターニングしたレジスト膜R1を
形成する。
【0011】次に、図30(b)に示すように、例えば
RIE(反応性イオンエッチング)などのエッチングを
行い、絶縁膜20を露出させる第1コンタクトホールC
H1をマスク層21に形成する。
【0012】次に、図30(c)に示すように、例えば
ポリシリコンを第1コンタクトホールCH1内を埋め込
んでマスク層21上面を全面に約100nmの膜厚で堆
積させて、サイドウォールマスク用層23を形成する。
【0013】次に、図31(d)に示すように、例えば
RIEなどによりエッチバックを行い、ポリシリコンの
サイドウォールマスク層23aを形成する。これによ
り、コンタクトホールの開口径を約0.2μmφに狭め
ることができる。
【0014】次に、図31(e)に示すように、マスク
層21およびサイドウォールマスク層23aをマスクと
してRIEなどのエッチングを行い、絶縁膜20を貫通
して半導体基板10を露出させる第2コンタクトホール
CH2を開口する。サイドウォールマスク層23aの形
成により、第2コンタクトホールCH2の開口径を約
0.2μmφとすることができる。
【0015】次に、図31(f)に示すように、第2コ
ンタクトホールCH2を埋め込んで全面に例えばポリシ
リコンを堆積させ、埋め込み配線層30を形成する。
【0016】次に、例えばRIEなどのエッチングによ
り埋め込み配線層30をエッチバックしてコンタクトホ
ールの外部にあるポリシリコン層を除去し、コンタクト
ホールに埋め込まれた埋め込み配線層30aを形成し、
図29に至る。
【0017】上記の方法によれば、前述のSACと異な
り、対Si3 4 高選択比条件等の新規プロセスが不要
で、マイクロローディング効果を注意深くクリアしてい
くという従来からのアプローチを適用することで、開口
径0.1〜0.2μmφ程度の微細なコンタクトホール
の開口を達成することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術を用いて、0.25μmルール世代において0.1〜
0.2μmφの極めて微細なコンタクトホールを開口す
る場合、コンタクトホールのアスペクト比が5〜10と
極めて高くなり、図32(a)に示す装置に対して第2
コンタクトホールを開口すると、マイクロローディング
効果によるエッチレートの低下が生じ、極端な場合、図
32(b)に示すように、エッチストップESにおいて
エッチングの進行が止まってしまう現象が生じて、コン
タクトホールの開口不良が生じる。
【0019】上記の第2コンタクトホールの開口であ
る、酸化シリコンからなる絶縁膜20のエッチングは、
絶縁膜20表面へのフロロカーボン膜の堆積をしながら
エッチングイオンの入射により進行するが、高アスペク
ト比のコンタクトホールでは入射イオンがホール底部に
まで到達できにくくなり、過剰なフロロカーボン膜の堆
積がエッチング反応を抑制するためにマイクロローディ
ング効果やエッチストップの発生が生じるのである。
【0020】従って、フロロカーボン膜の堆積を抑制し
たエッチングを行えば、マイクロローディング効果やエ
ッチストップの発生を抑制することができるが、フロロ
カーボン膜の堆積を抑制すると酸化シリコンに対するポ
リシリコンのエッチング選択比が小さくなってしまう問
題がある。図33(a)はコンタクトホール開口前にお
ける開口部近傍の拡大図である。ポリシリコンのマスク
層21の上層のフロロカーボン層FCに比較して、サイ
ドウォールマスク層21aの上層のフロロカーボン層F
Cは膜厚が薄いためにエッチングされやすくなってい
る。エッチングの進行に伴い、図33(b)に示すよう
に、ポリシリコンのサイドウォールマスク層およびマス
ク層がエッチングされてその表面が後退し、コンタクト
ホールCHの開口径が拡大していく。この原因として
は、ポリシリコンのサイドウォールマスク層が、エッチ
ング選択比の低い構造となっていることもあげられる。
【0021】図34、35は対ポリシリコン選択比を小
さくしてエッチングを行い、コンタクトホールを開口し
た場合の半導体装置の形状を示す。図34(a)に示す
ように、半導体基板10の上層にポリシリコンなどのゲ
ート電極31などの配線層を有し、その上層の絶縁膜2
0にコンタクトホールを開口する。対ポリシリコン選択
比を小さくしたことにより、図34(b)に示すよう
に、図中の点線で示したサイドウォールマスク層21a
およびマスク層21のエッチング前の表面は後退Bをし
てマスク層は薄膜化し、開口径は拡大してしまう。
【0022】次に、図35(c)に示すように、開口し
たコンタクトホール内およびマスク層の上層に全面にポ
リシリコンを堆積させて埋め込み配線層30を形成する
と、コンタクトホールの開口径が拡大していることから
コンタクトホール内を十分に満たすことができず、埋め
込み配線層30のコンタクトホールの上方において大き
な凹みHが生じる。このような状況のままエッチバック
を行い、コンタクトホールの外部のポリシリコンを除去
すると、図35(d)に示すように、プラグロスPLが
大きくなり、場合によってはこのエッチバックにおいて
半導体基板10までエッチングされて基板のえぐれXが
生じることがあり、コンタクト抵抗の増大など、コンタ
クト不良を招く。またコンタクトホールの開口径が拡大
してゲート電極31などの配線層とコンタクトホール内
の配線層の距離が部位Sにおいて狭くなっており、耐圧
不良あるいは配線のショートを引き起こすことがある。
【0023】上記のような問題を解決するために、マス
ク層の膜厚を厚くしてコンタクトホールの開口エッチン
グにおけるマスク層の後退を抑制させる方法があるが、
この場合コンタクトホールのアスペクト比が更に高くな
るためにマイクロローディング効果やエッチストップの
発生を起こしやすくする恐れがある。また、アスペクト
比が同じ場合でもポリシリコンのマスク層の膜厚を厚く
するとエッチストップが生じやすい現象が報告されてお
り、マージンの拡大のためにもマスク層の薄膜化が望ま
れている。
【0024】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、従って、本発明の目的は、コンタクトホール
内壁にサイドウォールを形成し、コンタクトホールの開
口径を狭めて開口する方法において、マスク層の薄膜化
及びサイドウォールマスク層の後退を抑制し、配線のシ
ョートやエッチングストップの生じない、配線の信頼性
を確保した微細なコンタクトを有する半導体装置の製造
方法を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に
絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に第1マスク層
を形成する工程と、前記第1マスク層の上層に第2マス
ク層を形成する工程と、前記第2マスク層に第1コンタ
クトホールを開口する工程と、前記第1コンタクトホー
ルの内壁に前記第1コンタクトホールの開口径を狭める
サイドウォールマスク層を形成する工程と、前記第2マ
スク層および前記サイドウォールマスク層をマスクにし
て前記第1マスク層に前記第1コンタクトホールと連通
する第2コンタクトホールを開口する工程と、前記第2
コンタクトホールが開口された第1マスク層をマスクに
して前記絶縁膜を貫通する第2コンタクトホールを開口
する工程と、前記連通する第1コンタクトホールおよび
第2コンタクトホールを導電体で埋め込み、配線層を形
成する工程とを有する。
【0026】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、まず半導体基板上に絶縁膜を形成し、その上層に
構造的に選択比が低いポリシリコンのサイドウォールマ
スク層を有さない構造となる第1マスク層を形成し、そ
の上層に第2マスク層を形成する。次に、第2マスク層
に第1コンタクトホールを形成する。次に、この第1コ
ンタクトホールの内壁にサイドウォールマスク層を形成
し、第1コンタクトホールの開口径を狭める。次に、こ
の開口径を狭めたサイドウォールマスク層および第2マ
スク層をマスクとして第1マスク層に第2コンタクトホ
ールを開口する。次に、この第1マスク層をマスクとし
て絶縁膜に第2コンタクトホールを開口する。この絶縁
膜に対する第2コンタクトホールの開口工程において
は、構造的に選択比が低いポリシリコンのサイドウォー
ルマスク層を有さない構造である第1マスク層をマスク
としていることから、開口部の肩部の後退が抑制されて
おり、開口径の拡大が抑制されているので、耐圧不良や
配線ショートなどを引き起こしにくい。また、第1マス
ク層を従来方法のマスク層より薄膜化することが可能
で、第2コンタクトホールのアスペクト比を従来よりも
小さくすることができ、エッチストップなどの開口不良
を引き起しにくい。これらのことから、エッチング中を
通して初期の開口径を保ち、マイクロローディング効果
やエッチングストップなどのコンタクトホール開口不良
のない、配線の信頼性を確保した微細なほぼ垂直形状の
コンタクトホールを開口することができる。
【0027】また、この第1マスク層の後退が抑制され
ていることから、第2コンタクトホールを導電体で埋め
込んだときの埋め込み配線層の膜厚を従来方法よりも薄
膜化してもコンタクトホール上方部分の凹みを小さくで
き、埋め込み配線層をエッチバックしたときのプラグロ
スを小さく抑制することができ、半導体基板に対するえ
ぐれなどのコンタクト不良などを引き起こすことなくコ
ンタクト接合を形成することができる。
【0028】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1マスク層に第2コンタクトホールを
開口する工程が、前記第1マスク層を貫通して前記絶縁
膜を露出させる工程であるか、もしくは、前記第1マス
ク層に第2コンタクトホールを開口する工程が、前記第
1マスク層を貫通し、前記絶縁膜の上方に達する第2コ
ンタクトホールを開口する工程である。第1マスク層に
径を狭めたコンタクトホールを開口し、次にこの第1マ
スク層をマスクとして絶縁膜に第2コンタクトホールを
開口することができるので、開口径の拡大などを抑制し
た信頼性の高いコンタクトホールを開口することができ
る。
【0029】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1マスク層をマスクにして前記絶縁膜
を貫通する第2コンタクトホールを開口する工程が、同
時に前記第2マスク層および前記サイドウォールマスク
層を除去する工程である。第2マスク層およびサイドウ
ォールマスク層は、第1マスク層へ第2コンタクトホー
ルを開口した時点でその役割を終了する。第1マスク層
への第2コンタクトホールを開口の後は除去することに
よりマスク層の薄膜化を図ることができ、さらに、絶縁
膜への第2コンタクトホールの開口と同時に行うので工
程数の削減を行うことができる。
【0030】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1マスク層に第2コンタクトホールを
開口する工程と、前記第1マスク層をマスクにして前記
絶縁膜を貫通する第2コンタクトホールを開口する工程
の間に、前記第2マスク層および前記サイドウォールマ
スク層を除去する工程を有する。第1マスク層への第2
コンタクトホールを開口の後は除去することによりマス
ク層の薄膜化を図ることができ、マイクロローディング
効果などをさらに抑制することができる。
【0031】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1マスク層を、前記絶縁膜とエッチン
グ選択比をとることができる材料で形成する。これによ
り、絶縁膜への第2コンタクトホールの開口における第
1マスク層の後退やコンタクトホールの開口径の拡大な
どをさらに抑制することができる。
【0032】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第2マスク層およびサイドウォールマス
ク層を、前記第1マスク層とエッチング選択比をとるこ
とができる材料で形成する。これにより、第1マスク層
への第2コンタクトホールの開口における開口径の拡大
を抑制でき、さらに第1マスク層を残して第2マスク層
およびサイドウォールマスク層を除去することが可能と
なる。このためには、第1マスク層をポリシリコンで形
成し、第2マスク層およびサイドウォールマスク層を酸
化シリコンあるいは窒化シリコンにより形成するか、も
しくは、第1マスク層を窒化シリコンで形成し、第2マ
スク層およびサイドウォールマスク層をポリシリコンあ
るいは酸化シリコンにより形成することで実現すること
が可能である。
【0033】さらに上記の目的を達成するため、本発明
の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に絶縁膜を形
成する工程と、前記絶縁膜上にマスク層を形成する工程
と、前記マスク層に第1コンタクトホールを開口する工
程と、前記第1コンタクトホールの内壁に前記第1コン
タクトホールの開口径を狭めるサイドウォールマスク層
を形成する工程と、前記マスク層および前記サイドウォ
ールマスク層をマスクにして前記絶縁膜を貫通する第2
コンタクトホールを開口する工程と、前記連通する第1
コンタクトホールおよび第2コンタクトホールを導電体
で埋め込み、配線層を形成する工程と、前記マスク層お
よび前記サイドウォールマスク層を除去する工程とを有
し、前記マスク層および前記サイドウォールマスク層を
前記配線層に対してエッチング選択比を有する材料によ
り形成する。
【0034】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、まず半導体基板上に絶縁膜を形成し、その上層に
マスク層を形成し、マスク層に第1コンタクトホールを
形成する。次に、この第1コンタクトホールの内壁にサ
イドウォールマスク層を形成し、第1コンタクトホール
の開口径を狭める。次に、この開口径を狭めたサイドウ
ォールマスク層およびマスク層をマスクとして絶縁膜に
第2コンタクトホールを開口する。次に、第2コンタク
トホール内を埋め込んで全面に導電体を堆積させ、エッ
チバックしてコンタクトホールの外部の導電体を除去し
た後、マスク層およびサイドウォールマスク層を除去す
る。このように、埋め込み配線層のエッチバック後にマ
スク層およびサイドウォールマスク層を除去することか
ら、埋め込み配線層のエッチバックにより発生したプラ
グロスに相当する分の膜厚で第1マスク層を形成してお
けば、プラグロスを抑制し、実質的に無くすることも可
能である。これにより、安定に接続するコンタクト接合
を形成することができ、埋め込み配線層の上層に上部電
極を形成する場合も、プラグロスが抑制されているので
容易に形成することができる。
【0035】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記マスク層および前記サイドウォールマス
ク層を窒化シリコンで形成し、前記配線層をポリシリコ
ンで形成する。これにより、マスク層およびサイドウォ
ールマスク層を配線層に対してエッチング選択比を有す
るものとすることができる。
【0036】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記マスク層および前記サイドウォールマス
ク層を、前記絶縁膜とエッチング選択比をとることがで
きる材料で形成する。これにより第2コンタクトホール
の開口部の径の拡大や肩部の後退が抑制され、配線ショ
ートなどを引き起こしにくく、第1マスク層を従来方法
のマスク層より薄膜化することが可能で、第2コンタク
トホールのアスペクト比を従来よりも小さくすることが
でき、エッチストップなどの開口不良を引き起しにくく
することができ、これらのことから、エッチング中を通
して初期の開口径を保ち、マイクロローディング効果や
エッチングストップなどのコンタクトホール開口不良の
ない、配線の信頼性を確保した微細なほぼ垂直形状のコ
ンタクトホールを開口することができる。また、第1マ
スク層の後退が抑制されているので、第2コンタクトホ
ールをポリシリコンなどで埋め込んだときの埋め込み配
線層の膜厚を従来方法よりも薄膜化してもコンタクトホ
ール上方部分の凹みを小さくでき、エッチバックしたと
きのプラグロスを小さく抑制することができる。このた
めには、絶縁膜を酸化シリコンで形成し、マスク層およ
びサイドウォールマスク層を窒化シリコンで形成し、配
線層をポリシリコンで形成することで実現することが可
能である。
【0037】上記の本発明の半導体装置の製造方法は、
好適には、前記第1コンタクトホールの開口工程および
第2コンタクトホールの開口工程の少なくともいずれか
の工程が低圧高密度のプラズマエッチングにより開口す
る工程である。コンタクトホールの開口には、従来タイ
プのプラズマ処理装置でも原理的に可能であるが、開口
径の高精度制御や高アスペクトホール開口という観点で
は、最近注目されている低圧・高密度プラズマ発生のエ
ッチング装置の使用が望ましい。低圧高密度プラズマに
おいては、放電空間に電場を誘起させてプラズマ中の自
由電子を加速し、その結果生じる高エネルギー電子によ
って中性ガスを電離し、高密度のプラズマを得る。低圧
のエッチング室において高密度のプラズマを発生させる
と、基板表面近傍に形成されるイオンシース中でイオン
が、他のイオンや中性ガス粒子と衝突する確率が小さく
なるため、イオンの直進性が高まり、また電離度が高い
ためにイオン対中性ラジカルの比が大きくとれ、エッチ
ングの異方性を高めることができる。低圧高密度のプラ
ズマ源としては、ECR(Electron Cyclotron Resonan
ce)タイプ、ICP(Inductively Coupled Plasma)タ
イプ、ヘリコン波プラズマタイプを好ましく用いること
ができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0039】第1実施形態 本実施形態の製造方法により製造した半導体装置の断面
図を図1に示す。半導体基板10上に図示しないMOS
トランジスタなどの素子が形成されており、その上層を
例えば酸化シリコンからなる絶縁膜20が形成されてい
る。絶縁膜20には半導体基板10に達するコンタクト
ホールが開口されており、コンタクトホール内に埋め込
み配線層30aが埋め込まれており、半導体基板10に
接続している。
【0040】かかる半導体装置は、コンタクトホールの
径の拡大が抑制されており、配線のショートやエッチン
グストップの生じていない、半導体基板へのえぐれやプ
ラグロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細なコ
ンタクトを有する半導体装置である。
【0041】以下に、上記の本実施形態の半導体装置の
製造方法について説明する。まず、図2(a)に示すよ
うに、例えばシリコン半導体基板10上に、図示しない
トランジスタなどの素子を形成した後、これらの素子を
被覆して例えば酸化シリコンを常圧CVD法により堆積
させ、リフローあるいはエッチバックなどにより平坦化
して絶縁膜20を形成する。次に絶縁膜20の上層に例
えば減圧CVD法によりポリシリコンを堆積させ、第1
マスク層21を形成する。次に第1マスク層21の上層
に例えば減圧CVD法により酸化シリコンを堆積させ、
第2マスク層22を形成する。次に第2マスク層22の
上層にレジスト膜を塗布し、例えば400nmφの第1
コンタクトホールの開口パターンにパターニングしてレ
ジスト膜R1を形成する。
【0042】次に、図2(b)に示すように、例えばマ
グネトロン方式のエッチング装置にてレジスト膜R1を
マスクにしてエッチングを行い、第1マスク層21を露
出させる第1コンタクトホールCH1を第2マスク層2
2に開口する。次に、レジスト膜R1を除去する。
【0043】次に、図2(c)に示すように、例えば酸
化シリコンを減圧CVD法にて第2マスク層22及び第
1コンタクトホールCH1内を全面に被覆して堆積さ
せ、サイドウォールマスク用層23を形成する。
【0044】次に、図3(d)に示すように、例えば、
平行平板方式のエッチング装置にてサイドウォールマス
ク用層23のエッチバックを行い、サイドウォールマス
ク層23aを形成する。サイドウォールマスク層23a
の形成により、コンタクトホールの径を例えば約200
nmφに狭めることができる。
【0045】次に、図3(e)に示すように、例えばE
CRタイプのエッチング装置にて第2マスク層22およ
びサイドウォールマスク層23aをマスクにしてエッチ
ングを行い、第1マスク層21を貫通して絶縁膜20を
露出させる、開口径約200nmφの第2コンタクトホ
ールCH2を開口する。
【0046】次に、図4(f)に示すように、例えばマ
グネトロン方式のエッチング装置にて約200nmφの
開口径を有する第1マスク層21をマスクにしてエッチ
ングを行い、絶縁膜20を貫通して半導体基板10を露
出させる第2コンタクトホールCH2を絶縁膜20に開
口する。第2マスク層22およびサイドウォールマスク
層23aは絶縁膜20への第2コンタクトホールCH2
の開口エッチングと同時にエッチング除去するか、ある
いは第2コンタクトホールCH2の開口に先立って除去
しておく。
【0047】次に、図4(g)に示すように、例えばポ
リシリコンを減圧CVD法により第2コンタクトホール
CH2内を埋め込んで第1マスク層21上面を全面に堆
積させ、埋め込み配線層30を形成する。
【0048】次に、例えばECRタイプのエッチング装
置にて全面にエッチバックを行い、第2コンタクトホー
ルCH2内に埋め込まれ、半導体基板10に接続する、
例えば200nmφの径を有する埋め込み配線層30a
を形成し、図1に示す構造の半導体装置を形成する。こ
の後の工程としては、例えば埋め込み配線層30aの上
層に上層配線を接続したり、記憶ノード電極を形成して
キャパシタ構造とすることなどができる。
【0049】上記の絶縁膜20への第2コンタクトホー
ルCH2の開口工程においては、従来方法ではマスク層
の開口部の肩部が後退して開口径が拡大し、絶縁膜20
中の開口がテーパ形状となってゲート電極などの下層配
線とコンタクトホールの側壁間の距離が狭まり、配線シ
ョートあるいは耐圧不良をひき起こすことがあったが、
本実施形態の半導体装置の製造方法においては、第1マ
スク層21は構造的に選択比が低いポリシリコンのサイ
ドウォールマスク層を有さない構造であるので開口部の
肩部の後退が抑制されており、配線ショートなどを引き
起こしにくい。また、第1マスク層21を従来方法のマ
スク層より薄膜化することが可能で、第2コンタクトホ
ールCH2のアスペクト比を従来よりも小さくすること
ができ、エッチストップなどの開口不良を引き起しにく
い。これらのことから、エッチング中を通して初期の開
口径を保ち、マイクロローディング効果やエッチングス
トップなどのコンタクトホール開口不良のない、配線の
信頼性を確保した微細なほぼ垂直形状のコンタクトホー
ルを開口することができる。
【0050】また、従来方法では第2コンタクトホール
を開口する工程においてサイドウォールマスク層が大き
く後退してしまうので、第2コンタクトホールCH2を
ポリシリコンで埋め込んだときにコンタクトホール上方
部分に大きな凹みが生じ、その後のエッチバックにより
埋め込み配線層のプラグロスが大きくなり、場合によっ
てはコンタクトホール底部において半導体基板に対する
えぐれが生じ、コンタクト抵抗の増大などのコンタクト
不良を起こすことがあった。本実施形態の半導体装置の
製造方法によれば、この第1マスク層21の後退が抑制
されていることから、第2コンタクトホールCH2をポ
リシリコンなどで埋め込んだときの埋め込み配線層30
の膜厚を従来方法よりも薄膜化してもコンタクトホール
上方部分の凹みを小さくでき、エッチバックしたときの
プラグロスを小さく抑制することができ、半導体基板に
対するえぐれなどのコンタクト不良などを引き起こすこ
となくコンタクト接合を形成することができる。
【0051】以上のように、本実施形態によりマスク層
の肩部の後退を抑制し、コンタクトホールの拡大が抑制
されており、配線のショートやエッチングストップの生
じていない、半導体基板へのえぐれやプラグロスを抑制
した、配線の信頼性を確保した微細なコンタクトを有す
る半導体装置を製造することができる。
【0052】以下に、本実施形態における実施例を図面
を参照して説明する。実施例1 本実施例の製造方法により製造した半導体装置の断面図
を図5に示す。半導体基板10上に図示しないMOSト
ランジスタなどの素子が形成されており、その上層を酸
化シリコンからなる絶縁膜20が形成されている。絶縁
膜20には半導体基板10に達するコンタクトホールが
開口されており、コンタクトホール内に埋め込み配線層
30aが埋め込まれており、半導体基板10に接続して
いる。
【0053】かかる半導体装置は、コンタクトホールの
径の拡大が抑制されており、配線のショートやエッチン
グストップの生じていない、半導体基板へのえぐれやプ
ラグロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細なコ
ンタクトを有する半導体装置である。
【0054】以下に、上記の本実施例の半導体装置の製
造方法について説明する。まず、図6(a)に示すよう
に、シリコン半導体基板10上に、図示しないトランジ
スタなどの素子を形成した後、これらの素子を被覆して
酸化シリコンを常圧CVD法により約700nmの膜厚
で堆積させ、リフローあるいはエッチバックなどにより
平坦化して絶縁膜20を形成する。次に絶縁膜20の上
層に減圧CVD法によりポリシリコンを200nmの膜
厚で堆積させ、第1マスク層21を形成する。次に第1
マスク層21の上層に減圧CVD法により酸化シリコン
を200nmの膜厚で堆積させ、第2マスク層22を形
成する。次に第2マスク層22の上層にコーターを用い
てレジスト膜を600nmの膜厚で塗布し、エキシマス
テッパーにより400nmφの第1コンタクトホールの
開口パターンにパターニングしてレジスト膜R1を形成
する。
【0055】次に、図6(b)に示すように、マグネト
ロン方式のエッチング装置にてレジスト膜R1をマスク
にして200nmエッチングを行い、第1マスク層21
を露出させる第1コンタクトホールCH1を第2マスク
層22に開口する。次に、μ波ダウンフロー方式のアッ
シャーを用いてレジスト膜R1を除去する。
【0056】次に、図6(c)に示すように、酸化シリ
コンを減圧CVD法にて第2マスク層22及び第1コン
タクトホールCH1内を全面に被覆して100nmの膜
厚で堆積させ、サイドウォールマスク用層23を形成す
る。
【0057】次に、図7(d)に示すように、平行平板
方式のエッチング装置にてサイドウォールマスク用層2
3のエッチバックを100nm行い、サイドウォールマ
スク層23aを形成する。サイドウォールマスク層23
aの形成により、コンタクトホールの径を約200nm
φに狭めることができる。
【0058】次に、図7(e)に示すように、ECRタ
イプのエッチング装置にて第2マスク層22およびサイ
ドウォールマスク層23aをマスクにして200nmエ
ッチングを行い、第1マスク層21を貫通して絶縁膜2
0を露出させる、開口径約200nmφの第2コンタク
トホールCH2を開口する。
【0059】次に、図8(f)に示すように、マグネト
ロン方式のエッチング装置にて約200nmφの開口径
を有する第1マスク層21をマスクにして700nmエ
ッチングを行い、絶縁膜20を貫通して半導体基板10
を露出させる第2コンタクトホールCH2を絶縁膜20
に開口する。酸化シリコンからなる第2マスク層22お
よびサイドウォールマスク層23aは絶縁膜20への第
2コンタクトホールCH2の開口エッチングと同時にエ
ッチング除去する。
【0060】次に、図8(g)に示すように、ポリシリ
コンを減圧CVD法により第2コンタクトホールCH2
内を埋め込んで第1マスク層21上面を全面に200n
mの膜厚で堆積させ、埋め込み配線層30を形成する。
【0061】次に、ECRタイプのエッチング装置にて
全面に400nmのエッチバックを行い、第2コンタク
トホールCH2内に埋め込まれ、半導体基板10に接続
する約200nmφの径を有する埋め込み配線層30a
を形成し、図5に示す構造の半導体装置を形成する。こ
の後の工程としては、例えば埋め込み配線層30aの上
層に上層配線を接続したり、記憶ノード電極を形成して
キャパシタ構造とすることなどができる。
【0062】上記の絶縁膜20への第2コンタクトホー
ルCH2の開口工程においては、第1マスク層21は構
造的に選択比が低いポリシリコンのサイドウォールマス
ク層を有さない構造であるので開口部の肩部の後退が抑
制されており、配線ショートなどを引き起こしにくい。
また、第1マスク層21を従来方法のマスク層より薄膜
化することが可能で、第2コンタクトホールCH2のア
スペクト比を従来よりも小さくすることができ、エッチ
ストップなどの開口不良を引き起しにくい。これらのこ
とから、エッチング中を通して初期の開口径を保ち、マ
イクロローディング効果やエッチングストップなどのコ
ンタクトホール開口不良のない、配線の信頼性を確保し
た微細なほぼ垂直形状のコンタクトホールを開口するこ
とができる。
【0063】また、第1マスク層21の後退が抑制され
ていることから、第2コンタクトホールCH2をポリシ
リコンなどで埋め込んだときの埋め込み配線層30の膜
厚を従来方法よりも薄膜化してもコンタクトホール上方
部分の凹みを小さくでき、エッチバックしたときのプラ
グロスを小さく抑制することができ、半導体基板に対す
るえぐれなどのコンタクト不良などを引き起こすことな
くコンタクト接合を形成することができる。
【0064】以上のように、本実施例によりマスク層の
肩部の後退を抑制し、コンタクトホールの拡大が抑制さ
れており、配線のショートやエッチングストップの生じ
ていない、半導体基板へのえぐれやプラグロスを抑制し
た、配線の信頼性を確保した微細なコンタクトを有する
半導体装置を製造することができる。
【0065】実施例2 本実施例の製造方法により製造した半導体装置の断面図
を図9に示す。半導体基板10上に図示しないMOSト
ランジスタなどの素子が形成されており、その上層を酸
化シリコンからなる絶縁膜20が形成されている。絶縁
膜20には半導体基板10に達するコンタクトホールが
開口されており、コンタクトホール内に埋め込み配線層
30aが埋め込まれており、半導体基板10に接続して
いる。
【0066】かかる半導体装置は、コンタクトホールの
拡大が抑制されており、配線のショートやエッチングス
トップの生じていない、半導体基板へのえぐれやプラグ
ロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細なコンタ
クトを有する半導体装置である。
【0067】以下に、上記の本実施例の半導体装置の製
造方法について説明する。まず、図10(a)に示すよ
うに、シリコン半導体基板10上に、図示しないトラン
ジスタなどの素子を形成した後、これらの素子を被覆し
て酸化シリコンを常圧CVD法により約700nmの膜
厚で堆積させ、リフローあるいはエッチバックなどによ
り平坦化して絶縁膜20を形成する。次に絶縁膜20の
上層に減圧CVD法によりポリシリコンを実施例1の場
合よりも薄い100nmの膜厚で堆積させ、第1マスク
層21を形成する。次に第1マスク層21の上層に減圧
CVD法により窒化シリコンを200nmの膜厚で堆積
させ、第2マスク層22を形成する。次に第2マスク層
22の上層にコーターを用いてレジスト膜を600nm
の膜厚で塗布し、エキシマステッパーにより400nm
φの第1コンタクトホールの開口パターンにパターニン
グしてレジスト膜R1を形成する。
【0068】次に、図10(b)に示すように、マグネ
トロン方式のエッチング装置にてレジスト膜R1をマス
クにして200nmエッチングを行い、第1マスク層2
1を露出させる第1コンタクトホールCH1を第2マス
ク層22に開口する。次に、μ波ダウンフロー方式のア
ッシャーを用いてレジスト膜R1を除去する。
【0069】次に、図10(c)に示すように、窒化シ
リコンを減圧CVD法にて第2マスク層22及び第1コ
ンタクトホールCH1内を全面に被覆して100nmの
膜厚で堆積させ、サイドウォールマスク用層23を形成
する。
【0070】次に、図11(d)に示すように、平行平
板方式のエッチング装置にてサイドウォールマスク用層
23のエッチバックを100nm行い、サイドウォール
マスク層23aを形成する。サイドウォールマスク層2
3aの形成により、コンタクトホールの径を約200n
mφに狭めることができる。
【0071】次に、図11(e)に示すように、ECR
タイプのエッチング装置にて第2マスク層22およびサ
イドウォールマスク層23aをマスクにして100nm
エッチングを行い、第1マスク層21を貫通して絶縁膜
20を露出させる、開口径約200nmφの第2コンタ
クトホールCH2を開口する。
【0072】次に、図12(f)に示すように、マグネ
トロン方式のエッチング装置にて約200nmφの開口
径を有する第1マスク層21をマスクにして700nm
エッチングを行い、絶縁膜20を貫通して半導体基板1
0を露出させる第2コンタクトホールCH2を絶縁膜2
0に開口する。窒化シリコンからなる第2マスク層22
およびサイドウォールマスク層23aは絶縁膜20への
第2コンタクトホールCH2の開口エッチングと同時に
エッチング除去する。このとき、実施例1の場合よりも
第1マスク層21の肩部の丸みを小さくすることがで
き、第2コンタクトホールCH2の開口径の広がりをさ
らに抑制することができる。
【0073】次に、図12(g)に示すように、ポリシ
リコンを減圧CVD法により第2コンタクトホールCH
2内を埋め込んで第1マスク層21上面を全面に、実施
例1の場合よりも薄い100nmの膜厚で堆積させ、埋
め込み配線層30を形成する。
【0074】次に、ECRタイプのエッチング装置にて
全面に200nmのエッチバックを行い、第2コンタク
トホールCH2内に埋め込まれ、半導体基板10に接続
する約200nmφの径を有する埋め込み配線層30a
を形成し、図9に示す構造の半導体装置を形成する。こ
の後の工程としては、例えば埋め込み配線層30aの上
層に上層配線を接続したり、記憶ノード電極を形成して
キャパシタ構造とすることなどができる。
【0075】上記の絶縁膜20への第2コンタクトホー
ルCH2の開口工程においては、第1マスク層21は構
造的に選択比が低いポリシリコンのサイドウォールマス
ク層を有さない構造であるので開口部の肩部の後退が抑
制されており、配線ショートなどを引き起こしにくい。
また、第1マスク層21を従来方法のマスク層より薄膜
化することが可能で、第2コンタクトホールCH2のア
スペクト比を従来よりも小さくすることができ、エッチ
ストップなどの開口不良を引き起しにくい。これらのこ
とから、エッチング中を通して初期の開口径を保ち、マ
イクロローディング効果やエッチングストップなどのコ
ンタクトホール開口不良のない、配線の信頼性を確保し
た微細なほぼ垂直形状のコンタクトホールを開口するこ
とができる。
【0076】また、第1マスク層21の後退が抑制され
ていることから、第2コンタクトホールCH2をポリシ
リコンなどで埋め込んだときの埋め込み配線層30の膜
厚を従来方法よりも薄膜化してもコンタクトホール上方
部分の凹みを小さくでき、エッチバックしたときのプラ
グロスを小さく抑制することができ、半導体基板に対す
るえぐれなどのコンタクト不良などを引き起こすことな
くコンタクト接合を形成することができる。
【0077】上記の本実施例の半導体装置の製造方法に
おいては、第2マスク層22およびサイドウォールマス
ク層23aを窒化シリコンにより形成していることか
ら、第2マスク層22およびサイドウォールマスク層2
3aを酸化シリコンにより形成した実施例1の場合より
もポリシリコンの第1マスク層21をエッチングすると
きの選択比を高くとることができる。これは、酸化シリ
コンからなる層をエッチングするとプラズマ中に多くの
酸素が供給され、ポリシリコン層のエッチング選択比を
下げてしまうことを回避できるからである。これによ
り、第2マスク層22の膜厚を実施例1の場合より薄く
することが可能で、第2マスク層22およびサイドウォ
ールマスク層23aをエッチング除去した後の第1マス
ク層21の開口部の肩部の丸みをより小さくすることが
できる。このため、コンタクトホールの上方部分におけ
る埋め込み配線層31の凹みを悪化させないで埋め込み
配線層30の膜厚を実施例1の場合より薄くすることが
できる。これによりコンタクトホールのアスペクト比を
小さくできるので、マイクロローディング効果やエッチ
ストップの発生をさらに抑制することができる。また、
ポリシリコン層の総堆積膜厚が200nm薄いことは、
製造コストおよびスループットの観点からも有利であ
る。
【0078】以上のように、本実施例によりマスク層の
肩部の後退を抑制し、コンタクトホールの拡大が抑制さ
れており、配線のショートやエッチングストップの生じ
ていない、半導体基板へのえぐれやプラグロスを抑制し
た、配線の信頼性を確保した微細なコンタクトを有する
半導体装置を製造することができる。
【0079】実施例3 本実施例の製造方法により製造した半導体装置の断面図
を図13に示す。半導体基板10上に、ゲート絶縁膜2
4を介して形成されたポリシリコンの下側ゲート電極3
1aおよびタングステンシリサイドの上側ゲート電極3
1bからなるポリサイドのゲート電極31、その両側部
に形成された酸化シリコンのLDDサイドウォール絶縁
膜25a、ゲート電極31の両側部の半導体基板10中
に形成されたLDD拡散層11およびソース・ドレイン
拡散層12を有するMOSトランジスタが形成されてお
り、その上層を酸化シリコンからなる絶縁膜20が形成
されている。絶縁膜20には半導体基板10のソース・
ドレイン拡散層12に達するコンタクトホールが開口さ
れており、コンタクトホール内に埋め込み配線層30a
が埋め込まれており、ソース・ドレイン拡散層12に接
続している。
【0080】かかる半導体装置は、コンタクトホールの
拡大が抑制されており、配線のショートやエッチングス
トップの生じていない、半導体基板へのえぐれやプラグ
ロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細なコンタ
クトを有する半導体装置である。
【0081】以下に、上記の本実施例の半導体装置の製
造方法について説明する。まず、図14(a)に示すよ
うに、シリコン半導体基板10上に、熱拡散炉を用いた
ドライ酸化法によりゲート絶縁膜24を20nmの膜厚
で形成した後、ポリシリコンを減圧CVD法で100n
m堆積させて下側ゲート電極用層31aを形成し、その
上層にタングステンシリサイドをスパッタ法で100n
m堆積させて上側ゲート電極用層31bを形成する。次
に、上側ゲート電極用層31bの上層にコーターを用い
てレジスト膜を600nmの膜厚で塗布し、エキシマス
テッパーにより200nmの線幅のゲート電極パターン
にパターニングしてレジスト膜R2を形成する。
【0082】次に、図14(b)に示すように、ECR
タイプのエッチング装置にてレジスト膜R2をマスクに
して上側ゲート電極用層31bを100nm、下側ゲー
ト電極用層31aを100nm、それぞれエッチングを
行い、下側ゲート電極31aおよび上側ゲート電極31
bからなるポリサイドのゲート電極31を形成する。次
に、μ波ダウンフロー方式のアッシャーを用いてレジス
ト膜R2を除去した後、ゲート電極31をマスクにして
半導体基板10中にイオン注入を行い、LDD拡散層1
1を形成する。次に、酸化シリコンを減圧CVD法によ
りゲート電極31および半導体基板10を全面に被覆し
て100nmの膜厚で堆積させ、LDDサイドウォール
絶縁膜用層25を形成する。
【0083】次に、図14(c)に示すように、平行平
板方式のエッチング装置にて220nmの全面エッチバ
ックを行い、LDDサイドウォール絶縁膜25aを形成
する。次に、LDDサイドウォール絶縁膜25a付きの
ゲート電極31をマスクにして半導体基板10中にイオ
ン注入を行い、ソース・ドレイン拡散層12を形成す
る。以上のように、ゲート絶縁膜24、ゲート電極3
1、LDDサイドウォール絶縁膜25a、LDD拡散層
11、ソース・ドレイン拡散層12を有するMOSトラ
ンジスタを形成する。
【0084】次に、図15(d)に示すように、上記で
形成したMOSトランジスタを被覆して酸化シリコンを
常圧CVD法により約1000nmの膜厚で堆積させ、
CMP(Chemical Mechanical Polishing )法により3
00nm研磨することにより平坦化して膜厚700nm
の絶縁膜20を形成する。次に絶縁膜20の上層に減圧
CVD法によりポリシリコンを100nmの膜厚で堆積
させ、第1マスク層21を形成する。次に第1マスク層
21の上層に減圧CVD法により窒化シリコンを200
nmの膜厚で堆積させ、第2マスク層22を形成する。
【0085】次に、図15(e)に示すように、第2マ
スク層22の上層にコーターを用いてレジスト膜を60
0nmの膜厚で塗布し、エキシマステッパーにより40
0nmφの第1コンタクトホールの開口パターンにパタ
ーニングしてレジスト膜R1を形成する。次に、マグネ
トロン方式のエッチング装置にてレジスト膜R1をマス
クにして200nmエッチングを行い、第1マスク層2
1を露出させる第1コンタクトホールCH1を第2マス
ク層22に開口する。
【0086】次に、図15(f)に示すように、μ波ダ
ウンフロー方式のアッシャーを用いてレジスト膜R1を
除去した後、窒化シリコンを減圧CVD法にて第2マス
ク層22及び第1コンタクトホールCH1内を全面に被
覆して100nmの膜厚で堆積させ、サイドウォールマ
スク用層23を形成し、次に平行平板方式のエッチング
装置にてサイドウォールマスク用層23のエッチバック
を100nm行い、サイドウォールマスク層23aを形
成する。サイドウォールマスク層23aの形成により、
コンタクトホールの径を約200nmφに狭めることが
できる。
【0087】次に、図16(g)に示すように、ECR
タイプのエッチング装置にて第2マスク層22およびサ
イドウォールマスク層23aをマスクにして100nm
エッチングを行い、第1マスク層21を貫通して絶縁膜
20を露出させる、開口径約200nmφの第2コンタ
クトホールCH2を開口する。
【0088】次に、図16(h)に示すように、マグネ
トロン方式のエッチング装置にて約200nmφの開口
径を有する第1マスク層21をマスクにして700nm
エッチングを行い、絶縁膜20を貫通して半導体基板1
0中のソース・ドレイン拡散層12を露出させる第2コ
ンタクトホールCH2を絶縁膜20に開口する。窒化シ
リコンからなる第2マスク層22およびサイドウォール
マスク層23aは絶縁膜20への第2コンタクトホール
CH2の開口エッチングと同時にエッチング除去する。
【0089】次に、図16(i)に示すように、ポリシ
リコンを減圧CVD法により第2コンタクトホールCH
2内を埋め込んで第1マスク層21上面を全面に100
nmの膜厚で堆積させ、埋め込み配線層30を形成す
る。
【0090】次に、ECRタイプのエッチング装置にて
全面に200nmのエッチバックを行い、第2コンタク
トホールCH2内に埋め込まれ、半導体基板10に接続
する約200nmφの径を有する埋め込み配線層30a
を形成し、図13に示す構造の半導体装置を形成する。
この後の工程としては、例えば埋め込み配線層30aの
上層に上層配線を接続したり、記憶ノード電極を形成し
てキャパシタ構造とすることなどができる。
【0091】以上の本実施例の半導体装置の製造方法に
よれば、マスク層の肩部の後退を抑制し、コンタクトホ
ールの拡大が抑制されており、配線のショートやエッチ
ングストップの生じていない、半導体基板へのえぐれや
プラグロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細な
コンタクトを有する、MOSトランジスタ系の半導体装
置を製造することができる。
【0092】実施例4 本実施例の製造方法により製造した半導体装置の断面図
を図17に示す。半導体基板10上に、ゲート絶縁膜2
4を介して形成されたポリシリコンの下側ゲート電極3
1aおよびタングステンシリサイドの上側ゲート電極3
1bからなるポリサイドのゲート電極31、その両側部
に形成された酸化シリコンのLDDサイドウォール絶縁
膜25a、ゲート電極31の両側部の半導体基板10中
に形成されたLDD拡散層11およびソース・ドレイン
拡散層12を有するMOSトランジスタが形成されてお
り、その上層を酸化シリコンからなる絶縁膜20が形成
されている。絶縁膜20には半導体基板10のソース・
ドレイン拡散層12に達するコンタクトホールが開口さ
れている。コンタクトホール内に埋め込まれてソース・
ドレイン拡散層12に接続している埋め込み配線層30
aと第1マスク層の一部21aからなる記憶ノード電極
MN、その上層に形成された窒化シリコンからなるキャ
パシタ絶縁膜26、およびポリシリコンのプレート電極
32とからキャパシタが形成されている。
【0093】かかる半導体装置は、コンタクトホールの
拡大が抑制されており、配線のショートやエッチングス
トップの生じていない、半導体基板へのえぐれやプラグ
ロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細な記憶ノ
ードコンタクトを有する半導体装置である。
【0094】以下に、上記の本実施例の半導体装置の製
造方法について説明する。まず、図18(a)に示すよ
うに、実施例3と同様な方法によりゲート絶縁膜24、
ゲート電極31、LDDサイドウォール絶縁膜25a、
LDD拡散層11、ソース・ドレイン拡散層12を有す
るMOSトランジスタを形成する。次に、MOSトラン
ジスタを被覆して酸化シリコンを常圧CVD法により約
1000nmの膜厚で堆積させ、CMP(Chemical Mec
hanical Polishing )法により300nm研磨すること
により平坦化して膜厚700nmの絶縁膜20を形成す
る。次に絶縁膜20の上層に減圧CVD法によりポリシ
リコンを200nmの膜厚で堆積させ、第1マスク層2
1を形成する。次に第1マスク層21の上層に減圧CV
D法により窒化シリコンを200nmの膜厚で堆積さ
せ、第2マスク層22を形成する。次に、第2マスク層
22の上層にコーターを用いてレジスト膜を600nm
の膜厚で塗布し、エキシマステッパーにより400nm
φの第1コンタクトホールの開口パターンにパターニン
グしてレジスト膜R1を形成する。
【0095】次に、図18(b)に示すように、マグネ
トロン方式のエッチング装置にてレジスト膜R1をマス
クにして200nmエッチングを行い、第1マスク層2
1を露出させる第1コンタクトホールCH1を第2マス
ク層22に開口する。次に、μ波ダウンフロー方式のア
ッシャーを用いてレジスト膜R1を除去した後、窒化シ
リコンを減圧CVD法にて第2マスク層22及び第1コ
ンタクトホールCH1内を全面に被覆して100nmの
膜厚で堆積させ、サイドウォールマスク用層23を形成
する。
【0096】次に、図18(c)に示すように、平行平
板方式のエッチング装置にてサイドウォールマスク用層
23のエッチバックを100nm行い、サイドウォール
マスク層23aを形成する。サイドウォールマスク層2
3aの形成により、コンタクトホールの径を約200n
mφに狭めることができる。
【0097】次に、図19(d)に示すように、ECR
タイプのエッチング装置にて第2マスク層22およびサ
イドウォールマスク層23aをマスクにして200nm
エッチングを行い、第1マスク層21を貫通して絶縁膜
20を露出させる、開口径約200nmφの第2コンタ
クトホールCH2を開口する。
【0098】次に、図19(e)に示すように、マグネ
トロン方式のエッチング装置にて約200nmφの開口
径を有する第1マスク層21をマスクにして700nm
エッチングを行い、絶縁膜20を貫通して半導体基板1
0中のソース・ドレイン拡散層12を露出させる第2コ
ンタクトホールCH2を絶縁膜20に開口する。窒化シ
リコンからなる第2マスク層22およびサイドウォール
マスク層23aは絶縁膜20への第2コンタクトホール
CH2の開口エッチングと同時にエッチング除去する。
【0099】次に、図19(g)に示すように、ポリシ
リコンを減圧CVD法により第2コンタクトホールCH
2内を埋め込んで第1マスク層21上面を全面に100
nmの膜厚で堆積させ、埋め込み配線層30を形成す
る。
【0100】次に、図20(h)に示すように、埋め込
み配線層30の上層にコーターを用いてレジスト膜を6
00nmの膜厚で塗布し、エキシマステッパーにより約
200nmφの記憶ノード電極パターンにパターニング
してレジスト膜R3を形成する。
【0101】次に、図20(i)に示すように、ECR
タイプのエッチング装置にてレジスト膜R3をマスクに
して300nmエッチングを行い、埋め込み配線層30
aおよび第1マスク層の一部21aからなる、約200
nmφの記憶ノード電極MNを形成する。
【0102】次に、窒化シリコンを減圧CVD法にて記
憶ノード電極MNを被覆して全面に20nmの膜厚で堆
積させ、キャパシタ絶縁膜26を形成し、その上層に減
圧CVD法によりポリシリコンを200nmの膜厚で堆
積させ、プレート電極32を形成し、図17に示す構造
の半導体装置を形成する。
【0103】以上の本実施例の半導体装置の製造方法に
よれば、マスク層の肩部の後退を抑制し、コンタクトホ
ールの拡大が抑制されており、配線のショートやエッチ
ングストップの生じていない、半導体基板へのえぐれや
プラグロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細な
記憶ノードコンタクトを有する、MOSトランジスタ系
の半導体装置を製造することができる。
【0104】第2実施形態 本実施形態の製造方法により製造した半導体装置の断面
図を図21に示す。半導体基板10上に図示しないMO
Sトランジスタなどの素子が形成されており、その上層
を例えば酸化シリコンからなる絶縁膜20が形成されて
おり、その上層に例えば窒化シリコンからなる第1マス
ク層21が形成されている。絶縁膜20および第1マス
ク層21には半導体基板10に達するコンタクトホール
が開口されており、コンタクトホール内に埋め込み配線
層30aが埋め込まれており、その上層に形成された上
部電極33と半導体基板10を接続している。
【0105】かかる半導体装置は、コンタクトホールの
径の拡大が抑制されており、配線のショートやエッチン
グストップの生じていない、半導体基板へのえぐれやプ
ラグロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細なコ
ンタクトを有する半導体装置である。
【0106】以下に、上記の本実施形態の半導体装置の
製造方法について説明する。まず、図22(a)に示す
ように、例えばシリコン半導体基板10上に、図示しな
いトランジスタなどの素子を形成した後、これらの素子
を被覆して例えば酸化シリコンを常圧CVD法により堆
積させ、リフローあるいはエッチバックなどにより平坦
化して絶縁膜20を形成する。次に絶縁膜20の上層に
例えば減圧CVD法により窒化シリコンを約100nm
の膜厚で堆積させ、第1マスク層21を形成する。次に
第1マスク層21の上層に例えば減圧CVD法によりポ
リシリコンを約300nmの膜厚で堆積させ、第2マス
ク層22を形成する。次に第2マスク層22の上層にレ
ジスト膜を塗布し、例えば400nmφの第1コンタク
トホールの開口パターンにパターニングしてレジスト膜
R1を形成する。
【0107】次に、図22(b)に示すように、レジス
ト膜R1をマスクにしてRIE(反応性イオンエッチン
グ)などのエッチングを行い、第1マスク層21を露出
させる第1コンタクトホールCH1を第2マスク層22
に開口する。次に、レジスト膜R1を除去する。
【0108】次に、図22(c)に示すように、例えば
ポリシリコンを減圧CVD法にて第2マスク層22及び
第1コンタクトホールCH1内を全面に被覆して約14
0nmの膜厚で堆積させ、サイドウォールマスク用層2
3を形成する。
【0109】次に、図23(d)に示すように、例えば
RIEなどの異方性エッチングによりサイドウォールマ
スク用層23のエッチバックを行い、サイドウォールマ
スク層23aを形成する。サイドウォールマスク層23
aの形成により、コンタクトホールの径を例えば約12
0nmφに狭めることができる。
【0110】次に、図23(e)に示すように、例えば
ECRタイプのエッチング装置にて第2マスク層22お
よびサイドウォールマスク層23aをマスクにしてエッ
チングを行い、第1マスク層21を貫通し、絶縁膜20
の途中まで開口径約120nmφの第2コンタクトホー
ルCH2を開口する。
【0111】次に、図23(f)に示すように、例えば
ECRタイプのエッチング装置にてエッチングを行い、
第2マスク層22およびサイドウォールマスク層23a
を除去する。
【0112】次に、図24(g)に示すように、第1マ
スク層21をマスクにして例えばECRタイプのエッチ
ング装置にて絶縁膜20の途中まで開口した約120n
mφの開口径を有するコンタクトホールCH2をのエッ
チングを続け、絶縁膜20を貫通して半導体基板10を
露出させる第2コンタクトホールCH2を絶縁膜20に
開口する。
【0113】次に、図24(h)に示すように、例えば
ポリシリコンを減圧CVD法により第2コンタクトホー
ルCH2内を埋め込んで第1マスク層21上面を全面に
堆積させ、埋め込み配線層30を形成する。
【0114】次に、図24(i)に示すように、例えば
ECRタイプのエッチング装置にて全面にエッチバック
を行い、第2コンタクトホールCH2内に埋め込まれ、
半導体基板10に接続する、例えば120nmφの径を
有する埋め込み配線層30aを形成する。
【0115】次に、埋め込み配線層30aの上層に例え
ばポリシリコンを堆積させ、パターニングして上部電極
33を形成し、図21に示す半導体装置を形成すること
ができる。埋め込み配線層は半導体基板10と上部電極
33を接続している。この後の工程としては、例えば上
部電極33の上層にさらに上層配線を接続したり、ある
いは上部配線33を記憶ノード電極とし、その上層にキ
ャパシタ絶縁膜およびプレート電極を形成してキャパシ
タ構造とすることなどができる。
【0116】上記の絶縁膜20への第2コンタクトホー
ルCH2の開口工程においては、マスク層を2層構造に
してその下側の層に絶縁膜20に対してエッチング選択
比を有する材料を用い、また、マスクとして構造的に選
択比が低いポリシリコンのサイドウォールマスク層を有
さないことから開口部の径の拡大や肩部の後退が抑制さ
れており、配線ショートなどを引き起こしにくい。ま
た、第1マスク層21を従来方法のマスク層より薄膜化
することが可能で、第2コンタクトホールCH2のアス
ペクト比を従来よりも小さくすることができ、エッチス
トップなどの開口不良を引き起しにくい。これらのこと
から、エッチング中を通して初期の開口径を保ち、マイ
クロローディング効果やエッチングストップなどのコン
タクトホール開口不良のない、配線の信頼性を確保した
微細なほぼ垂直形状のコンタクトホールを開口すること
ができる。
【0117】また、第1マスク層21の後退が抑制され
ていることから、第2コンタクトホールCH2をポリシ
リコンなどで埋め込んだときの埋め込み配線層30の膜
厚を従来方法よりも薄膜化してもコンタクトホール上方
部分の凹みを小さくでき、エッチバックしたときのプラ
グロスを小さく抑制することができ、半導体基板に対す
るえぐれなどのコンタクト不良などを引き起こすことな
くコンタクト接合を形成することができる。埋め込み配
線層の上層に上部電極を形成する場合も、プラグロスが
抑制されているので容易に形成することができる。
【0118】以上のように、本実施形態によりマスク層
の肩部の後退を抑制し、コンタクトホールの拡大が抑制
されており、配線のショートやエッチングストップの生
じていない、半導体基板へのえぐれやプラグロスを抑制
した、配線の信頼性を確保した微細なコンタクトを有す
る半導体装置を製造することができる。
【0119】第3実施形態 本実施形態の製造方法により製造した半導体装置の断面
図を図25に示す。半導体基板10上に、ゲート絶縁膜
24を介して形成されたポリシリコンの下側ゲート電極
31aおよびタングステンシリサイドの上側ゲート電極
31bからなるポリサイドのゲート電極31、その両側
部に形成された酸化シリコンのLDDサイドウォール絶
縁膜25a、ゲート電極31の両側部の半導体基板10
中に形成されたLDD拡散層11およびソース・ドレイ
ン拡散層12を有するMOSトランジスタなどの素子が
形成されており、その上層を例えば酸化シリコンからな
る絶縁膜20が形成されている。絶縁膜20には半導体
基板10に達するコンタクトホールが開口されており、
コンタクトホール内に埋め込み配線層30aが埋め込ま
れており、半導体基板10に接続している。
【0120】かかる半導体装置は、コンタクトホールの
径の拡大が抑制されており、配線のショートやエッチン
グストップの生じていない、半導体基板へのえぐれやプ
ラグロスを抑制した、配線の信頼性を確保した微細なコ
ンタクトを有する半導体装置である。
【0121】以下に、上記の本実施形態の半導体装置の
製造方法について説明する。まず、図26(a)に示す
ように、シリコン半導体基板10上に、熱酸化法により
ゲート絶縁膜24を形成した後、例えばポリシリコンを
(反応ガス:SiH4/H2/PH3=0.45slm/10slm/20sccm、圧
力:10.6kPa、基板温度620℃)の条件の減圧
CVD法で約100nm堆積させて下側ゲート電極用層
31aを形成し、その上層に例えばタングステンシリサ
イドを(反応ガス:SiH2Cl2/WF6=100sccm/3.6sccm 、圧
力:133Pa、基板温度595℃)の条件の熱CVD
法で約100nm堆積させて上側ゲート電極用層31b
を形成する。
【0122】次に、上側ゲート電極用層31bの上層に
コーターを用いてレジスト膜を塗布し、エキシマステッ
パーにより約0.35μmの線幅のゲート電極パターン
にパターニングしてレジスト膜R2を形成する。次に、
例えばECRタイプのエッチング装置にて(反応ガス:
Cl2/O2=75sccm/6sccm 、圧力:0.4Pa、μ波出力:
1200W(2.45GHz)、RFバイアス:70〜
50W(800kHz)、基板温度20℃)の条件でレ
ジスト膜R2をマスクにしてエッチングを行い、下側ゲ
ート電極31aおよび上側ゲート電極31bからなるポ
リサイドのゲート電極31を形成する。
【0123】次に、レジスト膜R2を除去した後、ゲー
ト電極31をマスクにして半導体基板10中にイオン注
入を行い、LDD拡散層11を形成する。次に、例えば
酸化シリコンを減圧CVD法によりゲート電極31およ
び半導体基板10を全面に被覆して堆積させ、アノード
カップル平行平板型のエッチング装置にて(反応ガス:
CHF3/CF4/Ar=40sccm/40sccm/800sccm 、圧力:200P
a、μ波出力:500W(2380kHz)、基板温度
50℃)の条件でエッチバックを行い、LDDサイドウ
ォール絶縁膜25aを形成する。次に、LDDサイドウ
ォール絶縁膜25a付きのゲート電極31をマスクにし
て半導体基板10中にイオン注入を行い、ソース・ドレ
イン拡散層12を形成する。以上のように、ゲート絶縁
膜24、ゲート電極31、LDDサイドウォール絶縁膜
25a、LDD拡散層11、ソース・ドレイン拡散層1
2を有するMOSトランジスタを形成する。
【0124】次に、図26(b)に示すように、上記の
ようにして形成したトランジスタなどの素子を被覆して
例えば酸化シリコンを常圧CVD法により約600nm
の膜厚で堆積させ、リフローあるいはエッチバックなど
により平坦化して絶縁膜20を形成する。次に、絶縁膜
20の上層に例えば(反応ガス:SiH2Cl2/NH3=50sccm/5
00sccm、圧力:35Pa、基板温度750℃)の条件の
縦型減圧CVD法により窒化シリコンを約300nmの
膜厚で堆積させ、第1マスク層21を形成する。
【0125】次に、図26(c)に示すように、第1マ
スク層21の上層にレジスト膜を塗布し、例えばエキシ
マステッパーにより約0.3μmφの第1コンタクトホ
ールの開口パターンにパターニングしてレジスト膜を形
成し、例えばECRタイプのエッチング装置にてエッチ
ングを行い、絶縁膜20を露出させる第1コンタクトホ
ールCH1を第1マスク層21に開口する。
【0126】次に、図27(d)に示すように、例えば
(反応ガス:SiH2Cl2/NH3=50sccm/500sccm、圧力:35
Pa、基板温度750℃)の条件の縦型減圧CVD法に
より窒化シリコンを第1マスク層21及び第1コンタク
トホールCH1内を全面に被覆して約120nmの膜厚
で堆積させ、サイドウォールマスク用層23を形成す
る。
【0127】次に、図27(e)に示すように、例えば
ECRタイプのエッチング装置にてサイドウォールマス
ク用層23のエッチバックを行い、サイドウォールマス
ク層23aを形成する。サイドウォールマスク層23a
の形成により、コンタクトホールの径を例えば約0.1
μmφに狭めることができる。
【0128】次に、図28(f)に示すように、例えば
ECRタイプのエッチング装置にて第1マスク層21お
よびサイドウォールマスク層23aをマスクにしてエッ
チングを行い、絶縁膜20を貫通して半導体基板10中
のソース・ドレイン拡散層12を露出させる、開口径約
0.1μmφの第2コンタクトホールCH2を開口す
る。
【0129】次に、図28(g)に示すように、例えば
(反応ガス:SiH4/1%PH3=1000sccm/50sccm、圧力:65
Pa、基板温度550℃)の条件の縦型減圧CVD法に
より第2コンタクトホールCH2内を埋め込んで第1マ
スク層21上面全面にp型不純物含有ポリシリコンを約
400nm堆積させ、埋め込み配線層30を形成する。
【0130】次に、図28(h)に示すように、例えば
ECRタイプのエッチング装置にて全面にエッチバック
を行い、第2コンタクトホールCH2内に埋め込まれ、
半導体基板10中のソース・ドレイン拡散層12に接続
する、例えば0.1μmφの径を有する埋め込み配線層
30aを形成する。このとき、埋め込み配線層30a
は、その表面が第1マスク層21の表面の高さよりも下
方にエッチングされており、ほぼ第1マスク層21の膜
厚に相当するプラグロスが発生している。
【0131】次に、例えばリン酸系のウェットエッチン
グを施し、第1マスク層21およびサイドウォールマス
ク層23aを除去することで図25に示す構造の半導体
装置を形成する。この後の工程としては、例えば埋め込
み配線層30aの上層に上層配線を接続したり、記憶ノ
ード電極を形成してキャパシタ構造とすることなどがで
きる。
【0132】上記の本実施形態の半導体装置の製造方法
においては、第1マスク層21およびサイドウォールマ
スク層23aとしてタングステン−タングステンシリサ
イド膜を用いることもできる。この場合、例えば(反応
ガス:SiH3Cl/WF6=300sccm/3sccm、圧力:133Pa、
基板温度595℃)の条件のCVD法により成膜するこ
とができる。また、埋め込み配線層のエッチバックの後
にタングステン−タングステンシリサイド膜の第1マス
ク層およびサイドウォールマスク層を除去するために
は、例えばH2O2系のウェットエッチングを用いることが
できる。
【0133】上記の絶縁膜20への第2コンタクトホー
ルCH2の開口工程においては、マスク層(第1マスク
層およびサイドウォールマスク層)に絶縁膜20に対し
てエッチング選択比を有する材料を用いたことから開口
部の径の拡大や肩部の後退が抑制されており、耐圧不良
や配線ショートなどを引き起こしにくい。また、第1マ
スク層21を従来方法のマスク層より薄膜化することが
可能で、第2コンタクトホールCH2のアスペクト比を
従来よりも小さくすることができ、エッチストップなど
の開口不良を引き起しにくい。これらのことから、エッ
チング中を通して初期の開口径を保ち、マイクロローデ
ィング効果やエッチングストップなどのコンタクトホー
ル開口不良のない、配線の信頼性を確保した微細なほぼ
垂直形状のコンタクトホールを開口することができる。
【0134】また、埋め込み配線層30aの形成後に第
1マスク層を除去することから、発生するプラグロスに
相当する膜厚の第1マスク層を形成しておくことによ
り、プラグロスを抑制することが可能である。さらに、
第1マスク層21の後退が抑制されていることから、第
2コンタクトホールCH2をポリシリコンなどで埋め込
んだときの埋め込み配線層30の膜厚を従来方法よりも
薄膜化してもコンタクトホール上方部分の凹みを小さく
でき、エッチバックしたときのプラグロスをさらに抑制
することができる。これにより、安定に接続するコンタ
クト接合を形成することができ、埋め込み配線層の上層
に上部電極を形成する場合も、プラグロスが抑制されて
いるので容易に形成することができる。
【0135】以上のように、本実施形態により、プラグ
ロスが抑制され、マスク層の肩部の後退を抑制し、コン
タクトホールの拡大が抑制されており、配線のショート
やエッチングストップの生じていない、半導体基板への
えぐれやプラグロスを抑制した、配線の信頼性を確保し
た微細なコンタクトを有する半導体装置を製造すること
ができる。
【0136】本発明は、DRAMなどのMOSトランジ
スタの半導体装置や、バイポーラ系の半導体装置、ある
いはA/Dコンバータなど、コンタクトホールを有する
半導体装置であればなんでも適用できる。装置の微細
化、縮小化が進められた半導体装置に、微細で信頼性の
高いコンタクトによる接合を提供することができる。
【0137】本発明は、上記の実施の形態に限定されな
い。例えば、第1マスク層、第2マスク層およびサイド
ウォールマスク層はそれぞれ多層以上の構成としてもよ
い。また、プラズマエッチング法としては、ECRタイ
プのプラズマエッチングのほか、ICPタイプや、ヘリ
コン波プラズマエッチングなど、様々な種類のエッチン
グを使用することができる。この他、装置構成、サンプ
ロ構造、エッチング、研磨等のプロセス条件などについ
て、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を行う
ことができる。また、MOSトランジスタを有する半導
体装置においては、ゲート電極は単層でも多層でもよ
く、例えばオフセット絶縁膜や薄いシリコン窒化膜をゲ
ート電極上に形成して自己整合的にコンタクトホールを
開口してもよい。ソースドレイン拡散層はLDD構造な
どの種々の構造を使用できる。その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
【0138】
【発明の効果】本発明によれば、コンタクトホール内壁
にサイドウォールを形成し、コンタクトホールの開口径
を狭めて開口する方法において、2層のマスク層を使用
し、下側のマスク層について選択比を低下させるサイド
ウォール構造を有さない構造とすることでエッチング中
の開口径の拡大などを抑制し、プラグロスの発生を抑制
し、配線のショートやエッチングストップの生じない、
配線の信頼性を確保した微細なコンタクトを有する半導
体装置の製造方法を提供することができる。
【0139】また、本発明によれば、コンタクトホール
内壁にサイドウォールを形成し、コンタクトホールの開
口径を狭めて開口する方法において、マスク層としては
1層でよいが、コンタクトホール内への埋め込み配線層
を形成した後で埋め込み配線層を残しながらマスク層お
よびサイドウォールマスク層を除去することにより、プ
ラグロスの発生を抑制し、配線の信頼性を確保した微細
なコンタクトを有する半導体装置の製造方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施形態の半導体装置の製
造方法により製造した半導体装置の断面図である。
【図2】図2は本発明の第1実施形態の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図であり、(a)は第1コ
ンタクトホール用レジスト膜の形成工程まで、(b)は
第1コンタクトホールの開口工程まで、(c)はサイド
ウォールマスク用層の形成工程までを示す。
【図3】図3は図2の続きの工程を示し、(d)はサイ
ドウォールマスク層の形成工程まで、(e)は第1マス
ク層を貫通する第2コンタクトホールの開口工程までを
示す。
【図4】図4は図3の続きの工程を示し、(f)は絶縁
膜を貫通する第2コンタクトホールの開口工程まで、
(g)は埋め込み配線層の形成工程までを示す。
【図5】図5は本発明の実施例1の半導体装置の製造方
法により製造した半導体装置の断面図である。
【図6】図6は本発明の実施例1の半導体装置の製造方
法の製造工程を示す断面図であり、(a)は第1コンタ
クトホール用レジスト膜の形成工程まで、(b)は第1
コンタクトホールの開口工程まで、(c)はサイドウォ
ールマスク用層の形成工程までを示す。
【図7】図7は図6の続きの工程を示し、(d)はサイ
ドウォールマスク層の形成工程まで、(e)は第1マス
ク層を貫通する第2コンタクトホールの開口工程までを
示す。
【図8】図8は図7の続きの工程を示し、(f)は絶縁
膜を貫通する第2コンタクトホールの開口工程まで、
(g)は埋め込み配線層の形成工程までを示す。
【図9】図9は本発明の実施例2の製造方法により製造
した半導体装置の断面図である。
【図10】図10は本発明の実施例2の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図であり、(a)は第1コ
ンタクトホール用レジスト膜の形成工程まで、(b)は
第1コンタクトホールの開口工程まで、(c)はサイド
ウォールマスク用層の形成工程までを示す。
【図11】図11は図10の続きの工程を示し、(d)
はサイドウォールマスク層の形成工程まで、(e)は第
1マスク層を貫通する第2コンタクトホールの開口工程
までを示す。
【図12】図12は図11の続きの工程を示し、(f)
は絶縁膜を貫通する第2コンタクトホールの開口工程ま
で、(g)は埋め込み配線層の形成工程までを示す。
【図13】図13は本発明の実施例3の製造方法により
製造した半導体装置の断面図である。
【図14】図13は本発明の実施例3の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図であり、(a)はゲート
電極用レジスト膜の形成工程まで、(b)はLDDサイ
ドウォール絶縁膜用層の形成工程まで、(c)はLDD
サイドウォール絶縁膜の形成工程までを示す。
【図15】図15は図14の続きの工程を示し、(d)
は第2マスク層の形成工程まで、(e)は第1コンタク
トホールの開口工程まで、(f)はサイドウォールマス
ク層の形成工程までを示す。
【図16】図16は図15の続きの工程を示し、(g)
は第1マスク層を貫通する第2コンタクトホールの開口
工程まで、(h)はは絶縁膜を貫通する第2コンタクト
ホールの開口工程まで、(i)は埋め込み配線層の形成
工程までを示す。
【図17】図17は本発明の実施例4の製造方法により
製造した半導体装置の断面図である。
【図18】図18は本発明の実施例4の半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図であり、(a)は第1コ
ンタクトホール用レジスト膜の形成工程まで、(b)は
サイドウォールマスク用層の形成工程まで、(c)はサ
イドウォールマスク層の形成工程までを示す。
【図19】図19は図18の続きの工程を示し、(d)
は第1マスク層を貫通する第2コンタクトホールの開口
工程まで、(e)は絶縁膜を貫通する第2コンタクトホ
ールの開口工程まで、(f)は埋め込み配線層の形成工
程までを示す。
【図20】図20は図19の続きの工程を示し、(h)
は記憶ノード電極用レジスト膜の形成工程まで、(i)
は記憶ノード電極の形成工程までを示す。
【図21】図21は本発明の第2実施形態の製造方法に
より製造した半導体装置の断面図である。
【図22】図22は本発明の第2実施形態の半導体装置
の製造方法の製造工程を示す断面図であり、(a)は第
1コンタクトホール用レジスト膜の形成工程まで、
(b)は第1コンタクトホールの開口工程まで、(c)
はサイドウォールマスク用層の形成工程までを示す。
【図23】図23は図22の続きの工程を示し、(d)
はサイドウォールマスク層の形成工程まで、(e)は第
1マスク層を貫通し、絶縁膜の途中まで達する第2コン
タクトホールの開口工程まで、(f)は第2マスク層お
よびサイドウォールマスク層の除去工程までを示す。
【図24】図24は図23の続きの工程を示し、(g)
は絶縁膜を貫通する第2コンタクトホールの開口工程ま
で、(h)は埋め込み配線層の形成工程まで、(i)は
埋め込み配線層のエッチバック工程までを示す。
【図25】図25は本発明の第3実施形態の製造方法に
より製造した半導体装置の断面図である。
【図26】図26は本発明の第3実施形態の半導体装置
の製造方法の製造工程を示す断面図であり、(a)はト
ランジスタの形成工程まで、(b)は第1マスク層の形
成工程まで、(c)は第1コンタクトホールの開口工程
までを示す。
【図27】図27は図26の続きの工程を示し、(d)
はサイドウォールマスク用層の形成工程まで、(e)は
サイドウォールマスク層の形成工程までを示す。
【図28】図28は図27の続きの工程を示し、(f)
は絶縁膜を貫通する第2コンタクトホールの開口工程ま
で、(g)は埋め込み配線層の形成工程まで、(h)は
埋め込み配線層のエッチバック工程までを示す。
【図29】図29は従来例の半導体装置の製造方法によ
り製造した半導体装置の断面図である。
【図30】図30は従来の半導体装置の製造方法の製造
工程を示す断面図であり、(a)は第1コンタクトホー
ル用レジスト膜の形成工程まで、(b)は第1コンタク
トホールの開口工程まで、(c)はサイドウォールマス
ク用層の形成工程までを示す。
【図31】図31は図30の続きの工程を示し、(d)
はサイドウォールマスク層の形成工程まで、(e)は第
2コンタクトホールの開口工程まで、(f)は埋め込み
配線層の形成工程までを示す。
【図32】図32は図30の続きの工程を示し、(a)
はサイドウォールマスク層の形成工程まで、(b)は第
2コンタクトホールの開口におけるエッチストップ発生
までを示す。
【図33】図33は図30の続きの工程を示す要部拡大
図であり、(a)はサイドウォールマスク層の形成工程
まで、(b)は第2コンタクトホールの開口工程までを
示す。
【図34】図34は図30の続きの工程を示し、(a)
はサイドウォールマスク層の形成工程まで、(b)は第
2コンタクトホールの開口工程までを示す。
【図35】図35は図34の続きの工程を示し、(c)
は埋め込み配線層の形成工程まで、(d)は埋め込み配
線層のエッチバック工程までを示す。
【符号の説明】
10…半導体基板、11…LDD拡散層、12…ソース
・ドレイン拡散層、20…絶縁膜、21…第1マスク
層、21a…第1マスク層の一部、22…第2マスク
層、23…サイドウォールマスク用層、23a…サイド
ウォールマスク層、24…ゲート絶縁膜、25…LDD
サイドウォール絶縁膜用層、25a…LDDサイドウォ
ール絶縁膜層、26…キャパシタ絶縁膜、30、30a
…埋め込み配線層、31…ゲート電極、31a…下側ゲ
ート電極、31b…上側ゲート電極、32…プレート電
極、33…上部電極、R1、R2、R3…レジスト膜、
CH1、CH2…コンタクトホール、MN…記憶ノー
ド、PL…プラグロス、ES…エッチストップ、FC…
フロロカーボン層、B…後退幅、H…凹み、S…耐圧低
下部位、X…基板のえぐれ。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上に第1マスク層を形成する工程と、 前記第1マスク層の上層に第2マスク層を形成する工程
    と、 前記第2マスク層に第1コンタクトホールを開口する工
    程と、 前記第1コンタクトホールの内壁に前記第1コンタクト
    ホールの開口径を狭めるサイドウォールマスク層を形成
    する工程と、 前記第2マスク層および前記サイドウォールマスク層を
    マスクにして前記第1マスク層に前記第1コンタクトホ
    ールと連通する第2コンタクトホールを開口する工程
    と、 前記第2コンタクトホールが開口された第1マスク層を
    マスクにして前記絶縁膜を貫通する第2コンタクトホー
    ルを開口する工程と、 前記連通する第1コンタクトホールおよび第2コンタク
    トホールを導電体で埋め込み、配線層を形成する工程と
    を有する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1マスク層に第2コンタクトホール
    を開口する工程が、前記第1マスク層を貫通して前記絶
    縁膜を露出させる工程である請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】前記第1マスク層に第2コンタクトホール
    を開口する工程が、前記第1マスク層を貫通し、前記絶
    縁膜の上方に達する第2コンタクトホールを開口する工
    程である請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第1マスク層をマスクにして前記絶縁
    膜を貫通する第2コンタクトホールを開口する工程が、
    同時に前記第2マスク層および前記サイドウォールマス
    ク層を除去する工程である請求項1記載の半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】前記第1マスク層に第2コンタクトホール
    を開口する工程と、前記第1マスク層をマスクにして前
    記絶縁膜を貫通する第2コンタクトホールを開口する工
    程の間に、前記第2マスク層および前記サイドウォール
    マスク層を除去する工程を有する請求項1記載の半導体
    装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記第1マスク層を、前記絶縁膜とエッチ
    ング選択比をとることができる材料で形成する請求項1
    記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第2マスク層およびサイドウォールマ
    スク層を、前記第1マスク層とエッチング選択比をとる
    ことができる材料で形成する請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第1マスク層をポリシリコンで形成
    し、 前記第2マスク層およびサイドウォールマスク層を酸化
    シリコンあるいは窒化シリコンにより形成する請求項7
    記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記第1マスク層を窒化シリコンで形成
    し、 前記第2マスク層およびサイドウォールマスク層をポリ
    シリコンあるいは酸化シリコンにより形成する請求項7
    記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記第1コンタクトホールの開口工程お
    よび第2コンタクトホールの開口工程の少なくともいず
    れかの工程が低圧高密度のプラズマエッチングにより開
    口する工程である請求項1記載の半導体装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】前記低圧高密度のプラズマエッチングが
    ECRタイプ、ICPタイプ、あるいはヘリコン波プラ
    ズマタイプのいずれかのプラズマエッチングである請求
    項10記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、 前記絶縁膜上にマスク層を形成する工程と、 前記マスク層に第1コンタクトホールを開口する工程
    と、 前記第1コンタクトホールの内壁に前記第1コンタクト
    ホールの開口径を狭めるサイドウォールマスク層を形成
    する工程と、 前記マスク層および前記サイドウォールマスク層をマス
    クにして前記絶縁膜を貫通する第2コンタクトホールを
    開口する工程と、 前記連通する第1コンタクトホールおよび第2コンタク
    トホールを導電体で埋め込み、配線層を形成する工程
    と、 前記マスク層および前記サイドウォールマスク層を除去
    する工程とを有し、 前記マスク層および前記サイドウォールマスク層を前記
    配線層に対してエッチング選択比を有する材料により形
    成する半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】前記マスク層および前記サイドウォール
    マスク層を窒化シリコンで形成し、 前記配線層をポリシリコンで形成する請求項12記載の
    半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】前記マスク層および前記サイドウォール
    マスク層を、前記絶縁膜とエッチング選択比をとること
    ができる材料で形成する請求項12記載の半導体装置の
    製造方法。
  15. 【請求項15】前記絶縁膜を酸化シリコンで形成し、 前記マスク層および前記サイドウォールマスク層を窒化
    シリコンで形成し、 前記配線層をポリシリコンで形成する請求項14記載の
    半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】前記第1コンタクトホールの開口工程お
    よび第2コンタクトホールの開口工程の少なくともいず
    れかの工程が低圧高密度のプラズマエッチングにより開
    口する工程である請求項12記載の半導体装置の製造方
    法。
  17. 【請求項17】前記低圧高密度のプラズマエッチングが
    ECRタイプ、ICPタイプ、あるいはヘリコン波プラ
    ズマタイプのいずれかのプラズマエッチングである請求
    項16記載の半導体装置の製造方法。
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