JPH10291629A - チェーンコンベア自動給油機 - Google Patents

チェーンコンベア自動給油機

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JPH10291629A
JPH10291629A JP9566597A JP9566597A JPH10291629A JP H10291629 A JPH10291629 A JP H10291629A JP 9566597 A JP9566597 A JP 9566597A JP 9566597 A JP9566597 A JP 9566597A JP H10291629 A JPH10291629 A JP H10291629A
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JP
Japan
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chain conveyor
automatic
conveyer
automatic lubricator
grease nipple
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JP9566597A
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Toshinobu Watanabe
豪伸 渡邉
Shin Kawasaki
伸 川崎
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェーンコンベヤが蛇行しても給油が可能な
自動給油機を提供する。 【解決手段】 チェーンコンベヤ自動給油機5をチェー
ンコンベヤ1に向かって移動させる付勢手段12,16
と、チェーンコンベヤ自動給油機にチェーンコンベヤの
長さ方向に一定間隔空けて取付けられ、かつ、チェーン
コンベヤに直交する方向に延びる一定長さの一対のアー
ム17,17と、該一対のアームの先端に取付けられた
当接ローラ18とからなるチェーンコンベヤ蛇行追従装
置を有することを特徴とするチェーンコンベア自動給油
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーンコンベヤ
が蛇行しても給油が可能な自動給油機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】移動しているチェーンコンベヤのローラ
やリンクピンに給油するために、チェーンコンベヤ自動
給油機が使用されている。このチェーンコンベヤ自動給
油機を図4〜6により説明する。1はチェーンコンベ
ヤ、2はローラ、3はリンクプレート、4はチェーンコ
ンベヤのローラ、リンクピンにグリースを給油するため
のグリースニップルである。5はチェーンコンベヤ自動
給油機(以下、自動給油機という)で、リンクプレート
3に向かって伸縮するガイドアーム7と同様にリンクプ
レートに向かって伸縮する給油アーム6を有している。
自動給油機5は、チェーンコンベヤ1の外側近傍に設け
られ、平行リンクとばねの組合せや走行レールとばねの
組合せ等によりチェンコンベヤの進行方向に平行して一
定距離移動し、ばねにより元の位置に戻ることができ
る。
【0003】図4において、チェーンコンベヤ1は、右
方向に移動している。ガイドアーム7が前進し、ガイド
アーム7の先端の係止片7aがグリースニップル4の通
過位置にくると停止する。チェーンコンベヤが進行し、
係止片7aの左側のグリースニップル4が係止片7aに
当接すると、図5に示すように、給油アーム6の中心が
グリースニップル4の中心に一致する。給油アーム6が
前進し、その先端の給油口6aがグリースニップル4の
口金に嵌合し、停止する。この間、グリースニップル4
が係止片7aを押すので、自動給油機5はチェーンコン
ベヤの進行方向に移動し、グリースが給油される。一定
量のグリースが給油されると、図6に示すように、ガイ
ドアーム7と給油アーム6が後退し、係止片7aがグリ
ースニップル4から外れ、自動給油機5がばね力により
元の位置に移動する。そのご、図4〜6の動作が繰り返
して行われチェーンコンベヤの全てのグリースニップル
に給油がなされる。
【0004】しかし、チェーンコンベヤ1は、長期間の
運転により、ローラ、リンクピンやレール等が摩耗し、
グリースニップル4が、その高さが低くなったり、傾斜
したりして、上記自動給油機の給油口6aが、グリース
ニップル4の口金に嵌合できなくなり、給油ができなく
なるという問題が発生する。このような問題を解決する
ために、実開昭62−71112号が提案されている。
この自動給油機は、給油ノズル取付台を上下動可能に、
かつ給油ノズル(前記給油口に相当)をグリースニップ
ルの傾斜に合わせて傾動可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チェーンコン
ベヤは、ローラが摩耗すると、リンクプレートが図4の
前後方向に変位しながら進行する、いわゆる蛇行運動を
起こすようになる。このような蛇行運動がおこると、グ
リースニップルが前後方向に変位する。前記実開昭62
−71112号の自動給油機は、給油ノズルの移動スト
ロークを変更する機能が無いので、チェーンコンベヤが
蛇行運動すると、次のような問題が発生する。
【0006】(1)蛇行によりグリースニップルが、前
方に変位し自動給油機とグリースニップルの間隔が短く
なると、給油ノズルがグリースニップルに強く当たり、
給油ノズルまたは、グリースニップルが破損して給油不
能となる。
【0007】(2)蛇行によりグリースニップルが、後
方に変位し自動給油機とグリースニップルの間隔が長く
なると、給油ノズルがグリースニップルに届かなくなり
給油不能となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を、
チェーンコンベヤ自動給油機本体をチェーンコンベヤの
リンクプレートに向かって移動させる付勢手段と、チェ
ーンコンベヤ自動給油機にチェーンコンベヤの長さ方向
に一定間隔空けて取付けられ、かつ、チェーンコンベヤ
に直交する方向に延びる一定長さの一対のアームと、該
一対のアームの先端に取付けられた当接ローラとからな
るチェーンコンベヤ蛇行追従装置を有するチェーンコン
ベア自動給油機によって解決する。
【0009】「作用」チェーンコンベヤが蛇行しても、
チェーンコンベヤ自動給油機をチェーンコンベヤのリン
クプレートに向かって移動させる付勢手段と、チェーン
コンベヤ自動給油機に一対のアームを介して取付けられ
た当接ローラによって、チェーンコンベヤ自動給油機と
グリースニップルの間の距離が一定に保たれる。これに
より、チェーンコンベヤが蛇行しても、給油が可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に説明する。
【0011】図1は、本発明に係る自動給油機の平面
図、図2は、図1のA−A矢視図、図3は、図1のB−
B矢視図である。1はチェーンコンベヤ、2はチェーン
コンベヤのローラ、3はチェーンコンベヤのリンクプレ
ート、4はグリースニップルである。5はチェーンコン
ベヤ自動給油機、6は給油アーム、6aは給油口、7は
ガイドアームである。チェーンコンベヤ1は、ローラ2
が摩耗すると、蛇行するようになり、リンクプレート3
およびグリースニップル4が図1の矢印イの方向、即
ち、前後方向に変位する。
【0012】自動給油機5の給油アーム6のストローク
が一定で調整ができないめ、グリースニップル4がチェ
ーンコンベヤ1の蛇行により前後方向に変位すると、給
油口6aがグリースニップル4に届かなくなったり、給
油口6aがグリースニップル4に強く当たり給油口6
a、またはグリースニップル4が破損したりし、給油不
能となる。本発明では、このような給油不能を回避する
ために、自動給油機5に蛇行追従装置を設けている。こ
の蛇行追従装置を以下に説明する。
【0013】10は、チェーンコンベヤ1の進行方向に
平行に設けた一対の第1ガイドレール11、11に係合
して左右方向に摺動する摺動台である。この摺動台10
は、ガイドアーム7とグリースニップル4が係合して右
側に一定距離だけ移動した後で、ガイドアーム7を前側
に引き込んで係合を解いたとき、図示しないばねにより
左側の元の位置に戻るようになっている。
【0014】摺動台10の上に、チェーンコンベヤ1に
直交する方向(チェーンコンベヤ1の進行方向に直交す
る方向)に延びる一対の第2ガイドレール12,12が
設けられている。13は、自動給油機5の底面に取り付
けた係合部材で、第2ガイドレール12に係合する凹溝
が形成されている。自動給油機5は、係合部材13と第
2ガイドレール12により摺動台10の上をチェーンコ
ンベヤ1に直交する方向に移動することができる。
【0015】自動給油機5の底面の中央、係合部材13
の後方に係止片14が、一方、摺動台10の上面の中
央、後端部に係止片15が取付けられており、これらの
間に引っ張りばね16が取付けられている。このばね1
6により自動給油機5は、常にチェーンコンベヤ側に移
動するように付勢されている。なお、前記の引っ張りば
ねに代えて、圧縮ばね、エアシリンダーで付勢するよう
にしてもよい。
【0016】自動給油機5のチェーンコンベヤ1と相対
する側面に、チェーンコンベヤに直交する方向に延びる
一対のアーム17,17が取付けられ、それらの先端に
当接ローラ18が取付けられている。リンクプレート3
は図1に示すように、隣接するリンクプレート3,3の
間には、前後方向に段差があるので、一対のアーム1
7,17の取付け間隔をグリースニップル4,4の間隔
よりも小さくすると、グリースニップル4と自動給油機
5の距離を一定に保つことができなくなる。そこで、一
対のアーム17,17の取付け間隔は、二つの当接ロー
ラ18,18のうち少なくとも1個が自動給油機5に近
いリンクプレート3に当接するように、グリースニップ
ル4,4の間隔と等しくするか、または若干大きくす
る。また、図2に示すように、当接ローラ18がグリー
スニップル4と干渉しないように、アーム17の取付け
高さを決めている。自動給油機5の側面から当接ローラ
18の外側端までの距離L(図3参照)は、ガイドアー
ム7と給油アームのストロークに基づいて決めてある。
【0017】従って、チェーンコンベヤ1が、蛇行して
グリースニップル4が前後方向に変位しても、上述した
蛇行追従装置により、自動給油機5とグリースニップル
4の距離が一定に保たれるから、自動給油機5による給
油が可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、チェーンコンベヤが蛇
行しても、自動給油機とグリースニップルの距離を給油
可能な一定距離に保つことができるから、確実に給油が
行える。また、グリースニップルおよび給油アームの給
油口の破損等を防止できるから、チェーンコンベヤの寿
命延長と補修費の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動給油機の平面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】従来の自動給油機の作動(1)を説明する平面
図である。
【図5】従来の自動給油機の作動(2)を説明する平面
図である。
【図6】従来の自動給油機の作動(3)を説明する平面
図である。
【符号の説明】
1 チェーンコンベヤ 2 ローラ 3 リンクプレート 4 グリースニップル 5 自動給油機 6 給油アーム 6a 給油口 7 ガイドアーム 10 摺動台 11 第1ガイドレール 12 第2ガイドレール 13 係合部材 14,15 係止片 16 ばね 17 アーム 18 当接ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーンコンベヤ自動給油機本体をチェ
    ーンコンベヤに向かって移動させる付勢手段と、チェー
    ンコンベヤ自動給油機にチェーンコンベヤの長さ方向に
    一定間隔空けて取付けられ、かつ、チェーンコンベヤに
    直交する方向に延びる一定長さの一対のアームと、該一
    対のアームの先端に取付けられた当接ローラとからなる
    チェーンコンベヤ蛇行追従装置を有することを特徴とす
    るチェーンコンベア自動給油機。
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