JPS605196Y2 - 移動体への給脂装置 - Google Patents

移動体への給脂装置

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Publication number
JPS605196Y2
JPS605196Y2 JP11470480U JP11470480U JPS605196Y2 JP S605196 Y2 JPS605196 Y2 JP S605196Y2 JP 11470480 U JP11470480 U JP 11470480U JP 11470480 U JP11470480 U JP 11470480U JP S605196 Y2 JPS605196 Y2 JP S605196Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
greasing
movable body
guide
support frame
rack
Prior art date
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Expired
Application number
JP11470480U
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English (en)
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JPS5737199U (ja
Inventor
和人 河津
前一 吉田
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各種コンベヤ等の移動体における必要な給脂
部分に対して、自動的に給脂を行なうための改善された
装置の提供に関する。
例えはチェンコンベヤにおけるチェン締結ピン、プレー
トコンベヤにおける受コロ等の、連続的または間欠的に
一方向に移動する移動体の必要給脂部分にグリース等を
自動的に給脂するための自動給脂装置は既知であり、そ
の概要は、移動体に沿って設けたガイドレール等のガイ
ド架構上に給脂ヘッドを移動体と平行して移動可能に配
置し、給脂ヘッドを移動体の必要給脂部分に進退自在に
可動させ、給脂ノズル、グリースニップル等を介して自
動的に給脂を行なうものであるが、従来市販されている
独立したこれらの自動給脂装置は、その構造が複雑であ
ると共に装置全体が大型で、コンベヤの種類、機種によ
ってはそのままでは適用困難な場合があると共に、一般
にその給脂サイクルタイムが長く、必要給脂部分の数が
多く移動体の移動速度の早いものには追従困難な場合も
ある等の点で、ユーザーの要求を満足させることができ
ないという不便がある。
本考案はこのような問題点を解決腰装置としての必要構
造を簡単化腰装置の小型化によって各種コンベヤにおけ
る狭いスペースにも容易に取付は可能とし、更にサイク
ルタイムの短縮によって、高速度並び多数の必要給脂部
分に対して適応でき、かつ給脂に当って正確で安定した
給脂位置決めを可能として、作動ミスをなくシ、汎用性
と機能の向上とを企図したものであり、その特徴とする
処は、移動体に沿うガイドフレームに給脂ヘッドを前記
移動体と平行移動可能に設けかつ該給脂ヘッドを前記移
動体の被給脂部に対して進退自在に設けて成る移動体へ
の給脂装置において、前記ガイドフレームにおける給脂
ヘッドを支承する支持フレームの移動経路に沿ってラッ
クと該ラックの一端側にラチェットアームを設け、支持
フレームに前記ラックに噛合するピニオンとラチェット
アームに係合するラチェットホイルとを軸支腰 更に支持フレームにガイドブロックを揺動可能に軸支す
るとともに該ガイドブロックに先端部に移動体と衝合す
る当接部を有する傾動レバーを摺動可能に嵌合させ、ま
た傾動レバーを垂直位置において位置規制を行なうスト
ッパを設けるほか、前記傾動レバーにガイドフレームに
設けた操作シリンダを連結させた点にある。
以下図示の実施例に基いて本考案を詳述すると、第1図
は本考案装置実施例の正面図、第2図は同側面図、第3
図は同背面図、第4,5図は同装置要部の拡大正面、側
面図、第6図は同装置の取付説明図、第7図は同装置の
作動要領説明図をそれぞれ示しているが、第1図乃至第
6図において、1は移動体の被給脂部としての1例であ
る受コロを示し、例えば第6図示のコイル線材搬送用の
プレートコンベヤ2における受コロ等を示し、3はこの
受コロ1の給脂用グリースニップルを示し、4はこの受
コロ1のグリースニップル3に対して自動給脂を行なう
本考案の給脂装置であり、同装置は第6図示のようにプ
レートコンベヤ2の架構5を利用して設置される。
装置4は第1図乃至第5図に示されるように、架構5の
一部5aにその取付位置可調整に架設されかつ移動体の
受コロ1と平行するガイドフレーム6と、同フレーム6
のガイドレール7.7に亘って受コロ1と平行して移動
可能に設けられた支持フレーム8と、支持フレーム8に
設置された給脂ヘッド9とから戒るのであり、ガイドフ
レーム6は架構5aの両側に複数の移動コロ10が移動
自在に架装され、かつ締結バー11締結ボルト12及び
締結ネジ座13を介して所定位置に固設されるようにし
、ガイドフレーム6の下面に受コロ1と平行に突設され
た1対のガイドレール7.7には、ガイド長孔7a、7
aが開設され、同ガイド長孔7a、7aに支持フレーム
8のホイル14,14の複数個がそれぞれホイル軸14
aを介して摺動自在に架装され、ガイドレール7の一方
の外側にラック15がガイド長孔7aに沿って付設され
、前記のラック15の一端にはラチェットアーム16が
揺動自在にピン軸27バネ28を介して弾支枢着され、
このラチェットアーム16には前記支持フレーム8にお
ける一端のホイル14のホイル軸14aに取付けたラチ
ェットホイル17が噛合されると共に、同じくホイル軸
14に取付けたピニオン18が前記ラック15に噛合さ
れるのである。
更に前記支持フレーム8にはガイドブロック19が、そ
の両端をストッパ兼用ピン軸20.20を介して傾斜状
に取付けられると共に、ブロック19の中途にはガイド
ピン軸21が設けられ、同ガイドピン軸21には前記ガ
イドフレーム6に設置した操作シリンダ22のピストン
ロッド22aとコネクタピン23を介して一端を枢支連
結した傾動レバー24が、ガイド長孔24aを介して嵌
合支持され、同レバー24の他端に前記した受コロ1と
衝合する当接部24bが突設され、前記コネクタピン2
3と対応して前記したラチェットアーム16に係合突部
16aが形成されたものである。
尚給脂ヘッド9は受コロ1のグリースニップル3への給
脂ノズル9a、グリースポート9b、ノズル進退用加圧
エアポート9c等が設けられ、グリースポート9bより
グリースが補給されると共に、エアポート9cよりの加
圧エアによって給脂ノズル9aが進退して、グリースニ
ップル3への給脂を行なう型式のものであり、25はリ
ミットスイッチ、26は同作動片である。
本考案装置による自動給脂動作は以下のようにして行な
われる。
即ち第7図はその作動要領をI〜■の順に示したもので
あるが、一定ストロークの前進、一定タイムの停止を反
復する間欠作動のプレートコンベヤにおいて、コンベヤ
の停止と共にこれを適宜の電気的手段により検出し、電
気的信号の発信によって第7図Iの状態にある操作シリ
ンダ22を作動し、ピストンロッド22aを図に向って
右方に前進させることにより、これとコネクタピン23
で連結支持され、かつガイド長孔24aがガイドブロッ
ク19のガイドピン軸21と係合している傾動レバー2
4は、第7図■に示すようにガイドピン軸21を支点と
するガイド長孔24aのスライド変位と共に起立状に変
動しつつ前進し、第7図■のように傾動レバー24は垂
直状態になると共にこの垂直位置においてガイドブロッ
ク19の上下のストッパ兼用ピン軸2020によってロ
ックされると共に、前記したコネクタピン23はピスト
ンロッド22aの前進と共に直進するので、そのピン2
3一端がガイドレール7上においてラチェットホイル1
7と係合しているラチェットアーム16の突部16aを
同行押動し、アーム16はピン軸24を支点として反時
計方向にバネ28に抗して回動され、ラチェットホイル
17との噛合を解放してフリーとする。
従って引続きピストンロッド22aの矢印方向前進と共
に給脂ヘッド9の支持フレーム8は、そのピニオン18
のラック15との自由な噛合回転による転勤を介して第
7図■のように同方向に前進され、給脂ヘッド9は目的
の停止位置にある1個の受コロ1に向って平行状に接近
してゆくことになる。
この支持フレーム8の矢印方向への同行前進と共にガイ
ドブロック19によって垂直姿勢にロックされている傾
動レバー24もフレーム8と共に前進腰垂直姿勢の下に
その当接部24bが目的の受コロ1の端部に第7図■に
示すように衝接係合することになる。
このさい給脂ヘッド9と傾動レバー24の当接部24a
との設置距離を、予じめ目的の受コロ1の径を考慮して
適切に設定し、また傾動レバー24が垂直姿にロックさ
れてから、図例のリミットスイッチ25、支持プレート
8側に付設した作動片26の接触作動によるタイマー等
による時間設定を配慮して、給脂ヘッド9と受コロ1と
が正しく同心に対面すると共にヘッド9側の給脂ノズル
9aを前進駆動させて、受コロ1のグリースニップル3
への自動給脂を正しく制御することが可能であり、かく
して給脂が終了すれば、給脂ノズル9aを後退させ、同
時に操作シリンダ22のピストンロッド22aを後退さ
せることにより、支持フレーム8の後退、後退最終位置
においてのラチェットアーム16のラチェットホイル1
7への噛合により、第7図■の状態に復帰するのであり
、次のプレートコンベヤの一定ストローク前進、停止と
共に前記動作が反復され、かくしてプレートコンベヤに
おける多数の受コロ1に対し、そのコンベヤ間欠作動の
停止時における受コロ1群への自動給脂を連続して自動
的に行なえるのである。
本考案は以上の通りであるが、従来のこの種自動給脂装
置に比し、以下の点で優れている。
即ち本考案では、目的の受コロ1のグリースニップル3
のような移動体の被給脂部分に対し、給脂ヘッド9を正
しく位置決め制御させるに当り、給脂ヘッド9と同行し
かつ垂直な係合姿勢の下にロックされる傾動レバー24
を設け、同レバー24を受コロ1の周側に係合させるよ
うにしたので、給脂ヘッド9の正しい位置決めがきわめ
て容易化され、ミスを生じることがなく確実である。
また給脂ヘッド9の受コロ1に対する平行移動に当って
も、そのガイドレール7に対するホイル14のガイド走
行及びラック15ピニオン18による移動動作のため、
正しい直進移動と停止がより確実化され、かつ迅速化さ
れて給脂のサイクルタイムも、支持プレーム8の直進動
作と相まって短縮され、移動体の可成りな高速移動にも
追随でき、また実施例では間欠作動の移動体について述
べたが、本考案装置は勿論連続移動体に対しても適用可
能であり、更にその装置の必要構造、部材としても従来
に比し簡単化されると共に装置全体も著しくコンパクト
化でき、狭いフレーム空間内に容易に設置でき、各移動
体に対しての汎用性が大きい点で優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置実施例の正面図、第2図は同側面図
、第3図は同背面図、第4図は装置要部構造の拡大部分
正面図、第5図は同側断面図、第6図は同装置のコンベ
ヤ取付位置説明図、第7図は同装置の作動要領説明図で
ある。 1・・・・・・受コロ、3・・・・・・グリースニップ
ル、6・・・・・・ガイドフレーム、7・・・・・・ガ
イドレール、8・・・・・・支持フレーム、9・・・・
・・給脂ヘッド、15・・・・・・ラック、18・・・
・・・ピニオン、16・・・・・・ラチェットアーム、
17・・・・・・ラチェットホイル、19・・・・・・
ガイドブロック、22・・・・・・操作シリンダ、24
・・・・・・傾動レノく−。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動体に沿うガイドフレームに給脂ヘラドラ前記移動体
    と平行移動可能に設けかつ該給脂ヘッドを前記移動体の
    被給脂部に対して進退自在に設けて成る移動体への給脂
    装置において、前記ガイドフレームにおける給脂ヘッド
    を支承する支持フレームの移動経路に沿ってラックと該
    ラックの一端側にラチェットアームを設け、支持フレー
    ムに前記ラックに噛合するピニオンとラチェットアーム
    に係合するラチェットホイルとを軸支腰更に支持フレー
    ムにガイドブ冶ツクを揺動可能に軸支するとともに該ガ
    イドブロックに先端部に移動体と衝合する当接部を有す
    る傾動レバーを摺動可能に嵌合し、また傾動レバーを垂
    直位置において位置規制を行なうストッパを設けるほか
    、前記傾動レバーにガイドフレームに設けた操作シリン
    グを連結したことを特徴とする移動体への給脂装置。
JP11470480U 1980-08-12 1980-08-12 移動体への給脂装置 Expired JPS605196Y2 (ja)

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JP11470480U JPS605196Y2 (ja) 1980-08-12 1980-08-12 移動体への給脂装置

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JP11470480U JPS605196Y2 (ja) 1980-08-12 1980-08-12 移動体への給脂装置

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Publication Number Publication Date
JPS5737199U JPS5737199U (ja) 1982-02-26
JPS605196Y2 true JPS605196Y2 (ja) 1985-02-16

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