JPH09156747A - チェーン給油装置 - Google Patents

チェーン給油装置

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JPH09156747A
JPH09156747A JP32290795A JP32290795A JPH09156747A JP H09156747 A JPH09156747 A JP H09156747A JP 32290795 A JP32290795 A JP 32290795A JP 32290795 A JP32290795 A JP 32290795A JP H09156747 A JPH09156747 A JP H09156747A
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JP
Japan
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oil supply
lubricating oil
oil
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JP32290795A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Shin
智章 申
Masahiro Koyama
正博 小山
Hiroshi Nishimura
寛 西村
Tetsuya Murano
哲也 村野
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直または傾斜した搬送チェーンにおいて
も、振れの影響を受けて周囲を潤滑油で汚損することが
無く、潤滑油をチェーンに無駄なく供給することができ
るチェーン給油装置を提供する。 【解決手段】 移動するチェーン2の内外のプレート
5,6に案内されてチェーンピン8の軸線方向の揺れに
追従するように前記チェーン2近傍の固定部材3に支持
された追従部材4と、前記追従部材4側に支持され、チ
ェーン2に潤滑油を噴射する給油ノズル15とを備えて
いる。前記給油ノズル15からチェーン2に向けて噴射
される潤滑油は、チェーン2に振れが生じた場合にその
動きに給油ノズル15が追従し、常にチェーン2の狙っ
た位置へ給油ノズル15から潤滑油が給油される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送チェーンに自
動的に給油を行うための給油装置に関し、特に、垂直ま
たは傾斜して設けられた搬送チェーンに好適なチェーン
給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送チェーンに潤滑油を供給する
チェーン給油装置は、水平に走行駆動されるチェーンに
使用されるものが多く、チェーンの内プレートと外プレ
ートの間にノズルから潤滑油を吐出して、チェーンのピ
ンとブシュとの間に油膜を形成することによってチェー
ンの摩耗伸びを抑制していた。図5及び図6は、従来の
チェーン給油装置の一例を示す側面図及び平面図であっ
て、チェーン給油装置31は、チェーン32のブシュま
たはローラに当接されて機械的に揺動されるポンプ駆動
レバー33によって給油ポンプ34を作動し、給油ノズ
ル35からチェーン32に給油するようにしたものであ
る。
【0003】また、図7は、従来のチェーン給油装置の
他の例を示すものであって、チェーン40に対向して設
けられている近接スイッチ41で潤滑油の吐出位置を検
出し、その検出信号が入力されるコントローラ42によ
ってオイルタンク43に連結されている給油ポンプ44
の駆動タイミングを制御して、前記給油ポンプ44と給
油ホース45で連結されているノズル46からチェーン
40の所定位置に給油するようにしたものである。
【0004】さらに、図8に示すものは、従来の大型搬
送用チェーンに用いられるチェーン給油装置の一例を示
すものであって、ポンプユニット50、グリスタンク5
1、前記ポンプユニット50のコントローラ52、近接
スイッチ53等がチェーンチェーン54の移動経路の側
方に配置されており、前記チェーン54のピン55に
は、内部にグリスが充填される孔が形成されている。そ
して、近接スイッチ53がピン55の位置を検出する
と、ポンプユニット50に連結されている給脂ノズル5
6がエアシリンダ57によってピン55の端面へ押しつ
けられ、次いでポンプユニット50が駆動されて、給脂
ノズル56からピン55の孔内へグリスが供給されるよ
うに構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した各種の従来の
チェーン給油装置の中で、チェーンの移動経路の近傍に
固定したノズルから潤滑油をチェーンに向けて吐出する
構造のものは、潤滑油をミスト状、滴状、線状にして給
油し、チェーンの摩耗による伸びを抑制するようにして
いる。その際、チェーンの摩耗伸びを少なくするために
は、ピンとブシュとの間に油膜を形成させる必要があ
り、また、ブッシュ、ローラ間の摩耗を少なくするため
には、ブッシュとローラとの間に油膜を形成させる必要
があり、潤滑油をチェーンの狙った箇所に正確に吐出さ
せる必要がある。
【0006】しかしながら、前述した構造のチェーン給
油装置を垂直または、傾斜した搬送用チェーンに使用す
ると、チェーンが横揺れした場合にチェーンの側方から
内プレートまたは外プレートを狙ってノズルより吐出し
た潤滑油を内プレートと外プレートの間に侵入させるこ
とは難しく、ピンとブシュの隙間に油膜が形成されずに
潤滑油の浪費となるばかりか、飛散した潤滑油で周囲を
汚損する問題があった。
【0007】そして、チェーンの軸受部であるピンとブ
シュとの間に油膜を形成できないということはチェーン
の摩耗伸び寿命を短くするとともに騒音発生の原因とな
り、給脂装置を設置した本来の目的を果たせないという
問題があった。
【0008】一方、前述した図8に示すような、ピン孔
に給脂する構造のものは、チェーンや給油装置の構造が
複雑で高価になり、また、高速で連続的に走行するチェ
ーンの給油装置としては使用できない欠点があった。
【0009】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題点を解消し、垂直または傾斜した搬送チェーン
においても、振れの影響を受けて周囲を潤滑油で汚損す
ることが無く、ノズルから吐出された潤滑油をチェーン
に無駄なく給油することができる簡単な構造のチェーン
給油装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的のために提供さ
れる本発明のチェーン給油装置は、移動するチェーンの
内外プレートに案内されてチェーンピンの軸線方向の揺
れに追従するように前記チェーン近傍の固定部材に支持
されている追従部材と、前記追従部材側に支持され、前
記チェーンに潤滑油を噴射する給油ノズルとを備えたも
のである。
【0011】前記追従部材は、前記チェーンの両側の内
外プレートの対向側の面にそれぞれ押圧付勢されて内プ
レートと外プレートとの段差に追従して進退する対の追
従ローラを有していることが好ましい。また、前記追従
部材は、前記チェーンの両側の内外プレートの外側の面
にそれぞれ押圧付勢されて内プレートと外プレートとの
段差に追従して進退する対の追従ローラを有しているこ
とも好ましい。
【0012】
【作用】追従部材はチェーンの内プレートと外プレート
に案内されて前記チェーンの走行中に生じるチェーンの
ピンの軸線方向の振れに追従して移動する。前記追従部
材側に支持されている給油ノズルからチェーンに向けて
噴射される潤滑油は、チェーンの振れに追従して常にチ
ェーンの狙った位置へ給油される。
【0013】また、前記追従部材がチェーンの両側の内
外プレートの対向側の面、または、両側の内外プレート
の外側の面にそれぞれ押圧付勢されて内プレートと外プ
レートとの段差に追従して進退する対の追従ローラを有
する場合には、チェーンの両側の内プレートと外プレー
トとの段差部分を対の追従ローラが当接した状態で乗り
越え、給油ノズルが固定されている追従部材がチェーン
の振れに遅れなく追従してチェーンの狙った位置へ正確
に給油される。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明のチェーン給油装置の一実施例を
示す斜視図であって、チェーン給油装置1は、上下方向
に走行するチェーン2の近傍に配置されている固定部材
3に基端側が支持されている追従部材4を備えている。
前記追従部材4は、チェーン2の両側の内プレート5又
は外プレート6のそれぞれの内側の面によって案内され
る回転自在な追従ローラ7を有しており、チェーン2の
走行中に生じるチェーンピン8の軸線方向に生じる振れ
に追従して追従部材4の先端側が水平面内で変位できる
ように構成されている。
【0015】また、前記固定部材3には、チェーンピン
8とブシュ9との間に潤滑油を供給するための給油ポン
プ10が取り付けられている。前記給油ポンプ10の作
動軸11にはチェーン2のブシュ9の移動経路上に突出
されているポンプ駆動レバー12が固定されており、前
記ポンプ駆動レバー12の揺動端に回転自在に支持され
ている従動ローラ13が、チェーン2の走行に伴って上
方に移動するブシュ9と当接してポンプ駆動レバー12
が上方に回動されるようになっている。
【0016】前記ポンプ駆動レバー12の上方への回動
によって、給油ポンプ10は一定量の潤滑油を図示して
いないオイルタンクから取り込んで可撓性給油管14へ
送り出すようになっている。前記可撓性給油管14の先
端側は、追従部材4側に支持されている給油ノズル15
に連結され、チェーン2の走行によってチェーンピン8
が給油ノズル15の先端位置に移動してきたときに、内
プレート5と外プレート6との間を狙って、潤滑油が給
油ノズル15先端から噴射されるようになっている。
【0017】この際、チェーン2にチェーンピン8の軸
線方向に振れが生じると、追従部材4がチェーン2に追
従して変位するため、追従部材4に取り付けられている
給油ノズル15から噴射された潤滑油は、チェーンの振
れに影響されずに常に正確に内プレート5と外プレート
6との間からチェーンピン8とブシュ9との間に供給さ
れる。
【0018】次に、図2は追従部材4の詳細構造を示す
部分断面図であって、追従部材4は揺動軸16によって
固定部材3に水平面内で揺動自在に軸支されている揺動
ロッド17と、その先端側に取り付けられている緩衝ス
リーブ18と、前記緩衝スリーブ18の先端にこれと一
体に設けられているフローティングブロック19と、前
記フローティングブロック19に支持され、それぞれチ
ェーン2の内プレート5または外プレート6に当接する
追従ローラ7を支持しているローラホルダ20とから構
成されている。
【0019】前記揺動ロッド17の先端部17Aは、緩
衝スリーブ18に形成されているロッド装着穴18A内
に摺動自在に嵌挿されている。前記先端部17Aは、ロ
ッド装着穴18Aに適合する外径を有しており、先端部
17Aの後方は外径が細くなっている。緩衝スリーブ1
8の後端部には揺動ロッド17が中心を摺動自在に貫通
している抜け止めキャップ21が螺着され、前記先端部
17Aの抜けを阻止している。ロッド装着穴18A内に
は、フローティングブロック19がチェーン2の両側の
プレート間に位置するように、緩衝スリーブ18を揺動
ロッド17の先端側から突出する方向に付勢する緩衝ス
プリング22が収容されている。
【0020】緩衝スリーブ18の先端側に設けられてい
るフローティングブロック19には、2カ所上下に並行
して、ロッド装着穴18Aと直交する方向にガイド孔1
9Aが貫通して形成され、それぞれの内部には押圧スプ
リング23が収容されている。前記ガイド孔19Aの両
端には、それぞれローラホルダ20に一端側が螺着され
ているガイドピン24の他端側が嵌挿され、それぞれの
ガイドピン24の向かい合う側の端面は、押圧スプリン
グ23の両端面に当接されている。
【0021】ガイドピン24は、ガイド孔19Aの両端
に螺着されている抜け止めブシュ25を摺動自在に貫通
しており、押圧スプリング23と当接する端面近傍がガ
イド孔19Aに適合する径に拡径されていることによっ
て、ガイド孔19Aからの抜け落ちが防止されている。
【0022】前記それぞれのローラホルダ20には、チ
ェーン2の両側の内プレート5または外プレート6の内
側の面にそれぞれ当接する追従ローラ7がローラ軸26
によって回転自在に支持されている。また、前記押圧ス
プリング23は、両側の追従ローラ7が内プレート5ま
たは外プレート6に常に押し付けられているように、両
側のガイドピン24間で僅かに圧縮された状態となって
いる。
【0023】したがって、図2に示す位置では、両側の
追従ローラ7は、内プレート5に当接しているが、チェ
ーン2が移動してそれぞれの追従ローラ7が外プレート
6との段差位置にくると、両側の追従ローラ7は押圧ス
プリング23の付勢力によって、両側の外プレート6間
の間隔に対応するように両外側にフローティングブロッ
ク19のガイド孔19Aから突出し、内プレート5と外
プレート6との段差に追従してそれぞれの外プレート6
と当接する。同様にして、外プレート6上の追従ローラ
7が内プレート5との段差位置にくると、両方の追従ロ
ーラ7は、押圧スプリング23を圧縮して中央側へ変位
し、内プレート5上へ移行する。
【0024】また、左右のローラホルダ20には図1に
示すようにノズル支持片20Aが一体に設けられてお
り、それぞれのノズル支持片20Aに給油ノズル15が
固定されている。本実施例では、緩衝スリーブ18を揺
動ロッド17に対して緩衝スプリング22によって突出
状態に保持しており、チェーン2がフローティングブロ
ック19側に振れて衝突した場合に緩衝スリーブ18が
退避し、緩衝スプリング22がその衝撃力を吸収して追
従部材4が損傷しないようにしている。
【0025】図3は本発明のチェーン給油装置の別の実
施例を示す斜視図であって、チェーン2’の両側の内外
プレートの外側の面に追従ローラ7’を当接させて追従
部材4’をチェーン2’の振れに追従させるようにした
ものである。この実施例のチェーン給油装置1’は、チ
ェーンの対向するプレート間の間隔が狭く、前述した実
施例のように追従ローラを左右両側の内外プレート間に
配置できない場合に用いることができる。
【0026】また、この実施例では、固定部材3’に設
置されているコントローラCによって図示していないオ
イルタンクに接続されている給油ポンプ10’が駆動制
御されるように構成されており、チェーン2’近傍に配
置されている近接スイッチSによってチェーンピン8’
の位置を検知し、前記近接スイッチSからコントローラ
Cに入力される検知信号に基づいて、給油ポンプ10’
をチェーン2’の移動に同期したタイミングで駆動する
ようにしている。
【0027】給油ポンプ10’には可撓性給油管14’
が連結されており、その先端側はチェーン2’の左右両
外側に配置されているローラホルダ20’のノズル支持
片20’Aに固定されている給油ノズル15’に連結さ
れている。図4は、この実施例における追従部材4’の
詳細構造を示す部分断面図であって、追従ローラ7’を
回転自在に支持しているローラホルダ20’およびこれ
を支持しているフローティングブロック19’は、チェ
ーン2’を挟んだ左右両側に一対配置されている。
【0028】ローラホルダ20’は、フローティングブ
ロック19’に形成されているガイド孔19’A内に摺
動自在に嵌挿されているガイドピン24’の先端に固定
されており、また、前記フローティングブロック19’
の穴19’B内に収容されている押圧スプリング23’
によって、チェーン2’のプレート表面に追従ローラ
7’が当接するように付勢されている。
【0029】前記一対のフローティングブロック19’
は連結プレート19’Cによって連結されて一体化され
ており、前記連結プレート19’Cの中央部が図3に示
すように緩衝スリーブ18’に固定されている。前記緩
衝スリーブ18’は、固定部材3’に揺動軸16’で水
平面内で揺動自在に支持されている揺動ロッド17’の
揺動端側に伸縮自在に支持されている。
【0030】緩衝スリーブ18’内には、前述した図1
および図2に示す実施例のものと同様な緩衝スプリング
が組み込まれており、常時は図3に示す位置に緩衝スリ
ーブ18’を突出させている。そして、チェーン2’が
連結プレート19’C側に振れて衝突した場合に、緩衝
スリーブ18’が後退して緩衝スプリングによって衝撃
力を吸収し、追従部材4’が損傷を受けないようにして
いる。
【0031】前述したそれぞれの実施例では、固定部材
に揺動軸で支持された揺動ロッドによって、追従部材の
フローティングブロックを水平面内で揺動させる構成と
しているが、フローティングブロックをリニアベアリン
グを介してチェーンピンの軸線方向にスライド自在とな
るように固定部材に支持するようにしてもよく、また、
水平面内で揺動する平行リンク機構を介してフローティ
ングブロックを固定部材に支持するようにしてもよい。
【0032】また、前述した各実施例では、チェーンの
内外プレート表面に追従ローラを当接させているが、追
従ローラを用いる代わりに自己潤滑性の高い合成樹脂で
形成されている滑り接触部材を当接させるようにしても
よい。さらに、追従部材は、チェーンの片側の内外プレ
ートを対の追従ローラや滑り接触部材で両側から挟み込
んでチェーンの振れに追従させるようにしてもよい。
【0033】また、前述した各実施例では、揺動ロッド
に対して緩衝スリーブを伸縮自在に支持させるとともに
緩衝バネを用いて追従部材にチェーン側から加えられる
衝撃を緩和するように構成しているが、チェーンのピン
の軸線方向と直角方向の振れが小さく追従部材に衝撃が
加わらない場合には、このような緩衝機構を省略して構
造を簡略化することができる。さらに、チェーンの振れ
に対する追従部材の追従動作に精度を要しない場合には
ローラホルダをフローティングブロックと一体化しても
よく、あるいは、フローティングブロックにチェーンの
内外プレートと当接する滑り接触部材を直接取り付ける
ようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチェーン
給油装置によれば、給油ノズルがチェーンの振れに追従
して移動するため、給油ノズルから噴射された潤滑油は
無駄なくチェーンのブシュとローラ間や、チェーンの軸
受け部であるピンとブシュ間等の狙った位置に正確に供
給され、ブシュとローラ間の摩耗や、チェーンの摩耗伸
びを抑えることができる。
【0035】また、本発明のチェーン給油装置は、チェ
ーンのブシュまたはローラにポンプ駆動レバーを当接さ
せて、チェーンの走行に連動する駆動レバーの揺動で潤
滑油を吐出させる機械式給油ポンプを用いる場合でも、
近接スイッチ等のセンサでチェーンの走行に同期させて
電磁弁などでポンプからの潤滑油の供給を制御する電気
式給油ポンプを用いる場合でも、給油ポンプと連結して
使用することができるため、種々の分野のチェーンの給
油装置として幅広く用いることができる。
【0036】また、追従部材が前記チェーンの両側のプ
レートの対向側の面にそれぞれ押圧付勢されて内プレー
トと外プレートとの段差に追従して進退する対の追従ロ
ーラを有している構成とすることにより、追従ローラが
プレートに対して回転接触するため、追従部材をチェー
ンの振れに対して円滑に追従させることができる。
【0037】さらに、追従部材が前記チェーンの両側の
プレートの外側の面にそれぞれ押圧付勢されて内プレー
トと外プレートとの段差に追従して進退する対の追従ロ
ーラを有している構成とすることにより、対向するプレ
ートどうしの間隔が狭いチェーンを用いている場合にも
追従部材をチェーンの振れに追従させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のチェーン給油装置の一実施例を示す
斜視図。
【図2】 本発明のチェーン給油装置の一実施例を示す
部分断面図。
【図3】 本発明のチェーン給油装置の別の実施例を示
す斜視図。
【図4】 本発明のチェーン給油装置の別の実施例を示
す部分断面図。
【図5】 従来のチェーン給油装置の一例を示す側面
図。
【図6】 従来のチェーン給油装置の一例を示す平面
図。
【図7】 従来のチェーン給油装置の別の例を示す側面
図。
【図8】 従来のチェーン給油装置のさらに別の例を示
す斜視図。
【符号の説明】
1,1’ チェーン給油装置 2,2’
チェーン 3,3’ 固定部材 4,4’
追従部材 5,5’ 内プレート 6,6’
外プレート 7,7’ 追従ローラ 8,8’
チェーンピン 10,10’ 給油ポンプ 14,14’ 可撓性給油管 15,15’ 給油ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村野 哲也 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動するチェーンの内外プレートに案内
    されてチェーンピンの軸線方向の揺れに追従するように
    前記チェーン近傍の固定部材に支持されている追従部材
    と、 前記追従部材側に支持され、前記チェーンに潤滑油を噴
    射する給油ノズルとを備えたことを特徴とするチェーン
    給油装置。
  2. 【請求項2】 前記追従部材がチェーンの両側の内外プ
    レートの対向側の面にそれぞれ押圧付勢されて内プレー
    トと外プレートとの段差に追従して進退する対の追従ロ
    ーラを有することを特徴とする請求項1記載のチェーン
    給油装置。
  3. 【請求項3】 前記追従部材が前記チェーンの両側の内
    外プレートの外側の面にそれぞれ押圧付勢されて内プレ
    ートと外プレートとの段差に追従して進退する対の追従
    ローラを有することを特徴とする請求項1記載のチェー
    ン給油装置。
JP32290795A 1995-12-12 1995-12-12 チェーン給油装置 Pending JPH09156747A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797993B1 (ko) * 2006-12-26 2008-01-28 주식회사 포스코 허스롤 구동 체인용 오일 균등 공급장치
CN103025631A (zh) * 2010-11-19 2013-04-03 千住金属工业株式会社 输送装置的供油装置
JP2014133610A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Nhk Spring Co Ltd 潤滑油塗布装置
FR3110657A1 (fr) * 2020-05-20 2021-11-26 Skf Système automatisé de lubrification d’une chaîne

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