JPH10270131A - シート状導電路用コネクタ - Google Patents

シート状導電路用コネクタ

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JPH10270131A
JPH10270131A JP9058009A JP5800997A JPH10270131A JP H10270131 A JPH10270131 A JP H10270131A JP 9058009 A JP9058009 A JP 9058009A JP 5800997 A JP5800997 A JP 5800997A JP H10270131 A JPH10270131 A JP H10270131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状導電路の取付作業を簡単にかつ能率
良く行う。 【解決手段】 ターミナル2を収容したハウジング1に
は、操作レバー3が揺動軸39を中心とした揺動可能に
支持され、揺動軸39に保持部45が突設されている。
操作レバー3の前後両端には、それぞれ滑り止め32,
35を設けた第1と第2の押圧部31,34が設けられ
ている。(A)の状態から第1押圧部31を押圧する
と、操作レバー3が(B)の解放位置に揺動され、保持
部45とターミナル2の接触片15の間が開かれる。リ
ボンケーブル4を挿入したのち、第2押圧部34を押圧
して、操作レバー3を(C)の保持位置に揺動すると、
リボンケーブル4が保持部45と接触片15との間で弾
性的に挟持されて、接触状態に保持される。操作レバー
3の両側への押圧操作だけでリボンケーブル4の取付作
業が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状導電路が
取り付けられるシート状導電路用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
シート状導電路の一例であるFPC製リボンケーブル用
のコネクタとして、実公平4−33671号公報あるい
は実開平6−77186号公報に記載されたものが公知
である。例えば、実公平4−33671号公報に記載さ
れたものは、図19に示すように、コネクタハウジング
aの一面に開口された挿入口bの下面側に複数のターミ
ナルcが並んで収容されるとともに、挿入口bの上面側
に、保持部材となるカバーdが回動可能に設けられてい
る。そしてリボンケーブルeを取り付ける際には、図1
9(A)に示すようにカバーdを上方に開けておいて、
カバーdとターミナルcの間にリボンケーブルeを挿入
し、その後に、同図(B)に示すようにカバーdを閉じ
ることでカバーdとターミナルcとの間でリボンケーブ
ルeを挟み付け、これによりリボンケーブルeをターミ
ナルcと接触した状態に保持するようになっている。な
お実開平6−77186号公報に記載されたものも同様
の構造である。
【0003】すなわち従来のものでは、リボンケーブル
eを挿入する前に、カバーdを指で引っ掛けて上方に開
けるという作業が必要である。しかるに近年では、コネ
クタハウジングaの低背化が進んでおり、それに伴い指
を掛けるスペースが十分に取れず、加えて作業者は手袋
をはめて作業する場合が多いために、カバーdを開ける
操作が難しく、作業に手間取るという問題があった。ま
た、上記従来例では、リボンケーブルeが挟まれた状態
においてカバーdがある回動角度を境として開き側へ偏
った姿勢になっていると、ターミナルcの弾性復元力に
よってカバーdには開き方向への付勢力が作用し、逆に
閉じ側へ偏っていると閉じ方向に付勢され、これによっ
て別のロック手段を設けなくてもカバーdを開いた姿勢
または閉じた姿勢に保持しておくことができるようにな
っている。しかし、このカバーdに付与する付勢はター
ミナルcの弾力を利用しているので、ターミナルcが撓
んだときにリボンケーブルeに対して通常の接触圧より
も大きい過剰な力で押圧する虞がある。
【0004】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、請求項1乃至請求項4に記載の発
明の目的は、シート状導電路の取付作業を簡単にかつ能
率良く行えるようにするところにある。また、請求項5
に記載の発明の目的は、ターミナルの弾力を利用せずに
カバーを開状態と閉状態に保持することができる手段を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、シート状導電路と
接続されるターミナルを収容したコネクタハウジングに
は、両端に押圧部を有して揺動可能に軸支された操作レ
バーと、この操作レバーの揺動操作に伴って解放位置と
保持位置との間で回動可能とされる保持部材とが設けら
れ、操作レバーの一方向への揺動により保持部材が前記
解放位置にあるときには、この保持部材と前記ターミナ
ルとの間にシート状導電路を抜き差しすることが許容さ
れ、操作レバーの逆方向への揺動により保持部材が前記
保持位置にあるときには、この保持部材とターミナルと
の間でシート状導電路を挟持してシート状導電路を前記
ターミナルと接触状態に保持可能とする構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作レバーの押圧部には滑り止めが形成されて
いる構成としたところに特徴を有する。請求項3の発明
は、請求項1または請求項2の発明において、前記保持
部材が解放位置に回動された場合に前記操作レバーを仮
保持する仮保持手段を備えている構成としたところに特
徴を有する。請求項4の発明は、請求項1、請求項2ま
たは請求項3の発明において、前記ターミナルは、前記
コネクタハウジングに収容された場合にこのコネクタハ
ウジングから突出したリード部によりプリント配線基板
等の別部材に接続可能とされるとともに、前記操作レバ
ーの少なくとも一方の押圧部がコネクタハウジングから
突出状に設けられており、かつ前記ターミナルのリード
部が前記操作レバーにおける突出した押圧部と同方向に
突出して配されている構成としたところに特徴を有す
る。
【0007】請求項5の発明は、コネクタハウジング
と、このコネクタハウジングに収容されてシート状導電
路との接続を可能とされたターミナルと、前記コネクタ
ハウジングに対して解放位置と保持位置との間での回動
を可能とされた保持部材とを備えてなり、前記保持部材
が前記解放位置にあるときにはこの保持部材と前記ター
ミナルとの間での前記シート状導電路の抜き差しが許容
され、前記保持部材が前記保持位置にあるときにはこの
保持部材と前記ターミナルとの間で前記シート状導電路
が挟み付けられるようにしたものにおいて、前記コネク
タハウジングには弾性撓み可能なカム受け部が設けられ
ているとともに、前記保持部材には前記カム受け部に対
して弾性撓みさせつつ当接可能なカム部が設けられ、前
記カム受け部の弾性復元力により、前記保持部材が前記
カム受け部の弾性撓み量を最大とする中立位置を境とし
て前記保持位置側へ偏ったときにはその保持部材が同保
持位置側へ付勢され、前記中立位置を境として前記解放
位置側へ偏ったときには同解放位置側へ付勢される構成
としたところに特徴を有する。
【0008】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記コネクタハウジングが、前記ターミナルを収容
するハウジング本体と、このハウジング本体を回路基板
に取り付けるための金属製のホルダとから構成され、前
記カム受け部が前記ホルダに形成されている構成とした
ところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>一方の押圧部を押圧することで操作
レバーを一方向に揺動すると、保持部材が解放位置に持
ち来され、かかる状態で保持部材とターミナルとの間に
シート状導電路が挿入される。次に、他方の押圧部を押
圧して操作レバーを逆方向に揺動すると、保持部材が保
持位置に持ち来され、挿入されたシート状導電路が保持
部材とターミナルとの間に挟み付けられて、シート状導
電路がターミナルと接触状態に保持される。保持部材を
解放位置と保持位置との間で回動する操作を、操作レバ
ーの両押圧部を交互に押圧することで行えるので、シー
ト状導電路の接続作業を能率良く行うことができる。
【0010】<請求項2の発明>操作レバーの押圧操作
がよりし易くなり、作業性をより向上させることができ
る。 <請求項3の発明>操作レバーの一方向の揺動により保
持部材が解放位置に回動されると、保持部材並びに操作
レバーが解放位置で仮保持される。引き続くシート状導
電路の挿入作業時に操作レバーをわざわざ持っている必
要がなく、シート状導電路の挿入をより簡単に行うこと
ができる。 <請求項4の発明>コネクタハウジングから突出して設
けられるターミナルのリード部と、操作レバーの押圧部
とを同方向に突出して配したから、コネクタハウジング
全体のコンパクト化を図ることができる。
【0011】<請求項5の発明>保持部材が中立位置よ
りも保持位置側へ偏っているときには、カム受け部の付
勢によって保持部材は保持位置へ自動的に変位して同保
持位置に仮保持され、中立位置よりも解放位置側へ偏っ
ているときには同解放位置に仮保持される。保持部材を
付勢する手段として、ターミナルの弾性復元力ではな
く、ターミナルとは別のコネクタハウジングに設けたカ
ム受け部の弾性復元力を利用しているので、ターミナル
がシート状導電路に対して通常の接触圧よりも大きい過
剰な力で押圧することが防止される。
【0012】<請求項6の発明>カム受け部を金属製の
ホルダに設けたので、カム受け部を大型化しなくても大
きな付勢力を発揮させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず、図1ないし図9によって本発明
の第1実施形態を説明する。本実施形態のコネクタは大
まかには、図1に示すように、コネクタハウジング1
と、このコネクタハウジング1内に収容される複数のタ
ーミナル2と、コネクタハウジング1に揺動可能に取り
付けられる操作レバー3とから構成されている。また、
本実施形態に適用されるシート状導電路は、FPC製の
リボンケーブル4(図4に図示)であって、可撓性を有
する帯状のベースフィルム上に複数の導電路を間隔を開
けてプリント配線手段により形成した構造となってい
る。
【0014】コネクタハウジング1は合成樹脂材により
成形され、平面長方形をなす厚肉の板状をなす本体部6
を有している。本体部6の上面は後端側が一段高くなっ
た段付き状に形成されており、この本体部6の前面下部
における幅方向の中央部からは、板状の延出部7が突設
されている。この延出部7の付け根部分の上面には、溝
状をなす下部軸受部8が全幅にわたって形成されてい
る。また、本体部6の上面における上記の延出部7のす
ぐ外側に対応する位置には、左右一対の側板部9が、本
体部6の前縁から後縁よりも所定寸法手前の位置にわた
って立てられており、両側板部9の上端の間にわたされ
るようにして天井部10が形成されている。天井部10
の前端側は本体部6の前面よりも前方に突出している。
上記の延出部7、本体部6並びに天井部10の一部にわ
たっては、図4に示すように、ターミナル2の収容室と
なる前後方向を向いた図示5個のスリット12が、幅方
向に間隔を開けて形成されている。
【0015】ターミナル2は導電性の金属板を打ち抜い
て形成されている。このターミナル2の形状は大まかに
は、図4に示すように、スリット12における延出部7
から本体部6にわたる部分に挿入される前後方向に細長
い基部14と、その基部14の後端側から立ち上がって
前方に延出された接触片15とを有している。基部14
の先端側は、図示しないプリント配線基板上の導電路と
ハンダ付けによって固着接続されるリード部16となっ
ており、また接触片15の先端には下向きの突部17が
形成されている。
【0016】このターミナル2が対応するスリット12
内に前方(図4の左側)から挿入され、基部14の下縁
の段付部分と、接触片15の立上り部分とがスリット1
2内の突当部12A,12Bにそれぞれ突き当てられる
ことで押し込みが停止され、このとき基部14の後端側
に設けられた係止突部18がスリット12の壁面に食い
込むことで抜け止め状態とされる。また、接触片15の
付け根部分と基部14とが、天井部10と本体部6にお
けるスリット12の上下の面の間に挟まれることで上下
方向の移動が規制される。ここで、接触片15の先端側
が、天井部10のスリット12の下端側に臨んでおり、
接触片15の上方への撓み変形を可能としている。ま
た、リード部16の先端が延出部7の先端よりも所定寸
法突出するようになっている(図1参照)。
【0017】上記によって、コネクタハウジング1に収
容された各ターミナル2の基部14と接触片15との間
にわたってリボンケーブル4が挿入可能とされている。
なお、各スリット12の間の位置における奥方には、図
4(B)に示すようにリボンケーブル4の先端を突き当
ててその押し込みを規制する規制部19が形成されてい
る。コネクタハウジング1には、このコネクタハウジン
グ1をプリント配線基板に固定するために用いるホルダ
21が取り付けられるようになっている。このため、コ
ネクタハウジング1の本体部6における両側板部9の外
側の位置には、前後方向を向いた左右一対の取付溝22
が形成されている。一方ホルダ21は、金属板を打ち抜
いて形成されている。このホルダ21は、図7に示すよ
うに、取付溝22に挿入される前後方向に細長い基部2
3と、その基部23の後端側から少し立ち上がって前方
に延出されたアーム24と、基部23の先端側の下縁か
ら外方に直角曲げされた取付部25とを有している。ア
ーム24の先端は、基部23の先端よりも所定寸法前方
に突出しており、下向きのフック部26が形成されてい
る。また、フック部26の屈曲された角部には、斜めに
切除されることで導入部27が形成されている。
【0018】上記のような構造のホルダ21がそれぞれ
対応する取付溝22内に前方から挿入され、図6に示す
ように、取付部25の付け根部分とアーム24の立上り
部分とが、取付溝22の突当部22A,22Bにそれぞ
れ突き当てられることで押し込みが停止され、このとき
基部23の後端側に設けられた係止突部28が取付溝2
2の壁面に食い込むことで抜け止め状態に取り付けられ
る。ここで、同図に示すように、アーム24の先端のフ
ック部26が本体部6の前面に突出して、その間に上部
軸受部29が構成され、上記した下部軸受部8と対をな
して、後記する操作レバー3の揺動軸39の軸受部30
が構成されている。
【0019】次に操作レバー3について説明する。この
操作レバー3は合成樹脂材により成形されており、コネ
クタハウジング1の上面の天井部10における後縁から
左右の側縁を取り囲むような、前縁を開口した枠状に形
成されている。この操作レバー3の左右の側辺の先端側
は、図2に示すように、内側の幅が広げられつつ天井部
10の前面よりも前方に突出可能とされており、さらに
天井部10の前面よりも突出した部分では、外側縁が外
方に出っ張って形成されており、これにより一対の第1
押圧部31が形成されている。各第1押圧部31の上面
には、前後方向に凹凸の繰り返された滑り止め32が形
成されている。一方、操作レバー3の後辺は、全長にわ
たって厚肉に形成され、この後辺が第2押圧部34とな
っている。この第2押圧部34の上面にも、前後方向に
凹凸の繰り返された滑り止め35が形成されている。
【0020】操作レバー3の左右の側辺の先端部では、
内側に幅の広げられた部分の下面に支持板37が垂下し
て形成されている。この支持板37は、図4(A)にも
示すように、後縁側が垂直で、かつ前縁側が下端に向か
って次第に後方に傾斜した逆台形をなしており、コネク
タハウジング1の延出部7を左右両側から挟むように対
応して形成されている。この両支持板37の間には、揺
動軸39が両支持板37を貫通するようにして形成され
ている。したがって、上記した第1押圧部31と第2押
圧部34とは、揺動軸39を挟んだ前後両側に配されて
いることになる。この揺動軸39の支持板37の外側に
突出した端面には、図8にも示すように、後方かつ下側
の半円形の部分においてテーパ状のガイド面40が形成
されている。
【0021】上記の操作レバー3は、図1に示す状態か
ら、揺動軸39の突出端のガイド面40を、コネクタハ
ウジング1に取着されたホルダ21におけるアーム24
の先端の導入部27に当てて、斜め前方から押し込まれ
る。揺動軸39はガイド面40によりホルダ21のアー
ム24を広げつつ押し込まれ、揺動軸39の突出端がホ
ルダ21のフック部26の後側に抜けたところで、アー
ム24が元形に戻りつつ揺動軸39が軸受部30に嵌め
られる。詳細には、揺動軸39における両支持板37の
間の領域の下面側が、コネクタハウジング1の下部軸受
部8で受けられ、また、揺動軸39における両支持板3
7からの突出端の上面側が上部軸受部29に嵌まり、こ
れにより操作レバー3は、コネクタハウジング1に対し
て揺動軸39を中心として揺動自由に支持される。
【0022】操作レバー3の図4における時計回り方向
の揺動は、第2押圧部34の下面がコネクタハウジング
1の本体部6の後端側の上面に当たることで規制され、
このとき操作レバー3は、図4(A)に示すように水平
姿勢を取り、この位置が保持位置となる。また操作レバ
ー3は、同図(B)に示すように、上記の保持位置から
反時計回り方向に45度揺動可能であり、この位置が解
放位置となる。また操作レバー3は、上記の解放位置か
ら自重により保持位置側へ揺動しないように仮保持可能
となっている。そのため、図1並びに図8,9に示すよ
うに、コネクタハウジング1の延出部7の先端側の左右
の側面には仮保持用凹部42が形成されているととも
に、操作レバー3の両支持板37の内側の面には、操作
レバー3が解放位置に揺動した場合に仮保持用凹部42
に嵌合可能な突部43が形成されている。
【0023】揺動軸39における両支持板37の間の領
域には、リボンケーブル4をターミナル2との間で挟持
するように機能する保持部45が一体的に形成されてい
る。この保持部45は、操作レバー3すなわち揺動軸3
9が図4(A)の保持位置にある場合に、揺動軸39の
上面側から斜め前方に向けて突出し、挟持面46となる
先端面が水平姿勢を取るようになっており、挟持面46
がターミナル2の接触片15の突部17に接近する設定
となっている。一方、操作レバー3が解放位置に揺動さ
れた場合には、同図(B)に示すように、保持部45の
後縁側の縁辺47が水平となった姿勢を取り、ターミナ
ル2の接触片15の突部17との間に、リボンケーブル
4の厚さ以上の間隔が開く設定となっている。
【0024】本第1実施形態は上記のような構造であっ
て、続いてその作用を説明する。コネクタハウジング1
には、既述した要領によってターミナル2とホルダ21
が組み付けられるとともに、操作レバー3が揺動軸39
を軸受部30に嵌めつつ組み付けられる。操作レバー3
は通常、図4(A)に示す保持位置に揺動された状態で
保管、運搬等がなされる。コネクタハウジング1は、プ
リント配線基板上の所定位置においてホルダ21の取付
部25をハンダ付けすることによって固定され、また各
ターミナル2のリード部16がプリント配線基板の対応
する導電路に同じくハンダ付けにより接続される。
【0025】このようにプリント配線基板に固定された
コネクタハウジング1に対してリボンケーブル4を取り
付ける手順は、以下のようである。まず図4(A)の状
態から操作レバー3の第1押圧部31を押して、操作レ
バー3を揺動軸39を中心に同図の反時計回り方向に4
5度揺動させ、同図(B)に示すように操作レバー3を
解放位置に持ち来す。操作レバー3が解放位置まで揺動
されると、図9に示すように、コネクタハウジング1の
延出部7の仮保持用凹部42内に、操作レバー3の突部
43が嵌まり込むことによって、操作レバー3が解放位
置で仮保持される。ここでは、揺動軸39に突設された
保持部45と、ターミナル2の接触片15の突部17と
の間隔が広がった状態にある。
【0026】この状態から、リボンケーブル4を導電路
が上面に来た姿勢で、ターミナル2の接触片15と保持
部45の間に前方から挿入する。図4(B)の鎖線に示
すように、リボンケーブル4の先端が規制部19に突き
当たったところで挿入が規制される。そうしたら、第2
押圧部34を押圧して、突部43を仮保持用凹部42か
ら外しつつ操作レバー3を時計回り方向に揺動させ、同
図(C)に示す保持位置に持ち来す。これに伴い保持部
45も同方向に回動するため、ターミナル2の接触片1
5を上方に撓み変形させつつ、保持部45の挟持面46
と接触片15の突部17との間でリボンケーブル4が弾
性的に挟持される。これにより、リボンケーブル4の各
導電路が対応するターミナル2の接触片15と接触した
状態に保持される。
【0027】一方、リボンケーブル4を取り外す場合に
は、図4(C)の状態から第1押圧部31を押圧して、
操作レバー3を同図(B)に示す解放位置に揺動する
と、保持部45と接触片15との間隔が開いて挟持力が
除去されるので、そのままリボンケーブル4を引き抜く
ことでコネクタハウジング1から外すことができる。以
上説明したように本第1実施形態によれば、操作レバー
3の第1押圧部31と第2押圧部34を交互に押圧して
揺動させることによって、保持部45をリボンケーブル
4の抜き差しを許容する解放位置と、ターミナル2との
間で挟持する保持位置との間で回動操作することができ
るから、リボンケーブル4の接続作業を簡単にかつ能率
良く行うことができる。しかも、各押圧部31,34に
は滑り止め32,35が形成されているので、操作レバ
ー3の押圧操作自体もきわめてやり易い。
【0028】また、保持部45すなわち操作レバー3が
解放位置に揺動されると、その解放位置に仮保持される
ようになっているから、引き続いてリボンケーブル4を
挿入する場合に操作レバー3をわざわざ持っている必要
がなく、リボンケーブル4の挿入作業もスムーズに行う
ことができる。さらに、ターミナル2のリード部16
を、操作レバー3の第1押圧部31側が突出しているス
ペースであるところの、コネクタハウジング1の本体部
6の前面側に突出するように配したから、例えば、リー
ド部16をコネクタハウジング1の後面側から突出させ
て収容した場合と比べると、コネクタハウジング1全体
の奥行き寸法を小さく抑えることができ、コネクタハウ
ジング1の保管や運搬の際に便利となる。
【0029】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図10によって説明する。この第2実施形態は、
操作レバー3を解放位置で仮保持する部分の構造に変更
を加えたものである。そのためこの第2実施形態では、
操作レバー3の揺動軸39における支持板37からの突
出端の外周面の一部に、略三角形状をなすカム部51が
突設されている。そして、図10(A)に示すように、
操作レバー3が保持位置にあるときには、カム部51の
頂点52が揺動軸39の軸心Oを通る鉛直線Xよりも後
方に位置して、カム部51の前側の傾斜部53が自然状
態にあるホルダ21のアーム24の下端縁にべた当たり
し、一方、同図(B)に示すように、操作レバー3が解
放位置にあるときには、カム部51の頂点52が揺動軸
39の軸心Oを通る鉛直線Xよりも前方に位置して、ホ
ルダ21のアーム24の下縁を押圧する設定となってい
る。
【0030】すなわち、第1押圧部31を押して操作レ
バー3を図10(A)の保持位置から反時計回り方向に
揺動操作すると、カム部51がその頂点52でホルダ2
1のアーム24の下縁を押圧してアーム24を上方に撓
み変形させつつ同方向に回動し、同図(B)の解放位置
に至ると、上記のように、カム部51の頂点52が鉛直
線Xより前方に移動する。この状態で操作レバー3から
指を離すと、操作レバー3は自重によって時計回り方向
に揺動復帰しようとするが、それにはカム部51がアー
ム24を撓み変形させつつ回動する必要があり、したが
ってアーム24がストッパとして機能してカム部51の
回動が阻止され、すなわち操作レバー3が解放位置で仮
保持される。なお、同図(B)の状態から第2押圧部3
4を押圧すれば、操作レバー3を保持位置に揺動させる
ことができる。この第2実施形態によれば、簡単な構造
でもって操作レバー3を解放位置に仮保持することがで
き、また仮保持の解除も比較的スムーズに行える。 <第3実施形態>以下、本発明を具体化した第3実施形
態を図11乃至図18を参照して説明する。本実施形態
のコネクタは、コネクタハウジング110と、このコネ
クタハウジング110に取り付けられた複数のターミナ
ル120と、コネクタハウジング110に回動可能に取
り付けられた保持部材130とを備えて構成されてい
る。本実施形態に適用されるシート状導電路は、FPC
製のリボンケーブル140であって、可撓性を有するシ
ート状の基材の上面に、複数条(本実施形態では5条)
の図示しない導電路を間隔を開けてプリント配線手段に
より形成した構造となっており、各導電路の先端部にタ
ーミナル120の後記する接点部121Aが接触するよ
うになっている。
【0031】コネクタハウジング110は、ハウジング
本体110Aと後述するホルダ50とによって構成され
ている。ハウジング本体110Aは、その上面から前方
へ面一状に延出する片持ち板状の支持部111と、この
支持部111の下方において同じく前方へ延出する受け
部112とを有し、この支持部111と受け部112と
の間は、リボンケーブル140の先端部を差し込むため
の差込み空間113となっている。さらに、ハウジング
本体110Aには、その前後両面間に貫通する複数(本
実施形態では5つ)の縦長スリット状のキャビティ11
4が並列して形成されている。各キャビティ114の後
部下面はハウジング本体110Aの後面に開口する後面
スリット部115に連なり、さらにハウジング本体11
0Aの底面に開口する底面スリット部116に連なって
いる。各キャビティ114には、夫々、ターミナル12
0が取り付けられている。
【0032】ターミナル120は、前後方向に延びる弾
性接触部121と、この弾性接触部121の後端から下
に突出する連結部122と、この連結部122の下端か
ら前後両方向に延出する基板取付部123とからなる。
かかるターミナル120は、その弾性接触部121を後
方からキャビティ114に圧入して支持部111の下面
に沿わせるとともに、連結部122と基板取付部123
の前部を夫々後面スリット部115と底面スリット部1
16に圧入することによってハウジング本体110A内
に収容されている。各基板取付部123の後端部は、夫
々、回路基板(図示せず)の上面の導電路に半田付けに
より接続されるようになっている。
【0033】弾性接触部121は上下方向への弾性変位
を可能とされているとともに前端部が受け部112より
もさらに前方へ突出しており、この弾性接触部121の
前端部には下方へ三角形状に突出する接点部121Aが
形成されている。また、基板取付部123の前端部も弾
性接触部121と同じく受け部112よりもさらに前方
へ突出しており、この基板取付部123の前端部におけ
る接点部121Aのほぼ真下の位置には、半円形の軸受
凹部124が形成されている。この軸受凹部124には
保持部材130が支持されている。
【0034】保持部材130は、絶縁材料からなり、左
右一対のレバー部131と、この両レバー部131の先
端同士を連結する操作部132と、両レバー部131の
基端同士を連結する作動部133とからなり、全体とし
て方形枠状をなしている。作動部133には円弧形をな
す軸状部134が形成されており、この軸状部134を
軸受凹部124に嵌合させることによって保持部材13
0がコネクタハウジング110に対して保持位置(図1
1、図14(a)、図15及び図17に示す)と解放位
置(図12、図14(c)及び図16に示す)との間で
の往復回動可能にガイドされている。保持部材130が
保持位置にあるときには、保持部材130が寝た姿勢に
なってハウジング本体110Aの周囲を囲む状態とな
り、解放位置にあるときには、斜め姿勢になってコネク
タハウジング110から浮いた状態となる。
【0035】さらに、作動部133には、保持部材13
0が保持位置にある状態で弾性接触部121の接点部1
21Aに対してリボンケーブル140の厚さよりも小さ
い寸法を空けて対向する挟持面135が形成されている
とともに、解放位置にある状態で接点部121Aに対し
てリボンケーブル140の厚さよりも大きい間隔を空け
て対向するガイド面が形成されている。この挟持面13
5とガイド面は、いずれも、リボンケーブル140の差
込み方向に対して平行な姿勢で接点部121Aと対向す
るようになっている。
【0036】コネクタハウジング110に対してリボン
ケーブル140を取り付ける際には、保持部材130を
解放位置とした状態でリボンケーブル140の先端部を
前方(図15の左側)から保持部材130のガイド面と
ターミナル120の接点部121Aとの隙間を通して差
込み空間113内に差し込み、次に、保持部材130を
保持位置へ倒すように回動させる。すると、挟持面13
5がリボンケーブル140を持ち上げて弾性接触部12
1を弾性撓みさせるので、その弾性復元力により接点部
121Aがリボンケーブル140の上面に食い込むよう
になり、もってリボンケーブル140が保持部材130
とターミナル120との間で挟持されるとともに接点部
121Aがリボンケーブル140の上面の導電路(図示
せず)に接触する状態となる。また、リボンケーブル1
40を外すときには、保持部材130を解放位置に回動
させて引き抜けばよい。
【0037】上記操作に際してコネクタハウジング11
0の内部に設けられている保持部材130の軸支手段
は、保持部材130の円弧形の軸状部134をコネクタ
ハウジング110の円弧形の軸受凹部124に載せて下
から支えるようにガイドする構造となっている。かかる
円弧状の軸支構造を採用したことにより、円形の軸を用
いた軸支構造に比べて保持部材130の構造の簡素化や
コネクタハウジング110の小型化(特に、高さについ
て)が図られている。
【0038】さて、本実施形態のものには、保持部材1
30を保持位置側と解放位置側とに付勢可能な付勢手段
が設けられている。以下、その構成について詳述する。
保持部材130の両レバー部131における外側面に
は、夫々、上記軸状部134と同心の回動軸137が突
出形成され、この回動軸137の外周には、略三角形状
に突出するカム部137Aが形成されている。このカム
部137Aには、後述するホルダ150のカム受け部1
53から下向きの弾性押圧力が作用するようになってお
り、この弾性押圧力によって回動軸137に保持位置側
または解放位置側への回動力が付与されるようになる。
【0039】ホルダ150は、上記のようにハウジング
本体110Aと一体をなすことによってコネクタハウジ
ング110を構成し、本来はコネクタハウジング110
を回路基板に固着するための取付部材として機能させる
ためのものであって、ハウジング本体110Aに対して
左右一対取り付けられている。ホルダ150は、所定の
形状に打ち抜かれた金属板材に曲げ加工を施して成形さ
れ、図18に示すように、前方へ突出する取付部151
と、この取付部151の後端から外側へ延出する板状の
固着部152と、この固着部152の外端縁から立ち上
がって前方へ突出するカム受け部153とからなってい
る。このカム受け部153は上方への弾性撓みが可能と
なっており、後述するように、このカム受け部153の
弾性復元力によって保持部材130に保持位置側または
解放位置側への付勢力を付与するようになっている。
尚、図18にはハウジング本体110Aの左側に取り付
けられるホルダ150を示しているが、右側に取り付け
られるホルダ150はこの図18のものと左右対称をな
しているので、その詳しい形状の説明は省略する。
【0040】かかるホルダ150は、その取付部151
をハウジング本体110Aの後方から取付孔に圧入する
ことによってハウジング本体110Aと一体化されてい
る。この状態では、図13に示すように、固着部152
の下面がハウジング本体110Aの底面と面一状とな
る。回路基板に対するコネクタハウジング110の固着
作業は、固着部152を回路基板の上面に載せて半田付
けすることによって行われる。
【0041】ホルダ150をハウジング本体110Aに
取り付けた状態では、カム受け部153は、図13に示
すように保持部材130のレバー部131の外側面に沿
った状態となっている。このカム受け部153の高さ
は、図14(a)に示すように、保持部材130が保持
位置にある状態においてカム受け部153の下面がカム
部137Aの一方の側面に弾性的に接するように設定さ
れている。また、保持部材130を保持位置から解放位
置へ変位させると、カム部137Aの先端がかむ受け部
153の下面を押してこれを上方へ弾性撓みさせるよう
になっている。そして、図14(b)に示すようにカム
受け部153の撓み量が最大となる中立位置を境にして
カム部137Aが同図の時計回り方向へ偏った位置(保
持部材130が保持位置側へ偏った姿勢)に変位する
と、カム受け部153の弾性復元力によりカム部137
Aと回動軸137を介して保持部材130に保持位置側
へ回動力が付勢される。逆に、カム部137Aが中立位
置から反時計回り方向へ偏った場合には、保持部材13
0に対して解放位置側への付勢力が作用するようになっ
ている。
【0042】本実施形態は上記構成になり、リボンケー
ブル140をコネクタハウジング110に対して着脱す
る際には、保持部材130を保持位置から解放位置側へ
回動させると、カム部173Aがカム受け部153を上
方へ弾性撓みさせ、保持部材130が図14(b)に示
す中立位置を越えたところで、カム受け部153の弾性
復元力により保持部材130が解放位置側へ付勢され
る。その後は、この付勢によって保持部材130が図1
4(c)に示す解放位置へ自動的に変位する。この状態
では、カム受け部153が弾性撓みした状態にあるの
で、保持部材130はその自重や外部からの干渉に抗し
て解放位置に確実に仮保持される。また、保持部材13
0を解放位置から保持位置側へ回動させると、保持部材
130が中立位置を越えたところでカム受け部153の
弾性復元力によって保持部材130は保持位置側へ付勢
されることになるため、図14(a)に示す保持位置へ
自動的に変位し、同保持位置に仮保持される。
【0043】上述のように本実施形態においては、保持
部材130を保持位置または解放位置に仮保持するため
の手段として、ターミナル120の弾性復元力ではな
く、コネクタハウジング110のホルダ150の弾性復
元力を利用している。したがって、ターミナル120の
弾力を利用する場合とは異なり、ターミナル120の弾
性撓み量が増大するのに伴ってターミナル120がリボ
ンケーブル140に対して通常の接触圧よりも大きい過
剰な力で押圧する虞はない。また、カム受け部153が
形成されているホルダ150は金属製なので、カム受け
部153を大型化しなくても大きな付勢力を発揮させる
ことができる。さらに、カム受け部153はハウジング
本体110Aの外側面に沿って設けられているので、保
持部材130の全回動範囲に亘って十分に付勢機能を発
揮させるためにカム受け部153の撓みストロークが大
きくなる場合でも、ハウジング本体110Aの高さを高
くせずに済む。なお、本実施形態では、ホルダ150の
カム受け部153とその前端に形成した突部154とに
より、保持部材130を保持位置から解放位置へ持ち上
げるように回動させる際に、回動軸137が上方や前方
へ遊動することが規制され、保持部材130を安定して
回動操作することができるようになっている。
【0044】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記第1及び第2実施形態では、操作レバーの揺
動軸上に保持部を一体的に設けたが、操作レバーとは別
体に保持部材を設けて回動可能に軸支し、操作レバーの
揺動操作に伴って保持部材が解放位置と保持位置との間
で一体的に回動する構造としてもよい。 (2)本発明は、丸形の導電線を複数本並設して表裏両
面に樹脂フィルムを積層して帯状に形成したフラットケ
ーブル用のコネクタにも同様に適用することが可能であ
る。
【0045】(3)上記第3実施形態ではカム受け部材
をコネクタハウジングを回路基板に取り付けるためのホ
ルダに設けているが、本発明によれば、ホルダとは別に
専用のカム受け部材をハウジング本体に取り付ける構成
としてもよく、ハウジング本体の一部をカム受け部材と
する構成でもよい。 (4)上記第3実施形態ではカム部を回動軸と一体に設
けたが、本発明によれば、回動軸とは別個にカム部を設
ける構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタの一部切
欠分解斜視図である。
【図2】操作レバーが保持位置にある状態の斜視図であ
る。
【図3】操作レバーが解放位置にある状態の斜視図であ
る。
【図4】リボンケーブルの取付工程を説明する断面図で
ある。
【図5】コネクタハウジングの平面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】ホルダの斜視図である。
【図8】操作レバーが保持位置にある状態のコネクタの
側面図である。
【図9】操作レバーが解放位置にある状態のコネクタの
側面図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るコネクタの側面
図である。
【図11】第3実施形態において保持部材が保持位置に
ある状態のコネクタを差込側から視た斜視図
【図12】保持部材が解放位置にある状態のコネクタを
差込側から視た斜視図
【図13】保持部材が保持位置にある状態のコネクタを
差込側と反対側から視た背面図
【図14】(a)保持部材が保持位置にある状態のコネ
クタの側面図 (b)保持部材が中立位置にある状態のコネクタの側面
図 (c)保持部材が解放位置にある状態のコネクタの側面
【図15】リボンケーブルが差し込まれる前であって保
持部材が保持位置にある状態をあらわす断面図
【図16】保持部材が解放位置に変位してリボンケーブ
ルが差し込まれた状態をあらわす断面図
【図17】保持部材が保持位置に変位してリボンケーブ
ルをターミナルとの間で挟持した状態をあらわす断面図
【図18】ホルダの斜視図
【図19】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…コネクタハウジング 2…ターミナル 3…操作レバー 4…リボンケーブル(シート状導電路) 12…スリット 15…接触片 16…リード部 17…突部 31…第1押圧部 32…滑り止め 34…第2押圧部 35…滑り止め 39…揺動軸 42…仮保持用凹部 43…突部 45…保持部 46…挟持面 51…カム部(仮保持手段) 110…コネクタハウジング 110A…ハウジング本体 120…ターミナル 130…保持部材 137A…カム部 140…リボンケーブル(シート状導電路) 150…ホルダ(軸受部材) 153…カム受け部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状導電路と接続されるターミナル
    を収容したコネクタハウジングには、両端に押圧部を有
    して揺動可能に軸支された操作レバーと、この操作レバ
    ーの揺動操作に伴って解放位置と保持位置との間で回動
    可能とされる保持部材とが設けられ、操作レバーの一方
    向への揺動により保持部材が前記解放位置にあるときに
    は、この保持部材と前記ターミナルとの間にシート状導
    電路を抜き差しすることが許容され、操作レバーの逆方
    向への揺動により保持部材が前記保持位置にあるときに
    は、この保持部材とターミナルとの間でシート状導電路
    を挟持してシート状導電路を前記ターミナルと接触状態
    に保持可能とする構成としたことを特徴とするシート状
    導電路用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーの押圧部には滑り止めが
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のシート
    状導電路用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記保持部材が解放位置に回動された場
    合に前記操作レバーを仮保持する仮保持手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシー
    ト状導電路用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ターミナルは、前記コネクタハウジ
    ングに収容された場合にこのコネクタハウジングから突
    出したリード部によりプリント配線基板等の別部材に接
    続可能とされるとともに、前記操作レバーの少なくとも
    一方の押圧部がコネクタハウジングから突出状に設けら
    れており、かつ前記ターミナルのリード部が前記操作レ
    バーにおける突出した押圧部と同方向に突出して配され
    ていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求
    項3記載のシート状導電路用コネクタ。
  5. 【請求項5】 コネクタハウジングと、このコネクタハ
    ウジングに収容されてシート状導電路との接続を可能と
    されたターミナルと、前記コネクタハウジングに対して
    解放位置と保持位置との間での回動を可能とされた保持
    部材とを備えてなり、前記保持部材が前記解放位置にあ
    るときにはこの保持部材と前記ターミナルとの間での前
    記シート状導電路の抜き差しが許容され、前記保持部材
    が前記保持位置にあるときにはこの保持部材と前記ター
    ミナルとの間で前記シート状導電路が挟み付けられるよ
    うにしたものにおいて、 前記コネクタハウジングには弾性撓み可能なカム受け部
    が設けられているとともに、前記保持部材には前記カム
    受け部に対して弾性撓みさせつつ当接可能なカム部が設
    けられ、前記カム受け部の弾性復元力により、前記保持
    部材が前記カム受け部の弾性撓み量を最大とする中立位
    置を境として前記保持位置側へ偏ったときにはその保持
    部材が同保持位置側へ付勢され、前記中立位置を境とし
    て前記解放位置側へ偏ったときには同解放位置側へ付勢
    される構成としたことを特徴とするシート状導電路用コ
    ネクタ。
  6. 【請求項6】 前記コネクタハウジングが、前記ターミ
    ナルを収容するハウジング本体と、このハウジング本体
    を回路基板に取り付けるための金属製のホルダとから構
    成され、前記カム受け部が前記ホルダに形成されている
    ことを特徴とする請求項5記載のシート状導電路用コネ
    クタ。
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