JPH10270130A - シート状導電路用コネクタ - Google Patents

シート状導電路用コネクタ

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JPH10270130A
JPH10270130A JP10001146A JP114698A JPH10270130A JP H10270130 A JPH10270130 A JP H10270130A JP 10001146 A JP10001146 A JP 10001146A JP 114698 A JP114698 A JP 114698A JP H10270130 A JPH10270130 A JP H10270130A
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JP
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operation lever
terminal
sheet
conductive path
holding
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JP10001146A
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Yutaka Noro
豊 野呂
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状導電路の取付作業を簡単にかつ能率
良く行う。 【解決手段】 ターミナル2を収容したハウジング1に
は、操作レバー3が揺動軸39を中心とした揺動可能に
支持され、揺動軸39に保持部45が突設されている。
操作レバー3の前後両端には、それぞれ滑り止め32,
35を設けた第1と第2の押圧部31,34が設けられ
ている。(A)の状態から第1押圧部31を押圧する
と、操作レバー3が(B)の解放位置に揺動され、保持
部45とターミナル2の接触片15の間が開かれる。リ
ボンケーブル4を挿入したのち、第2押圧部34を押圧
して、操作レバー3を(C)の保持位置に揺動すると、
リボンケーブル4が保持部45と接触片15との間で弾
性的に挟持されて、接触状態に保持される。操作レバー
3の両側への押圧操作だけでリボンケーブル4の取付作
業が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状導電路が
取り付けられるシート状導電路用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状導電路の一例であるFP
C製リボンケーブル用のコネクタとして、実公平4−3
3671号公報あるいは実開平6−77186号公報に
記載されたものが公知である。例えば、実公平4−33
671号公報に記載されたものは、図22に示すよう
に、コネクタハウジングaの一面に開口された挿入口b
の下面側に複数のターミナルcが並んで収容されるとと
もに、挿入口bの上面側に、保持部材となるカバーdが
回動可能に設けられている。そしてリボンケーブルeを
取り付ける際には、図22(A)に示すようにカバーd
を上方に開けておいて、カバーdとターミナルcの間に
リボンケーブルeを挿入し、その後に、同図(B)に示
すようにカバーdを閉じることでカバーdとターミナル
cとの間でリボンケーブルeを挟み付け、これによりリ
ボンケーブルeをターミナルcと接触した状態に保持す
るようになっている。なお実開平6−77186号公報
に記載されたものも同様の構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち従来のもので
は、リボンケーブルeを挿入する前に、カバーdを指で
引っ掛けて上方に開けるという作業が必要である。しか
るに近年では、コネクタハウジングaの低背化が進んで
おり、それに伴い指を掛けるスペースが十分に取れず、
加えて作業者は手袋をはめて作業する場合が多いため
に、カバーdを開ける操作が難しく、作業に手間取ると
いう問題があった。
【0004】また図22(B)に示す保持状態から、例
えば挿入口bの手前で、リボンケーブルeに対して矢線
のようにカバーdを巻き込むような側に向かう引っ張り
力が作用すると、リボンケーブルeがカバーdの操作端
側を押し上げつつカバーdが開きやすく、接続の信頼性
に欠ける嫌いがあった。
【0005】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、その目的は、シート状導電路の取
付作業を簡単にかつ能率良く行えるようにするところに
ある。また他の目的は、シート状導電路の接続信頼性を
高めるところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、シート状導電路と
接続されるターミナルを収容したコネクタハウジングに
は、両端に押圧部を有して揺動可能に軸支された操作レ
バーと、この操作レバーの揺動操作に伴って解放位置と
保持位置との間で回動可能とされる保持部材とが設けら
れ、操作レバーの一方向への揺動により保持部材が前記
解放位置にあるときには、この保持部材と前記ターミナ
ルとの間にシート状導電路を抜き差しすることが許容さ
れ、操作レバーの逆方向への揺動により保持部材が前記
保持位置にあるときには、この保持部材とターミナルと
の間でシート状導電路を挟持してシート状導電路を前記
ターミナルと接触状態に保持可能とする構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記操作レバーの押圧部には滑り止めが形成されて
いる構成としたところに特徴を有する。請求項3の発明
は、請求項1または請求項2の発明において、前記保持
部材が解放位置に回動された場合に前記操作レバーを仮
保持する仮保持手段を備えている構成としたところに特
徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項1、請求項2ま
たは請求項3の発明において、前記ターミナルは、前記
コネクタハウジングに収容された場合にこのコネクタハ
ウジングから突出したリード部によりプリント配線基板
等の別部材に接続可能とされるとともに、前記操作レバ
ーの少なくとも一方の押圧部がコネクタハウジングから
突出状に設けられており、かつ前記ターミナルのリード
部が前記操作レバーにおける突出した押圧部と同方向に
突出して配されている構成としたところに特徴を有す
る。
【0009】また請求項5の発明は、コネクタハウジン
グに設けられた挿入口には、シート状導電路と接続され
るターミナルが収容されるとともに、挟持部を備えた操
作レバーが解放位置と保持位置との間で回動可能に軸支
され、この操作レバーが前記解放位置にあるときには前
記挟持部と前記ターミナルとの間にシート状導電路を抜
き差しすることが許容され、前記操作レバーが前記保持
位置にあるときには前記挟持部と前記ターミナルとの間
でシート状導電路を挟持してシート状導電路が前記ター
ミナルと接触状態に保持されるようにしたシート状導電
路用コネクタにおいて、前記操作レバーは、その操作端
側を前記挿入口の開口方向とは反対側を向けた姿勢で前
記保持位置に持ち来される構成としたところに特徴を有
する。
【0010】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>一方の押圧部を押圧することで操作
レバーを一方向に揺動すると、保持部材が解放位置に持
ち来され、かかる状態で保持部材とターミナルとの間に
シート状導電路が挿入される。次に、他方の押圧部を押
圧して操作レバーを逆方向に揺動すると、保持部材が保
持位置に持ち来され、挿入されたシート状導電路が保持
部材とターミナルとの間に挟み付けられて、シート状導
電路がターミナルと接触状態に保持される。保持部材を
解放位置と保持位置との間で回動する操作を、操作レバ
ーの両押圧部を交互に押圧することで行えるので、シー
ト状導電路の接続作業を能率良く行うことができる。
【0011】<請求項2の発明>操作レバーの押圧操作
がよりし易くなり、作業性をより向上させることができ
る。 <請求項3の発明>操作レバーの一方向の揺動により保
持部材が解放位置に回動されると、保持部材並びに操作
レバーが解放位置で仮保持される。引き続くシート状導
電路の挿入作業時に操作レバーをわざわざ持っている必
要がなく、シート状導電路の挿入をより簡単に行うこと
ができる。
【0012】<請求項4の発明>コネクタハウジングか
ら突出して設けられるターミナルのリード部と、操作レ
バーの押圧部とを同方向に突出して配したから、コネク
タハウジング全体のコンパクト化を図ることができる。
【0013】<請求項5の発明>保持状態において挿入
口の手前でシート状導電路に対して操作レバーを巻き込
む方向の引っ張り力が作用したとしても、操作レバーの
操作端は挿入口とは反対側を向いているからシート状導
電路が当たることがなく、操作レバーが解放方向に回動
することが防止されてシート状導電路は挟持状態に維持
される。すなわち、シート状導電路の接続に対する信頼
性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず、図1ないし図9によって本発明
の第1実施形態を説明する。本実施形態のコネクタは大
まかには、図1に示すように、コネクタハウジング1
と、このコネクタハウジング1内に収容される複数のタ
ーミナル2と、コネクタハウジング1に揺動可能に取り
付けられる操作レバー3とから構成されている。また、
本実施形態に適用されるシート状導電路は、FPC製の
リボンケーブル4(図4に図示)であって、可撓性を有
する帯状のベースフィルム上に複数の導電路を間隔を開
けてプリント配線手段により形成した構造となってい
る。
【0015】コネクタハウジング1は合成樹脂材により
成形され、平面長方形をなす厚肉の板状をなす本体部6
を有している。本体部6の上面は後端側が一段高くなっ
た段付き状に形成されており、この本体部6の前面下部
における幅方向の中央部からは、板状の延出部7が突設
されている。この延出部7の付け根部分の上面には、溝
状をなす下部軸受部8が全幅にわたって形成されてい
る。また、本体部6の上面における上記の延出部7のす
ぐ外側に対応する位置には、左右一対の側板部9が、本
体部6の前縁から後縁よりも所定寸法手前の位置にわた
って立てられており、両側板部9の上端の間にわたされ
るようにして天井部10が形成されている。天井部10
の前端側は本体部6の前面よりも前方に突出している。
上記の延出部7、本体部6並びに天井部10の一部にわ
たっては、図4に示すように、ターミナル2の収容室と
なる前後方向を向いた図示5個のスリット12が、幅方
向に間隔を開けて形成されている。
【0016】ターミナル2は導電性の金属板を打ち抜い
て形成されている。このターミナル2の形状は大まかに
は、図4に示すように、スリット12における延出部7
から本体部6にわたる部分に挿入される前後方向に細長
い基部14と、その基部14の後端側から立ち上がって
前方に延出された接触片15とを有している。基部14
の先端側は、図示しないプリント配線基板上の導電路と
ハンダ付けによって固着接続されるリード部16となっ
ており、また接触片15の先端には下向きの突部17が
形成されている。
【0017】このターミナル2が対応するスリット12
内に前方(図4の左側)から挿入され、基部14の下縁
の段付部分と、接触片15の立上り部分とがスリット1
2内の突当部12A,12Bにそれぞれ突き当てられる
ことで押し込みが停止され、このとき基部14の後端側
に設けられた係止突部18がスリット12の壁面に食い
込むことで抜け止め状態とされる。また、接触片15の
付け根部分と基部14とが、天井部10と本体部6にお
けるスリット12の上下の面の間に挟まれることで上下
方向の移動が規制される。ここで、接触片15の先端側
が、天井部10のスリット12の下端側に臨んでおり、
接触片15の上方への撓み変形を可能としている。ま
た、リード部16の先端が延出部7の先端よりも所定寸
法突出するようになっている(図1参照)。
【0018】上記によって、コネクタハウジング1に収
容された各ターミナル2の基部14と接触片15との間
にわたってリボンケーブル4が挿入可能とされている。
なお、各スリット12の間の位置における奥方には、図
4(B)に示すようにリボンケーブル4の先端を突き当
ててその押し込みを規制する規制部19が形成されてい
る。
【0019】コネクタハウジング1には、このコネクタ
ハウジング1をプリント配線基板に固定するために用い
るホルダ21が取り付けられるようになっている。この
ため、コネクタハウジング1の本体部6における両側板
部9の外側の位置には、前後方向を向いた左右一対の取
付溝22が形成されている。一方ホルダ21は、金属板
を打ち抜いて形成されている。このホルダ21は、図7
に示すように、取付溝22に挿入される前後方向に細長
い基部23と、その基部23の後端側から少し立ち上が
って前方に延出されたアーム24と、基部23の先端側
の下縁から外方に直角曲げされた取付部25とを有して
いる。アーム24の先端は、基部23の先端よりも所定
寸法前方に突出しており、下向きのフック部26が形成
されている。また、フック部26の屈曲された角部に
は、斜めに切除されることで導入部27が形成されてい
る。
【0020】上記のような構造のホルダ21がそれぞれ
対応する取付溝22内に前方から挿入され、図6に示す
ように、取付部25の付け根部分とアーム24の立上り
部分とが、取付溝22の突当部22A,22Bにそれぞ
れ突き当てられることで押し込みが停止され、このとき
基部23の後端側に設けられた係止突部28が取付溝2
2の壁面に食い込むことで抜け止め状態に取り付けられ
る。ここで、同図に示すように、アーム24の先端のフ
ック部26が本体部6の前面に突出して、その間に上部
軸受部29が構成され、上記した下部軸受部8と対をな
して、後記する操作レバー3の揺動軸39の軸受部30
が構成されている。
【0021】次に操作レバー3について説明する。この
操作レバー3は合成樹脂材により成形されており、コネ
クタハウジング1の上面の天井部10における後縁から
左右の側縁を取り囲むような、前縁を開口した枠状に形
成されている。この操作レバー3の左右の側辺の先端側
は、図2に示すように、内側の幅が広げられつつ天井部
10の前面よりも前方に突出可能とされており、さらに
天井部10の前面よりも突出した部分では、外側縁が外
方に出っ張って形成されており、これにより一対の第1
押圧部31が形成されている。各第1押圧部31の上面
には、前後方向に凹凸の繰り返された滑り止め32が形
成されている。一方、操作レバー3の後辺は、全長にわ
たって厚肉に形成され、この後辺が第2押圧部34とな
っている。この第2押圧部34の上面にも、前後方向に
凹凸の繰り返された滑り止め35が形成されている。
【0022】操作レバー3の左右の側辺の先端部では、
内側に幅の広げられた部分の下面に支持板37が垂下し
て形成されている。この支持板37は、図4(A)にも
示すように、後縁側が垂直で、かつ前縁側が下端に向か
って次第に後方に傾斜した逆台形をなしており、コネク
タハウジング1の延出部7を左右両側から挟むように対
応して形成されている。この両支持板37の間には、揺
動軸39が両支持板37を貫通するようにして形成され
ている。したがって、上記した第1押圧部31と第2押
圧部34とは、揺動軸39を挟んだ前後両側に配されて
いることになる。この揺動軸39の支持板37の外側に
突出した端面には、図8にも示すように、後方かつ下側
の半円形の部分においてテーパ状のガイド面40が形成
されている。
【0023】上記の操作レバー3は、図1に示す状態か
ら、揺動軸39の突出端のガイド面40を、コネクタハ
ウジング1に取着されたホルダ21におけるアーム24
の先端の導入部27に当てて、斜め前方から押し込まれ
る。揺動軸39はガイド面40によりホルダ21のアー
ム24を広げつつ押し込まれ、揺動軸39の突出端がホ
ルダ21のフック部26の後側に抜けたところで、アー
ム24が元形に戻りつつ揺動軸39が軸受部30に嵌め
られる。詳細には、揺動軸39における両支持板37の
間の領域の下面側が、コネクタハウジング1の下部軸受
部8で受けられ、また、揺動軸39における両支持板3
7からの突出端の上面側が上部軸受部29に嵌まり、こ
れにより操作レバー3は、コネクタハウジング1に対し
て揺動軸39を中心として揺動自由に支持される。
【0024】操作レバー3の図4における時計回り方向
の揺動は、第2押圧部34の下面がコネクタハウジング
1の本体部6の後端側の上面に当たることで規制され、
このとき操作レバー3は、図4(A)に示すように水平
姿勢を取り、この位置が保持位置となる。また操作レバ
ー3は、同図(B)に示すように、上記の保持位置から
反時計回り方向に45度揺動可能であり、この位置が解
放位置となる。また操作レバー3は、上記の解放位置か
ら自重により保持位置側へ揺動しないように仮保持可能
となっている。そのため、図1並びに図8,9に示すよ
うに、コネクタハウジング1の延出部7の先端側の左右
の側面には仮保持用凹部42が形成されているととも
に、操作レバー3の両支持板37の内側の面には、操作
レバー3が解放位置に揺動した場合に仮保持用凹部42
に嵌合可能な突部43が形成されている。
【0025】揺動軸39における両支持板37の間の領
域には、リボンケーブル4をターミナル2との間で挟持
するように機能する保持部45が一体的に形成されてい
る。この保持部45は、操作レバー3すなわち揺動軸3
9が図4(A)の保持位置にある場合に、揺動軸39の
上面側から斜め前方に向けて突出し、挟持面46となる
先端面が水平姿勢を取るようになっており、挟持面46
がターミナル2の接触片15の突部17に接近する設定
となっている。一方、操作レバー3が解放位置に揺動さ
れた場合には、同図(B)に示すように、保持部45の
後縁側の縁辺47が水平となった姿勢を取り、ターミナ
ル2の接触片15の突部17との間に、リボンケーブル
4の厚さ以上の間隔が開く設定となっている。
【0026】本第1実施形態は上記のような構造であっ
て、続いてその作用を説明する。コネクタハウジング1
には、既述した要領によってターミナル2とホルダ21
が組み付けられるとともに、操作レバー3が揺動軸39
を軸受部30に嵌めつつ組み付けられる。操作レバー3
は通常、図4(A)に示す保持位置に揺動された状態で
保管、運搬等がなされる。コネクタハウジング1は、プ
リント配線基板上の所定位置においてホルダ21の取付
部25をハンダ付けすることによって固定され、また各
ターミナル2のリード部16がプリント配線基板の対応
する導電路に同じくハンダ付けにより接続される。
【0027】このようにプリント配線基板に固定された
コネクタハウジング1に対してリボンケーブル4を取り
付ける手順は、以下のようである。まず図4(A)の状
態から操作レバー3の第1押圧部31を押して、操作レ
バー3を揺動軸39を中心に同図の反時計回り方向に4
5度揺動させ、同図(B)に示すように操作レバー3を
解放位置に持ち来す。操作レバー3が解放位置まで揺動
されると、図9に示すように、コネクタハウジング1の
延出部7の仮保持用凹部42内に、操作レバー3の突部
43が嵌まり込むことによって、操作レバー3が解放位
置で仮保持される。ここでは、揺動軸39に突設された
保持部45と、ターミナル2の接触片15の突部17と
の間隔が広がった状態にある。
【0028】この状態から、リボンケーブル4を導電路
が上面に来た姿勢で、ターミナル2の接触片15と保持
部45の間に前方から挿入する。図4(B)の鎖線に示
すように、リボンケーブル4の先端が規制部19に突き
当たったところで挿入が規制される。そうしたら、第2
押圧部34を押圧して、突部43を仮保持用凹部42か
ら外しつつ操作レバー3を時計回り方向に揺動させ、同
図(C)に示す保持位置に持ち来す。これに伴い保持部
45も同方向に回動するため、ターミナル2の接触片1
5を上方に撓み変形させつつ、保持部45の挟持面46
と接触片15の突部17との間でリボンケーブル4が弾
性的に挟持される。これにより、リボンケーブル4の各
導電路が対応するターミナル2の接触片15と接触した
状態に保持される。
【0029】一方、リボンケーブル4を取り外す場合に
は、図4(C)の状態から第1押圧部31を押圧して、
操作レバー3を同図(B)に示す解放位置に揺動する
と、保持部45と接触片15との間隔が開いて挟持力が
除去されるので、そのままリボンケーブル4を引き抜く
ことでコネクタハウジング1から外すことができる。
【0030】以上説明したように本第1実施形態によれ
ば、操作レバー3の第1押圧部31と第2押圧部34を
交互に押圧して揺動させることによって、保持部45を
リボンケーブル4の抜き差しを許容する解放位置と、タ
ーミナル2との間で挟持する保持位置との間で回動操作
することができるから、リボンケーブル4の接続作業を
簡単にかつ能率良く行うことができる。しかも、各押圧
部31,34には滑り止め32,35が形成されている
ので、操作レバー3の押圧操作自体もきわめてやり易
い。
【0031】また、保持部45すなわち操作レバー3が
解放位置に揺動されると、その解放位置に仮保持される
ようになっているから、引き続いてリボンケーブル4を
挿入する場合に操作レバー3をわざわざ持っている必要
がなく、リボンケーブル4の挿入作業もスムーズに行う
ことができる。さらに、ターミナル2のリード部16
を、操作レバー3の第1押圧部31側が突出しているス
ペースであるところの、コネクタハウジング1の本体部
6の前面側に突出するように配したから、例えば、リー
ド部16をコネクタハウジング1の後面側から突出させ
て収容した場合と比べると、コネクタハウジング1全体
の奥行き寸法を小さく抑えることができ、コネクタハウ
ジング1の保管や運搬の際に便利となる。
【0032】また、図4(C)に示すように、プリント
配線基板に取り付けられたコネクタハウジング1に対し
てリボンケーブル4が接続された状態において、プリン
ト配線基板と反対側の上方にはスペースがある場合が多
いから、コネクタハウジング1のいわゆる挿入口の手前
において、同図の矢線に示すように、リボンケーブル4
が上方に曲げられつつ引っ張られることがあり得る。こ
の場合、操作レバー3の第1押圧部31はリボンケーブ
ル4を間に挟んだ両側にあるし、もう一方の第2押圧部
34は、挿入口の開口方向とは反対側を向いた位置にあ
るため、いずれにしてもリボンケーブル4が操作レバー
3を引っ掛けて解放方向に回動させてしまうおそれはな
い。すなわち、リボンケーブル4に上記の引張力が作用
したとしても接続状態に維持され、高い接続信頼性が得
られる。
【0033】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図10によって説明する。この第2実施形態は、
操作レバー3を解放位置で仮保持する部分の構造に変更
を加えたものである。そのためこの第2実施形態では、
操作レバー3の揺動軸39における支持板37からの突
出端の外周面の一部に、略三角形状をなすカム部51が
突設されている。そして、図10(A)に示すように、
操作レバー3が保持位置にあるときには、カム部51の
頂点52が揺動軸39の軸心Oを通る鉛直線Xよりも後
方に位置して、カム部51の前側の傾斜部53が自然状
態にあるホルダ21のアーム24の下端縁にべた当たり
し、一方、同図(B)に示すように、操作レバー3が解
放位置にあるときには、カム部51の頂点52が揺動軸
39の軸心Oを通る鉛直線Xよりも前方に位置して、ホ
ルダ21のアーム24の下縁を押圧する設定となってい
る。
【0034】すなわち、第1押圧部31を押して操作レ
バー3を図10(A)の保持位置から反時計回り方向に
揺動操作すると、カム部51がその頂点52でホルダ2
1のアーム24の下縁を押圧してアーム24を上方に撓
み変形させつつ同方向に回動し、同図(B)の解放位置
に至ると、上記のように、カム部51の頂点52が鉛直
線Xより前方に移動する。この状態で操作レバー3から
指を離すと、操作レバー3は自重によって時計回り方向
に揺動復帰しようとするが、それにはカム部51がアー
ム24を撓み変形させつつ回動する必要があり、したが
ってアーム24がストッパとして機能してカム部51の
回動が阻止され、すなわち操作レバー3が解放位置で仮
保持される。なお、同図(B)の状態から第2押圧部3
4を押圧すれば、操作レバー3を保持位置に揺動させる
ことができる。この第2実施形態によれば、簡単な構造
でもって操作レバー3を解放位置に仮保持することがで
き、また仮保持の解除も比較的スムーズに行える。
【0035】<第3実施形態>次に、本発明の第3実施
形態を図11ないし図16によって説明する。この実施
形態のコネクタは、コネクタハウジング60(以下、単
にハウジングという)と、このハウジング60に取り付
けられた複数のターミナル70と、ハウジング60に回
動可能に取り付けられた操作レバー80とから構成され
ている。この実施形態に適用されるシート状導電路は、
前記第1実施形態に例示したと同様のFPC製のリボン
ケーブル4であって、導電路を下面に向けた姿勢で挿入
されるようになっており、各導電路の先端部にターミナ
ル70の後記する接点部74Aが接触可能とされてい
る。
【0036】ハウジング60は、図11に示すように、
合成樹脂材により略々背の低いブロック状に形成され、
その前面(同図の右側)には、リボンケーブル4の先端
部が挿入される挿入口61が横向きに開口されている。
挿入口61の上壁62の先端部には略円形をなす軸部6
3が形成されている。ハウジング60内には、図12に
も示すように、スリット状をなす複数のキャビティ64
が横方向に並んで形成され、各キャビティ64に夫々タ
ーミナル70が収容可能とされている。
【0037】ターミナル70は、図12に示すように、
前端に軸部72が形成された支持部71と、この支持部
71の後端から下方へ突出するプリント配線基板(図示
せず)との基板取付部73と、支持部71から下方へL
字形に延出する弾性接触部74とを備えている。各ター
ミナル70はキャビティ64内に後方から差し込まれ、
支持部71から下向きに突出した位置決め部75が、キ
ャビティ64に形成された凹部65に嵌まることで抜け
止め状態に収容されている。
【0038】ターミナル70がキャビティ64内に収容
された状態では、支持部71は挿入口61の上壁62内
に収まって、先端の軸部72がハウジング60の軸部6
3と同軸状に整合する。弾性接触部74は挿入口61の
下壁66のスリット部67内で上下動可能に位置し、自
然状態では先端の接点部74Aが挿入口61内に突出す
る。基板取付部73はハウジング60の後面から突出
し、プリント配線基板上の導電路とハンダ付け可能とさ
れている。
【0039】操作レバー80は合成樹脂等の絶縁材料か
らなり、ハウジング60の軸部63に外嵌される円弧形
部81と、この円弧形部81の図11における反時計回
り方向の先端縁から接線状に延出する板状のレバー部8
2とから構成されている。レバー部82には、ハウジン
グ60の上面に突設された吸着部68(図示しない吸盤
で吸着することに用いる)に嵌まる窓孔83が開口され
ている。
【0040】この操作レバー80は、レバー部82の基
端側の両側面に突設されたピン84を、ハウジング60
の側壁に形成された軸受孔69に嵌め、また円弧形部8
1をハウジング60とターミナル70との整合された軸
部63,72に外嵌することにより、図12に示す保持
位置と、図13に示す解放位置との間での往復回動可能
に支持されている。操作レバー80が保持位置にあると
きには、吸着部68を窓孔83内に嵌めつつレバー部8
2がハウジング60の上面に重なり合う。この状態で
は、図15に示すように、レバー部82の先端縁82A
(操作端)が、ハウジング60の上端側の後面から後方
へ突出し、この突出した先端縁82Aに指を掛けること
で、レバー部82を上方へ容易に引き起こし得るように
なっている。一方、解放位置にある場合は、レバー部8
2がハウジング60の上面から浮き上がって、斜め後方
を向いた姿勢を取る。
【0041】操作レバー80における円弧形部81の図
11の時計回り方向の前端には、外周側へ突出した挟持
突条86が全幅に形成されている。操作レバー80が保
持位置にあるときには、挟持突条86はほぼ真下を向い
て突出し、挟持突条86の先端と挿入口61の下壁66
との間隔がリボンケーブル4の厚さよりもやや小さくな
るようになっている。
【0042】続いて第3実施形態の作用を説明する。ハ
ウジング60に対してリボンケーブル4を接続する場合
は、図12及び図16(A)に示す状態から、先端縁8
2Aに指を掛けてレバー部82を持ち上げることで、操
作レバー80を図13及び図16(B)に示す解放位置
に回動する。続いて、リボンケーブル4の先端部を前方
(図16(B)の右側)からハウジング60の挿入口6
1、とりわけ操作レバー80の円弧形部81と下壁66
の間に差し込む。
【0043】リボンケーブル4の先端が挿入口61の奥
壁61Aに突き当たるまで差し込まれたら、操作レバー
80を図16(B)の反時計回り方向に回動させ、同図
(C)に示す保持位置に持ち来す。そうすると、操作レ
バー80の挟持突条86が下方を向くため、ターミナル
70の弾性接触部74を下方に撓み変形させつつリボン
ケーブル4を下壁66に押し付け、弾性接触部74の復
元弾力も手伝ってリボンケーブル4の先端部を抜け止め
状態に挟持する。それとともに、弾性接触部74の接点
部74Aがリボンケーブル4の下面の導電路に弾性的に
接触して導通が取られる。
【0044】ここで、図16(C)に示す接続状態か
ら、リボンケーブル4に対して矢線に示すように、挿入
口61の手前で上方に向けて屈曲されつつ引張力が作用
する場合がある。しかしながら操作レバー80は、レバ
ー部82の先端縁82Aが挿入口61とは反対の後方を
向いた姿勢でハウジング60の上面に重なっているの
で、リボンケーブル4がレバー部82に当接することが
なく、むしろ操作レバー80に対して保持位置の方向へ
の回動力を付与するために、操作レバー80を解放位置
側へ回動させてしまうようなことはない。もちろん、リ
ボンケーブル4が下方に曲げられた場合にも操作レバー
80には当接しない。したがって、リボンケーブル4の
接続信頼性が高まる。また、操作レバー80が保持位置
にある場合は、上記のように後方を向いてハウジング6
0の上面に重なっているから、挿入口61から前方への
出っ張りがなく、特に奥行寸法が短いコンパクトなコネ
クタにまとめられる。
【0045】<第4実施形態>本発明の第4実施形態を
図17ないし図21によって説明する。上記の第3実施
形態のコネクタが、ハウジング60の挿入口61の下面
側にターミナル70の接点部74Aが配された下接点タ
イプであるのに対して、この第4実施形態のコネクタ
は、ハウジング90の挿入口91の上面側にターミナル
100の接点部104Aが配された上接点タイプとなっ
ている。
【0046】改めて説明すると、この第4実施形態のコ
ネクタは、ハウジング90と、このハウジング90に取
り付けられた複数のターミナル100と、ハウジング9
0に回動可能に取り付けられた操作レバー110とから
構成されている。リボンケーブル4は、第3実施形態と
は逆に、導電路を上面側に向けた姿勢で挿入されるよう
になっており、各導電路の先端部にターミナル100の
後記する接点部104Aが接触可能とされている。
【0047】ハウジング90は、図17に示すように、
合成樹脂材により略々背の低いブロック状に形成され、
その前面(同図の右側)には、リボンケーブル4の先端
部が挿入される挿入口91が横向きに開口されている。
挿入口91の下壁92の先端部には略円形をなす軸部9
3が形成されている。ハウジング90内には、図18に
も示すように、スリット状をなす複数のキャビティ94
が横方向に並んで形成され、各キャビティ94に夫々タ
ーミナル100が収容可能とされている。
【0048】ターミナル100は、第3実施形態に例示
したターミナル70における支持部71と弾性接触部7
4とを上下逆に配したような形状に形成されている。す
なわちターミナル100は、図18に示すように、プリ
ント配線基板との基板取付部103と、この基板取付部
103の下端部から前方に延出されて先端に軸部102
が形成された支持部101と、この支持部101から上
方へL字形に延出する弾性接触部104とを備えてい
る。各ターミナル100はキャビティ94内に後方から
差し込まれ、支持部101から上向きに突出した位置決
め部105が、キャビティ94に形成された凹部95に
嵌まることで抜け止め状態に収容されている。
【0049】ターミナル100がキャビティ94内に収
容された状態では、支持部101は挿入口91の下壁9
2内に収まって、先端の軸部102がハウジング90の
軸部93と同軸状に整合する。弾性接触部104は挿入
口91の上壁96(吸着部を兼ねる)のスリット部97
内で上下動可能に位置し、自然状態では先端の接点部1
04Aが挿入口91内に突出する。基板取付部103は
ハウジング90の後方に突出し、プリント配線基板上の
導電路とハンダ付け可能とされている。
【0050】操作レバー110は合成樹脂等の絶縁材料
からなり、ハウジング90の軸部93の外周に当てられ
る円弧形部111と、この円弧形部111の両端から立
ち上がったアーム部113と、両アーム部113の先端
から直角に形成された平面門形をなす板状のレバー部1
12とから構成されている。
【0051】この操作レバー110は、アーム部113
の基端側の両側面に突設されたピン114を、ハウジン
グ90の側壁に形成された軸受孔99に嵌め、また円弧
形部111をハウジング90とターミナル100との整
合された軸部93,102に当てることにより、図18
に示す保持位置と、図19に示す解放位置との間での往
復回動可能に支持されている。操作レバー110が保持
位置にあるときには、挿入口91の上壁96を内側に嵌
めつつレバー部112がハウジング90の上面に重なり
合う。一方、解放位置にある場合は、レバー部112が
ハウジング90の上面から浮き上がって、斜め後方を向
いた姿勢を取る。
【0052】操作レバー110における円弧形部111
の外周面は、図21の反時計回り方向の前端に直線部1
15が削成され、残った円弧形の部分が挟持部116と
なっている。操作レバー110が保持位置にあるときに
は挟持部116が上方に位置し、挿入口91の天井面と
の間で、リボンケーブル4の厚さよりもやや小さい間隔
で対応する。操作レバー110が解放位置にあるときに
は直線部115が上方に位置し、ターミナル100にお
ける接点部104Aとの間に、リボンケーブル4の厚さ
よりもやや大きい間隔を取る設定となっている。
【0053】第4実施形態の作用は以下のようである。
ハウジング90に対してリボンケーブル4を接続する場
合は、図18及び図21(A)に示す状態から、レバー
部112の先端縁112Aを持ち上げることで、操作レ
バー110を図19及び図21(B)に示す解放位置に
回動する。ここで、レバー部112の先端縁112A
を、前記第3実施形態と同様にハウジング90の後面に
突出させた構造とすると、先端縁112Aに容易に指が
掛けられて解放操作がしやすくなる。操作レバー110
を解放位置に回動したら、リボンケーブル4の先端部を
前方(図21(B)の右側)からハウジング90の挿入
口91、とりわけ操作レバー110の円弧形部111と
上壁96の間に差し込む。解放位置では、直線部115
が上方に位置していて、ターミナル100の接点部10
4Aとの間にリボンケーブル4の厚さ以上の間隔が開い
ているので、リボンケーブル4はスムーズに挿入され
る。
【0054】リボンケーブル4の先端が挿入口91の奥
壁91Aに突き当たるまで差し込まれたら、操作レバー
110を図21(B)の反時計回り方向に回動させ、同
図(C)に示す保持位置に持ち来す。そうすると、操作
レバー110の挟持部116が上に位置するため、ター
ミナル100の弾性接触部104を上方に撓み変形させ
つつリボンケーブル4を上壁96に押し付け、弾性接触
部104の復元弾力も手伝ってリボンケーブル4の先端
部を抜け止め状態に挟持する。それとともに、弾性接触
部104の接点部104Aがリボンケーブル4の上面の
導電路に弾性的に接触して導通が取られる。
【0055】ここで、図21(C)に示す接続状態か
ら、リボンケーブル4に対して矢線に示すように、挿入
口91の手前で上方に向けて屈曲されつつ引張力が作用
する場合がある。しかしながら操作レバー110は、レ
バー部112の先端縁112Aが挿入口91とは反対の
後方を向いた姿勢でハウジング90の上面に重なってい
るので、リボンケーブル4がレバー部112に当接する
ことがなく、操作レバー110を解放位置側へ回動させ
てしまうようなことはない。もちろん、リボンケーブル
4が下方に曲げられた場合にも操作レバー110には当
接しない。したがって、リボンケーブル4の接続信頼性
が高まる。また、操作レバー110が保持位置にある場
合は、上記のように後方を向いてハウジング90の上面
に重なっているから、挿入口91から前方への出っ張り
がなく、同様に奥行寸法が短いコンパクトなコネクタに
まとめられる。
【0056】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、操作レバーの揺動軸上に保持
部を一体的に設けたが、操作レバーとは別体に保持部材
を設けて回動可能に軸支し、操作レバーの揺動操作に伴
って保持部材が解放位置と保持位置との間で一体的に回
動する構造としてもよい。 (2)本発明は、丸形の導電線を複数本並設して表裏両
面に樹脂フィルムを積層して帯状に形成したフラットケ
ーブル用のコネクタにも同様に適用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタの一部切
欠分解斜視図
【図2】操作レバーが保持位置にある状態の斜視図
【図3】操作レバーが解放位置にある状態の斜視図
【図4】リボンケーブルの接続工程を説明する断面図
【図5】コネクタハウジングの平面図
【図6】図5のVI−VI線断面図
【図7】ホルダの斜視図
【図8】操作レバーが保持位置にある状態のコネクタの
側面図
【図9】操作レバーが解放位置にある状態のコネクタの
側面図
【図10】本発明の第2実施形態に係るコネクタの側面
【図11】本発明の第3実施形態に係るコネクタの分解
斜視図
【図12】操作レバーが保持位置にある状態の一部切欠
斜視図
【図13】操作レバーが解放位置にある状態の一部切欠
斜視図
【図14】リボンケーブルが接続された状態の斜視図
【図15】その裏面側からの斜視図
【図16】リボンケーブルの接続工程を説明する断面図
【図17】本発明の第4実施形態に係るコネクタの分解
斜視図
【図18】操作レバーが保持位置にある状態の一部切欠
斜視図
【図19】操作レバーが解放位置にある状態の一部切欠
斜視図
【図20】リボンケーブルが接続された状態の斜視図
【図21】リボンケーブルの接続工程を説明する断面図
【図22】従来例の断面図
【符号の説明】
1…コネクタハウジング 2…ターミナル 3…操作レバー 4…リボンケーブル(シート状導電路) 12…スリット 15…接触片 16…リード部 17…突部 31…第1押圧部 32…滑り止め 34…第2押圧部 35…滑り止め 39…揺動軸 42…仮保持用凹部 43…突部 45…保持部 46…挟持面 51…カム部(仮保持手段) 60…コネクタハウジング 61…挿入口 70…ターミナル 74A…接点部 80…操作レバー 82…レバー部 82A…先端縁(操作端) 86…挟持突条(挟持部) 90…コネクタハウジング 91…挿入口 100…ターミナル 104A…接点部 110…操作レバー 112…レバー部 112A…先端縁(操作端) 116…挟持部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状導電路と接続されるターミナル
    を収容したコネクタハウジングには、両端に押圧部を有
    して揺動可能に軸支された操作レバーと、この操作レバ
    ーの揺動操作に伴って解放位置と保持位置との間で回動
    可能とされる保持部材とが設けられ、操作レバーの一方
    向への揺動により保持部材が前記解放位置にあるときに
    は、この保持部材と前記ターミナルとの間にシート状導
    電路を抜き差しすることが許容され、操作レバーの逆方
    向への揺動により保持部材が前記保持位置にあるときに
    は、この保持部材とターミナルとの間でシート状導電路
    を挟持してシート状導電路を前記ターミナルと接触状態
    に保持可能とする構成としたことを特徴とするシート状
    導電路用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーの押圧部には滑り止めが
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のシート
    状導電路用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記保持部材が解放位置に回動された場
    合に前記操作レバーを仮保持する仮保持手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシー
    ト状導電路用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ターミナルは、前記コネクタハウジ
    ングに収容された場合にこのコネクタハウジングから突
    出したリード部によりプリント配線基板等の別部材に接
    続可能とされるとともに、前記操作レバーの少なくとも
    一方の押圧部がコネクタハウジングから突出状に設けら
    れており、かつ前記ターミナルのリード部が前記操作レ
    バーにおける突出した押圧部と同方向に突出して配され
    ていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求
    項3記載のシート状導電路用コネクタ。
  5. 【請求項5】 コネクタハウジングに設けられた挿入口
    には、シート状導電路と接続されるターミナルが収容さ
    れるとともに、挟持部を備えた操作レバーが解放位置と
    保持位置との間で回動可能に軸支され、この操作レバー
    が前記解放位置にあるときには前記挟持部と前記ターミ
    ナルとの間にシート状導電路を抜き差しすることが許容
    され、前記操作レバーが前記保持位置にあるときには前
    記挟持部と前記ターミナルとの間でシート状導電路を挟
    持してシート状導電路が前記ターミナルと接触状態に保
    持されるようにしたシート状導電路用コネクタにおい
    て、 前記操作レバーは、その操作端側を前記挿入口の開口方
    向とは反対側を向けた姿勢で前記保持位置に持ち来され
    ることを特徴とするシート状導電路用コネクタ。
JP10001146A 1997-01-23 1998-01-06 シート状導電路用コネクタ Abandoned JPH10270130A (ja)

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