JPH10268725A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10268725A
JPH10268725A JP9073122A JP7312297A JPH10268725A JP H10268725 A JPH10268725 A JP H10268725A JP 9073122 A JP9073122 A JP 9073122A JP 7312297 A JP7312297 A JP 7312297A JP H10268725 A JPH10268725 A JP H10268725A
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JP
Japan
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toner
pipe
waste toner
image forming
clogging
Prior art date
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Pending
Application number
JP9073122A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Awaya
哲郎 粟屋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH10268725A publication Critical patent/JPH10268725A/ja
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーパイプの交換を行うことなくトナーパ
イプの詰まりを防止し得る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 像転写後の像担持体に残留したトナーを
除去するクリーニング手段を有する画像形成装置におい
て、前記クリーニング手段によって除去したトナーをト
ナーパイプ内に設けたねじりコイル状のトナー搬送スク
リューを回転させて回収容器内に回収するトナー回収手
段と、前記トナーパイプ内のトナー詰まりを検出するた
めの詰まり検出手段と、前記詰まり検出手段の検出結果
に応じてトナーパイプに付着したトナーを除去するトナ
ーパイプ詰まり防止シーケンスを行うよう制御する制御
手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等、トナーを使用して画像形成を行う画像形成装置に関
し、更に詳しくは廃トナー搬送スクリューを持つ画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置においては、像担持
体上に形成されたトナー像を転写材に転写した後、次回
の画像形成の障害とならないように、次回の画像形成プ
ロセスが開始される前に、クリーニング装置を用いて像
担持体上に残留しているトナーを除去している。除去さ
れたトナーtは、一般に図11(a) の縦断面図及び(b) の
a−a断面図に示すように、廃トナー搬送スクリュー50
を回転させて廃トナーパイプ51を通して廃トナー回収容
器52へと搬送し、逐次容器52内に蓄積される。従来、こ
の廃トナーパイプ51は図11に示すようにストレートであ
り、内部の廃トナー搬送スクリュー50もストレートでハ
ードタイプのスクリューを用いていた。
【0003】しかし近年、画像形成装置本体の内部構造
の複雑化、省スペース化にともない、廃トナーパイプ51
をストレートに配置することが困難となってきた。その
ため、一部の画像形成装置では、図12(a) の縦断面図及
び(b) のb−b断面図に示すように、一部湾曲したタイ
プの廃トナーパイプ53が用いられ、さらに内部の廃トナ
ー搬送スクリューも、湾曲しても回動可能なねじりコイ
ルばね状の廃トナー搬送スクリュー54が使用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成に
あっては、図13(a) の縦断面図及び(b) のc−c断面図
に示すように、廃トナー搬送回転方向Aに廃トナー搬送
スクリュー54を回転させると、湾曲した廃トナーパイプ
53の壁面及び搬送する廃トナーから受ける抵抗により、
廃トナー搬送スクリュー54自身が回動中心方向Cに収縮
してしまう。
【0005】更に、廃トナー搬送スクリュー54は廃トナ
ー搬送方向Hと逆方向Jに力を受けるため、廃トナー搬
送スクリュー54の自由端部は押し縮められ、図13(a) に
示すように、廃トナー搬送スクリュー54は、湾曲した廃
トナーパイプ53内をさらに湾曲し、バネの特性上廃トナ
ーパイプ53の内面の最も長い軌跡を描くように位置す
る。そのため廃トナーパイプ53壁面近辺の廃トナーtに
搬送力を作用させることが困難になり、特に図13(a) に
示すように廃トナーパイプ湾曲部53aにある廃トナーt
は搬送されずに残留する傾向があり、この廃トナーtが
廃トナーパイプ53壁面に固着し易くなる。
【0006】この状態が長期間続くと、固着した廃トナ
ー上にさらに廃トナーが固着していくため、廃トナーの
搬送能力が徐々に低下し、廃トナーパイプ53が目詰まり
し、ついには廃トナーがクリーニング装置に逆流して画
像形成に悪影響を及ぼすおそれがある。そのため、従来
は廃トナーパイプ53が詰まってしまうと、パイプの清掃
あるいはパイプの交換が必要であった。
【0007】しかし、パイプの清掃は装置本体からパイ
プ53を取り外して行わなければならないために煩雑であ
り、また廃トナーの飛散等により清掃作業者が汚れてし
まううおそれがある。
【0008】また、特に高速、ネットワーク対応の画像
形成装置においては、パイプ53の清掃、交換にかかるダ
ウンタイムは極力小さくする必要があるが、突発的なト
ラブルを修理するには、サービスマンコール、原因追
究、交換部品準備等でダウンタイムが大きくなってしま
う。
【0009】近年、画像形成装置の高速化、ハイボリュ
ーム化、使用するトナーの多色化にともない、廃トナー
の堆積スピードも増加する傾向にあるため、廃トナーパ
イプの詰まりを防止し、画像形成装置本体を長寿命化す
ることはさらに重要となってきている。
【0010】本発明は上記点に鑑みて開発されたもので
あり、その目的は、トナーパイプの交換を行うことなく
トナーパイプの詰まりを防止し得る画像形成装置を提供
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、像転写後の像担持体に
残留したトナーを除去するクリーニング手段を有する画
像形成装置において、前記クリーニング手段によって除
去したトナーをトナーパイプ内に設けたねじりコイル状
のトナー搬送スクリューを回転させて回収容器内に回収
するトナー回収手段と、前記トナーパイプ内のトナー詰
まりを検出するための詰まり検出手段と、前記詰まり検
出手段の検出結果に応じてトナーパイプに付着したトナ
ーを除去するトナーパイプ詰まり防止シーケンスを行う
よう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0012】上記構成にあっては、トナーパイプがトナ
ーによって詰まったと検出されると、トナーパイプ詰ま
り防止シーケンスを行うことにより、トナーパイプ内壁
に付着したトナーが掻き落とされ、トナーパイプの詰ま
りが防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の画像形成装置に係る
好適な実施形態についてを図面を参照して説明する。
【0014】〔第1実施形態〕第1実施例を図1乃至図
4を参照して説明する。尚、図1は画像形成装置の全体
構成説明図であり、図2(a) はトナー搬送スクリューを
正回転させて廃トナーを回収容器へ搬送する状態説明
図、(b) はそのA−A断面図、図3はトナーパイプの詰
まり防止シーケンスの制御手順を示すフローチャート、
図4(a) はトナー搬送スクリューを逆回転させてトナー
パイプの詰まりを防止する状態説明図、(b) はそのB−
B断面図である。
【0015】ここでは説明の順序としてまず画像形成装
置の全体構成について説明し、次にトナーパイプの詰ま
り防止シーケンスについて説明する。
【0016】{画像形成装置の全体構成}この画像形成
装置は、図1に示すように、光学系1から画像情報に基
づいた光像を照射して像担持体である感光体ドラムに磁
性体を含有した現像剤(以下「トナー」という)の像を
形成する。そして前記トナー像の形成と同期して、記録
媒体2をカセット3aからピックアップローラ3b及び
レジストローラ対3c等からなる搬送手段3で搬送し、
且つ後述する画像形成部において、前記感光体ドラムに
形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電
圧印加することによって記録媒体2に転写する。
【0017】更に画像転写後の記録媒体2をガイド板3
dでガイドして定着手段5へと搬送する。この定着手段
5はヒータを内蔵する定着ローラ5aと駆動ローラ5b
からなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して
転写トナー像を定着する。そしてこの記録媒体2を排出
ローラ対3eで搬送し、反転搬送経路3fを通して排出
部6へと排出する如く構成している。
【0018】一方、画像形成部は感光層を有する感光体
ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ロー
ラ8への電圧印加によって一様に帯電し、前記光学系1
からの光像を露光部9を介して感光体ドラム7に露光し
て潜像を形成し、現像手段10によって現像するように構
成している。
【0019】この現像手段10は、トナーホッパー10a内
のトナーT1 をトナー送り部材(図示せず)で送り出
し、固定磁石を内蔵した現像ローラ10bを回転させると
共に、現像ブレード10cによって摩擦帯電電荷を付与し
たトナー層を現像ローラ10bの表面に形成し、そのトナ
ーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させること
によってトナー像を形成して可視像化する。そして転写
ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナ
ー像を記録媒体2に転写した後は、クリーニング手段11
によって感光体ドラム7に残留したトナーを除去回収す
る。
【0020】前記クリーニング手段11の構成は、クリー
ニングブレード11aによって感光体ドラム7に残留した
トナーを掻き落とすと共に、その廃トナーT2 をクリー
ニング容器11b内に順次貯蔵する。そして前記クリーニ
ング容器11b内に集めた廃トナーT2 は廃トナー回収手
段12によって回収容器13へと回収される。
【0021】前記廃トナー回収手段12は図2(a)(b)に示
すように構成されている。図2において、12aは廃トナ
ーパイプであり、クリーニング手段11の容器11b内に設
けられた搬送スクリュー11cによってトナー排出口11d
から排出される廃トナーを廃トナー回収容器13へと搬送
するための搬送経路を形成するものであり、湾曲して形
成されている。この廃トナーパイプ12a内には廃トナー
搬送スクリュー12bが回動可能に設けられている。この
廃トナー搬送スクリュー12bはねじりコイルバネ状の部
材で構成されており、廃トナーパイプ12aに沿って湾曲
した状態でも回動可能になっている。そして、この廃ト
ナー搬送スクリュー12bはギア列12cを介してスクリュ
ーモータ12dと駆動連結しており、該モータ12dの正逆
回転によって正回転及び逆回転するようになっている。
【0022】これにより、廃トナー搬送スクリュー12b
を正回転(図2(b) の矢印A方向の回転)させると廃ト
ナーパイプ12a内の廃トナーが図2(a) の矢印H方向へ
搬送され、トナー排出口11dから排出された廃トナーが
回収容器13へ回収される。
【0023】{トナーパイプの詰まり防止シーケンスの
構成}前記ねじりコイルバネ状の廃トナー搬送スクリュ
ーを有する廃トナー回収手段にあっては、前述したよう
に、湾曲した廃トナーパイプ12aの壁面及び搬送する廃
トナーから受ける抵抗によって廃トナー搬送スクリュー
12bは回転中心方向(図2(b) の矢印C方向)に収縮し
てしまい、更には廃トナー搬送方向Hと逆方向Jに力を
受ける。そのために、バネ性を有する廃トナー搬送スク
リュー12は廃トナーパイプ12a内で最も長い軌跡を描く
ように位置し、その結果として廃トナーパイプ12aの湾
曲部にある廃トナーT3 が搬送されずに残留することに
なる。
【0024】本実施形態にあっては詰まり検出手段によ
って廃トナーパイプ12aの前記湾曲部等に廃トナーが詰
まったことを検出すると、該湾曲部等に残留した廃トナ
ーT3 を除去して廃トナーパイプ12aの詰まりを防止す
るように構成している。次にそのためのシーケンス構成
について説明する。
【0025】本実施形態に係る詰まり検出手段は、画像
形成によって生ずるであろうクリーニング手段11での除
去トナー量と実際に回収容器13に回収されたトナー量と
を比較することによって廃トナーパイプ12aのトナー詰
まりを検出するようにしている。即ち、回収容器13に回
収された廃トナーT4 の量を検出するためのトナー重量
検出手段14が設けられており、トナー重量から回収容器
13に回収された廃トナー量を検出し得るようになってい
る。
【0026】また、装置内には画像形成動作を制御する
制御手段を構成する制御基板15が設けられているが、こ
の制御手段は画像を形成する際の画信号からクリーニン
グ手段11によるトナー除去量を予測するようになってい
る。即ち、画信号が多いときは現像されるトナー量も多
くなるために、記録媒体2に転写された後に残留するト
ナー量も多くなり、結果としてクリーニング手段11で除
去されるトナー量が多くなる。一方、画信号が少ないと
きは前記と逆にクリーニング手段11で除去されるトナー
量は少なくなる。このため、画信号によってクリーニン
グ手段11によるトナー除去量を予測するものである。
【0027】従って、廃トナーパイプ12aの詰まり防止
シーケンスは、図3のフローチャートに示すように、回
収容器13への回収トナー重量から検出されるトナー量
と、予測回収トナー量とを比較しその差が一定範囲以上
であるか否かを判別する(S1)。そして、その差が一
定以上であるときは廃トナーが廃トナーパイプ12aの湾
曲部分に付着し、該パイプ12aが詰まる可能性があるこ
とになる。そこで、その場合には画像形成動作中である
か否かを判別し(S2)、画像形成動作中であるときは
画像形成終了をまって廃トナー搬送スクリュー12bを一
定時間逆回転させて詰まり防止動作を行わせる(S
3)。
【0028】廃トナー搬送スクリュー12bを逆回転(図
4(b) の矢印B方向への回転)させると、湾曲した廃ト
ナーパイプ12aの壁面及び搬送する廃トナーから受ける
抵抗により、廃トナー搬送スクリュー12bは廃トナーを
回収容器13へ搬送する場合と逆に、廃トナーパイプ12a
の壁面方向(図4(b) の矢印D方向)へ拡大し、パイプ
12aの壁面に残留した廃トナーを掻き落とす。これによ
り、廃トナーパイプ12a内壁が清掃され、特別に廃トナ
ーパイプ12aの清掃や交換を行うことなく、長期間廃ト
ナーパイプ12aの詰まりを防止することができる。
【0029】尚、回収容器13に回収されたトナー量は、
前述したトナー重量によって検出する構成以外にも、例
えばフォトインタラプタ等によって検出することも可能
である。
【0030】〔第2実施形態〕前述した第1実施形態で
は詰まり検出手段して、回収容器13内のトナー量と画信
号から予測される回収トナー量との比較によってパイプ
詰まり検出を行う例を示したが、第2実施形態として廃
トナー搬送スクリュー12bの回転トルクの値によってパ
イプ詰まりを検出する例を図5乃至図7を参照して説明
する。尚、図5(a) は第2実施形態に係るトナー回収手
段の構成説明図であり、(b) はそのC−C断面図、図6
は廃トナー搬送スクリューがトルクオーバーのときの状
態説明図、図7(a) は第2実施形態における廃トナーパ
イプの清掃時の状態説明図であり、(b) はそのD−D断
面図ある。また、トナー回収手段を用いる画像形成装置
の構成は前述した第1実施形態と同一であり、第1実施
形態と同一部材は同一符号を付して重複する説明を省略
する。
【0031】この実施形態にかかる廃トナー搬送スクリ
ュー12bはトルクリミッタ16を有しており、係合部材16
aはスクリュー12bの軸と一体で、ギア部材16bとスラ
スト方向に係合している。前記ギア部材16bは外周にモ
ータギア17と噛合するギア歯を有しており、バネ16cに
よって係合部材16aへ押圧されている。そして、ギア部
材16bに所定値以上のトルクがかかると、該ギア部材16
bが前記バネ16cの押圧力に抗してスライドするように
なっている。また、16dはトルク検出スイッチであり、
ギア部材16bの移動によってオン、オフするようになっ
ている。
【0032】上記構成において、図5に示すように、廃
トナー搬送スクリュー12bを正回転((b) の矢印A方向
への回転)させると第1実施形態と同様にクリーニング
手段11で除去したトナーが回収容器13へ搬送回収され
る。このとき、廃トナーパイプ12aに廃トナーT4 があ
まり付着しない状態では廃トナー搬送スクリュー12bの
回転トルクは一定以下である。
【0033】しかし、前記廃トナーT4 の付着が多くな
ると、その抵抗によってスクリュー12bの回転トルクが
大きくなる。そして、回転トルクが所定の値以上になる
と、図6に示すように、ギア部材16bは係合部材16aと
の係合が解除され、図6の矢印方向E方向へスライドす
る。これにより、ギア部材16bとモータギア17との噛合
が解除されてスクリュー12bは図5(b) の矢印C方向へ
の収縮が解除されると共に、トルク検出スイッチ16dが
オンして廃トナー搬送スクリュー12bの駆動トルクが所
定の値を超えたことが検出される。
【0034】上記検出によって制御手段はスクリューモ
ータ12dを一定時間逆回転させる。これによって、前述
した第1実施形態と同様に画像形成動作が停止している
ときに図7に示すように廃トナースクリュー12bが一定
時間逆回転し、スクリュー12bが廃トナーパイプ12aの
壁面方向へ拡大して該パイプ12aの壁面に残留した廃ト
ナーを掻き落とす。図8は前記制御手順を示すフローチ
ャートである。
【0035】上記のように構成しても第1実施形態と同
様に特別に廃トナーパイプ12aの清掃や交換を行うこと
なく、長期間廃トナーパイプ12aの詰まりを防止するこ
とができる。また、廃トナーパイプ12aの詰まりによる
駆動系にかかるトルクアップを防止できるため、長期に
安定した画像形成を行うことができる。
【0036】尚、前述のようにトルクリミッタによる検
出のみならず、スクリューモータ20dの電流値をリアル
タイムで検出し、所定の電流値を超えたところで廃トナ
ーパイプ12aの詰まり防止シーケンスを行うようにして
もよい。
【0037】〔第3実施形態〕次に前記第2実施形態に
係る廃トナー搬送スクリュー12bを手動によって回転可
能にしたトナー回収手段の構成について、図9及び図10
を参照して説明する。尚、図9は第3実施形態に係るト
ナー回収手段の構成説明図であり、図10は手動によって
廃トナー搬送スクリューを回転させる場合の状態説明図
である。この場合も前述した実施形態と同一部材は同一
符号を付して重複する説明を省略する。
【0038】図9及び図10において、トルクリミッタ16
のギア部材16bの一端にはフック18が係合しており、こ
のフック18をもって前記ギア部材16bをスライドさせる
ことができるようになっている。また、廃トナー搬送ス
クリュー16bの回収容器側の端部は廃トナーパイプ16a
から突出しており、この突出部に係止孔19が設けられ、
該係止孔19にハンドル20を着脱可能に係止できるように
なっている。
【0039】これにより、前述した第2実施形態で説明
したように、廃トナー搬送スクリュー16bの回転トルク
が所定値以上になったときに、自動的に詰まり防止シー
ケンスを行う場合のみならず、使用者が必要に応じて手
動によって詰まり防止動作をさせることができる。即
ち、使用者が詰まり防止動作を行いたいときは、図10に
示すように、前記フック18をもってギア部材16bをスラ
イドさせて該ギア部材16bとモータギア17との噛合を解
除する。これによって廃トナー搬送スクリュー16bは回
動自在な状態となる。
【0040】次に前記係止孔19にハンドル20を係止して
取り付け、このハンドル20をもってねじりコイルバネ状
の廃トナー搬送スクリュー12bの巻きが弛む方向に回転
させる。これにより、前述した詰まり防止シーケンス動
作と同様に廃トナーパイプ12aの壁面方向へ拡大したス
クリュー12bによって該壁面に残留した廃トナーが除去
される。
【0041】このように構成することにより、仮にトル
ク検出スイッチ16dの故障等によって廃トナーパイプ12
aの詰まり防止シーケンスが行われない場合でも、手動
によおて廃トナーパイプ12aの清掃を行うことが可能と
なる。
【0042】〔他の実施形態〕前述した第1実施形態及
び第2実施形態では、廃トナーパイプ12aの詰まり防止
シーケンスを画像形成動作が停止したときに行うように
した例を示したが、これは必ずしも画像形成停止中でな
く、画像形成動作中に行わせることも可能である。
【0043】また、前述した実施形態では廃トナー量が
一定重量以上になったとき、或いは廃トナー搬送スクリ
ュー12bの駆動トルクが一定以上になったときに詰まり
防止シーケンスを行うようにした例を示したが、画像形
成装置で検出した画像形成カウンタ値やセンサの値等を
電話回線等を使って遠隔地で検出することができる装置
状況報告システムを用いるようにすれば、該システムに
よって廃トナーパイプ12aが詰まるタイミングをパイプ
交換時期連絡信号の発信により知ることができる。そこ
で、前記パイプ交換時期連絡信号をもとに遠隔地から前
記詰まり防止シーケンスを実行させるようにすることも
可能である。
【0044】また、前述した実施形態では画像形成装置
としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定され
るものでなく、例えば複写機やファクシミリ装置等であ
っても同様に適用し得ることは当然である。
【0045】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
トナーパイプがトナーによって詰まったと検出される
と、トナーパイプ詰まり防止シーケンスを行うことによ
り、トナーパイプ内壁に付着したトナーが掻き落とさ
れ、トナーパイプの詰まりが防止される。このため、ト
ナーパイプの交換を行うことなくトナーパイプの詰まり
を防止でき、長期間安定した画像形成を行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成説明図である。
【図2】トナー搬送スクリューを正回転させて廃トナー
を回収容器へ搬送する状態説明図である。
【図3】トナーパイプの詰まり防止シーケンスの制御手
順を示すフローチャートである。
【図4】トナー搬送スクリューを逆回転させてトナーパ
イプの詰まりを防止する状態説明図である。
【図5】第2実施形態に係るトナー回収手段の構成説明
図である。
【図6】廃トナー搬送スクリューがトルクオーバーのと
きの状態説明図である。
【図7】第2実施形態における廃トナーパイプの清掃時
の状態説明図である。
【図8】前記制御手順を示すフローチャートである。
【図9】第3実施形態に係るトナー回収手段の構成説明
図である。
【図10】手動によって廃トナー搬送スクリューを回転
させる場合の状態説明図である。
【図11】従来の直線的な廃トナー搬送スクリューの説
明図である。
【図12】湾曲した廃トナーパイプ内で回転可能な廃ト
ナー搬送スクリューの構成説明図である。
【図13】廃トナーパイプの壁面に廃トナーが付着した
状態説明図である。
【符号の説明】
1 …光学系 2 …記録媒体 3 …搬送手段 3a …カセット 3b …ピックアップローラ 3c …レジストローラ対 3e …排出ローラ対 3f …反転搬送経路 4 …転写ローラ 5 …定着手段 5a …定着ローラ 5b …駆動ローラ 6 …排出部 7 …感光体ドラム 8 …帯電ローラ 9 …露光部 10 …現像手段 10a …トナーホッパー 10b …現像ローラ 10c …現像ブレード 11 …クリーニング手段 11a …クリーニングブレード 11b …クリーニング容器 11c …搬送スクリュー 11d …トナー排出口 12 …廃トナー回収手段 12a …廃トナーパイプ 12b …廃トナー搬送スクリュー 12c …ギア列 12d …スクリューモータ 13 …回収容器 14 …トナー重量検出手段 15 …制御基板 16 …トルクリミッタ 16a …係合部材 16b …ギア部材 16c …バネ 16d …トルク検出スイッチ 17 …モータギア 18 …フック 19 …係止孔 20 …ハンドル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像転写後の像担持体に残留したトナーを
    除去するクリーニング手段を有する画像形成装置におい
    て、 前記クリーニング手段によって除去したトナーをトナー
    パイプ内に設けたねじりコイル状のトナー搬送スクリュ
    ーを回転させて回収容器内に回収するトナー回収手段
    と、 前記トナーパイプ内のトナー詰まりを検出するための詰
    まり検出手段と、 前記詰まり検出手段の検出結果に応じてトナーパイプに
    付着したトナーを除去するトナーパイプ詰まり防止シー
    ケンスを行うよう制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記詰まり検出手段は、前記回収容器内
    のトナー重量から得られるトナー量と、画信号から予測
    されるクリーニング手段によるトナー除去量との差が一
    定以上になったときにトナー詰まりを検出することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記詰まり検出手段は、前記トナー搬送
    スクリューの回転トルクが一定以上になったときにトナ
    ー詰まりを検出することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記トナーパイプ詰まり防止シーケンス
    は、トナー搬送スクリューのコイルが弛む方向に一定時
    間回転させることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記トナーパイプは湾曲していることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー搬送スクリューは手動によっ
    て回動可能であることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記トナーパイプ詰まり防止シーケンス
    は、装置状況報告システムによるパイプ交換時期連絡信
    号に基づいて行われることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076192B2 (en) * 2002-12-27 2006-07-11 Ricoh Company, Ltd. Powder conveying device and image forming apparatus using the same
JP2009093065A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2015191094A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019142146A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 株式会社リコー 立体造形物の製造装置、製造方法、及び製造プログラム

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