JPH1026687A - 原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの構造及び原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの建設モジュール並びに原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの建設方法 - Google Patents

原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの構造及び原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの建設モジュール並びに原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの建設方法

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JPH1026687A
JPH1026687A JP8183043A JP18304396A JPH1026687A JP H1026687 A JPH1026687 A JP H1026687A JP 8183043 A JP8183043 A JP 8183043A JP 18304396 A JP18304396 A JP 18304396A JP H1026687 A JPH1026687 A JP H1026687A
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寛 長谷川
Tadaaki Oikawa
忠彰 及川
Koichi Nochida
孝一 後田
Tadashi Matsuura
忠 松浦
Toshimi Komaru
利巳 鴻丸
Yoichi Nemoto
洋一 根本
Tatsuo Makita
辰雄 牧田
Sumuto Maezawa
澄人 前沢
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】原子炉格納容器のダイヤフラムフロア建設工程
を短縮する。 【解決手段】原子炉格納容器のダイヤフラムフロアの構
成部品をダイヤフラムライナー85を含んで内蔵梁34
回りに組み付けて設定状態と同じ配置でモジュール化
し、そのモジュール51を大型揚重機を用いて原子炉格
納容器内に搬入し、原子炉圧力容器のペデスタル11と
原子炉格納容器外壁13の双方に設けた受台44,45
に設定する。また、鉄筋コンクリートの施工において
は、コンクリート打設を厚み方向に複数回に分割して行
い、1回目のコンクリート打設荷重はダイヤフラムライ
ナー85を内蔵梁34に連結して内蔵梁に支持させ、1
回目のコンクリートが固化し、強度が発生した後、2回
目以降のコンクリートの打設を繰り返し、その際の打設
荷重は先に固化したコンクリートと内蔵梁34で確実に
支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉格納容器の
ダイヤフラムフロアの構造とその建設技術の分野に属し
ている。
【0002】
【従来の技術】図8に示した改良型沸騰水型原子力発電
プラント(以下、ABWRと称す)の鉄筋コンクリート
製原子炉格納容器(以下、RCCVと称す)3は、地震
や事故発生時にかかる過大な圧力にも耐えるよう、強固
な鉄筋コンクリート構造となっている。
【0003】そのうち、RCCV3の一部を構成するダ
イヤフラムフロア1は、その構造上平坦で広い面積を持
つ鉄筋コンクリート造の床面となっている。
【0004】鉄筋コンクリートは、固化した状態では圧
縮荷重並びに曲げ荷重に対し強度を有するが、コンクリ
ート打設の時点では、コンクリートそのものが流体であ
り、全く荷重に耐えないことに加え、コンクリート自体
の重量が大きいため、平坦な床面をコンクリートで構成
するためには下方向から重量を支持する必要がある。従
来から知られているダイヤフラムフロア1のコンクリー
ト打設時の重量支持方法は、図9のように、ダイヤフラ
ムフロア1の床コンクリートの鉄板型枠31を仮設の鋼
材で支持し、更に仮設の支保工81をRCCV3最下部
の床部分から立ち上げ、支持する方法をとった(従来工
法1)。
【0005】また、ダイヤフラムフロア1の躯体完成ま
での時期に支保工81がRCCV3最下部の床部分から
立ち上げた状態で存在することで、ダイヤフラムフロア
1の床下エリア(以下、ウエットウエルと称す)14に
おける他の作業が妨げられる。その妨げを回避するため
に、コンクリート打設時のダイヤフラムフロア重量をR
CCV3のウエットウエル14の内壁から支持できるよ
うに、図10のように、仮設鉄骨サポート部材82を強
大にし、このダイヤフラムフロア支持用の仮設鉄骨サポ
ート部材82をウエットウエル14内に分割搬入し、こ
れらを原子炉圧力容器(以下、RPVという。)5の基
礎(以下、ペデスタルという。)11とRCCV外壁1
3の双方から固定支持し、その上にダイヤフラムフロア
1の鉄板型枠31を受ける方法が知られている(従来工
法2)。
【0006】従来工法1,2においては、仮設の支保工
81または、仮設鉄骨サポート部材82は、ダイヤフラ
ムフロア1のコンクリートの強度が発生した後に撤去
し、原子炉建屋2外に搬出していた。
【0007】従来工法1,従来工法2共、ダイヤフラム
フロア1の床コンクリートの打設は1回で完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来工法1を利用
したダイヤフラムフロア1のコンクリートの打設方法に
よれば、コンクリートの固化が完了し、強度が床自体の
重量に十分耐えるようになるまで、RCCV3最下部か
ら設定しているウエットウエル14内の支保工31の撤
去ができない。
【0009】そのため、ウエットウエル14内部での作
業は、ダイヤフラムフロア1の完成まで待たねばならな
かった。
【0010】また、上記従来工法2を利用したダイヤフ
ラムフロア1のコンクリートの打設方法によれば、コン
クリートの打設時の大重量に耐えるだけの強度を有する
仮設鉄骨サポート部材82の物量が膨大になるので、こ
れらの搬入,組立て、及びダイヤフラムフロア1の完成
後の仮設鉄骨サポート部材82の撤去する作業が多くな
る。
【0011】2つの従来技術共、ダイヤフラムフロア1
のコンクリート打設時にコンクリート重量を支えていた
仮設鉄骨サポート部材82と支保工81を含めた支持部
材は、ダイヤフラムフロア1の完成後に全て撤去してい
た。
【0012】これらの撤去する仮設部材は、物量が膨大
である上、搬出するには、ウエットウエルに残されてい
る貫通開口が、上部がダイヤフラムフロア1で塞がれて
いるから、ウエットウエル14部のアクセストンネルの
みとなるため、ここから原子炉建屋通路部を通過して搬
出せねばならず、通路の通過のためには、十分に小さく
分解、あるいは切断しなければならない。
【0013】また、支持部材として用いられていた鋼材
の搬出作業自体も大変である。
【0014】このために、原子炉建屋の建設が長引く課
題があった。
【0015】本発明の目的は、原子炉格納容器の建設物
量を低減し、合わせて建設を早めることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1手段は、下面を覆うライナーと、前記ライナーよ
り上方に配置された鉄筋と、前記ライナー上に前記鉄筋
を埋設する様に施工されたコンクリートとを備えた原子
炉格納容器のダイアフラムフロアの構造において、前記
コンクリートに埋設される位置に配置された鉄骨梁と、
前記鉄骨梁と前記ライナーとを連結した連結部材とを備
えたことを特徴とした原子炉格納容器のダイヤフラムフ
ロアの構造であり、鉄骨梁でライナーを支持してライナ
ー上での鉄筋コンクリートの造成時の荷重を鉄骨梁で支
持し、仮設支持部材なし又は仮設支持部材を減らしてダ
イアフラムフロアを構築できる作用が得られ、その作用
により、仮設支持部材量を減らして建設物量の低減効果
と、その仮設支持部材の撤去作業を不要とすることで建
設を早めるという効果とが得られる。
【0017】同じく第2手段は、第1手段において、コ
ンクリートの層は先込めのコンクリートの打設による層
と後込めのコンクリートの打設による層との少なくとも
上下2層からなり、鉄骨梁の強度は、先込めのコンクリ
ートを打設した時点で受ける荷重に耐える強度以上であ
って、後込めのコンクリートを先込めのコンクリートが
固化する前に打設した状態で受ける荷重に耐える強度未
満に設定されていることを特徴とした原子炉格納容器の
ダイヤフラムフロアの構造であり、第1手段による作用
効果に加えて、先込めのコンクリートが固化すると、先
込めのコンクリートの強度が上がってきて、その強度と
鉄骨梁の強度との複合強度により後込めのコンクリート
造成時の荷重を支持する作用が得られ、鉄骨梁は鉄筋コ
ンクリート層の前厚みを分割することなく打設する際の
荷重を支持すべく強度を高める必要がなく、鉄骨梁の採
用物量が低減できる効果が得られる。
【0018】同じく第3手段は、原子炉格納容器のダイ
ヤフラムフロアの下面を覆うライナーと、前記ライナー
の上方において配筋された鉄筋と、前記ライナーの上方
に配置されて前記ライナーと連結されて前記ライナーと
鉄筋との荷重を支持する鉄骨梁とを備えた原子炉格納容
器ダイヤフラムフロアの建設モジュールであり、ライナ
ーと鉄骨梁とが連結されて一体化され、そのライナー上
に鉄筋が配筋されて一つのモジュールが構成されている
から、そのモジュールをモジュール単位で据付場所に搬
入するだけでダイヤフラムフロアを構成する複数の部品
が据付位置に搬入されて建設が早まる効果が得られる。
又、鉄骨梁にライナーが連結されて支持されるから、ラ
イナー上での鉄筋コンクリート層の造成時の荷重が鉄骨
梁に支持されて仮設支持部材なし又は仮設支持部材を減
らしてダイアフラムフロアを構築できる作用が得られ、
その作用により、仮設支持部材量を減らして建設物量の
低減効果と、その仮設支持部材の撤去作業を不要とする
ことで建設を更に早めるという効果をも得られる。
【0019】同じく第4手段は、第3手段において、ラ
イナーの外周囲に配置されたライナー仕切板に、前記ラ
イナーと、鉄骨梁と、前記ライナー仕切板の内周側と外
周側とに配置した鉄筋のカプラと、前記仕切板の外周囲
に配置したブラケットとをそれぞれ取り付け、前記カプ
ラに前記鉄筋とライナー仕切板の外周囲に配置された鉄
筋とを取付けてあることを特徴とした原子炉格納容器ダ
イヤフラムフロアの建設モジュールであり、第2手段に
よる作用効果に加えて、ライナー仕切板をモジュールの
メンバーに入れてモジュール化したから、そのモジュー
ルを構成する他のメンバー同志をライナー仕切板を介し
て確実強固に一体化でき、ライナー仕切板に取り付くブ
ラケットをもモジュールのメンバーに組み入れることが
できるようになり、モジュールの大型化と高強度化を達
成でき、モジュールを構成する各メンバーの相対的ずれ
を抑制し、効率の高い搬入と据付とが行えるという効果
が得られる。
【0020】同じく第5手段は、第4手段において、原
子炉格納容器のダイヤフラムフロアのコンクリートに埋
設されるべき配管がその埋設の位置に設置されているこ
とを特徴とした原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの建
設モジュールであり、第3手段による作用効果に加え
て、配管もモジュールの構成メンバーにしてダイヤフラ
ムフロア構築時点で配管の搬入を行い、配管の搬入作業
と据付作業の効率を上げる作用効果が得られる。
【0021】同じく第6手段は、第3手段から第5手段
までのいずれか一手段において、原子炉格納容器のダイ
ヤフラムフロアのコンクリートがライナー上に施工され
ていることを特徴とした原子炉格納容器ダイヤフラムフ
ロアの建設モジュールであり、コンクリートもモジュー
ルの構成メンバーにしてそのコンクリートの施工をダイ
ヤフラムフロアの建設位置にて行わなくて済み、施工環
境の良い場所にて効率良く施工して建設を早めることが
できるという効果が得られる。
【0022】同じく第7手段は、原子炉格納容器の外壁
と原子炉圧力容器のペデスタルとに掛け渡した鉄骨梁に
ライナーを懸垂支持させ、前記ライナー上にて前記ライ
ナーをコンクリート型枠として鉄筋コンクリート層を造
成する原子炉格納容器のダイヤフラムフロアの建設方法
であり、ライナー上での鉄筋コンクリート層を造成する
際の荷重は鉄骨梁で受け止め、鉄骨梁は原子炉格納容器
の外壁と原子炉圧力容器のペデスタルとに受け止めら
れ、その荷重を支持するための仮設支持部材をなくし又
は仮設支持部材を減らしてダイアフラムフロアを構築で
きる作用が得られ、その作用により、仮設支持部材量を
減らして建設物量の低減効果と、その仮設支持部材の撤
去作業を不要とすることで建設を早めるという効果とが
得られる。同じく第8手段は、第7手段において、鉄骨
梁にダイヤフラムフロアの構成部品を組付けてモジュー
ルとし、前記モジュールを前記ダイヤフラムフロア据付
位置に吊り込んで原子炉格納容器の外壁と原子炉圧力容
器のペデスタルとに前記鉄骨梁を掛け渡すことを特徴と
した原子炉格納容器のダイヤフラムフロアの建設方法で
あり、第7手段による作用効果に加えて、その構成部品
を鉄骨梁で支持してモジュールの強度を維持させ、モジ
ュールを前記ダイヤフラムフロア据付位置に吊り込んで
原子炉格納容器の外壁と原子炉圧力容器のペデスタルと
に前記鉄骨梁を掛け渡すことで、効率良く搬入作業がで
き、建設が一層早まる効果が得られる。
【0023】同じく第9手段は、第7手段又は第8手段
において、鉄筋コンクリート層の造成を前記鉄筋コンク
リート層の厚み方向に少なくとも先込めと後込めとの二
分割にしてコンクリートを打設し、先込めのコンクリー
トの固化後に後込めのコンクリートを打設することを特
徴とした原子炉格納容器のダイヤフラムフロアの建設方
法であり、第7手段又は第8手段による作用効果に加え
て、先込めのコンクリートが固化すると、先込めのコン
クリートの強度が上がってきて、その強度と鉄骨梁の強
度との複合強度により後込めのコンクリート造成時の荷
重を支持する作用が得られ、鉄骨梁は鉄筋コンクリート
層の前厚みを分割することなく打設する際の荷重を支持
すべく強度を高める必要がなく、鉄骨梁の採用物量が低
減できる効果が得られる。
【0024】同じく第10手段は、第8手段において、
ダイヤフラムフロアのコンクリートがモジュールに含ま
れていることを特徴とした原子炉格納容器のダイヤフラ
ムフロアの建設方法であり、第8手段による作用効果に
加えて、ダイヤフラムフロアの据付位置にモジュールを
吊り込んで設定した時点でダイヤフラムフロアのコンク
リートも同時に据付られるから、据付位置でのコンクリ
ート現場打設回数が低減乃至はなくすることができると
いう効果が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明を適用して建設するABW
Rは、図8に示す通り原子炉建屋2の中央部分に鉄筋コ
ンクリート造の原子炉格納容器(以下、RCCVと称
す)3を有する。
【0026】その構造は直径が約30メートルの円筒型
構造物であり、その中央部分には、原子炉圧力容器(以
下、RPVと称す)5を搭載して設定するRPV5のペ
デスタル11、並びにRPV5の周囲を囲むようにペデ
スタル11上に設けられた原子炉遮蔽壁12が存在す
る。
【0027】ペデスタル11,原子炉遮蔽壁12,RC
CV3ともに概略円筒状の形状をしている。
【0028】RCCV3は、高い圧力及び震動に十分耐
えるよう、床部,壁部共、全体が厚い鉄筋コンクリート
構造となっている。RCCV3の外壁13と、RPV5
のペデスタル11、並びに原子炉遮蔽壁12に囲まれた
範囲は、本実施例を用いて据付けを行うダイヤフラムフ
ロア1によって、下部のウエットウエル14と上部のド
ライウエル15に分けられている。
【0029】完成した状態での原子炉建屋2におけるR
CCV3及びダイヤフラムフロア1の位置を図8に示
す。
【0030】RCCV3のダイヤフロムフロア1の構造
断面図をRCCV3の半分を断面図にしているものを図
2に示す。
【0031】次に、本発明を用いたダイヤフラムフロア
1の据付手順を説明する。
【0032】ダイヤフラムフロア1が建設設定される位
置は、概ねRPV5のペデスタル11の上端位置と一致
する。RPV5のペデスタル11は、内部に通気孔ユニ
ット等を備えた構造体であり、表面は、コンクリート型
枠を兼ねる鉄板21で構成されている。RPV5のペデ
スタル11上にダイヤフラムフロア1を受ける鋼製の受
台44を設けておく。
【0033】一方、RCCV3の外壁13側は、RCC
V3の内壁を構成する鉄筋コンクリート壁の鋼製コンク
リート型枠(以下、RCCVライナーと称す)22で覆
われている。ダイヤフラムフロア1のRCCVライナー
22側は、RCCVライナー22よりも板厚を増した円
筒状のライナー仕切板41から外側へ突き出したブラケ
ット43をRCCVコンクリート壁13に設けられた鋼
製の受台45で受ける。
【0034】鉄骨梁(一例としてH型鋼が採用でき
る。)である内蔵梁34とブラケット43とライナー仕
切板41とは一体造とし、各々の接続部は、溶接あるい
は、ボルト締め構造とする。
【0035】次に、本実施例に用いるダイヤフラムフロ
ア1の底床を形成する鋼製型枠部材とダイヤフラムフロ
ア1の下面のライナーとを兼用する鉄板(以下、ダイヤ
フラムフロアライナーという。)85とそのダイヤフラ
ムフロアライナー85を補強しているカットティ32
(一例としてT型鋼が採用できる。),ダイヤフラムフ
ロアライナー85に掛かる荷重をカットティ32を介し
て、内蔵梁34で支持させる吊りボルト33,コンクリ
ート打設時の荷重を支持する鉄骨梁である内蔵梁34,
ダイヤフラム床コンクリートに埋設される鉄筋35及び
配管36と、ライナー仕切板41と、そのライナー仕切
板41に取り付けられている鉄筋のカプラ42と、ブラ
ケット43から構成されるダイヤフラムフロアモジュー
ル51について解説する。
【0036】図3は、ダイヤフラムフロアの建設モジュ
ール51を上方向から見た状況であり、コンクリートを
除いたダイヤフラムフロアの構成部品の配置の例を示し
たものである。
【0037】ダイヤフラムフロアモジュール51は、円
型のRCCVの外壁13の内径に相当する円型であり、
そのうち中央部分には、RPV5の外壁をとり囲む原子
炉遮蔽壁12の部分がぬけたドーナツ型をしている。ダ
イヤフラムフロアモジュール51の底部のコンクリート
型枠を兼ねるRCCVライナー鉄板31を支持する複数
の内蔵梁34は、RPVペデスタル11側及びRCCV
外壁13側の各々に設置した受台44の位置で受けられ
るように配置する。内蔵梁34の配置は、放射状に配置
する他に、放射状に配置した内蔵梁34の間をつなぐ連
結梁84を必要に応じて設ける。
【0038】図2(a)(b)のように、内蔵梁34の
上側には鉄筋35のうち上端筋が配備され、内蔵梁34
の下側には鉄筋35のうち下端筋が配備されて配筋され
ている。
【0039】ライナー仕切板41は図3,図4に示すよ
うにRCCVライナー22よりも板厚を増して強度を高
めた円筒状の形状をしている。
【0040】ライナー仕切板41の内周面に固定された
カプラ42には鉄筋35が固定されている。
【0041】ライナー仕切板41の外周面に固定された
カプラ42には短尺な鉄筋35が水平に固定され、その
短尺な鉄筋35はRCCV外壁13が完成した際に、短
尺な鉄筋35はRCCV外壁13のコンクリートに埋設
されてダイヤフラムフロアを強固にRCCV外壁13に
固定せしめる機能を発揮する。
【0042】ライナー仕切板41には、更に内蔵梁34
やダイヤフラムフロアライナ85が溶接等により固定さ
れ一体化されている。
【0043】ダイヤフラムフロアライナー85にはカッ
トテイ32が溶接され、そのカットテイ32と内蔵梁3
4とはカットテイ32に固定した連結手段としての吊り
ボルト33で連結されており、内蔵梁34は吊りボルト
33によりカットテイ32を介してダイヤフラムフロア
ライナー85を支持している。
【0044】このため、吊りボルト33はダイヤフラム
フロアライナー85の支持手段でもある。
【0045】ダイヤフラムフロアライナー85の補強機
能を発揮するカットテイ32の上面にはスタッド37が
固定されて上方向に突きでている。
【0046】このスタッド37は、ダイヤフラムフロア
ライナー85上にコンクリートを打設して固化した後に
ダイヤフラムフロアライナー85やカットテイ32がコ
ンクリート壁面から剥がれないように強固に壁面に固定
する機能を発揮する。
【0047】ダイヤフラムフロアのコンクリートは最終
的には鉄筋35を全部覆う厚さに施工されるが、そのコ
ンクリート内には、配管36を通す必要があるので、配
管36も予め通す位置に配備してダイヤフラムフロアモ
ジュールのメンバーに入れて組み込んでおく。
【0048】その配管36は位置がずれないようにダイ
ヤフラムフロアモジュールの他のメンバーに固定させて
おく。
【0049】ダイヤフラムフロアモジュール51は、図
5のように、大型揚重機であるクレーン71を用いてダ
イヤフラムフロア1の建設設定位置に吊りこんで搬入し
た後、RPV5のペデスタル11の鉄板21とダイヤフ
ラムフロアライナー35及び原子炉格納容器側壁ライナ
ー22とライナー仕切板41とを溶接して据付ける。図
5中で2点破線で示した範囲は、原子炉建屋2のうち、
ダイヤフラムフロアモジュール51搬入時点で完成して
いない範囲を示す。
【0050】尚、ダイヤフラムフロアモジュール51
は、全体を1つのモジュールとして原子炉建屋2に搬入
する外、クレーン71の容量が十分でない場合には、分
割して搬入しても良い。
【0051】次に本実施例を用いたダイヤフラムフロア
1の施工方法におけるコンクリートの打設方法について
解説する。
【0052】本実施例は、ダイヤフラムフロア1の鉄筋
コンクリートを打設した時のコンクリート重量を支える
仮設部材をなくすことを念頭にしている。本発明では、
打設直後において、コンクリートは流体であり、荷重に
耐えないが、打設後しばらくすると固化し、荷重に対し
て強度を有するようになるので、この性質を利用するこ
ととした。具体的には、鉄筋コンクリートとして打設す
るコンクリートを複数回に分割して打設することとし
た。これは、ダイヤフラムフロア1に打設するコンクリ
ート全体の強度は支持できない程度の強度が弱いサポー
ト部材のみでもコンクリート打設時のコンクリート重量
の荷重に耐えられるようにすることを目的としている。
すなわち、ダイヤフラムフロアモジュール51を搬入,
位置決めをした後、ダイヤフラムフロアモジュール51
を受台44,45で固定した状態にて行う初回のコンク
リート打設(先込めのコンクリートの打設)は、全体の
コンクリート打設量の一部のみしか行わず、この状態に
て初回のコンクリート打設範囲61が固化し、荷重に耐
える強度が発生するまで放置する。
【0053】ダイヤフラムフロア1に初回のコンクリー
ト打設範囲61を打設した状況を図6に示す。
【0054】この状態では、内蔵梁34はコンクリート
に埋設されておらず初回のコンクリート打設時の荷重を
支持する。
【0055】初回のコンクリート打設範囲61が荷重に
十分耐える状態まで固化し、初回のコンクリート打設範
囲61が、所定の強度を有するようになった後、2回目
のコンクリート打設(後込めのコンクリートの打設)範
囲62についてコンクリート層の造成を施工する。この
場合には、当初から設置されている内蔵梁34の強度に
加えて、既に打設を完了し、固化している初回のコンク
リート打設範囲61の強度が加わるため、初回より多く
のコンクリートの打設が可能となる。
【0056】2回目のコンクリート打設を行った状況を
図7に示す。
【0057】また、コンクリートの打設は、必要に応じ
て3回以上に分割して行っても良い。
【0058】コンクリート打設時の荷重を支持する内蔵
梁34やライナー85は、全て本設なので、ダイヤフラ
ムフロア1の完成後に撤去は行わない。
【0059】ダイヤフラムフロアのコンクリートの打設
時期は、ダイヤフラムフロアモジュール51をクレーン
71を使って、当該位置へ設定した後行っても良いし、
建設現場サイトのクレーン近傍エリアにある定盤上で、
あるいは組立工場でダイヤフラムフロアモジュール51
を製作する時に行っても良い。
【0060】この際に、ダイヤフラムフロアモジュール
51をクレーン71を使って、建設設定位置へ設定する
前に、ダイヤフラムフロアのコンクリートを打設してコ
ンクリートをもダイヤフラムフロアモジュール51の構
成メンバーにしたい場合には、内蔵梁34がコンクリー
トで埋設されない程度の高さまでの打設厚さとし、残り
の厚さ分のコンクリート打設はダイヤフラムフロアモジ
ュール51を前述の設定位置に搬入してから行う。
【0061】その理由は、ダイヤフラムフロアモジュー
ル51をクレーン71を使って搬入する際には、ダイヤ
フラムフロアモジュール51を変形させないで吊るため
にクレーン71で吊る点を構造的に強度の高い内蔵梁3
4に求めるからである。
【0062】他にクレーン71の吊る点を選択できるよ
うであれば、ダイヤフラムフロアのコンクリート層の全
厚みをコンクリート打設して固化させて搬入するように
して良い。
【0063】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、仮設支持部材
なし又は仮設支持部材を減らしてダイアフラムフロアを
構築できるので、仮設支持部材量を減らして建設物量の
低減効果と、その仮設支持部材の撤去作業量の低減によ
る建設の促進と、ダイアフラムフロア下方のウエットウ
エル空間での作業との干渉の低減効果とが得られる。
【0064】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加えて、鉄骨梁の採用物量が低減できる効
果が得られる。
【0065】請求項3の発明によれば、仮設支持部材な
し又は仮設支持部材を減らしてダイアフラムフロアを構
築できるので、仮設支持部材量を減らして建設物量の低
減効果と、その仮設支持部材の撤去作業量の低減による
建設の促進と、ダイアフラムフロア下方のウエットウエ
ル空間での作業との干渉の低減効果とが得られるダイア
フラムフロアの建設モジュールが提供できる。
【0066】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
による効果に加えて、ライナー仕切板を介してモジュー
ルの構成メンバーの高集積化と、モジュールの強度向上
に貢献し、搬入効率を上げて建設の促進に貢献できる。
【0067】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
による効果に加えて、配管の搬入作業と据付作業の効率
を上げる効果が得られる。
【0068】請求項6の発明によれば、請求項3から請
求項5までのいずれか1項の発明による効果に加えて、
ダイヤフラムフロアのコンクリートもモジュール化して
そのモジュールの他の構成メンバーと一緒に搬入設定で
きるから、ダイヤフラムフロアの建設がダイヤフラムフ
ロアの設定位置でのコンクリートの固化養生期間を待た
ずして一層促進できる効果が得られる。
【0069】請求項7の発明によれば、仮設支持部材な
し又は仮設支持部材を減らしてダイアフラムフロアを構
築できるので、仮設支持部材量を減らして建設物量の低
減効果と、その仮設支持部材の撤去作業量の低減による
建設の促進と、ダイアフラムフロア下方のウエットウエ
ル空間での作業との干渉の低減効果とが得られるダイア
フラムフロアの建設方法が提供できる。
【0070】請求項8の発明によれば、請求項7の発明
による効果に加えて、ダイヤフラムフロアの複数の構成
部品をモジュール化して一気に効率良く搬入できるので
ダイヤフラムフロアの建設が更に早まる効果が得られ
る。
【0071】請求項9の発明によれば、請求項7又は請
求項8の発明による効果に加えて、鉄骨梁の採用物量が
低減できる効果が得られる。
【0072】請求項10の発明によれば、請求項8の発
明による効果に加えて、据付位置でのコンクリート現場
打設回数が低減乃至はなくすることができるとい効果、
及び現場でのコンクリート固化養生期間が短縮されて建
設が早まる効果とが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による原子炉格納容器のダイヤ
フラムフロアモジュールの建設設定位置への据付状態の
縦断面図である。
【図2】図1のA部の拡大詳細図であって、(a)図は
A部の立面図を(b)図はA部の斜視図をそれぞれ示
す。
【図3】本発明の実施例によるダイヤフラムフロアモジ
ュールの上平面図である。
【図4】図1のB部の拡大図である。
【図5】本発明の実施例によるダイヤフラムフロアモジ
ュールの吊り込み状況を示した図である。
【図6】本発明の実施例によるダイヤフラムフロアの初
回コンクリートの打設後の状態を示したダイヤフラムフ
ロア部分の縦断面図である。
【図7】本発明の実施例によるダイヤフラムフロアの2
回目のコンクリートの打設後の状態を示したダイヤフラ
ムフロア部分の縦断面図である。
【図8】原子炉建屋の縦断面図である。
【図9】従来のダイヤフラムフロアの建設途中における
状況を示したダイヤフラムフロア部分の縦断面図であ
る。
【図10】他の従来例によるダイヤフラムフロアの建設
途中における状況を示したダイヤフラムフロア部分の縦
断面図である。
【符号の説明】
1…ダイヤフラムフロア、2…原子炉建屋、3…原子炉
格納容器(RCCV)、5…原子炉圧力容器(RPV)、
11…ペデスタル、12…原子炉遮蔽壁、13…原子炉
格納容器の外壁、14…ウエットウエル、15…ドライ
ウエル、21,31…鉄板、22…鉄製コンクリート型
枠、23,36…配管、32…カットティ、33…吊り
ボルト、34…内蔵梁、35…鉄筋、41…ライナー仕
切板、42…カプラ、43…ブラケット、51…ダイヤ
フラムフロアモジュール、61…初回のコンクリート打
設範囲、62…2回目のコンクリート打設範囲、71…
クレーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 寛 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 及川 忠彰 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 後田 孝一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 松浦 忠 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 鴻丸 利巳 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 根本 洋一 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 日立ニ ュークリアエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 牧田 辰雄 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 前沢 澄人 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面を覆うライナーと、前記ライナーより
    上方に配置された鉄筋と、前記ライナー上に前記鉄筋を
    埋設する様に施工されたコンクリートとを備えた原子炉
    格納容器のダイアフラムフロアの構造において、前記コ
    ンクリートに埋設される位置に配置された鉄骨梁と、前
    記鉄骨梁と前記ライナーとを連結した連結部材とを備え
    たことを特徴とした原子炉格納容器のダイヤフラムフロ
    アの構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、コンクリートの層は先
    込めのコンクリートの打設による層と後込めのコンクリ
    ートの打設による層との少なくとも上下2層からなり、
    鉄骨梁の強度は、先込めのコンクリートを打設した時点
    で受ける荷重に耐える強度以上であって、後込めのコン
    クリートを先込めのコンクリートが固化する前に打設し
    た状態で受ける荷重に耐える強度未満に設定されている
    ことを特徴とした原子炉格納容器のダイヤフラムフロア
    の構造。
  3. 【請求項3】原子炉格納容器のダイヤフラムフロアの下
    面を覆うライナーと、前記ライナーの上方において配筋
    された鉄筋と、前記ライナーの上方に配置されて前記ラ
    イナーと連結されて前記ライナーと鉄筋との荷重を支持
    する鉄骨梁とを備えた原子炉格納容器ダイヤフラムフロ
    アの建設モジュール。
  4. 【請求項4】請求項3において、ライナーの外周囲に配
    置されたライナー仕切板に、前記ライナーと、鉄骨梁
    と、前記ライナー仕切板の内周側と外周側とに配置した
    鉄筋のカプラと、前記仕切板の外周囲に配置したブラケ
    ットとをそれぞれ取付け、前記カプラに前記鉄筋とライ
    ナー仕切板の外周囲に配置された鉄筋とを取付けてある
    ことを特徴とした原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの
    建設モジュール。
  5. 【請求項5】請求項4において、原子炉格納容器のダイ
    ヤフラムフロアのコンクリートに埋設されるべき配管が
    その埋設の位置に設置されていることを特徴とした原子
    炉格納容器ダイヤフラムフロアの建設モジュール。
  6. 【請求項6】請求項3から請求項5までのいずれか1項
    において、原子炉格納容器のダイヤフラムフロアのコン
    クリートがライナー上に施工されていることを特徴とし
    た原子炉格納容器ダイヤフラムフロアの建設モジュー
    ル。
  7. 【請求項7】原子炉格納容器の外壁と原子炉圧力容器の
    ペデスタルとに掛け渡した鉄骨梁にライナーを懸垂支持
    させ、前記ライナー上にて前記ライナーをコンクリート
    型枠として鉄筋コンクリート層を造成する原子炉格納容
    器のダイヤフラムフロアの建設方法。
  8. 【請求項8】請求項7において、鉄骨梁にダイヤフラム
    フロアの構成部品を組付けてモジュールとし、前記モジ
    ュールを前記ダイヤフラムフロア据付位置に吊り込んで
    原子炉格納容器の外壁と原子炉圧力容器のペデスタルと
    に前記鉄骨梁を掛け渡すことを特徴とした原子炉格納容
    器のダイヤフラムフロアの建設方法。
  9. 【請求項9】請求項7又は請求項8において、鉄筋コン
    クリート層の造成を前記鉄筋コンクリート層の厚み方向
    に少なくとも先込めと後込めとの二分割にしてコンクリ
    ートを打設し、先込めのコンクリートの固化後に後込め
    のコンクリートを打設することを特徴とした原子炉格納
    容器のダイヤフラムフロアの建設方法。
  10. 【請求項10】請求項8において、ダイヤフラムフロア
    のコンクリートがモジュールに含まれていることを特徴
    とした原子炉格納容器のダイヤフラムフロアの建設方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024017240A1 (zh) * 2022-07-19 2024-01-25 中广核工程有限公司 钢衬里模块施工方法、吊装工装及限位工装

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