JPH10261944A - データ信号切換装置 - Google Patents

データ信号切換装置

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JPH10261944A
JPH10261944A JP31078697A JP31078697A JPH10261944A JP H10261944 A JPH10261944 A JP H10261944A JP 31078697 A JP31078697 A JP 31078697A JP 31078697 A JP31078697 A JP 31078697A JP H10261944 A JPH10261944 A JP H10261944A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冗長信号間の無瞬断切り換え用の方法及び装
置の提供。 【解決手段】 データパルス列セット間の切り換えを行
うデータ信号切換装置130が、クロックパルス列及び
同期パルス列からなるデータパルス列セットを複数のデ
ータパルス列セットから選択するマルチプレクサ202
と、選択されたクロックパルス列からパルスを選択的に
間引く第1のパルス間引き手段204と、位相検出器2
08と、フィルタ210と、制御発振器212と、制御
発振器の出力パルス列からパルスを選択的に間引く第2
のパルス間引き手段206と、制御発振器パルス列の各
N個のパルスごとに1個のパルスを出力するN分割手段
214と、パルス位相整合器216と、からなり、パル
ス位相整合器216がマルチプレクサ202出力パルス
とN分割手段214の出力パルスとの位相差を感知しそ
の差が小さくなるまでこれらパルス間引き手段によりパ
ルスの間引きを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長タイミング信
号を有するシステムに関し、特に異なる位相位置を有す
るクロック信号及び同期信号の冗長セット間の精密な切
り換え、特に非同期転送モード(ATM)システムにお
ける冗長なクロック信号及び同期信号間の切り換えを行
う方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】規模の大きいATMシステムでは、アベ
イラビリティに関する電気通信業界の規格において、重
要なタイミング信号の冗長セットを用いることが要求さ
れる。ATMシステムについては、これら重要なシステ
ムとは、データクロック信号(以下簡単に、クロック信
号とも称する)及びデータ同期(SYNC)信号(同期
信号)である。これらの信号は、周波数及びデューティ
サイクルについて厳格な要件があるだけでなく、位相互
に緊密な時間関係を有する。
【0003】これらのタイミング要件が守られないと、
データ誤り(データエラー)又はデータ伝送の中断(本
技術分野では、瞬断、と称する)をもたらすことにな
る。この用語を用いると、完全な切り換えは、データエ
ラーなし、又は「無瞬断」である、と表現できる。この
ようなシステムの一例として、米国ルーセント・テクノ
ロジー社(Lucent Technologies) のATMスイッチ
(the GCNS-2000, ReleaseII of the Globe View 200
0)がある。
【0004】このようなシステムの機能に対しては無瞬
断のクロック信号及び同期信号の供給が極めて重要であ
るので、故障又はルーチンのオンライン保守点検によっ
て生じるクロック信号及び同期信号の別のセットへの切
り換えの間、クロック信号及び同期信号の無瞬断供給を
確保する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような冗長分を含
むシステムにおいては通常、クロック信号及び同期信号
の2重又は複数のセットがシステム内の異なる経路を介
して分配される。故障の場合に別の信号セットのうちの
1個のセットへの切り換えが即座に行われるように、シ
ステム内の無数の箇所に交叉接続部が設けられている。
異なる経路を介しているため、信号セットが異なるとそ
れぞれの切り換わり時間が異なる。
【0006】信号セット間の単純な切り換えで不可避的
に位相跳躍が発生し、このことが更に、計数瞬断及び/
又は転送瞬断を生じさせることになる。タイミング信号
を精密に分配する在来の手段は、分配すべき信号を位相
同期ループ(以下簡単に、PLLとも称する)内で生成
することであり、分配すべく選択された信号がこのルー
プの入力となる。PLLは、個々の短命なエラーによっ
て少々機能が害されはするが、それにも拘わらず間隙の
ない出力信号を生成する。
【0007】もしPLLにおいてある1個の入力信号か
ら、別の類似信号で周波数は同一であるが位相位置の異
なる信号への切り換えが行われる場合、位相跳躍(ジャ
ンプ)は防止される。しかし、得られる結果は、その代
わり、新しい入力信号の位相位置の過渡発振が長くな
る。新しい位相位置のこの発振は有利なデータセットア
ップ条件を示し、瞬断が発生する。クロックパルス列は
これらの種類の瞬断に特に敏感であり、位相におけるこ
の種の変化は避けるべきである。
【0008】同期型の電気通信システムについての記述
が米国特許第5,475,719号(issued to Guertle
r,et al.) にある。そのシステムのタイミング要件
は、ATM(非同期モード)システムの場合の要件ほど
厳しくない。更に、それらの同期型システムは単一の分
配回線を用いるので、ATMシステムの切り換え問題を
解決できない構成である。
【0009】したがって、本発明の1つの目的は、冗長
信号セット間の、予定された切り換えの際にクロック信
号及び同期信号の、信頼性ある無瞬断分配を提供するこ
とにある。
【0010】更に本発明の別の1つの目的は、冗長信号
セット間の、故障に起因する予定されていない切り換え
の際にクロック信号及び同期信号の、信頼性ある無瞬断
分配を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】簡単には、本発明によれ
ば上記の目的が、基準クロックパルス列信号(又は簡単
に、基準クロックパルス列、又は基準クロック)間の切
り換えを行うマルチプレクサを有する位相同期ループ
(PLL)回路を設けることによって達成される。PL
L回路の特性は、制御発振器(制御によって発振周波数
を変化させる発振器)がその基準入力パルス列の変化に
極めて遅く応答するように選択される。この応答が遅い
ことによって、極めて安定したクロックパルス出力が得
られるが、第2の基準入力パルス列へ急速に変化するこ
とがない。
【0012】本発明のPLLの応答性を改善するため
に、基準入力パルス列と制御発振器クロック出力パルス
列との一致、すなわち同期、の状態を点検するためのパ
ルス同期検出器を追加する。
【0013】もし入力パルス列と出力パルス列との間の
同期ずれが1サイクルを超える場合、位相検出器によっ
て感知されたエラーを強調するために、2種類のパルス
抑止手段を用い、基準入力パルスを1個以上間引いてエ
ラー電圧を強調し制御発振器出力パルスの周波数を減少
させ(すなわちパルスを減速し)、又は1個以上の制御
発振器出力パルスを間引いてエラー電圧を強調し制御発
振器出力パルスの周波数を増大させる(すなわちパルス
を増速する)。
【0014】同期ずれが1サイクル以内になると、いず
れのパルス阻止手段も起動停止され、パルスは阻止され
ず全て通過し、正常のPLL動作が行われる。このよう
にして、変化に応答性がよく且つ変化の遅いPLLが得
られる。本無瞬断切換装置は、次の同期パルスの状態に
なるまで、基準パルス列間の切換を禁止することによっ
て、この、高い応答性と安定性とを有するPLL回路を
完全利用するように構成されている。
【0015】この手法で、安定したクロックパルス列が
実現され、この安定したクロックパルス列から導出され
た安定した同期パルス列が達成され、この禁止回路によ
って同期パルス間に、固定個数の安定クロックパルスが
保証される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に、ATMシステム100を
示す。ATMシステム100は2重冗長である。そして
2個の同等な系、すなわち系0及び系1から構成され
る。ATMシステム100は「熱予備」構成の一例であ
る。ここに、熱予備(ホットスペア)とは、いずれの系
も又いずれの系のいずれの構成モジュールも、必要とさ
れるシステム機能の動作に必要な全エネルギーの供給を
受けていて、いつでもすぐその動作を行うことのできる
ような待機冗長状態にあることを意味する。
【0017】本発明においては、関心対象のシステム機
能は、平常の、予定された保守又は故障回避作業であ
る。
【0018】ATMシステム100を構成する各系は、
クロック復元モジュール110、111(又は、クロッ
ク復元回路、とも称する)を有する。クロック復元モジ
ュール110は、系0のクロック分配モジュール120
(又は、クロック分配回路、とも称する)に、又系1の
クロック分配モジュール121にも接続されている。同
様に、クロック復元モジュール111が、系1のクロッ
ク分配モジュール121に、又系0のクロック分配モジ
ュール120にも接続されている。これは、冗長システ
ムに関して前に述べた交叉接続の形式の1つである。
【0019】クロック分配モジュール120は、系0の
無瞬断切換装置130に又系1の無瞬断切換装置131
にも接続されている。同様に、クロック分配モジュール
121は、系1の無瞬断切換装置131に又系0の無瞬
断切換装置130にも接続されている。無瞬断切換装置
130は基盤ハードウエア140に接続され、同様に無
瞬断切換装置131が基盤ハードウエア141に接続さ
れている。
【0020】一推奨実施例においては、無瞬断切換装置
130及び131は、それぞれ基盤ハードウエア140
及び141の一部分を構成する。基盤ハードウエア14
0及び141は、切換基本構造インタフェース、低速デ
ータインタフェース、回線カード、又はその他の切換回
路パックである(図示しない)。
【0021】無瞬断切換装置130、131は各々、系
0又は1それぞれの基盤ハードウエア140、141へ
のタイミング信号の無瞬断切り換えを行う。無瞬断切換
装置130、131は各々、継ぎ目のないクロック及び
同期出力信号セットを基盤ハードウエア140、141
に供給しながら、クロック分配モジュール120、12
1のクロック及び同期信号のセット間の切り換えを行う
ことができる。
【0022】ATMの基盤ハードウエア140、141
は、精密なタイミング及び同期情報を必要とする。この
情報はATMシステム100に、安定した、追跡可能な
外部基準情報として供給される。クロック復元モジュー
ル110、111は、冗長外部ソース(図示しない)へ
のインタフェースの機能を提供し、外部ソースからタイ
ミング情報を導出する。
【0023】クロック復元モジュール110、111は
協力して、外部クロック入力のうちから一方を活動状態
の基準情報として選択し、外部クロック入力のうちから
他方を待機状態の基準情報として選択する。冗長作業を
行うために、タイミング及び制御情報がクロック復元モ
ジュール110、111の間で共用される。
【0024】クロック復元モジュール110、111の
出力信号は、クロック分配モジュール120、121に
接続される。ATMシステム100の多重棚構造を通し
て配置されるクロック分配モジュールの個数は2個より
多くてもよいが、図1の実施例においては、2個だけを
示す。両方のクロック復元モジュール110、111か
らのタイミング情報が、クロック分配モジュール12
0、121の各々に接続される。
【0025】クロック分配モジュール120、121の
各々が、このタイミング情報を変換して究極的に、AT
Mシステム100の全ての棚上の回線カード、切換イン
タフェース、及びその他の回路パックへのタイミング情
報の分配を行う。平常、棚当たり2個のクロック分配モ
ジュールが用いられ、これらのクロック分配モジュール
はその棚上の各回線カード又は切換基本構造インタフェ
ースに接続される。
【0026】冗長接続部はATMシステム100の同期
アーキテクチャにとって肝要な構成部分である。この冗
長には、データエラーを生じさせずにタイミング基準情
報を切り換える能力が要求される。基準情報間のこのよ
うな切り換えが、無瞬断切り換えである。
【0027】基準情報間の切り換えで発生する可能性が
あるのは、診断試験による切り換え(保守切り換え)及
び上流段の故障による切り換え(故障に対する保護切り
換え)である。いずれの場合にも、両入力基準情報間
の、継ぎ目のない位相遷移が得られるように、必要な制
御を無瞬断切換装置130、131が行う。
【0028】次に、系0の無瞬断切換装置130を図2
に示す。他方の無瞬断切換装置131及びその他の無線
瞬断切換装置(図示しない)も設計及び動作は、ここに
代表として述べる無瞬断切換装置130と同一であるの
で、説明を簡単にするため別には記述しない。無瞬断切
換装置130は、等しい平均周波数のクロック信号及び
同期信号のタイミング特性を維持しながらこれら2個の
信号間の切り換えを行う。
【0029】これらクロック信号と同期信号との間に要
求されるタイミング関係は、同期信号の立ち上がり端
が、同時に発生しこれに対応するクロック信号の立ち上
がり端に合せて刻時(クロック)されるという関係であ
る。
【0030】ATMシステム100内の装置及びケーブ
ル伝搬の遅れから、タイミングに数ナノ秒(ns)のず
れが生じ得る。標準ATMクロック速度(レート)の1
55.52MHz(6.43ns)又は92.16MHz
(10.85ns)に関していえば、これらの遅れは1
サイクルよりも少ない。
【0031】もしクロック信号と同期信号とのセット間
で選択を行うのに、単純なマルチプレクサ型の装置が用
いられると仮定した場合には、結果として出力されるタ
イミング信号は、変動するデューティサイクル、2重パ
ルス、又は矮小パルスをもたらすこととなる。デューテ
ィサイクル幅の変動が約200psを超えるとタイミン
グ信号の瞬断が発生する。タイミング信号の瞬断は、同
期パルス間のクロックサイクルの個数が切り換え中およ
び切り換え後に一定値に留まらない場合にも発生する。
【0032】無瞬断切換装置130は、単純ユニット乗
算のPLL及びパルス生成器を用いて、基準信号からク
ロック及び同期の両方の出力信号を導出する。サイクル
検出回路によって、入力同期信号を出力同期信号に位相
合わせするための位相粗調整が行われる。この粗調整
は、同期信号間の位相ずれが1クロックサイクルよりも
小さくなるまでPLLに一連の制御サイクルスリップを
与えることによって行われる。
【0033】この位相調整によって位相ずれが上記程度
に小さくなると、位相の精密調整が行われる。この精密
調整では、位相ずれが数百ピコ秒(ps)以内になるよ
うに、PLLの、信号端を検知して位相を検出する方式
(信号端起動式)の位相検出器が、クロック信号と同期
信号とを位相合わせする。
【0034】無瞬断切換装置130は入力マルチプレク
サ202を有し、入力マルチプレクサ202はクロック
分配モジュール120、121に接続され、これらクロ
ック分配モジュールからの系0のクロック及び同期信号
セット及び系1のクロック及び同期信号セットを受信す
る能力を有する。入力マルチプレクサ202は、系0か
らと系1からとのこれらクロック信号及び同期信号の間
の選択を行う。この切換選択は、入力故障モニタ又は手
作業コマンド(図示しない)によって制御される。
【0035】第1のパルス阻止(すなわちパルス間引
き)手段としてのパルス阻止回路204及び第2のパル
ス阻止(すなわちパルス間引き)手段としてのパルス阻
止回路206が、使用可能化されたときに、パルスを交
互(1個おき)に阻止し又は削除する。パルス阻止回路
204、206は、入力クロック又は出力クロックの周
波数をそれぞれ1/2に減少させるのに用いられる。こ
のような削除によって、PLL内のエラーの量を変える
ことができ、又PLL内の制御発振器212を励起して
増速又は減速させることができる。
【0036】図3に、パルス阻止回路204の一例を示
す。パルス阻止回路は、データ入力端子(D)を逆(否
定)出力(NOTQ)端子に接続したDフリップフロッ
プ302を有する。制御信号が、Dフリップフロップ3
02の非同期リセット端子(R)に接続される。タイミ
ング信号入力がインバータ304の入力端子とANDゲ
ート306の入力端子とに接続される。インバータ30
4の出力がDフリップフロップ302のクロック入力端
子に接続される。
【0037】Dフリップフロップ302の逆出力がAN
Dゲート306の第2の入力端子に接続される。パルス
阻止回路204の出力はANDゲート306の出力であ
る。Dフリップフロップ302のクロックリセット入力
端子に供給される制御信号が論理値1であるときクロッ
クアウト信号とクロックイン信号とは同一である。
【0038】この制御信号が論理値0であるときには、
入力パルス列信号の交互入力パルスが削除され、結果と
して、パルス阻止回路204からの出力信号がその入力
信号よりも少ない個数のパルスを有することとなる。パ
ルス阻止回路204の動作及びその波形を図5に示す。
パルス阻止回路206は、論理及び阻止動作においてパ
ルス阻止回路204と同一である。
【0039】図2に戻って、位相検出器208は、信号
端起動式の位相検出器で、その種類の多くがPLLの技
術分野で周知である。位相検出器208は、第1のパル
ス阻止回路204の出力端子に接続された第1の入力端
子と、パルス阻止(間引き)回路206の出力端子に接
続された第2の入力端子とを有する。位相検出器208
の出力は、その2個の入力信号間の差を表す。これは一
種のエラー信号で、PLLが周波数及び/又は位相調整
を行うのに用いられる。
【0040】位相検出器208の出力端子は、フィルタ
210の入力端子に接続される。フィルタ210は、実
施例においては2次の能動低域フィルタである。フィル
タ210は、望む動的ループ動作が得られるように特別
に調整されている。ループ動作に必要な利得はフィルタ
210の一部分を構成する機能によって得られる。フィ
ルタらしいフィルタ210の設計に一般に勘案される重
要なPLLパラメータは、位相検出器利得定数、VCO
利得定数、帰還ディバイダ、自然周波数及び減衰定数
(Zeta)である。これらPLLパラメータは技術的に周
知である。
【0041】フィルタ210の出力端子は制御発振器2
12の制御端子に接続される。推奨実施例においては、
制御発振器212は、制御電圧によって発振周波数を変
化させる電圧制御発振器で、特定の中心周波数(例えば
155.52MHz又は92.16MHz)に同調でき、
引込現象による周波数変動範囲(引込周波数変動範囲)の
最小値は±20ppmである。制御発振器212の出力
は、無瞬断切換装置130の出力である。
【0042】制御発振器212の出力は、位相検出器2
08第2の入力端子にも位相阻止回路206を通して帰
還される。これによってPLLのループが閉じられる。
このPLLは、パルス阻止回路204及び206の動作
の点で、又パルス阻止回路204及び206の制御回路
の点で、通常のPLLと異なる。パルス阻止回路204
及び206の制御回路は、パルス位相整合器216の一
部分を構成する。
【0043】制御発振器212の出力端子には、N分割
手段としての1/Nパルス回路214の入力端子も接続
される。1/Nパルス回路214は、N個のサイクルの
制御発振器出力の後に1個の同期パルスを出力する。N
は、1/Nパルス回路214がその出力端子に8KHz
の同期パルス信号を生成するように選択される。
【0044】したがって、クロックレート155.52
MHz に対しては N=19,440、クロックレート
92.16MHz に対しては N=11,520となる。
もし他の同期パルスレート、例えば2KHzが用いられ
ると仮定した場合には、Nはクロックレート155.5
2MHz に対しては N=77,760、クロックレー
ト92.16MHz に対しては N=46,080 とな
る。
【0045】実施例においては、1/Nパルス回路はN
分割機能を行うカウンタを有する。このカウンタには、
加算計数又は減算計数のいずれの方式のカウンタを用い
てもよい。1/Nパルス回路によって生成される同期パ
ルスの幅は、対応するクロック周波数の1クロック時間
長さに等しくなるように制御される。加えて、精密なク
ロック及び同期タイミングをとるために、この同期パル
ス信号は、1/Nパルス回路214の出力において制御
発振器212からの出力クロック信号に合せて刻時され
る。
【0046】1/Nパルス回路214の出力は、同期パ
ルス出力となるほかにパルス位相整合器216の入力端
子にも接続される。パルス位相整合器216は、パルス
位相整合器216への入力同期信号と1/Nパルス回路
214からの出力同期信号との間の差を感知して、両信
号間の位相差が1クロックサイクルよりも小さくなるよ
うにPLLの周波数を調整する。位相差は、図5に示
す、パルス位相整合器216の一部分を構成する感知回
路500(先行パルス検出器)によって感知される。
【0047】1/Nパルス回路214は第2の出力端子
を有し、この出力端子は回線215によってマルチプレ
クサ202に戻って接続される。回線215上の信号
は、現在のN分割作業が完了するまでマルチプレクサ2
02による基準信号セット間の切り換えを禁止する制御
信号である。これは、2個の同期パルス間の切り換えを
そして起こり得る問題を防止することによって、保守目
的で信号間の切り換えを行う際に瞬断が発生するのを防
止するものである。
【0048】回線215上の禁止信号は、故障時にマル
チプレクサが非同期で可及的急速に行う切り換えには影
響しない。故障時に急速に切り換えを行う理由は、デー
タ破壊の可能性をできるだけ減少させたいためである。
【0049】次に、図2及び図5を参照して感知回路5
00の動作を説明する。感知回路500は、いずれの同
期信号が他方の同期信号に先行するかによって、信号を
A’又はB’出力端子に供給する。もしマルチプレクサ
202からの入力同期信号が1/Nパルス回路214か
らの出力同期信号に先行する場合、制御発振器周波数が
増大する必要があり、このことはPLLの増速を要する
ことを意味する。
【0050】同様に、もしマルチプレクサ202からの
入力同期信号が1/Nパルス回路214からの出力同期
信号に遅れる場合には、制御発振器周波数が減少する必
要があり、このことはPLLの減速を要することを意味
する。A’又はB’出力端子上の信号は、位相差の存在
する期間中は活動状態にある。この、感知回路500の
動作を図6の波形図によって示す。
【0051】パルス位相整合器216の別の一部分を構
成する、符号500とは別の感知回路700(サイクル
スリップ制御器)を図7に示す。感知回路700は、図
5の感知回路500からのA’及びB’出力信号に接続
されこれらの信号を用い、パルス阻止回路204、20
6を制御する。PLLの順供給(フィードフォワード)
方向でのパルス阻止の起動、すなわちパルス阻止回路2
04の起動によって、PLLの周波数が減少する。
【0052】同様に、PLLの帰還(フィードバック)
方向でのパルス阻止の起動、すなわちパルス阻止回路2
06の起動によって、PLLの周波数が増大する。この
動作によって、無瞬断切換装置130のPLLが、基準
クロック信号及び同期信号のうちの、ループが接続され
る方の信号に位相を合わせるように第1の仕方でループ
の周波数を調整することができる。
【0053】感知回路700は又、マルチプレクサ20
2からの入力クロック信号と制御発振器212からの出
力クロック信号との相対的位相を監視する。もし増速又
は減速制御が活動状態になった場合、マルチプレクサ2
02からの入力クロック信号と制御発振器212からの
出力クロック信号との間に1個のサイクルスリップが発
生するか又はその増速又は減速制御が不活動状態になる
まで、A”及びB”出力に適切な制御が適用されること
になる。
【0054】(注:増速及び減速は、活動状態の時は2
進補集合であって、両動作が同時に活動状態にあること
は、もしあり得るとしても短い過渡時間の間しかな
い。)
【0055】感知回路700の動作の一例を図8の波形
図に示す。このようにして、無瞬断切換装置130のP
LLが、基準クロック信号及び同期信号のうちの、ルー
プが接続される方の信号に位相を合わせるように第2の
仕方でループの周波数を調整することができる。パルス
位相整合器216の動作においては、感知回路500及
び感知回路700の両方を用いて、活動状態の基準クロ
ック信号及び同期信号のセットと、無瞬断切換装置13
0から出力されたクロック信号及び同期信号のセットと
の位相差が感知され修正される。
【0056】図9及び図10に、無瞬断切換装置130
の一例を詳細論理図で示す。マルチプレクサ202及び
1/Nパルス回路214の詳細を除き、同図のこれら詳
細については上に述べた。したがって、図9及び図10
は、無瞬断切換装置の機能を得るために、前に述べた全
ての回路を一体化した状態を示す。
【0057】[システムの動作]無瞬断切換装置は、定
義された2つの動作モード、すなわちサイクル取得モー
ド及び定常状態モードを有する。
【0058】サイクル取得モードの間、出力同期信号の
位相が、入力同期信号との位相ずれが1クロックサイク
ル以内になるまで調整される。サイクル取得モードは、
入力同期信号と出力同期信号との位相差が1クロックサ
イクルを超えるような、最初のループ始動中又は切換過
渡期後に生じる。
【0059】位相調整は主として、パルス位相整合器2
16によって制御され、パルス阻止回路204、206
によって実行される。前述のように、入力クロック信号
と出力クロック信号との間に位相差がある間、パルス位
相整合器216が適切なパルス阻止回路204、206
を起動して、入力クロック信号と出力クロック信号との
間に少なくとも1個のサイクルスリップを発生させる。
【0060】パルス阻止動作によって、PLLの順供給
路(パス)又は帰還路のいずれかにおいてクロックパル
スが交互に削除され、PLLの制御発振器の周波数が増
大又は減少される。入力クロック信号と出力クロック信
号との間の位相差が1クロックサイクル以内になると、
パルス阻止回路は交互パルスの阻止すなわち削除を終止
し、PLLを安定させる。
【0061】定常状態モードは、入力クロック信号と出
力クロック信号とが、位相差が1クロックサイクル以内
になるように位相合わせされたときに生じる。定常状態
モードになると、全てのループ制御は信号端起動式の位
相検出器によって行われる。このモードにおいいては、
パルス阻止回路204、206は交互パルス削除を行わ
ない。
【0062】したがって、定常状態モードの間、PLL
はパルス阻止回路204、206又はパルス位相整合器
216の影響を受けず、在来のループのような動作を行
う。前に述べたように2次フィルタは、適切なフィルタ
の一例である。
【0063】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0064】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、特
別なPLLを用いることにより、非同期転送モード(A
TM)システムにおける、1つのタイミング信号セット
から別の冗長タイミング信号セットへの切り換えに必要
な安定性とタイミング機能とが得られる。その結果、周
期的保守点検及び予定しない故障の際に必要とされる、
上記タイミング信号セット間の実時間切り換えを、本発
明の装置によりデータエラーをもたらさずに行うことが
可能となる。したがって、冗長信号セット間の、予定さ
れた切り換え及び故障に起因する予定されていない切り
換えの際にクロック信号及び同期信号からなるタイミン
グ信号の、信頼性ある無瞬断分配を実現でき、ATMシ
ステム運用の効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】或るATMシステムのタイミング・アーキテク
チャのブロック図である。
【図2】無瞬断切換装置の一例についての機能ブロック
図である。
【図3】図2中に示す制御パルス阻止器の論理図であ
る。
【図4】図3の制御パルス阻止器の動作を表す波形図で
ある。
【図5】図2中に示すパルス整合器の一部である先行パ
ルス検出器(感知回路)の論理図である。
【図6】図5に示す先行パルス検出器の動作を表す波形
図である。
【図7】図2中に示すパルス整合器の同じく一部である
サイクルスリップ制御器(感知回路)の論理図である。
【図8】図7に示すサイクルスリップ制御器の動作を表
す波形図である。
【図9】図11に示すように図10と組み合わされ一体
となって、図2に示す無瞬断切換装置の詳細論理図を形
成する、同詳細論理図の一部である。
【図10】図11に示すように図9と組み合わされ一体
となって、図2に示す無瞬断切換装置の詳細論理図を形
成する、同詳細論理図の残部である。
【図11】互いに組み合わされ一体となって図2に示す
無瞬断切換装置の詳細論理図を形成する図9と図10と
の組み合わせ状態を示す。
【符号の説明】
100 ATMシステム 110、111 クロック復元モジュール 120、121 クロック分配モジュール 130、131 無瞬断切換装置 140、141 基盤ハードウエア 202 入力マルチプレクサ 204、206 パルス阻止(間引き)回路 208 位相検出器 210 フィルタ 212 制御発振器 214 1/Nパルス回路 215 回線 216 パルス位相整合器 302 Dフリップフロップ 304 インバータ 306 ANDゲート 500、700 感知回路
フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データエラーをもたらすことなく複数の
    データパルス列セット間の切り換えを行うためのデータ
    信号切換装置であって、 マルチプレクサの出力端子のセットに接続するように該
    複数のデータパルス列セットから1個のデータパルス列
    セットを選択するための該マルチプレクサであって、該
    選択されたデータパルス列セットが、クロック出力端子
    及び同期出力端子にそれぞれ送達されるクロックパルス
    列及び同期パルス列からなるような、該マルチプレクサ
    と、 前記クロック出力端子に接続された入力端子と、出力端
    子とを有し、前記選択されたクロックパルス列の少なく
    とも1個のパルスを選択的に間引くための第1のパルス
    間引き手段と、 該第1のパルス間引き手段の該出力端子に接続された第
    1の入力端子と、第2の入力端子と、出力端子とを有す
    る、位相検出器と、 前記位相検出器の前記出力端子に接続された入力端子
    と、出力端子とを有する、フィルタと、 前記フィルタの前記出力端子に接続された制御入力端子
    と、出力端子とを有する、制御発振器と、 前記制御発振器の前記出力端子に接続され、前記制御発
    振器の各N個のパルスごとに前記制御発振器パルスの1
    つに極めて類似のパルスを自らの出力端子に出力するた
    めの、N分割手段(ここにNは整数)と、 前記制御発振器出力端子に接続されたクロック入力端子
    と、制御入力端子と、前記位相検出器の前記第2の入力
    端子に接続された出力端子とを有する、第2のパルス間
    引き手段と、 前記N分割手段の前記出力端子に接続された第1の入力
    端子と、前記マルチプレクサの前記同期出力端子に接続
    された第2の入力端子と、前記第1のパルス間引き手段
    に接続された第1の出力端子と、前記第2のパルス間引
    き手段に接続された第2の出力端子とを有する、パルス
    位相整合器と、からなり、 前記パルス位相整合器が、前記マルチプレクサから得ら
    れた前記同期パルス列と前記N分割手段の前記出力端子
    の出力との差を感知し、前記差が極めて小さい値になる
    まで、前記第1及び第2のパルス間引き手段を制御し
    て、前記第1及び第2のパルス間引き手段をしてそれら
    手段のそれぞれのパルス列からのパルスの間引きを行わ
    せ、前記位相検出器を駆動して前記位相検出器をして前
    記制御発振器を制御させて前記パルス位相整合器によっ
    て感知された差を縮小させ、 前記パルス位相整合器によって感知された差が前記極め
    て小さい値に達すると、前記第1及び第2のパルス間引
    き手段が作動不能化され本質的に閉スイッチとなって、
    前記位相検出器が前記制御発振器を一般的な位相同期ル
    ープ動作を行うように駆動することを可能にする、こと
    を特徴とする、データ信号切換装置。
  2. 【請求項2】 前記制御発振器出力端子の出力が無瞬断
    クロック信号出力であり、前記N分割手段の出力が無瞬
    断の同期信号出力であることを特徴とする請求項1の装
    置。
  3. 【請求項3】 前記装置が更に、 前記マルチプレクサの制御入力端子に制御され、次の無
    瞬断同期信号出力の発生まで前記複数のデータパルス列
    セットのうちの別のセットへの切換を禁止するためのN
    分割手段の第2の出力端子からなる、ことを特徴とする
    請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 データエラーをもたらすことなく2個の
    データパルス列セット間の切り換えを行うためのデータ
    信号切換装置であって、 マルチプレクサの出力端子のセットに接続するように複
    数のデータパルス列セットから1個のデータパルス列セ
    ットを選択するための該マルチプレクサであって、該選
    択されたデータパルス列セットが、クロック出力端子及
    び同期出力端子にそれぞれ送達されるクロックパルス列
    及び同期パルス列からなるような、該マルチプレクサ
    と、 前記クロック出力端子に接続された入力端子と、出力端
    子とを有し、前記選択されたクロックパルス列の少なく
    とも1個のパルスを選択的に間引くための第1のパルス
    間引き手段と、 該第1のパルス間引き手段の該出力端子に接続された第
    1の入力端子と、第2の入力端子と、出力端子とを有す
    る、位相検出器と、 前記位相検出器の前記出力端子に接続された入力端子
    と、出力端子とを有する、フィルタと、 制御発振器であって、呼び動作周波数と、該制御発振器
    の出力パルス列の出力周波数がその範囲で制御されるよ
    うな該呼び動作周波数からの周波数変動域とを有すると
    ともに、前記フィルタの前記出力端子に接続された制御
    入力端子と、出力端子とを有するような、制御発振器
    と、 前記制御発振器の前記出力端子に接続された入力端子と
    前記位相検出器の第2の入力端子に接続された出力端子
    とを有し、前記制御発振器の前記出力パルス列の少なく
    とも1個のパルスを選択的に間引くための第2のパルス
    間引き手段と、 前記制御発振器の前記出力端子に同じく接続され、前記
    制御発振器パルス列の各N個のパルスごとに1個のパル
    スを自らの出力端子に出力するN分割手段と、 前記N分割手段の前記出力端子に接続された1個の入力
    端子と、前記マルチプレクサの前記同期出力端子に接続
    された第2の入力端子と、前記第1のパルス間引き手段
    に接続された第1の出力端子と、1個の増速出力端子と
    1個の減速出力端子とからなる1対の出力端子とを有す
    る、パルス位相整合器と、からなり、前記増速出力端子
    が、前記入力パルス列のうちの間引くべきパルスを選択
    するために前記第1のパルス間引き器の制御入力端子に
    接続され、 前記減速出力端子が、前記制御発振器パルス列のうちの
    間引くべきパルスを選択するために前記第2のパルス間
    引き器の制御入力端子に接続され、 2個のパルス列セット間の切り換え中でさえも、前記制
    御発振器からの前記制御発振器パルス列と前記N分割手
    段によって生成された前記パルス列とが、データエラー
    のないデータ伝送のためのクロック及び同期パルス列と
    して作動するのに十分なほど安定したパルス列セットを
    形成する、ことを特徴とする、データ信号切換装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタが2次低域フィルタである
    ことを特徴とする請求項4の装置。
  6. 【請求項6】 前記制御発振器が電圧制御発振器である
    ことを特徴とする請求項4の装置。
  7. 【請求項7】 前記パルス間引き手段の各々が、そのよ
    うに選択された場合に、パルスを1個おきに間引くこと
    を特徴とする請求項4の装置。
  8. 【請求項8】 前記マルチプレクサが、或るクロックパ
    ルス列と同期パルス列とからなる第1のパルス列セット
    と、別のクロックパルス列と同期パルス列とからなる第
    2のパルス列セットとのうちから前記1個のパルス列セ
    ットを選択することを特徴とする請求項4の装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2のパルス間引き手段
    と、前記位相検出器と、前記フィルタと、前記制御発振
    器と、前記N分割手段と、前記パルス位相整合器とが一
    体となって一種の位相同期ループを形成することを特徴
    とする請求項4の装置。
  10. 【請求項10】 前記位相同期ループが前記フィルタが
    2次低域フィルタであり、前記制御発振器が、引き込み
    周波数変動範囲を最小に抑えながら望む中心周波数に同
    調できる、ような特性を有することを特徴とする請求項
    9の装置。
  11. 【請求項11】 直列ループと2個の入力端子を備えた
    位相検出器とフィルタと制御発振器と該制御発振器の出
    力端子から該位相検出器の該2個の入力端子のうちの1
    個への帰還路とを有する位相同期ループと、 前記位相検出器の前記2個の入力端子のうちの他方の1
    個に接続された1個の出力と基準クロックパルス列信号
    に接続された1個の入力端子とを有する第1のパルス阻
    止手段と、 第2のパルス阻止手段であって、前記制御発振器出力端
    子が該第2のパルス阻止手段の入力端子に接続され前記
    パルス阻止手段の出力端子が該第2のパルス阻止手段の
    入力端子に接続され該第2のパルス阻止手段の出力端子
    が前記位相検出器の前記1個の入力端子に接続されるよ
    うに前記帰還路内に接続された、該第2のパルス阻止手
    段と、 調整手段であって、前記基準クロックパルス列信号と前
    記制御発振器出力信号とを比較して、もし前記制御発振
    器出力信号が速すぎる場合には前記第1のパルス阻止手
    段を起動して前記基準クロックパルス列信号のうちの少
    なくとも1個のパルスが前記位相検出器に到達するのを
    阻止させることにより前記制御発振器出力信号を減速
    し、もし前記制御発振器出力信号が遅すぎる場合には前
    記第2のパルス阻止手段を起動して前記制御発振器出力
    信号のうちの少なくとも1個のパルスが前記位相検出器
    に帰還されるのを阻止させることにより前記制御発振器
    出力信号を増速し、もし前記制御発振器出力信号が前記
    基準クロックパルス列信号とほぼ同じ周波数である場合
    には前記第1及び第2のいずれのパルス阻止手段に対し
    てもパルス阻止動作を起動しない、ような調整手段と、
    からなるパルス位相整合回路装置。
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