JPH10256757A - 電気接続箱の配線板装着構造 - Google Patents
電気接続箱の配線板装着構造Info
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- JPH10256757A JPH10256757A JP9053570A JP5357097A JPH10256757A JP H10256757 A JPH10256757 A JP H10256757A JP 9053570 A JP9053570 A JP 9053570A JP 5357097 A JP5357097 A JP 5357097A JP H10256757 A JPH10256757 A JP H10256757A
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- wiring board
- main body
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- elastic
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B1/00—Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
- H02B1/26—Casings; Parts thereof or accessories therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気的な接続信頼性を確保しつつ、脱着可能
で、しかも、容易に取り付けることのできる電気接続箱
の配線板装着構造を得る。 【解決手段】 電気回路を形成した本体２３及び配線板
２５とを具備し、本体２３に配線板２５を取り付けるこ
とで、それぞれの電気回路同士を接続する電気接続箱２
１の配線板装着構造において、配線板２５を所定の取付
け位置へ案内する位置規制手段２９、３１を本体２３と
配線板２５とに亘って設ける。本体２３又は配線板２５
のいずれか一方に固定端子３３を突設する。配線板２５
を本体２３へ取り付けた時、固定端子３３に弾性的に接
触する弾性端子３５を本体２３又は配線板２５のいずれ
か他方に突設する。
で、しかも、容易に取り付けることのできる電気接続箱
の配線板装着構造を得る。 【解決手段】 電気回路を形成した本体２３及び配線板
２５とを具備し、本体２３に配線板２５を取り付けるこ
とで、それぞれの電気回路同士を接続する電気接続箱２
１の配線板装着構造において、配線板２５を所定の取付
け位置へ案内する位置規制手段２９、３１を本体２３と
配線板２５とに亘って設ける。本体２３又は配線板２５
のいずれか一方に固定端子３３を突設する。配線板２５
を本体２３へ取り付けた時、固定端子３３に弾性的に接
触する弾性端子３５を本体２３又は配線板２５のいずれ
か他方に突設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載する
電気接続箱の配線板装着構造に関する。
電気接続箱の配線板装着構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車では、エンジンルーム、又は車室
内のワイヤーハーネスの回路分岐を減少させるため、或
いは特定の制御システムの電気回路を収容するために電
気接続箱（ジャンクションブロック）を搭載する。図７
は従来の電気接続箱の配線板装着構造を示す断面図であ
る。電気接続箱１の本体３には電源の分配を行う電気回
路がバスバー（金属導体接続片）５によって形成されて
いる。また、本体３には、ヒューズ７やリレー９を実装
した配線板（リレーボード）１１が取り付けられるよう
になっている。本体３にはバスバー５に接続される本体
側タブ１３を突出してあり、リレーボード１１にはヒュ
ーズ７やリレー９に接続されるボード側タブ１５を突出
してある。本体３と、ヒューズ７及びリレー９は、リレ
ーボード１１を本体３に取り付けた状態で、近接する本
体側タブ１３とボード側タブ１５とをスポット溶着する
ことで電気的に接続される。このように、従来の電気接
続箱１の配線板装着構造では、タブ同士をスポット溶着
することにより、本体３とリレーボード１１間の電気的
な接続信頼性を高めていた。
内のワイヤーハーネスの回路分岐を減少させるため、或
いは特定の制御システムの電気回路を収容するために電
気接続箱（ジャンクションブロック）を搭載する。図７
は従来の電気接続箱の配線板装着構造を示す断面図であ
る。電気接続箱１の本体３には電源の分配を行う電気回
路がバスバー（金属導体接続片）５によって形成されて
いる。また、本体３には、ヒューズ７やリレー９を実装
した配線板（リレーボード）１１が取り付けられるよう
になっている。本体３にはバスバー５に接続される本体
側タブ１３を突出してあり、リレーボード１１にはヒュ
ーズ７やリレー９に接続されるボード側タブ１５を突出
してある。本体３と、ヒューズ７及びリレー９は、リレ
ーボード１１を本体３に取り付けた状態で、近接する本
体側タブ１３とボード側タブ１５とをスポット溶着する
ことで電気的に接続される。このように、従来の電気接
続箱１の配線板装着構造では、タブ同士をスポット溶着
することにより、本体３とリレーボード１１間の電気的
な接続信頼性を高めていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電気接続箱１の配線板装着構造では、タブ同士
をスポット溶着するため、リレーボード１１が本体３か
ら容易に取り外せなくなり、例えばリレー９が破損した
場合、本体３ごと交換しなければならず、その他の正常
部品まで無駄になり不経済である問題があった。また、
複数の小さなタブ同士をスポット溶着しなければならな
いため、組付け作業性の悪い問題があった。本発明は上
記状況に鑑みてなされたもので、電気的な接続信頼性を
確保しつつ、脱着可能で、しかも、容易に取り付けるこ
とのできる電気接続箱の配線板装着構造を提供し、破損
部品交換サービス時における経済性向上、及び組付け作
業性の向上を図ることを目的とする。
た従来の電気接続箱１の配線板装着構造では、タブ同士
をスポット溶着するため、リレーボード１１が本体３か
ら容易に取り外せなくなり、例えばリレー９が破損した
場合、本体３ごと交換しなければならず、その他の正常
部品まで無駄になり不経済である問題があった。また、
複数の小さなタブ同士をスポット溶着しなければならな
いため、組付け作業性の悪い問題があった。本発明は上
記状況に鑑みてなされたもので、電気的な接続信頼性を
確保しつつ、脱着可能で、しかも、容易に取り付けるこ
とのできる電気接続箱の配線板装着構造を提供し、破損
部品交換サービス時における経済性向上、及び組付け作
業性の向上を図ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電気接続箱の配線板装着構造は、電気回
路を形成した本体及び配線板とを具備し、前記本体に前
記配線板を取り付けることで、それぞれの前記電気回路
同士を接続する電気接続箱の配線板装着構造において、
前記配線板を所定の取付け位置へ案内する位置規制手段
を前記本体と前記配線板とに亘って設け、前記本体又は
前記配線板のいずれか一方に固定端子を突設し、前記配
線板を前記取付け位置で前記本体へ取り付けた時該固定
端子に弾性的に接触する弾性端子を前記本体又は前記配
線板のいずれか他方に突設したことを特徴とするもので
ある。また、前記弾性端子は、前記固定端子に弾性的に
接触する弾性接触部と、該弾性接触部の位置を弾性によ
り変位させて前記固定端子との位置ズレを吸収する位置
ズレ吸収部とを有することが好ましい。
の本発明に係る電気接続箱の配線板装着構造は、電気回
路を形成した本体及び配線板とを具備し、前記本体に前
記配線板を取り付けることで、それぞれの前記電気回路
同士を接続する電気接続箱の配線板装着構造において、
前記配線板を所定の取付け位置へ案内する位置規制手段
を前記本体と前記配線板とに亘って設け、前記本体又は
前記配線板のいずれか一方に固定端子を突設し、前記配
線板を前記取付け位置で前記本体へ取り付けた時該固定
端子に弾性的に接触する弾性端子を前記本体又は前記配
線板のいずれか他方に突設したことを特徴とするもので
ある。また、前記弾性端子は、前記固定端子に弾性的に
接触する弾性接触部と、該弾性接触部の位置を弾性によ
り変位させて前記固定端子との位置ズレを吸収する位置
ズレ吸収部とを有することが好ましい。
【０００５】このように構成した電気接続箱の配線板装
着構造では、位置規制手段により配線板の面方向の移動
が規制され、こじりが防止されながら、弾性端子が本体
側の固定端子に一致するよう案内され、配線板を押し込
むと、弾性端子が弾性変形して固定端子を受入れ、弾性
端子と固定端子との電気的な接続が完了する。また、弾
性接触部と位置ズレ吸収部を弾性端子に設けた配線板装
着構造では、弾性端子と固定端子との間に位置ズレが生
じている場合、固定端子の先端が弾性端子に当接する
と、位置ズレ吸収部が弾性変形し、弾性接触部の位置が
固定端子に一致する方向に可動して、位置ズレが吸収さ
れる。
着構造では、位置規制手段により配線板の面方向の移動
が規制され、こじりが防止されながら、弾性端子が本体
側の固定端子に一致するよう案内され、配線板を押し込
むと、弾性端子が弾性変形して固定端子を受入れ、弾性
端子と固定端子との電気的な接続が完了する。また、弾
性接触部と位置ズレ吸収部を弾性端子に設けた配線板装
着構造では、弾性端子と固定端子との間に位置ズレが生
じている場合、固定端子の先端が弾性端子に当接する
と、位置ズレ吸収部が弾性変形し、弾性接触部の位置が
固定端子に一致する方向に可動して、位置ズレが吸収さ
れる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る配線板装着構
造の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図１は本発明に係る配線板装着構造の分解断面図、
図２は図１の配線板及び本体の平面図、図３は図１のＡ
部拡大図である。電気接続箱２１は、樹脂材等により形
成した箱状の本体２３と、不図示のヒューズやリレー等
を搭載した配線板（リレーボード）２５とからなる。本
体２３には、電源の分配を行う不図示の電気回路がバス
バーによって形成されている。また、リレーボード２５
にもヒューズやリレー等を接続する不図示の回路が印刷
配線等により形成されている。
造の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図１は本発明に係る配線板装着構造の分解断面図、
図２は図１の配線板及び本体の平面図、図３は図１のＡ
部拡大図である。電気接続箱２１は、樹脂材等により形
成した箱状の本体２３と、不図示のヒューズやリレー等
を搭載した配線板（リレーボード）２５とからなる。本
体２３には、電源の分配を行う不図示の電気回路がバス
バーによって形成されている。また、リレーボード２５
にもヒューズやリレー等を接続する不図示の回路が印刷
配線等により形成されている。
【０００７】本体２３の上面には、リレーボード２５と
略同一形状で開口したリレーボード装着部２７を形成し
てある。リレーボード装着部２７には少なくとも２つ以
上の位置規制手段（ボス）２９を立設してあり（本例で
は３つ）、ボス２９はリレーボード２５をリレーボード
装着部２７に取り付ける時、リレーボード２５に穿設し
た位置規制手段（位置決め穴）３１に進入する。ボス２
９は、位置決め穴３１に進入することで、リレーボード
２５をリレーボード装着部２７の所定の取付け位置に案
内するようになっている。従って、ボス２９によって位
置規制されたリレーボード２５は、取付け時にボス２９
の突出方向のみに平行移動されることになる。
略同一形状で開口したリレーボード装着部２７を形成し
てある。リレーボード装着部２７には少なくとも２つ以
上の位置規制手段（ボス）２９を立設してあり（本例で
は３つ）、ボス２９はリレーボード２５をリレーボード
装着部２７に取り付ける時、リレーボード２５に穿設し
た位置規制手段（位置決め穴）３１に進入する。ボス２
９は、位置決め穴３１に進入することで、リレーボード
２５をリレーボード装着部２７の所定の取付け位置に案
内するようになっている。従って、ボス２９によって位
置規制されたリレーボード２５は、取付け時にボス２９
の突出方向のみに平行移動されることになる。
【０００８】本体２３には、バスバーに接続される複数
の固定端子３３をリレーボード２５の装着方向で立設し
てある。一方、リレーボード２５には、ヒューズやリレ
ーに接続される弾性端子３５を固定端子３３に対向させ
て突設してある。固定端子３３は、尖頭直線形状で形成
してある。弾性端子３５は、図３に示すように、略Ｓ字
形状で形成してあり、先端側の上部屈曲部が弾性接触部
３５ａとなり、基端側の下部屈曲部が位置ズレ吸収部３
５ｂとなる。
の固定端子３３をリレーボード２５の装着方向で立設し
てある。一方、リレーボード２５には、ヒューズやリレ
ーに接続される弾性端子３５を固定端子３３に対向させ
て突設してある。固定端子３３は、尖頭直線形状で形成
してある。弾性端子３５は、図３に示すように、略Ｓ字
形状で形成してあり、先端側の上部屈曲部が弾性接触部
３５ａとなり、基端側の下部屈曲部が位置ズレ吸収部３
５ｂとなる。
【０００９】本体２３側の固定端子３３と、リレーボー
ド２５側の弾性端子３５とは、リレーボード２５をリレ
ーボード装着部２７の所定取付け位置に取り付けた時
に、固定端子３３の先端に弾性接触部３５ａが一致する
ようになっている。弾性接触部３５ａは起立した固定端
子３３に上方より嵌合するよう逆Ｕ字形状に屈曲してお
り、その間隙は固定端子３３の厚みより若干小さく設定
してある。従って、弾性接触部３５ａに進入した固定端
子３３は、弾性接触部３５ａに圧接することになる。
ド２５側の弾性端子３５とは、リレーボード２５をリレ
ーボード装着部２７の所定取付け位置に取り付けた時
に、固定端子３３の先端に弾性接触部３５ａが一致する
ようになっている。弾性接触部３５ａは起立した固定端
子３３に上方より嵌合するよう逆Ｕ字形状に屈曲してお
り、その間隙は固定端子３３の厚みより若干小さく設定
してある。従って、弾性接触部３５ａに進入した固定端
子３３は、弾性接触部３５ａに圧接することになる。
【００１０】弾性端子３５は、弾性接触部３５ａとリレ
ーボード２５との間に、上述の位置ズレ吸収部３５ｂを
形成してある。位置ズレ吸収部３５ｂは、Ｕ字形状に屈
曲形成してあり、対向片が弾性変形により接近離反方向
に可動可能になっている。つまり、位置ズレ吸収部３５
ｂを介してリレーボード２５に連設した弾性接触部３５
ａは、リレーボード２５に対して接近離反方向（図３の
矢印ｂ方向）に可動可能になっている。
ーボード２５との間に、上述の位置ズレ吸収部３５ｂを
形成してある。位置ズレ吸収部３５ｂは、Ｕ字形状に屈
曲形成してあり、対向片が弾性変形により接近離反方向
に可動可能になっている。つまり、位置ズレ吸収部３５
ｂを介してリレーボード２５に連設した弾性接触部３５
ａは、リレーボード２５に対して接近離反方向（図３の
矢印ｂ方向）に可動可能になっている。
【００１１】このように構成された配線板装着構造の作
用を図４乃至図６に基づき説明する。図４は配線板の装
着開始時の状態を示す配線板装着構造の断面図、図５は
配線板の装着完了状態を示す配線板装着構造の断面図、
図６は図５のｃ部拡大図である。リレーボード２５は、
ボス２９に位置決め穴３１を挿入することで、リレーボ
ード装着部２７に装着する。ボス２９は、位置決め穴３
１に進入すると、リレーボード２５の面方向の移動を規
制し、ボス２９の突出方向のみの平行移動を可能にす
る。これにより、リレーボード２５は、リレーボード装
着部２７の所定の取付け位置に案内される。なお、この
時点では、未だ弾性端子３５と固定端子３３とは接触し
ない。
用を図４乃至図６に基づき説明する。図４は配線板の装
着開始時の状態を示す配線板装着構造の断面図、図５は
配線板の装着完了状態を示す配線板装着構造の断面図、
図６は図５のｃ部拡大図である。リレーボード２５は、
ボス２９に位置決め穴３１を挿入することで、リレーボ
ード装着部２７に装着する。ボス２９は、位置決め穴３
１に進入すると、リレーボード２５の面方向の移動を規
制し、ボス２９の突出方向のみの平行移動を可能にす
る。これにより、リレーボード２５は、リレーボード装
着部２７の所定の取付け位置に案内される。なお、この
時点では、未だ弾性端子３５と固定端子３３とは接触し
ない。
【００１２】リレーボード２５を更にリレーボード装着
部２７へ挿入すると、弾性端子３５の弾性接触部３５ａ
が本体２３側の固定端子３３に当接する。即ち、リレー
ボード２５をボス２９に沿って挿入することで、弾性接
触部３５ａは固定端子３３に一致するよう位置決めされ
る。この状態でリレーボード２５を押し込むと、図５に
示すように弾性接触部３５ａは弾性変形して固定端子３
３を受入れ、固定端子３３に圧接して、弾性端子３５と
固定端子３３との電気的な接続が完了する。
部２７へ挿入すると、弾性端子３５の弾性接触部３５ａ
が本体２３側の固定端子３３に当接する。即ち、リレー
ボード２５をボス２９に沿って挿入することで、弾性接
触部３５ａは固定端子３３に一致するよう位置決めされ
る。この状態でリレーボード２５を押し込むと、図５に
示すように弾性接触部３５ａは弾性変形して固定端子３
３を受入れ、固定端子３３に圧接して、弾性端子３５と
固定端子３３との電気的な接続が完了する。
【００１３】また、製造誤差等により、位置ズレが生じ
ており、弾性接触部３５ａと固定端子３３とが完全に一
致しない場合には、固定端子３３の先端が弾性接触部３
５ａの先端の案内片３５ｃ（図６参照）又は位置ズレ吸
収部３５ｂの凸曲面３５ｄに当接する。案内片３５ｃ又
は凸曲面３５ｄに当接した固定端子３３は、リレーボー
ド２５が押し込まれることで、案内片３５ｃ又は凸曲面
３５ｄを押圧することになる。弾性端子３５は、この押
圧力を受けることにより位置ズレ吸収部３５ｂが弾性変
形し、図６に示すように、弾性接触部３５ａの位置が固
定端子３３に一致する方向に可動して、位置ズレを吸収
する。これにより、上述同様に弾性接触部３５ａは固定
端子３３を受け入れて、固定端子３３へ確実に圧接す
る。
ており、弾性接触部３５ａと固定端子３３とが完全に一
致しない場合には、固定端子３３の先端が弾性接触部３
５ａの先端の案内片３５ｃ（図６参照）又は位置ズレ吸
収部３５ｂの凸曲面３５ｄに当接する。案内片３５ｃ又
は凸曲面３５ｄに当接した固定端子３３は、リレーボー
ド２５が押し込まれることで、案内片３５ｃ又は凸曲面
３５ｄを押圧することになる。弾性端子３５は、この押
圧力を受けることにより位置ズレ吸収部３５ｂが弾性変
形し、図６に示すように、弾性接触部３５ａの位置が固
定端子３３に一致する方向に可動して、位置ズレを吸収
する。これにより、上述同様に弾性接触部３５ａは固定
端子３３を受け入れて、固定端子３３へ確実に圧接す
る。
【００１４】一方、リレー等の破損により、リレーボー
ド２５に交換の必要が生じた場合には、リレーボード２
５をボス２９に沿ってリレーボード装着部２７から引き
抜く。これにより、弾性接触部３５ａによる固定端子３
３との圧接が解除され、リレーボード２５が本体２３か
ら容易に脱着されることになる。
ド２５に交換の必要が生じた場合には、リレーボード２
５をボス２９に沿ってリレーボード装着部２７から引き
抜く。これにより、弾性接触部３５ａによる固定端子３
３との圧接が解除され、リレーボード２５が本体２３か
ら容易に脱着されることになる。
【００１５】このように、上述した配線板装着構造によ
れば、本体２３にボス２９を突設し、リレーボード２５
に位置決め穴３１を穿設し、且つ本体２３に固定端子３
３を突設し、リレーボード２５に弾性端子３５を突設し
たので、ボス２９に沿ってリレーボード２５を本体２３
に装着することで、リレーボード２５の位置ズレによる
こじりを防止して固定端子３３と弾性端子３５とを高い
接触信頼性で嵌合することができる。この結果、リレー
ボード２５が本体２３から容易に脱着できるようにな
り、例えばリレー等が破損した場合にリレーボード２５
のみを交換すればよく、本体２３の正常部品はそのまま
使用することができる。
れば、本体２３にボス２９を突設し、リレーボード２５
に位置決め穴３１を穿設し、且つ本体２３に固定端子３
３を突設し、リレーボード２５に弾性端子３５を突設し
たので、ボス２９に沿ってリレーボード２５を本体２３
に装着することで、リレーボード２５の位置ズレによる
こじりを防止して固定端子３３と弾性端子３５とを高い
接触信頼性で嵌合することができる。この結果、リレー
ボード２５が本体２３から容易に脱着できるようにな
り、例えばリレー等が破損した場合にリレーボード２５
のみを交換すればよく、本体２３の正常部品はそのまま
使用することができる。
【００１６】また、リレーボード２５を本体２３に押圧
するのみで電気的な接続が行えるので、複数の小さなタ
ブ同士をスポット溶着しなければならなかった従来構造
に比べて、組付け作業性を向上させることができる。
するのみで電気的な接続が行えるので、複数の小さなタ
ブ同士をスポット溶着しなければならなかった従来構造
に比べて、組付け作業性を向上させることができる。
【００１７】更に、弾性端子３５に位置ズレ吸収部３５
ｂを設けたので、製造誤差等により、位置ズレが生じて
いる場合においても、位置ズレ吸収部３５ｂを弾性変形
させて位置ズレを吸収し、弾性接触部３５ａを固定端子
３３に一致させて確実に接続を行うことができる。
ｂを設けたので、製造誤差等により、位置ズレが生じて
いる場合においても、位置ズレ吸収部３５ｂを弾性変形
させて位置ズレを吸収し、弾性接触部３５ａを固定端子
３３に一致させて確実に接続を行うことができる。
【００１８】なお、上述の実施形態では、固定端子３３
を本体２３に設け、弾性端子３５をリレーボード２５に
設けた場合を例に説明したが、これら固定端子３３と弾
性端子３５とは、上述の構成と逆に設けるものであって
もよい。また、このことは、ボス２９と位置決め穴３１
との関係についても同様のことが言える。
を本体２３に設け、弾性端子３５をリレーボード２５に
設けた場合を例に説明したが、これら固定端子３３と弾
性端子３５とは、上述の構成と逆に設けるものであって
もよい。また、このことは、ボス２９と位置決め穴３１
との関係についても同様のことが言える。
【００１９】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る電気接続箱の配線板装着構造によれば、本体と配線板
とに位置規制手段を設け、且つ本体に固定端子、配線板
に弾性端子を突設したので、位置規制手段により配線板
を規制して本体に装着することで、こじりを防止して固
定端子と弾性端子３５とを高い接触信頼性で嵌合するこ
とができる。この結果、配線板と本体との脱着が可能と
なり、配線板実装部品の破損の場合においても、配線板
のみを交換すればよく、破損部品交換サービス時におけ
る経済性を向上させることができる。また、配線板を本
体に押圧するのみで電気的な接続が行えるので、組付け
作業性を向上させることができる。更に、弾性接触部と
位置ズレ吸収部を弾性端子に設けた配線板装着構造によ
れば、位置ズレ吸収部を弾性変形させて位置ズレを吸収
し、弾性接触部を固定端子に一致させて確実に接続を行
うことができる。
る電気接続箱の配線板装着構造によれば、本体と配線板
とに位置規制手段を設け、且つ本体に固定端子、配線板
に弾性端子を突設したので、位置規制手段により配線板
を規制して本体に装着することで、こじりを防止して固
定端子と弾性端子３５とを高い接触信頼性で嵌合するこ
とができる。この結果、配線板と本体との脱着が可能と
なり、配線板実装部品の破損の場合においても、配線板
のみを交換すればよく、破損部品交換サービス時におけ
る経済性を向上させることができる。また、配線板を本
体に押圧するのみで電気的な接続が行えるので、組付け
作業性を向上させることができる。更に、弾性接触部と
位置ズレ吸収部を弾性端子に設けた配線板装着構造によ
れば、位置ズレ吸収部を弾性変形させて位置ズレを吸収
し、弾性接触部を固定端子に一致させて確実に接続を行
うことができる。
【図１】本発明に係る配線板装着構造の分解断面図であ
る。
る。
【図２】図１の配線板及び本体の平面図である。
【図３】図１のＡ部拡大図である。
【図４】配線板の装着開始時の状態を示す配線板装着構
造の断面図である。
造の断面図である。
【図５】配線板の装着完了状態を示す配線板装着構造の
断面図である。
断面図である。
【図６】図５のｃ部拡大図である。
【図７】従来の電気接続箱の配線板装着構造を示す断面
図である。
図である。
２１ 電気接続箱 ２３ 本体 ２５ リレーボード（配線板） ２９ ボス（位置規制手段） ３１ 位置決め穴（位置規制手段） ３３ 固定端子 ３５ 弾性端子 ３５ａ 弾性接触部 ３５ｂ 位置ズレ吸収部
Claims (2)
- 【請求項１】 電気回路を形成した本体及び配線板とを
具備し、前記本体に前記配線板を取り付けることで、そ
れぞれの前記電気回路同士を接続する電気接続箱の配線
板装着構造において、 前記配線板を所定の取付け位置へ案内する位置規制手段
を前記本体と前記配線板とに亘って設け、前記本体又は
前記配線板のいずれか一方に固定端子を突設し、前記配
線板を前記取付け位置で前記本体へ取り付けた時該固定
端子に弾性的に接触する弾性端子を前記本体又は前記配
線板のいずれか他方に突設したことを特徴とする電気接
続箱の配線板装着構造。 - 【請求項２】 前記弾性端子は、 前記固定端子に弾性的に接触する弾性接触部と、該弾性
接触部の位置を弾性により変位させて前記固定端子との
位置ズレを吸収する位置ズレ吸収部とを有することを特
徴とする請求項１記載の電気接続箱の配線板装着構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053570A JPH10256757A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 電気接続箱の配線板装着構造 |
| US09/030,918 US6023409A (en) | 1997-03-07 | 1998-02-26 | Wiring board mounting structure for electrical junction box |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053570A JPH10256757A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 電気接続箱の配線板装着構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10256757A true JPH10256757A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12946501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9053570A Pending JPH10256757A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 電気接続箱の配線板装着構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6023409A (ja) |
| JP (1) | JPH10256757A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103280703A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-09-04 | 苏州市启华机电设备有限公司 | 一种含有绑线板的电气柜 |
| CN113036627A (zh) * | 2021-03-15 | 2021-06-25 | 奇瑞新能源汽车股份有限公司 | 车辆的配电盒以及车辆 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6560840B1 (en) | 2000-11-10 | 2003-05-13 | Yazaki North America | Method for assembling a plurality of junction box components |
Family Cites Families (5)
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|---|---|---|---|---|
| US3631299A (en) * | 1970-05-21 | 1971-12-28 | Square D Co | Printed circuit board module and support with circuit board supporting posts |
| FR2214222B2 (ja) * | 1973-01-16 | 1979-06-15 | Telemecanique Electrique | |
| DE2736169A1 (de) * | 1977-08-11 | 1979-02-22 | Bosch Gmbh Robert | Verbindung zwischen zwei gruppen elektrischer anschlussteile |
| US4629267A (en) * | 1984-10-12 | 1986-12-16 | Gte Communication Systems Corporation | Circuit terminating device |
| US4718853A (en) * | 1986-10-01 | 1988-01-12 | Gte Products Corporation | Four pole, vehicle-trailer electrical connector |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP9053570A patent/JPH10256757A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-26 US US09/030,918 patent/US6023409A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103280703A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-09-04 | 苏州市启华机电设备有限公司 | 一种含有绑线板的电气柜 |
| CN113036627A (zh) * | 2021-03-15 | 2021-06-25 | 奇瑞新能源汽车股份有限公司 | 车辆的配电盒以及车辆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6023409A (en) | 2000-02-08 |
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