JP5531565B2 - 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法 - Google Patents
電気接続箱及び電気接続箱の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5531565B2 JP5531565B2 JP2009256272A JP2009256272A JP5531565B2 JP 5531565 B2 JP5531565 B2 JP 5531565B2 JP 2009256272 A JP2009256272 A JP 2009256272A JP 2009256272 A JP2009256272 A JP 2009256272A JP 5531565 B2 JP5531565 B2 JP 5531565B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating plate
- plate
- terminal
- printed circuit
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
本発明を車載用の電気接続箱10に適用した実施形態1を図1ないし図10を参照しつつ説明する。この電気接続箱10は、電源(図示せず)と、ランプ、モータ等の車載電装品(図示せず)との間に配設されて、車載電装品へのスイッチングを実行する。電気接続箱10は、合成樹脂製のケース11内に、絶縁板12が収容されており、この絶縁板12の表面には単芯線13が配索されている。なお、以下の説明では、図3における下側を裏側とし、上側を表側とする。
図1に示すように、ケース11は表裏方向(図1における上下方向)について扁平な形状をなしている。ケース11の側面は開口されており、この開口内には、車載電装品に接続されたワイヤーハーネス(図示せず)の端末に接続された相手側コネクタ(図示せず)と嵌合可能なコネクタ14が配設されている。
図3及び図4に示すように、ケース11内には、最も裏面側(図3における下側)の位置に、長方形状をなすプリント基板17が配設されている。プリント基板17の表面及び裏面の一方又は双方には、プリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。プリント基板17の表面には電子部品(図示せず)が実装されており、プリント基板17の導電路と電気的に接続されている。電子部品としては、抵抗、コンデンサ、マイコン等、必要に応じて任意の部品を用いることができる。
図4に示すように、プリント基板17の表面側には、プリント基板17と間隔を空けて、合成樹脂製の絶縁板12が配設されている。絶縁板12の表面には、複数の単芯線13が配索されている。詳細には図示しないが、単芯線13は、棒状をなす金属製の芯線と、この芯線の外周を被覆する絶縁被覆とを有する。絶縁板12の表面には、単芯線13を挟んで保持する一対の保持部21が、表側に突出して形成されている。絶縁板12の表面には、複数組の保持部21が形成されている。
図9に示すように、絶縁板12の内部には、金属製の電力用バスバー25と、制御用バスバー26とがモールド成形されている。電力用バスバー25、及び制御用バスバー26は、金属板材を所定の形状にプレス加工してなる。電力用バスバー25には、電源からリレー22に供給される電流、又はリレー22から車載電装品に供給される電流が通電される。一方、制御用バスバー26には、リレー22の通電、又は断電を制御するため制御信号が流されるようになっている。電力用バスバー25は、特許請求の範囲に記載の圧接端子に相当する。
電力用バスバー25は、側方から見て略L字状に曲げ形成されている。電力用バスバー25は、絶縁板12に埋設される埋設部27Aと、埋設部27Aの端縁から略直角に曲げ加工されて絶縁板12の表側に突出すると共に単芯線13に圧接される圧接部24Bと、を備える。圧接部24Bは二股に分かれて形成されており、単芯線13を挟持可能になっている。
制御用バスバー26は、側方から見て略L字状に曲げ形成されている。制御用バスバー26は、絶縁板12に埋設される埋設部27Bと、埋設部27Bの端縁から直角に曲げ加工されて、プリント基板17側(絶縁板12の裏面側)に突出する基板接続部30と、を備える。
ヒューズブロック16のうち比較的に表側(図5における上側)の位置には、第1端子金具33の一方の端部が収容されている。第1端子金具33の一方の端部の先端にはスリットが形成されており、ヒューズブロック16にヒューズが嵌合した状態で、上記のスリット内にヒューズの端子が挟持されることにより、ヒューズと第1端子金具33とが電気的に接続されるようになっている。第1端子金具33の他方の端部は、ヒューズブロック16からケース11の内方に突出している。
続いて、本実施形態に係る電気接続箱10の製造工程の一例について説明する。まず、金属板材をプレス加工することにより、電力用バスバー25、及び制御用バスバー26を所定の形状に成形する。その後、電力用バスバー25、及び制御用バスバー26を合成樹脂材によってモールド成形することにより、絶縁板12を形成する。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、接続用絶縁板34に配された第1端子金具33は単芯線13と電気的に接続され、この単芯線13は絶縁板12に配設された圧接端子と電気的に接続される。そして、複数の第1端子金具33は絶縁板12の板面に対して略垂直に並んで配されている。このため、第1端子金具33と単芯線13とが圧接される領域は、絶縁板12の板面に対して略垂直な方向に延びて形成される。この結果、第1端子金具33と単芯線13とが圧接される領域が、絶縁板12の板面に平行な方向に延びて形成されることが抑制されるので、電気接続箱10を小型化できる。
次に、本発明の実施形態2を図11及び図12を参照しつつ説明する。本実施形態においては、ケース11内に、可撓性を有する可撓性プリント基板50が収容されている。可撓性プリント基板50の表面及び裏面の、一方又は双方にはプリント配線技術により導電路が形成されている。可撓性プリント基板50の表面及び裏面の、一方又は双方には電子部品(図示せず)が実装されている。
続いて、本実施形態に係る電気接続箱10の製造工程の一例について説明する。接続用絶縁板34に対して、複数の第1端子金具33を所定の方向に並べて圧入する。
本実施形態によれば、第4端子金具52は可撓性プリント基板50の第2領域51と電気的に接続され、屈曲部54を介して可撓性プリント基板50の第1領域53と電気的に接続される。そして、第4端子金具52は絶縁板12の板面に対して略垂直に並んでいるので、第4端子金具52と可撓性プリント基板50とが電気的に接続される領域が、絶縁板12の板面に略垂直な領域に形成される。この結果、第4端子金具52と可撓性プリント基板50とが電気的に接続される領域が、絶縁板12の板面に平行な方向に延びて形成されることが抑制されるので、電気接続箱10を小型化することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、端子金具はヒューズブロック16に収容されたヒューズに接続される構成としたが、これに限られず、端子金具は、車載用電装品に接続されたワイヤーハーネスが接続される相手側コネクタと嵌合可能なコネクタ内に配されて、相手側コネクタと電気的に接続される構成としてもよい。
(2)ヒューズブロック16において、ヒューズは2段、又は4段以上の複数段に並んで配される構成としてもよい。
(3)電力用バスバー25、及び制御用バスバー26は、絶縁板12に圧入される構成としてもよい。
11…ケース
12…絶縁板
13…単芯線
17…プリント基板
25…電力用バスバー(圧接端子)
33…第1端子金具
34…接続用絶縁板
35…第2端子金具
36…接続用プリント基板
37…第3端子金具
52…第4端子金具
Claims (4)
- ケースと、前記ケース内に収容された絶縁板と、前記ケース内に前記絶縁板の板面に対して略垂直に配された接続用絶縁板と、前記絶縁板と前記接続用絶縁板との間に跨って配索される複数の単芯線と、前記絶縁板に配設されると共に前記単芯線に圧接される圧接部を有する複数の圧接端子と、前記接続用絶縁板に配されて前記絶縁板の板面に略垂直な方向に並ぶと共に前記単芯線に圧接される圧接部を有する複数の第1端子金具と、を備え、
前記ケース内には、前記絶縁板の板面に対して略平行に配されたプリント基板が収容されており、前記ケース内には更に前記プリント基板の板面に対して略垂直に配された接続用プリント基板が収容されており、前記接続用プリント基板には前記プリント基板の板面に対して略垂直に並ぶ複数の第2端子金具が配設されており、前記接続用プリント基板には更に第3端子金具の一方の端部が配設されており、前記第3端子金具の他方の端部は前記プリント基板に接続されている電気接続箱。 - ケースと、前記ケース内に収容された絶縁板と、前記ケース内に前記絶縁板の板面に対して略垂直に配された接続用絶縁板と、前記絶縁板と前記接続用絶縁板との間に跨って配索される複数の単芯線と、前記絶縁板に配設されると共に前記単芯線に圧接される圧接部を有する複数の圧接端子と、前記接続用絶縁板に配されて前記絶縁板の板面に略垂直な方向に並ぶと共に前記単芯線に圧接される圧接部を有する複数の第1端子金具と、を備え、
前記ケース内には、可撓性を有する可撓性プリント基板が収容されており、前記可撓性プリント基板は、前記絶縁板の板面に対して略平行に配された第1領域と、前記絶縁板の板面に対して略垂直に配された第2領域と、前記第1領域と前記第2領域の間に位置して屈曲される屈曲部と、を有し、前記第2領域には前記第1領域の板面に対して略垂直に並ぶ複数の第4端子金具が配設されている電気接続箱。 - 絶縁板に圧接部を有する圧接端子を配設する工程と、接続用絶縁板に圧接部を有する複数の端子金具を所定の方向に並べて配設する工程と、前記絶縁板及び前記接続用絶縁板の一面を略同じ高さ位置にすると共に前記絶縁板と前記接続用絶縁板との並び方向と接続用絶縁板に配設された前記端子金具の並び方向とが一致する姿勢で前記絶縁板及び前記接続用絶縁板を設置する工程と、単芯線を前記絶縁板及び前記接続用絶縁板の一面に跨って配索すると共に前記圧接端子の圧接部と前記端子金具の圧接部とを前記単芯線を介して電気的に接続する工程と、前記接続用絶縁板を前記絶縁板の板面に対して略垂直になるように前記単芯線を屈曲させる工程と、接続用プリント基板に第2端子金具を所定の方向に並べて配設する工程と、前記接続用プリント基板に第3端子金具を配設する工程と、前記第2端子金具の並び方向に対して垂直な姿勢でプリント基板を設置すると共に前記第3端子金具と前記プリント基板とを電気的に接続する工程と、を実行する電気接続箱の製造方法。
- 絶縁板に圧接部を有する圧接端子を配設する工程と、接続用絶縁板に圧接部を有する複数の端子金具を所定の方向に並べて配設する工程と、前記絶縁板及び前記接続用絶縁板の一面を略同じ高さ位置にすると共に前記絶縁板と前記接続用絶縁板との並び方向と接続用絶縁板に配設された前記端子金具の並び方向とが一致する姿勢で前記絶縁板及び前記接続用絶縁板を設置する工程と、単芯線を前記絶縁板及び前記接続用絶縁板の一面に跨って配索すると共に前記圧接端子の圧接部と前記端子金具の圧接部とを前記単芯線を介して電気的に接続する工程と、前記接続用絶縁板を前記絶縁板の板面に対して略垂直になるように前記単芯線を屈曲させる工程と、可撓性を有する可撓性プリント基板の所定の領域に第4端子金具を所定の方向に並べて配設する工程と、前記可撓性プリント基板を前記第4端子金具の並び方向と略直交する方向に延びる屈曲部において屈曲させて、前記絶縁板の板面に対して略平行な第1領域と、前記絶縁板の板面に対して略垂直であって前記第3端子金具が配設された第2領域とを形成する工程と、を実行する電気接続箱の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009256272A JP5531565B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009256272A JP5531565B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011101556A JP2011101556A (ja) | 2011-05-19 |
JP5531565B2 true JP5531565B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=44192237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009256272A Expired - Fee Related JP5531565B2 (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5531565B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5938656B2 (ja) * | 2013-02-21 | 2016-06-22 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3109720B2 (ja) * | 1995-08-24 | 2000-11-20 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
JP3236802B2 (ja) * | 1997-07-18 | 2001-12-10 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電気接続箱 |
-
2009
- 2009-11-09 JP JP2009256272A patent/JP5531565B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011101556A (ja) | 2011-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8564964B2 (en) | Busbar-block mounting structure | |
JP5150291B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2005304105A (ja) | 電気接続箱 | |
WO2010146525A1 (en) | Low cost clamp for connection of electric wires or cables on printed circuits | |
WO2011065461A1 (ja) | 回路構成体及び電気接続箱 | |
JP2010093955A (ja) | 電気接続箱 | |
JP4311334B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP4556651B2 (ja) | 電子制御装置、電子制御装置付電動機 | |
JP5570313B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2007228757A (ja) | 電気接続箱 | |
JP5531565B2 (ja) | 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法 | |
JP5644223B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP4800079B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5590393B2 (ja) | 回路構成体及び電気接続箱 | |
JP2007227169A (ja) | バスバー及び電気接続箱 | |
KR101209559B1 (ko) | 정션 박스용 전원연결부재 | |
JP2014217254A (ja) | 電気接続箱及び電気接続箱組立体 | |
JP2006191732A (ja) | 回路構成体及びこれを用いた電気接続箱 | |
JP5582347B2 (ja) | 回路構成体及び電気接続箱 | |
JP4339196B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5935095B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5935095B6 (ja) | 電気接続箱 | |
JP6512451B2 (ja) | 電源装置 | |
JP4115209B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5573543B2 (ja) | 回路構成体及び電気接続箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120907 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140325 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140407 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5531565 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |