JPH10254619A - 候補選択用ユーザインタフェース装置 - Google Patents

候補選択用ユーザインタフェース装置

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JPH10254619A
JPH10254619A JP7050697A JP7050697A JPH10254619A JP H10254619 A JPH10254619 A JP H10254619A JP 7050697 A JP7050697 A JP 7050697A JP 7050697 A JP7050697 A JP 7050697A JP H10254619 A JPH10254619 A JP H10254619A
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Yuzo Fujishima
勇造 藤島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択候補が多数存在する場合にも、目的とす
る候補を容易に選択することのできる候補選択用ユーザ
インタフェース装置を提供する。 【解決手段】 コンピュータシステムの画面上でグラフ
ィカルに表示される選択候補の選択を行なうためのユー
ザインタフェース装置であって、画面に表示される選択
候補の選択を限定するための指示を行なう候補限定指示
手段101、候補限定指示手段による指示に対応する候
補限定内容に基づいて各選択候補の選択可能度を決定す
る選択可能度決定手段102、選択可能度決定手段によ
って決定された選択可能度に応じて各選択候補を識別で
きるように表示する表示手段103、画面上の選択候補
を選択するための候補選択指示手段104と、候補選択
指示手段による選択指示と各候補の選択可能度に基づい
て何れの候補が選択されたかを判定する判定手段105
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムのグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GU
I)に関し、特に候補の選択において目的とする候補を
容易に選択できるようにした候補選択用ユーザインタフ
ェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示画像編集システム等において
は、選択された対象が編集可能であるかあるいは編集し
なければならないものである場合のみ強調表示を行なう
ための装置が、利用者の選択誤りをなくし利用者の選択
処理に伴う余分な操作を削減するために使用されてい
る。
【0003】このような装置の一例が、例えば特開平7
−72998号公報に開示されている。この公報に開示
されている表示画像編集システムは、選択された対象
が、実行されようとしている機能に対して正しい種類の
ものである場合にのみ、それを強調表示する。これによ
り、機能を適用できない対象が誤って選択されることが
なくなり、余分な操作を削減することを可能としてい
る。
【0004】また、他の例としては特開平1−2176
79号公報に開示されるディスプレイ装置における強調
表示方式がある。この公報に開示される強調表示方式に
おいては、密集して位置する選択要素の中から特定の要
素を選択する場合に、カーソルによって指定した特定の
要素を画面から消去し、その特定の要素の位置に周りか
ら識別される特定形状の表示要素を表示することによ
り、選択された要素の確認を容易に行なえるようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
特開平7−72998号公報に開示され装置において
は、選択候補が多く存在する場合に、目的とする候補を
容易に選択することができないという欠点を有する。そ
れは、実行されようとしている機能に対して正しくない
種類のものを誤って選択することは防止されるが、正し
い種類のものの中からさらに意図したものを選択する場
合には、意図した公報以外を誤って選択してしまう可能
性があるからである。
【0006】また、意図した対象を間違いなく選択しよ
うとするとマウス等のポインタを正確に対象に位置合わ
せして選択操作を行なわなければならないため、選択対
象が多数混在する場合には目的の対象を簡単に選択する
ことができない。
【0007】さらに、特開平1−217679号公報に
開示される強調表示方式では、選択された対象の確認は
容易に行なえるが、上記と同様に、目的とする候補を容
易に選択することができない。
【0008】本発明の目的は、上記従来の欠点を解消
し、選択候補が多数存在する場合にも、目的とする候補
を容易に選択することのできる候補選択用ユーザインタ
フェース装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、候補の選択に
際してカーソルの位置などを厳密に調整することなく、
簡単に目的の候補を正確に選択することを可能とする候
補選択用ユーザインタフェース装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、コンピュータシステムの画面上でグラフィカルに
表示される選択候補の選択を行なうためのユーザインタ
フェース装置において、画面上に表示される選択候補の
選択を限定するための指示を行なう候補限定指示手段
と、前記候補限定指示手段による指示に対応する候補限
定内容に基づいて各選択候補の選択可能度を決定する選
択可能度決定手段と、前記選択可能度決定手段によって
決定された選択可能度に応じて各選択候補を識別できる
ように表示する表示手段と、画面上の選択候補を選択す
るための候補選択指示手段と、前記候補選択指示手段に
よる選択指示と各候補の選択可能度に基づいて何れの候
補が選択されたかを判定する判定手段とを備えることを
特徴とする。
【0011】請求項2の本発明の候補選択用ユーザイン
タフェース装置においては、前記判定手段は、候補選択
指示手段のポインタに最も近い選択可能な候補を強調表
示すると共に、候補の選択操作が行なわれた場合、ポイ
ンタに最も近い選択可能な候補を選択するように制御す
ることを特徴とする。
【0012】請求項3の本発明の候補選択用ユーザイン
タフェース装置においては、候補限定指示手段は、候補
の限定内容に応じて複数の指示を選択的に入力する特定
のキーで構成され、前記選択可能度決定手段は、候補限
定指示手段からの複数の指示に対応して複数の候補限定
情報を備え、当該候補限定情報に基づいて選択候補毎に
選択可能あるいは選択不可能を決定することを特徴とす
る。
【0013】請求項4の本発明の候補選択用ユーザイン
タフェース装置においては、前記表示手段は、前記選択
可能度決定手段によって決定された各候補の選択可能度
に基づいて、選択可能な候補を強調表示することを特徴
とする。
【0014】請求項5の本発明の候補選択用ユーザイン
タフェース装置においては、前記判定手段は、候補選択
指示手段のポインタに最も近い選択可能な候補を、選択
可能として強調表示されている候補と区別できる状態で
強調表示することを特徴とする。
【0015】請求項6の本発明の候補選択用ユーザイン
タフェース装置においては、選択候補の密集の度合や配
置状態に応じて前記候補を一定の規則に従って再配置す
る選択候補再配置手段を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。図1に本発明の利用者イン
タフェース装置の実施の形態の構成を示す。
【0017】図1において、本実施の形態による利用者
インタフェース装置10は、候補限定用指示手段10
1、選択可能度決定手段102、候補表示手段103、
候補選択用指示手段104、選択判定手段105を含
む。必要があれば、さらに選択候補再配置手段106を
備えて構成される。
【0018】候補限定用指示手段101は、利用者に選
択候補を限定するための指示を行なわせるための手段で
ある。この候補限定用指示手段101としては、例えば
候補の限定内容に応じて設定された特定のキー(例え
ば、シフトキーやコントロールキー等)が割り当てられ
ている。利用者は、選択しようとしている候補が選択可
能となるように、または選択しようとしていない候補が
選択不可能になるように、選択候桶を限定することがで
きる。
【0019】選択可能度決定手段102は、候補限定用
指示手段101の指示に対応する限定内容に基づいて、
各候補の選択可能度を決定する。選択可能度決定手段1
02は、候補限定用指示手段101の指示内容(特定キ
ーの種類)に応じた複数の候補限定情報を備えており、
その候補限定情報に基づいて選択候補毎に選択可能ある
いは選択不可能を決定する。
【0020】候補の限定候補表示手段103は、上記選
択可能度決定手段102によって決定された各候補の選
択可能度に基づいて、各候補を選択可能かどうかを判別
できるように表示する。例えば、選択可能な候補を強調
表示し、選択不可能な候補を淡い色で表示するといった
選択可能状態を区別できる表示を行なう。このように、
選択可能度に応じて、各候補が表示されるので、利用者
は自分が行なった候補限定用指示によって候補がどのよ
うに限定され、どの候補が選択可能あるいは不可能にな
ったかを容易に知ることができる。
【0021】候補選択用指示手段104は、利用者が候
補を選択するための入力を行なうための手段であり、例
えばマウス等のポインティングデバイスである。
【0022】選択判定手段105は、利用者の候補選択
用指示手段104による候補選択用入力と各候補の選択
可能度とに基づいて候補の選択を制御するための手段で
ある。この選択判定手段105は、候補を候補選択用指
示手段104によって選択した場合、その選択と選択可
能度決定手段102によって決定された選択可能度に基
づいて候補の選択を判定する。
【0023】また、選択判定手段105は、候補選択用
指示手段104のカーソルに最も近い選択可能な候補を
強調表示すると共に、候補の選択操作が行なわれた場
合、カーソルに最も近い選択可能な候補を選択するよう
に制御する。すなわち、候補選択用指示手段104のカ
ーソルを選択候補に厳密に位置合わせしない状態でも、
候補の選択を可能とする。
【0024】候補選択のための指示と各候補の選択可能
度の両者に基づいて候補の選択が判定されるため、候補
選択用の指示を厳密に行なわなくても正しい候補を選択
することができる。
【0025】選択候補再配置手段106は、各選択候補
を一定の規則に従って再配置するための手段である。例
えば、利用者が特定のキーを操作することにより、選択
候補再配置手段106が起動して、予め設定されている
規則に従って選択候補を再配置する。また、選択候補の
密集の度合や配置状態に応じて自動的に選択候補再配置
手段106が起動して再配置を行なうように設定するこ
ともできる。隣接している選択候補が同時には選択可能
にならないようにすると、選択の誤りが少なくなる。
【0026】次に、図1および図2を参照して、本発明
の実施の形態による利用者インタフェース装置の動作に
ついて説明する。図2は本発明の実施の形態による利用
者インタフェース装置の動作例を説明するためのフロー
チャートである。
【0027】まず、選択候補の密集度や配置状態に応じ
て選択候補再配置手段106を起動して選択候補の再配
置を行なうというような起動条件が設定されている場
合、選択候補の状態に応じて選択候補の再配置が行われ
る(ステップ201)。例えば、選択候補が不規則に配
置されている場合に、選択候補再配置手段106が起動
されて規則的に配置し直す。これにより、選択候補の選
択操作によって隣接している複数の選択候補が同時に選
択されないようにすることができる。
【0028】選択候補の一つを選択する必要が生じる
と、利用者は候補限定用指示手段101を用いて候補限
定用の指示を行なう(ステップ202)。すなわち、設
定したい候補限定情報の種類に対応して設定された特定
のキーを入力する。
【0029】上記候補限定用指示手段101で指示され
た候補限定情報に基づいて、選択可能度決定手段102
によって各選択候補の選択可能度、すなわち選択可能か
不可能かが決定される(ステップ203)。どの候補が
選択可能となり、また不可能となるかは、候補限定用指
示手段101から指示された候補限定情報の種類によっ
て変化する。候補限定においては、隣接している選択候
補が同時には選択可能にならないように各候補の選択可
能度が決定されることが望ましいが、必ずしもそうでき
なくてもよい。
【0030】続いて、選択可能度決定手段102によっ
て決定された選択可能度に応じて、候補表示手段103
が各候補を画面上に表示する(ステップ204)。例え
ば、選択可能として決定された候補が強調表示される。
あるいは、選択不可能として決定された候補が淡い色で
表示するなどして、目立たないように表示される。ある
いは、選択可能な候補を大きく、選択不可能な候補を小
さく表示するといった表示が行われる。
【0031】候補の選択を、候補選択用指示手段104
のポインタ(例えば、マウスのカーソル)、すなわち利
用者の着目点を移動させて行なう場合には、カーソルに
最も近い選択可能な候補を目立たせるように特別に強調
して表示する(ステップ205)。そして、カーソルが
利用者によって移動されると、カーソルの移動に応じて
特別に強調して表示される候補も移り変わる。
【0032】マウスのボタンクリック等により、利用者
によって候補の選択のための入力が行なわれると(ステ
ップ206)、その入力への関連度が最も高い選択可能
な候補、例えばカーソルに最も近い位置にある選択可能
な候補が選択される(ステップ207)。
【0033】本実施の形態による利用者インタフェース
装置10は、以上のように構成されかつ動作するため、
選択候補が多く存在する場合にも、目的とする候補を容
易に選択できるようになる。特に、選択候補が近接して
いる場合、選択可能な候補を限定することによって、カ
ーソルの位置などを厳密に調整しなくても、正しい候補
を容易に選択することができる。候補の選択は、候補の
限定による大まかな選択と、その候補の中からの選択の
2段階に分かれているので、簡単な操作で候補を限定
し、選択することができる。
【0034】
【実施例】次に、本発明の利用者インタフェース装置に
よる実施例について詳細に説明する。
【0035】まず、一例として本発明の利用者インタフ
ェース装置10を図形エディタに適用した場合について
説明する。図3に示すように、この図形エディタにおい
ては、図形の描画や移動を行なう際に、画面上の細かい
格子点301をマウス等の入力手段によって指定する必
要があるものとする。すなわち、この図形エディタにお
いては、選択候補は格子点301であるとする。
【0036】候補の選択は、例えば候補選択用指示手段
104としてのマウス等を用いて、カーソル302を選
択対象の格子点301の近傍へ移動し、マウスのボタン
クリック等のような入力操作によりその格子点301を
選択することによって行なう。
【0037】図3においては、選択可能な格子点301
は黒色の点で、選択不可能な格子点301は白抜きの点
で、マウス等のカーソル302は白抜きの矢印で表示さ
れている。
【0038】選択候補限定用の入力がない通常の状態で
は、図3の(A)のように、全ての格子点301が選択
可能である。
【0039】利用者が、例えば、候補限定用指示手段1
01として設定されている特定のキーを入力することに
よって、候補を限定するための指示L31を行なうと、
図3の(B)に示すように、格子点301が一つおきに
選択可能になるように各格子点301の選択可能度が変
更され、画面表示が変更される。すなわち、候補限定の
指示L31に対応する候補限定情報に従って選択可能度
決定手段102で各格子点301の選択可能度が図3
(B)のように決定されている。
【0040】図3の(B)において、カーソル302は
格子点(Ff)と(Gf)の中間に位置しているが、格
子点Gfは選択不可能なので、カーソル302に最も近
い位置の選択可能な候補は格子点(Ff)となり、それ
が強調表示される。この例では、強調表示は、格子点3
01の周囲に円を表示することによって行なわれてい
る。
【0041】ここで、利用者が候補(格子点)を選択す
るための入力、例えばマウスのボタンクリック等の操作
を行なうと、格子点(Ff)が選択されるものである。
【0042】利用者が、候補限定用指示手段101とし
て設定されている別のあるキーを入力することなどによ
って、候補を限定するための候補限定指示L32を行な
うと、図3の(C)に示すように、候補限定指示L31
の場合には選択可能であったものが選択不可能に、選択
不可能であったものが選択可能になるように各格子点3
01の選択可能度が変更される。
【0043】図3の(B)と(C)において、カーソル
302の位置は同一だが、各格子点301の選択可能度
が異なるために、カーソル302に最も近い位置の選択
可能な候補として図3の(B)の場合と異なる格子点3
01が特別に強調して表示されている。すなわち、図3
の(C)においては、格子点(Gf)が特別に強調して
表示されている。ここで、利用者が候補を選択するため
の入力を行なうと、格子点(Gf)が選択される。
【0044】他の例として本発明の利用者インタフェー
ス装置10をアプリケーションのメニューの選択に適用
した場合を図4に示す。
【0045】このアプリケーションのメニューにおいて
は、メニューに設定されている各メニューアイテム(項
目)401を選択する場合に、メニュー画面上の各メニ
ュー項目401をマウス等のカーソルで指定することに
よって選択する。すなわち、このメニューにおいては、
選択候補は各メニュー項目となる。
【0046】候補の選択は、例えば候補選択用指示手段
104としてのマウス等を用いて、カーソル302を選
択対象のメニュー項目401の近傍へ移動し、マウスの
ボタンクリック等のような入力操作により目的のメニュ
ー項目401を選択することによって行なう。
【0047】図4において、選択可能なメニュー項目4
01は灰色の四角によって、選択不可能なメニュー項目
401は白抜きの四角によって表示されている。カーソ
ル302は白抜きの矢印によって表示されている。
【0048】選択候補限定用の入力がない通常の状態で
は、図4の(A)のように、全てのメニュー項目401
が選択可能である。
【0049】利用者が、例えば、候補限定用指示手段1
01として設定されている特定のキーを入力することに
よって、候補を限定するための指示L41を行なうと、
図4の(B)に示すように、メニュー項目401が一つ
おきに選択可能になるように各メニュー項目401の選
択可能度が変更され、画面表示が変更される。すなわ
ち、候補限定の指示L41に対応する候補限定情報に従
って選択可能度決定手段102で各メニュー項目401
の選択可能度が図4(B)のように決定されている。
【0050】図4の(B)において、カーソル302は
メニュー項目401「印刷」と「終了」の中間に位置し
ているが、メニュー項目「印刷」は選択不可能なので、
カーソル302に最も近い位置の選択可能な候補はメニ
ュー項目401「終了」となり、それが強調表示され
る。この例では、強調表示は、メニュー項目401を太
い枠で囲むことによって行なわれている。
【0051】ここで、利用者が候補を選択するための入
力、例えばマウスのボタンクリック等の操作を行なう
と、メニュー項目「終了」が選択されるものである。
【0052】利用者が、候補限定用指示手段101とし
て設定されている別のあるキーを入力することなどによ
って、候補を限定するための候補限定指示L42を行な
うと、図4の(C)に示すように、候補限定指示L41
の場合には選択可能であったものが選択不可能に、選択
不可能であったものが選択可能になるようにメニュー項
目401の選択可能度が変更される。
【0053】図4の(B)と(C)において、カーソル
302の位置は同一だが、各メニュー項目401の選択
可能度が異なるために、カーソル302に最も近い位置
の選択可能な候補として図4の(B)の場合と異なるメ
ニュー項目「印刷」が特別に強調して表示されている。
ここで、利用者が候補を選択するための入力を行なう
と、メニュー項目「印刷」が選択される。
【0054】また、他の例として、選択候補を選択候補
再配置手段106によって再配置してから選択を行なう
例を図5に示す。
【0055】図5の(A)では、選択候補の初期の配置
状態を示している。ここで、図示のように各選択候補
(例えば、アイコン等)が密集した状態で互いに重なり
合って配置されている。
【0056】図5(A)のように選択候補が配置されて
いる状態では、目的の選択候補の選択が難しく、選択の
誤りが生じ易い。
【0057】ここで、選択候補再配置手段106を起動
することにより、図5(B)に示すように選択候補が等
間隔で再配置される。選択候補再配置手段106によっ
てどのように再配置されるかは、予め設定されている。
【0058】さらに、図5(B)では、選択候補を再配
置した後、候補の限定を行なった状態を示している。す
なわち、候補限定用指示手段101として設定されてい
る特定のキーを入力することによって、再配置された選
択項目が一つおきに選択可能になるように選択可能度が
変更されている。隣接する候補が同時には選択可能にな
らないように選択可能度が決定されている。
【0059】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではない。例えば、上記
実施例においては、図形エディタ及びアプリケーション
のメニューに本発明を適用した例を示したが、利用者が
マウス等の入力手段によって選択項目を選択する対象で
あれば、本発明を適用することが可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の利用者イン
タフェース装置によれば、選択可能な候補の限定を行な
うことを可能としたので、選択候補が多く存在する場合
にも、目的とする候補を容易に選択できる。これによっ
て、意図しない候補を誤って選択すること防ぐことがで
きる。
【0061】特に、選択候補が近接している場合、従来
の技術では選択の誤りが生じ易いが、本発明の装置で
は、選択可能な候補を限定することによって、カーソル
の位置などを厳密に調整しなくても、正しい候補を容易
に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の利用者インタフェース装置の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態による利用者インタフェ
ース装置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】 本発明を図形エディタに適用した場合の具体
的動作例を示す図である。
【図4】 本発明をアプリケーションのメニューの選択
に適用した場合の具体的動作例を示す図である。
【図5】 選択候補を再配置して選択候補の限定を行な
った例を示す図である。
【符号の説明】
10 利用者インタフェース装置 101 候補限定用指示手段 102 選択可能度決定手段 103 候補表示手段 104 候補選択用指示手段 105 選択判定手段 106 選択候補再配置手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムの画面上でグラフ
    ィカルに表示される選択候補の選択を行なうためのユー
    ザインタフェース装置において、 画面に表示される選択候補の選択を限定するための指示
    を行なう候補限定指示手段と、 前記候補限定指示手段による指示に対応する候補限定内
    容に基づいて各選択候補の選択可能度を決定する選択可
    能度決定手段と、 前記選択可能度決定手段によって決定された選択可能度
    に応じて各選択候補を識別できるように表示する表示手
    段と、 画面上の選択候補を選択するための候補選択指示手段
    と、 前記候補選択指示手段による選択指示と各候補の選択可
    能度に基づいて何れの候補が選択されたかを判定する判
    定手段とを備えることを特徴とする候補選択用ユーザイ
    ンタフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、候補選択指示手段のポ
    インタに最も近い選択可能な候補を強調表示すると共
    に、候補の選択操作が行なわれた場合、ポインタに最も
    近い選択可能な候補を選択するように制御することを特
    徴とする請求項1に記載の候補選択用ユーザインタフェ
    ース装置。
  3. 【請求項3】 候補限定指示手段は、候補の限定内容に
    応じて複数の指示を選択的に入力する特定のキーで構成
    され、 前記選択可能度決定手段は、候補限定指示手段からの複
    数の指示に対応して複数の候補限定情報を備え、当該候
    補限定情報に基づいて選択候補毎に選択可能あるいは選
    択不可能を決定することを特徴とする請求項1に記載の
    候補選択用ユーザインタフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記選択可能度決定手
    段によって決定された各候補の選択可能度に基づいて、
    選択可能な候補を強調表示することを特徴とする請求項
    1に記載の候補選択用ユーザインタフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、候補選択指示手段のポ
    インタに最も近い選択可能な候補を、選択可能として強
    調表示されている候補と区別できる状態で強調表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の候補選択用ユーザイ
    ンタフェース装置。
  6. 【請求項6】 選択候補の密集の度合や配置状態に応じ
    て前記候補を一定の規則に従って再配置する選択候補再
    配置手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の候
    補選択用ユーザインタフェース装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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