JPH05290109A - コマンド入力方法および装置 - Google Patents

コマンド入力方法および装置

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JPH05290109A
JPH05290109A JP4116908A JP11690892A JPH05290109A JP H05290109 A JPH05290109 A JP H05290109A JP 4116908 A JP4116908 A JP 4116908A JP 11690892 A JP11690892 A JP 11690892A JP H05290109 A JPH05290109 A JP H05290109A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CADシステムの動作中任意にしかも容易にコ
マンドデータの指定・変更を行うことができるようにし
て、オペレータの操作を簡略化する。 【構成】データ表示制御部13は、コマンド入力処理部
12より与えられるコマンドの選択情報に応じてコマン
ド表示制御部11を制御して、コマンドデータパネルに
表示される情報を、その時点で選択されているコマンド
に対応させる。カーソル位置識別部15は、カーソルの
位置を識別し、カーソルがコマンドデータ表示領域に入
ったことを検出する。拡大表示制御部16は、カーソル
位置識別部15からの識別情報に基づいてコマンド表示
制御部11およびデータ表示制御部13を制御し、カー
ソルがコマンドデータ表示領域内にある間、コマンドデ
ータパネルを拡大モードとし、コマンドデータ表示領域
を拡大して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD(computer-aid
ed design)システムに係り、特にCADシステムにお
ける各種の操作および処理を指示するコマンドを入力す
るためのコマンド入力方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CADシステムにおいては、シ
ステムを使用している際に、システムに対して種々の操
作および処理を指示する各種のコマンドを入力するため
に、いわゆるメニューシステムが用いられている。この
メニューシステムにおいては、多数のコマンドを示す指
標、例えばコマンド名またはアイコン、からなるコマン
ドメニューをディスプレイの画面上に表示させ、マウス
等のポインティングデバイスにより操作されるカーソル
により前記コマンドメニュー上の所望のコマンドに対応
する指標を指示することにより、所望のコマンドが入力
される。
【0003】CADシステムにおける種々の操作および
処理を指示するコマンドの多くには、パラメータ等のコ
マンドデータがそれぞれ付随して意味を持つ場合があ
る。このような、コマンドデータとしては、例えば「図
面作成」コマンドの「作図」コマンドにおける「線」コ
マンドおよび「円」コマンド等の多くのコマンドでは、
「ペン番号」、「カラー」、「ピッチ」、「線種」、
「文字サイズ」、「寸法文字サイズ」、「出図尺度」、
「円の半径」および「円の直径」等がある。従来のメニ
ューシステムにおいて、これらのコマンドデータのうち
の多くのコマンドに共通の一部は、画面上の一部に設定
状態を示す情報として常時固定的に表示されており、こ
れらのコマンドデータには、カーソルで指示することに
よって、設定状態を選択することができるものもあっ
た。しかし、これらのコマンドデータが表示される個所
は、作図画面、およびコマンドメニュー等を確保した後
の狭い部分であり、例えば「出図尺度」、「角度条件の
値」、「円の半径」、「円の直径」等のように数値入力
を伴う項目、複雑な設定が必要な項目および特定のコマ
ンドに固有の項目は表示されていなかった。
【0004】もしも、これらのように数値入力を伴う項
目、複雑な設定が必要な項目および特定のコマンドに固
有の項目を設定あるいは変更する場合には、コマンドメ
ニュー上の「初期設定」コマンドまたは個々のコマンド
の実行にかかわるメニュー階層の中で設定していた。一
般に、コマンドメニューは階層構造を有し、通常の場合
「初期設定」コマンドは比較的上位の階層に位置してい
て、この「初期設定」コマンドを実行することにより初
期設定のためのメニュー等が表示される。また、個々の
コマンドの実行にかかわるメニュー階層の中で設定する
場合は、各コマンドの実行時にそのコマンドの実行過程
の1ステップとしてコマンドデータを指定・変更するた
めのメニュー等が表示され、このメニュー等でコマンド
データを指定・変更する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のCADシステムに用いられているメニューシステムに
おいては、コマンドに付随するコマンドデータを指定・
変更する場合には、各コマンドに共通のごく一部のもの
を除いては、各コマンドの実行時にそのコマンドの実行
過程の1ステップとしてコマンドデータを指定・変更す
るためのメニュー等を用意しておくか、または別途にメ
ニュー階層の比較的上位に用意された「初期設定」コマ
ンドによりコマンドデータの指定・変更のためのメニュ
ーを表示させるかして、このようなコマンドデータの指
定・変更を行うようにしていた。
【0006】このため、コマンド実行過程のメニュー階
層中でコマンドデータを指定・変更する場合には、コマ
ンドに付随するコマンドデータの指定・変更は、コマン
ドの実行毎にその都度行わねばならなかった。また、別
途の「初期設定」コマンドにより、コマンドデータを指
定・変更する場合においては、所望のコマンドの実行に
先立ってわざわざコマンドデータの指定・変更のために
「初期設定」コマンドを起動しなければならなかった。
したがって、コマンドデータの指定・変更のための操作
が、本来のコマンドの実行の操作を必要以上に複雑に
し、システムの操作を一層煩雑にしていた。
【0007】特に、本来のコマンドの実行中にコマンド
データの指定・変更を行いたいときは、前者(すなわち
コマンド実行過程のメニュー階層中でコマンドデータを
指定・変更する場合)においては、コマンドの実行を中
止して、コマンドデータの指定・変更の可能なメニュー
が表示される状態まで戻ってコマンドデータの指定・変
更を行ってから再度メニューを進めてコマンドの実行を
行わねばならず、後者(すなわち別途の「初期設定」コ
マンドを用いる場合)においては、実行中のコマンドを
一旦キャンセルして「初期設定」コマンドを実行し、コ
マンドデータの指定・変更を行わなければならなかっ
た。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、CADシステムの動作中任意にしかも容易に
コマンドデータの指定・変更を行うことができ、オペレ
ータの操作を著しく簡略化し得るコマンド入力方法およ
び装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコマンド入
力方法は、CADシステムにおけるコマンドを指定する
ための各コマンドを示す指標を表示画面のコマンド表示
領域に表示し、且つ前記各コマンドに関連するコマンド
データを含む情報を表示画面のコマンドデータ表示領域
に表示するコマンド表示ステップと、前記コマンド表示
領域に表示された各コマンドの指標のいずれかを指示カ
ーソルにより選択指示することにより、該当するコマン
ドを入力するコマンド入力ステップと、前記コマンドデ
ータ表示領域に表示されるコマンドデータを、前記コマ
ンドに関連するコマンドデータのうちの、少なくともそ
の時点で選択されているコマンドに対応するコマンドデ
ータを含むコマンドデータとし、そのコマンドデータを
前記指示カーソルにより選択指示することにより該当す
るコマンドデータの設定・変更を可能とするコマンドデ
ータ設定ステップとを有し、且つ前記コマンドデータ設
定ステップは、前記コマンドデータを選択指示するため
の指示カーソルが前記コマンドデータ表示領域に入った
ことを識別するカーソル位置識別ステップと、前記カー
ソル位置識別ステップに応答し前記指示カーソルが前記
コマンドデータ表示領域に入ったときに、前記コマンド
データ表示領域を拡大する拡大表示ステップとを含むこ
とを特徴としている。
【0010】本発明に係るコマンド入力装置は、CAD
システムにおけるコマンドを入力するためのコマンド入
力装置において、コマンドを指定するための各コマンド
を示す指標を表示画面のコマンド表示領域に表示し、且
つ前記各コマンドに関連するコマンドデータを含む情報
を表示画面のコマンドデータ表示領域に表示するための
コマンド表示制御手段と、オペレータによる入力操作を
行うための操作入力手段と、表示画面に指示カーソルを
表示させ、該指示カーソルを前記操作入力手段の入力に
応じて移動させるためのカーソル表示制御手段と、前記
コマンド表示制御手段と関連して動作し、前記コマンド
表示領域に表示された各コマンドの指標のいずれかを前
記指示カーソルを用いて選択指示することにより、該当
するコマンドを入力するためのコマンド入力手段と、前
記コマンド入力手段に関連して前記コマンド表示制御手
段を制御し、前記コマンドデータ表示領域に表示される
コマンドデータを、前記コマンドに関連するコマンドデ
ータのうちの、少なくともその時点で選択されているコ
マンドに対応するコマンドデータを含むコマンドデータ
とするためのデータ表示制御手段と、前記コマンド表示
制御手段と関連して動作し、前記コマンドデータ表示領
域に表示されたコマンドデータを前記指示カーソルを用
いて選択指示することにより該当するコマンドデータを
前記入力操作手段により設定・変更することを可能とす
るためのデータ設定制御手段と、前記指示カーソルが前
記コマンドデータ表示領域に入ったことを識別するカー
ソル位置識別手段と、前記カーソル位置識別手段に応答
し前記指示カーソルが前記コマンドデータ表示領域に入
ったときに、コマンド表示制御手段を制御して、前記コ
マンドデータ表示領域を拡大する拡大表示制御手段とを
具備することを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明のコマンド入力方法および装置において
は、CADシステムにおけるコマンドを指定するための
各コマンドを示す指標を表示画面のコマンド表示領域に
表示し、且つ前記各コマンドに関連するコマンドデータ
を表示画面のコマンドデータ表示領域に表示して、前記
コマンド表示領域に表示された各コマンドの指標のいず
れかを指示カーソルにより選択指示することにより該当
するコマンドを入力するとともに、前記コマンドデータ
表示領域に表示されるコマンドデータを、前記コマンド
に関連するコマンドデータのうちの、その時点で選択さ
れているコマンドに対応するコマンドデータを含むコマ
ンドデータとし、且つそのコマンドデータを前記指示カ
ーソルにより選択指示することにより、該当するコマン
ドデータの設定・変更を可能とし、さらに前記指示カー
ソルが前記コマンドデータ表示領域に入ったことを識別
して前記指示カーソルが前記コマンドデータ表示領域に
入ったときに、前記コマンドデータ表示領域を拡大する
ので、CADシステムの動作中任意にしかも容易に、多
種類のコマンドデータの指定・変更を行うことができる
ようになり、オペレータの操作が著しく簡略化される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るコマンド入力
装置が組み込まれたCADシステムの概略的な構成を示
している。本実施例のCADシステムでは、コマンドに
関連するパラメータ等のコマンドデータをコマンドの実
行中も含めて随時設定・変更し得るようにするととも
に、コマンドデータの設定・変更の際には、コマンドデ
ータ表示領域を拡大して、コマンドデータの設定・変更
に適する画面を表示させるので、コマンドデータの設定
・変更を容易に且つ確実に行うことができる。
【0013】図1に示すCADシステムは、コマンド処
理部1、CAD処理部2、ディスプレイ3、入力装置
4、表示制御部5、カーソル表示制御部6および出力装
置7を備えている。コマンド処理部1およびCAD処理
部2は、典型的にはCPU(中央処理装置)(図示して
いない)および適宜必要に応じた記憶装置(図示してい
ない)を用いたソフトウェア処理として実現される機能
部分であり、それぞれコマンド入力に係るコマンド処理
および入力されたコマンドに基づくCAD処理を実行す
る。ディスプレイ3は、表示制御部5によって制御さ
れ、CAD処理部2で生成されるCADデータ、コマン
ド処理部1で生成されるコマンドメニュー等のコマンド
入力用データおよび所要の指示カーソルを表示する。入
力装置4は、キーボード等の操作入力装置、マウス等の
ポインティングデバイスを含み、オペレータによる操作
入力情報およびCAD処理に必要なその他の外部情報
を、コマンド処理部1、CAD処理部2およびカーソル
表示制御部6に入力する。
【0014】表示制御部5は、コマンド処理部1、CA
D処理部2およびカーソル表示制御部6から与えられる
情報に基づいて、ディスプレイ3を制御し、ディスプレ
イ3に、CAD処理部2で生成されるCADデータ、コ
マンド処理部1で生成されるコマンドメニュー等のコマ
ンド入力用データおよびカーソル表示制御部6の制御に
基づく所要の指示カーソルを表示する。カーソル表示制
御部6は、入力装置4の操作入力装置およびポインティ
ングデバイスより与えられるカーソル操作情報に基づく
カーソル位置情報を、コマンド処理部1、CAD処理部
2および表示制御部5に与える。出力装置7は、プロッ
タまたはプリンタ等を含み、CAD処理部1により得ら
れる処理画像情報をハードコピーとして出力する。
【0015】コマンド処理部1は、本発明に係るコマン
ド入力に係るコマンド処理を実行するためのコマンド表
示制御部11、コマンド入力処理部12、データ表示制
御部13、データ設定処理部14、カーソル位置識別部
15および拡大表示制御部16を含んでいる。コマンド
表示制御部11は、表示制御部5を介して、ディスプレ
イ3の予め設定されたコマンド表示領域にコマンドメニ
ューを表示させる。このコマンドメニューは、各種コマ
ンドを示す指標、すなわち文字(コマンド名)またはア
イコン(icon)等、をディスプレイ3の表示画面のコマ
ンド表示領域に所定のフォーマットで配列したものであ
る。このコマンド表示制御部11は、また、表示制御部
5を介して、ディスプレイ3の予め設定されたコマンド
データ表示領域に各コマンドに関連するコマンドデータ
を含む情報の一覧(以下、「コマンドデータパネル」と
称する)を表示させる。コマンドデータパネルに表示さ
れる情報には、各コマンドに関連するパラメータ、条件
等のデータの設定値、例えば、先に述べた「ペン番
号」、「カラー」、「ピッチ」、「線種」および「出図
尺度」等があり、この場合、これらの情報に加えて「点
選択」の情報も含まれている。さらにコマンド表示制御
部11は、カーソル表示制御部6から与えられるカーソ
ル位置情報に基づいて、コマンドメニューおよびコマン
ドデータパネル上にそれぞれコマンドおよび情報を指示
するカーソルを、表示制御部5を介して表示させる。
【0016】コマンド入力処理部12は、オペレータに
より入力装置4を介して選択されたコマンドの情報をシ
ステムに入力するための処理を行う。すなわち、コマン
ド入力処理部12は、コマンド表示制御部11と関連し
て動作し、カーソル表示制御部6から与えられるカーソ
ル位置情報に対応するコマンド(すなわちその時点でデ
ィスプレイ3の画面上でカーソルにより指示されている
コマンド)を、入力装置4の操作情報によって選択的に
指定することにより、選択されたコマンドの情報をCA
D処理部2およびデータ表示制御部13に与える。デー
タ表示制御部13は、コマンド入力処理部12より与え
られるコマンドの選択情報に応じてコマンド表示制御部
11を制御して、コマンド表示制御部11によりコマン
ドデータパネルに表示される情報を、その時点で選択さ
れているコマンドに対応させるようする。このデータ表
示制御部13は、コマンドデータパネルの表示内容を適
切に制御するために、データ設定処理部14と関連して
動作する。
【0017】データ設定処理部14は、オペレータによ
り入力装置4を介して選択されたコマンドデータパネル
のコマンドデータ等の情報をシステムに設定・変更入力
するための処理を行う。すなわち、データ設定処理部1
4は、データ表示制御部13と関連して動作し、カーソ
ル表示制御部6から与えられるカーソル位置情報に対応
するコマンドデータ等の情報(すなわちその時点でディ
スプレイ3の画面上でカーソルにより選択的に指示され
ている情報)を、入力装置4の操作情報によって設定・
変更入力することにより、設定・変更された情報をCA
D処理部2およびデータ表示制御部13に与える。
【0018】カーソル位置識別部15は、カーソル表示
制御部6から出力されるカーソル位置情報およびコマン
ド表示制御部11によるコマンドデータ表示領域に関す
る情報に基づいて、カーソルの位置を識別し、カーソル
がコマンドデータ表示領域に入ったことを検出する。こ
のカーソル位置識別部15からは、カーソルがコマンド
データ表示領域内に位置している間、カーソルがコマン
ドデータ表示領域内にあることを示す識別情報が得られ
る。拡大表示制御部16は、カーソル位置識別部15か
らの識別情報に基づいてコマンド表示制御部11および
データ表示制御部13を制御し、カーソルがコマンドデ
ータ表示領域内にある間、コマンドデータパネルを拡大
モードとし、コマンドデータ表示領域を拡大して表示す
る。
【0019】すなわち、コマンド表示制御部11および
表示制御部5を介してディスプレイ3に表示されるコマ
ンドデータパネルは、カーソルがコマンドデータ表示領
域外にあるときは、通常モードで表示され、カーソルが
コマンドデータ表示領域内にあるときは拡大モードで表
示される。コマンドデータパネルは、通常モードでは、
比較的狭いコマンドデータ表示領域に、現在のコマンド
データの設定状態等がわかる程度のコマンドデータ等の
情報を表示し、拡大モードでは、コマンドデータ表示領
域を拡大し、通常モードよりも広いコマンドデータ表示
領域に、コマンドデータ等の設定に必要な情報およびコ
マンドデータ等の現在の設定状態等の情報を表示する。
【0020】次に、このような構成のCADシステムに
おける特にコマンド入力に係る動作を、図2および図3
に示すフローチャートを参照して、詳細に説明する。図
2に示す処理は、CADシステムの起動と共に起動さ
れ、CADシステムにおける通常の作図もしくは編集操
作中に常時作動しており、図3に示す処理は、CADシ
ステムにおける図2のルーチンによる通常の作図もしく
は編集操作中にカーソルがコマンドデータ領域に入った
ときに割り込み処理として起動されるサブルーチンであ
る。まず、システムが起動されると、表示制御部5、カ
ーソル表示制御部6およびコマンド表示制御部11によ
り、ディスプレイ3の画面にコマンドメニュー、コマン
ドデータパネルおよびカーソルを表示させる(ステップ
S1)。このとき、コマンドメニューはディスプレイ3
の画面上のコマンド表示領域に表示され、コマンドデー
タパネルはディスプレイ3の画面上のコマンドデータ表
示領域に表示される。通常の場合、コマンド表示領域お
よびコマンドデータ表示領域はディスプレイ3の画面上
の側縁部等の周囲部分に配置して、本来の作図、図面編
集等にディスプレイ3の画面の中央の広い部分を使用で
きるようにする。
【0021】ディスプレイ3の画面にコマンドメニュ
ー、コマンドデータパネルおよびカーソルが表示された
時点から、カーソル位置識別部15によるカーソル位置
の監視が開始され、このカーソル位置の監視はこの図2
のルーチンが実行されている間継続的に行われる(ステ
ップS2)。このステップS2のカーソル位置の監視
は、カーソルがコマンドデータ表示領域に入ったことを
検出するためのもので、カーソルがコマンドデータ表示
領域に入ると直ちに割り込み処理により図3に示す割り
込みサブルーチンが起動される。カーソル位置識別部1
5によるカーソル位置の監視が行われている状態で、オ
ペレータが入力装置4を操作することにより、コマンド
が入力されると(ステップS3)、そのコマンドが実行
される(ステップS4)。
【0022】ステップS3のコマンドの入力は、具体的
には、オペレータが入力装置4を介してディスプレイ3
の画面上でカーソルを移動させ、ディスプレイ3の画面
のコマンドメニュー上の任意のコマンドの指標をカーソ
ルで選択し、コマンドを実行させるための所定の操作を
行うことにより、コマンド入力処理部12がそのコマン
ドを判別検知して、CAD処理部2に与えることにより
行われる。また、ステップS4のコマンドの実行は、具
体的には、与えられたコマンドに従ってCAD処理部2
が所定のごとく動作することにより行われる。ステップ
S3のコマンドの入力とステップS4のコマンドの実行
は、ステップS4のコマンドの実行として終了コマンド
が実行されるまで繰り返される。
【0023】次に、図2の処理の実行中に、カーソルが
コマンドデータ表示領域に入ったことが検出されたとき
に起動される図3の割り込み処理について説明する。割
り込み処理が起動されると、拡大表示制御部16が動作
してコマンド表示制御部11およびデータ表示制御部1
3が制御され、コマンドデータパネルの表示モードが拡
大モードに変更される(ステップS11)。コマンドデ
ータパネルは拡大モードでは、コマンドデータ表示領域
が通常モードよりも広い領域に拡大され、この拡大され
たコマンドデータ表示領域に、コマンドデータ等の設定
に必要な情報およびコマンドデータ等の現在の設定状態
等の情報を表示する。ステップS11で、コマンドデー
タパネルの表示モードが拡大モードに変更されると直ち
に拡大されたコマンドデータ表示領域に対するカーソル
位置識別部15によるカーソル位置の監視が開始され、
このカーソル位置の監視はこの図3のルーチンが実行さ
れている間継続的に行われる(ステップS12)。この
ステップS12のカーソル位置の監視は、カーソルが拡
大されたコマンドデータ領域を出ることを検出するため
のもので、カーソルが拡大されたコマンドデータ領域を
出ると、直ちに図4に示す割り込み処理により図3のサ
ブルーチンを中止して図2のルーチンに戻る。
【0024】次に、オペレータによる入力装置4の操作
により、コマンドデータの設定・変更入力を待ち、コマ
ンドデータの設定・変更入力が行われると(ステップS
13)、コマンドデータの設定・変更処理が実行される
(ステップS14)。ステップS13のコマンドデータ
の設定・変更入力は、具体的には、オペレータが入力装
置4を介してディスプレイ3の画面上でカーソルを移動
させ、ディスプレイ3の画面のコマンドデータパネル上
の任意の情報をカーソルで選択し、コマンドデータを設
定・変更させるための所定の操作を行うことにより、デ
ータ設定処理部14がそのコマンドデータの設定・変更
内容を判別検知して、CAD処理部2およびデータ表示
制御部13に与えることにより行われる。また、ステッ
プS14のコマンドデータの設定・変更処理は、具体的
には、与えられたコマンドデータの設定・変更内容に従
ってCAD処理部2およびデータ表示制御部13が所定
のごとく動作することにより行われる。ステップS13
のコマンドデータの設定・変更入力とステップS14の
コマンドデータの設定・変更処理の実行は、カーソル位
置識別部15によりカーソルが拡大されたコマンドデー
タ領域を出たことが検出されて、図4の割り込み処理に
より図3のサブルーチンが中止されるまで繰り返され
る。図3のサブルーチン実行中に、カーソル位置識別部
15によりカーソルが拡大されたコマンドデータ領域を
出たことが検出されると、直ちに図4のサブルーチンが
起動されて、図3のサブルーチンのコマンドデータ操作
に関する処理を中止終了し(ステップS21)、拡大表
示制御部16を介してコマンド表示制御部11およびデ
ータ表示制御部13が制御され、コマンドデータパネル
の表示モードを拡大モードから通常モードに戻し、コマ
ンドデータ領域を拡大前の状態に縮小・復元して(ステ
ップS22)、図2のルーチンへ戻る。
【0025】ここで、このシステムにおける具体的な操
作の一例を詳細に説明する。まず、CADシステムにお
いて、システムが動作しているときの画面上のメニュー
等は、基本的に図5に示すように領域分割されて表示さ
れる。すなわち、画面左縁部にトップレベルメニューM
1が表示され、その右側に上から順次、ピックメニュー
M2、ゴーメニューM3およびコマンドデータパネルD
Pが表示される。トップレベルメニューM1、ピックメ
ニューM2およびゴーメニューM3が表示される領域が
コマンド表示領域であり、コマンドデータパネルDPが
表示される領域がコマンドデータ表示領域である。
【0026】システム起動直後には、最上位レベルの表
示状態にあり、トップレベルメニューM1には「図面作
成」、「図面管理」等のコマンドからなる最上位のコマ
ンドメニューが表示され、例えばトップレベルメニュー
M1で「図面作成」コマンドが指示されているときに
は、トップレベルメニューM1およびピックメニューM
2の上に位置する欄であるコマンドラインCLに「図面
作成」と表示され、ピックメニューM2には、次の階層
の「作図」、「注釈」等のコマンドからなる図面作成メ
ニューが表示される。この図面作成メニューで、例えば
「作図」コマンドが選択されると、コマンドラインCL
に「作図」と表示され、ピックメニューM2には、次の
階層の「線」、「円」、「楕円」、「自由曲線」等のコ
マンドからなる作図メニューが図面作成メニューに代わ
って表示される。
【0027】さらにこの作図メニューで、例えば「線」
コマンドが選択されると、図5に示されているように、
コマンドラインCLに「線」と表示され、ピックメニュ
ーM2には、次の階層の「連続」、「2点」、「水平」
等のコマンドからなる線メニューが作図メニューに代わ
って表示される。このようなピックメニューM2のメニ
ュー内容の変化に伴って、「中止」、「実行」、「移
動」等のコマンドからなるゴーメニューM3の内容もそ
のときに表示されているピックメニューM2の内容に応
じたものに変化する。このとき、コマンドデータパネル
DPには、図5に示されるように、点選択の状態を示す
「自動認識」、ペン番号の選択状態を示す「1 白」、
カラーの選択状態を示す「5 水色」、ピッチの選択状
態を示す「標準」および線種の選択状態を示す「−」の
各表示と、線の作図の方法を指定するトグルスイッチ
(指示毎に状態が交互に変化するスイッチ機能)を示す
「■シングル」、「□基準移動」、「□基準固定」およ
び「□仮想要素」の各表示がなされている。
【0028】なお、「自動認識」は自動認識で点選択が
行われること、「1 白」はペン番号1の白ペンが選択
されていること、「5 水色」は選択されているペン番
号1の白ペンで描画される線が水色で表示されているこ
と、「標準」は破線等のピッチとして標準ピッチが選択
されていること、「−」はその線種が選択されているこ
とをそれぞれ意味している。また、トグルスイッチの先
頭の「■」または「□」は、「■」がそのトグルスイッ
チがオンになっていることを示し、「□」がそのトグル
スイッチがオフになっていることを示す。すなわち、
「■シングル」は線の描画モードとしてシングルモード
が選択されていること、「□基準移動」は線の描画モー
ドとして基準移動モードが選択されていないこと、「□
基準固定」は線の描画モードとして基準固定モードが選
択されていないこと、そして「□仮想要素」は線の描画
モードとして下書き線の描画を行う仮想要素モードが選
択されていないことをそれぞれ意味している。
【0029】図5の状態は、カーソルCSがコマンドデ
ータパネルDPの外部、つまりコマンドデータ領域外、
例えば作図領域にあるときの状態を示している。この図
5の状態で、コマンドデータパネルDPの内容を変更し
ようとする場合、カーソルCSをコマンドデータパネル
DP上、つまりコマンドデータ領域内へ移動させると、
直ちに図6に示すように、コマンドデータ領域が拡大さ
れ、拡大モードにてコマンドデータパネルDPeが表示
される。拡大モードにおけるコマンドデータパネルDP
eの表示内容は、図5と同様の設定状態では、図6に示
されるように、点選択の状態を示す「点選択 自動認
識」、ペン番号の選択状態を示す「ペン番号 1
白」、カラーの選択状態を示す「カラー 5 水色」、
ピッチの選択状態を示す「ピッチ 標準」および線種の
選択状態を示す「線種 −」の各表示が詳細になされ
る。さらに、「角度条件の値」および「レイヤ」の各表
示がなされる。また、線の作図の方法を指定するトグル
スイッチについては、「■シングル」、「□基準移
動」、「□基準固定」および「□仮想要素」の各表示に
加えて、対称作画モードの選択状態を示す「□対称」の
表示がなされる。
【0030】この状態で、カーソルCSによりコマンド
データパネルDPe内の変更しようとする項目を選択す
ることにより、設定状態を変更する。コマンドデータパ
ネルDPeの設定状態の変更は具体的には次のようにし
て行われる。ペン番号、カラー、ピッチおよび線種につ
いては、それぞれ項目を指示する毎に設定内容が逐次変
更される。「シングル」、「基準移動」、「基準固
定」、「仮想要素」および「対称」の各トグルスイッチ
についても、それぞれ項目を指示する毎にオン/オフが
変更される。「シングル」、「基準移動」、および「基
準固定」の各トグルスイッチについては、これらのうち
いずれか1つがオンとなるように指定され、「仮想要
素」および「対称」の各トグルスイッチについては、い
ずれか一方または両者が任意に指定される。したがっ
て、「シングル」、「基準移動」、および「基準固定」
については、そのときオンとなっていないものをオンと
したときに、それまでオンとなっていたものを自動的に
オフとするようにしてもよい。さらに、「角度条件の
値」および「レイヤ」については、それぞれの項目を選
択すると、角度条件の値の入力画面およびレイヤの設定
画面が表示され、各々の設定を行うことができるように
なる。また、コマンドデータパネルDPeの設定内容の
変更が終了したら、カーソルCSをコマンドデータパネ
ルDPeの外部、つまりコマンドデータ領域外、例えば
作図領域に移動させることにより、コマンドデータ領域
は通常モードとなり、もとの表示状態のコマンドデータ
パネルDPに戻る。なお、コマンドデータパネルDPと
コマンドデータパネルDPeの切換、すなわち通常モー
ドと拡大モードの切換は、キーボードの割付キー、例え
ばエスケープキー、特定のファンクションキー(プログ
ラマブルファンクションキー、コントロールキー等のシ
フト機能キー+特定のキー)等によっても行えるように
する。この場合、同一のキー操作で通常モードと拡大モ
ードとを交互に繰り返すトグル動作とすれば操作性がよ
い。
【0031】このように、コマンドデータ等の情報の変
更時には、通常モードのコマンドデータパネルDPに代
えて拡大モードのコマンドデータパネルDPeが表示さ
れるので、数値入力等を含むコマンドデータの設定・変
更も容易に行うことができる。また、拡大モードのコマ
ンドデータパネルDPeでは、必要に応じてコマンドデ
ータの項目内容や選択し得るデータの一覧等を表示させ
ることができるので、コマンドデータの設定・変更操作
を極めて容易に行うことができる。なお、拡大モードの
コマンドデータパネルDPeの大きさは、表示および設
定すべき内容に応じて、単に通常モードのコマンドデー
タ領域を図示右側に延長して横幅を拡げるだけでなく、
コマンドデータ領域を画面の縦方向についても拡大する
ようにしてもよい。その場合、最大では、ピックメニュ
ーM2、ゴーメニューM3および作図領域をコマンドデ
ータ領域によって覆ってしまうようなコマンドデータパ
ネルDPeとすることができる。
【0032】また、図5および図6では、「図面作成」
−「作図」−「線」コマンドが選択されている場合につ
いて示したが、他のコマンドが選択されているときは、
コマンドデータパネルDPの内容は図5および図6とは
相違する。図7および図8は、一般的な多くのコマンド
に共通に使用される通常モードのコマンドデータパネル
DP′および拡大モードのコマンドデータパネルDP
e′の例を示したものである。この場合、コマンドデー
タパネルDP′およびDPe′には図5のようなトグル
スイッチ群がなく、代わりに出図尺度を示す「尺度1.
0」あるいは「出図尺度 1.00000」の項目、および「レ
イヤ」、「画面表示」および「カーソル」の各項目が含
まれている。「レイヤ」を選択すると取り扱うレイヤを
選択するためのレイヤメニューが表示され、「画面表
示」を選択すると画面表示カラー等の画面表示モードを
設定するための画面表示モード設定メニューが表示さ
れ、そして「カーソル」を選択するとカーソルサイズを
設定・変更するための設定画面が表示される。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、C
ADシステムにおけるコマンドを指定するための各コマ
ンドを示す指標を表示画面のコマンド表示領域に表示
し、且つ前記各コマンドに関連するコマンドデータを表
示画面のコマンドデータ表示領域に表示して、前記コマ
ンド表示領域に表示された各コマンドの指標のいずれか
を指示カーソルにより選択指示することにより該当する
コマンドを入力するとともに、前記コマンドデータ表示
領域に表示されるコマンドデータを、前記コマンドに関
連するコマンドデータのうちの、その時点で選択されて
いるコマンドに対応するコマンドデータを含むコマンド
データとし、且つそのコマンドデータを前記指示カーソ
ルにより選択指示することにより、該当するコマンドデ
ータの設定・変更を可能とし、さらに前記指示カーソル
が前記コマンドデータ表示領域に入ったことを識別して
前記指示カーソルが前記コマンドデータ表示領域に入っ
たときに、前記コマンドデータ表示領域を拡大するよう
にして、CADシステムの動作中任意にしかも容易に、
CADシステムの動作中任意にしかも容易に、多種類の
コマンドデータの指定・変更を行うことができ、オペレ
ータの操作を著しく簡略化することが可能なコマンド入
力方法および装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るコマンド入力装置が
組み込まれたCADシステムの概略的な構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するためのフローチャートである。
【図3】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するためのフローチャートである。
【図4】 図1のCADシステムの概略的な動作を説明
するためのフローチャートである。
【図5】 図1のCADシステムの動作を説明するため
にコマンドデータパネルの通常表示モードにおける表示
画面の様子を模式的に示す図である。
【図6】 図1のCADシステムの動作を説明するため
にコマンドデータパネルの拡大表示モードにおける表示
画面の様子を模式的に示す図である。
【図7】 図1のCADシステムの動作を説明するため
に図5とは異なるコマンドの選択時のコマンドデータパ
ネルの通常表示モードにおける表示画面の様子を模式的
に示す図である。
【図8】 図1のCADシステムの動作を説明するため
に図7と同様のコマンドの選択時のコマンドデータパネ
ルの拡大表示モードにおける表示画面の様子を模式的に
示す図である。
【符号の説明】
1…コマンド処理部、2…CAD処理部、3…ディスプ
レイ、4…入力装置、5…表示制御部、6…カーソル表
示制御部、7…出力装置、11…コマンド表示制御部、
12…コマンド入力処理部、13…データ表示制御部、
14…データ設定処理部、15…カーソル位置識別部、
16…拡大表示制御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CADシステムにおけるコマンドを指定
    するための各コマンドを示す指標を表示画面のコマンド
    表示領域に表示し、且つ前記各コマンドに関連するコマ
    ンドデータを含む情報を表示画面のコマンドデータ表示
    領域に表示するコマンド表示ステップと、 前記コマンド表示領域に表示された各コマンドの指標の
    いずれかを指示カーソルにより選択指示することによ
    り、該当するコマンドを入力するコマンド入力ステップ
    と、 前記コマンドデータ表示領域に表示されるコマンドデー
    タを、前記コマンドに関連するコマンドデータのうち
    の、少なくともその時点で選択されているコマンドに対
    応するコマンドデータを含むコマンドデータとし、その
    コマンドデータを前記指示カーソルにより選択指示する
    ことにより該当するコマンドデータの設定・変更を可能
    とするコマンドデータ設定ステップとを有し、且つ前記
    コマンドデータ設定ステップは、前記コマンドデータを
    選択指示するための指示カーソルが前記コマンドデータ
    表示領域に入ったことを識別するカーソル位置識別ステ
    ップと、 前記カーソル位置識別ステップに応答し前記指示カーソ
    ルが前記コマンドデータ表示領域に入ったときに、前記
    コマンドデータ表示領域を拡大する拡大表示ステップと
    を含むことを特徴とするコマンド入力方法。
  2. 【請求項2】 拡大表示ステップは、コマンドデータ表
    示領域に表示されるコマンドデータの拡大表示時におけ
    る表示形態を通常時とは異ならせるステップであること
    を特徴とする請求項1に記載のコマンド入力方法。
  3. 【請求項3】 コマンド表示ステップは、コマンド表示
    領域とコマンドデータ表示領域とを隣接させて表示する
    ステップであることを特徴とする請求項1または2に記
    載のコマンド入力方法。
  4. 【請求項4】 CADシステムにおけるコマンドを入力
    するためのコマンド入力装置において、 コマンドを指定するための各コマンドを示す指標を表示
    画面のコマンド表示領域に表示し、且つ前記各コマンド
    に関連するコマンドデータを含む情報を表示画面のコマ
    ンドデータ表示領域に表示するためのコマンド表示制御
    手段と、 オペレータによる入力操作を行うための操作入力手段
    と、 表示画面に指示カーソルを表示させ、該指示カーソルを
    前記操作入力手段の入力に応じて移動させるためのカー
    ソル表示制御手段と、 前記コマンド表示制御手段と関連して動作し、前記コマ
    ンド表示領域に表示された各コマンドの指標のいずれか
    を前記指示カーソルを用いて選択指示することにより、
    該当するコマンドを入力するためのコマンド入力手段
    と、 前記コマンド入力手段に関連して前記コマンド表示制御
    手段を制御し、前記コマンドデータ表示領域に表示され
    るコマンドデータを、前記コマンドに関連するコマンド
    データのうちの、少なくともその時点で選択されている
    コマンドに対応するコマンドデータを含むコマンドデー
    タとするためのデータ表示制御手段と、 前記コマンド表示制御手段と関連して動作し、前記コマ
    ンドデータ表示領域に表示されたコマンドデータを前記
    指示カーソルを用いて選択指示することにより該当する
    コマンドデータを前記入力操作手段により設定・変更す
    ることを可能とするためのデータ設定制御手段と、 前記指示カーソルが前記コマンドデータ表示領域に入っ
    たことを識別するカーソル位置識別手段と、 前記カーソル位置識別手段に応答し前記指示カーソルが
    前記コマンドデータ表示領域に入ったときに、コマンド
    表示制御手段を制御して、前記コマンドデータ表示領域
    を拡大する拡大表示制御手段とを具備することを特徴と
    するコマンド入力装置。
  5. 【請求項5】 拡大表示制御手段は、コマンドデータ表
    示領域に表示されるコマンドデータの拡大表示時におけ
    る表示形態を通常時とは異ならせる手段を含むことを特
    徴とする請求項4に記載のコマンド入力装置。
  6. 【請求項6】 コマンド表示制御手段は、コマンド表示
    領域とコマンドデータ表示領域とを隣接させて表示させ
    る手段を含むことを特徴とする請求項4または5に記載
    のコマンド入力装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10326136A (ja) * 1997-04-01 1998-12-08 Sun Microsyst Inc ウインドウパネルを拡大及び縮小する方法及び装置
JP2001209474A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Seiko Epson Corp 情報表示方式及び方法

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