JPH10225770A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPH10225770A
JPH10225770A JP9030764A JP3076497A JPH10225770A JP H10225770 A JPH10225770 A JP H10225770A JP 9030764 A JP9030764 A JP 9030764A JP 3076497 A JP3076497 A JP 3076497A JP H10225770 A JPH10225770 A JP H10225770A
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JP
Japan
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welding
film
laser beam
laser
workpiece
Prior art date
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Application number
JP9030764A
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English (en)
Inventor
Kunimitsu Takahashi
邦充 高橋
Shunichi Sato
俊一 佐藤
Yoshito Soma
芳人 惣万
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANGYO SOUZOU KENKYUSHO
SANGYO SOZO KENKYUSHO
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
SANGYO SOUZOU KENKYUSHO
SANGYO SOZO KENKYUSHO
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by SANGYO SOUZOU KENKYUSHO, SANGYO SOZO KENKYUSHO, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical SANGYO SOUZOU KENKYUSHO
Priority to JP9030764A priority Critical patent/JPH10225770A/ja
Publication of JPH10225770A publication Critical patent/JPH10225770A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/34Coated articles, e.g. plated or painted; Surface treated articles
    • B23K2101/35Surface treated articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/08Non-ferrous metals or alloys

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  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接前に皮膜を除去しなければならず、除去
作業に時間がかかるなどの課題があった。 【解決手段】 皮膜2を有した被溶接物1にレーザー光
7を照射することにより該皮膜2を除去する皮膜除去手
段を皮膜除去用レーザー発振器3,ミラー5,レーザー
光整形手段6により構成し、この皮膜除去手段3,5,
6によって生成された皮膜除去領域8をレーザー光14
によって溶接する溶接手段を溶接用レーザー発振器1
0,ミラー12,レーザー光集光手段13により構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表面に皮膜を有
した被溶接物を溶接する溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、被溶接物として、陽極酸化皮膜が
施されたアルミニウム合金を例に説明する。従来、アル
ミニウム合金の接合はリベットを用いる場合がほとんど
で、溶接することはあまり行われていなかった。これ
は、陽極酸化皮膜が絶縁物であるため、被溶接物への
通電を必要とするアーク溶接や抵抗溶接では溶接不可能
であること、レーザー溶接の場合は溶接可能であるも
のの、陽極酸化皮膜に含まれる水素が溶接部に多くのポ
ロシティーを発生させ、接合部の機械強度が著しく弱く
なってしまうことなどをその理由としている。このため
溶接がどうしても必要な場合には、溶接前に陽極酸化皮
膜を除去する工程が必要であった。すなわち、従来、ア
ルミニウム合金を溶接するには、図7に示すように、陽
極酸化皮膜を除去する工程と、溶接をする工程との少な
くとも2つの工程を必要としていた。ここで、図7は切
削機による皮膜除去工程(a)とアーク溶接機による溶
接工程(b)を示す側面図であり、図において、31は
被溶接物たるアルミニウム合金、32はアルミニウム合
金31の表面に形成された陽極酸化皮膜である。33は
陽極酸化皮膜32を切削除去する切削機であり、切削刃
34とこれを回転させるモーター35とを備えている。
36は切削機33によって陽極酸化皮膜32を除去され
た皮膜除去領域である。37はアーク溶接機、38はア
ーク溶接機37の溶接トーチ、39はアーク溶接機37
の電源である。
【0003】次に動作について説明する。先ず、図7
(a)に示すように、アルミニウム合金31の溶接予定
箇所にある陽極酸化皮膜32を切削機33によって切
削、除去し、通電可能な皮膜除去領域36を形成する。
次に、図7(b)に示すように、陽極酸化皮膜32を除
去されたアルミニウム合金31,31をアーク溶接機3
7まで運搬し、所定の位置に設置する。そして、皮膜除
去領域36と溶接トーチ38を電極とし、アーク溶接機
37の電源39から所定の電力を供給してアークを発生
させ、アルミニウム合金31,31の溶接を行う。
【0004】一方、図示例は省略するが、アルカリ等を
用いた化学処理によって陽極酸化皮膜32を除去する手
段も行われている。この場合、皮膜除去領域36を形成
する必要のない部分には、いわゆるマスキングを施すこ
とによって対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の溶接装置は以上
のように構成されているので、切削機33によって所望
形状の皮膜除去領域36を得ようとする場合には、これ
に合致する切削刃34に装着しなければならず、該皮膜
除去領域36を制御するための自由度が小さいなどの課
題があった。また、化学処理により所望形状の皮膜除去
領域36を得ようとする場合には、除去を望まない部分
にマスキングを施さなければならず、マスキング作業に
多くの時間を必要とするなどの課題があった。さらに、
溶接工程に移行する際に、陽極酸化皮膜32を除去され
たアルミニウム合金31,31をアーク溶接機37まで
運搬しなければならず、作業時間増大の要因となるなど
の課題もあった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、レーザー光を利用した皮膜除去手
段を備えることにより、任意の皮膜除去領域を溶接直前
にきわめて迅速かつ容易に作製でき、作業時間を大幅に
短縮できる溶接装置を提供することを目的とする。
【0007】また、この発明は、被溶接物の多様な溶接
条件に柔軟に対応でき、迅速かつ高品質な溶接を行える
溶接装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る溶接装置は、皮膜を有した被溶接物にレーザー光を照
射することにより該皮膜を除去する皮膜除去手段と、前
記皮膜除去手段によって前記皮膜を除去された部分を溶
接する溶接手段とを備えたものである。
【0009】請求項2記載の発明に係る溶接装置は、皮
膜除去手段を溶接手段の一部に固定したものである。
【0010】請求項3記載の発明に係る溶接装置は、レ
ーザー光を被溶接物に伝送する手段として、ファイバー
またはミラーのうちの少なくとも一方を用いたものであ
る。
【0011】請求項4記載の発明に係る溶接装置は、レ
ーザー光整形手段を備えたものである。
【0012】請求項5記載の発明に係る溶接装置は、シ
ールドガス供給手段を備えたものである。
【0013】請求項6記載の発明に係る溶接装置は、除
去物質排除手段を備えたものである。
【0014】請求項7記載の発明に係る溶接装置は、除
去状態の監視手段を備えたものである。
【0015】請求項8記載の発明に係る溶接装置は、溶
接手段として、レーザー溶接機、抵抗溶接機、アーク溶
接機のうちのいずれか一の溶接機を用いたものである。
【0016】請求項9記載の発明に係る溶接装置は、レ
ーザー光として、YAGレーザー、エキシマレーザー、
ガラスレーザー、CO2 レーザー、半導体レーザーのう
ちのいずれか一のレーザー光を用いたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による溶
接装置を示す側面図(a)と被溶接物の平面図(b)、
図2及び図3はレーザー光整形手段を示す斜視図であ
り、図において、1は図示しないNCテーブルの治具に
固定されたアルミニウム合金(被溶接物)であり、該N
Cテーブルを動作させることにより加工の位置決めがで
きるようになっている。2はアルミニウム合金1の表面
に形成された陽極酸化皮膜(皮膜)、3はアルミニウム
合金1の陽極酸化皮膜2を除去するためのレーザー光4
を発振する皮膜除去用レーザー発振器(皮膜除去手段)
であり、図示しない所定の電源や冷却機を備えて構成さ
れている。なお、レーザーとしては、YAGレーザーを
使用している。5はレーザー光4を陽極酸化皮膜2の除
去位置に伝送するミラーである。
【0018】6はレーザー光4を集光し、レーザー光7
に整形するレーザー光整形手段であり、具体的には、図
2または図3に示す構成となっている。すなわち、図2
において、6aはレーザー光4を集光しレーザー光7の
先端部を円形状の集光スポット7aに整形する球面レン
ズ(レーザー光整形手段)であり、アルミニウム合金1
との間隔を変化させることによって集光スポット7aの
径を任意に変化できるように構成したものである。ま
た、図3において、6bは球面レンズ6aとアルミニウ
ム合金1との間に配置され、球面レンズ6aを経たレー
ザー光7をさらに集光し、その先端部を線状の集光スポ
ット7bに整形するシリンドリカルレンズ(レーザー光
整形手段)である。かかる場合も、球面レンズ6a及び
シリンドリカルレンズ6bとアルミニウム合金1との間
隔を変化させることによって、集光スポット7bの長さ
と幅とを任意に変化できるように構成したものである。
【0019】8はレーザー光7によって陽極酸化皮膜2
が除去された皮膜除去領域(皮膜を除去された部分)、
9はレーザー光7をアルミニウム合金1に照射した時
に、該照射部分に不活性ガスたるシールドガスを供給し
て、皮膜除去の阻害要因となるプラズマの発生を抑制す
るシールドガス供給装置である。このシールドガスは、
例えば、アルゴンガスやヘリウムガス、あるいはこれら
の混合ガスを使用することができる。
【0020】10は皮膜除去領域8の溶接箇所を溶接す
るためのレーザー光(溶接手段)11を発振する溶接用
レーザー発振器(溶接手段)、12はレーザー光11を
皮膜除去領域8の溶接位置に伝送するミラー(溶接手
段)、13はレーザー光11を溶接位置に集光するレー
ザー光集光手段(溶接手段)であり、球面レンズ等を用
いている。14はレーザー光集光手段13によって集光
されたレーザー光(溶接手段)、15は溶接によって形
成された溶接ビードである。なお、かかる溶接手段に
は、溶接箇所に所定のシールドガスを供給する図示しな
いシールドガス供給手段も備えている。
【0021】16はレーザー光7によって除去された除
去物質が飛散して皮膜除去領域8の溶接箇所に再度混入
しないように、該除去物質を吸引除去する吸引管(除去
物質排除手段)であり、吸引ポンプ(除去物質排除手
段)17に接続されている。18は皮膜除去領域8の除
去状況を撮影するCCDカメラ(監視手段)であり、こ
れと接続されたモニター(監視手段)19により除去状
況を観察し、診断できるように構成されている。
【0022】次に動作について説明する。皮膜除去用レ
ーザー発振器3により発振されたレーザー光4をミラー
5によりレーザー光整形手段6に伝送する。伝送された
レーザー光4は、レーザー光整形手段6によって所望形
状に整形されてレーザー光7となり、陽極酸化皮膜2が
施されたアルミニウム合金1の溶接予定箇所に照射され
る。その際、照射部分には、シールドガス供給手段9に
よってシールドガスが供給され、プラズマの発生が抑制
される。そして、照射されたレーザー光7の高密度エネ
ルギーによって、陽極酸化皮膜2が瞬間的に溶融または
蒸発して除去され、溶接に適した皮膜除去領域8が容易
かつ迅速に生成される。このとき、レーザー光7によっ
て除去された除去物質は吸引管16及び吸引ポンプ17
によって吸引除去され、溶接箇所への再混入が防止され
る。また、皮膜除去領域8の除去状況は、CCDカメラ
18により撮影され、モニター19により観察、診断さ
れる。続いて、図示しないNCテーブルを動作させるこ
とにより、かかる皮膜除去領域8を順次形成していく。
なお、レーザー光4の出力等の各種条件、ミラー5やレ
ーザー光整形手段6の光学条件、シールドガスの種類や
吹き付け条件等は、被溶接物に応じて最適に設定される
ことは言うまでもない。
【0023】そして、生成された皮膜除去領域8にレー
ザー光14を照射できるように、図示しないNCテーブ
ルを動作させると、溶接工程に連続的かつ迅速に移行す
る。溶接工程においては、溶接用レーザー発振器10に
より発振されたレーザー光11をミラー12によりレー
ザー光集光手段13に伝送する。伝送されたレーザー光
11は、レーザー光集光手段13によって任意形状に集
光されてレーザー光14となり、皮膜除去領域8の溶接
予定箇所に照射されて溶接が行われ、迅速かつ高精度に
溶接ビード15が生成される。この溶接時には、図示し
ないシールドガス供給手段によって、所定のシールドガ
スが供給され、プラズマの発生が抑制される。なお、レ
ーザー光11の出力等の各種条件、ミラー12やレーザ
ー光集光手段13の光学条件は、被溶接物に応じて最適
に設定されることは言うまでもない。
【0024】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、陽極酸化皮膜2を瞬間的に溶融・蒸発させて除去
し、溶接に適した皮膜除去領域8をきわめて迅速かつ高
精度に生成できると共に、該皮膜除去領域8の溶接予定
箇所へのレーザー光14の照射によって、迅速かつ高精
度に溶接を行うことができる効果が得られる。すなわ
ち、皮膜除去工程と溶接工程とをそれぞれ別個の装置等
で行っていた従来の溶接装置ではほとんど不可能であっ
た陽極酸化皮膜付アルミニウム合金の溶接が、きわめて
迅速かつ容易にできるようになった。
【0025】なお、上記実施の形態1では、レーザー光
4,11としてYAGレーザーを用いるものとして説明
したが、これに限られず、ガラスレーザーやエキシマレ
ーザー、CO2 レーザーの何れを用いても同様の効果を
得ることが可能である。ここで、エキシマレーザーやC
2 レーザー、半導体レーザーを使用する場合にあって
は、上記構成に加えて、所定のレーザー媒質を供給する
ガス供給手段を必要とすることは言うまでもない。
【0026】また、レーザー光4は、ミラー5により伝
送されるものとして説明したが、これに限られず、ファ
イバー光学系を用いてもよい。この場合、上記効果に加
えてさらに、レーザーの伝送光学系の簡略化が図れ
る、自由度が高く、操作性、自在性が増す、遠距離
伝送が確実になされ、自動化が増大する、装置の小型
化につながり安全性が増大するなどの効果が得られる。
【0027】さらに、レーザー光整形手段6は、レーザ
ー光4を整形するものとして説明したが、さらに分割可
能に構成することで、複数の位置にレーザー光7を照射
できるようにしてもよい。
【0028】また、アルミニウム合金1は、図示しない
NCテーブルの治具に固定され、該アルミニウム合金1
側を動作させることにより加工の位置決めがなされるも
のとして説明したが、これに限られず、レーザー光7,
14側のみを位置決め動作可能に構成したり、あるいは
これとNCテーブルとを併用して位置決め可能に構成し
てもよい。
【0029】またさらに、被溶接物として陽極酸化皮膜
2の施されたアルミニウム合金1を例に説明したが、他
の被溶接物にも適用でき、例えば、亜鉛メッキ鋼板の亜
鉛皮膜の除去を行いながら溶接をすることも可能であ
る。また、ゴミや機械油等が付着した材料であっても、
該付着物質の除去を行いながら溶接加工できる。
【0030】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による溶接装置を示す部分断面図である。上記実施
の形態1の図1において示した部材と同一または相当す
る部材には、同一符号を付して、その説明を省略する。
図において、20は皮膜除去用レーザー発振器3に一体
に設けられた加工ノズル(皮膜除去手段)であり、レー
ザー光整形手段6を内蔵することにより、皮膜除去用レ
ーザー発振器3から発振されるレーザー光4を集光・整
形して陽極酸化皮膜2に照射可能に形成したものであ
る。21はレーザー光7の照射時にプラズマの発生を抑
制するシールドガスを供給するシールドガス供給部(シ
ールドガス供給手段)であり、該シールドガスを加工ノ
ズル20の噴出口から噴出できるように該加工ノズル2
0と一体に形成されている。なお、このシールドガスと
しては、例えば、アルゴンガスやヘリウムガス、または
これらの混合ガスを使用することができる。
【0031】23は図示しない溶接用レーザー発振器か
ら発振されるレーザー光11を反射させ照射位置に向け
て伝送するミラー12と、該ミラー12を経たレーザー
光11をさらに反射、集光させ溶接位置に集光するレー
ザー光集光手段13とを内蔵した溶接ヘッド(溶接手段
の一部)である。なお、この溶接ヘッド23は、溶接時
にも、図示しないシールドガス供給手段によって所定の
シールドガスが供給できるように構成されている。25
は溶接ヘッド23から突設させた固定金具であり、ネジ
手段26によって皮膜除去用レーザー発振器3を固定
し、加工ノズル20を溶接ヘッド23に対して所定位置
に配置したものである。なお、図示例は省略するが、レ
ーザー光7によって除去された除去物質が溶接箇所へ再
混入するのを防止するために、除去物質を吸引除去する
吸引手段を備えており、また、皮膜除去領域8の除去状
況を観察し、診断するCCDカメラやモニターも備えら
れている。
【0032】次に動作について説明する。皮膜除去用レ
ーザー発振器3により発振されたレーザー光4は、加工
ノズル20内のレーザー光整形手段6によって所望形状
に整形されてレーザー光7となり、陽極酸化皮膜2が施
されたアルミニウム合金1の溶接予定箇所に照射され
る。その際、照射部分には、シールドガス供給部21に
よってシールドガスが供給され、プラズマの発生が抑制
される。そして、照射されたレーザー光7の高密度エネ
ルギーによって、陽極酸化皮膜2が瞬間的に溶融または
蒸発して除去され、溶接に適した皮膜除去領域8が容易
かつ迅速に生成される。このとき、レーザー光7によっ
て除去された除去物質は、図示しない吸引手段によって
吸引除去され、溶接箇所への再混入が防止される。ま
た、皮膜除去領域8の除去状況は、図示しないCCDカ
メラとモニターにより観察、診断される。続いて、図示
しないNCテーブルを動作させることにより、かかる皮
膜除去領域8を順次形成していく。なお、レーザー光4
の出力等の各種条件、レーザー光整形手段6の光学条
件、シールドガスの種類や吹き付け条件等は、被溶接物
に応じて最適に設定されることは言うまでもない。
【0033】そして、生成された皮膜除去領域8にレー
ザー光14を照射できるように、図示しないNCテーブ
ルを動作させると、溶接工程に連続的かつ迅速に移行す
る。特に、加工ノズル20を溶接ヘッド23に対して所
定位置に配置してあるので、皮膜除去工程を溶接工程の
直前に容易かつ効率的に行うことができる。溶接工程に
おいては、図示しない溶接用レーザー発振器により発振
されたレーザー光11をミラー12によりレーザー光集
光手段13に伝送する。伝送されたレーザー光11は、
レーザー光集光手段13によって任意形状に集光されて
レーザー光14となり、皮膜除去領域8の溶接予定箇所
に照射されて溶接が行われ、迅速かつ高精度に溶接ビー
ド15が生成される。この溶接時には、図示しないシー
ルドガス供給手段によって、所定のシールドガスが供給
され、プラズマの発生が抑制される。なお、レーザー光
11の出力等の各種条件、ミラー12やレーザー光集光
手段13の光学条件は、被溶接物に応じて最適に設定さ
れることは言うまでもない。
【0034】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1の奏する効果を得られるほか、レーザ
ー光伝送手段としてのレーザー光整形手段6やミラー1
2、レーザー光集光手段13を、加工ノズル20や溶接
ヘッド23に内蔵して構成したので、装置全体をコンパ
クトに構成できる効果が得られる。また、加工ノズル2
0を溶接ヘッド23に固定して構成したことにより、溶
接加工直前における皮膜除去加工を容易かつ効率的に行
える効果も得られる。
【0035】なお、上記実施の形態2においては、アル
ミニウム合金1は、図示しないNCテーブルの治具に固
定され、該アルミニウム合金1側を動作させることによ
り加工の位置決めがなされるものとして説明したが、こ
れに限られず、溶接ヘッド23側を位置決め動作可能に
構成してもよい。この場合、加工ノズル20が溶接ヘッ
ド23と一体に動作するので、皮膜除去加工をさらに効
率的に行える効果も得られる。
【0036】実施の形態3.本実施の形態3は、溶接手
段として、従来技術による抵抗溶接機を採用したもので
あり、スポット溶接を例に説明する。図5はこの発明の
実施の形態3による溶接装置を示す側面図(a)及び正
面図(b)である。なお、上記実施の形態1の図1にお
いて示した部材と同一または相当する部材には、同一符
号を付して、その説明を省略する。図において、5aは
レーザー光4を分岐するミラー、5bはミラー5aによ
って分岐されたレーザー光4を溶接位置に伝送するミラ
ーである。その他の皮膜除去手段としての構成は、実施
の形態1の場合と同様であり、図示しない除去物質の吸
引手段や皮膜除去領域8のモニター手段、シールドガス
供給手段等を備えている。27はアルミニウム合金1,
1の皮膜除去領域8を表裏から加圧し通電可能に形成さ
れた丸棒状の電極チップ(抵抗溶接機)、28は電極チ
ップ27に溶接電流を供給する電源(抵抗溶接機)、2
9は溶接により形成されたスポット溶接部である。
【0037】次に動作について説明する。絶縁物たる陽
極酸化皮膜2の除去動作は、レーザー光4を分岐させて
所定箇所に照射する点を除き、実施の形態1の場合とほ
ぼ同様であるので、説明を省略する。生成された皮膜除
去領域8,8は通電可能となるので、電極チップ27,
27によって通電加圧され、スポット溶接部29が形成
される。
【0038】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、レーザー光7の照射によって絶縁物たる陽極酸化皮
膜2を瞬間的に溶融・蒸発させて除去し、通電可能な皮
膜除去領域8をきわめて迅速かつ高精度に生成できるの
で、容易に抵抗溶接を行うことができる効果が得られ
る。
【0039】実施の形態4.本実施の形態4は、溶接手
段として、シールドガス雰囲気中でアーク溶接を行う従
来技術によるアーク溶接機を採用したものであり、以
下、いわゆるミグ溶接を例に説明する。図6はこの発明
の実施の形態4による溶接装置を示す側面図であり、上
記実施の形態1の図1において示した部材と同一または
相当する部材には、同一符号を付して説明を省略する。
図において、30は図示しないシールドガスを溶接箇所
に供給すると共に、溶加材たる電極線のワイヤー(アー
ク溶接機)31を支持してアーク32を発生させるトー
チ(アーク溶接機)であり、図示しない冷却手段も備え
ている。33はアーク電流等を供給する電源(アーク溶
接機)、34はワイヤー31を連続的に送給するワイヤ
ー送給装置(アーク溶接機)である。
【0040】次に動作について説明する。絶縁物たる陽
極酸化皮膜2の除去動作は、実施の形態1の場合と同様
であるので、説明を省略する。生成された皮膜除去領域
8は通電可能となるので、該皮膜除去領域8とワイヤー
31との間にアーク32を発生させることによって、溶
接ビード15が形成される。
【0041】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、レーザー光7の照射によって絶縁物たる陽極酸化皮
膜2を瞬間的に溶融・蒸発させて除去し、通電可能な皮
膜除去領域8をきわめて迅速かつ高精度に生成できるの
で、容易にアーク溶接を行うことができる効果が得られ
る。
【0042】なお、上記実施の形態4においては、アー
ク溶接におけるいわゆるミグ溶接を例に説明したが、ほ
ぼ同様の構成にてティグ溶接として実施することも可能
である。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、皮膜を有した被溶接物にレーザー光を照射するこ
とにより該皮膜を除去する皮膜除去手段と、前記皮膜除
去手段によって前記皮膜を除去された部分を溶接する溶
接手段とを備えて構成したので、皮膜を瞬間的に溶融・
蒸発させて除去し、溶接に適した皮膜除去部分をきわめ
て迅速かつ高精度に生成できると共に、該皮膜除去部分
の溶接予定箇所へのレーザー光の照射によって、迅速か
つ高精度に溶接を行うことができる効果がある。
【0044】請求項2記載の発明によれば、皮膜除去手
段を溶接手段の一部に固定して構成したので、装置全体
をコンパクトに構成できる効果がある。
【0045】請求項3記載の発明によれば、レーザー光
を被溶接物に伝送する手段として、ファイバーまたはミ
ラーのうちの少なくとも一方を用いて構成したので、溶
接環境に応じた最適な光学系を自由に構成することがで
きる効果がある。特に、ファイバーを用いることによ
り、レーザーの伝送光学系の簡略化が図れる、自由
度が高く、操作性、自在性が増す、遠距離伝送が確実
になされ、自動化が増大する、装置の小型化につなが
り安全性が増大するなどの効果がある。
【0046】請求項4記載の発明によれば、レーザー光
整形手段を備えて構成したので、所望のスポット形状を
容易に得られ、高品質の溶接ができる効果がある。
【0047】請求項5記載の発明によれば、シールドガ
スを供給するシールドガス供給手段を備えて構成したの
で、レーザー光の照射部分にプラズマが発生するのを防
止でき、高品質の溶接ができる効果がある。
【0048】請求項6記載の発明によれば、除去物質排
除手段を備えて構成したので、被溶接物から除去された
物質が溶接部分に混入するのを防止でき、高品質の溶接
ができる効果がある。
【0049】請求項7記載の発明によれば、監視手段を
備えて構成したので、被溶接物の皮膜の除去状態を容易
に監視でき、高品質の皮膜除去が行える効果がある。
【0050】請求項8記載の発明によれば、溶接手段と
して、レーザー溶接機、抵抗溶接機、アーク溶接機のう
ちのいずれか一の溶接機を用いて構成したので、被溶接
物の溶接条件に最適な溶接手段を採用でき、迅速かつ高
品質な溶接を行える効果がある。
【0051】請求項9記載の発明によれば、レーザー光
として、YAGレーザー、エキシマレーザー、ガラスレ
ーザー、CO2 レーザー、半導体レーザーのうちのいず
れか一のレーザー光を用いて構成したので、被溶接物の
溶接条件に最適なレーザー光を採用でき、迅速かつ高品
質な溶接を行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による溶接装置を示す
側面図(a)と被溶接物の平面図(b)である。
【図2】レーザー光整形手段を示す斜視図である。
【図3】レーザー光整形手段を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態2による溶接装置を示す
部分断面図である。
【図5】この発明の実施の形態3による溶接装置を示す
側面図(a)及び正面図(b)である。
【図6】この発明の実施の形態4による溶接装置を示す
側面図である。
【図7】切削機による皮膜除去工程(a)とアーク溶接
機による溶接工程(b)を示す側面図である。
【符号の説明】
1 アルミニウム合金(被溶接物) 2 陽極酸化皮膜(皮膜) 3 皮膜除去用レーザー発振器(皮膜除去手段) 4 レーザー光 5 ミラー 5a ミラー 5b ミラー 6 レーザー光整形手段 6a 球面レンズ(レーザー光整形手段) 6b シリンドリカルレンズ(レーザー光整形手段) 7 レーザー光 7a 集光スポット 7b 集光スポット 8 皮膜除去領域(皮膜を除去された部分) 9 シールドガス供給手段 10 溶接用レーザー発振器(溶接手段) 11 レーザー光(溶接手段) 12 ミラー(溶接手段) 13 レーザー光集光手段(溶接手段) 14 レーザー光(溶接手段) 16 吸引管(除去物質排除手段) 17 吸引ポンプ(除去物質排除手段) 18 CCDカメラ(監視手段) 19 モニター(監視手段) 20 加工ノズル(皮膜除去手段) 21 シールドガス供給部(シールドガス供給手段) 23 溶接ヘッド(溶接手段の一部) 27 電極チップ(抵抗溶接機) 28 電源(抵抗溶接機) 30 トーチ(アーク溶接機) 31 ワイヤー(アーク溶接機) 33 電源(アーク溶接機) 34 ワイヤー送給装置(アーク溶接機)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23K 26/08 B23K 26/08 K 26/14 26/14 Z (72)発明者 惣万 芳人 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1−1−1 三菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膜を有した被溶接物にレーザー光を照
    射することにより該皮膜を除去する皮膜除去手段と、前
    記皮膜除去手段によって前記皮膜を除去された部分を溶
    接する溶接手段とを備えた溶接装置。
  2. 【請求項2】 皮膜除去手段を溶接手段の一部に固定し
    たことを特徴とする請求項1記載の溶接装置。
  3. 【請求項3】 レーザー光を被溶接物に伝送する手段と
    して、ファイバーまたはミラーのうちの少なくとも一方
    を用いたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の溶接装置。
  4. 【請求項4】 レーザー光を集光し任意のスポット形状
    に整形するレーザー光整形手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の溶
    接装置。
  5. 【請求項5】 レーザー光の照射部分にシールドガスを
    供給するシールドガス供給手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の溶
    接装置。
  6. 【請求項6】 被溶接物から除去された物質が溶接部分
    に混入するのを防止するために該除去物質を排除する除
    去物質排除手段を備えたことを特徴とする請求項1から
    請求項5のうちのいずれか1項記載の溶接装置。
  7. 【請求項7】 被溶接物の皮膜の除去状態を監視する監
    視手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6
    のうちのいずれか1項記載の溶接装置。
  8. 【請求項8】 溶接手段として、レーザー溶接機、抵抗
    溶接機、アーク溶接機のうちのいずれか一の溶接機を用
    いたことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのい
    ずれか1項記載の溶接装置。
  9. 【請求項9】 レーザー光として、YAGレーザー、エ
    キシマレーザー、ガラスレーザー、CO2 レーザー、半
    導体レーザーのうちのいずれか一のレーザー光を用いた
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれ
    か1項記載の溶接装置。
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