JPH10186088A - 隔壁貫通構造体 - Google Patents

隔壁貫通構造体

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JPH10186088A
JPH10186088A JP8348236A JP34823696A JPH10186088A JP H10186088 A JPH10186088 A JP H10186088A JP 8348236 A JP8348236 A JP 8348236A JP 34823696 A JP34823696 A JP 34823696A JP H10186088 A JPH10186088 A JP H10186088A
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JP
Japan
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penetrating
bulkhead
cable
pipe
partition
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JP8348236A
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Hirosuke Kubota
啓輔 窪田
Shuichi Takahashi
修一 高橋
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IHI Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隔壁貫通ケーブルが容易に交換できるように
する。 【解決手段】 隔壁1の一側から他側へ貫通し且つ隔壁
貫通ケーブル6を挿通する貫通管14と、貫通管14の
一端に固着され貫通管14に挿通した隔壁貫通ケーブル
6の一端部側を気密に貫通させる貫通管端部密封部材1
9と、貫通管14の一端及び貫通管端部密封部材19を
気密に取り囲む接続箱26と、接続箱26を気密に貫通
し隔壁貫通ケーブル6の一端に接続される隔壁外部ケー
ブル30と、一端33が接続箱26の内部に連通し他端
34に圧力気体供給源37及び圧力計35が接続可能な
気密試験用バルブ32とを備え、隔壁貫通ケーブル6の
みを交換でき、圧力気体供給源37から圧力気体を接続
箱26に供給し、圧力計35で気密性の確認ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隔壁にケーブルを
気密に貫通させるための隔壁貫通構造体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントや放射性廃棄物処理施設
等においては、放射線レベルの高い区域を隔壁で遮蔽し
ている。
【0003】図4において1は隔壁であり、該隔壁1
は、放射線レベルが非常に高い雰囲気の高放射線区画2
と、該区画2に比べて放射線レベルが低い雰囲気の低放
射線区画3とを隔離して、高放射線区画2から放射線が
低放射線区画3へ透過しないようにするものである。
【0004】高放射線区画2内に設けられている機器と
低放射線区画3の間で電力や電気信号等を授受する隔壁
貫通ケーブルを配設するために、隔壁1には隔壁貫通構
造体が設けられる。
【0005】従来の隔壁貫通構造体は図4に示すよう
に、隔壁1を貫通するスリーブ4が隔壁1に固着されて
いて、スリーブ4の内部には、中空構造のプラグ5が密
に挿入されている。
【0006】スリーブ4の内面とプラグ5の外面との間
の微小隙間を通って、放射線が高放射線区画2から低放
射線区画3へ透過しないように、また、低放射線区画3
側からプラグ5をスリーブ4に対して着脱できるように
するため、スリーブ4の内面とプラグ5の外面とは、高
放射線区画2側が小径で低放射線区画3側が大径になる
ように、順に径が拡大する形状を有している。
【0007】プラグ5の中には、隔壁貫通ケーブル6が
貫通して配設され、また、放射線遮蔽効果のあるコンク
リート7が充填されている。
【0008】隔壁貫通ケーブル6は、図5の拡大断面図
に示すように、ステンレス等の薄肉状の外装管8の内部
に1本または複数本の銅線等の芯線9を挿通したうえ、
酸化マグネシウム等の絶縁物10を充填したもので、放
射線の影響で劣化しない無機材料より構成され、また、
屈曲性を有している。
【0009】プラグ5の中を貫通している隔壁貫通ケー
ブル6の高放射線区画2側の端部は、プラグ5の高放射
線区画2側の端面に取り付けられている端子11に接続
され、隔壁貫通ケーブル6の低放射線区画3側の端部
は、プラグ5の低放射線区画3側の端面に取り付けられ
ている端子12に接続されている。
【0010】そして、端子11には、高放射線区画2内
に設けられている機器からの図示しない配線が接続さ
れ、端子12には、低放射線区画3内の図示しない配線
が接続されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来の隔
壁貫通構造体においては、プラグ5の中に隔壁貫通ケー
ブル6に加えてコンクリート7が充填されているため、
隔壁貫通ケーブル6を交換する必要があるときには、プ
ラグ5全体を交換しなければならず、しかもその内部に
充填されるコンクリート7のためにプラグ5全体が大型
で重量が重くなるので、プラグ5をスリーブ4から引き
抜いたり挿入したりするときに治具が必要となり、ま
た、プラグ5を引き抜いたときには、該プラグ5を置く
ためのスペースを必要とするので、狭い所には図4に示
す隔壁貫通構造体を適用することができない。
【0012】更に、スリーブ4の内面とプラグ5の外面
との間の微小隙間を通って、放射線が高放射線区画2か
ら低放射線区画3の方に透過しないようにするために、
スリーブ4の内面とプラグ5の外面とが密に面接触する
ようにしなければならないので、スリーブ4及びプラグ
5の製作がむずかしい。
【0013】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、隔壁貫通ケーブルを簡単に交換することができ且つ
製作及び取扱いが容易な隔壁貫通構造体を提供すること
を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載した隔壁貫通構造体では、
隔壁の一側から他側へ貫通し且つ隔壁貫通ケーブルを挿
通する貫通管と、該貫通管の一端に固着され且つ貫通管
に挿通した隔壁貫通ケーブルの一端部側を気密に貫通さ
せる貫通管端部密封部材と、前記の貫通管の一端及び貫
通管端部密閉部材を気密に取り囲む接続箱と、該接続箱
を気密に貫通し前記の隔壁貫通ケーブルの一端に接続さ
れる隔壁外部ケーブルと、一端が前記の接続箱の内部に
連通し他端に圧力気体供給源及び圧力計が接続可能な気
密試験用バルブとを備えている。
【0015】また、本発明の請求項2に記載した隔壁貫
通構造体では、本発明の請求項1に記載した隔壁貫通構
造体の構成に加えて、貫通管の隔壁内に位置する部分に
屈曲部を形成し、該屈曲部と隔壁外面との間に位置する
ように隔壁内に遮蔽板を設置している。
【0016】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
の隔壁貫通構造体のいずれにおいても、接続箱を開放し
たうえ、貫通管端部密閉部材から貫通管内に挿通されて
いる既存の隔壁貫通ケーブルを引き抜き、貫通管端部密
閉部材から貫通管内に新たなる隔壁貫通ケーブルを挿通
して隔壁貫通ケーブルの交換を行い、ケーブル交換後に
接続箱を密封する。
【0017】更に、気密試験用バルブに圧力気体供給限
及び圧力計を接続し、接続箱に対する気密試験を行い、
貫通管端部密閉部材と隔壁貫通ケーブルとの間で気密が
保持されているか否かを確認する。
【0018】また、本発明の請求項2に記載の隔壁貫通
構造体においては、隔壁内に配置した遮蔽板によって、
貫通管の中空部分を経て隔壁を透過しようとする放射線
を遮蔽する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。
【0020】図1から図3は、本発明の隔壁貫通構造体
の実施の形態の一例であって、高放射線区画2と低放射
線区画3との間を隔離している隔壁1には、中間部分に
屈曲部13を形成したステンレス等よりなるの貫通管1
4が、隔壁1の一側から他側へ貫通して設けられてい
る。
【0021】図1では、貫通管14の中間部分に、2箇
所の屈曲部13を形成しているが、貫通管14は、中間
部分に1箇所の屈曲部13を形成したへ字型のものでも
よく、また、中間部分に3箇所以上の屈曲部13を形成
したものでもよい。
【0022】隔壁1の内部には、上述の屈曲部13と隔
壁1の外面との間に位置するように、鉛、鋼、あるい
は、内部にポリエチレンの粒子を封入した鋼製構造の遮
蔽板15が設置されている。
【0023】貫通管14の内部には、コンクリート等が
充填されておらず、図5に示した隔壁貫通ケーブル6の
みが挿通されていて、隔壁貫通ケーブル6の図1におけ
る左端は貫通管14の左端からさらに延びていて、高放
射線区画2に設けられている端子台16に接続されてい
る。
【0024】この端子台16には、高放射線区画2内に
設けられている機器からの図示しない配線も接続される
ようになっていて、端子台16に対する隔壁貫通ケーブ
ル6及び機器からの配線の着脱作業は、マニプレータに
よる遠隔操作で行われる。
【0025】貫通管14の低放射線区画3側の端部は隔
壁1から突出し、その突出している端部にはフランジ1
7が溶接により固着されている。
【0026】そして、このフランジ17には、隔壁貫通
ケーブル6を貫通させた状態のフランジ蓋18が、ボル
ト締結によって密に結合され、更に、フランジ蓋18に
貫通管端部密封部材19が取り付けられるようになって
いる。
【0027】貫通管端部密封部材19は、図3に示すよ
うに、フランジ蓋18中心のボス部20の端面に密着す
る駒部材21と、駒部材21の外側に嵌めてボス部20
の雄ねじ部22に螺合するナット部材23とによって構
成されている。
【0028】駒部材21は、中心に隔壁貫通ケーブル6
を貫通させ、外周面をボス部20側が大径でナット部材
23側が小径になるようにテーパ状にした金属製のもの
であり、ナット部材23は、中心に隔壁貫通ケーブル6
を貫通させ、ボス部20の雄ねじ部22に螺合する雌ね
じ部24と、駒部材21の小径側端面に接する底部25
とを有する堅い金属製のものである。
【0029】駒部材21とナット部材23とによって構
成された貫通管端部密封部材19においては、駒部材2
1の外側に嵌めたナット部材23の雌ねじ部24をボス
部20の雄ねじ部22に螺合し、ナット部材23を締め
付けると、ナット部材23の底部25が駒部材21の小
径側端面を強く押圧するため、駒部材21は押し潰され
る状態になって、ボス部20の端面とナット部材23の
底部25との間を密封するようになる。
【0030】図1、図2に示すように、隔壁貫通ケーブ
ル6の低放射線区画3側の端部は貫通管端部密封部材1
9から引き出されていて、接続箱26の中の受台27に
設けられている端子台28に接続されている。
【0031】接続箱26は、気密蓋29が図示しないシ
ール材を介在させて着脱可能に取り付けられており、貫
通管14の低放射線区画3側の端部のフランジ17、フ
ランジ蓋18、貫通管端部密封部材19、貫通管端部密
封部材19から引き出されている隔壁貫通ケーブル6の
低放射線区画3側の端部、受台27、端子台28の周り
を気密に囲んだ状態で、隔壁1の低放射線区画3側に固
着されている。
【0032】接続箱26の底部には、隔壁外部ケーブル
30を気密に貫通した箱用グランド31が取り付けられ
ていて、隔壁外部ケーブル30の一端を接続箱26の内
部に引き込んでいる。
【0033】そして、接続箱26の内部に引き込まれて
いる隔壁外部ケーブル30の一端は、端子台28に接続
されている。
【0034】端子台28に対する隔壁貫通ケーブル6及
び隔壁外部ケーブル30の着脱作業は、気密蓋29を外
して行う。
【0035】接続箱26の底部には、図1に示すように
気密試験用バルブ32の一端33が連通しており、気密
試験用バルブ32の他端34には、圧力計35及びバル
ブ36を介して圧力気体供給源37が接続できるように
なっている。
【0036】通常は気密試験用バルブ32を閉じて、圧
力計35、バルブ36、圧力気体供給源37は、気密試
験用バルブ32の他端34から取り外しておくものであ
る。
【0037】次に、上述した隔壁貫通構造体の作用を説
明する。
【0038】貫通管14は途中に屈曲部13が形成され
て屈曲しているため、高放射線区画2から放射線が貫通
管14の内部を直進して低放射線区画3に達することは
ない。
【0039】また、屈曲部13と隔壁1の外面との間に
位置するように遮蔽板15が設置されているため、図1
において貫通管14の左端部から貫通管14の水平部に
入射した放射線は右側の遮蔽板15によって遮蔽され、
貫通管14の右側の水平部に対しては、左上の遮蔽板1
5が放射線を遮蔽することになる。
【0040】隔壁貫通ケーブル6を取り替える必要が生
じた場合には、隔壁貫通ケーブル6の高放射線区画2側
の端部をマニプレータによる遠隔操作で端子台16から
外した後、低放射線区画3側において気密蓋29を接続
箱26から取り外し、隔壁貫通ケーブル6の低放射線区
画3側の端部を端子台28から外す。
【0041】そしてフランジ蓋18をフランジ17から
外して隔壁貫通ケーブル6を引っ張ると、貫通管14の
内部には充填物がないため、隔壁貫通ケーブル6は屈曲
部13に順応して屈曲しながら貫通管14の低放射線区
画3側の端部から引き抜くことができる。
【0042】次に、新しい隔壁貫通ケーブル6の低放射
線区画3側となる端部にフランジ蓋18のボス部20、
駒部材21、ナット部材23を嵌め、隔壁貫通ケーブル
6の高放射線区画2側となる端部から隔壁貫通ケーブル
6を貫通管14の中に差し込んでいくと、隔壁貫通ケー
ブル6は屈曲部13に順応して屈曲しながら貫通管14
の中を進み、隔壁貫通ケーブル6の先端は高放射線区画
2内に到達し、貫通管14の全長に亘って隔壁貫通ケー
ブル6が挿入された状態になる。
【0043】この状態で隔壁貫通ケーブル6の高放射線
区画2側の端部をマニプレータによる遠隔操作で端子台
16に接続し、隔壁貫通ケーブル6の低放射線区画3側
の端部を端子台28接続した後、気密蓋29を接続箱2
6にシール材を介在させて取り付ければ、隔壁貫通ケー
ブル6の交換作業は終了する。
【0044】貫通管14の低放射線区画3側の端部は、
フランジ17、フランジ蓋18、貫通管端部密封部材1
9によって密封し、高放射線区画2側の放射性雰囲気が
低放射線区画3側に漏れないようにする構成になってい
るが、貫通管14の密封状態を試験することができる。
【0045】貫通管14の密封状態を試験する際には、
気密試験用バルブ32の他端34に圧力計35及びバル
ブ36を介して圧力気体供給源37を接続する。
【0046】そして、気密試験用バルブ32及びバルブ
36を開き、圧力気体供給源37から接続箱26の内部
に一定圧力の気体を供給してその圧力を圧力計35で確
認した後、バルブ36を閉じて圧力気体供給源37から
接続箱26の内部への圧力気体の供給停止し、一定時間
放置しておく。
【0047】一定時間経過後、圧力計35の示す圧力の
減少量が一定値以内であれば、貫通管14の密封状態が
良好であることが判明し、圧力計35の示す圧力の減少
量が一定値以上であれば、接続箱26内部へ供給した圧
力気体がフランジ17、フランジ蓋18、貫通管端部密
封部材19の組み付け箇所を通って高放射線区画2に漏
れたことになるので、貫通管14の密封状態が不良であ
ることが判明する。
【0048】なお、本発明の隔壁貫通構造体は上述した
実施の形態のみに限定されるものではなく、放射線雰囲
気ではない区画を隔離する隔壁に適用する場合に屈曲部
及び遮蔽板を設けないようにすること、その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え得る
ことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の隔壁貫通構
造体においては、下記のような種々の優れた効果を奏し
得る。
【0050】(1)本発明の請求項1あるいは請求項2
に記載の隔壁貫通構造体のいずれにおいても、貫通管内
に挿通される隔壁貫通ケーブルを、貫通管の一端に設け
た貫通管端部密閉部材に気密に貫通させているので、隔
壁貫通ケーブルのみを簡単に交換することができ、ま
た、隔壁貫通構造体の製作及び取扱いが容易になる。
【0051】(2)本発明の請求項1あるいは請求項2
に記載の隔壁貫通構造体のいずれにおいても、貫通管の
一端及び貫通管端部密閉部材を気密に取り囲む接続箱
に、気密試験用バルブを設けているので、貫通管端部密
閉部材と隔壁貫通ケーブルとの間で気密が保持されてい
るか否かを確認することができる。
【0052】(3)本発明の請求項2に記載の隔壁貫通
構造体では、貫通管の隔壁内に位置する部分に屈曲部を
形成し、また、隔壁内に遮蔽板を設置しているので、貫
通管の中空部分を経て隔壁を透過しようとする放射線を
効果的に遮蔽することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の隔壁貫通構造体の実施の形態の一例を
示す縦断側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1における貫通管端部密封部材を分解して示
した拡大断面図である。
【図4】従来の隔壁貫通構造体の一例を示す縦断側面図
である。
【図5】隔壁貫通ケーブルの一例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 隔壁 6 隔壁貫通ケーブル 13 屈曲部 14 貫通管 15 遮蔽板 19 貫通管端部密封部材 26 接続箱 30 隔壁外部ケーブル 32 気密試験用バルブ 35 圧力計 37 圧力気体供給源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁の一側から他側へ貫通し且つ隔壁貫
    通ケーブルを挿通する貫通管と、該貫通管の一端に固着
    され且つ貫通管に挿通した隔壁貫通ケーブルの一端部側
    を気密に貫通させる貫通管端部密封部材と、前記の貫通
    管の一端及び貫通管端部密封部材を気密に取り囲む接続
    箱と、該接続箱を気密に貫通し前記の隔壁貫通ケーブル
    の一端に接続される隔壁外部ケーブルと、一端が前記の
    接続箱の内部に連通し他端に圧力気体供給源及び圧力計
    が接続可能な気密試験用バルブとを備えてなることを特
    徴とする隔壁貫通構造体。
  2. 【請求項2】 貫通管の隔壁内に位置する部分に屈曲部
    を形成し、該屈曲部と隔壁外面との間に位置するように
    隔壁内に遮蔽板を設置した請求項1に記載の隔壁貫通構
    造体。
JP8348236A 1996-12-26 1996-12-26 隔壁貫通構造体 Pending JPH10186088A (ja)

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