JPH10181394A - 自動車座席のためのスライドウェイと、それを含んだ座席 - Google Patents
自動車座席のためのスライドウェイと、それを含んだ座席Info
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- JPH10181394A JPH10181394A JP9333029A JP33302997A JPH10181394A JP H10181394 A JPH10181394 A JP H10181394A JP 9333029 A JP9333029 A JP 9333029A JP 33302997 A JP33302997 A JP 33302997A JP H10181394 A JPH10181394 A JP H10181394A
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- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/12—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable
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Abstract
自動車の座席のスライドレールにおいて、座席を前方に
移動した後、旧に返す場合、座席を元の位置に固定する
とき、冗長に流れる呼となく瞬間的に固定可能なスライ
ドレールの提案。 【解決手段】自動車の座席のスライドウェイが、可動の
レール上に旋回可能に取り付けられて休止位置へ付勢さ
れているロック外しレバー31と、座席後背部が前方に
倒されたときにスライドウェイがロック外しされるよう
に前記レバーを座席後背部と結合しているケーブル52
と、可動レール上に取り付けられ、前記レバーをレバー
の作用の位置に保持するブロッキング位置と、前記レバ
ーが休止位置へ戻ることを可能にする位置との間を指定
できるトリッガー33を有している。このトリッガー
は、ブロッキング位置の方へ付勢されており、かつ、ス
ライドウェイの固定レールに固定された接触用部材6
6,67と接触するに至ったときにトリッガーを休止位
置へと動かすという作用フィンガー61を含んでいる。
Description
めのスライドウェイ、およびそのようなスライドウェイ
を含んだ座席に関する。
なお特定的に言うならば、座席、特には2ドア型の自動
車における前方座席、すなわち、その自動車の後方座席
に出入りするためには前方に滑らされるという前方座
席、の座席本体を支持するように設計されたものに関す
る。
とって便利なように前後方向の位置が調整されることが
可能であるだけでなく、ロックが外されることによって
座席が前方へと迅速に滑らされ、その後に座席が後方へ
と滑らされたときには前記スライドウェイは必ず自動的
に再ロックされる、ということが可能でなければならな
い。
り付けられた、前方そして下向きに傾転させられ得る座
席後背部を含んでいる自動車の座席のためのそのような
スライドウェイを記述していて、そのスライドウェイ
は、 ・車両に固定されるべく設計された固定の第1のレール
と、 ・座席本体を支持するように設計されていて、固定レー
ルと平行に置かれてその固定レールに沿って長さ方向に
滑り動くように取り付けられている可動の第2のレール
と、 ・固定レールと組み合って動作して二つのレールが相互
に相対的に動くことを防止するロック位置と、固定レー
ルと組み合って動作し可動レールが固定レールに対して
滑ることを可能にするロック外れの位置との間を動き得
るように可動レールに取り付けられているラッチと、 ・ラッチをそのロック位置へと付勢しているラッチばね
と、 ・ラッチをそのロック位置からロック外れの位置へ手動
で移動させる手段と、 ・ラッチ上で動作しラッチをロック外れの位置に保持す
る動作位置と、ラッチ上で動作しない休止位置との二つ
の角度位置の間を動くように、回動可能に可動レールに
取り付けられているロック外しレバーと、 ・前方そして下向きに傾倒されている座席後背部によっ
て動作に入れられるように設計された、ロック外しレバ
ーをその休止位置から動作位置へと動かす手段と、 ・ロック外しレバーをその休止位置へ押す付勢をするレ
バー用ばねと、 ・固定レールに永久的に固定されており、可動レールが
固定レールに対して所定の位置にあるときと、ロック外
しレバーを動かす手段が動作されていないときに、ロッ
ク外しレバーをその休止位置へと戻す働きをする少なく
とも一つの第1の接触用メンバー、を含んでいる。
イのロック外しレバーは、その作用の位置と休止位置の
間において中立の角度位置を有していて、そのレバー
は、それが中立の位置と動作位置の間にあるときには動
作位置へ、それが中立位置と休止位置の間の角度位置に
あるときには休止位置へと、レバー用ばねによって押さ
れている。
された後に、ロック外しレバーを動作位置において座席
が後方へと動かされたときには、ロック外しレバーが、
第1の接触メンバーと接触するに至るが、それによって
ロック外しレバーが、その動作位置から中立位置を丁度
超えるところまで漸進的に回動する間には、可動レール
が少しだけ後方へとなおも動くこととなる。
し終えたときには、直ちにそれの休止位置へとレバー用
ばねによって追い込まれ、そこでラッチが、そのロック
の位置へと戻り得て、かくして座席本体の動くことが阻
止される。
イは完全な満足を与える。
の決定、すなわち、 ・ラッチの、それのロックの位置とロック外れの位置の
間の行程の決定、 ・ロック外しレバーの形状の決定、 ・より一般的に、ロック外しレバーがその作用の位置と
中立の位置の間にある間にラッチに与えられる位置の決
定、のような、厄介でできにくい設計上の決定を必要と
する。
それらパラメータは、当然、ロック外しレバーがその動
作位置と中立の位置の間の角度位置の中にある間にはラ
ッチがスライドウェイの固定レールと組み合って働くこ
とがないように選定されるべきであり、そうでないと、
スライドウェイは、完全にロックすることなく引っ掛か
ることになる。
目的は、上記の欠点を少なくすることにある。
明によれば、問題の種類のスライドウェイは、本質的に
は、それがさらに、トリッガー、すなわち、第1に、そ
れが、作用の位置にあるロック外しレバーと組み合って
働いてロック外しレバーが休止位置へと戻ることを阻止
するブロッキングの角度位置と、第2に、それがロック
外しレバーが休止位置へと戻ることを阻止しない引込ん
だ角度位置の間を動くように、可動レールに回動可能に
取り付けられており、ブロッキングの位置の方へと弾力
的に押しやられているというトリッガーを含んでいて、
そのトリッガーはさらに、可動のレールが固定レールに
対して所定の位置に来たときに前記第1の接触用メンバ
ーと接触することによってトリッガーをそれの引込んだ
位置へとカム作用でもって動かす働きをする作用フィン
ガーを含んでおり、前記レバー用ばねは、引張りばねで
あって、ロック外しレバーに固定された第1の取付け点
とトリッガーに固定された第2の取付け点の間に取り付
けられていて、それら取付け点は、ロック外しレバーが
その休止位置から作用の位置へと動くときには第1の取
付け点が第2の取付け点から離れるように、そして、ト
リッガーがそのブロッキング位置から引込んだ位置へ動
くときには第2の取付け点が第1の取付け点から離れる
ように配置されており、したがって、レバー用ばねは、
トリッガーをそのブロッキング位置へと押しやると同時
にロック外しレバーをその休止位置へと押しやる、とい
うことを特徴としている。
は、座席が完全に前方へと動かされた後に後方へと動か
されている間には、常に作用の位置に止まっており、そ
れから、座席がその所定の再ロック位置へと戻るとき
に、ロック外しレバーは、瞬間的に、その動作位置から
休止位置へと動く。
るときには、従来技術によるロック外しレバーが動作位
置から中立の位置へと漸進的に動く間に可動レールが後
方へとなおも動くという中間段階がない。
計は、もはや上記の技術的制約を受けなくなる。
様においては、下記の算段のうちの一つはたはより多く
のものが使われてよい。
方向に対して垂直な、それぞれの水平方向軸線の回りに
取り付けられており、トリッガーは、それの旋回中心軸
線から離れる方向に実質上垂直なストップエッジへと延
びた上側エッジを有する垂直な剛性のプレートを含んで
おり、ロック外しレバーは、ベアリングメンバーを有し
ていて、そのベアリングメンバーは、ロック外しレバー
がそれの休みの位置から動作位置へと動くときに、前記
プレートの上側エッジを押さえて、それによりトリッガ
ーをそのブロッキングの位置から引込んだ位置へと動か
し、それからはプレートのストップエッジを超えて動く
ので、トリッガーがそのブロッキングの位置へと戻るこ
とを可能にし、そこでストップエッジは、ベアリングメ
ンバーと組み合って働いてロック外しレバーがそれの休
みの位置へと戻ることを阻止するということ。
計されたウェブを有していて、第1の接触用メンバー
は、このウェブの下側に固定されていること。
長さ方向に、前方突き当り位置と後方突き当り位置の間
において移動可能であって、スライドウェイとしては、
第1の接触用メンバーに加えて、可動のレールがそれの
後方突き当り位置に来たときにトリッガーの作用フィン
ガーと接触してトリッガーをそれの引込んだ位置へとカ
ム作用でもって動かすように置かれている第2の接触用
メンバーを含んでいること。
され得る座席後背部を支持していて上記において示され
た少なくとも一つの第1のスライドウェイによって長さ
方向に滑るように取り付けられている座席本体を含んで
いて、その座席本体がスライドウェイの可動のレールに
固定されている自動車の座席を提供している。
は、下記の算段のうちの一つまたはより多くのものがオ
プションとして用いられてよい。
作位置へ動かす手段が、ケーブル、すなわち、ロック外
しレバーを座席後背部と連結していて、座席後背部が前
方そして下向きに傾倒されたときには張力がかかり、座
席後背部が傾倒されたままである限りロック外しレバー
をそれの作用の位置に保持するケーブルを含んでいるこ
と。
ドウェイと平行に延びていて、第1のスライドウェイの
固定レールと実質的に同形の固定レール、第1のスライ
ドウェイの可動レールと実質的に同形の可動レール、お
よび、第1のスライドウェイのラッチと実質的に同形の
ラッチを有している第2のスライドウェイ(6)を含ん
でいて、第1及び第2のスライドウェイのラッチは、そ
れぞれの可動レールの上に、ロック位置とロック外れの
位置の間を垂直面内で回動するように取り付けられてお
り、それらラッチの各々のものは、対応するスライドウ
ェイの一方の側の上に位置して2本のスライドウェイの
間にある中間スペースの中にあり、それら二つのラッチ
は、横断方向の剛性リンクバーによって相互に結合され
ており、そのリンクバー自体は、一つの作用ハンドルに
固定されていると共に、両方のラッチを同じ角度位置を
占めるように拘束していること。
うこと。
以降の、添付の図面を参照し、しかもこの例に制限され
るものではない例を用いての本発明の一つの実施形態の
詳細な説明をする。
明は、自動車の座席1、特には後方座席に出入りするた
めには前方座席の少なくとも一つを動かすことが必要な
2ドア型の自動車における前方座席に適用される。
水平で横断方向の軸線4の周りで回動可能なように取り
付けられた座席後背部3を含んでいる。
ドウェイ6を介し車両の床5上に、座席が前後方向Lに
おける前方または後方へと動き得るように取り付けられ
ている。
しての、車両の床5に固定された、実質的に上側に向け
て開いたチャンネル型材メンバーの形をなした固定の金
属製レール7と、第2としての、座席の座席本体2を担
持している、実質的に下向きに開いたチャンネル型材メ
ンバーの形をなした可動の金属製レール8を含んでい
て、可動レールは、固定レールに沿って、前方の突き当
り位置と後方の突き当り位置の間を滑ることができる。
々の可動のレール8の後方突き当り位置は、特に言え
ば、固定レール7の後方端部において打抜きで形成され
た突起によってできていて可動レール8と共に動く対応
する部分(図示せず)と組み合って働く当たり面9で決
められていてよい。
突き当り位置は、ここでは、対応する固定レール7の前
方端部において形成されていて可動レールと共に動く対
応する部分(図示せず)と組み合って働く、当たり面9
と類似の当たり面で決められていてよい。
のは、さらに、可動レール8の垂直方向のフランジ11
の一方のものの側面上に取り付けられて2本のスライド
ウェイ6の間にある中間スペースの中にある、板金加工
で作られたラッチ10を含んでいる。
にラッチ10を設けることも、それが適当であるならば
可能であり、それは本発明の範囲を超えるものでない。
4の間を延びており可動レール8の対応する垂直方向フ
ランジ11に当たっている垂直方向のウェブ12を有し
ている。ウェブ12は、前記のフランジ11上に、前方
端部13の近傍に位置した横断方向で水平な軸線15の
回りで旋回可能なように取り付けられている。
端部14において、第1としての、実質的に水平な上側
フラップ16、すなわち、2本のスライドウェイ6の間
にある中間スペースの中へと向いている上側フラップ1
6と、第2としての、実質的に水平な下側フラップ1
7、すなわち、複数の貫通穴が設けられていて、ある程
度の垂直方向の隙間をもって可動のレール8の中へとそ
れの垂直方向フランジ11の中に形成されたウインドウ
19を経て入り込んでいる下側フラップ17、によって
延長されている。
ル7に属する垂直方向の側面フラップ20の下にあっ
て、その垂直方向フラップ20は、それの下側エッジ上
において、ラッチの下側フラップにある穴18に対応す
るように配置された下向きの歯21を有している。
ール8の垂直方向フランジ11に固定されたスプリング
ワイヤ22によって上向きに押しやられているので、ラ
ッチ10は、静置のレールの歯21がラッチの下側フラ
ップの穴18の中に貫入するラッチ掛りの位置にあっ
て、それにより、スライドウェイ6が動くことを阻止す
ることとなる。
穴18は、水平方向に延びた一組の歯で置き換えられ得
るし、より一般的に言うならば、スライドウェイが動く
ことを阻止するために適当などんな公知の方法によって
でも、ラッチはスライドウェイの固定レールと組み合っ
て働くことができる。
は、一つのクロスバー23に固定されているのである
が、このクロスバー23は、両方のスライドウェイに共
通であって、座席の両方のラッチ10が同時に旋回させ
られて、それらラッチの後方端部14を下向きに、ロッ
ク外れの位置、すなわち、両方のラッチの下側フラップ
17が両方の固定レールの歯21から脱離するロック外
れの位置へと動かすことを可能にしている。
角度位置を占めることを保証するためには、クロスバー
23が、有利な方法としては、 ・剛性の金属製リンクバー24、すなわち、管状である
のが有利であって望ましくは実質的に直線的であり、二
つのラッチのそれぞれのウェブ12に実質的に遊びなし
に固定されている二つの端部25の間において水平・横
断方向に延びていて、例えば、二つのラッチの共通の旋
回中心軸線15上にあるリンクバー24と、 ・ハンドル23a、例えば、実質的にU字形の剛性の金
属管の形をなしていて、そのU字形の二つの端はバー2
4に溶接されており、U字形のベース部は、ユーザの手
が容易に届くような座席本体の前方端の近傍に置かれて
いることにより、ユーザが前後方向位置を気の向くまま
に調整することを可能にするというハンドル23a、に
よって構成されている。
有スペースでもって、二つのラッチ10を効果的に同期
させる役をする。
0に、例えば溶接、ねじ止めなど、どんな公知の手段に
よってでも固定され得るが、その固定は、各々のラッチ
のウェブ12において切り出された二つのタブ26を、
それらタブが固定用プレート28の中に形成されたそれ
ぞれの開口27の中を貫通するようにして圧着し、その
固定用プレート28自体をリンクバーの対応する端部2
5にねじまたは溶接で固定する、ということで行われる
のが望ましい。
レール8は、なお、図2〜5において見えているとおり
のロック外し機構29を担持している。
の物の形をなしたサポート30と、 ・ロック外しレバー31,すなわち、同様に板金加工で
作られた1枚物の形をなしていて、サポート30上に、
横断方向で水平な軸線32の周りで回動可能なように取
り付けられているロック外しレバー31と、 ・トリッガー33、すなわち、板金加工で作られた1枚
物の形をなしていて、サポート30上に、横断方向で水
平な軸線34の回りで旋回可能なように取り付けられて
いるトリッガー33とを含んでいる。
ート30は、 ・上側の水平壁35、すなわち、L字形をなしていて、
長さ方向に延びていて可動レールの水平なウェブ37の
上に固定されている第1の肢部36と、横断方向に延び
ており、可動レールから突出し、2本のスライドウェイ
の間にある中間スペースに入ると共に、対応するラッチ
の上側フラップ16(図1参照)の上を跨いでいる第2
の肢部38、を有している上側の水平壁35と、 ・同様に実質的にL字形をなしていて、水平壁35の第
2の肢部の端から下方へと延びている第1の肢部40
と、後方へと延びて端部42に至り、そこで折り曲げら
れて横断方向で2本のスライドウェイの間にある中間ス
ペースに入り込んでいる第2の肢部41とを有している
垂直方向のフラップ39とを含んでいる。
3と上端部44の間を延びている概しては細長い垂直方
向のプレートであって、それには、それの両端の間にお
いて貫通開口45が設けられている。
中心軸線を決めている開口45を貫通すると共に、サポ
ート30に属するフラップ39の第2の肢部41に固定
されており、レバー31は、ナット47とワッシャ48
によって前記ピポットピン上に、回動可能に取り付けら
れている。
ロッド49に固定されていて、そのロッド49は、水平
・横断方向に、可動レール8、すなわち、ロック外し機
構が対応するラッチの上側フラップ16の直上において
固定されているところの可動レール8の方へと延びてい
る。
開口45の下方に位置した一つの穴50を有していて、
その穴50は、シース53の中で滑る鋼ケーブル52の
端部に固定されたフック51を収容している。
部42に固定されている一方で、このシースの他方の端
は座席本体の強度メンバーに固定されており、ケーブル
52自体の対応する端は、図1に示すように、座席後背
部の強度メンバーに、望ましくは回動中心軸線4の下方
または後方に位置した固定点54において固定されてい
る。
して下向きに傾倒させられたときには、それがケーブル
52に牽引力をおよぼすので、レバー31は、作用の位
置、すなわち、ロッド49がラッチの上側フラップ16
を、ラッチがそれのロック外れの位置へと動くに十分な
だけ押し下げる動作位置へと回動する。
り曲げられて2本のスライドウェイ6の間にある中間ス
ペースに入り込んだ舌状部55を有しており、なお、こ
のレバーの下端部43は剛性の金属のロッド56に固定
され、そのロッド56はトリッガー33と組み合って動
作する。
L字形のフラップ39の第1の肢部40上に回動可能に
取り付けられている垂直方向壁57を有している。この
垂直方向壁は、回動中心軸線34から下方そして後方へ
と延びた傾斜した上側エッジ58を有していて、その傾
斜した上側エッジは、垂直方向のストップエッジ59で
限局された後方端部で終わっている。
ラップ60によってスライドウェイの固定レール7の下
方へと延長されていて、そのフラップ60は、それの末
端において上向きに折られ、固定レールのウェブ62の
下方に位置した垂直方向のフィンガー61を形成してい
る。
ルの下で長さ方向に自由に通過して滑るために必要なス
ペースは、例えば、固定レールを車両の床5に接続する
複数の持上げ支持タブ63(図1参照)とか、床5を部
分的に落ち込んだ形にするような、どんな公知の手段に
よってでも得られる。
は、下方に折り曲げられて、剛性の舌状部64,すなわ
ち、水平・横断方向に2本のスライドウェイ6の間にあ
る中間スペースの方へと延びてレバー31の舌状部55
の下方に位置している舌状部64を形成している。
4の間に取り付けられているので、下記の効果が得られ
ている。つまり、 ・レバー31を、休みの位置、すなわち、そのレバーの
ロッド49はラッチのフラップ26に接触せず、ロッド
56はトリッガー33の上側エッジ58に接触している
休止位置へと押しやる効果と、 ・トリッガー33を、上向きに、ブロッキング位置、す
なわち、そのトリッガーのフィンガー61が固定レール
7のウェブ62の下方の少しく距離をおいたところにあ
るというブロッキング位置へと押しやる効果である。
ように、二つの剛性の接触用部材66と67が、固定レ
ール7のウェブ62の下側に配置されていて、それら接
触用部材の各々のものは、折られた板金でできた舌状の
ものであって、ウェブ62の下側に、どんな公知の手段
ででもよいが、特に言えば圧着によって固定されてい
る。
のついたV字の形、すなわち、固定レール7のウェブ6
2の下側に固定された斜面を形成する二つの傾斜した肢
部を有するV字の形をなしている。
8が、その前方突き当り位置と後方突き当り位置の間の
中央位置にあるときに、トリッガーのフィンガー61と
接触するように位置している。
材66と同じ形を有していてもよいが、静置のレール7
のウェブ62の下側に固定された一つの端部から、下方
そして後方へと傾斜している単一の斜面の形をなしてい
るのが望ましい。この第2の接触用部材67は、可動レ
ール8がそれの後方突き当り位置にあるときに、トリッ
ガーのフィンガー61と接触するように位置している。
る。
か、または車両の後方座席から離れようとするときに
は、座席の後背部3が、例えば、従来のようにノブ68
(図1参照)を操作することによってロック外しされ、
後背部3は前方そして下向きに傾倒され得る。
の効果を及ぼすので、そのケーブル52が、ロック外し
レバー31を、それの休みの位置から作用の位置へと旋
回させる。
がトリッガー33の上側エッジ58を押さえているの
で、トリッガーは、ロッド56が上側エッジ58の後方
端を超えるまでは、カム作用でもって下方に向けて回動
され、その後には、トリッガー33は、ばね65によっ
て上方へと戻される。
リッガーのストップエッジ59に当たることによって、
そのレバーの作用の位置に保持される(図4)。
9は、ロック外し機構29と同じスライドウェイ6に属
するラッチ10の上側フラップ16を押さえているの
で、このラッチは、それのロック外れの位置に置かれて
いる。
よって他方のスライドウェイ6に伝達されるので、この
ときには、2本のサイドウェイ6がロック外れとなって
自由に滑り得るのであり、それによりユーザは、座席本
体2を完全に前方へと動かすことができる。
調整に依存するが、トリッガーのフィンガー61が第1
の接触用部材66と遭遇することがある。その場合に
は、フィンガー61は、それが接触用部材66の下を通
過するときにカム作用でもって下方へと押されるので、
トリッガー33は、一時的に引っ込んだ位置へと動き、
その位置では、もはやレバー31を保留しない。
31が動くことを引き起こすことがない。何故ならば、
ケーブル52の牽引力によって、そのレバーは、それの
作用の位置に保持されるからである。
すことが望まれるときには、最初の操作は、座席の後背
部3を持ち上げることであり、そうすることにより、ケ
ーブル52は,もはやレバー31に牽引力を及ぼすこと
がない。
トップエッジ59が組み合って働くことだけによって、
そのレバーの動作位置に保持される最後のこととして、
ユーザは座席本体2を後方へと動かすが、トリッガーの
フィンガー61が第1の接触用部材66に遭遇したとき
には、トリッガー33は、その引っ込んだ位置、すなわ
ち、トリッガーの上側エッジ58がレバー31のロッド
56の下にあるという引っ込んだ位置へ、カム作用でも
って動かされる。
へ、ばね65からの駆動力の下で戻ることができ(図
5)、それによって、両方のラッチ10は同時に再ロッ
クされ得る。
り、座席本体2が前方へと動かされることがない場合
と、 ・または、座席の後背部3が前方そして下向きに傾倒さ
れたが、その程度が、フィンガー61が前方への方向で
接触用部材66を通り過ぎることのためには不足である
場合と、 ・または、座席の後背部3が前方そして下向きに傾倒さ
せられ、座席が前方突き当りまで動かされ、そして座席
が後方へと動かされたが、座席を後方へと動かす前に座
席の後背部を持ち上げなかった場合とである。
に対応しており、座席本体が、トリッガーのフィンガー
61が二つの接触用部材66と67の間に位置している
ときに、ロック外れの位置において止まっている、とい
うことがあり得る。
後背部が持ち上げられた後には、普通ならばトリッガー
のフィンガー61が接触用部材67と接触するに至るで
あろうし、接触用部材66と接触するに至ることもあり
得るので、いずれにしても、スライドウェイを再ロック
することが可能である。
しレバーの動作位置を確保するブロッキング位置を常態
とし、休止位置への移動を許すフィンガーと組み合った
トリッガーにより、座席が完全に前方へ動かされた後
に、後方へ動かされている間は、常にロックが外されて
おり、座席が固定される時に瞬間的に固定することが可
能になる効果がある。
一実施例の座席を含む側面図である。
のスライドウェイの解体された斜視図である。
られたロック外し機構の、図2に示す矢印 IIIに沿って
見たときの解体された斜視図である。
2に示すの矢印 IVに沿って見たときの側面図である。
止位置にある場合を示している側面図である。
う) 57 垂直方向壁(33の) 58 上側エッジ(57の) 59 ストップエッジ(57の) 60 フラップ(57の) 61 フィンガー(60の、つまり33の) 62 ウェブ(7の) 63 支持タブ(2の) 64 舌状部(60の) 65 引張りばね(55と64の間の) 66,67 接触用部材(接触用メンバーともいう) 68 ノブ(3の)
Claims (8)
- 【請求項1】 座席本体(2)の上へと前方そして下向
きに傾倒され得る座席後背部(3)を含んだ自動車座席
(1)のためのスライドウェイであって、 ・車両に固定された第1の固定レール(7)と、 ・座席本体(2)を支持し、固定されたレールと平行に
置かれて固定レールに沿って長さ方向(L)に滑り動く
ように取り付けられている可動の第2のレールである可
動レール(8)と、 ・固定レール(7)と組み合って動作して二つのレール
が相互に相対的に動くことを防止するロックの位置と、
固定レール(7)と組み合って動作する可動のレールが
固定レールに対して滑ることを可能にするロック外れの
位置との間を動き得る可動レール(8)に取り付けられ
ているラッチ(10)と、 ・ラッチ(10)をそのロックの位置へと押しやってい
るラッチばね(22)と、 ・ラッチ(10)をそのロックの位置からロック外れの
位置へと手動で移動させる手段(23)と、 ・ラッチ(10)上に働いてラッチをロック外れの位置
に保持する位置と、ラッチ上に作用しない休止位置との
二つの角度位置との間を動くように、回動可能に可動レ
ール(8)に取り付けられているロック外しレバー(3
1)と、 ・前方そして下向きに傾倒されている座席後背部(3)
によって起動される、ロック外しレバー(31)をその
休止位置から動作位置へと動かす手段(50,51,5
2)と、 ・ロック外しレバー(31)を休止位置へ付勢するレバ
ー用ばね(65)と、 ・固定レール(7)に永久的に固定されており、可動レ
ール(8)が固定レール(7)に対して所定の位置にあ
るときと、ロック外しレバー(31)を動かす手段(5
0,51,52)が動作していないとき、ロック外しレ
バー(31)をその休止位置へ戻す働きをする少なくと
も一つの第1の接触用メンバー(66)を含んでいるス
ライドウェイにおいて、 さらに、トリッガー(33)、すなわち、第1に、動作
位置にあるロック外しレバー(31)と組み合って働い
てロック外しレバーが休止位置へ戻ることを阻止するブ
ロッキングの角度位置と、第2に、それがロック外しレ
バーが休止位置へと戻ることを阻止しない引込んだ角度
位置の間を動くように、可動のレール(8)に旋回可能
に取り付けられていて、ブロッキングの位置の方へ弾力
的に押しやられているトリッガー(33)を含み、該ト
リッガーはさらに、可動レールが固定レールに対して所
定の位置に来たときに前記第1の接触用メンバー(6
6)と接触することによってトリッガーをその引込んだ
位置へとカム作用により動かす始動フィンガー(61)
を含んでおり、前記レバー用ばね(65)は、引張りば
ねであって、ロック外しレバーに固定された第1の取付
け点(55)とトリッガーに固定された第2の取付け点
(64)の間に取り付けられていて、それら取付け点
は、ロック外しレバー(31)がその休止位置から動作
位置へと動くときには第1の取付け点(55)が第2の
取付け点(64)から離れるように、そして、トリッガ
ー(33)がそのブロッキング位置から引込んだ位置へ
と動くときには第2の取付け点(64)が第1の取付け
点(55)から離れるように配置されており、したがっ
て、レバー用ばね(65)は、トリッガーをそのブロッ
キング位置へと押しやると同時にロック外しレバーをそ
の休止位置へと押しやることを特徴とするスライドウェ
イ。 - 【請求項2】 ロック外しレバー(31)とトリッガー
(33)が、長さ方向に対して直角な、それぞれ異なっ
た水平方向軸線(32,34)の周りに取り付けられて
おり、トリッガー(33)は、その旋回中心軸線(3
4)から離れる方向に実質上垂直なストップエッジ(5
9)へと延びた上側エッジ(58)を有する垂直な剛性
のプレート(57)を含んでおり、ロック外しレバー
(31)は、ベアリングメンバー(56)を有してい
て、そのベアリングメンバーは、ロック外しレバーがそ
の休止位置から動作位置へと動くときに、前記プレート
(57)の上側エッジ(58)を押さえて、それにより
トリッガー(33)をそのブロッキングの位置から引込
んだ位置へと動かし、それからはプレートのストップエ
ッジ(59)を超えて動くので、トリッガーがそのブロ
ッキングの位置へと戻ることを可能にし、そこでストッ
プエッジは、ベアリングメンバーと組み合って働いてロ
ック外しレバー(31)がその休止位置へと戻ることを
阻止する、請求項1記載のスライドウェイ。 - 【請求項3】 固定レール(7)が、下方に面するウェ
ブ(62)を有し、第1の接触用メンバー(66)は、
このウェブの下側に固定されている、請求項1または2
に記載のスライドウェイ。 - 【請求項4】 可動レール(8)が、固定レール(7)
に対して長さ方向に、前方突き当り位置と後方突き当り
位置の間において移動可能であって、スライドウェイと
しては、第1の接触用メンバー(66)に加えて、可動
レール(7)がそれの後方突き当り位置に来たときにト
リッガーの作用フィンガー(61)と接触してトリッガ
ー(33)をその引込んだ位置へカム作用によって動か
すように配置されている第2の接触用メンバー(67)
を含んでいる、請求項1から3のいずれか1項に記載の
スライドウェイ。 - 【請求項5】 前方そして下向きに傾倒され得る座席後
背部(3)を支持していて、請求項1から4のいずれか
1項に記載の少なくとも一つの第1のスライドウェイ
(6)によって長さ方向に滑るように取り付けられてい
る座席本体(2)を含んでおり、その座席本体がスライ
ドウェイの可動レール(8)に固定されている自動車の
座席。 - 【請求項6】 ロック外しレバー(31)をその休止位
置から動作位置へと動かす手段が、ロック外しレバー
(31)を座席後背部(3)と連結しており、座席後背
部が前方下向きに傾倒されたときには張力がかかり、座
席後背部が傾倒されたままである限りロック外しレバー
をその動作位置に保持するケーブル(52)を含んでい
る、請求項5記載の自動車の座席。 - 【請求項7】 さらに第2のスライドウェイ(6)、す
なわち、第1のスライドウェイと平行に延びており、第
1のスライドウェイの固定レールと実質的に同形の固定
レール(7)、第1のスライドウェイの可動レールと実
質的に同形の可動レール(8)、および第1のスライド
ウェイのラッチと実質的に同形のラッチ(10)を有す
る第2のスライドウェイ(6)を含んでいて、第1およ
び第2のスライドウェイのラッチは、それぞれの可動レ
ール(8)の上に、ロック位置とロック外れ位置の間を
垂直面内で回動するように取り付けられており、それら
ラッチの各々のものは、対応するスライドウェイ(6)
の一方の側の上に位置して2本のスライドウェイの間に
ある中間スペースの中にあり、それら二つのラッチ(1
0)は、横断方向の剛性リンクバー(24)によって相
互に結合されており、そのリンクバー自体は、一つの作
用ハンドル(26)に固定されていると共に、両方のラ
ッチ(10)を同じ角度位置を占めるように拘束してい
る、請求項5または6記載の自動車の座席。 - 【請求項8】 リンクバー(24)が実質的に直線状で
ある、請求項7記載の自動車の座席。
Applications Claiming Priority (2)
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FR9614800 | 1996-12-03 |
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