JPH10180192A - 紙葉類区分処理装置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法 - Google Patents

紙葉類区分処理装置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法

Info

Publication number
JPH10180192A
JPH10180192A JP34876896A JP34876896A JPH10180192A JP H10180192 A JPH10180192 A JP H10180192A JP 34876896 A JP34876896 A JP 34876896A JP 34876896 A JP34876896 A JP 34876896A JP H10180192 A JPH10180192 A JP H10180192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
mail
sender
sorting
addressee
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34876896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Yamada
山田  和範
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP34876896A priority Critical patent/JPH10180192A/ja
Publication of JPH10180192A publication Critical patent/JPH10180192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、区分処理する郵便物の区分情報の
適否を判断し、誤読したものと通常のものとを明確に区
分して区分処理できる郵便物区分処理装置を提供する。 【解決手段】 差出人、宛名人の情報が同一面に付され
ている郵便物Pの画像を得る光電変換部11aと、郵便
物Pの差出人の情報及びその位置の情報を記憶している
ローカルエラーテーブル45と、誤読郵便物用の区分箱
を含む区分箱群と、前記光電変換部11aにより取得し
た差出人、宛名人の画像情報を基に、宛名人の宛名及び
位置の情報を抽出し、前記ローカルエラーテーブル45
に記憶している差出人の情報及びその位置の情報と照合
して、両情報及び両位置の情報が一致したとき誤読郵便
物と認識する認識部15と、この認識部15にて誤読郵
便物と認識された郵便物Pを、前記区分箱群のうちの誤
読郵便物用の区分箱へ搬送区分する搬送系とを有するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類区分処理装
置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置及び郵便
物区分処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類の一種である封書や葉書等
の郵便物を、その表面に記載されている宛名等に基づい
て区分箱へ区分処理する郵便物区分処理装置において
は、郵便物に付されている宛名等の文字を認識する際、
始めに宛名が記載されている領域を検出し、次に、その
領域内の文字を認識処理して区分箱に区分するための区
分情報として使用するのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、郵便物
の種類によっては宛名が記載されている領域と差出人の
文字が記載されている領域とが反対になっているものも
あり、このため、上述した従来装置の場合、宛名が記載
されている領域を検出する際に、誤って差出人の文字が
記載されている領域を検出するという誤検出の状態が発
生していた。
【0004】この結果、宛名の代りに差出人の住所等の
文字を認識してこれを区分情報として使用し、当該郵便
物を本来区分すべき宛名用の区分箱ではなく差出人の区
分箱へ区分処理してしまうという誤読の状態が多発する
という課題があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、区分処理する紙葉類や郵便物の区分情報の適否
を判断し、誤読したものと通常のものとを明確に区分し
て区分処理でき、全体の処理能率を向上できる紙葉類区
分処理装置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置
及び郵便物区分処理方法を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明係る
紙葉類区分処理装置は、送出源、区分先の各区分情報が
付されている紙葉類の画像を得る画像読取手段と、紙葉
類の送出源の区分情報及びその紙葉類上の位置の情報を
記憶している記憶手段と、誤読紙葉類用の区分箱を含む
区分箱群と、前記画像読取手段により取得した送出源、
区分先の画像情報を基に、区分先の区分情報及びその位
置の情報を抽出し、前記記憶手段に記憶している送出源
の区分情報及びその位置の情報と照合して、両区分情報
及び両位置の情報が一致したとき誤読紙葉類と認識する
認識手段と、この認識手段にて誤読紙葉類と認識された
紙葉類を、前記区分箱群のうちの誤読紙葉類用の区分箱
へ搬送区分する搬送手段とを有することを特徴とするも
のである。
【0007】請求項2記載の発明に係る紙葉類区分処理
方法は、送出源、区分先の区分情報が付されている紙葉
類の画像を取得し、この送出源、区分先の画像情報を基
に、区分先の区分情報及びその紙葉類上の位置の情報を
抽出し、予め記憶している送出源の区分情報及びその位
置の情報と照合して、両区分情報及び両位置の情報が一
致したとき、当該紙葉類を誤読紙葉類として区分箱群の
うちの誤読紙葉類用の区分箱へ搬送区分することを特徴
とするものである。
【0008】上記構成を有する本発明の紙葉類区分処理
装置により実現する本発明の紙葉類区分処理方法によれ
ば、抽出した区分先の区分情報及びその紙葉類上の位置
の情報と予め記憶している送出源の区分情報及びその位
置の情報と照合して、これらの合致の有無を判断し、両
区分情報及び両位置の情報が一致したときのみ、当該紙
葉類を誤読紙葉類として区分箱群のうちの誤読紙葉類用
の区分箱へ搬送区分するので、誤読紙葉類を通常の紙葉
類と区分して区分箱へ収容でき、全体の区分処理の処理
能率を向上できる。
【0009】請求項3記載の発明に係る郵便物区分処理
装置は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されている
郵便物の画像を得る画像読取手段と、郵便物の差出人の
情報及びその位置の情報を記憶している記憶手段と、前
記画像読取手段により取得した差出人、宛名人の画像情
報を基に、宛名人の宛名及びこの宛名人の位置の情報を
抽出し、前記記憶手段に記憶している差出人の情報及び
その位置の情報と照合して、前記宛名人の宛名と差出人
の情報及び宛名人の位置の情報と差出人の位置の情報が
一致が一致したとき誤読郵便物と認識する認識手段とを
有することを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明に係る郵便物区分処理
方法は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されている
郵便物の画像を取得し、この差出人、宛名人の画像情報
を基に、宛名人の宛名及び位置の情報を抽出し、予め記
憶している差出人の情報及びその位置の情報と照合し
て、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び宛名人の位置
の情報と差出人の位置の情報が一致したとき、当該郵便
物を誤読郵便物として認識することを特徴とするもので
ある。
【0011】上記構成を有する本発明の郵便物区分処理
装置により実現する本発明の郵便物区分処理方法によれ
ば、抽出した宛名人の宛名及び位置の情報と予め記憶し
ている差出人の情報及びその位置の情報と照合して、こ
れらの合致の有無を判断し、前記宛名人の宛名と差出人
の情報及び宛名人の位置の情報と差出人の位置の情報が
一致したときのみ、当該郵便物を誤読郵便物と認識する
ので、全体の区分処理の処理能率を向上できる。
【0012】請求項5記載の発明に係る郵便物区分処理
装置は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されている
郵便物の画像を得る画像読取手段と、郵便物の差出人の
情報及び郵便物の形状に対応したX,Y座標系によるこ
の差出人の位置の情報を記憶している記憶手段と、誤読
郵便物用の区分箱を含み、宛名人の情報に対応して区分
けされた区分箱からなる区分箱群と、前記画像読取手段
により取得した差出人、宛名人の画像情報を基に、宛名
人の宛名及び郵便物の形状に対応したX,Y座標系によ
る位置の情報を抽出し、前記記憶手段に記憶している差
出人の情報及びそのX,Y座標系による位置の情報と照
合して、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び宛名人の
位置の情報と差出人の位置の情報が一致したとき誤読郵
便物と認識し、不一致のとき通常郵便物と認識する認識
手段と、この認識手段にて誤読郵便物と認識された郵便
物を、前記区分箱群のうちの誤読郵便物用の区分箱へ搬
送区分するとともに、通常郵便物と認識された郵便物
を、前記区分箱群のいずれかへ搬送区分する搬送手段と
を有することを特徴とするものである。
【0013】この発明の郵便物区分処理装置によれば、
抽出した宛名人の宛名及びX,Y座標系による位置の情
報と予め記憶している差出人の情報及びそのX,Y座標
系による位置の情報と照合して、これらの合致の有無を
判断し、前記両情報及び両位置の情報が一致したときの
み、当該郵便物を誤読郵便物として区分箱群のうちの誤
読郵便物用の区分箱へ搬送区分し、通常郵便物と認識さ
れた郵便物を、前記区分箱群のいずれかの区分箱へ搬送
区分するので、誤読郵便物と通常の郵便物との区分がよ
り確実になり、全体の区分処理の処理能率を向上でき
る。
【0014】請求項6記載の発明に係る郵便物区分処理
装置は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されている
郵便物の画像を得る画像読取手段と、郵便物の差出人の
情報及び郵便物の形状に対応したX,Y座標系によるこ
の差出人の情報の位置の情報を記憶している記憶手段
と、誤読郵便物用の区分箱を含み、宛名人の情報に対応
して区分けされた区分箱からなる区分箱群と、前記画像
読取手段により取得した差出人、宛名人の画像情報を基
に、宛名人の宛名及び郵便物の形状に対応したX,Y座
標系による位置の情報を抽出し、前記記憶手段に記憶し
ている差出人の情報及びそのX,Y座標系による位置の
情報と照合して、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び
宛名人の位置の情報と差出人の位置の情報が一致したと
き誤読郵便物と認識し、不一致のとき通常郵便物と認識
する認識手段と、この認識手段の認識結果を取り込み、
郵便物の処理時間の残りの有無を判断して、処理時間の
残り有りと判断したとき前記誤読郵便物の認識結果を認
識手段の再認識に供する判断手段と、前記認識手段にて
通常郵便物と認識された郵便物を、前記区分箱群のいず
れかへ搬送区分するとともに、前記認識手段にて誤読郵
便物と認識され、前記判断手段にて処理時間の残り無し
と判断された郵便物を前記区分箱群のうちの誤読郵便物
用の区分箱へ搬送区分する搬送手段とを有することを特
徴とするものである。
【0015】この発明の郵便物区分処理装置によれば、
請求項5記載の発明に係る郵便物区分処理装置の作用に
加え、通常郵便物は前記区分箱群のいずれかの区分箱へ
収容され、郵便物に対する処理時間の残りがある場合、
前記誤読郵便物の認識結果が認識手段の再認識に供さ
れ、また、処理時間の残りが無い場合は前記誤読郵便物
は誤読郵便物用の区分箱へ収容されることになり、誤読
郵便物に対する再認識処理及び郵便物に対する処理時間
の有無をも加味した区分処理を実行できる。
【0016】請求項7記載の発明に係る郵便物区分処理
装置は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されている
郵便物の画像を得る画像読取手段と、郵便物の差出人の
情報及び郵便物の形状に対応したX,Y座標系によるこ
の差出人の位置の情報を記憶している記憶手段と、郵便
物の宛名に応じた区分情報を記憶している区分情報記憶
手段と、誤読郵便物用の区分箱を含み、宛名人の情報に
対応して区分けされた区分箱からなる区分箱群と、前記
画像読取手段により取得した差出人、宛名人の画像情報
を基に、宛名人の宛名及び郵便物の形状に対応したX,
Y座標系によるこの宛名人の位置の情報を抽出し、前記
記憶手段に記憶している差出人の情報及びそのX,Y座
標系による位置の情報と照合して、前記宛名人の宛名と
差出人の情報及びX,Y座標系による宛名人の位置の情
報と差出人の位置の情報が一致したとき誤読郵便物と認
識し、不一致のとき通常郵便物と認識し前記区分情報記
憶手段に記憶している郵便物の宛名に応じた区分情報と
照合する認識手段と、この認識手段の認識結果を取り込
み、郵便物の処理時間の残りの有無を判断して、処理時
間の残り有りと判断したとき前記誤読郵便物の認識結果
を認識手段の再認識に供する判断手段と、前記認識手段
にて通常郵便物と認識され、かつ、前記区分情報記憶手
段の区分情報と合致する郵便物を前記区分箱群のいずれ
かへ搬送区分するとともに、前記通常郵便物のうちの前
記区分情報記憶手段の区分情報と合致しない郵便物及び
誤読郵便物と認識され、前記判断手段にて処理時間の残
り無しと判断された郵便物を前記区分箱群のうちの誤読
郵便物用の区分箱へ搬送区分する搬送手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0017】この発明の郵便物区分処理装置によれば、
請求項6記載の発明に係る郵便物区分処理装置の作用に
加え、通常郵便物については区分情報記憶手段の区分情
報との合致の有無も判断され、区分情報と合致する通常
郵便物は前記区分箱群のいずれかへ搬送区分され、区分
情報と合致しない通常郵便物は誤読として誤読郵便物用
の区分箱へ搬送区分されることになり、一応宛名人の情
報が認識されていても区分情報に整合しない通常郵便物
をも区別する事が可能となる。
【0018】請求項8記載の発明に係る郵便物区分処理
装置は、請求項3、5、6、7のいずれかに記載の郵便
物区分処理装置において、前記認識手段は、前記画像読
取手段により取得した差出人、宛名人の画像情報を基
に、宛名人の住所文字、街区文字を含む宛名及び郵便物
の形状に対応したX,Y座標系による宛名の位置の情報
を抽出し、前記記憶手段に記憶している差出人の宛名及
びそのX,Y座標系による位置の情報と照合することを
特徴とするものである。
【0019】この発明によれば、住所文字、街区文字を
も考慮したよりきめの細かい区分処理を実行できる。
【0020】請求項9記載の発明に係る郵便物区分処理
方法は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されている
郵便物の画像を取得し、取得した差出人、宛名人の画像
情報を基に、宛名人の宛名及び郵便物の形状に対応した
X,Y座標系によるこの宛名人の位置の情報を抽出し、
予め記憶手段に記憶している差出人の情報及びそのX,
Y座標系による位置の情報と照合して、前記宛名人の宛
名と差出人の情報及びX,Y座標系による宛名人の位置
の情報と差出人の位置の情報が一致したとき誤読郵便物
と認識し、不一致のとき通常郵便物と認識し、処理すべ
き郵便物群の処理時間の残りの有無を判断して、処理時
間の残り有りと判断したとき前記誤読郵便物の認識結果
を認識手段の再認識に供し、通常郵便物と認識された郵
便物を区分箱群のいずれかの区分箱へ搬送区分するとと
もに、誤読郵便物と認識され、処理時間の残り無しと判
断された郵便物を前記区分箱群のうちの誤読郵便物用の
区分箱へ搬送区分するようにしたものである。
【0021】この発明によれば、通常郵便物は前記区分
箱群のいずれかの区分箱へ収容され、郵便物に対する処
理時間の残りがある場合、前記誤読郵便物の認識結果が
認識手段の再認識に供され、また、処理時間の残りが無
い場合は前記誤読郵便物は誤読郵便物用の区分箱へ収容
されることになり、誤読郵便物に対する再認識処理及び
郵便物に対する処理時間の有無をも加味した区分処理を
実行可能な方法を提供できる。
【0022】請求項10記載の発明に係る郵便物区分処
理方法は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されてい
る郵便物の画像を取得し、取得した差出人、宛名人の画
像情報を基に、宛名人の宛名及び郵便物の形状に対応し
たX,Y座標系によるこの宛名人の位置の情報を抽出
し、予め記憶手段に記憶している差出人の情報及びその
X,Y座標系による位置の情報と照合して、前記宛名人
の宛名と差出人の情報及びX,Y座標系による宛名人の
位置の情報と差出人の位置の情報が一致したとき誤読郵
便物と認識し、不一致のとき通常郵便物と認識して予め
区分情報記憶手段に記憶している郵便物の宛名に応じた
区分情報と照合し、郵便物の処理時間の残りの有無を判
断して、処理時間の残り有りと判断したとき前記誤読郵
便物の認識結果を認識手段の再認識に供し、通常郵便物
と認識され、かつ、前記区分情報記憶手段の区分情報と
合致する郵便物を区分箱群のいずれかの区分箱へ搬送区
分するとともに、前記通常郵便物のうちの前記区分情報
記憶手段の区分情報と合致しない郵便物及び誤読郵便物
と認識され、処理時間の残り無しと判断された郵便物を
前記区分箱群のうちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分
するようにしたことを特徴とするものである。
【0023】この発明によれば、通常郵便物については
区分情報記憶手段の区分情報との合致の有無も判断さ
れ、区分情報と合致する通常郵便物は前記区分箱群のい
ずれかの区分箱へ搬送区分され、区分情報と合致しない
通常郵便物は誤読として誤読郵便物用の区分箱へ搬送区
分されることになり、一応宛名人の情報が認識されてい
ても区分情報に整合しない通常郵便物をも区別する事が
可能な方法を提供できる。
【0024】請求項11記載の発明に係る郵便物区分処
理装置は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されてい
る郵便物の画像を得る画像読取手段と、郵便物の差出人
の情報及びその位置の情報を記憶している記憶手段と、
誤読郵便物用の区分箱を含み、宛名人の情報に対応して
区分けされた区分箱からなる区分箱群と、前記画像読取
手段により取得した差出人、宛名人の画像情報を基に、
宛名人の宛名及び位置の情報を抽出し、前記記憶手段に
記憶している差出人の情報及びその位置の情報と照合し
て、前記宛名人の宛名と差出人の情報及びX,Y座標系
による宛名人の位置の情報と差出人の位置の情報が一致
したとき、誤読郵便物と認識する認識手段と、この認識
手段にて誤読郵便物と認識された郵便物を、前記区分箱
群のうちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分する搬送手
段とを有することを特徴とするものである。
【0025】請求項12記載の発明に係る郵便物区分処
理方法は、差出人、宛名人の情報が同一面に付されてい
る郵便物の画像を取得し、この差出人、宛名人の画像情
報を基に、宛名人の宛名及びこの宛名人の位置の情報を
抽出し、予め記憶している差出人の情報及びその位置の
情報と照合して、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び
X,Y座標系による宛名人の位置の情報と差出人の位置
の情報が一致したとき、当該郵便物を誤読郵便物として
区分箱群のうちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分する
ことを特徴とするものである。
【0026】上記構成を有する本発明の郵便物区分処理
装置により実現する本発明の郵便物区分処理方法によれ
ば、抽出した宛名人の宛名及び位置の情報と予め記憶し
ている差出人の情報及びその位置の情報と照合して、こ
れらの合致の有無を判断し、前記各情報及び各位置の情
報が一致したときのみ、当該郵便物を誤読郵便物として
区分箱群のうちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分する
ので、誤読郵便物を通常の郵便物と区分して区分箱へ収
容でき、全体の区分処理の処理能率を向上できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0028】図1、図2は実施の形態に係る郵便物区分
処理装置1を示すものである。
【0029】郵便物区分処理装置1は、紙葉類の一種で
ある郵便物P上の宛名、郵便番号を読取り、その読取内
容から宛名、郵便番号を認識し、この宛名、郵便番号の
認識結果から認識した宛名、郵便番号の情報によって郵
便物Pを区分する装置であり、また、各郵便物Pに認織
結果に対応するバーコードを印刷するものである。
【0030】郵便物区分処理装置1の本体1aは、例え
ば、複数の郵便物Pがバッチ(ロット)単位あるいはこ
のバッチに対してリジェクトされた郵便物単位でセット
され、このセットされた郵便物P、…を1通ずつ供給す
る供給部10、この供給部10によって供給される1通
ずつの郵便物P上の全体の画像を読取るスキャナ部1
1、このスキャナ部11を通過した郵便物P上に付与さ
れている登録番号としてのバーコードを読取るIDコー
ド読取部12、このIDコード読取部12を通過した郵
便物P上に宛名、郵便番号に対応するバーコードバーコ
ードをプリントするバーコードプリント部13、このバ
ーコードプリント部13を通過した郵便物Pを宛名、郵
便番号の認識結果あるいは図示しないビデオコーディン
グシステムから入力された宛名、郵便番号に対応した所
定の区分情報(区分箱番号)に基づき区分したり、宛
名、郵便番号の認識や入力がなされなかった郵便物Pを
区分する区分部14、スキャナ部11からの画像信号か
ら宛名、郵便番号やIDコード読取部12からのバーコ
ードを認識する認識部15、搬送区分部本体1a内の供
給部10からスキャナ部11、IDコード読取部12、
下搬送路20、後述する振分部14A、区分箱群14B
からなる区分部14までの郵便物Pの搬送制御を行う搬
送制御部19、処理する郵便物Pの種類に応じて処理モ
ードを選択するキーを有する操作パネル18及び前記各
部を制御する制御部16、宛名、郵便番号の認識できな
かった郵便物Pのリジェクトデータ等を管理するリジェ
クトデータ制御部17によつて構成されている。
【0031】本体1aは、供給部10、スキャナ部1
1、IDコード読取部12、バーコードプリント部1
3、区分部14、下搬送路20等の機構を具備してい
る。
【0032】前記区分部14は、多数のゲートを用いた
振分部14A及び多数の区分箱群14Bから構成され、
区分箱群14Bのうちの図1における最も左側の列の最
上欄の区分箱14−1は宛名を誤読した誤読郵便物用の
誤読区分箱として用いるようになっている。
【0033】前記操作パネル18には、例えば、郵便物
区分処理装置1に供給するわうびん物Pとして年賀郵便
と普通郵便とを切換える切換スイッチと読取り内容が郵
便番号のみの読取りか郵便番号と宛名の読取りかを切換
える切換スイッチ等を設けている。
【0034】前記認識部15は、図3に示すように、ス
キャナ部としての光電変換部11aから供給される画像
P1 の情報から、右上に差出人や宛名、郵便番号、料額
印が記載されている各領域の位置座標、例えば、図4に
示すように差出人の住所領域のB,C点のX,Y座標系
の位置座標(B点:X=20,Y=150、C点:X=
60,Y=180)等を検出する領域検出部31と、こ
の領域検出部31により検出された領域内の宛名、郵便
番号等が記載されている文字行を検出する行検出部32
と、この行検出部32により検出された文字行の文字、
数字等を1文字ずつ検出切出しする文字検出部33と、
文字検出部33により検出された文字、数字等から郵便
番号の数字を検出する郵便番号検出部34と、この郵便
番号検出部34により1文字ずつ検出した数字に基づき
郵便番号辞書36を参照して郵便番号を認識する郵便番
号認識部35と、文字検出部33から1文字ずつ送られ
てくる各文字行の各文字、数字に基づき文字辞書37A
を参照して文字を認識する文字認識部37と、この文字
認識部37により認識した文字の内から住所辞書38を
参照して宛名、即ち、宛先の住所や宛名人の文字を認識
する宛名認識部39と、この宛名認識部39により認識
した宛先の住所から丁目、番地等の街区文字を検出する
街区文字検出部40と、街区文字辞書42を参照して街
区文字を認識する街区文字認識部41と、郵便番号や宛
名を区分箱群14Bと対応させ、郵便物Pの搬送区分処
理に必要な区分情報、リジェクト属性(手書きか印刷活
字かの区別)等のリジェクトデータ等を記憶している区
分指定テーブル44と、予め特定の差出人の住所とその
住所の記載位置の情報を記憶しているローカルエラーテ
ーブル45と、上述した各処理部の処理結果を基にこの
ローカルエラーテーブル45を参照して郵便物Pの住所
及びその記載位置の認識結果と差出人の住所及びその記
載位置との一致の有無を判断するとともに、前記区分指
定テーブル44を参照して郵便物Pの搬送区分処理に必
要な区分情報、リジェクト属性(手書きか印刷活字かの
区別)等のリジェクトデータ等を編集する答編集部43
とを具備している。
【0035】前記制御部16は、答編集部43の上述し
た判断結果を基に前記搬送制御部19の動作を制御し、
これにより、搬送制御部19は、答編集部43の判断結
果に応じて郵便物Pを前記区分箱14−1又は前記区分
箱群14Bのいずれかへ区分する制御を実行する。ま
た、前記領域検出部31で検出された宛名領域等の各領
域の座標位置や前記各認識部35、37、39、41で
の認識結果は、記憶部46に記憶される。
【0036】また、前記リジェクトデータ制御部17
は、前記郵便物Pのリジェクト属性、認識結果に応じた
リジェクトデータ及び郵便物Pの画像信号を、この郵便
物区分処理装置1に接続される図示しないビデオコーデ
ィングシステムヘ出力するようになっている。
【0037】図5は、前記ローカルエラーテーブル45
の記憶情報の一例を示すものであり、差出人の住所、例
えば「神奈川県川崎市幸区柳町70」の情報及び予め設
定した差出人の住所領域のB,C点のX,Y座標系の座
標位置(B点:X=20,Y=150、C点:X=6
0,Y=180)の情報等を所要数記憶している。
【0038】次に、上記構成の郵便物区分処理装置1の
作用を図6、図7をも参照し、前記認識部15による認
識処理を主にして説明する。
【0039】読取区分機1の本体1aにおける供給部1
0から図6に示すような郵便物Pがバッチ(ロット)単
位で供給され、スキャナ部11の光電変換部11aによ
り郵便物Pの画像情報が認識部15に送られる。
【0040】前記郵便物Pは、料額印(切手)欄X1 、
郵便番号欄X2 、差出人領域X3 、を具備している。通
常、差出人領域X3 の上部に、宛名領域X4 が記載され
るはずであるが、この郵便物Pでは、差出人領域X3 が
宛名領域X4 よりも上部に位置している場合を示してい
る。
【0041】認識部15においては、光電変換部11a
からの郵便物Pの画像情報をまず領域検出部31が取り
込み、郵便物Pの画像情報を基に料額印(切手)欄X1
、郵便番号欄X2 、差出人領域X3 、宛名領域X4 か
らなる各領域の座標位置を検出する。
【0042】行検出部32は、前記各領域X1 、X2 、
X3 、X4 のうち、領域の配置としては宛名として認識
されるべき位置にある差出人領域X3 の領域内の宛名、
郵便番号等が記載されている文字行を誤って検出する。
【0043】文字検出部33は、行検出部32により検
出された文字行の文字、数字等を1文字ずつ検出切出し
する。
【0044】郵便番号検出部34は、文字検出部33に
より検出した文字、数字等から郵便番号の数字を検出す
る。
【0045】郵便番号認識部35は、郵便番号検出部3
4により1文字ずつ検出した数字に基づき郵便番号辞書
36を参照して郵便番号を認識する。
【0046】文字認識部37は、文字検出部33から1
文字ずつ送られてくる各文字行の各文字、数字に基づき
文字辞書37Aを参照して文字、数字を認識する。
【0047】宛名認識部39は、文字認識部37により
認識した文字の内から住所辞書38を参照して宛名、即
ち、宛名の住所文字や宛名人の文字を認識する。ここで
は、差出人領域X3 内の文字を宛名として認識する。
【0048】街区文字検出部40は、宛名認識部39に
より認識した住所文字から丁目、番地等の街区文字を検
出する。
【0049】街区文字認識部41は、街区文字検出部4
0からの街区文字を取り込み街区文字辞書42を参照し
て街区文字を認識する。
【0050】これらの各認識結果は、認識部15に設け
ている記憶部46に各々記憶される。
【0051】また、この記憶部46は、領域検出部31
で検出された各領域の座標位置に係わる情報をも検出す
る。
【0052】答編集部43は、上述した各処理部の処理
結果を基にローカルエラーテーブル45を参照して郵便
物Pに記載された宛名の住所及びその記載位置の認識結
果と差出人の住所及びその記載位置との一致の有無を判
断するとともに、前記区分指定テーブル44を参照して
郵便物Pに記載された搬送区分処理に必要な区分情報の
編集を行う。
【0053】ここで、答編集部43における編集処理の
詳細を図7を参照して説明する。
【0054】答編集部43は、郵便物Pに対する上述し
た領域検出部31から街区文字認識部41までの処理が
終了した段階で、前記宛名認識部39及び街区文字認識
部41の各認識結果を記憶部46から読み込む(ステッ
プS1)。
【0055】次に、答編集部43は、前記領域検出部3
1が検出した宛名領域X4 の情報を記憶部46から読み
込む(ステップS2)。
【0056】通常、宛名領域X4 には、差出人領域X3
の上部に配置されるが、ここでは、差出人領域X3 、宛
名領域X4 が逆に配置されているため、図6での差出人
領域X3 を宛名領域X4 として認識している。よって、
差出人領域X3 の情報を読み込む。
【0057】さらに、答編集部43は、前記ローカルエ
ラーテーブル45を参照して(ステップS3)、郵便物
Pの宛名の住所及びその記載位置(差出人領域X3 の位
置)の認識結果とローカルエラーテーブル45に予め記
憶している差出人の住所及びその記載位置の情報との一
致の有無を判断する(ステップS4)。
【0058】そして、認識した郵便物Pの宛名の住所及
びその記載位置の情報と、ローカルエラーテーブル45
内の差出人の住所及びその記載位置の情報とが一致する
と答編集部43が判断した(記載された宛名領域内の文
字は宛名ではなく差出人の住所である)場合には、前記
制御部15がこの時の区分処理する郵便物群の処理時間
の残りの有無を判断し(ステップS5)、処理時間の残
りが無い場合には、搬送制御部19が動作し、前記郵便
物Pを誤読郵便物として前記誤読郵便物用の区分箱14
−1へ区分処理する(ステップS6)。これにより、図
6に示すような差出人領域X3 が宛名領域X4 よりも上
部に位置する例えばダイレクトメールのような郵便物P
を通常の郵便物Pと確実に区分し、差出人と宛名との誤
読を防止しつつ前記誤読郵便物用の区分箱14−1へ区
分処理することができる。
【0059】また、処理時間の残りが有る場合には、前
記郵便物Pの宛名の住所及びその記載位置の認識結果を
前記答編集部43による再処理に移す(ステップS
7)。これにより、前記郵便物Pに対する再度の認識処
理を実行でき、より精密な区分処理が可能となる。
【0060】この再度の認識処理では、記憶部46に記
憶された宛名領域等の各情報を答編集部43を介して領
域検出部31へと送出してなされる。尚、この認識処理
時では、差出人領域X3 は、宛名領域X4 で無いことが
前回の処理で分かっているので、差出人領域X3 以外の
領域の情報が宛名領域X4 かどうかを探して処理する。
【0061】次に、上述したステップS4の処理で、認
識した郵便物Pの宛名の住所及びその記載位置の情報
と、差出人の住所及びその記載位置の情報とが一致しな
いと答編集部43が判断した場合には、この場合の郵便
物Pを通常郵便物とし、さらに前記区分指定テーブル4
4から郵便物Pの搬送区分処理に必要な区分情報を読込
み(ステップS8)、この区分指定テーブル44と前記
郵便物Pの宛名の住所の認識結果とを比較する(ステッ
プS9)。この比較の結果、前記認識結果に該当する区
分情報が区分指定テーブル44に存在しない場合には、
この通常郵便物とされた前記郵便物Pを誤読郵便物用の
区分箱14−1へ区分する。
【0062】これにより、前記区分箱郡14Bのいずれ
にも区分できない郵便物Pも通常郵便物の場合と区別し
て誤読郵便物用の区分箱14−1へ収容できる。
【0063】一方、前記認識結果に該当する区分情報が
存在する場合には、前記区分箱群14Bのいずれかへ、
即ち、宛名により指定される区分箱郡14Bのいずれか
の区分箱へ通常郵便物として区分される(ステップS1
0)。
【0064】尚、本発明は、上述した郵便物Pの区分処
理の他、区分先の区分情報、送出源の区分情報を付して
いる帳票類の区分処理にも適用可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、誤読紙葉類を通常の紙
葉類と区分して区分箱へ収容でき、全体の区分処理の処
理能率を向上できる紙葉類区分処理装置及び紙葉類区分
処理方法を提供することができる。
【0066】また、本発明によれば、誤読郵便物を通常
の郵便物と明確に区分して特定の区分箱へ収容でき、全
体の区分処理の処理能率を向上できる郵便物区分処理装
置及び郵便物区分処理方法を提供することができる。
【0067】また、本発明によれば、誤読郵便物に対す
る再認識処理及び郵便物に対する処理時間の有無をも加
味し、さらに、住所文字、街区文字をも考慮し、区分情
報に整合しない通常郵便物をも考慮した区分処理を実行
できる郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の郵便物区分処理装置の概略構成
を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態の郵便物区分処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図3】本実施の形態の郵便物区分処理装置における読
取区分機内の認識部の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の郵便物区分処理装置における郵
便物の画像の一例を示す図である。
【図5】本実施の形態の郵便物区分処理装置におけるロ
ーカルエラーテーブルの記憶情報の一例を示す説明図で
ある。
【図6】本実施の形態の郵便物区分処理装置により処理
する郵便物の一例を示す正面図である。
【図7】本実施の形態の郵便物区分処理装置における認
識部の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 郵便物区分処理装置 10 供給部 11 スキャナ部 11a 光電変換部 12 IDコード読取部 13 バーコードプリント部 14 区分部 15 認識部 16 制御部 18 操作パネル 19 搬送制御部 31 領域検出部 32 行検出部 33 文字検出部 34 郵便番号検出部 35 郵便番号認識部 37 文字認識部 39 宛名認識部 41 街区文字認識部 43 答編集部 44 区分指定テーブル 45 ローカルエラーテーブル P 郵便物

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出源、区分先の各区分情報が付されて
    いる紙葉類の画像を得る画像読取手段と、 紙葉類の送出源の区分情報及びその紙葉類上の位置の情
    報を記憶している記憶手段と、 誤読紙葉類用の区分箱を含む区分箱群と、 前記画像読取手段により取得した送出源、区分先の画像
    情報を基に、区分先の区分情報及びその位置の情報を抽
    出し、前記記憶手段に記憶している送出源の区分情報及
    びその位置の情報と照合して、両区分情報及び両位置の
    情報が一致したとき誤読紙葉類と認識する認識手段と、 この認識手段にて誤読紙葉類と認識された紙葉類を、前
    記区分箱群のうちの誤読紙葉類用の区分箱へ搬送区分す
    る搬送手段と、 を有することを特徴とする紙葉類区分処理装置。
  2. 【請求項2】 送出源、区分先の区分情報が付されてい
    る紙葉類の画像を取得し、この送出源、区分先の画像情
    報を基に、区分先の区分情報及びその紙葉類上の位置の
    情報を抽出し、予め記憶している送出源の区分情報及び
    その位置の情報と照合して、両区分情報及び両位置の情
    報が一致したとき、当該紙葉類を誤読紙葉類として区分
    箱群のうちの誤読紙葉類用の区分箱へ搬送区分すること
    を特徴とする紙葉類区分処理方法。
  3. 【請求項3】 差出人、宛名人の情報が同一面に付され
    ている郵便物の画像を得る画像読取手段と、 郵便物の差出人の情報及びその位置の情報を記憶してい
    る記憶手段と、 前記画像読取手段により取得した差出人、宛名人の画像
    情報を基に、宛名人の宛名及びこの宛名人の位置の情報
    を抽出し、前記記憶手段に記憶している差出人の情報及
    びその位置の情報と照合して、前記宛名人の宛名と差出
    人の情報及び宛名人の位置の情報と差出人の位置の情報
    が一致したとき誤読郵便物と認識する認識手段と、 を有することを特徴とする郵便物区分処理装置。
  4. 【請求項4】 差出人、宛名人の情報が同一面に付され
    ている郵便物の画像を取得し、この差出人、宛名人の画
    像情報を基に、宛名人の宛名及び位置の情報を抽出し、
    予め記憶している差出人の情報及びその位置の情報と照
    合して、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び宛名人の
    位置の情報と差出人の位置の情報が一致したとき、当該
    郵便物を誤読郵便物として認識することを特徴とする郵
    便物区分処理方法。
  5. 【請求項5】 差出人、宛名人の情報が同一面に付され
    ている郵便物の画像を得る画像読取手段と、 郵便物の差出人の情報及び郵便物の形状に対応したX,
    Y座標系によるこの差出人の情報の位置の情報を記憶し
    ている記憶手段と、 誤読郵便物用の区分箱を含み、宛名人の情報に対応して
    区分けされた区分箱からなる区分箱群と、 前記画像読取手段により取得した差出人、宛名人の画像
    情報を基に、宛名人の宛名及び郵便物の形状に対応した
    X,Y座標系によるこの宛名人の情報の位置の情報を抽
    出し、前記記憶手段に記憶している差出人の情報及びそ
    のX,Y座標系による位置の情報と照合して、前記宛名
    人の宛名と差出人の情報及び宛名人の位置の情報と差出
    人の位置の情報が一致したとき誤読郵便物と認識し、不
    一致のとき通常郵便物と認識する認識手段と、 この認識手段にて誤読郵便物と認識された郵便物を、前
    記区分箱群のうちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分す
    るとともに、通常郵便物と認識された郵便物を、前記区
    分箱群のいずれかへ搬送区分する搬送手段と、 を有することを特徴とする郵便物区分処理装置。
  6. 【請求項6】 差出人、宛名人の情報が同一面に付され
    ている郵便物の画像を得る画像読取手段と、 郵便物の差出人の情報及び郵便物の形状に対応したX,
    Y座標系によるこの差出人の情報の位置の情報を記憶し
    ている記憶手段と、 誤読郵便物用の区分箱を含み、宛名人の情報に対応して
    区分けされた区分箱からなる区分箱群と、 前記画像読取手段により取得した差出人、宛名人の画像
    情報を基に、宛名人の宛名及び郵便物の形状に対応した
    X,Y座標系によるこの宛名人の位置の情報を抽出し、
    前記記憶手段に記憶している差出人の情報及びそのX,
    Y座標系による位置の情報と照合して、前記宛名人の宛
    名と差出人の情報及び宛名人の位置の情報と差出人の位
    置の情報が一致したとき誤読郵便物と認識し、不一致の
    とき通常郵便物と認識する認識手段と、 この認識手段の認識結果を取り込み、郵便物の処理時間
    の残りの有無を判断して、処理時間の残り有りと判断し
    たとき前記誤読郵便物の認識結果を認識手段の再認識に
    供する判断手段と、 前記認識手段にて通常郵便物と認識された郵便物を、前
    記区分箱群のいずれかへ搬送区分するとともに、前記認
    識手段にて誤読郵便物と認識され、前記判断手段にて処
    理時間の残り無しと判断された郵便物を前記区分箱群の
    うちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分する搬送手段
    と、 を有することを特徴とする郵便物区分処理装置。
  7. 【請求項7】 差出人、宛名人の情報が同一面に付され
    ている郵便物の画像を得る画像読取手段と、 郵便物の差出人の情報及び郵便物の形状に対応したX,
    Y座標系によるこの差出人の位置の情報を記憶している
    記憶手段と、 郵便物の宛名に応じた区分情報を記憶している区分情報
    記憶手段と、 誤読郵便物用の区分箱を含み、宛名人の情報に対応して
    区分けされた区分箱からなる区分箱群と、 前記画像読取手段により取得した差出人、宛名人の画像
    情報を基に、宛名人の宛名及び郵便物の形状に対応した
    X,Y座標系によるこの宛名人の位置の情報を抽出し、
    前記記憶手段に記憶している差出人の情報及びそのX,
    Y座標系による位置の情報と照合して、前記宛名人の宛
    名と差出人の情報及びX,Y座標系による宛名人の位置
    の情報と差出人の位置の情報が一致したとき誤読郵便物
    と認識し、不一致のとき通常郵便物と認識し前記区分情
    報記憶手段に記憶している郵便物の宛名に応じた区分情
    報と照合する認識手段と、 この認識手段の認識結果を取り込み、郵便物の処理時間
    の残りの有無を判断して、処理時間の残り有りと判断し
    たとき前記誤読郵便物の認識結果を認識手段の再認識に
    供する判断手段と、 前記認識手段にて通常郵便物と認識され、かつ、前記区
    分情報記憶手段の区分情報と合致する郵便物を前記区分
    箱群のいずれかへ搬送区分するとともに、前記通常郵便
    物のうちの前記区分情報記憶手段の区分情報と合致しな
    い郵便物及び誤読郵便物と認識され、前記判断手段にて
    処理時間の残り無しと判断された郵便物を前記区分箱群
    のうちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分する搬送手段
    と、 を有することを特徴とする郵便物区分処理装置。
  8. 【請求項8】 前記認識手段は、前記画像読取手段によ
    り取得した差出人、宛名人の画像情報を基に、宛名人の
    住所文字、街区文字を含む宛名及び郵便物の形状に対応
    したX,Y座標系による宛名の位置の情報を抽出し、前
    記記憶手段に記憶している差出人の宛名及びそのX,Y
    座標系による位置の情報と照合するものである請求項
    3、5、6、7のいずれかに記載の郵便物区分処理装
    置。
  9. 【請求項9】 差出人、宛名人の情報が同一面に付され
    ている郵便物の画像を取得し、 取得した差出人、宛名人の画像情報を基に、宛名人の宛
    名及び郵便物の形状に対応したX,Y座標系によるこの
    宛名人の位置の情報を抽出し、予め記憶手段に記憶して
    いる差出人の情報及びそのX,Y座標系による位置の情
    報と照合して、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び
    X,Y座標系による宛名人の位置の情報と差出人の位置
    の情報が一致したとき誤読郵便物と認識し、不一致のと
    き通常郵便物と認識し、 処理すべき郵便物群の処理時間の残りの有無を判断し
    て、処理時間の残り有りと判断したとき前記誤読郵便物
    の認識結果を認識手段の再認識に供し、 通常郵便物と認識された郵便物を区分箱群のいずれかへ
    搬送区分するとともに、 誤読郵便物と認識され、処理時間の残り無しと判断され
    た郵便物を前記区分箱群のうちの誤読郵便物用の区分箱
    へ搬送区分するようにしたこと、 を特徴とする郵便物区分処理方法。
  10. 【請求項10】 差出人、宛名人の情報が同一面に付さ
    れている郵便物の画像を取得し、 取得した差出人、宛名人の画像情報を基に、宛名人の宛
    名及び郵便物の形状に対応したX,Y座標系によるこの
    宛名人の位置の情報を抽出し、予め記憶手段に記憶して
    いる差出人の情報及びそのX,Y座標系による位置の情
    報と照合して、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び
    X,Y座標系による宛名人の位置の情報と差出人の位置
    の情報が一致したとき誤読郵便物と認識し、不一致のと
    き通常郵便物と認識して予め区分情報記憶手段に記憶し
    ている郵便物の宛名に応じた区分情報と照合し、 郵便物の処理時間の残りの有無を判断して、処理時間の
    残り有りと判断したとき前記誤読郵便物の認識結果を認
    識手段の再認識に供し、 通常郵便物と認識され、かつ、前記区分情報記憶手段の
    区分情報と合致する郵便物を区分箱群のいずれかの区分
    箱へ搬送区分するとともに、 前記通常郵便物のうちの前記区分情報記憶手段の区分情
    報と合致しない郵便物及び誤読郵便物と認識され、処理
    時間の残り無しと判断された郵便物を前記区分箱群のう
    ちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分するようにしたこ
    と、 を特徴とする郵便物区分処理方法。
  11. 【請求項11】 差出人、宛名人の情報が同一面に付さ
    れている郵便物の画像を得る画像読取手段と、 郵便物の差出人の情報及びその位置の情報を記憶してい
    る記憶手段と、 誤読郵便物用の区分箱を含み、宛名人の情報に対応して
    区分けされた区分箱からなる区分箱群と、 前記画像読取手段により取得した差出人、宛名人の画像
    情報を基に、宛名人の宛名及び位置の情報を抽出し、前
    記記憶手段に記憶している差出人の情報及びその位置の
    情報と照合して、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び
    宛名人の位置の情報と差出人の位置の情報が一致したと
    き誤読郵便物と認識する認識手段と、 この認識手段にて誤読郵便物と認識された郵便物を、前
    記区分箱群のうちの誤読郵便物用の区分箱へ搬送区分す
    る搬送手段と、 を有することを特徴とする郵便物区分処理装置。
  12. 【請求項12】 差出人、宛名人の情報が同一面に付さ
    れている郵便物の画像を取得し、この差出人、宛名人の
    画像情報を基に、宛名人の宛名及び位置の情報を抽出
    し、予め記憶している差出人の情報及びその位置の情報
    と照合して、前記宛名人の宛名と差出人の情報及び宛名
    人の位置の情報と差出人の位置の情報が一致したとき、
    当該郵便物を誤読郵便物として区分箱群のうちの誤読郵
    便物用の区分箱へ搬送区分することを特徴とする郵便物
    区分処理方法。
JP34876896A 1996-12-26 1996-12-26 紙葉類区分処理装置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法 Pending JPH10180192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34876896A JPH10180192A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 紙葉類区分処理装置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34876896A JPH10180192A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 紙葉類区分処理装置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10180192A true JPH10180192A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18399239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34876896A Pending JPH10180192A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 紙葉類区分処理装置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10180192A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1704932A2 (en) 2005-03-22 2006-09-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Addressee recognizing apparatus
EP2990992A3 (en) * 2014-08-28 2016-03-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Address recognition apparatus, sorting apparatus and integrated address recognition apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1704932A2 (en) 2005-03-22 2006-09-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Addressee recognizing apparatus
EP1704932A3 (en) * 2005-03-22 2006-10-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Addressee recognizing apparatus
US7580544B2 (en) 2005-03-22 2009-08-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Addressee recognizing apparatus
EP2990992A3 (en) * 2014-08-28 2016-03-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Address recognition apparatus, sorting apparatus and integrated address recognition apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3388829B2 (ja) 文字読取装置
JP2001502232A (ja) 転送/返送郵便物のオンライン処理方法および装置
US7580544B2 (en) Addressee recognizing apparatus
JPH0739820A (ja) 街区認識装置および宛名読取区分機
JPH01159088A (ja) 郵便物自動区分機
JPH10180192A (ja) 紙葉類区分処理装置、紙葉類区分処理方法、郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法
JP5178851B2 (ja) 宛先認識装置
JP3710866B2 (ja) 郵便物区分装置、郵便物処理システム及び郵便物処理方法
JPH0957199A (ja) 宛名読取装置及び郵便物区分装置
JP3160347B2 (ja) 郵便物の宛名読取装置
JP2002126655A (ja) 区分装置及び区分方法
JP3088036B2 (ja) 宛名読取区分機
JP3660404B2 (ja) 住所領域検出装置、住所読取装置、区分機及び住所読取方法
JP2003141443A (ja) 認識装置、区分機、認識方法、及び区分方法
JPH0739816A (ja) 宛名読取装置
JP3329630B2 (ja) ビデオコ−ディング装置、ビデオコ−ディング方法、紙葉類区分機および紙葉類区分方法
JP2002035700A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、紙葉類区分装置、および紙葉類区分方法
JPH07271898A (ja) 文字認識装置
JP2914765B2 (ja) 宛名読取区分機及び宛名認識装置
JPH0739821A (ja) 宛名読取装置および宛名読取区分機
JP2002042054A (ja) 読取装置、読取方法、区分装置、及び区分方法
JPH08206608A (ja) 区分処理システム
JPH0731936A (ja) 宛名読取区分機
JPH10192791A (ja) 紙葉類区分装置、紙葉類区分方法、郵便物区分処理装置及び郵便物区分処理方法
JPH11207265A (ja) 情報処理装置および郵便物処理装置