JPH11207265A - 情報処理装置および郵便物処理装置 - Google Patents

情報処理装置および郵便物処理装置

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JPH11207265A
JPH11207265A JP10012808A JP1280898A JPH11207265A JP H11207265 A JPH11207265 A JP H11207265A JP 10012808 A JP10012808 A JP 10012808A JP 1280898 A JP1280898 A JP 1280898A JP H11207265 A JPH11207265 A JP H11207265A
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JP
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JP10012808A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Yahagi
直行 谷萩
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、郵便物の送り先に関する情報を確
実に認識でき、郵便物の誤区分を防止できる情報処理装
置および郵便物処理装置を提供することを課題とする。 【解決手段】郵便物に記載された住所を読取って、読取
った住所に基づいて当該郵便物を所定の区分位置へ自動
的に区分する区分機は、読取った住所に基づいて当該郵
便物の区分先を判別する判別部を有している。判別部で
は、郵便物の住所が記載された面から読取った画像から
住所領域を検切し、検切した住所領域内の住所を認識す
る。そして、認識した住所が抽出された郵便物上の領域
が差出人住所が記載される領域であるか否かが判断さ
れ、差出人住所の領域と判断された場合に当該住所を送
り先住所の候補から外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、媒体に記録され
た情報を処理する情報処理装置に係り、特に、郵便物に
記載された郵便番号、送り先の住所、宛名等の住所情報
を読取って、読取った住所情報に基づいて郵便物を自動
的に区分する郵便物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便物処理装置として、郵便物に
記載された郵便番号、送り先の住所、宛名等の住所情報
を読取って、読取った送り先の住所情報に基づいて郵便
物を自動的に区分する区分機が知られている。
【0003】この区分機において、郵便物の送り先の住
所情報を読取る読取部では、郵便番号枠のある郵便物の
表面から住所情報を含むであろうと思われる領域を複数
候補切り出し、切り出した各領域内の住所が記載された
行に処理の優先順位をつけて各行を切り出す。そして、
各行を構成した文字を切り出し、切り出した文字を辞書
に照合し、これらの文字の組合わせにより予めデータベ
ースに用意した正規の住所が構成できるか否かを調べ
る。
【0004】このとき、1通の郵便物から複数の住所が
構成できた場合(例えば郵便物の同一面に差出人の住所
情報が記載されているような場合)、各住所が抽出され
た行の優先順位に基づいてそれぞれの住所を得点化し、
最も得点の高い住所を送り先の住所と判断している。つ
まり、送り先の住所と差出人の住所が郵便物の同一面に
記載される場合、送り先の住所の後に差出人の住所を記
載するのが一般的であるため、記載順序に応じて優先順
位を付けておけば、優先順位の高い住所が送り先の住所
となる可能性が高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の住所認識処理では、送り先の住所がくずし字で手書き
されているような場合、住所が記載された行や文字を正
しく切り出せなかったり、切り出した文字を辞書に照合
させても文字認識ができなかったりといった不具合を生
じ、この場合、送り先の住所と同一面に差出人の住所が
印刷による活字(以下、印活文字と称する)で記載され
ていると、差出人の住所のみが正規の住所として抽出さ
れ、本来、優先順位の低い差出人の住所が送り先の住所
として判断され、郵便物を正常に区分できない問題を生
じる。
【0006】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、郵便物の送り先に関する情報を確実に
認識でき、郵便物の誤区分を防止できる情報処理装置お
よび郵便物処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の情報処理装置は、媒
体に記録された情報を読取る読取手段と、上記読取手段
にて読取られた情報の当該媒体上の記録位置を取得する
取得手段と、上記取得手段にて取得された記録位置が当
該媒体上の情報の記録位置として適当であるか否かを判
断する判断手段と、上記判断手段による判断に基づい
て、上記読取手段にて読取られた情報を確定する確定手
段と、を備えている。
【0008】また、この発明のうち請求項2記載の情報
処理装置は、媒体に記録された情報を読取る読取手段
と、上記読取手段にて読取られた情報が当該媒体上に記
録されている領域を取得する取得手段と、上記取得手段
にて取得された領域が当該媒体上の所定の領域と重なる
か否かを判断する判断手段と、上記取得手段にて取得さ
れた領域が上記所定の領域と重なることが上記判断手段
にて判断されたことを条件に、上記読取手段にて読取ら
れた情報を当該媒体の情報として否定することを前提と
して、上記読取手段にて読取られた情報を当該媒体の情
報として確定する確定手段と、を備えている。
【0009】また、この発明のうち請求項3記載の郵便
物処理装置は、郵便物に記載された住所情報を読取る読
取手段と、上記読取手段にて読取られた住所情報の当該
郵便物上の記載位置を取得する取得手段と、上記取得手
段にて取得された記載位置が当該郵便物の送り先の住所
情報を記載する位置として適当であるか否かを判断する
判断手段と、上記判断手段による判断に基づいて、上記
読取手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先
の住所情報として確定する確定手段と、上記確定手段に
て確定された送り先の住所情報に対応した区分先へ当該
郵便物を区分する区分手段と、を備えている。
【0010】請求項3記載の郵便物処理装置によると、
読取手段にて読取った住所情報の当該郵便物上の記載位
置を取得手段で取得し、取得した記載位置が当該郵便物
の送り先の住所情報を記載する位置として適当であるか
否かが判断手段で判断される。そして、この判断の結
果、当該住所情報の記載位置が当該郵便物の送り先の住
所情報を記載する位置として適当であることが判断され
たことを条件に、確定手段によって、当該住所情報が当
該郵便物の送り先の住所情報として確定される。さら
に、区分手段によって、確定された送り先の住所情報に
対応した区分先へ当該郵便物が区分される。このよう
に、郵便物の住所情報を読取るとともに、住所情報の記
載位置が送り先の住所情報の記載位置として適当である
かを判断し、適当である場合にのみ当該住所情報を送り
先の住所情報として確定することにより、送り先の住所
を確実に認識でき、郵便物の誤区分を防止できる。
【0011】また、この発明のうち請求項4記載の郵便
物処理装置は、郵便物に記載された住所情報を読取る読
取手段と、上記読取手段にて読取られた住所情報が当該
郵便物上に記載されている領域を取得する取得手段と、
上記取得手段にて取得された領域が当該郵便物の差出人
の住所情報が記載される領域と重なるか否かを判断する
判断手段と、上記取得手段にて取得された領域が当該郵
便物の差出人の住所情報が記載される領域と重なること
が上記判断手段にて判断されたことを条件に、上記読取
手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の住
所情報として否定することを前提として、上記読取手段
にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の住所情
報として確定する確定手段と、上記確定手段にて確定さ
れた送り先の住所情報に対応した区分先へ当該郵便物を
区分する区分手段と、を備えている。
【0012】また、この発明のうち請求項5記載の郵便
物処理装置は、郵便物に記載された住所情報を読取る読
取手段と、郵便物の種類および住所情報の記載方向に対
応して、郵便物の差出人の住所情報が記載されると予想
される差出人領域を予め記憶した記憶手段と、上記読取
手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に記載され
ている記載領域を取得する取得手段と、上記取得手段に
て取得された記載領域が上記記憶手段に当該郵便物に対
応して記憶された差出人領域と重なるか否かを判断する
判断手段と、上記取得手段にて取得された記載領域が上
記記憶手段に当該郵便物に対応して記憶された差出人領
域と重なることが上記判断手段にて判断されたことを条
件に、上記読取手段にて読取られた住所情報を当該郵便
物の送り先の住所情報として否定することを前提とし
て、上記読取手段にて読取られた住所情報を当該郵便物
の送り先の住所情報として確定する確定手段と、上記確
定手段にて確定された送り先の住所情報に対応した区分
先へ当該郵便物を区分する区分手段と、を備えている。
【0013】また、この発明のうち請求項6記載の郵便
物処理装置は、郵便物に記載された住所情報を読取る読
取手段と、郵便物の種類および住所情報の記載方向に対
応して、郵便物の差出人の住所情報が記載されると予想
される差出人領域を予め記憶した記憶手段と、上記読取
手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に記載され
ている記載領域を取得する取得手段と、上記取得手段に
て取得された記載領域が上記記憶手段に当該郵便物に対
応して記憶された差出人領域と重なるか否かを判断する
判断手段と、上記取得手段にて取得された記載領域が上
記記憶手段に当該郵便物に対応して記憶された差出人領
域と重なることが上記判断手段にて判断されたことを条
件に、上記読取手段にて読取られた住所情報を当該郵便
物の送り先の住所情報として否定するとともに、上記読
取手段にて読取られた住所情報のうち否定されなかった
住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報として確定す
る確定手段と、上記確定手段にて確定された送り先の住
所情報に対応した区分先へ当該郵便物を区分する区分手
段と、を備えている。
【0014】また、この発明のうち請求項7記載の郵便
物処理装置は、郵便物に記載された少なくとも1つの住
所情報を読取る読取手段と、上記読取手段にて読取られ
た全ての住所情報にその記載方向に基づく順位を付ける
順位付け手段と、郵便物の種類および住所情報の記載方
向に対応して、郵便物の差出人の住所情報が記載される
と予想される差出人領域を予め記憶した記憶手段と、上
記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に記
載されている記載領域を住所情報毎に取得する取得手段
と、上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手
段に当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重な
るか否かを判断する判断手段と、上記取得手段にて取得
された記載領域が上記記憶手段に当該郵便物に対応して
記憶された差出人領域と重なることが上記判断手段にて
判断されたことを条件に、上記読取手段にて読取られた
住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報として否定す
るとともに、上記読取手段にて読取られた住所情報のう
ち送り先の住所情報として否定されなかった住所情報の
うち上記順位付け手段による順位が最も高い住所情報を
当該郵便物の送り先の住所情報として確定する確定手段
と、上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対
応した区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、を備
えている。
【0015】また、この発明のうち請求項8記載の郵便
物処理装置は、郵便物を供給する供給手段と、この供給
手段で供給された郵便物を搬送する搬送手段と、上記搬
送手段で搬送された郵便物に記載された住所情報を読取
る読取手段と、上記読取手段にて読取られた住所情報が
当該郵便物上に記載されている領域を取得する取得手段
と、上記取得手段にて取得された領域が当該郵便物の差
出人の住所情報が記載される領域と重なるか否かを判断
する判断手段と、上記取得手段にて取得された領域が当
該郵便物の差出人の住所情報が記載される領域と重なる
ことが上記判断手段にて判断されたことを条件に、上記
読取手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先
の住所情報として否定することを前提として、上記読取
手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の住
所情報として確定する確定手段と、上記確定手段にて確
定された送り先の住所情報に対応した区分先へ当該郵便
物を区分する区分手段と、を備えている。
【0016】また、この発明のうち請求項9記載の郵便
物処理装置は、郵便物を供給する供給手段と、この供給
手段で供給された郵便物を搬送する搬送手段と、上記搬
送手段で搬送された郵便物に記載された住所情報を読取
る読取手段と、郵便物の種類および住所情報の記載方向
に対応して、郵便物の差出人の住所情報が記載されると
予想される差出人領域を予め記憶した記憶手段と、上記
読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に記載
されている記載領域を取得する取得手段と、上記取得手
段にて取得された記載領域が上記記憶手段に当該郵便物
に対応して記憶された差出人領域と重なるか否かを判断
する判断手段と、上記取得手段にて取得された記載領域
が上記記憶手段に当該郵便物に対応して記憶された差出
人領域と重なることが上記判断手段にて判断されたこと
を条件に、上記読取手段にて読取られた住所情報を当該
郵便物の送り先の住所情報として否定するとともに、上
記読取手段にて読取られた住所情報のうち否定されなか
った住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報として確
定する確定手段と、上記確定手段にて確定された送り先
の住所情報に対応した区分先へ当該郵便物を区分する区
分手段と、を備えている。
【0017】更に、この発明のうち請求項10記載の郵
便物処理装置は、郵便物を供給する供給手段と、この供
給手段で供給された郵便物を搬送する搬送手段と、上記
搬送手段で搬送された郵便物に記載された少なくとも1
つの住所情報を読取る読取手段と、上記読取手段にて読
取られた全ての住所情報にその記載方向に基づく順位を
付ける順位付け手段と、郵便物の種類および住所情報の
記載方向に対応して、郵便物の差出人の住所情報が記載
されると予想される差出人領域を予め記憶した記憶手段
と、上記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物
上に記載されている記載領域を住所情報毎に取得する取
得手段と、上記取得手段にて取得された記載領域が上記
記憶手段に当該郵便物に対応して記憶された差出人領域
と重なるか否かを判断する判断手段と、上記取得手段に
て取得された記載領域が上記記憶手段に当該郵便物に対
応して記憶された差出人領域と重なることが上記判断手
段にて判断されたことを条件に、上記読取手段にて読取
られた住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報として
否定するとともに、上記読取手段にて読取られた住所情
報のうち送り先の住所情報として否定されなかった住所
情報のうち上記順位付け手段による順位が最も高い住所
情報を当該郵便物の送り先の住所情報として確定する確
定手段と、上記確定手段にて確定された送り先の住所情
報に対応した区分先へ当該郵便物を区分する区分手段
と、を備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1に示すよ
うに、この発明が適用される区分機1は、ランダムに並
べられた複数の郵便物を後端を揃えて立位で収容すると
ともにこれらの郵便物を所定の取出位置へ順次供給する
供給部2を備えている。郵便物の取出位置には、供給部
2にて取出位置へ供給された郵便物を主搬送路3上に一
通づつ取出す取出部4が設けられている。
【0019】取出部4にて取出された郵便物を搬送する
主搬送路3上には、各郵便物から郵便番号、送り先の住
所、宛名等の住所情報を光学的に読取る光学式文字読取
装置(OCR)およびこの住所情報に対応して郵便物に
印刷されたバーコードを読取るバーコードリーダーを有
する読取部6が設けられている。
【0020】読取部6の下流側の主搬送路3は後述する
区分集積部14の下方を通って延設されている。この主
搬送路3上であって区分集積部14の図中右側には、郵
便物の搬送方向先端を整位する整位部8、および読取部
6にて読取られた住所情報に対応するバーコードを当該
郵便物に印刷するインクジェットプリンタを含む印刷部
10が設けられている。
【0021】印刷部10の下流側の主搬送路3は郵便物
の搬送を遅らせるための遅延搬送路3aに接続され、遅
延搬送路3a上には、印刷部10によりバーコードが正
確に印刷されたか否かを確認するためのバーコードリー
ダー12が設けられている。遅延搬送路3aの終端は、
郵便物を所定の区分ポケット15へ区分して集積するた
めの区分集積部14に接続されている。尚、遅延搬送路
3aは、印刷部10により郵便物上に印刷されたバーコ
ードを乾燥する目的で約10〜15mの長さに形成され
ている。
【0022】区分集積部14は、複数の段および複数の
列に区画された複数の区分ポケット15を有し、各区分
ポケット15の上方には、各段の間を延びた段パス部1
6が設けられている。各段パス部16には、段パス部1
6を各区分ポケット15に選択的に連通させるための図
示しない複数の区分ゲートが設けられている。
【0023】区集積分部14に連結する遅延搬送路3a
の終端近くであって、区分集積部14の各段パス部16
に対応した位置には、遅延搬送路3aを各段パス部16
へ選択的に接続させるための複数の切換ゲート18が設
けられている。
【0024】しかして、後述する判別部において、読取
部6にて読取られた住所情報から当該郵便物の区分先が
判別され、判別された区分先に応じて切換ゲート18お
よび区分ゲートが選択的に切換えられ、当該郵便物が所
定の区分ポケット15へ区分されるようになっている。
【0025】また、郵便物処理装置1には、郵便物処理
装置1の処理動作を制御するCPU30が設けられ、郵
便物処理装置1の左側部には、オペレータによる操作入
力がなされるとともにオペレータに対する操作ガイダン
ス等を表示する操作・表示パネル25が設けられてい
る。
【0026】次に、読取部6のOCRを介して郵便物か
ら読取った住所情報に基づいて当該郵便物の区分先の区
分ポケットを指定する判別部40について、図2を参照
して説明する。
【0027】判別部40は、一連の処理動作を図2に示
した複数のモジュール毎の処理によって実現している。
判別部40の各モジュールは、判別部制御モジュール4
1の制御によってその処理を実行され、処理結果がヘッ
ダ情報としてメモリ42に記憶される。尚、メモリ42
には、図3に例示したような郵便物の複数種類のフォー
マットデータが予め記憶されている。
【0028】フォーマットデータは、郵便物のサイズに
基づく郵便物の種類(例えば、封書、はがき等)毎に、
住所文字の記載方向(縦書き/横書き)に応じて用意さ
れている。各フォーマットデータにおいて、差出人の住
所情報が記載されるであろう領域60が予め設定され、
その領域60の座標データが各フォーマットに対応して
用意されている。
【0029】以下、判別部制御モジュール41に接続さ
れた各モジュールにおける処理内容を説明する。領域検
知・行検切モジュール(ALSG)43は、読取部6の
OCRを介して読取られた住所情報を含む多値画像、即
ち読取画像から、郵便番号枠、料額印面、セロハン状の
窓などの郵便物に特有の情報を抽出する。また、モジュ
ール43は、読取画像から住所情報が記載されているで
あろう住所領域を切り出すとともに、この住所領域を特
定するのに参考となる広告図形や広告文の領域を分割
し、その画像情報を抽出する。さらに、モジュール43
は、多値の読取画像を2値画像に変換して解析し、ラベ
ル(黒画素の点の集まり)を統合することによって、住
所情報として切り出した住所領域から各行の切り出しを
行う。ただし、切り出された各住所行の画像は、多値画
像として出力される。
【0030】このとき、上記モジュール43では、当該
郵便物の縦横サイズ、料額印情報(切手、消印、受取人
払い、別後納印などの情報)、および住所情報が記載さ
れた領域の情報などが取得される。住所情報が記載され
た領域の情報としては、領域の縦横方向の各始点、領域
の座標、各行の記載方向(縦書き或いは横書き)、手書
き/印活判定、住所情報構成行数、および郵便番号構成
行数が取得される。
【0031】量子化モジュール(QT)44は、上記領
域検知・行検切モジュール43から出力された多値の行
画像を2値の行画像へ変換する。尚、本モジュール44
以降の処理では、ここで変換した2値の行画像が参照さ
れる。
【0032】文字検切モジュール(CSG)45は、上
記領域検知・行検切モジュール43で切り出されて上記
量子化モジュール44で2値に変換された各行画像か
ら、各行画像を構成した文字を検切する。
【0033】郵便番号検切モジュール(PSG)46
は、上記領域検知・行検切モジュール43にて検切され
て出力される行情報および上記文字検切モジュール45
にて検切された文字情報を用いて、郵便番号を認識する
ための文字を検切する。
【0034】郵便番号認識モジュール(PRC)47
は、上記郵便番号検切モジュール46で検切された文字
情報に基づいて、郵便番号を認識する。町名文字識別モ
ジュール(CRC)48は、上記文字検切モジュール4
5で切り出された文字を町名辞書に照合して町名文字を
識別する。
【0035】町名単語識別モジュール(ARC)50
は、上記郵便番号認識モジュール47で認識された郵便
番号に基づいて上記町名辞書の照合範囲を設定し、この
照合範囲内にある町名単語と上記町名単語識別モジュー
ル50で識別された町名文字とを照合し、上記文字検切
モジュール45で検切された文字を含む町名単語を認識
する。
【0036】そして、上記町名単語識別モジュール50
で認識された町名単語を含む領域の座標および記載方向
が、上記領域検知・行検切モジュール43による処理結
果を参照して抽出され、この領域の座標および記載方向
が予めメモリ42に記憶されたフォーマットデータに照
合され、認識された町名単語が差出人の領域内から抽出
されたものであるか否かが判断される。この結果、認識
された町名単語が差出人の領域から抽出されたことが判
断された場合、当該町名単語が否定されて町名候補から
削除される。
【0037】大口・集合住宅文字識別モジュール(CR
CLV)49は、上記郵便番号認識モジュール47で認
識された郵便番号および上記町名単語識別モジュール5
0で認識された町名情報から使用する辞書を選択して、
大口・集合住宅名の認識に必要な文字識別処理を行う。
【0038】大口・集合住宅単語識別モジュール(AR
CLV)51は、上記大口・集合住宅文字識別モジュー
ル49で識別された大口・集合住宅名を選択された辞書
に照合して大口・集合住宅名を認識する。
【0039】街区数字検切モジュール(NSG)52
は、町名に続いて記載されている街区部分および集合住
宅名に続いて記載されている棟室番号部分の数字を検切
する。街区数字識別モジュール(NRC)53は、上記
街区数字検切モジュール52における検切結果に基づい
て、街区部分または棟室番号部分の数字を識別する。
【0040】答編集モジュール(AE)54は、上記町
名単語識別モジュール50にて認識できた町名、および
上記郵便番号認識モジュール47で認識された郵便番号
に、上記街区数字識別モジュール53にて識別された街
区部分(丁目、番、号棟、号室の部分)を組み合わせ
て、送り先の住所を認識する。
【0041】答補正・ポケット検索モジュール(PK
T)55は、上記答編集モジュール54で認識された送
り先住所に対応した区分ポケットを指定し、区分ポケッ
ト番号を確定する。
【0042】VSC補助情報作成モジュール(VCSD
T)56は、VCSで書状に関する情報を表示する際に
必要となるデータを上記各モジュールの認識結果に基づ
いて作成する。
【0043】読取結果CRT表示コントロールモジュー
ル(DCT)57は、上記VSC補助情報作成モジュー
ル56にて作成された認識内容をCRTモニタを介して
表示する。
【0044】次に、上記のように構成された判別部40
における処理動作について説明する。尚、図4には処理
動作のフローチャートを示してあり、図5には町名認識
動作を説明するための動作説明図を示してある。
【0045】まず、読取部6のOCRを介して郵便物か
ら読取られた読取画像から、モジュール43にて、住所
が記載された領域が検切される(図4のステップ1、図
5の)。郵便物の送り先の住所および差出人の住所が
郵便物の同一面に記載されているような場合、ステップ
1の処理により2つの領域が検切される。例えば、本実
施の形態では、送り先住所として「川崎市幸区柳町」を
含む領域が検切されるとともに、差出人住所として「東
京都港区芝浦」を含む領域が検切される。
【0046】そして、ステップ1で検切された各領域を
構成した行が引き続きモジュール43にて検切される
(図4のステップ2、図5の)。図5には、送り先住
所の処理について代表して示したが、差出人住所につい
ても同様に処理される。このように、各領域から行が検
切された時点で、当該郵便物の種類、および各行の記載
方向が取得される。
【0047】続いて、ステップ2で検切された各行を構
成した文字がモジュール45にて検切される(図4のス
テップ3、図5の)。そして、モジュール48にて、
検切された各文字に辞書をかけて文字が認識される(図
4のステップ4、図5の)。このとき、各文字毎に複
数の候補があげられる。
【0048】続いて、データベースに予め登録された正
規の町名を参照して、ステップ4で認識した各文字候補
が適当に組合わされ、町名が認識される(図4のステッ
プ5、図5の)。本実施の形態では、郵便物の記載住
所が印活文字によって記載されているため、送り先住所
の町名「川崎市幸区柳町」および差出人住所の町名「東
京都港区芝浦」が認識される。尚、認識された町名は、
処理の優先順位や辞書からあがった文字の評価に基づい
て、得点付けがなされている。
【0049】ここで、上述した各ステップにおいて町名
の認識がなされたか否かが判断され(ステップ6)、こ
の判断の結果、町名の認識が全くなされなかったことが
判断されると、当該郵便物の処理が終了される。
【0050】一方、ステップ6の判断の結果、少なくと
も一方の町名が認識されたことが判断されると、ステッ
プ2の処理後に取得された郵便物の種類および行記載方
向に対応した当該郵便物のフォーマットデータがメモリ
42から読み出され、認識された町名が抽出された領域
がフォーマットデータに照合される(ステップ7)。
【0051】そして、ステップ5で認識された町名の領
域がフォーマットデータ上の差出人住所の領域60(図
3参照)と大部分で重なっているか否かが判断され、認
識された町名が差出人住所を示すものであるか否かが判
断される(ステップ8)。
【0052】ステップ8の判断の結果、認識された町名
が差出人住所領域6から抽出されたものであることが判
断されると、当該町名が否定され、送り先の町名候補か
ら外される(ステップ9)。
【0053】一方、ステップ8の判断の結果、認識され
た町名が差出人住所領域から抽出されたものではないこ
とが判断されると、当該町名が送り先の町名候補として
残される。そして、ステップ5で認識された全ての町名
の判断が終了されると、送り先の町名候補として残され
たもののうち最も得点の高い町名が送り先の町名として
判断される。以上、ステップ5〜ステップ9の各処理
は、モジュール50にて処理される。
【0054】さらに、このように判断された送り先の町
名に続く街区文字がモジュール52にて切り出され(ス
テップ10)、モジュール53にてデータベースを参照
して街区文字が組み合わされて、街区が認識される(ス
テップ11)。最後に、認識された街区が町名と組み合
わされて送り先住所が確定され、区分先の区分ポケット
が指定される。
【0055】以上のように、本実施の形態によると、郵
便物に記載された全ての住所領域を検切して各領域の住
所を送り先住所の候補として認識するとともに、認識し
た各住所が抽出された領域を予め用意したフォーマット
データにそれぞれ照合し、この領域が通常差出人住所が
記載される領域であるか否かが判断される。そして、照
合した住所が差出人の領域と概ね一致した場合に、当該
住所を送り先住所の候補から外すようにした。
【0056】このため、郵便物の送り先住所が不鮮明で
あり、差出人住所のみが認識されたような場合であって
も、本願の処理を適用すれば、この差出人住所を送り先
住所として誤認識してしまうことを防止でき、送り先住
所を確実に認識できる。尚、この発明は、上述した実施
の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で
種々変形可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の情報処
理装置および郵便物処理装置は、上記のような構成およ
び作用を有しているので、郵便物の送り先に関する情報
を確実に認識でき、郵便物の誤区分を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る区分機を示す概略
図。
【図2】図1の区分機に組込まれた判別部の構成を示す
ブロック図。
【図3】図2のメモリに記憶された郵便物のフォーマッ
トデータの例を示す図。
【図4】図2の判別部における処理動作を説明するため
のフローチャート。
【図5】図4のフローチャートとともに、送り先住所の
町名認識動作を説明するための動作説明図。
【符号の説明】
1…区分機、 2…供給部、 3…主搬送路、 4…取出部、 6…読取部、 15…区分ポケット、 40…判別部、 41…判別部制御モジュール、 42…メモリ、 43…領域検知・行検切モジュール、 44…量子化モジュール、 45…文字検切モジュール、 46…郵便番号検切モジュール、 47…郵便番号認識モジュール、 48…町名文字識別モジュール、 49…大口・集合住宅文字識別モジュール、 50…町名単語識別モジュール、 51…大口・集合住宅単語識別モジュール、 52…街区数字検切モジュール、 53…街区数字識別モジュール、 54…答編集モジュール、 55…答補正・ポケット検索モジュール、 56…VSC補助情報作成モジュール、 57…読取結果CRT表示コントロールモジュール、 60…領域。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体に記録された情報を読取る読取手段
    と、 上記読取手段にて読取られた情報の当該媒体上の記録位
    置を取得する取得手段と、 上記取得手段にて取得された記録位置が当該媒体上の情
    報の記録位置として適当であるか否かを判断する判断手
    段と、 上記判断手段による判断に基づいて、上記読取手段にて
    読取られた情報を確定する確定手段と、 を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 媒体に記録された情報を読取る読取手段
    と、 上記読取手段にて読取られた情報が当該媒体上に記録さ
    れている領域を取得する取得手段と、 上記取得手段にて取得された領域が当該媒体上の所定の
    領域と重なるか否かを判断する判断手段と、 上記取得手段にて取得された領域が上記所定の領域と重
    なることが上記判断手段にて判断されたことを条件に、
    上記読取手段にて読取られた情報を当該媒体の情報とし
    て否定することを前提として、上記読取手段にて読取ら
    れた情報を当該媒体の情報として確定する確定手段と、 を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 郵便物に記載された住所情報を読取る読
    取手段と、 上記読取手段にて読取られた住所情報の当該郵便物上の
    記載位置を取得する取得手段と、 上記取得手段にて取得された記載位置が当該郵便物の送
    り先の住所情報を記載する位置として適当であるか否か
    を判断する判断手段と、 上記判断手段による判断に基づいて、上記読取手段にて
    読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報と
    して確定する確定手段と、 上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対応し
    た区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、 を備えていることを特徴とする郵便物処理装置。
  4. 【請求項4】 郵便物に記載された住所情報を読取る読
    取手段と、 上記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に
    記載されている領域を取得する取得手段と、 上記取得手段にて取得された領域が当該郵便物の差出人
    の住所情報が記載される領域と重なるか否かを判断する
    判断手段と、 上記取得手段にて取得された領域が当該郵便物の差出人
    の住所情報が記載される領域と重なることが上記判断手
    段にて判断されたことを条件に、上記読取手段にて読取
    られた住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報として
    否定することを前提として、上記読取手段にて読取られ
    た住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報として確定
    する確定手段と、 上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対応し
    た区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、 を備えていることを特徴とする郵便物処理装置。
  5. 【請求項5】 郵便物に記載された住所情報を読取る読
    取手段と、 郵便物の種類および住所情報の記載方向に対応して、郵
    便物の差出人の住所情報が記載されると予想される差出
    人領域を予め記憶した記憶手段と、 上記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に
    記載されている記載領域を取得する取得手段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるか
    否かを判断する判断手段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるこ
    とが上記判断手段にて判断されたことを条件に、上記読
    取手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の
    住所情報として否定することを前提として、上記読取手
    段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の住所
    情報として確定する確定手段と、 上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対応し
    た区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、 を備えていることを特徴とする郵便物処理装置。
  6. 【請求項6】 郵便物に記載された住所情報を読取る読
    取手段と、 郵便物の種類および住所情報の記載方向に対応して、郵
    便物の差出人の住所情報が記載されると予想される差出
    人領域を予め記憶した記憶手段と、 上記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に
    記載されている記載領域を取得する取得手段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるか
    否かを判断する判断手段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるこ
    とが上記判断手段にて判断されたことを条件に、上記読
    取手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の
    住所情報として否定するとともに、上記読取手段にて読
    取られた住所情報のうち否定されなかった住所情報を当
    該郵便物の送り先の住所情報として確定する確定手段
    と、 上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対応し
    た区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、 を備えていることを特徴とする郵便物処理装置。
  7. 【請求項7】 郵便物に記載された少なくとも1つの住
    所情報を読取る読取手段と、 上記読取手段にて読取られた全ての住所情報にその記載
    方向に基づく順位を付ける順位付け手段と、 郵便物の種類および住所情報の記載方向に対応して、郵
    便物の差出人の住所情報が記載されると予想される差出
    人領域を予め記憶した記憶手段と、 上記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に
    記載されている記載領域を住所情報毎に取得する取得手
    段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるか
    否かを判断する判断手段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるこ
    とが上記判断手段にて判断されたことを条件に、上記読
    取手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の
    住所情報として否定するとともに、上記読取手段にて読
    取られた住所情報のうち送り先の住所情報として否定さ
    れなかった住所情報のうち上記順位付け手段による順位
    が最も高い住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報と
    して確定する確定手段と、 上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対応し
    た区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、 を備えていることを特徴とする郵便物処理装置。
  8. 【請求項8】 郵便物を供給する供給手段と、 この供給手段で供給された郵便物を搬送する搬送手段
    と、 上記搬送手段で搬送された郵便物に記載された住所情報
    を読取る読取手段と、 上記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に
    記載されている領域を取得する取得手段と、 上記取得手段にて取得された領域が当該郵便物の差出人
    の住所情報が記載される領域と重なるか否かを判断する
    判断手段と、 上記取得手段にて取得された領域が当該郵便物の差出人
    の住所情報が記載される領域と重なることが上記判断手
    段にて判断されたことを条件に、上記読取手段にて読取
    られた住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報として
    否定することを前提として、上記読取手段にて読取られ
    た住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報として確定
    する確定手段と、 上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対応し
    た区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、 を備えていることを特徴とする郵便物処理装置。
  9. 【請求項9】 郵便物を供給する供給手段と、 この供給手段で供給された郵便物を搬送する搬送手段
    と、 上記搬送手段で搬送された郵便物に記載された住所情報
    を読取る読取手段と、 郵便物の種類および住所情報の記載方向に対応して、郵
    便物の差出人の住所情報が記載されると予想される差出
    人領域を予め記憶した記憶手段と、 上記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に
    記載されている記載領域を取得する取得手段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるか
    否かを判断する判断手段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるこ
    とが上記判断手段にて判断されたことを条件に、上記読
    取手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の
    住所情報として否定するとともに、上記読取手段にて読
    取られた住所情報のうち否定されなかった住所情報を当
    該郵便物の送り先の住所情報として確定する確定手段
    と、 上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対応し
    た区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、 を備えていることを特徴とする郵便物処理装置。
  10. 【請求項10】 郵便物を供給する供給手段と、 この供給手段で供給された郵便物を搬送する搬送手段
    と、 上記搬送手段で搬送された郵便物に記載された少なくと
    も1つの住所情報を読取る読取手段と、 上記読取手段にて読取られた全ての住所情報にその記載
    方向に基づく順位を付ける順位付け手段と、 郵便物の種類および住所情報の記載方向に対応して、郵
    便物の差出人の住所情報が記載されると予想される差出
    人領域を予め記憶した記憶手段と、 上記読取手段にて読取られた住所情報が当該郵便物上に
    記載されている記載領域を住所情報毎に取得する取得手
    段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるか
    否かを判断する判断手段と、 上記取得手段にて取得された記載領域が上記記憶手段に
    当該郵便物に対応して記憶された差出人領域と重なるこ
    とが上記判断手段にて判断されたことを条件に、上記読
    取手段にて読取られた住所情報を当該郵便物の送り先の
    住所情報として否定するとともに、上記読取手段にて読
    取られた住所情報のうち送り先の住所情報として否定さ
    れなかった住所情報のうち上記順位付け手段による順位
    が最も高い住所情報を当該郵便物の送り先の住所情報と
    して確定する確定手段と、 上記確定手段にて確定された送り先の住所情報に対応し
    た区分先へ当該郵便物を区分する区分手段と、 を備えていることを特徴とする郵便物処理装置。
JP10012808A 1998-01-26 1998-01-26 情報処理装置および郵便物処理装置 Pending JPH11207265A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381032B1 (ko) * 2001-02-28 2003-04-18 주식회사 제일컴테크 다량 기록관리 우편물의 자동지원 접수처리 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381032B1 (ko) * 2001-02-28 2003-04-18 주식회사 제일컴테크 다량 기록관리 우편물의 자동지원 접수처리 장치

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