JPH10177503A - 装置診断制御方式 - Google Patents

装置診断制御方式

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JPH10177503A
JPH10177503A JP8337956A JP33795696A JPH10177503A JP H10177503 A JPH10177503 A JP H10177503A JP 8337956 A JP8337956 A JP 8337956A JP 33795696 A JP33795696 A JP 33795696A JP H10177503 A JPH10177503 A JP H10177503A
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JP
Japan
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diagnosis
detailed
fault
test
diagnoses
Prior art date
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Pending
Application number
JP8337956A
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English (en)
Inventor
Shoichi Serizawa
彰一 芹澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、装置の自己診断において、診
断時間の短縮と、障害部位を細かく指摘する事と、障害
を一度で検出して復旧作業時間を短縮する事と、これら
一連の診断を容易に行う事にある。 【解決手段】本発明の装置診断制御方式は、通常診断3
〜7で障害が検出された場合のみに、詳細テスト実行準
備10により詳細テストを実行する。詳細テストで得ら
れた障害情報は、障害情報格納12で一旦RAM27に
格納され、全ての診断が終了したら、エラー報告・表示
14によりメッセージ表示29及び遠隔保守機構30に
報告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サとマイクロプログラムを備えた装置の自己診断技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置自己診断では、特開昭61−
133444号に記載の様に、診断用データの読み出し
の為の時間を短縮する方法や、特開平4−170647
号に記載の様に、診断プログラムをキャッシュメモリか
らロードする事により、診断処理を高速化する方法が有
る。 また、特開平4−148431号記載の様に、装
置外部の試験機(診断ファームウェア)から診断を実施
する事で、試験時間の制約などによる不良品の未検出を
防ぎ、開発完了後でも診断プログラムを追加可能とする
方法が有る。
【0003】また、特開平5−88931号に記載の様
に、自己診断を電源投入時と通信作業開始後の2回に分
けて行い、装置立上げ時間を短縮する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】装置の自己診断に要す
る時間は、装置の運用上、短い方が望ましい。また、装
置納入先の障害復旧作業で必要な障害情報は、不良部位
はどれかが特定出来れば充分で、不良部位内のどの部品
が故障しているか、という詳細情報までは、必要無い。
【0005】しかし、装置自己診断によって指摘され、
交換した部位を工場に持ち帰って再現試験を実施する
と、障害が再現しない場合が有り、部位内の交換部品の
特定が困難な場合が有る。 これを防ぐ為には、診断を
細かく実施して、障害を検出した時点で不良部品まで指
摘しておく必要がある。
【0006】しかし、上記従来技術による装置自己診断
では、診断を高速化する方法は色々と工夫されている
が、エラー検出時点の障害部品の詳細指摘までは考慮さ
れていない。詳細指摘を行う為の詳細診断の実行契機が
任意である為、通常診断(第1段診断)でエラーを検出し
た直後に詳細診断が実行されず、不良部位内の故障部品
の特定が出来ない。
【0007】また、装置外部の試験機(診断ファームウ
ェア)から診断を実施する方法では、装置を納入した場
所では詳細な診断を実施することが出来ない。
【0008】また、上記従来技術では、複数の障害が有
った場合が考慮されておらず、1ヶ所目の障害を検出し
たらエラー表示しており、2ヶ所目の障害が検出出来な
い。この為、指摘された箇所を対策した後の再立上げに
て、2ヶ所目のエラーが検出されるので、不良部位の交
換作業に時間が掛かってしまう。
【0009】本発明の第一の目的は、装置の自己診断に
おいて、通常の診断では、診断に要する時間を短くし、
障害を検出した場合に、自動的に詳細診断を実行して、
障害部位を細かく指摘する事にある。
【0010】本発明の第二の目的は、上記診断方法にお
いて、一回の診断で全ての障害を検出出来るようにする
事で、障害復旧作業を短時間で済ませる事にある。本発
明の第三の目的は、上記診断方法と上記障害部位検出方
法を統括して実行させる事により、診断を容易にさせる
事にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
為に、マイクロプロセッサとマイクロプログラムを備え
た装置の自己診断において、不良部位が特定出来る程度
のテスト項目を実施する、診断時間が短い通常診断機能
と、通常診断で障害を検出した場合に、検出した障害部
位に対応した詳細診断を起動する機能と、障害部位を細
かく指摘する詳細診断機能を備えた事を特徴とする、装
置診断方式を提供する。
【0012】また、本発明は、上記装置診断方式によっ
て得られた情報を一時的に蓄積する機能と、本蓄積機能
により自己診断を最後まで実行し、一回の診断で障害を
全て検出する機能を備えた事を特徴とする、診断制御方
式を提供する。
【0013】また、本発明は、上記装置診断方式と診断
制御方式を統括し、診断を容易に実行可能とする機能を
備えた事を特徴とする、装置診断制御方式を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、第一
図、第二図により説明する。
【0015】第一図に、本発明である装置診断制御方式
による、自己診断プログラムのフローチャートを示す。
【0016】第二図に、第一図の自己診断プログラムに
よって診断される装置の、ブロック図を示す。 第一図
にて、START1で診断を開始すると、テスト実行制
御2は、チャネルI/F診断3、データ圧縮診断4、デ
ータバッファ診断5、ドライブI/F診断6、ライブラ
リI/F診断7の、各通常診断の実行制御を行う。エラ
ーチェック8は、上記通常診断3〜7の診断結果(障害
検出の有無)をチェックする。テスト終了9は、通常診
断が全て終了したか、本実施例では、ライブラリI/F
診断7まで実施したかをチェックする。終了したら障害
情報有り13に移行し、終了していなけれがテスト実行
制御2に戻る。
【0017】テスト実行制御2の通常診断制御は、まず
チャネルI/F診断3を実行する。この結果をエラーチ
ェック8でチェックする。、障害が検出されなければテ
スト終了9に移行し、診断が終了していないのでテスト
実行制御2に戻る。
【0018】次にテスト実行制御2は、データ圧縮診断
4を実行し、エラーチェック8にて障害検出の有無をチ
ェックする。この様に、テスト実行制御2は、通常診断
3〜7を一つずつ実行し、エラーチェック8を行う。
【0019】通常診断3〜7を実行中にエラーチェック
8で障害を検出した場合、詳細テスト実行準備10に移
行する。通常診断3〜7は、不良基板が特定出来る程度
のテスト項目を実施し、診断時間を短くする。
【0020】詳細テスト実行準備10は、通常診断3〜
7の、どの診断で障害を検出したかにより、診断部位に
対応した詳細テストが実行出来る準備をする。
【0021】詳細テストは、通常診断3〜7とは別の領
域(FD26)に格納されており、詳細テスト実行準備
10が実行可能な領域(RAM27)へ移動(ロード)
する。詳細テストを実行時に準備する事により、通常は
診断3〜7だけをRAM27へロードするので、装置が
正常時の診断プログラムのロード時間を短くする。詳細
テストの準備が出来たら、詳細テスト11で実行し、障
害の詳細情報を得る。得られた情報は、障害情報格納1
2で装置内部のRAM27に格納する。
【0022】テスト終了9にてすべての診断が終了した
と判断されたら、障害情報有り13に移行し、障害情報
が装置内部に格納されているか、チェックする。格納さ
れていたら、エラー報告・表示14に移行し、すべての
障害情報を一括して報告する。報告方法は、装置の表示
パネル及び遠隔保守機構がある。
【0023】第二図にて、装置は、チャネルI/F2
1、データ圧縮22、データバッファ23、ドライブI
/F24でデータ転送系が構成される。通常診断3〜7
及びこれに対応する詳細テストは、FD26に格納され
ており、RAM27に読み出されてからマイクロプロセ
ッサ28が実行する。
【0024】メッセージ表示29は、診断の進行状況や
障害が検出された場合のエラー内容を表示する。
【0025】遠隔保守機構30は、通信回線31に接続
されており、装置の状態を保守センタへ通報する。
【0026】ライブラリI/F32は、ライブラリ装置
との通信を行う。
【0027】通常診断3〜7及びこれらに対応する詳細
テストは、FD26に格納されており、まず、通常診断
3〜7をRAM27にロードして、マイクロプロセッサ
28が実行する。RAM27の先頭アドレスにはROM
が割り当てられており、電源投入直後の動作がプログラ
ムされている。
【0028】第一図の自己診断プログラムで第二図の装
置を診断する手順を、以下に説明する。
【0029】START1で、FD26から通常診断3
〜7が、RAM27にロードされる。この時、通常診断
3〜7に対応した詳細テストはロードされないので、ロ
ード時間が短く済む。
【0030】診断を開始すると、テスト実行制御2は、
チャネルI/F診断3、データ圧縮診断4、データバッ
ファ診断5、ドライブI/F診断6、ライブラリI/F
診断7を、順に実行する。
【0031】通常診断3〜7は、不良基板が特定出来る
程度のテスト項目であり、診断時間が短い。
【0032】各通常診断終了時のエラーチェック8で障
害を検出しなければ、テスト終了9、障害情報有り13
と移行し、障害情報がRAM27に記憶されていないの
で、END15で自己診断を終了する。
【0033】各通常診断終了時のエラーチェック8で障
害を検出した場合、詳細テスト実行準備10へ移行す
る。障害に対応した詳細テストはFD26上に有り、詳
細テスト実行準備10が、実行すべき詳細テストを選択
し、RAM27にロードする。
【0034】チャネルI/F診断3の詳細テストは、テ
スト項目の追加により、転送制御回路の障害部位を特定
する。
【0035】データ圧縮診断4の詳細テストは、テスト
データの追加により、圧縮/復元機能の障害部位を特定
する。
【0036】データバッファ診断5の詳細テストは、テ
スト項目の追加により、チャネル側転送制御回路/ドラ
イブ側転送制御回路/メモリ制御回路のどれに障害が有
るかを、特定する。
【0037】ドライブI/F診断6の詳細テストは、テ
ストデータの追加により、ドライブユニット25からの
読み出しデータの修正回路の、どのトラックに障害が有
るかを特定する。
【0038】ライブラリI/F診断7は、詳細テストは
追加せず、障害検出時のI/Fレジスタの状態を、障害
情報に盛り込む。
【0039】上記詳細テストを詳細テスト11で実行し
て得られた詳細情報は、障害情報格納12によって、R
AM27に、規定されたフォーマットで格納される。
【0040】格納したらテスト終了9に移行し、診断が
終了していなければ、テスト実行制御2に戻り、次の通
常診断を実行する。次の通常診断のエラーチェック8で
障害を検出したら、詳細テスト実行準備10、詳細テス
ト11、障害情報格納12と、順次移行する。障害情報
格納12では、先に情報が格納されているので、上書き
せずに、次のエリアに格納する。
【0041】テスト終了9ですべての通常診断が終了し
たと判断したら、障害情報有り13へ移行する。ここで
RAM27に情報が格納されていたら、エラー報告・表
示14へ移行し、通常診断3〜7の詳細テストで得られ
た詳細情報を、装置のメッセージ表示29へ報告する。
また、遠隔保守機構30が接続されていたら、通信回線
31を経由して、保守センタへも通報する。
【0042】以上のように装置を診断する事で、通常は
診断時間が短く、障害検出時は障害部位を細かく指摘
し、一回の診断の実行で全ての障害を検出する。また、
これら一連の診断を容易に行う事が出来る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロプロセッサと
マイクロプログラムを備えた装置の自己診断において、
障害が検出されない場合は、診断時間が短く済み、障害
が検出された場合は、障害部位を細かく指摘可能とな
る。また、一度の診断の実行で複数の障害が検出出来、
障害部位の交換作業を短時間で済ませる事が出来る。こ
れらが自動で実行されるので、自己診断が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である装置診断制御方式による、自己診
断プログラムのフローチャート。
【図2】第一図の自己診断プログラムで診断する、 マ
イクロプロセッサとマイクロプログラムを備えた装置の
ブロック図。
【符号の説明】
2…テスト実行制御、8…エラーチェック、10…詳細
テスト実行準備、11…詳細テスト、12…障害情報格
納、14…エラー報告・表示

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロプロセッサとマイクロプログラム
    を備えた装置の自己診断において、通常診断機能と、障
    害部位を細かく指摘する詳細診断機能と、通常診断の結
    果から詳細診断の起動を制御する機能を備えた事を特徴
    とする装置診断方式。
  2. 【請求項2】上記請求項1の装置診断方式において、被
    診断装置に障害情報を蓄積する手段を設け、詳細診断の
    結果を蓄積する機能と、1ヶ所の障害検出でエラーダウ
    ンとせず、障害情報を蓄積しながら診断を最後(装置全
    体)まで続行させ、診断終了時に蓄積した情報を報告す
    る機能を備えた事を特徴とする診断制御方式。
  3. 【請求項3】マイクロプロセッサとマイクロプログラム
    を備えた装置の自己診断において、上記請求項1と上記
    請求項2の各機能を備えた事を特徴とする、装置診断制
    御方式。
JP8337956A 1996-12-18 1996-12-18 装置診断制御方式 Pending JPH10177503A (ja)

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JP8337956A JPH10177503A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 装置診断制御方式

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JP8337956A JPH10177503A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 装置診断制御方式

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ID=18313584

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JP8337956A Pending JPH10177503A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 装置診断制御方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101494000B1 (ko) * 2007-10-11 2015-02-16 엘지전자 주식회사 시스템 종료 후 자기진단 수행시스템 및 방법, 그리고 그를이용한 부팅방법
CN113485906A (zh) * 2021-05-10 2021-10-08 广州城建职业学院 财务云平台中统计数据的测试方法
US11982206B2 (en) 2022-03-11 2024-05-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Cooling method and structure of vane of gas turbine

Cited By (4)

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CN113485906A (zh) * 2021-05-10 2021-10-08 广州城建职业学院 财务云平台中统计数据的测试方法
CN113485906B (zh) * 2021-05-10 2024-01-26 广州城建职业学院 财务云平台中统计数据的测试方法
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