JPH10170915A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH10170915A
JPH10170915A JP8331797A JP33179796A JPH10170915A JP H10170915 A JPH10170915 A JP H10170915A JP 8331797 A JP8331797 A JP 8331797A JP 33179796 A JP33179796 A JP 33179796A JP H10170915 A JPH10170915 A JP H10170915A
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liquid crystal
crystal display
light guide
light
light source
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Application number
JP8331797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Yamazaki
孝徳 山崎
Toshio Hirayama
壽男 平山
Naohiro Mashino
直寛 真篠
Seiichi Nishiyama
清一 西山
Toshiyuki Sakuma
敏幸 佐久間
重剛 ▲高▼久
Shigetaka Takaku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Electronic Devices Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronic Devices Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単でかつ薄型化・軽量化に有利な構成によっ
て、バックライトの光源点灯初期と数時間連続点灯後に
わたって、光源の発熱による液晶表示素子の温度上昇に
起因する光源近傍の画面上の輝線の発生を有効に抑制す
る。 【解決手段】液晶表示素子62の下に配置した導光体3
7の蛍光管36近傍の反射シート38の上面に、室温か
ら約80℃の温度上昇に応じて光吸収率が増加する着色
ドット印刷部1を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導光体の側面近傍
に該側面に沿って配置した線状光源と、該線状光源をそ
の全長にわたって覆うランプ反射シートとを有するいわ
ゆるエッジライト形バックライトを液晶表示素子の下に
配置してなる液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(すなわち、液晶表示モジ
ュール)は、例えば、透明導電膜からなる表示用画素電
極と配向膜等をそれぞれ積層した面が対向するように所
定の間隙を隔てて2枚のガラス等からなる透明絶縁基板
を重ね合わせ、該両基板間の周縁部近傍に枠状に設けた
シール材により、両基板を貼り合わせると共に、シール
材の一部に設けた液晶封入口から両基板間のシール材の
内側に液晶を封入、封止し、さらに両基板の外側に偏光
板を設けてなる液晶表示素子(すなわち、液晶表示パネ
ル、LCD:リキッド クリスタル ディスプレイ(Li
quid Crystal Display))と、液晶表示素子の下に配置
され、液晶表示素子に光を供給するバックライトと、液
晶表示素子の外周部の外側に配置した液晶駆動用回路基
板と、これらの各部材を保持するモールド成形品である
枠状体と、これらの各部材を収納し、表示窓があけられ
た金属製フレーム等を含んで構成されている。
【0003】バックライトは、例えば、光源から発せら
れる光を光源から離れた方へ導き、液晶表示素子全体に
光を均一に照射するための透明のアクリル等の合成樹脂
板からなる導光体と、導光体の側面近傍に該側面に沿っ
て該側面と平行に配置した線状光源である蛍光管と、蛍
光管をそのほぼ全長にわたって覆い、断面形状がほぼU
字状で、その内面が白色または銀色のランプ反射シート
と、導光体の上に配置され、導光体からの光を拡散する
拡散シートと、拡散シートの上に1枚もしくは2枚配置
した輝度を向上させるためのレンズシート(プリズムシ
ートとも称される)と、導光体の下に配置され、導光体
からの光を液晶表示素子の方へ反射させる反射シートと
から構成される。
【0004】また、蛍光管から導光体内に入射した光
は、導光体内を全反射しながら導光するが、拡散反射に
より導光体の上面から出射させるために、導光体の底面
には白色インキで印刷した複数個の光拡散用のドットパ
ターンや、導光体の底面に一体に形成した凸部や凹部が
規則正しく配置されている。
【0005】なお、このような従来の液晶表示装置は、
例えば特公昭60−19474号公報や実開平4−22
780号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図13(a)は、従来
の液晶表示モジュールの正面図、(b)は従来の最近の
液晶表示モジュールの正面図、(c)は(b)に示した
従来の液晶表示モジュールにおける蛍光管、導光体、液
晶表示素子および輝線を示す図である。
【0007】(a)、(b)において、63は液晶表示
モジュール、41は金属製フレーム(すなわち、シール
ドケース)、80は表示窓、62は液晶表示素子であ
る。(c)において、36は冷陰極蛍光管、37は導光
体、65は導光体37の入光側面(入光端面)、81は
輝線である。
【0008】最近の液晶表示モジュール63において
は、大画面化(すなわち、液晶表示素子の有効表示領域
の大型化)と当該モジュールの小型化の両方が図られ、
そのため、表示窓80の周囲のいわゆる額縁部の縮小化
(すなわち、図13(b)の距離d1の縮小化)の傾向
にあり、これに伴い、導光体37の入光側面65から液
晶表示素子の最も外側(すなわち、蛍光管36側)の画
素までの距離d2が、例えば従来は数10mm〜10数
mmだったのが、3.3mmと非常に狭くなってきてい
る。すなわち、表示窓80の端部と蛍光管36とが非常
に接近している。
【0009】したがって、導光体37の入光側面65の
近傍に該入光側面65に沿って配置した蛍光管36を連
続点灯させた場合(すなわち、液晶表示モジュール6
3、つまり該液晶表示モジュール63を表示部として組
み込んだパソコンやワープロ等を使用した場合)、蛍光
管36の点灯初期と、30分から数時間連続点灯させた
後とを比較すると、蛍光管36は室温から約80℃まで
温度が上昇する。このため、この発熱による影響によ
り、液晶表示素子62が蛍光管36近傍でのみ熱くな
り、蛍光管36の近傍の表示窓80の端部近傍の画面
に、(c)に示すように、蛍光管36に沿って部分的な
線状の明るい部分(以下、「輝線」と称す。カラー表示
画面にあっては「色抜け」とも称される)、すなわち、
輝線81が生じる問題がある。
【0010】なお、この輝線81の発生を対策するため
に、導光体37の上に配置する拡散シート、あるいは導
光体37の下に配置する反射シートの蛍光管36近傍の
領域に、灰色あるいは黒色のインクにより単色のドット
を印刷することが本発明者らにより提案された(特願平
7−45348号参照)。また、本発明者らの実験によ
れば、蛍光管36の点灯初期(蛍光管36の温度:室
温)では、薄い灰色のドットが最適であり、30分から
数時間連続点灯後(蛍光管36の温度:約80℃)で
は、黒色のドットが最適であることが判明している。し
かし、その両方の温度において、すなわち、蛍光管36
が室温から約80℃へと温度上昇する過程において、と
もに輝線81の発生を対策することは困難であった。
【0011】本発明の目的は、バックライトの光源点灯
初期と数時間連続点灯後にわたって、光源近傍の画面上
の輝線の発生を有効に抑制することができ、表示品質を
向上することができる液晶表示装置を提供することにあ
る。
【0012】本発明の他の目的は、簡単でかつ薄型化・
軽量化に有利な構成によって、前記輝線の発生を有効に
抑制できる液晶表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、液晶表示素子と、その下に配置した導光
体と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側面に
沿って配置した線状光源と、前記線状光源をそのほぼ全
長にわたって覆うランプ反射シートとを含んでなる液晶
表示装置において、前記線状光源近傍の前記導光体の上
面、下面の少なくとも一方近傍に、温度の上昇により光
吸収率が増加する着色手段を設けたことを特徴とする。
【0014】また、液晶表示素子と、その下に配置した
導光体と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側
面に沿って配置した線状光源と、前記導光体からの光を
拡散して前記液晶表示素子に照射するために前記導光体
の上面に配置した拡散手段と、前記導光体からの光を反
射して前記液晶表示素子に照射するために前記導光体の
下面に配置した反射手段と、前記線状光源をそのほぼ全
長にわたって覆うランプ反射シートとを含んでなる液晶
表示装置において、前記拡散手段、前記反射手段の少な
くとも一方の前記線状光源近傍に、温度の上昇により光
吸収率が増加する着色手段を設けたことを特徴とする。
【0015】また、液晶表示素子と、その下に配置した
導光体と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側
面に沿って配置した線状光源と、前記線状光源をそのほ
ぼ全長にわたって覆うランプ反射シートとを含んでなる
液晶表示装置において、前記導光体の上面に配置した前
記ランプ反射シートの端部の下面と、前記導光体の前記
上面との間に、温度の上昇により光吸収率が増加する着
色手段を形成したことを特徴とする。
【0016】また、液晶表示素子と、その下に配置した
導光体と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側
面に沿って配置した線状光源と、前記導光体からの光を
拡散して前記液晶表示素子に照射するために前記導光体
の上面に配置された拡散シートと、前記線状光源をその
ほぼ全長にわたって覆い、その端部を前記拡散シートの
端部の上に配置したランプ反射シートとを含んでなる液
晶表示装置において、前記線状光源近傍の前記拡散シー
トの端部の下面と、前記導光体の前記上面との間に、温
度の上昇により光吸収率が増加する着色手段を形成した
ことを特徴とする。
【0017】また、前記拡散シートを前記導光体に接着
していないか、または前記拡散シートと前記導光体との
間に空気層が存在することを特徴とする。
【0018】また、液晶表示素子と、その下に配置した
導光体と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側
面に沿って配置した線状光源と、前記線状光源をそのほ
ぼ全長にわたって覆うランプ反射シートとを含んでなる
液晶表示装置において、前記導光体の上面および下面の
近傍に設けた前記ランプ反射シートの両端部と、前記導
光体の前記上面および前記下面との間の少なくとも一方
に、温度の上昇により光吸収率が増加する着色手段を形
成したことを特徴とする。
【0019】また、前記着色手段は印刷により形成され
た複数の着色ドットであることを特徴とする。
【0020】また、前記着色ドットは、前記線状光源に
近い方から遠い方に向かって印刷面積が徐々に減少する
ように形成されていることを特徴とする。
【0021】また、前記着色ドットは、前記線状光源の
長軸方向とほぼ平行な複数本の直線状に配列され、前記
線状光源の長軸方向とほぼ平行な任意の直線状に配列さ
れた複数のドットの中心点が、該任意の直線の前後に直
線状に配列された複数のドットの各中心点のほぼ中間地
点に配列されていることを特徴とする。
【0022】さらに、前記着色手段は、着色テープであ
ることを特徴とする。
【0023】なお、冷陰極蛍光管点灯初期の室温では薄
い灰色が最適であり、数時間連続点灯後の約80℃では
黒色が最適であることが、実験の結果わかった。しか
し、従来、よい案がなく、例えば中間の明度の灰色で反
射シートあるいは拡散シートの線状光源近傍の領域に光
吸収用のドットを印刷していた。
【0024】本発明では、導光体の線状光源近傍の上面
あるいは下面近傍に、光源の温度上昇に応じて光吸収率
が増加する着色手段を設けたので、点灯初期から数時間
連続点灯後にわたって、表示品質を損ねる光源近傍の画
面上の輝線の発生の対策を両立することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 図1(a)は、本発明の実施の形態1を示す液晶表示素
子の下に配置したバックライトの斜視図、(b)はその
側面図、(c)は(a)に示す反射シートの要部上面図
である。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有す
るものは同一符号を付け、その繰返しの説明は省略す
る。
【0026】62は液晶表示素子、37は液晶表示素子
62の下に配置した楔形(側面形状が台形)の導光体、
65は導光体37の入光側面、36は導光体37の入光
側面65の近傍に該入光側面65に沿って配置した蛍光
管、66は蛍光管36をそのほぼ全長にわたって覆い、
断面形状がほぼU字状で、その内面が白色または銀色の
ランプ反射シート、39は液晶表示素子62の下で導光
体37の上に配置した拡散シート、38は導光体37の
下に配置した反射シート、67は導光体37の底面に白
色インキで印刷され、導光体37内を全反射しながら導
光する光を導光体37の上面から出射させる複数個の光
拡散用ドットパターン、68、69はそれぞれ拡散シー
ト39と液晶表示素子62との間に配置したレンズシー
ト(レンズフィルムとも称す)、1は導光体37の蛍光
管36近傍の反射シート38の上面に印刷により形成し
た温度の上昇により光吸収率が増加する着色ドット印刷
部、70はランプ反射シート66の端部、71はランプ
反射シート66の端部70を導光体37の上面に接着す
る接着剤層、72は入光側面65と対向する側面、73
は側面72に設けられた反射テープ、74は反射テープ
73を側面72に接着する接着剤層である。
【0027】なお、図1(c)は図1(a)の反射シー
ト38を矢印A方向から見た上面図で、着色ドット印刷
部1を示すための図である。
【0028】本実施の形態では、図1に示すように、導
光体37の蛍光管36近傍の反射シート38の上面に、
温度上昇に応じて色の種類、色の明度(濃度)等の光吸
収率が増加する着色ドット印刷部1を設けたことによ
り、蛍光管36の点灯初期から30分から数時間連続点
灯後の蛍光管36の室温から約80℃へと温度上昇する
過程にわたって、着色ドット印刷部1により輝線(図1
3(c)の符号81参照)を発生させる余分な光が吸収
され、表示品質を損ねる蛍光管36の近傍の画面上の輝
線の発生をともに抑制することができる。なお、本実施
の形態における着色ドット印刷部1は、室温から約80
℃への温度上昇に応じて薄い灰色から黒色に変化し、ま
た、約80℃から室温への温度上昇に応じて黒色から薄
い灰色に変化する(可逆性のある)インクを使用して形
成した。
【0029】図6は、本実施の形態における着色ドット
印刷部1の光吸収材(インク)の温度(℃)と光吸収率
(%)との関係を示すグラフである。
【0030】なお、インクの種類によっては、図6に示
すような線形(連続的変化)特性を示さないものもある
(光吸収率が階段状に変化するもの等)。この場合は、
該線形特性に近似するように、温度による光吸収率変化
特性の異なる数種類のインクを使用してドットを印刷し
たり、数種類のインクを混合してドットを印刷したりし
てもよい。また、温度の上昇により光吸収率が増加する
少なくとも1種類のインクと、温度の上昇により光吸収
率が増加しない少なくとも1種類のインクを組み合わせ
てドットを印刷してもよい。また、ここでは、蛍光管3
6近傍の反射シート38の上面に着色ドット印刷部1を
設けたが、この他、拡散シート39の蛍光管36側の端
部を、導光体37の蛍光管36側の端部まで延ばし、該
端部の下面等に着色ドット印刷部1を設けてもよい。こ
れらについては、以下の実施の形態により説明する。
【0031】また、着色ドット印刷部1の色は、灰色お
よび黒色の他、茶色、紫色、緑色等の種々の色を用いる
ことが可能である。輝線の発生の状態や輝線レベルの強
さに合わせて、着色ドット印刷部1のドットパターンの
形状、大きさ、配列、色調、色の濃さ、インクの種類の
組み合わせを制御し、最適化する。なお、本実施の形態
では、着色ドット印刷部1の幅wは、例えば0.1〜2
mmとした。ドットパターンは印刷しやすい丸ドットを
使用し、その配列はドットが蛍光管36の長軸方向に直
線状にそれぞれ同一ピッチで配列され(ドットインライ
ンと称される)、また、蛍光管36の長軸方向に配列さ
れたドットどうしは、ドットが画面上で見えにくいよう
に隣接する列に対してずれ、互いに中間に位置している
(千鳥配置、あるいは三角配置と称される:正三角形、
二等辺三角形等に配置する)。また、蛍光管36から遠
い側はドットの印刷面積が小さくなっている。
【0032】さらに、ここでは、反射シート38は導光
体37に接着されておらず、導光体37と反射シート3
8との間に空気層が存在する。ランプ反射シート66の
端部70は、導光体37の上面に接着剤層71により接
着されている。ランプ反射シート66のもう一方の端部
は、反射シート38の下に位置するが、接着されておら
ず、図示はしないが、フレーム等により抑えつけられ、
保持される。拡散シート39も導光体37上に載置さ
れ、接着されていない。なお、図1(a)、(b)で
は、レンズシート68、69、液晶表示素子62は浮か
して図示されているが、レンズシート68、69は拡散
シート39の上に重ねて載置され、接着されておらず、
その上に液晶表示素子62が載置されている。ランプ反
射シート66は、蛍光管36側の内面が白色または銀色
に形成され、導光体37の入光側面65側へ蛍光管36
の光が反射するようになっている。また、導光体37の
入光側面65と直角の2側面にも、図示はしないが、反
射テープ73と同様の反射テープが接着されている。
【0033】最近の液晶表示モジュールにおいては、大
画面化と当該モジュールの小型化の両方が図られ、その
ため、表示窓の周囲のいわゆる額縁部の縮小化の傾向に
あり、これに伴い、導光体37の入光側面65から液晶
表示素子の最も外側(蛍光管36側)の画素までの距離
が、例えば従来は数10mm〜10数mmだったのが、
3.3mmと非常に狭くなってきており、表示窓の端部
と蛍光管36とが非常に接近している。このため、表示
窓の端部近傍で輝線が生じやすかったが、本発明により
この問題を容易に解決することができた。
【0034】実施の形態2 図2は、本発明の実施の形態2を示すバックライトの側
面図である。
【0035】本実施の形態では、蛍光管36近傍の導光
体37の上面に載置したランプ反射シート66の端部7
0の下面に、前記実施の形態1と同様に温度の上昇によ
り光吸収率が増加する着色ドット印刷部1が設けてあ
る。したがって、前記実施の形態1と比較して着色ドッ
ト印刷部1を設けた場所は異なるが、前記実施の形態1
と同様に、蛍光管36の温度の上昇によるその近傍の画
面上の輝線の発生を防止することができる。なお、その
他の構成は図1の前記実施の形態1と同様である。
【0036】実施の形態3 図3は、本発明の実施の形態3を示すバックライトの側
面図である。
【0037】本実施の形態では、蛍光管36近傍の導光
体37の上面に載置したランプ反射シート66の端部7
0の下面に接着剤層75を介して、前記実施の形態1と
同様に温度の上昇により光吸収率が増加するインクによ
り着色された着色テープ2が貼り付けてある。すなわ
ち、前記実施の形態1、2では、輝線の発生を防止する
のに着色ドットを印刷したが、本実施の形態では、その
代わりに、着色テープ2を貼り付けた。したがって、前
記実施の形態1、2と同様に、温度の上昇による画面上
の輝線の発生を防止することができる。なお、着色は、
少なくとも導光体37側、すなわち、下面に着色してあ
ればよいが、下面および上面、あるいはテープの内部も
含めた全体に着色したものを使用してもよい。また、前
記実施の形態2では、導光体37は平板状(直方体形
状)であったが、本実施の形態では、前記実施の形態1
と同様に、液晶表示モジュールの軽量化、薄型化のた
め、楔形(すなわち、断面形状が台形)の導光体37を
使用した。その他の構成は図1、2の前記実施の形態
1、2と同様である。なお、着色テープ2は接着剤層7
1を介して、導光体37の上面に接着されている。
【0038】実施の形態4 図4は、本発明の実施の形態4を示すバックライトの側
面図である。
【0039】本実施の形態では、蛍光管36近傍の拡散
シート39の下面に、温度の上昇により光吸収率が増加
する着色ドット印刷部1が設けてある。すなわち、図2
の前記実施の形態2では、輝線の発生を防止するための
着色ドット印刷部1を、導光体37上のランプ反射シー
ト66の下面に設けたが、本実施の形態では、拡散シー
ト39の下面に設けた。したがって、前記各実施の形態
と同様に、温度の上昇による輝線の発生を防止すること
ができる。なお、ランプ反射シート66の端部70は、
接着剤層71を介して拡散シート39の上面に接着され
ている。その他の構成は図2の前記実施の形態2と同様
である。
【0040】実施の形態5 図5は、本発明の実施の形態5を示すバックライトの側
面図である。
【0041】本実施の形態では、楔形の導光体37の蛍
光管36近傍の拡散シート39の下面に接着剤層75を
介して、温度の上昇により光吸収率が増加するインクに
より着色された着色テープ2が貼り付けてある。したが
って、前記各実施の形態と同様に、着色テープ2により
温度の上昇による輝線の発生を防止することができる。
なお、ランプ反射シート66の端部70は、拡散シート
39の上面に接着剤層78、基材層76、接着剤層77
からなる両面テープ79により接着されている。その他
の構成は図3の前記実施の形態3と同様である。
【0042】なお、前記実施の形態1〜5において、着
色ドット印刷部または着色テープを導光体37の上側に
設けても、下側に設けても、輝線発生防止効果は変わら
ない。また、両側に設けてもよい。
【0043】以下、前記実施の形態1〜5として示した
本発明が適用可能である単純マトリクス方式の液晶表示
装置について説明する。
【0044】《単純マトリクス方式液晶表示装置》図7
は、本発明が適用可能な単純マトリクス方式液晶表示装
置の液晶表示素子62の要部斜視図である。
【0045】図7において、液晶層50を挾持する2枚
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなう有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1を持た
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部(すなわち、液晶封入口)51を備
えた枠状のシール材52により接着し、その間隙に正の
誘電異方性をもち、旋光性物質を所定量添加されたネマ
チック液晶を封入すると、液晶分子はその電極基板間で
図中のねじれ角θのらせん状構造の分子配列をする。な
お、31、32はそれぞれ例えば酸化インジウム(IT
O:インジウム チンオキサイド(Indium Tin Oxide)
等からなる透明な上、下電極である。このようにして構
成された液晶セル60の上電極基板11の上側に複屈折
効果をもたらす部材(以下複屈折部材と称す)40が配
設されており、さらに、この部材40および液晶セル6
0を挾んで上、下偏光板15、16が設けられる。
【0046】液晶50における液晶分子のねじれ角θは
180度から360度の範囲の値を採り得るが、好まし
くは200度から300度であるが、透過率−印加電圧
カーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向と
なる現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実
用的な観点からすれば、230度から270度の範囲が
より好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶
分子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現す
るように作用する。また優れた表示品質を得るためには
液晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn
1・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好
ましくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定するこ
とが望ましい。
【0047】複屈折部材40は液晶セル60を透過する
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より
好ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定す
る。
【0048】さらに、この液晶表示素子62は複屈折に
よる楕円偏光を利用しているので偏光板15、16の軸
と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折板を用い
る場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基板11、
12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重要であ
る。
【0049】ただし、図8に示す如く、上電極基板11
上に赤、緑、青のカラーフィルタ33R、33G、33
B、各フィルター同志の間に光遮光膜33Dを設けるこ
とにより、多色表示が可能になる。
【0050】なお、図8においては、各フィルタ33
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑層23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
【0051】図9は、液晶表示素子62と、この液晶表
示素子62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパ
クトに一体にまとめた液晶表示モジュール63を示す分
解斜視図である。
【0052】液晶表示素子62を駆動する駆動用IC3
4は、中央に液晶表示素子62を嵌め込むための窓部を
備え、液晶駆動用の回路が形成された枠状体のプリント
基板35に搭載される。液晶表示素子62を嵌め込んだ
プリント基板35はプラスチックモールドで形成された
枠状体42の窓部に嵌め込まれ、これに金属製フレーム
41を重ね、その爪43を枠状体42に形成されている
切込み44内に折り曲げることによりフレーム41を枠
状体42に固定する。
【0053】液晶表示素子62の上下端に配置される冷
陰極蛍光管36、この冷陰極蛍光管36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光体37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光体37からの光を拡散する乳白色の
拡散板39が図9の順序で、枠状体42の裏側からその
窓部に嵌め込まれる。冷陰極蛍光管36を点灯するため
のインバータ電源回路(図示せず)は枠状体42の右側
裏部に設けられた凹部(図示せず、反射板38の凹所4
5に対向する位置にある。)に収納される。拡散板3
9、導光体37、冷陰極蛍光管36および反射板38
は、反射板38に設けられている舌片46を枠状体42
に設けられている小口47内に折り曲げることにより固
定される。
【0054】なお、この図では、図示は省略したが、図
1〜5に示した前記実施例1〜5を適用することによ
り、光源近傍の温度上昇による画面上の輝線の発生を防
止することができる。また、この液晶表示モジュール6
3では、図示のように、導光体37の対向する2辺に沿
って冷陰極蛍光管36が2本配置されているので、両方
の冷陰極蛍光管36に対して輝線発生防止策を講じる。
また、この図では、ランプ反射シートも図示省略してあ
る。
【0055】図10、11は、図9に示した液晶表示モ
ジュール63をラップトップパソコンの表示部に使用し
たものである。
【0056】図10にそのブロックダイアグラムを、図
11にラップトップパソコン64に実装した図を示す。
マイクロプロセッサ49で計算した結果を、コントロー
ル用LSI48を介して駆動用IC34で液晶表示モジ
ュール63を駆動するものである。
【0057】《アクティブ・マトリクス方式液晶表示装
置》 《液晶表示モジュールの全体構成》図12は、液晶表示
モジュールMDLの分解斜視図である。
【0058】SHDは金属板からなるシールドケース
(メタルフレームとも称す)、WDは表示窓、INS1
〜3は絶縁シート、PCB1〜3は回路基板(PCB1
はドレイン側回路基板、PCB2はゲート側回路基板、
PCB3はインターフェイス回路基板)、JNは回路基
板PCB1〜3どうしを電気的に接続するジョイナ、T
CP1、TCP2はテープキャリアパッケージ、PNL
は液晶表示パネル、SBは太陽電池、GCはゴムクッシ
ョン、ILSは遮光スペーサ、PRSはプリズムシー
ト、SPSは拡散シート、GLBは導光板、RFSは反
射シート、MCAは一体成型により形成された下側ケー
ス(モールドケース)、LPは蛍光管、LPCはランプ
ケーブル、GBは蛍光管LPを支持するゴムブッシュで
あり、図に示すような上下の配置関係で各部材が積み重
ねられて液晶表示モジュールMDLが組み立てられる。
【0059】モジュールMDLは、下側ケースMCA、
シールドケースSHDの2種の収納・保持部材を有す
る。絶縁シートINS1〜3、回路基板PCB1〜3、
液晶表示パネルPNLは収納、固定した金属製シールド
ケースSHDと、蛍光管LP、導光板GLB、プリズム
シートPRS等からなるバックライトBLを収納した下
側ケースMCAとを合体させることにより、モジュール
MDLが組み立てられる。
【0060】なお、この図でも、図示は省略したが、図
1〜5に示した前記実施例1〜5を適用することによ
り、光源近傍の温度上昇による画面上の輝線の発生を防
止することができる。
【0061】以上本発明を実施の形態に基づいて具体的
に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。例えば、図1〜5に示
した前記実施の形態1〜5では、ランプ反射シート66
の端部70を、導光体37、または拡散シート39の上
面に接着剤層71または両面テープ79により接着し、
ランプ反射シート66のもう一方の端部は接着しない
で、フレーム等により抑える構造としたが、必ずしも、
このような構成でなくてもよい。すなわち、例えばラン
プ反射シート66の端部70を、フレームやモールド成
形品の枠状体等により抑え、ランプ反射シート66のも
う一方の端部を反射シート38まあは導光体37の下面
に接着剤層等を介して接着してもよい。また、拡散シー
ト39は拡散板でもよく、反射シート39は反射板や、
フレーム等と一体となったものでもよい。また、図1、
2、4の前記実施の形態1、2、4においては、ドット
の配列で構成される着色ドット印刷部1を設けたが、図
1(a)に示したような形状、配列等のドットでなくて
もよいことは勿論である。画面上の輝線発生の状態や強
さに合わせて、着色ドット印刷部のドットパターンの形
状、大きさ、配列、色調、色の濃さを制御し、最適化す
る。また、必ずしもドット状でなくてもよく、着色印刷
を施すことにより本発明の効果は得られる。また、着色
ドット印刷部と着色テープの色は、灰色、こげ茶色、紫
色、緑色、黒色等を用いることができる。さらに、本発
明は、単純マトリクス方式の液晶表示装置にも、縦電界
方式や横電界方式のアクティブマトリクス方式の液晶表
示装置にも、あるいはCOG(チップオンガラス)方式
の液晶表示装置にも適用可能なことは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単でかつ薄型化・軽量化に有利な構成によって、バッ
クライトの光源点灯初期と数時間連続点灯後にわたっ
て、光源の発熱による液晶表示素子の温度上昇に起因す
る光源近傍の画面上の輝線の発生を有効に抑制すること
ができ、表示品質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態1を示す液晶表示
素子の下に配置したバックライトの斜視図、(b)はそ
の側面図、(c)は(a)の反射シートの要部上面部で
ある。
【図2】本発明の実施の形態2のバックライトの側面図
である。
【図3】本発明の実施の形態3のバックライトの側面図
である。
【図4】本発明の実施の形態4のバックライトの側面図
である。
【図5】本発明の実施の形態5のバックライトの側面図
である。
【図6】本発明の実施の形態における着色ドット印刷部
の温度(℃)と光吸収率(%)との関係を示すグラフで
ある。
【図7】本発明が適用可能な単純マトリクス方式液晶表
示装置の液晶表示素子における液晶分子の配列方向、液
晶分子のねじれ方向、偏光板の軸の方向および複屈折部
材の光学軸の関係の一例を示した概略斜視図である。
【図8】単純マトリクス方式の別のカラー液晶表示素子
の上電極基板部の一部切欠斜視図である。
【図9】単純マトリクス方式の液晶表示モジュールの一
例の分解斜視図である。
【図10】図9の液晶表示モジュールを組み込んだラッ
プトップパソコンの一例のブロックダイアグラムであ
る。
【図11】図9の液晶表示モジュールを組み込んだラッ
プトップパソコンの一例の外観斜視図である。
【図12】本発明が適用可能なアクティブ・マトリクス
方式のカラー液晶表示装置の液晶表示モジュールの一例
の分解斜視図である。
【図13】(a)は従来の液晶表示モジュールの正面
図、(b)は従来の最近の液晶表示モジュールの正面
図、(c)は(b)に示した従来の液晶表示モジュール
における蛍光管、導光体、液晶表示素子および輝線を示
す図である。
【符号の説明】
1…着色ドット印刷部、2…着色テープ、36…蛍光
管、37…導光体、38…反射シート、39…拡散シー
ト、41…金属製フレーム、62…液晶表示素子、63
…液晶表示モジュール、65…導光体の入光側面、66
…ランプ反射シート、67…光拡散用ドットパターン、
68、69…レンズシート、70…ランプ反射シートの
端部、71、74、75、77、78…接着剤層、72
…導光体の側面、73…反射テープ、76…基材層、7
9…両面テープ、80…表示窓、81…輝線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真篠 直寛 千葉県茂原市早野3350番地 日立エレクト ロニックデバイシズ株式会社内 (72)発明者 西山 清一 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 佐久間 敏幸 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 ▲高▼久 重剛 千葉県茂原市早野3350番地 日立エレクト ロニックデバイシズ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示素子と、その下に配置した導光体
    と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側面に沿
    って配置した線状光源と、前記線状光源をそのほぼ全長
    にわたって覆うランプ反射シートとを含んでなる液晶表
    示装置において、前記線状光源近傍の前記導光体の上
    面、下面の少なくとも一方近傍に、温度の上昇により光
    吸収率が増加する着色手段を設けたことを特徴とする液
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】液晶表示素子と、その下に配置した導光体
    と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側面に沿
    って配置した線状光源と、前記導光体からの光を拡散し
    て前記液晶表示素子に照射するために前記導光体の上面
    に配置した拡散手段と、前記導光体からの光を反射して
    前記液晶表示素子に照射するために前記導光体の下面に
    配置した反射手段と、前記線状光源をそのほぼ全長にわ
    たって覆うランプ反射シートとを含んでなる液晶表示装
    置において、前記拡散手段、前記反射手段の少なくとも
    一方の前記線状光源近傍に、温度の上昇により光吸収率
    が増加する着色手段を設けたことを特徴とする液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】液晶表示素子と、その下に配置した導光体
    と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側面に沿
    って配置した線状光源と、前記線状光源をそのほぼ全長
    にわたって覆うランプ反射シートとを含んでなる液晶表
    示装置において、前記導光体の上面に配置した前記ラン
    プ反射シートの端部の下面と、前記導光体の前記上面と
    の間に、温度の上昇により光吸収率が増加する着色手段
    を形成したことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】液晶表示素子と、その下に配置した導光体
    と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側面に沿
    って配置した線状光源と、前記導光体からの光を拡散し
    て前記液晶表示素子に照射するために前記導光体の上面
    に配置された拡散シートと、前記線状光源をそのほぼ全
    長にわたって覆い、その端部を前記拡散シートの端部の
    上に配置したランプ反射シートとを含んでなる液晶表示
    装置において、前記線状光源近傍の前記拡散シートの端
    部の下面と、前記導光体の前記上面との間に、温度の上
    昇により光吸収率が増加する着色手段を形成したことを
    特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記拡散シートを前記導光体に接着してい
    ないか、または前記拡散シートと前記導光体との間に空
    気層が存在することを特徴とする請求項4記載の液晶表
    示装置。
  6. 【請求項6】液晶表示素子と、その下に配置した導光体
    と、前記導光体の少なくとも1側面の近傍に該側面に沿
    って配置した線状光源と、前記線状光源をそのほぼ全長
    にわたって覆うランプ反射シートとを含んでなる液晶表
    示装置において、前記導光体の上面および下面の近傍に
    設けた前記ランプ反射シートの両端部と、前記導光体の
    前記上面および前記下面との間の少なくとも一方に、温
    度の上昇により光吸収率が増加する着色手段を形成した
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記着色手段は印刷により形成された複数
    の着色ドットであることを特徴とする請求項1、2、
    3、4または6記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】前記着色ドットは、前記線状光源に近い方
    から遠い方に向かって印刷面積が徐々に減少するように
    形成されていることを特徴とする請求項7記載の液晶表
    示装置。
  9. 【請求項9】前記着色ドットは、前記線状光源の長軸方
    向とほぼ平行な複数本の直線状に配列され、前記線状光
    源の長軸方向とほぼ平行な任意の直線状に配列された複
    数のドットの中心点が、該任意の直線の前後に直線状に
    配列された複数のドットの各中心点のほぼ中間地点に配
    列されていることを特徴とする請求項7記載の液晶表示
    装置。
  10. 【請求項10】前記着色手段は、着色テープであること
    を特徴とする請求項1、2、3、4または6記載の液晶
    表示装置。
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