JPH10166109A - 金属中空管の連続鋳造用鋳型構造 - Google Patents

金属中空管の連続鋳造用鋳型構造

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JPH10166109A
JPH10166109A JP32663696A JP32663696A JPH10166109A JP H10166109 A JPH10166109 A JP H10166109A JP 32663696 A JP32663696 A JP 32663696A JP 32663696 A JP32663696 A JP 32663696A JP H10166109 A JPH10166109 A JP H10166109A
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hollow tube
metal
molten metal
core
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Yasuhito Taki
康仁 滝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属中空管を連続鋳造する際に用いる鋳型の
通路と中子との結合部分における溶湯の流入の妨げに伴
う金属中空管のクラックやブレークアウトの発生を防止
できる金属中空管の連続鋳造用鋳型構造を提供するこ
と。 【解決手段】 保持炉の下部の鋳込口が形成された下部
に取り付けられ、一端が鋳込口に連通する溶湯通流用の
通路9が形成されていて、この通路9内に中子11が配
設される鋳型7において、中子11の雄ねじ部11aが
螺着される通路9の一端の雌ねじ部9aと、製造された
金属中空管が引き出される通路9の他端側の本通路部9
bとの間に、本通路部9bの外径、即ち、金属中空管の
外径よりも大きい径の大径部9cを設ける構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原材料の溶湯を通
流させつつ固化させて金属中空管を連続鋳造する際に用
いる鋳型の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属中空管の製造法の1つである連続鋳
造法では、原材料の金属溶湯を溶けた状態に保持する保
持炉の下部に、金属中空管の外形に対応する輪郭の通路
を有する鋳型を、保持炉下部の鋳込口と通路とが連通す
るように取り付け、中空部の輪郭に対応する外形の中子
を通路内に、この通路と中心の位置を合わせて配設し、
この中子と通路との間に画成される環状の隙間に、保持
炉内の溶湯を通流させて、鋳込口からある程度離れた鋳
型部分を外側から冷却して通路内の溶湯を冷却固化さ
せ、通路の終端から鋳型の外方に突出する固化後の環状
金属を引き出すことで、金属中空管を連続して得てい
る。
【0003】そして、前記中子の鋳型に対する取付結合
は一般に、溶湯の流入圧に耐えるために、鋳込口を介し
て溶湯が流入する保持炉下部への連結側においてなされ
るが、その際には、中子の結合により鋳型の通路が塞が
れて溶湯の流路を確保できなくならないように留意する
必要がある。
【0004】そこで従来は、例えば、特開昭64−40
142号公報に示すように、中子の端部外周面の180
°位相をずらした2箇所から突設した突片を鋳型の内周
面に係合させたり、特開平8−33949号公報に示す
ように、中子の端部外周面に形成した大径の雄ねじ部の
周面を一部切欠し、この雄ねじ部を鋳型の通路の雌ねじ
部に螺着させて、中子を通路に結合させた際に、突片を
除く中子の外周面部分と通路の内周面との間、或は、雌
ねじ部と雄ねじ部の切欠部分との間にそれぞれ画成され
る隙間を通して、保持炉内の溶湯を通路内に流入させて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、突片が係合される通路部分や雌ねじ部
に連なる、溶湯の通流方向における下流側の通路部分
の、中子の周囲の開口が、中子の突片や雄ねじ部の端面
によって一部塞がれてしまい、その分だけ開口面積が減
って溶湯を下流側の通路部分にスムーズ、迅速に流入さ
せることができず、この通路部分の溶湯の通流量が、そ
れよりもさらに下流側の通路部分の通流量に比べて減少
して、双方に通流量のギャップができて、固化後の金属
中空管にクラックやブレークアウトが発生する原因とな
ってしまうという不具合があった。
【0006】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、金属中空管を連続鋳造する際に用いる
鋳型の通路に、原材料の溶湯の流入側端部において中子
を結合しても、その結合部分により溶湯の流入が妨げら
れて、固化後の金属中空管にクラックやブレークアウト
が発生してしまうのを防止することができる金属中空管
の連続鋳造用鋳型構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の金属中空管の連続鋳造用鋳
型構造は、金属中空管の外形に対応する輪郭で形成され
該金属中空管の原材料の溶湯が流入し固化する通路を有
しており、該通路内に前記金属中空管の中空部の輪郭に
対応する外形で形成された中子が、前記通路と中心の位
置を合わせて配置されていて、前記通路で前記溶湯の流
入側端部部分において、該通路の周方向に間隔を置いた
複数の内周面箇所と前記中子の周方向に間隔を置いた複
数の外周面箇所との間が結合された金属中空管の連続鋳
造用鋳型の構造であって、前記中子が結合される前記通
路の結合部分と、前記溶湯が固化する前記通路の固化部
分との間の通路部分に、前記金属中空管の外径よりも大
きい内径の大径部を形成したことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載した本発明の金属中
空管の連続鋳造用鋳型構造は、前記通路で前記大径部と
前記固化部分との間の通路部分に、前記通路内での前記
溶湯の通流方向における上流側から下流側に至るにつれ
て、前記大径部と同一の寸法から前記金属中空管の外形
に対応する寸法に輪郭の大きさが次第に変わるテーパ部
を形成するものとした。
【0009】請求項1に記載した本発明の金属中空管の
連続鋳造用鋳型構造によれば、中子が結合される通路部
分に連なる、溶湯の通流方向における下流側の通路部分
が大径部となるため、中子と通路とを結合する構造体に
よって大径部の開口が一部塞がれても、この構造体によ
って塞がれて減少する開口面積の分が、大径部として輪
郭が大きくなる分で補われ、全体として開口面積の減少
が避けられるので、中子が結合される部分よりも下流側
の通路部分に溶湯をスムーズ、迅速に流入させて、通路
内で溶湯の流量にギャップができるのを防止し、固化後
の金属中空管のクラックやブレークアウトの発生を防止
することが可能となる。
【0010】また、請求項2に記載した本発明の金属中
空管の連続鋳造用鋳型構造によれば、通路の大径部から
それよりも下流側の通路部分に溶湯が流入する際に、大
径部との輪郭の差がテーパ部において次第に変化するこ
とから、階段状に輪郭を変化させる場合に比べて、大径
部からそれよりも下流側の通路部分に溶湯が流入する際
の、この通路部分での溶湯流量の急激な変化の発生を防
ぎ、固化後の金属中空管のクラックやブレークアウトの
発生をより一層確実に防止することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態による金
属中空管の連続鋳造用鋳型構造を図面に基づいて説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施形態に係る鋳型を用
いた金属中空管の連続鋳造装置の要部断面図、図2は図
1の鋳型の拡大断面図、図3は図2のA矢視図である。
【0013】そして、図1中引用符号1で示す連続鋳造
装置は、原材料の金属溶湯を溶けた状態に保持する保持
炉3と、この保持炉3の下部に形成された鋳込口5と、
この鋳込口5が形成された保持炉3下部に取り付けられ
る鋳型7と、この鋳型7に貫設され鋳型7を保持炉3下
部に取り付けた状態で一端が鋳込口5に連通する通路9
と、この通路9内の一端側に配設された中子11と、通
路9の他端側の鋳型7部分の周囲に巻装され内部を冷却
水が通流する冷却器13とを備えている。
【0014】前記鋳型7は、グラファイト等により形成
されており、この鋳型7に貫設される前記通路9は、図
2に示すように、通路9の一端側に形成され鋳型7を保
持炉3の下部に取り付けた状態で鋳込口5に連通する雌
ねじ部9a(中子が結合される通路の結合部分に相当)
と、通路9の他端側に形成された本通路部9b(固化部
分に相当)と、この本通路部9bと雌ねじ部との間の通
路9部分に形成された、雌ねじ部9a側の大径部9c及
び本通路部9b側のテーパ部9dとを有している。
【0015】前記雌ねじ部9aは、鋳込口5と略同一の
内径で形成されており、前記本通路部9bは、前記鋳込
口5よりも雌ねじ部9aのねじ山の高さ分だけ小さく、
且つ、前記連続鋳造装置1で製造する円筒状の金属中空
管15(図1参照)の外径に対応する内径で形成されて
いる。
【0016】また、前記大径部9cは、前記雌ねじ部9
aより若干小さく、且つ、前記本通路部9bよりも十分
大きい内径で形成され、前記テーパ部9dは、雌ねじ部
9a側から本通路部9b側に至るにつれて、大径部9c
と同一の寸法から本通路部9bと同一の寸法に内径が次
第に変化するように形成されている。
【0017】そして、前記通路9は、本通路部9bで通
路9の他端寄り部分が、冷却器13によりこれが巻装さ
れた鋳型7部分を介して冷却されるように構成されてい
る。
【0018】前記中子11は、前記通路9の雌ねじ部9
aに螺着される雄ねじ部11aと、この雄ねじ部11a
の中心から雄ねじ部11aの軸方向に突設された中子本
体11bとを有している。前記雄ねじ部11aは、図3
に示すように、中子本体11bを挟んだ両側部分に切欠
部11cを有していて、全体として中子本体11bの径
と同じ幅の略矩形状を呈しており、中子本体11bは、
前記金属中空管15の内径に対応する外径で形成されて
いる。
【0019】そして、前記中子11は、雄ねじ部11a
を雌ねじ部9aに螺着した状態で、雄ねじ部11aの中
子本体11b側の端面が、通路9の雌ねじ部9aと大径
部9cとの段差に略密接すると共に、中子本体11bと
通路9の大径部9c及び本通路部9bとが同心上に位置
し、中子本体11bの先端が、通路9の他端よりも一端
側寄りの本通路部9b部分に位置するように構成されて
いる。
【0020】このように構成された本実施形態の連続鋳
造装置1では、金属中空管15の原材料である保持炉3
内の銅や銅合金等の溶湯が、保持炉3の下部の鋳込口5
から鋳型7の通路9内に一端側から流入し、図1及び図
2中引用符号Xで示す溶湯の通流方向に沿ってこの通路
9内を他端側に通流する際、冷却器13によって冷却さ
れる鋳型7部分の通路9箇所において冷却、固化され、
固化後の金属中空管15で通路9の他端側から鋳型7の
外方に突出する部分を、不図示の一対の引き出し用ロー
ラにより鋳型7から離間する向きに引き出すことで、金
属中空管15が連続して製造されるように構成されてい
る。
【0021】次に、本実施形態の鋳型7の特に通路9に
ついての作用を説明する。保持炉3の鋳込口5から流出
する溶湯は、図3に示す、中子11の雄ねじ部11aの
両切欠部11cと通路9の雌ねじ部9aとの間にそれぞ
れ画成される半月状の隙間W,Wを介して大径部9cに
流入し、さらに、テーパ部9dを介して本通路部9bに
流入する。
【0022】この場合、隙間W,Wから大径部9cに流
入する際には、雌ねじ部9aと大径部9cとの内径差が
雌ねじ部9aのねじ山の高さ分であることから、両者の
間の段差による溶湯の流量の変化や流れのうねりは実質
的にない。
【0023】そして、中子11の中子本体11の周囲に
画成される大径部9cの開口の大きさは、従来の鋳型に
おけるこの部分の開口と略等しく、本通路部9bと中子
本体11との間の隙間の大きさに比べて十分大きいの
で、中子11の雄ねじ部11aにより大径部9cの環状
の開口が一部塞がれても、大径部9cの残る開口部分に
よって、本通路部9bと中子本体11との間の隙間と略
同じかそれ以上の開口面積が確保される。
【0024】よって、雌ねじ部9aと中子11の雄ねじ
部1aとの隙間W,Wから大径部9cに流入する際に、
中子11の雄ねじ部11aが大径部9cの開口を一部塞
いでいることによる溶湯の流量の変化や流れのうねりも
生じない。
【0025】さらに、溶湯が大径部9cから本通路部9
bに流入する際にも、テーパ部9dにより内径が徐々に
狭まるので、ここでも溶湯の流量が急激に減って、溶湯
の流量の変化や流れのうねりが生じることはない。
【0026】このように本実施形態の鋳型7によれば、
保持炉3の下部の鋳込口5が形成された下部に取り付け
られ、一端が鋳込口5に連通する溶湯通流用の通路9が
形成されていて、この通路9内に中子11が配設される
鋳型7において、中子11の雄ねじ部11aが螺着され
る通路9の一端の雌ねじ部9aと、製造された金属中空
管15が引き出される通路9の他端側の本通路部9bと
の間に、本通路部9bの外径、即ち、金属中空管15の
外径よりも大きい径の大径部9cを設ける構成とした。
【0027】このため、中子11の雄ねじ部11aを通
路9の雌ねじ部9aに螺着しても、この雌ねじ部9aか
らそれよりも溶湯の通流方向Xにおける下流側にある本
通路部9b側に溶湯が流れ込む際に、急激な通路9の面
積の減少により溶湯の流入が妨げられ、固化後の金属中
空管15にクラックやブレークアウトが発生するのを確
実に防止することができる。
【0028】尚、本実施形態において通路9の大径部9
cと本通路部9bとの間の通路9部分に形成した、大径
部9c側から本通路部9b側、つまり、溶湯の通流方向
Xにおける上流側から下流側に向かうにつれて、大径部
9cと同一の寸法から金属中空管15の外径に対応する
寸法に内径が次第に変化するテーパ部9dは、特に、大
径部9cと本通路部9bとの内径差が、固化後の金属中
空管15のクラックやブレークアウトの発生に結び付く
ような、溶湯の通流に際しての大幅な流量変化や流れの
うねり等を起こさないのであれば、省略してもよい。
【0029】逆に、本実施形態のようにテーパ部9dを
設ければ、大径部9cと本通路部9bとの内径差が大き
い場合であっても、固化後の金属中空管15のクラック
やブレークアウトの発生に結び付くような、溶湯の通流
に際しての大幅な流量変化や流れのうねり等を起こさな
いにすることができる。
【0030】尚、本実施形態では、中子11の通路9に
対する結合を、中子11の雄ねじ部11aと通路9の雌
ねじ部9aとの螺合により行う場合を例に取って説明し
たが、本発明は、ピンや円筒状キャップ等の補助結合部
材を用いて中子を通路に対して結合する構成の鋳型につ
いても適用可能である。
【0031】また、本実施形態では、円筒状の金属中空
管15を連続鋳造する連続鋳造装置1で用いる鋳型7を
例に取って説明したが、本発明は、断面が円環状でな
い、例えば、断面略多角形状や文字、記号状の金属中空
管を連続鋳造する連続鋳造装置で用いる鋳型にも適用で
きることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の金属中空管の連続鋳造用鋳型構造によれば、金
属中空管の外形に対応する輪郭で形成され該金属中空管
の原材料の溶湯が流入し固化する通路を有しており、該
通路内に前記金属中空管の中空部の輪郭に対応する外形
で形成された中子が、前記通路と中心の位置を合わせて
配置されていて、前記通路で前記溶湯の流入側端部部分
において、該通路の周方向に間隔を置いた複数の内周面
箇所と前記中子の周方向に間隔を置いた複数の外周面箇
所との間が結合された金属中空管の連続鋳造用鋳型の構
造であって、前記中子が結合される前記通路の結合部分
と、前記溶湯が固化する前記通路の固化部分との間の通
路部分に、前記金属中空管の外径よりも大きい内径の大
径部を形成する構成とした。
【0033】このため、中子が結合される通路部分に連
なる、溶湯の通流方向における下流側の通路部分が大径
部となるため、中子と通路とを結合する構造体によって
大径部の開口が一部塞がれても、この構造体によって塞
がれて減少する開口面積の分が、大径部として輪郭が大
きくなる分で補われ、全体として開口面積の減少が避け
られるので、中子が結合される部分よりも下流側の通路
部分に溶湯をスムーズ、迅速に流入させて、通路内で溶
湯の流量にギャップができるのを防止し、固化後の金属
中空管のクラックやブレークアウトの発生を防止するこ
とができる。
【0034】また、請求項2に記載した本発明の金属中
空管の連続鋳造用鋳型構造によれば、前記通路で前記大
径部と前記固化部分との間の通路部分に、前記通路内で
の前記溶湯の通流方向における上流側から下流側に至る
につれて、前記大径部と同一の寸法から前記金属中空管
の外形に対応する寸法に輪郭の大きさが次第に変わるテ
ーパ部を形成する構成とした。
【0035】このため、通路の大径部からそれよりも下
流側の通路部分に溶湯が流入する際に、大径部との輪郭
の差がテーパ部において次第に変化することから、階段
状に輪郭を変化させる場合に比べて、大径部からそれよ
りも下流側の通路部分に溶湯が流入する際の、この通路
部分での溶湯流量の急激な変化の発生を防ぎ、固化後の
金属中空管のクラックやブレークアウトの発生をより一
層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る鋳型を用いた金属中
空管の連続鋳造装置の要部断面図である。
【図2】図1の鋳型の拡大断面図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【符号の説明】
1 連続鋳造装置 7 鋳型 9 通路 9a 雌ねじ部(中子が結合される通路の結合部分) 9b 本通路部(固化部分) 9c 大径部 9d テーパ部 11 中子 15 金属中空管 X 溶湯通流方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属中空管の外形に対応する輪郭で形成
    され該金属中空管の原材料の溶湯が流入し固化する通路
    を有しており、該通路内に前記金属中空管の中空部の輪
    郭に対応する外形で形成された中子が、前記通路と中心
    の位置を合わせて配置されていて、前記通路で前記溶湯
    の流入側端部部分において、該通路の周方向に間隔を置
    いた複数の内周面箇所と前記中子の周方向に間隔を置い
    た複数の外周面箇所との間が結合された金属中空管の連
    続鋳造用鋳型の構造であって、 前記中子が結合される前記通路の結合部分と、前記溶湯
    が固化する前記通路の固化部分との間の通路部分に、前
    記金属中空管の外径よりも大きい内径の大径部を形成し
    た、 ことを特徴とする金属中空管の連続鋳造用鋳型構造。
  2. 【請求項2】 前記通路で前記大径部と前記固化部分と
    の間の通路部分に、前記通路内での前記溶湯の通流方向
    における上流側から下流側に至るにつれて、前記大径部
    と同一の寸法から前記金属中空管の外形に対応する寸法
    に輪郭の大きさが次第に変わるテーパ部を形成した請求
    項1記載の金属中空管の連続鋳造用鋳型構造。
JP32663696A 1996-12-06 1996-12-06 金属中空管の連続鋳造用鋳型構造 Withdrawn JPH10166109A (ja)

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