JPH0215869A - 鋳物の製造方法 - Google Patents
鋳物の製造方法Info
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- JPH0215869A JPH0215869A JP16525788A JP16525788A JPH0215869A JP H0215869 A JPH0215869 A JP H0215869A JP 16525788 A JP16525788 A JP 16525788A JP 16525788 A JP16525788 A JP 16525788A JP H0215869 A JPH0215869 A JP H0215869A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、シリンダブロック等の鋳物の製造方法に関す
るものである。
るものである。
（従来技術）
例えば、シリンダブロックのように複雑な中空部分を有
する鋳物を製造する場合、ボア中子、ウォータジャケッ
ト中子、サイド中子およびヘッド中子等の複数中子を組
み合わせて主型内に設置してなる鋳型により鋳造される
のが通例である。このような中子構成とする場合、中子
相互間あるいは中子と主型との連結部を、巾木と該巾木
を嵌合すべき凹部とからなる凹凸嵌合手段を介して結合
することが従来から多用されてきている（実開昭６０−
５６１３５号公報参照）。
する鋳物を製造する場合、ボア中子、ウォータジャケッ
ト中子、サイド中子およびヘッド中子等の複数中子を組
み合わせて主型内に設置してなる鋳型により鋳造される
のが通例である。このような中子構成とする場合、中子
相互間あるいは中子と主型との連結部を、巾木と該巾木
を嵌合すべき凹部とからなる凹凸嵌合手段を介して結合
することが従来から多用されてきている（実開昭６０−
５６１３５号公報参照）。
（発明が解決しようとする課題）
上記の如き中子相互間あるいは中子と主型との結合構造
を採用する場合、巾木と凹部との凹凸嵌合時における両
者の嵌合位置合せを容易ならしめために、両者間に若干
のクリアランスを介在させることが一般的に行なわれて
いるが、該クリアランスの存在により、鋳造時に巾木ま
わりに鋳ばりが形成されることが多くなる。該鋳ぼりは
、極めて薄い形状を有しているところから、その完全除
去が難しく、鋳物仕上げ時４こ中空部分内方に残置され
るおそれがあり、鋳造品不良の原因となることがあった
。かかる鋳ばりの完全除去を容易に行い得るようにする
ことが鋳物製造上の重要な課題となってきている。
を採用する場合、巾木と凹部との凹凸嵌合時における両
者の嵌合位置合せを容易ならしめために、両者間に若干
のクリアランスを介在させることが一般的に行なわれて
いるが、該クリアランスの存在により、鋳造時に巾木ま
わりに鋳ばりが形成されることが多くなる。該鋳ぼりは
、極めて薄い形状を有しているところから、その完全除
去が難しく、鋳物仕上げ時４こ中空部分内方に残置され
るおそれがあり、鋳造品不良の原因となることがあった
。かかる鋳ばりの完全除去を容易に行い得るようにする
ことが鋳物製造上の重要な課題となってきている。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ｌ】木ま
わりにに形成される鋳ばりを湯道部の破断時に一堵に除
去し得るようにし、以って鋳ばりの完全除去を容易に行
わんとすることを目的とするものである。
わりにに形成される鋳ばりを湯道部の破断時に一堵に除
去し得るようにし、以って鋳ばりの完全除去を容易に行
わんとすることを目的とするものである。
（課題を解決するための方法）
本発明では、上記課題を解決するための方法として、鋳
造時において中子の巾木まわりに鋳ばりを形成するとと
もに、該鋳ばりと尚道部とを連結する連結部を形成し、
鋳物から湯道部を破断するに際して前記鋳ばりおよび連
結部を湯道部とともに除去するようにしている。
造時において中子の巾木まわりに鋳ばりを形成するとと
もに、該鋳ばりと尚道部とを連結する連結部を形成し、
鋳物から湯道部を破断するに際して前記鋳ばりおよび連
結部を湯道部とともに除去するようにしている。
（作 用）
本発明方法では、上記した如く、巾木まわりに形成され
る鋳ばりと湯道部とを、鋳造時に同時形成される連結部
を介して連結したことにより、前記鋳ばりと鋳物との結
合関係よりも鋳ばりと連結部を介しての湯道部との結合
関係の方が強固となるところから、肩道部破断時におい
て鋳ばりが連結部とともに破断除去されることとなるの
である。
る鋳ばりと湯道部とを、鋳造時に同時形成される連結部
を介して連結したことにより、前記鋳ばりと鋳物との結
合関係よりも鋳ばりと連結部を介しての湯道部との結合
関係の方が強固となるところから、肩道部破断時におい
て鋳ばりが連結部とともに破断除去されることとなるの
である。
従って、鋳物からの鋳ばりの完全除去が極めて容易に行
なわれることとなるのである。
なわれることとなるのである。
（実施例）
以下、添付の図面に示す実施例に基づいて本発明の鋳物
の製造方法を説明する。
の製造方法を説明する。
本実施例においては、鋳物としてシリンダブロックｌを
製造・する場合について説明する。
製造・する場合について説明する。
シリンダブロックｌを鋳造するための鋳型内には、シリ
ンダブロックｌのボアｔｔ、ｔｔ・・およびチャンバー
１２を形成するためのボア中子２１と、前記ボア１１．
１１・・の周壁とウォータジャケット１３．１３を形成
するためのウォータジャケット中子２２と、シリンダブ
ロックｌの上面を形成するためのヘッド中子２３と、シ
リンダブロックｌのフロント面およびリヤ面を形成する
ためのフロントおよびリヤのサイド中子２４．２４とを
組付けたものがセットされる（第１図、第２図および第
４図参照）。
ンダブロックｌのボアｔｔ、ｔｔ・・およびチャンバー
１２を形成するためのボア中子２１と、前記ボア１１．
１１・・の周壁とウォータジャケット１３．１３を形成
するためのウォータジャケット中子２２と、シリンダブ
ロックｌの上面を形成するためのヘッド中子２３と、シ
リンダブロックｌのフロント面およびリヤ面を形成する
ためのフロントおよびリヤのサイド中子２４．２４とを
組付けたものがセットされる（第１図、第２図および第
４図参照）。
上記の如き中子組立品においては、例えば、前記ウォー
タジャケット中子２２とサイド中子２４とは、第４図図
示の如く、ウォータジャケット中子２２端部に突設され
た巾木３１をサイド中子２４の内面に形成された凹部３
２に嵌合せしめることによる凹凸嵌合により結合せしめ
られている。
タジャケット中子２２とサイド中子２４とは、第４図図
示の如く、ウォータジャケット中子２２端部に突設され
た巾木３１をサイド中子２４の内面に形成された凹部３
２に嵌合せしめることによる凹凸嵌合により結合せしめ
られている。
この時、巾木３１と凹部３２との間には、嵌合時におけ
る位置合せ等を容易ならしめるために通常若干のクリア
ランスＳが形成されるが、本実施例の場合、該クリアラ
ンスＳを通常より稍大き目にとる。しかも、サイド中子
２４には、前記クリアランスＳと湯道３４とを連通ずる
通路３３．３３が形成されている。
る位置合せ等を容易ならしめるために通常若干のクリア
ランスＳが形成されるが、本実施例の場合、該クリアラ
ンスＳを通常より稍大き目にとる。しかも、サイド中子
２４には、前記クリアランスＳと湯道３４とを連通ずる
通路３３．３３が形成されている。
上記の如き中子組立品をセットしてなる鋳型によりシリ
ンダブロック１の鋳造を行うと、第１図ないし第３図図
示の如く、ウォータジャケット中子２２の巾木３１のま
わりに、前記クリアランスＳに侵入した溶湯が凝固して
なる円筒状の鋳ばり４１が形成されるとともに、湯道部
４２と前記鋳ばり４１との間には、前記通路３３．３３
に侵入した溶湯が凝固してなる連結部４３．４３が一体
に形成される。かくして得られたシリンダブロックｌに
おいては、鋳ばり４１とシリンダブロック１との結合関
係よりも、連結部４３．４３を介しての湯道部４２と鋳
ばり４１との結合関係の方が強固となっている。
ンダブロック１の鋳造を行うと、第１図ないし第３図図
示の如く、ウォータジャケット中子２２の巾木３１のま
わりに、前記クリアランスＳに侵入した溶湯が凝固して
なる円筒状の鋳ばり４１が形成されるとともに、湯道部
４２と前記鋳ばり４１との間には、前記通路３３．３３
に侵入した溶湯が凝固してなる連結部４３．４３が一体
に形成される。かくして得られたシリンダブロックｌに
おいては、鋳ばり４１とシリンダブロック１との結合関
係よりも、連結部４３．４３を介しての湯道部４２と鋳
ばり４１との結合関係の方が強固となっている。
上記の如くして鋳造されたシリンダブロック１は、第１
図図示の如く、ハンマー（図示省略）等による矢印Ｍ方
向からの打撃により湯道部４２の破断除去が行なわれる
が、この時、該湯道部４２と連結部４３．４３を介して
強固に連結された鋳ぼり４１も連結部４３．４３ととも
に破断除去されることとなり、シリンダブロックｌから
の鋳ばり４１の除去がほぼ完全に行なわれるのである。
図図示の如く、ハンマー（図示省略）等による矢印Ｍ方
向からの打撃により湯道部４２の破断除去が行なわれる
が、この時、該湯道部４２と連結部４３．４３を介して
強固に連結された鋳ぼり４１も連結部４３．４３ととも
に破断除去されることとなり、シリンダブロックｌから
の鋳ばり４１の除去がほぼ完全に行なわれるのである。
上記した如く、本発明方法によれば、湯道部４２の破断
除去時に同時に鋳ばり４１の除去も容易に行なわれるこ
ととなり、従来困難とされていた巾木まわりの鋳ばり４
１の除去が極めて容易に行えるのである。
除去時に同時に鋳ばり４１の除去も容易に行なわれるこ
ととなり、従来困難とされていた巾木まわりの鋳ばり４
１の除去が極めて容易に行えるのである。
なお、本発明方法は、上記実施例のシリンダブロック鋳
造時に限らず、他の鋳造品にも適用可能なことは勿論で
ある。
造時に限らず、他の鋳造品にも適用可能なことは勿論で
ある。
（発明の効果）
取上の如く、本発明方法によれば、鋳造時において中子
の巾木まわりに鋳ばりを形成するとともに、該鋳ばりと
湯道部とを連結する連結部を形成し、鋳物から湯道部を
破断するに際して前記鋳ばりおよび連結部を湯道部とと
もに除去するようにしたので、前記鋳ばりと鋳物との結
合関係よりも鋳ばりと連結部を介しての尚道部との結合
関係の方が強固となるところから、湯道部破断時に・お
いて鋳ばりが連結部とともに破断除去されることとなり
、鋳物からの鋳ばりの完全除去を極めて容易に行なうこ
とができるという優れた効果がある。
の巾木まわりに鋳ばりを形成するとともに、該鋳ばりと
湯道部とを連結する連結部を形成し、鋳物から湯道部を
破断するに際して前記鋳ばりおよび連結部を湯道部とと
もに除去するようにしたので、前記鋳ばりと鋳物との結
合関係よりも鋳ばりと連結部を介しての尚道部との結合
関係の方が強固となるところから、湯道部破断時に・お
いて鋳ばりが連結部とともに破断除去されることとなり
、鋳物からの鋳ばりの完全除去を極めて容易に行なうこ
とができるという優れた効果がある。
第１図は本発明方法により製造される鋳物の具体例であ
るシリンダブロックの湯道部破断前の状態を示す斜視図
、第２図は第１図の■−■拡大断面図、第３図は第２図
の［１−［１部分断面図、第４図は第１図図示のシリン
ダブロックを鋳造するための鋳型内にセットされるべき
中子組立品の要部断面図である。 １・・・・・・・鋳物（シリンダブロック）２２ ・ ２４ ・ ３ ｌ ・ ３２ ・ ４ ｌ ・ ４２ ・ ４３ ・ ウォータジャケラ ザイド中子 巾木 凹部 鋳ぼり 湯道部 連結部 ト中子 第３図 第４図
るシリンダブロックの湯道部破断前の状態を示す斜視図
、第２図は第１図の■−■拡大断面図、第３図は第２図
の［１−［１部分断面図、第４図は第１図図示のシリン
ダブロックを鋳造するための鋳型内にセットされるべき
中子組立品の要部断面図である。 １・・・・・・・鋳物（シリンダブロック）２２ ・ ２４ ・ ３ ｌ ・ ３２ ・ ４ ｌ ・ ４２ ・ ４３ ・ ウォータジャケラ ザイド中子 巾木 凹部 鋳ぼり 湯道部 連結部 ト中子 第３図 第４図
Claims (1)
- １、鋳造時において中子の巾木まわりに鋳ばりを形成す
るとともに、該鋳ばりと湯道部とを連結する連結部を形
成し、鋳物から湯道部を破断するに際して前記鋳ばりお
よび連結部を湯道部とともに除去することを特徴とする
鋳物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16525788A JP2653841B2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 鋳物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16525788A JP2653841B2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 鋳物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215869A true JPH0215869A (ja) | 1990-01-19 |
| JP2653841B2 JP2653841B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=15808883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16525788A Expired - Lifetime JP2653841B2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 鋳物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2653841B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103736931A (zh) * | 2014-01-29 | 2014-04-23 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 大型直列柴油机机体浇铸模具 |
| CN106111912A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-11-16 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 用于铸造集成式复合气缸盖的砂芯组 |
| CN106141095A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-11-23 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 集成式复合气缸盖的铸造砂芯组 |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP16525788A patent/JP2653841B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103736931A (zh) * | 2014-01-29 | 2014-04-23 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 大型直列柴油机机体浇铸模具 |
| CN106111912A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-11-16 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 用于铸造集成式复合气缸盖的砂芯组 |
| CN106141095A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-11-23 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 集成式复合气缸盖的铸造砂芯组 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2653841B2 (ja) | 1997-09-17 |
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