JPH10153220A - クラッチカバー組立体 - Google Patents

クラッチカバー組立体

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JPH10153220A
JPH10153220A JP8312147A JP31214796A JPH10153220A JP H10153220 A JPH10153220 A JP H10153220A JP 8312147 A JP8312147 A JP 8312147A JP 31214796 A JP31214796 A JP 31214796A JP H10153220 A JPH10153220 A JP H10153220A
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diaphragm spring
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Abstract

(57)【要約】 【課題】皿ばねを用いたクラッチカバー組立体におい
て、サポートプレートを用いずに皿ばねの回り止めを行
う。 【解決手段】クラッチカバー組立体において、クラッチ
カバー5は、フライホイール1に固定される外周部を有
し、係合孔23が形成されている。プレッシャープレー
ト2は、クラッチカバー5内に配置され、フライホイー
ル1との間で摩擦部材4を挟持する押圧面3を有する。
ダイヤフラムスプリング7は、クラッチカバー5に支持
されプレッシャープレート2をフライホイール1側に付
勢する。皿ばね18は、クラッチカバー5に支持されダ
イヤフラムスプリング7と並列にプレッシャープレート
2を付勢する環状部と、環状部と一体に形成され係合孔
23に相対回転不能に係合する係止部22とを有する。
このようにして、皿ばね18はクラッチカバー5に相対
回転不能に係止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチカバー組
立体、特に、ダイヤフラムスプリングとクラッチカバー
との間に皿ばねを有するクラッチカバー組立体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】クラッチカバー組立体は、一般に、フラ
イホイールに固定されるクラッチカバーと、フライホイ
ールとの間でクラッチディスクの摩擦部材を挟持するた
めのプレッシャープレートと、プレッシャープレートを
フライホイール側に押圧するための弾性部材等から構成
されている。
【0003】前記弾性部材として、一般にダイヤフラム
スプリングが用いられる。ダイヤフラムスプリングは、
環状に延びる外周側の円板状弾性部と、円板状弾性部の
内周縁から径方向内側に放射状に延びる複数のレバー部
とからなる。このダイヤフラムスプリングは、プレッシ
ャープレートを付勢する機能とともに、プレッシャープ
レートへの付勢を解除するためのレバー機能も有してい
る。
【0004】より具体的に説明すると、いわゆるプッシ
ュタイプのクラッチでは、ダイヤフラムスプリングは、
円板状弾性部の半径方向内側部がクラッチカバーにより
支持機構を介して支持されており、円板状弾性部の半径
方向外側部がプレッシャープレートをフライホイール側
に押圧する。レバー部の半径方向内側の端部をレリーズ
ベアリングが押すと、ダイヤフラムスプリングからプレ
ッシャープレートへの押圧力が解除され、クラッチが遮
断される。
【0005】ダイヤフラムスプリングは、レリーズスト
ローク(変形量)がある程度増加すると、レリーズ荷重
が一時的に減少するという特性を有している。従って、
クラッチにダイヤフラムスプリングを単独で採用する
と、所望のクラッチの操作フィーリングを得ることがで
きない場合がある。その対策として、一部のクラッチで
は、ダイヤフラムスプリングにコーンスプリングが併設
される。
【0006】このコーンスプリングは、ダイヤフラムス
プリングの円板弾性部に沿って延びており、外周縁がダ
イヤフラムスプリングの背面(プレッシャープレートと
反対側の面)に着座し、内周縁がクラッチカバーに支持
されている。又、コーンスプリングは、ダイヤフラムス
プリングのレリーズ荷重が一時的に減少するレリーズス
トローク範囲において、コーンスプリング自身からプレ
ッシャープレートに及ぼす弾性荷重が増加するように特
性が設定されている。
【0007】従って、プレッシャープレートには、両ス
プリングの荷重が合成された状態で加わり、レリーズス
トロークに概ね比例したレリーズ荷重がプレッシャープ
レートには及ぼされる。その結果、所望のクラッチ操作
フィーリングが得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来構造で
は、コーンスプリングの回り止め及び位置決めのため
に、クラッチカバーの内面にサポートプレートやリング
を取り付けていた。このサポートプレートは、クラッチ
カバーに固定された支持機構のスタッドに固定されてお
り、コーンスプリングの突起などが係合する切欠きを有
している。
【0009】このようなサポートプレートを設けると、
構造が複雑になるとともに、部品点数が増加する。ま
た、支持機構のスタッドピンは、サポートプレートの厚
さ分だけ長さが増加するので、ダイヤフラムスプリング
から曲げ荷重を受けてスタッドピンに傾きが生じやすく
なる。その結果、所望のクラッチ接続遮断特性を得るこ
とができなくなる恐れがある。
【0010】本発明の目的は、皿ばねを用いたクラッチ
カバー組立体において、サポートプレートを用いずに皿
ばねの回り止めを行うことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のクラッ
チカバー組立体は、エンジン側のフライホイールにクラ
ッチディスク組立体の摩擦部材を押圧あるいは押圧解除
するためのものであり、クラッチカバーとダイヤフラム
スプリングとプレッシャープートと皿ばねとを備えてい
る。クラッチカバーは、フライホイールに固定される外
周部を有し、係合孔が形成されている。プレッシャープ
レートは、クラッチカバー内に配置され、フライホイー
ルとの間で摩擦部材を挟持する押圧面を有する。ダイヤ
フラムスプリングは、クラッチカバーに支持されプレッ
シャープレートをフライホイール側に付勢する。皿ばね
は、クラッチカバーに支持されダイヤフラムスプリング
と並列にプレッシャープレートを付勢する環状部と、環
状部と一体に形成され係合孔に相対回転不能に係合する
係止部とを有する。このようにして、皿ばねはクラッチ
カバーに相対回転不能に係止されている。
【0012】以上説明したように本発明によると、従来
採用されていたサポートプレートを必要とせず、しか
も、皿ばねの回り止めを確実に行える。従って、構造の
複雑化や部品点数の増加を防止し、しかも、所望の接続
遮断特性を確実に得ることができる。請求項2に記載の
クラッチカバー組立体は、エンジン側のフライホイール
にクラッチディスク組立体の摩擦部材を押圧あるいは押
圧解除するためのものであり、クラッチカバーとダイヤ
フラムスプリングとプレッシャープレートと支持機構と
皿ばねとを備えている。クラッチカバーは、フライホイ
ールに固定される外周部を有する。プレッシャープレー
トは、クラッチカバー内に配置され、フライホイールと
の間で摩擦部材を挟持する押圧面を有する。ダイヤフラ
ムスプリングは、クラッチカバーに支持されプレッシャ
ープレートをフライホイール側に付勢する環状の弾性部
と、弾性部から半径方向内側に延びる複数のレバー部と
を有し、レバー部間の隙間の半径方向最外部には複数の
孔が形成されている。支持部材は、クラッチカバーから
延び、複数の孔の一部の孔を貫通するとともにダイヤフ
ラムスプリングを支持する。皿ばねは、クラッチカバー
に支持されダイヤフラムスプリングと並列にプレッシャ
ープレートを付勢する環状部と、環状部と一体に形成さ
れ複数の孔のうち支持部材が配置されていない孔に相対
回転不能に係合する係止部とを有する。このように、皿
ばねは、ダイヤフラムスプリングに相対回転不能に係止
されている。
【0013】以上説明したように本発明によると、従来
採用されていたサポートプレートを必要とせず、しか
も、コーンスプリングのセンターリングを確実に行え
る。従って、構造の複雑化や部品点数の増加を防止し、
しかも、所望の接続遮断特性を確実に得ることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すクラッチカバー組立体
は、エンジン側のフライホイール1にクラッチディスク
組立体の摩擦部材4を押圧あるいは押圧解除するための
装置である。クラッチカバー組立体は、クラッチカバー
5とダイヤフラムスプリング7とプレッシャープレート
2と支持機構8とコーンスプリング18(皿ばね)とを
備えている。
【0015】図1において、エンジン(図示せず)のフ
ライホイール1に、プレッシャープレート2の押圧面3
が対向しており、両者の間に、クラッチディスク組立体
の外周に設けた摩擦部材4が位置している。フライホイ
ール1の外周部にはクラッチカバー5の外周先端部(図
示せず)が固定されている。クラッチカバー5は、プレ
ッシャープレート2および摩擦部材4の外周を覆うとと
もに、プレッシャープレート2の背面を覆っている。す
なわち、クラッチカバー5は、外周覆い部5aとフライ
ホイール1に軸方向に対向する環状部5bとを有してい
る。クラッチカバー5の内周部すなわち環状板部5bに
は、ダイヤフラムスプリング7が支持機構8を介して支
持されている。
【0016】ダイヤフラムスプリング7は、プレッシャ
ープレート2と同心に連続して延びる環状の弾性部10
と、弾性部10の内周から半径方向内方へ放射状に延び
る複数のレバー部11とを一体に備えている。弾性部1
0の外周部は、プレッシャープレート2の背面の突起に
着座している。隣接するレバー部11、11の間には、
スリット12が形成され、スリット12の半径方向外側
の端部には、スリット12よりクラッチ円周方向に幅の
広い小判形の孔13が形成されている。
【0017】支持機構8は、クラッチカバー5からクラ
ッチ軸方向に延びる複数のスタッドピン15(支持部
材)と、弾性部10の内周部の両側に配置された1対の
ワイヤーリング16とを備えている。複数のスタッドピ
ン15は円周方向に並んで配置され、ダイヤフラムスプ
リング7の複数の孔13のいくつかを通ってクラッチカ
バー5からエンジン側に延びている。各スタッドピン1
5は対応する孔13の円周方向両端に当接しており、ダ
イヤフラムスプリング7はクラッチカバー5に回り止め
されている。スタッドピン15は、両ワイヤーリング1
6の内周を支持している。エンジン側(図1左側)のワ
イヤーリング16は、スタッドピン15の先端のフラン
ジ状頭部と弾性部10との間で保持され、トランスミッ
ション側(図1右側)のワイヤーリング16は、クラッ
チカバー5の環状板部5bのエンジン側面と弾性部10
との間で保持されている。
【0018】ワイヤーリング16の半径方向外側におい
て、弾性部10とクラッチカバー5との間に、コーンス
プリング18(皿ばね)が配置されている。コーンスプ
リング18は弾性部10に沿って環状に延びており、環
状部の外周縁が弾性部10の外周部に着座し、環状部の
内周縁20が、クラッチカバー5の環状板部5bのエン
ジン側面に着座している。図1において、コーンスプリ
ング18は軸方向に圧縮されており、円錐形状になって
いる。コーンスプリング18は、ダイヤフラムスプリン
グ7の円板状弾性部10の外周縁をプレッシャープレー
ト2側に付勢している。別の表現では、コーンスプリン
グ18は、ダイヤフラムスプリング7の外周縁を介して
プレッシャープレート2に押圧力を与えている。ダイヤ
フラムスプリング7とコーンスプリング18は、並列に
プレッシャープレート2に荷重を与えるようになってい
る。クラッチカバー5の環状板部5bのエンジン側面に
は、内周縁20が半径方向に係合可能な係合面21が一
体に設けてあり、これにより、コーンスプリング18は
クラッチカバー5やその他の部品と同心に位置決めされ
ている。
【0019】図2は、コーンスプリング18の平面部分
図であり、この図から明らかなように、コーンスプリン
グ18には、環状部の内周縁20から半径方向内方へ突
出した係止部22が、円周方向に等間隔を隔てた3箇所
(1箇所のみ図示)に設けてある。図1から明らかなよ
うに、クラッチカバー5には、スタッドピン15の外周
側で円周方向に等間隔3か所に係合孔23が形成されて
いる。係止部22は図1から明らかなように環状部から
トランスミッション側に折り曲げられており、係合孔2
3内に挿入され係止されている。これにより、コースプ
リング18は、クラッチカバー5に回り止めされてい
る。
【0020】この構造によると、レリーズベアリング
(図示せず)により、レバー部11の内周部を図1の矢
印P方向に押すことにより、ダイヤフラムスプリング7
が変形して、その外周部が逆方向に移動する。これによ
り、ダイヤフラムスプリング7からプレッシャープレー
ト2への押し付け力が解除され、クラッチは遮断され
る。このクラッチ遮断状態において、レリーズベアリン
グからレバー部11への押し付け力を開放すると、ダイ
ヤフラムスプリング7が弾性的に復元してプレッシャー
プレート2をフライホイール1側へ押し、クラッチが接
続される。
【0021】上述の接続遮断動作において、プレッシャ
ープレート2は、ダイヤフラムスプリング7とコーンス
プリング18の両方から並列に、クラッチ接続方向の荷
重を受ける。そして、ダイヤフラムスプリング7からの
荷重は、ダイヤフラムスプリング7本来の特性により、
レリーズストローク(レリーズベアリングの移動量)が
ある程度増加すると、一時的に減少する。一方、コーン
スプリング18は、その状態では、プレッシャープレー
ト2に対する荷重が一時的に増加するように、初期の圧
縮状態などが設定されている。従って、ダイヤフラムス
プリング7の一時的に減少した荷重をコーンスプリング
18が補うことになり、全体として、プレッシャープレ
ート2には、レリーズストロークに概ね比例した荷重が
加わる。その結果、良好なクラッチの操作フィーリング
が実現される。
【0022】上述の動作において、コーンスプリング1
8は、内周縁20が係合面21に当接することでクラッ
チカバー5に対して半径方向の位置決めがされている。
また、コーンスプリング18は、係止部22がダイヤフ
ラムスプリング係止孔23に係合することでクラッチカ
バー5に回り止めされている。従って、コーンスプリン
グ18の位置に狂いが生じることはない。
【0023】又、従来構造と異なり、クラッチカバー5
とそれに隣接するワイヤーリング16との間に、コーン
スプリング18用のサポートプレートは設けられていな
いので、スタッドピン15の全長も短くて済む。従っ
て、ダイヤフラムスプリング7からスタッドピン15に
加わる曲げモーメントは小さく、スタッドピン15に傾
きなどが生じることはない。このようにコーンスプリン
グ18及びスタッドピン15が正確に位置決めされるの
で、この点においても、クラッチの接続遮断特性に誤差
が生じることを防止できる。
【0024】次に別の実施形態を図3により説明する。
この実施形態では、クラッチカバー5に隣接するワイヤ
ーリング16に代えて、クラッチカバー5に、半円形断
面の複数の突部25が一体に設けてあり、複数の突部2
5と1個のワイヤーリング16とにより、ダイヤフラム
スプリング7が支持されている。ワイヤーリング16
は、前記実施形態と同様にスタッドピン15により保持
されている。
【0025】突部25の基端部外周は、コーンスプリン
グ18の内周縁20を半径方向内方から支持するための
係合面26を形成している。又、コーンスプリング18
の内周縁20からは係止部27が、クラッチ円周方向に
隣接する2個の突部25(1個のみ図示)の間を通って
半径方向内方へ延びており、先端部がエンジン側に折り
曲げられてレバー部11、11の基端部の間の孔13に
円周方向移動不能の状態で係合している。この係止部2
7が係合する孔13には、スタッドピン15は通されて
いない。
【0026】この構造においても、コーンスプリング1
8及びスタッドピン15が正確に位置決めされるので、
クラッチの接続遮断特性に誤差が生じることを防止でき
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、従
来採用されていたサポートプレートを必要とせず、しか
も、コーンスプリングのセンターリングを確実に行え
る。従って、構造の複雑化や部品点数の増加を防止し、
しかも、所望の接続遮断特性を確実に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のクラッチカバー組立体の
断面部分図。
【図2】図1のコーンスプリングの平面部分図。
【図3】本発明の別の実施形態のクラッチカバー組立体
の断面部分図。
【符号の説明】
1 フライホイール 2 プレッシャープレート 3 押圧面 4 摩擦部材 5 クラッチカバー 7 ダイヤフラムスプリング 8 支持機構 10 円板状弾性部 11 レバー部 13 孔 18 コーンスプリング 20 内周縁 21 係合面 22 係止部 23 係合孔 25 突部 26 係合面 27 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン側のフライホイールにクラッチデ
    ィスク組立体の摩擦部材を押圧あるいは押圧解除するた
    めのクラッチカバー組立体であって、 前記フライホイールに固定される外周部を有し、係合孔
    が形成されたクラッチカバーと、 前記クラッチカバー内に配置され、前記フライホイール
    との間で前記摩擦部材を挟持する押圧面を有するプレッ
    シャープレートと、 前記クラッチカバーに支持され前記プレッシャープレー
    トを前記フライホイール側に付勢するダイヤフラムスプ
    リングと、 前記クラッチカバーに支持され前記ダイヤフラムスプリ
    ングと並列に前記を前記プレッシャープレートを付勢す
    る環状部と、前記環状部と一体に形成され前記係合孔に
    相対回転不能に係合する係止部とを有する皿ばねと、を
    備えたクラッチカバー組立体。
  2. 【請求項2】エンジン側のフライホイールにクラッチデ
    ィスク組立体の摩擦部材を押圧あるいは押圧解除するた
    めのクラッチカバー組立体であって、 前記フライホイールに固定される外周部を有するクラッ
    チカバーと、 前記クラッチカバー内に配置され、前記フライホイール
    との間で前記摩擦部材を挟持する押圧面を有するプレッ
    シャープレートと、 前記クラッチカバーに支持され前記プレッシャープレー
    トを前記フライホイール側に付勢する環状の弾性部と、
    前記弾性部から半径方向内側に延びる複数のレバー部と
    を有し、前記レバー部間の隙間の半径方向最外部には複
    数の孔が形成されている、ダイヤフラムスプリングと、 前記クラッチカバーから延び、前記複数の孔の一部の孔
    を貫通するとともに前記ダイヤフラムスプリングを支持
    する支持部材と、 前記クラッチカバーに支持され前記ダイヤフラムスプリ
    ングと並列に前記プレッシャープレートを付勢する環状
    部と、前記環状部と一体に形成され前記複数の孔のうち
    前記支持部材が配置されていない孔に相対回転不能に係
    合する係止部とを有する皿ばねと、を備えたクラッチカ
    バー組立体。
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