JPH10144194A - 電気自動車の強電リレー診断装置 - Google Patents

電気自動車の強電リレー診断装置

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JPH10144194A
JPH10144194A JP8295129A JP29512996A JPH10144194A JP H10144194 A JPH10144194 A JP H10144194A JP 8295129 A JP8295129 A JP 8295129A JP 29512996 A JP29512996 A JP 29512996A JP H10144194 A JPH10144194 A JP H10144194A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法で確実に強電リレーの溶着故障を
診断する。 【解決手段】 バッテリー1の電力をメインリレー2お
よびインバーターリレー4を介してインバーター主回路
6へ供給する電気自動車において、メインリレー2およ
びインバーターリレー4をオフした時に、メインリレー
2とインバーターリレー4との間のDCリンクで所定電
圧以上の電圧が検出されたら、メインリレー2またはイ
ンバーターリレー4の溶着故障であると診断する。これ
により、特別な機器を付加せずに簡単な方法でメインリ
レー2とインバーターリレー4の故障を確実に診断する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車の強電リ
レーの故障を診断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】電気自動車にはバッテリー
の全負荷(全車載電気機器)を開閉するための強電リレ
ーと、バッテリーからインバーター主回路への電力供給
ラインを開閉する強電リレーとを備えており、これらの
強電リレーの故障、特に溶着故障については自己診断が
必要である。
【0003】そこで、これらの強電リレーに主回路接点
と同時に開閉する補助接点を設け、補助接点の開閉状態
により主回路接点の開閉状態を診断することが考えられ
る。
【0004】しかしながら、主回路接点の溶着事故が発
生した場合に必ずしも補助接点が閉状態になるとは限ら
ず、補助接点による主回路接点の診断は信頼性がない。
【0005】本発明の目的は、簡単な方法で確実に強電
リレーの溶着故障を診断する電気自動車の強電リレー診
断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明の一実施の形態を示
す図1に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、バッテリー1の全負荷を開
閉するための第1の強電リレー2と、第1の強電リレー
2とDCリンクコンデンサー5を含むインバータ主回路
6との間に設けられ、インバーター主回路6への電力供
給ラインを開閉する第2の強電リレー4とを備え、バッ
テリー1の電力を第1および第2の強電リレー2、4を
介してインバーター主回路6へ供給する電気自動車の強
電リレー診断装置であって、第1の強電リレー2と第2
の強電リレー4との間のDCリンク電圧を検出する電圧
検出器3と、第1および第2の強電リレー2、4をオフ
した時に、電圧検出器3により所定電圧以上の電圧が検
出されたら、第1の強電リレー2または第2の強電リレ
ー4の故障であると診断する診断回路8とを備える。 (2) 請求項2の電気自動車の強電リレー診断装置
は、診断回路8によって、第1および第2の強電リレー
2、4をオフしてから所定時間後に電圧検出器3により
所定電圧以上の電圧が検出されたら、第1の強電リレー
2の故障であると診断するようにしたものである。 (3) 請求項3の電気自動車の強電リレー診断装置
は、診断回路8によって、第1および第2の強電リレー
2、4をオフしてから所定時間後に電圧検出器3による
検出電圧が所定電圧未満の場合は、第2の強電リレー4
の故障であると診断するようにしたものである。 (4) 請求項4の電気自動車の強電リレー診断装置
は、診断回路8によって、キースイッチ9がオフされた
時、またはバッテリー1の充電が終了した時に強電リレ
ー2、4の故障診断を行なうようにしたものである。 (5) 請求項5の電気自動車の強電リレー診断装置
は、上記所定時間を、DCリンクコンデンサー5が満充
電状態から完全に放電するまでの時間としたものであ
る。 (6) 請求項6の電気自動車の強電リレー診断装置
は、診断回路8によって強電リレー2、4の故障発生を
不揮発性メモリに記憶するようにしたものである。
【0007】上記課題を解決するための手段の項では説
明を解りやすくするために一実施の形態の図面を参照し
たが、これにより本発明が実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0008】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によれば、バッテリーの電力を
第1および第2の強電リレーを介してインバーター主回
路へ供給する電気自動車において、第1および第2の強
電リレーをオフした時に、第1の強電リレーと第2の強
電リレーとの間のDCリンクで所定電圧以上の電圧が検
出されたら、第1の強電リレー2または第2の強電リレ
ー4の故障であると診断するようにしたので、特別な機
器を付加せずに簡単な方法で強電リレーの故障を確実に
診断することができる。 (2) 請求項2の発明によれば、第1および第2の強
電リレーをオフしてから所定時間後に、第1の強電リレ
ーと第2の強電リレーとの間のDCリンクで所定電圧以
上の電圧が検出された場合は、第1の強電リレーの故障
であると診断するようにしたので、特別な機器を付加せ
ずに簡単な方法で強電リレーの故障を確実に診断するこ
とができる上に、故障した強電リレーを特定することが
できる。 (3) 請求項3の発明によれば、第1および第2の強
電リレーをオフしてから所定時間後に、第1の強電リレ
ーと第2の強電リレーとの間のDCリンク電圧が所定電
圧未満の場合は、第2の強電リレーの故障であると診断
するようにしたので、請求項2と同様な効果が得られ
る。 (4) 請求項4の発明によれば、キースイッチがオフ
された時、またはバッテリーの充電が終了した時に強電
リレーの故障診断を行なうようにしたので、次の電気自
動車起動時あるいは充電開始時に走行禁止および充電禁
止処置を確実にとることができ、強電リレー故障による
事故を未然に防ぐことができる。 (5) 請求項5の発明によれば、診断時の上記所定時
間をDCリンクコンデンサーが満充電状態から完全に放
電するまでの時間としたので、DCリンクコンデンサー
の充電電圧による誤診断を防止できる。 (6) 請求項6の発明によれば、強電リレーの故障発
生を不揮発性メモリに記憶するようにしたので、補助バ
ッテリーからの電源の供給が中断しても強電リレーの故
障発生を記憶でき、次の電気自動車起動時あるいは充電
開始時に走行禁止および充電禁止処置を確実にとること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の構成を示す
図である。メインリレー2は、バッテリー1の全負荷す
なわち全車載電気機器へ電力を供給、または遮断するた
めのリレーである。また、インバーターリレー4は、D
Cリンクコンデンサ5を含むインバーター主回路6へ電
力を供給または遮断するためのリレーである。インバー
ター主回路6はバッテリー2の直流電力を交流電力に変
換してモータ7に印加する。
【0010】電池制御ユニット8はマイクロコンピュー
タとその周辺部品から構成され、充電器(不図示)によ
るバッテリー1の充電を管理するとともに、メインリレ
ー2をオン(リレーコイル励磁)、オフ(リレーコイル
釈放)する。電池制御ユニット8には充電器から充電起
動信号が入力されるとともに、電圧センサー3とキース
イッチ9が接続される。また、電池制御ユニット8は車
両制御ユニット10にバッテリー1に関する情報を出力
する。電圧センサー3は、メインリレー2とインバータ
ーリレー4との間のインバーターDCリンク電圧Vを検
出する。キースイッチ9は、車両のキーがONまたはS
TART位置にある時に閉路するスイッチである。
【0011】車両制御ユニット10はマイクロコンピュ
ータとその周辺部品から構成され、インバーター主回路
6を制御し、インバーターリレー4をオン(リレーコイ
ル励磁)、オフ(リレーコイル釈放)するとともに、警
告灯11を点消灯する。車両制御ユニット10にはキー
スイッチ9が接続される。また、車両制御ユニット10
は電池制御ユニット8に車両に関する情報を出力する。
【0012】この実施の形態では、シャットダウン時と
起動時にメインリレー2とインバーターリレー4の溶着
故障の診断を行なう。シャットダウン時とは、キースイ
ッチ9がON位置からOFF位置に戻された時、または
充電起動信号がLoレベルからHiレベルに変化して充
電器によるバッテリー1の充電が終了した時である。ま
た、起動時とは、キースイッチ9がOFF位置からON
位置またはSTART位置に切り換えられた時、または
充電起動信号がHiレベルからLoレベルに変化して充
電器によるバッテリー1の充電が開始された時である。
【0013】図2はシャットダウン時の診断動作を示す
フローチャートであり、図3は起動時の診断動作を示す
フローチャートである。これらのフローチャートによ
り、一実施の形態の動作を説明する。電池制御ユニット
8は、キースイッチ9がOFF位置に戻されるか、ある
いは充電起動信号が切れると図2の診断動作を開始す
る。ステップ1において、メインリレー2をオフすると
ともに、車両制御ユニット10へ信号を送ってインバー
ターリレー4をオフさせる。続くステップ2で、電圧セ
ンサー3により検出されたDCリンク電圧Vが所定電圧
V0以上か否かを判定する。ここで、350Vの定格D
Cリンク電圧Vに対して所定電圧V0を例えば50Vと
する。メインリレー2とインバーターリレー4をオフし
たにも拘わらずDCリンク電圧Vが所定電圧V0以上の
場合は、メインリレー2とインバーターリレー4のどち
らかに溶着故障が発生していると判断し、ステップ3で
NG判定フラグをEEPROM(不図示)に記憶する。
一方、DCリンク電圧Vが所定電圧V0よりも低い場合
は、メインリレー2とインバーターリレー4は溶着故障
を起こしていないと判断し、ステップ4でNG判定フラ
グをクリヤーする。ステップ5で、不図示の補助バッテ
リーから制御ユニット8と10に供給される電源を所定
時間後に遮断して診断を終了する。
【0014】電池制御ユニット8は、キースイッチ9が
ON位置に設定されるか、あるいは充電起動信号が入力
されると、図3に示す起動時の診断を開始する。ステッ
プ10において、EEPROMにシャットダウン時の診
断におけるNG判定フラグが記憶されているかどうかを
確認し、NG判定フラグが記憶されていればステップ1
1へ進み、そうでなければ診断を終了する。NG判定フ
ラグが記憶され、メインリレー2とインバーターリレー
4のいずれかが溶着故障を起こしている場合には、ステ
ップ11で前回のシャットダウンから所定時間以上経過
しているかどうかを確認する。ここで、所定時間は、シ
ャットダウン後、満充電状態のDCリンクコンデンサ5
が放電し終わるまでの時間とし、例えば10分とする。
シャットダウンから所定時間が経過していればステップ
12へ進み、メインリレー2とインバーターリレー4に
対し改めてオフ制御出力を行なう。
【0015】ステップ13で、電圧センサー3により検
出されたDCリンク電圧Vが所定電圧V0以上か否かを
判定する。DCリンク電圧Vが所定電圧V0以上の場合
はステップ14へ進み、そうでなければステップ15へ
進む。シャットダウンから所定時間以上が経過している
場合は、すでにDCリンクコンデンサ5が放電し終えて
おり、それでも所定電圧V0以上のDCリンク電圧Vが
検出されるのはメインリレー2が溶着状態にあり、バッ
テリー2の高圧が溶着状態のメインリレー2を介して電
圧センサー3に漏れ出しているからである。したがっ
て、ステップ14でメインリレー2が溶着故障している
と判定し、続くステップ16で充電を禁止するととも
に、走行禁止情報を車両制御ユニット10へ出力する。
走行禁止情報を入力した車両制御ユニット10は、イン
バーターリレー4およびインバーター主回路6の作動を
禁止するとともに、警告灯11を点灯する。
【0016】一方、シャットダウンから所定時間以上が
経過し、DCリンク電圧Vが所定電圧V0よりも低い場
合には、メインリレー2は正常に開放されているが、イ
ンバーターリレー4が溶着していると判断する。つま
り、シャットダウン時にDCリンクコンデンサー5の高
圧が溶着状態のインバーターリレー4を介して電圧セン
サー3に漏れ出し、シャットダウン診断でNG判定され
たが、シャットダウンから所定時間以上経過した現時点
では、DCリンクコンデンサー5が放電し終えており、
電圧センサー3により所定電圧V0以上の電圧が検出さ
れなかったものである。ステップ15でインバーターリ
レー4が溶着故障していると判定し、続くステップ16
で充電とメインリレー2の投入を禁止するとともに、走
行禁止情報を車両制御ユニット10へ出力する。走行禁
止情報を入力した車両制御ユニット10は、インバータ
ー主回路6の作動を禁止するとともに、警告灯11を点
灯する。
【0017】シャットダウン時にNG判定されたが、シ
ャットダウンから所定時間以上を経過していない場合
は、メインリレー2とインバーターリレー4のどちらが
故障しているのか特定できないので、ステップ17で単
にいずれかのリレーの故障と判定し、続くステップ16
で走行禁止、充電禁止および警告灯の点灯処理を行な
う。
【0018】−発明の一実施の形態の変形例− 上述した一実施の形態ではシャットダウン時と起動時に
診断を行なうようにしたが、シャットダウン時の診断で
異常があれば所定時間後に自動的に起動時の診断を行な
うようにしてもよい。図4は、一実施の形態の変形例の
シャットダウン時の診断動作を示すフローチャートであ
る。なお、図2に示す動作と同様な動作のステップに対
しては同一のステップ番号を付して相違点を中心に説明
する。
【0019】シャットダウンにともなってメインリレー
2とインバーターリレー4をオフした時に、所定電圧V
0以上のDCリンク電圧Vが検出されたらNG判定フラ
グを記憶し、そうでなければNG判定フラグをクリヤし
て処理を終了する。NG判定フラグを記憶してから、ス
テップ21で所定時間待機する。ここで、所定時間は、
シャットダウン後から満充電状態のDCリンクコンデン
サ5が放電し終わるまでの時間とし、例えば10分とす
る。なお、この待機中に充電起動信号が入力するか、あ
るいはキースイッチ9がON位置に設定されたら、図3
に示す起動時の診断を行なう。
【0020】所定時間待機後のステップ22においてメ
インリレー2とインバーターリレー4に対し改めてオフ
制御出力を行ない、続くステップ23でDCリンク電圧
Vが所定電圧V0以上か否かを判定する。DCリンク電
圧Vが所定電圧V0以上であればステップ24へ進み、
上述したようにメインリレー2が溶着故障していると判
定する。一方、DCリンク電圧Vが所定電圧V0よりも
低ければステップ25へ進み、上述したようにインバー
ターリレー4が溶着故障していると判定する。ステップ
26ではEEPROMにリレーの故障情報を記憶し、続
くステップ27で所定時間後に制御ユニット8、10の
電源を遮断する。なお、充電起動信号が入力された時、
あるいはキースイッチ9がON位置に設定された時に、
車両制御ユニット10は電池制御ユニット8からEEP
ROMに記憶されているリレー故障情報を入力し、走行
禁止、充電禁止および警告灯の点灯処理を行なう。
【0021】このように、バッテリー1の電力をメイン
リレー2およびインバーターリレー4を介してインバー
ター主回路6へ供給する電気自動車において、メインリ
レー2およびインバーターリレー4をオフした時に、メ
インリレー2とインバーターリレー4との間のDCリン
クで所定電圧以上の電圧が検出されたら、メインリレー
2またはインバーターリレー4の溶着故障であると診断
するようにしたので、特別な機器を付加せずに簡単な方
法でメインリレー2とインバーターリレー4の溶着故障
を確実に診断することができる。また、メインリレー2
およびインバーターリレー4をオフしてから所定時間後
に、メインリレー2とインバーターリレー4との間のD
Cリンクで所定電圧以上の電圧が検出された場合は、メ
インリレー2の溶着故障であると診断するようにしたの
で、特別な機器を付加せずに簡単な方法で強電リレーの
溶着故障を確実に診断することができる上に、故障した
強電リレーを特定することができる。さらに、メインリ
レー2およびインバーターリレー4をオフしてから所定
時間後に、メインリレー2とインバーターリレー4との
間のDCリンク電圧が所定電圧未満の場合は、インバー
ターリレー4の溶着故障であると診断するようにしたの
で、特別な機器を付加せずに簡単な方法で強電リレーの
溶着故障を確実に診断することができる上に、故障した
強電リレーを特定することができる。キースイッチ9が
オフされた時、またはバッテリー1の充電が終了した時
にメインリレー2とインバーターリレー4の故障診断を
行なうようにしたので、次の電気自動車起動時あるいは
充電開始時に走行禁止および充電禁止処置を確実にとる
ことができ、強電リレー故障による事故を未然に防ぐこ
とができる。診断時の上記所定時間をDCリンクコンデ
ンサー5が満充電状態から完全に放電するまでの時間と
したので、DCリンクコンデンサーの充電電圧による誤
診断を防止できる。強電リレー2、4の故障発生を不揮
発性メモリに記憶するようにしたので、補助バッテリー
からの電源の供給が中断しても強電リレーの故障発生を
記憶でき、次の電気自動車起動時あるいは充電開始時に
走行禁止および充電禁止処置を確実にとることができ
る。
【0022】以上の一実施の形態の構成において、バッ
テリー1がバッテリーを、メインリレー2が第1の強電
リレーを、インバーターリレー4が第2の強電リレー
を、インバーターDCリンクコンデンサー5がDCリン
クコンデンサーを、インバーター主回路6がインバータ
ー主回路を、電圧センサー3が電圧検出器を、電池制御
ユニット8が診断回路をそれぞれ構成する。
【0023】なお、上述した一実施の形態とその変形例
では電池制御ユニット8で診断動作を実行したが、車両
制御ユニット10で診断動作を実行するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 一実施の形態のシャットダウン時の故障診断
動作を示すフローチャートである。
【図3】 一実施の形態の起動時の故障診断動作を示す
フローチャートである。
【図4】 一実施の形態の変形例のシャットダウン時の
故障診断動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 バッテリー 2 メインリレー 3 電圧センサー 4 インバーターリレー 5 DCリンクコンデンサー 6 インバーター主回路 7 モーター 8 電池制御ユニット 9 キースイッチ 10 車両制御ユニット 11 警告灯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーの全負荷を開閉するための第
    1の強電リレーと、前記第1の強電リレーとDCリンク
    コンデンサーを含むインバータ主回路との間に設けら
    れ、前記インバーター主回路への電力供給ラインを開閉
    する第2の強電リレーとを備え、前記バッテリーの電力
    を前記第1および第2の強電リレーを介して前記インバ
    ーター主回路へ供給する電気自動車の強電リレー診断装
    置であって、 前記第1の強電リレーと前記第2の強電リレーとの間の
    DCリンク電圧を検出する電圧検出器と、 前記第1および第2の強電リレーをオフした時に、前記
    電圧検出器により所定電圧以上の電圧が検出されたら、
    前記第1の強電リレーまたは前記第2の強電リレーの故
    障であると診断する診断回路とを備えることを特徴とす
    る電気自動車の強電リレー診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気自動車の強電リレ
    ー診断装置において、 前記診断回路は、前記第1および第2の強電リレーをオ
    フしてから所定時間後に前記電圧検出器により所定電圧
    以上の電圧が検出されたら、前記第1の強電リレーの故
    障であると診断することを特徴とする電気自動車の強電
    リレー診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電気自
    動車の強電リレー診断装置において、 前記診断回路は、前記第1および第2の強電リレーをオ
    フしてから前記所定時間後に前記電圧検出器による検出
    電圧が所定電圧未満の場合は、前記第2の強電リレーの
    故障であると診断することを特徴とする電気自動車の強
    電リレー診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載の電
    気自動車の強電リレー診断装置において、 前記診断回路は、キースイッチがオフされた時、または
    前記バッテリーの充電が終了した時に前記強電リレーの
    故障診断を行なうことを特徴とする電気自動車の強電リ
    レー診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の電
    気自動車の強電リレー診断装置において、 前記所定時間は前記DCリンクコンデンサーが満充電状
    態から完全に放電するまでの時間であることを特徴とす
    る電気自動車の強電リレー診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの項に記載の電
    気自動車の強電リレー診断装置において、 前記診断回路は前記強電リレーの故障発生を不揮発性メ
    モリに記憶することを特徴とする電気自動車の強電リレ
    ー診断装置。
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