JP2013081325A - 車両用電源供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな検出装置を用いることなく、リレーのオン故障を検知することができる車両用電源供給装置を提供する。
【解決手段】車両用電源供給装置1は、バッテリ2と、モータ駆動回路5と、イグニッションのオン/オフに連動してバッテリ2とモータ駆動回路5とを電気的に接続/非接続させるリレー4と、イグニッションのオン/オフを検出しモータ駆動回路5を制御する制御装置と、を備え、モータ駆動回路5は、制御装置にモータ駆動回路5の状態を識別可能なステータス信号を送信し、制御装置は、イグニッションがオフ状態でのステータス信号に基づいてリレー4のオン故障を検知する検知部63と、検知部63でオン故障を検知したことを記憶する記憶部64と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用電源供給装置に関するものである。
車両において、モータ駆動回路等に電源を供給する車両用電源供給装置では、バッテリと駆動回路との接続にリレーが用いられている。車両で用いられる電源供給装置としては、例えば特開2000−134707号公報(特許文献1)に記載されている。電源供給装置は、主にイグニッションのオンに連動して電源を駆動回路に供給する。
一般に、リレーは、一方の端子部と他方の端子部とを接続/非接続させる接続導体を有している。接続導体は、接続状態(オン状態)において両端子部に接続し、非接続状態(オフ状態)において両端子部から隔離する。
特開2000−134707号公報
しかしながら、リレーがオン状態からオフ状態に移行する際、端子部と接続導体との接点間にアークが発生するおそれがあり、両者間で溶着が起こる可能性がある。接続導体と端子部とが溶着すると、リレーがオン状態からオフ状態に移行できない。つまり、イグニッションがオフであるにも関わらず、接続導体が端子から離れずにオン状態が維持されるオン故障が発生する。
このようなオン故障が生じると、電源が駆動回路に供給されたまま維持され、イグニッションがオフであってもバッテリが電源を供給し続けることとなる。つまり、バッテリの電力を無駄に消費してしまうこととなる。このオン故障の発生を、製造コストの観点から新たな検出装置(検出専用装置)を用いることなく、検知することが求められている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、新たな検出装置を用いることなく、リレーのオン故障を検知することができる車両用電源供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1に係る車両用電源供給装置の発明は、バッテリと、モータを駆動するモータ駆動回路と、前記バッテリと前記モータ駆動回路に電気的に接続され、イグニッションのオン/オフに連動して前記バッテリと前記モータ駆動回路とを電気的に接続/非接続させるリレーと、前記イグニッションのオン/オフを検出し、前記モータ駆動回路を制御する制御装置と、を備え、前記モータ駆動回路は、前記制御装置に前記モータ駆動回路の状態を識別可能なステータス信号を送信し、前記制御装置は、前記イグニッションがオフ状態での前記ステータス信号に基づいて前記リレーのオン故障を検知する検知部と、前記検知部でオン故障を検知したことを記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、ユーザーに故障である旨を知らせるための通知手段を備え、前記制御装置は、前記記憶部にオン故障が記憶された場合に前記通知手段を作動させることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1において、ユーザーに故障である旨を知らせるための通知手段を備え、前記制御装置は、前記イグニッションがオンされた際に前記記憶部からオン故障の検知回数を読み出し、当該検知回数が予め設定された所定値以上である場合に前記通知手段を作動させることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1において、前記制御装置は、前記イグニッションがオフされた際に、前記検知部が前記リレーのオン故障を検知したか否かを判定し、前記検知部が前記リレーのオン故障を検知した場合には、前記記憶部にオン故障が記憶されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何れか一項において、前記ステータス信号は、PWM信号であることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか一項において、前記バッテリと前記リレーに電気的に接続され、前記イグニッションのオン/オフに連動して前記バッテリと前記リレーとを電気的に接続/非接続させるスイッチ手段を備え、前記リレーは、前記バッテリに電気的に接続される第一端子部と、前記モータ駆動回路に電気的に接続される第二端子部と、前記スイッチ手段に電気的に接続される第三端子部と、前記第三端子部からの給電に基づき前記第一端子部と前記第二端子部とを電気的に接続/非接続させる接続導体部と、を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、制御装置がイグニッションのオフを認識し、当該イグニッションの状態とステータス信号によるモータ駆動装置の状態と比較して、リレーがオン故障であるか否かを検知することができる。つまり、イグニッションがオフの状態において、「駆動状態」を示すステータス信号を受信すれば、リレーがオンしたままであることがわかる。すなわち、本発明によれば、リレーのオン故障を検知することができる。また、制御装置とモータ駆動装置との間の通信を利用しているため、新たに検出装置を用いる必要がない。
請求項2に係る発明によれば、オン故障が検知されれば、通知装置が作動する。これにより、乗員等のユーザーは、容易にオン故障が発生したことを知ることができる。
請求項3に係る発明によれば、イグニッションがオンされた際、前回までのオン故障検知回数が所定値以上であれば、通知装置が作動する。所定値は、任意に設定でき、複数回に設定することで、故障検知の信頼性が向上する。
請求項4に係る発明によれば、イグニッションがオフされた際、オン故障の検知に伴い、記憶部のオン故障検知回数が増加されて記憶される。ユーザーは、例えば通知装置等によって、イグニッションをオンした際あるいはオフした際に、オン故障が検知されたか否かを知ることができる。
請求項5に係る発明によれば、制御装置とモータ駆動装置との通信において配線の短絡等の異常が起きた場合でも、矩形波の状態からオン故障か否かを判別することができる。つまり、より精度良くオン故障を検知できる。
請求項6に係る発明によれば、スイッチ手段により直接リレーを制御でき、より簡易な構成で本発明を実現することができる。つまり、製造コストの増加を抑制することができる。
本実施形態の車両用電源供給装置1を示す回路構成図である。 車両用電源供給装置1の動作を示すフローチャートである。
次に、好ましい実施形態を挙げ、図1および図2を参照して本発明をより詳しく説明する。本実施形態の車両用電源供給装置1は、バッテリ2と、イグニッションスイッチ3と、リレー4と、モータ駆動回路5と、制御装置6と、通知装置7と、を備えている。バッテリ2は、12V規格であり、正極がイグニッションリレー部3(第三端子部323)およびリレー4(第一端子部41)に電気的に接続され、負極が車両接地(グランド)に電気的に接続されている。
イグニッションスイッチ3は、一方端子がバッテリ2の正極に電気的に接続され、他方端子がリレー4および制御装置6に電気的に接続されている。イグニッションスイッチ3は、イグニッション(図示せず)のオン/オフに連動して、一方端子と他方端子を接続(オン)/非接続(オフ)する。つまり、イグニッションスイッチ3は、イグニッションのオン/オフに連動してバッテリ2と制御装置6および制御装置6を介してリレー4(第三端子部43)とを電気的に接続/非接続させる。イグニッションスイッチ3は、スイッチ素子で構成してもよい。また、イグニッションスイッチ3は、リレーであってもよい。
リレー4は、第一端子部41と、第二端子部42と、第三端子部43と、第四端子部44と、コイル45と、接続導体46と、を備えている。第一端子部41は、バッテリ2の正極に電気的に接続されている。第二端子部42は、モータ駆動回路5に電気的に接続されている。第三端子部43は、イグニッションスイッチ3の他方端子に電気的に接続されている。第四端子部44は、車両接地に電気的に接続されている。
コイル45は、一端が第三端子部43に電気的に接続され、他端が第四端子部44に電気的に接続されている。接続導体46は、略T字形状の導体であって、コイル45が給電されると発生する磁力によりコイル45に引き寄せられ、第一端子部41と第二端子部42とを電気的に接続させる。接続導体46は、コイル45への給電が止まると、第一端子部41および第二端子部42から隔離して、両者を非接続状態とする。
リレー4は、イグニッションがオンされると、イグニッションスイッチ3を介してコイル45が給電され、第一端子部41と第二端子部42を電気的に接続させる。リレー4は、イグニッションがオフされると、イグニッションスイッチ3によりバッテリ2からコイル45への給電が停止し、第一端子部41と第二端子部42を非接続状態とする。つまり、リレー4は、イグニッションのオン/オフに連動して、バッテリ2とモータ駆動回路5を電気的に接続/非接続させる。
モータ駆動回路5は、リレー4、制御装置6、モータMおよび車両接地に電気的に接続されている。モータ駆動回路5は、バッテリ2から給電され、制御装置6からの制御信号を受信してモータMを駆動する回路である。モータ駆動回路5は、駆動部51と、信号発信部52と、を備えている。
駆動部51は、リレー4の第二端子部42、制御装置6およびモータMと電気的に接続されている。駆動部51は、リレー4を介してバッテリ2から給電され、制御装置6からの制御信号を受信し、それに応じてモータMを駆動する。
信号発信部52は、駆動部51および制御装置6に電気的に接続されている。信号発信部52は、トランジスタ52aを有し、トランジスタ52aをスイッチング動作させてPWM(Pulse Width Modulation)信号を発生させる。PWM信号は、デューティ比により、モータ駆動回路5の状態を表すステータス信号である。
信号発信部52は、モータ駆動回路5が給電されるとPWM信号を制御装置6に送信し、給電が止まると送信を止める。PWM信号は、そのデューティ比により、駆動待ち状態や駆動状態などを表す。
制御装置6は、モータ駆動回路5を制御するECU(電子制御ユニット)であって、バッテリ2、イグニッションスイッチ3、モータ駆動回路5および通知装置7に電気的に接続されている。制御装置6は、IG検出回路部61と、電源回路部62と、マイコン63と、メモリ64と、スイッチング素子65と、を備えている。
IG検出回路部61は、イグニッションスイッチ3の他方端子、電源回路部62およびマイコン63に電気的に接続されている。IG検出回路部61は、イグニッションスイッチ3がオンされて給電されることで、イグニッションがオンされたことを検出し、給電が止まることでイグニッションがオフされたことを検出する。IG検出回路部61は、検出結果(IGオン信号またはIGオフ信号)を電源回路部62およびマイコン63に送信する。IG検出回路部61は、主にトランジスタ61aなどで構成され、トランジスタ61aのベース端子がイグニッションスイッチ3に、コレクタ端子がマイコン63に、エミッタ端子が車両接地にそれぞれ電気的に接続されている。
電源回路部62は、後述する自己保持電源63aを介してバッテリ2の正極、IG検出回路部61およびマイコン63に電気的に接続されている。電源回路部62は、IG検出回路部61からIGオン信号を受信すると、バッテリ2の電源を作動電圧に降圧してマイコン63に供給する。
マイコン63(「検知部」に相当する)は、CPUを有するマイクロコンピュータであって、IG検出回路部61、電源回路部62、メモリ64、モータ駆動回路5および通知装置7に電気的に接続されている。マイコン63は、電源回路部62から給電されて起動する。
マイコン63は、IG検出回路部61からのIGオン信号を受信して、イグニッションがオンであることを認識する。マイコン63は、イグニッションスイッチ3のオン/オフに応じて後述するスイッチング素子65をオン/オフさせる。マイコン63は、モータ駆動回路5の信号発信部52からPWM信号を受信してモータ駆動回路5の状態を認識する。マイコン63は、モータ駆動回路5に命令を発してモータ駆動回路5を制御する。
マイコン63は、自己保持電源63aを有し、イグニッションがオフされた後も一定時間動作する。マイコン63は、IG検出回路部61からのIGオフ信号を受信した際、モータ駆動回路5のPWM信号を確認する。マイコン63は、IGオフ信号を受信した状態でPWM信号を受信した場合、リレー4がオン故障であると判定し、メモリ64に検知回数を書き込む。自己保持電源は、イグニッションがオンされると電源保持される。なお、自己保持電源は、電源回路部62に設けられてもよい。
メモリ64(「記憶部」に相当する)は、不揮発性メモリであって、マイコン63に電気的に接続されている。メモリ64は、マイコン63により、オン故障と判定した回数が記憶される。
スイッチング素子65は、電界効果トランジスタであって、ゲート端子がマイコン63に、ソース端子がバッテリ2の正極に、ドレイン端子がリレー4の第三端子部43にそれぞれ電気的に接続されている。
スイッチング素子65は、マイコン63からの指令を受けてリレー4の第三端子部43に給電する。つまり、マイコン63がゲート端子に電圧をかけることでバッテリ2からリレー4に給電が行われる。マイコン63は、イグニッションのオン/オフに連動してスイッチング素子65をオン/オフさせる。
通知装置7は、ユーザーに故障である旨を知らせる手段である。本実施形態では、通知装置7は、ランプであって、ユーザーが視認できる場所、例えばインストルメントパネルに組み込まれている。通知装置7は、制御装置6からの指令により作動し、ランプを点灯させる。
ここで、マイコン63の故障検知動作について図2を参照して説明する。まず、マイコン63は、起動されると、メモリ64からオン故障の検知回数を読み込む(S1)。続いて、マイコン63は、オン故障確定処理(S2、S21)に入り、検知回数が予め設定された所定値(本実施形態では2とする)以上であるかを判定する(S22)。
ここで、検知回数が所定値以上であった場合(S22:Yes)、マイコン63は、リレー4がオン故障であることを確定する(S23)。この場合、マイコン63は、通知装置7に指令し、ランプを点灯させる。一方、検知回数が所定値未満であった場合(S22:No)、メイン処理に移行する(S3)。メイン処理は、モータ駆動回路5を制御する通常の処理を意味する。マイコン63は、イグニッションがオンの間(S4:No)は、メイン処理等を実行する(S3)。
続いて、イグニッションがオフされた場合(S4:Yes)、マイコン63は、オン故障判定処理を実行する(S5、S51)。まず、マイコン63は、モータ駆動回路5の状態を読み込む(S52)。マイコン63がPWM信号を受信しなければモータ駆動回路5は停止状態であり、PWM信号を受信すればモータ駆動回路5は動作していることとなる。マイコン63は、PWM信号の有無を確認して、モータ駆動回路5が動作中か否かを判定する(S53)。
PWM信号を受信した場合(S53:Yes)、イグニッションがオフの状態でモータ駆動回路5が動作しているため、マイコン63は、仮として、リレー4がオン故障であると判定する。そして、マイコン63は、オン故障を検知したとして、メモリ64の検知回数を1増やす(インクリメント)(S54)。
一方、PWM信号を受信しなかった場合(S53:No)、モータ駆動回路5が停止しているため、リレー4は正常に動作したものと判定でき、マイコン63は、メモリ64に記憶された検知回数を0にリセットする(S55)。
マイコン63は、オン故障を検知した場合、検知回数を1増やしてメモリ64に記憶し、オン故障を検知しなかった場合、検知回数を0としてメモリ64に記憶する(S6)。その後、マイコン63は、自己保持電源をオフして停止する(S7)。
本実施形態によれば、イグニッションがオフされた際にPWM信号を確認することで、リレー4のオン故障が検知できる。つまり、本実施形態は、新たな検出装置を用いることなく、モータ駆動回路5のステータス信号を利用してオン故障を検知することができる。
ここで、所定値は1に設定することも可能であるが、本実施形態のように複数回(2以上)に設定することで、より信頼性の高い故障検知が可能となる。オン故障は、モータ駆動回路5が給電されたまま維持される故障であり、実際に1回目の故障検知でオン故障が発生していたとしても、それほど悪影響はない。したがって、所定値を複数回とすることは信頼性向上の面で有効である。
なお、モータ駆動回路5のステータス信号として、一定値の信号(ハイ、ロー)を用いてもよい。つまり、信号発信部52が、モータ駆動回路5が動作中はハイ信号(またはロー信号)を発信し、停止中はロー信号(またはハイ信号)を発信するようにしてもよい。これによってもオン故障が検知できる。
本実施形態では、モータ駆動回路5のステータス信号としてPWM信号を用いている。このため、万が一配線短絡等の異常があった場合でも、本実施形態では精度よくオン故障を検知できる。これは、オン故障発生時に配線異常があった場合でも、矩形波がゆがむ等が起きるものの、PWM信号が発信されているか否かは識別することができるためである。また、既存のステータス信号を利用することができ、設計が容易となる。
また、通知装置7は、ランプに限らず、音による通知(例えばブザー)であってもよい。また、通知装置7を設けない場合でも、ユーザーは、修理等の際にメモリ64を確認することで、オン故障またはオン故障検知回数を知ることができる。
また、制御装置6は、オン故障検知後、次回のイグニッションオンを待たずに通知装置7を作動するように設定されてもよい。つまり、制御装置6は、オン故障を検知した後、メモリ64に検知結果を記憶する(S54、S6)とともに、通知装置7を作動させる。この場合、通知装置7は、例えば制御装置6の自己保持電源により作動するか、あるいはイグニッションがオフであっても供給可能な電源を有している。
また、この場合であっても、メモリ64に記憶された検知回数が所定値以上となった後に、通知装置を作動させるようにしてもよい。つまり、図2におけるS6の後に、S22およびS23のステップを挿入し、マイコン63は、故障が確定したらイグニッションオフ状態で通知装置7を作動させる。これにより、信頼性向上が可能となるうえ、ユーザーはイグニッションオフした際にオン故障を知ることができる。このように、制御装置6は、イグニッションがオフされた際に、メモリ64にオン故障が記憶されるとメモリ64からオン故障の検知回数を読み出し、当該検知回数が予め設定された所定値以上である場合に通知手段7を作動させるようにしてもよい。
また、リレー4への電源供給ルートは上記に限られない。例えば、リレー4の第三端子部43は、スイッチング素子65ではなく、イグニッションスイッチ3の他方端子に接続されていてもよい。これにより、スイッチング素子65を用いず設計することができる。このように、バッテリ2からリレー4の第三端子部43への給電は、制御装置6を介さず、イグニッションスイッチ3から直接的にするものであってもよい。
1:車両用電源供給装置、 2:バッテリ、
3:イグニッションスイッチ(スイッチ手段)、
4:リレー、
41:第一端子部、 42:第二端子部、 43:第三端子部、 44:第四端子部、
45:コイル、 46:接続導体、
5:モータ駆動回路、 51:駆動部、 52:信号発信部、
6:制御装置、 61:IG検出回路部、 62:電源供給部、
63:マイコン(検知部)、 64:メモリ(記憶部)、 65:スイッチング素子、
7:通知装置

Claims (6)

  1. バッテリと、
    モータを駆動するモータ駆動回路と、
    前記バッテリと前記モータ駆動回路に電気的に接続され、イグニッションのオン/オフに連動して前記バッテリと前記モータ駆動回路とを電気的に接続/非接続させるリレーと、
    前記イグニッションのオン/オフを検出し、前記モータ駆動回路を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記モータ駆動回路は、前記制御装置に前記モータ駆動回路の状態を識別可能なステータス信号を送信し、
    前記制御装置は、前記イグニッションがオフ状態での前記ステータス信号に基づいて前記リレーのオン故障を検知する検知部と、前記検知部でオン故障を検知したことを記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする車両用電源供給装置。
  2. 請求項1において、
    ユーザーに故障である旨を知らせるための通知手段を備え、
    前記制御装置は、前記記憶部にオン故障が記憶された場合に前記通知手段を作動させることを特徴とする車両用電源供給装置。
  3. 請求項1において、
    前記制御装置は、前記イグニッションがオンされた際に、前記記憶部からオン故障の検知回数を読み出し、当該検知回数が予め設定された所定値以上である場合に前記通知手段を作動させることを特徴とする車両用電源供給装置。
  4. 請求項1において、
    前記制御装置は、前記イグニッションがオフされた際に、前記検知部が前記リレーのオン故障を検知したか否かを判定し、前記検知部が前記リレーのオン故障を検知した場合には、前記記憶部にオン故障が記憶されることを特徴とする車両用電源供給装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項において、
    前記ステータス信号は、PWM信号であることを特徴とする車両用電源供給装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項において、
    前記バッテリと前記リレーに電気的に接続され、前記イグニッションのオン/オフに連動して前記バッテリと前記リレーとを電気的に接続/非接続させるスイッチ手段を備え、
    前記リレーは、前記バッテリに電気的に接続される第一端子部と、前記モータ駆動回路に電気的に接続される第二端子部と、前記スイッチ手段に電気的に接続される第三端子部と、前記第三端子部からの給電に基づき前記第一端子部と前記第二端子部とを電気的に接続/非接続させる接続導体部と、を備えることを特徴とする車両用電源供給装置。
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