JPH10100845A - 車両側部のエネルギ吸収構造 - Google Patents

車両側部のエネルギ吸収構造

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JPH10100845A
JPH10100845A JP8255695A JP25569596A JPH10100845A JP H10100845 A JPH10100845 A JP H10100845A JP 8255695 A JP8255695 A JP 8255695A JP 25569596 A JP25569596 A JP 25569596A JP H10100845 A JPH10100845 A JP H10100845A
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JP
Japan
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opening
airbag
seat
skin material
vehicle
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Application number
JP8255695A
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English (en)
Inventor
Shinji Kajimoto
進士 梶本
Hideaki Tanaka
英昭 田中
Yutaka Tsukiji
裕 築地
Masashi Sakakida
昌史 榊田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH10100845A publication Critical patent/JPH10100845A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats

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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最外側に表皮材19が被装されてなるシート
1内の側部近傍部に、所定方向に向けて配設されたエア
バッグユニット21を備えた車両側部のエネルギ吸収構
造に対して、エアバッグ24の展開性を良好にさせると
共に、エアバッグユニット21の交換を容易にできるよ
うにしてそのリペアビリティ性を向上させる。 【解決手段】 エアバッグユニット21に対応する前側
及び後側表皮材19a,19bに開口部19cを設け、
その開口部19cを、エアバッグ展開圧を受けて開口部
19c周縁の前側表皮材19aとの面ファスナー20,
20による係止が解除されて開口部19cを開放し得る
リッド状の開放表皮部19dにより閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両側部のエネル
ギ吸収構造に関し、特に最外側に表皮材が被装されてな
るシート内にエアバッグユニットが配設されているもの
の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアバッグユニットを操舵ハンド
ルに配設して車体の正面衝突時に乗員の安全を図ること
はよく知られている。一方、近年、例えば特開平6−6
4491号公報に示されているように、シート内の側部
にエアバッグユニットを配設し、車体側部への衝突時に
乗員の側方でエアバッグを展開させ、その展開したエア
バッグで側突のエネルギを吸収して乗員を保護するよう
にすることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記提案例
のように、シート内にエアバッグユニットを配設する場
合、シートの最外側には、通常、表皮材が被装されてい
るので、エアバッグがシート外部に展開するときにその
表皮材の影響を受け難くしておく必要がある。また、エ
アバッグが展開するときにシートの表皮材が破れたりす
ると、その表皮材を交換する必要が生じ、同じ表皮材を
繰り返し使用することができなくなる。そして、たとえ
表皮材の交換が不要であっても、エアバッグユニットは
必ず交換しなければならず、そのエアバッグユニットを
交換する際に、表皮材をシートから外す等してシートを
分解する必要があり、容易に交換することはできない。
【0004】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、シートの表皮材の構
成を改良することによって、エアバッグの展開性を良好
にさせると共に、エアバッグユニットの交換を容易にで
きるようにしてそのリペアビリティ性を向上させようと
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、エアバッグユニットに対応する表
皮材に開口部を設け、その開口部を、エアバッグ展開圧
を受けて開口部周縁の表皮材との係止が解除されて開口
部を開放し得る開放表皮部により閉塞するようにした。
【0006】具体的には、請求項1の発明では、最外側
に表皮材が被装されてなるシート内の側部近傍部に、所
定方向に向けて配設されたエアバッグユニットを備えた
車両側部のエネルギ吸収構造を前提とする。
【0007】そして、上記エアバッグユニットに対応す
る表皮材に開口部が設けられ、上記開口部は、開放表皮
部によりその少なくとも一部が開口部周縁の表皮材に係
止されるように閉塞され、上記開放表皮部は、エアバッ
グ展開圧を受けて開口部周縁の表皮材との係止が解除さ
れて開口部を開放し得るように構成されているものとす
る。
【0008】この構成により、エアバッグユニットに対
応する表皮材の開口部は、開放表皮部によりその少なく
とも一部が開口部周縁の表皮材に係止されるように閉塞
されているので、通常使用時にその開口部が開放される
ということはなく、開口部がシートの外部から見えるこ
とはない。そして、その開放表皮部は、エアバッグ展開
圧を受けて開口部周縁の表皮材との係止が解除されて開
口部を開放し得るように構成されているので、エアバッ
グはその開放された開口部からシート外部に展開する。
このため、開放表皮部を含めて表皮材がエアバッグの展
開性に影響を及ぼすということはない。また、表皮材が
破れるということもないので、エアバッグが展開する毎
に、表皮材を交換しなくても済む。しかも、開口部を適
切な大きさにすることによって、シートを分解すること
なくエアバッグユニットをその開口部から容易に着脱し
て交換することができ、交換後に開放表皮部によってそ
の開口部を閉塞して元の状態にすることができる。よっ
て、エアバッグを良好に展開させることができると共
に、エアバッグユニットのリペアビリティ性を向上させ
ることができる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、開放表皮部は、開口部周縁の表皮材に対し係止部
分以外の部分は固定されていてリッド状とされているも
のとする。
【0010】このことで、エアバッグが展開して開口部
が開放されても、開放表皮部は開口部周縁の表皮材に固
定されたままとなり、エアバッグを交換して再度開口部
を閉塞するときにその取り扱いがより一層容易となる。
また、開放表皮部を開口部周縁の表皮材に一体に形成し
て固定することができ、このことにより、部品点数を削
減することができると共に、表皮材のシートへの被装を
容易に行うことができる。よって、コストを低減化させ
つつ、エアバッグユニットのリペアビリティ性をより一
層向上させることができる。
【0011】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、シート内の側部近傍部に、該シートの側部
に略沿って延びるようにフレーム部材が設けられ、上記
フレーム部材は、シートクッションに対するシートバッ
クの角度調節を行うためのナックル部材に取り付けられ
たブラケットフレームを備え、エアバッグユニットは、
上記ブラケットフレームに直付けされているものとす
る。
【0012】この発明により、エアバッグユニットは既
存の強度剛性部材であるブラケットフレームに直付けさ
れているので、そのエアバッグが展開するときに発生す
る力によってエアバッグユニットが動くということはな
い。よって、部品点数を増加させることなく、簡単な構
成でエアバッグユニットの支持剛性を向上させることが
できる。
【0013】請求項4の発明では、請求項1、2又は3
の発明において、エアバッグユニットは、シートにおい
て該シートに近いサイドドア側の側部に配設されている
ものとする。
【0014】このことにより、側突により乗員とその乗
員に近い側のサイドドアとの間にエアバッグを容易に展
開させることができ、乗員がサイドドアに衝突するのを
防ぐことができる。よって、側突時に乗員のより一層の
安全性を確保することができる。
【0015】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、エアバッグユニットはシートバック内に、エアバ
ッグが該シートバックの略前方側に展開するように配設
されているものとする。
【0016】このようにすることで、シートバックの側
部は、乗員を左右方向からサポートするための前方に膨
らんだサイドサポート部であるので、その内部の比較的
大きな空間にエアバッグユニットを配設することができ
る。よって、乗員の座り心地性を阻害することなくエア
バッグユニットをシート内に収容することができる。
【0017】請求項6の発明では、請求項4の発明にお
いて、エアバッグユニットはシートクッション内に、エ
アバッグが該シートクッションの略上方側に展開するよ
うに配設されているものとする。
【0018】このことにより、シートクッションの側部
も、乗員を左右方向からサポートするための上方に膨ら
んだサイドサポート部であるので、その内部の比較的大
きなスペースにエアバッグユニットを配置することがで
きる。よって、請求項5の発明と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の実施形態1
に係る車両側部のエネルギ吸収構造における自動車の前
席左側のシート1を示し(尚、以下の説明では、自動車
の前後左右を単に前後左右という)、このシート1は、
シートクッション2、シートバック3及びヘッドレスト
4を有する。上記シートクッション2の左右両端部の下
部には、前後方向に延びるスライダ7,7がそれぞれ設
けられ、この各スライダ7は、前後部でレール取付部材
10,10を介してフロアに固定した左右の各スライド
レール8に係合されてシート1の前後位置を調節するこ
とができるようになっている。また、シートクッション
2の後部には、ナックル部材9が左右方向に延びる回転
軸11を中心として回転可能に設けられ、このナックル
部材9を介してシートバック3がシートクッション2に
対して上記回転軸11回りに回転可能に連結されて、シ
ートバック3の角度調整を行うことができるようになっ
ている。
【0020】上記ヘッドレスト4は、その下端面から突
出したフレーム5,5が上記シートバック3の上端面に
形成した2つの穴にそれぞれ差し込まれてそのシートバ
ック3に取り付けられている。
【0021】上記シートバック3内の後部外周部には、
フレーム部材としてのシートバックフレーム13が設け
られ、このシートバックフレーム13は、鋼製パイプ材
が略矩形状の環状に成形されてなり、上下部及び左右両
側部を有する。このシートバックフレーム13の左右両
側部は、それぞれシートバック3の左右両側部近傍に該
シートバック3左右両側部に略沿って上下方向に延びる
ようにされている。上記シートバックフレーム13の上
部には、上記ヘッドレスト4の下端面から突出した各フ
レーム5とそれぞれ嵌合してヘッドレスト4の上下方向
の位置を調節することができる2つのヘッドレスト調節
部材14,14が取付固定されている。
【0022】上記シートバック3内の前部及び左右両側
部にはパッド15が設けられ、このパッド15は、その
端部がシートバックフレーム13の外側から後方に回り
込むようにされてそのシートバックフレーム13に支持
されている。このパッド15のシート外側表面は、薄い
布地からなる表皮材19で覆われている。つまり、シー
ト1の最外側には表皮材19が被装されている。
【0023】上記シートクッション2の左右両端部には
上方に膨らんだサイドサポート部2a,2aが、またシ
ートバック3の左右両端部には前方に膨らんだサイドサ
ポート部3a,3aがそれぞれ設けられ、乗員が左右方
向に動かないようにサポートする役目をしている。
【0024】上記シートバック3内においてそのシート
1に近いサイドドア側の側部近傍部つまり左側サイドサ
ポート部3a内の上記シートバックフレーム13左側部
の略前方には、エアバッグユニット21が配設されてい
る。このエアバッグユニット21は、断面略U字状のモ
ジュールカン22を有し、このモジュールカン22内に
は、奥側に点火部と爆薬とを内蔵した円筒缶状のインフ
レータ23が、また開口側に折り畳まれたエアバッグ2
4がそれぞれ収容されている。上記インフレータ23の
点火部には、図示しないが、自動車の左側部への側突を
検知する加速度センサから点火信号が供給されるように
なっており、その点火信号により点火部が点火して爆薬
が高速燃焼し、そのとき発生する多量のガスによりエア
バッグ24が膨脹展開する。
【0025】上記シートバックフレーム13は、その左
側部の左側にブラケットフレーム30を備え、このブラ
ケットフレーム30は、シートバックフレーム13に取
付固定された後部から前方に延びてその前端は上記エア
バッグユニット21の後側近傍に位置している。そし
て、このエアバッグユニット21は、その長手方向がシ
ートバック3の上下方向と略一致するように配置され、
そのモジュールカン22の後部左側面にそのモジュール
カン22の略後方に延びるように設けた取付部材26に
て上下2組のボルト27,27及びナット28,28で
上記ブラケットフレーム30前部の左側に直付けされて
いる。また、上記エアバッグユニット21は、そのモジ
ュールカン22の開口方向つまりエアバッグ24が展開
する方向が前方に対して左側に傾くように配置され、モ
ジュールカン22の前端はシートバック3の側面に沿う
ように斜めに切欠かれている。
【0026】上記ブラケットフレーム30は、シートバ
ック3の左側部近傍に該左側部に略沿ってエアバッグユ
ニット21の上部からシートバック3下部まで上下方向
に延びるように設けられ、その下部にて上記シートクッ
ション2に設けたナックル部材9のシートバック3側に
延びている部分に2組のボルト及びナットで取付固定さ
れている。
【0027】上記表皮材19は、シートバック3の前部
の前側表皮材19aと後部の後側表皮材19bとからな
り、この前側表皮材19aと後側表皮材19bとは、シ
ートバック3の左右両側面で前側表皮材19aを下側に
して互いに縫い合わされている。上記シートバック3左
側面におけるエアバッグユニット21に対応する前側及
び後側表皮材19a,19bには、図4に示すように、
開口部19cが設けられている。つまり、前側表皮材1
9aには、その後端が前方に凹まされた凹部が形成さ
れ、この凹部と後側表皮材19bの前端部とにより略矩
形状となる開口部19cが形成されるようになってい
る。
【0028】この開口部19cは、略矩形状の開放表皮
部19dにより閉塞されている。この開放表皮部19d
の上下端部及び前端部と上記開口部19c周縁の前側表
皮材19aとには、この開放表皮部19dをその開口部
19c周縁の前側表皮材19aに係止するための略コ字
状の面ファスナー20,20が設けられている。また、
この開放表皮部19dの後端部は、開口部19c周縁の
後側表皮材19b前端部に一体に設けられている。すな
わち、この開放表皮部19dは、開口部19c周縁の前
側及び後側表皮材19a,19bに対し係止部分(上下
端部及び前端部)以外の部分(後端部)は固定されてい
てリッド状とされている。そして、この開放表皮部19
dは、図5に示すように、エアバッグ24の展開圧を受
けてその上下端部及び前端部における上記面ファスナー
20,20による開口部19c周縁の前側表皮材19a
との係止が解除され、その後端部にて折れ曲ることによ
りその開口部19cを開放し得るようになっている。
【0029】上記開口部19cは、上下方向においてエ
アバッグユニット21のモジュールカン22と略同じ位
置でかつその長さよりも僅かに大きくされ、前後方向に
おいてモジュールカン22の右側部前端近傍から取付部
材26後端近傍まで形成されている。また、上記パッド
15のエアバッグユニット21に対応する左側部には、
上記表皮材19の開口部19cと略同じ位置でかつ略同
じ形状の開口部15aが形成され、エアバッグ24が展
開するときに、そのエアバッグ24がパッド15の影響
を受けることなく、上記開放表皮部19dをシート1の
外側に直接押すことにより表皮材19の開口部19c及
びパッド15の開口部15aを開放するようになってい
る。
【0030】上記エアバッグ24は、上記開放された表
皮材19及びパッド15の開口部19c,15aから左
斜め前方に向かってシートバック3外側に展開し、図5
に示すように、左側サイドドア40の車室内側部に当接
して前方に向きを変えて乗員と左側サイドドア40との
間に展開するようになっている。
【0031】尚、図示しないが、シートクッション2内
にも、シートバック3と同様に、ブラケットフレームを
有するフレーム部材が設けられ、このブラケットフレー
ムが上記ナックル部材9のその回転軸11から前方に延
びている部分に取付固定されている。
【0032】以上の構成からなる車両側部のエネルギ吸
収構造において、側突によりエアバッグ24が展開する
ときの動作について説明する。先ず、自動車の左側部へ
の側突を加速度センサが検知すると、点火信号がインフ
レータ23の点火部に供給されて点火部が点火する。こ
のことで、インフレータ23内の爆薬が高速燃焼してエ
アバッグ24に多量のガスが供給され、エアバッグ24
が膨脹展開しようとする。そして、このエアバッグ24
は、その展開圧により表皮材19及びパッド15の開口
部19c,15aを閉塞している開放表皮部19dをシ
ート1の外側に押す。このため、開放表皮部19dの面
ファスナー20,20による前側表皮材19aとの係止
が容易に解除され、開放表皮部19dはその後端部で折
れ曲がる。このため、開口部19c,15aが開放さ
れ、その開口部19c,15aよりエアバッグ24が左
斜め前方に向かってシートバック3の外側に飛び出した
後、左側サイドドア40の車室内側部に当接して前方に
向きを変えてこのシート1の乗員とサイドドア40との
間に展開する。このことで、乗員がサイドドア40に衝
突するのを防止して乗員を保護することができる。
【0033】上記の如く作動したエアバッグユニット2
1を新しいものと交換するには、開放表皮部19dをそ
の後端部にて折り曲げたまま、表皮材19及びパッド1
5aの開口部19c,15aを開放状態に保持し、その
開口部19c及びパッド15の開口部15aより工具を
挿入し、エアバッグユニット21の取付部材26とブラ
ケットフレーム30との締結を行っている2つのボルト
27,27を緩める。そして、エアバッグユニット21
を表皮材19及びパッド15の開口部19c,15aか
らシート外側に取出した後、新しいエアバッグユニット
21をその開口部19c,15aから挿入してボルト2
7,27を締付ける。最後に、開放表皮部19dを前側
表皮材19aに面ファスナー20,20により係止させ
て開口部19c,15aを閉塞することでエアバッグユ
ニット21の交換は完了する。
【0034】したがって、上記実施形態では、エアバッ
グユニット21に対応する前側及び後側表皮材19a,
19bに開口部19cが設けられ、この開口部19c
は、エアバッグ24の展開圧を受けて開口部19c周縁
の前側表皮材19aとの面ファスナー20,20による
係止が解除されて開口部19cを開放し得る開放表皮部
19dにより閉塞されているので、通常使用時にはその
開口部19cを閉塞した状態を維持することができ、エ
アバッグ24の展開時には表皮材19がそのエアバッグ
24の展開性に影響を及ぼすのを防止することができ
る。また、表皮材19が破れるということもないので、
エアバッグ24が展開する毎に、表皮材19を新しいも
のと交換しなくても済む。しかも、シート1を分解する
ことなくエアバッグユニット21をその開口部19cか
ら容易に着脱して交換することができ、交換後に開放表
皮部19dによってその開口部19cを再び閉塞するこ
とができる。よって、エアバッグ24の展開性を良好に
させることができると共に、エアバッグユニット21の
リペアビリティ性を向上させることができる。
【0035】また、開放表皮部19dは、開口部19c
周縁の前側及び後側表皮材19a,19bに対し係止部
分である上下端部及び前端部以外の後端部が後側表皮材
19b前端部に一体に固定されていてリッド状とされて
いるので、エアバッグ24が展開して開口部19cが開
放されても、開放表皮部19dは後側表皮材19bに固
定されたままとなり、エアバッグ24を交換して再度開
口部19cを閉塞するときにその取り扱いをより一層簡
単なものとすることができる。また、開放表皮部19d
が後側表皮材19bに一体に形成されているので、部品
点数の削減化を図ることができると共に、前側及び後側
表皮材19a,19bをシート1に対して容易に被装す
ることができる。よって、コストを低減化させつつ、エ
アバッグユニット21のリペアビリティ性をより一層向
上させることができる。
【0036】さらに、シートバック3内の左右両側部近
傍部に該シートバック3の左右両側部に略沿って延びる
ようにシートバックフレーム13が設けられ、そのシー
トバックフレーム13は、その左側部にシートクッショ
ン2に対するシートバック3の角度調節を行うためのナ
ックル部材9に取り付けられたブラケットフレーム30
を備え、エアバッグユニット21は、その既存の強度剛
性部材であるブラケットフレーム30に直付けされてい
るので、そのエアバッグ24の展開時に発生する力によ
ってエアバッグユニット21が動くのを防ぐことができ
る。よって、新たな部品を追加することなく、容易にエ
アバッグユニット21の支持剛性を向上させることがで
きる。
【0037】また、エアバッグユニット21がシートバ
ック3の左側サイドサポート部3a内に配設されている
ので、自動車の左側部への側突により乗員と左側サイド
ドア40との間にエアバッグ24を容易に展開させるこ
とができ、乗員のサイドドア40への衝突を確実に防ぐ
ことができる。しかも、シートバック3のサイドサポー
ト部3aには、比較的大きな空間を設けることができ
る。よって、乗員の座り心地性を阻害することなくエア
バッグユニット21をシート1内に収容することがで
き、側突時の乗員のより一層の安全化を図ることができ
る。
【0038】尚、上記実施形態では、開放表皮部19d
を開口部19c周縁の前側表皮材19aに係止するため
に1組の面ファスナー20,20を用いたが、複数組の
スナップ等により開放表皮部19dを係止するようにし
てもよい。また、強度の弱い糸で開放表皮部19dの上
下端部及び前端部を開口部19c周縁の前側表皮材19
aと縫い合わせることによって係止するようにしても、
本発明を適用することができ、この場合は、乗員が不用
意にその係止を解除して開口部19cを開放してしまう
のを防止することができる。
【0039】さらに、上記実施形態では、エアバッグユ
ニット21をシートバック3の左側サイドサポート部3
a内に配設するようにしたが、シートバック3の右側サ
イドサポート部3a内に配設する場合も本発明を適用す
ることができ、乗員同士の衝突を防止することができ
る。そして、シートクッション2のサイドサポート部2
a内に、エアバッグユニット21をそのモジュールカン
22の開口が略上方を向くようにして、エアバッグ24
が該シートクッション2の略上方側に展開するように配
設する場合も、シートバック3のサイドサポート部3a
内に配設する場合と同様に、本発明を適用することがで
きる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、最外側に表皮材が被装されてなるシート内の側
部近傍部に、所定方向に向けて配設されたエアバッグユ
ニットを備えた車両側部のエネルギ吸収構造に対して、
エアバッグユニットに対応する表皮材に開口部を設け、
その開口部を、エアバッグ展開圧を受けて開口部周縁の
表皮材との係止が解除されて開口部を開放し得る開放表
皮部により閉塞するようにしたことにより、エアバッグ
の展開性の向上化を図ることができると共に、エアバッ
グユニットのリペアビリティ性の向上化を図ることがで
きる。
【0041】請求項2の発明によると、開放表皮部を、
開口部周縁の表皮材に対し係止部分以外の部分は固定さ
れていてリッド状としたことにより、コストを低減化さ
せつつ、エアバッグユニットのリペアビリティ性のさら
なる向上化を図ることができる。
【0042】請求項3の発明によると、シート内の側部
近傍部に、該シートの側部に略沿って延びるようにフレ
ーム部材を設け、このフレーム部材に、シートクッショ
ンに対するシートバックの角度調節を行うためのナック
ル部材に取り付けられたブラケットフレームを備え、エ
アバッグユニットを、そのブラケットフレームに直付け
したことにより、部品を新たに追加することなく、簡単
な構成でエアバッグユニットの支持剛性の向上化を図る
ことができる。
【0043】請求項4の発明によると、エアバッグユニ
ットを、シートにおいて該シートに近いサイドドア側の
側部に配設したことにより、側突時の乗員のさらなる安
全化を図ることができる。
【0044】請求項5の発明によると、エアバッグユニ
ットをシートバック内に、エアバッグが該シートバック
の略前方側に展開するように配設したことにより、乗員
の座り心地性を良好に維持しつつ、エアバッグユニット
をシート内に収容することができる。
【0045】請求項6の発明によると、エアバッグユニ
ットをシートクッション内に、エアバッグが該シートク
ッションの略上方側に展開するように配設したことによ
り、請求項5の発明と同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る車両側部のエネルギ吸
収構造におけるシートを示す斜視図である。
【図3】シートの左側部を示す側面図である。
【図4】表皮材の開口部が開放された状態を示すシート
バックの斜視図である。
【図5】エアバッグの展開状態を示す図1相当図であ
る。
【符号の説明】
1 シート 2 シートクッション 3 シートバック 9 ナックル部材 13 シートバックフレーム(フレーム部材) 19 表皮材 19a 前側表皮材 19b 後側表皮材 19c 開口部 19d 開放表皮部 20 面ファスナー 21 エアバッグユニット 24 エアバッグ 30 ブラケットフレーム 40 サイドドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊田 昌史 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最外側に表皮材が被装されてなるシート
    内の側部近傍部に、所定方向に向けて配設されたエアバ
    ッグユニットを備えた車両側部のエネルギ吸収構造にお
    いて、 上記エアバッグユニットに対応する表皮材に開口部が設
    けられ、 上記開口部は、開放表皮部によりその少なくとも一部が
    開口部周縁の表皮材に係止されるように閉塞され、 上記開放表皮部は、エアバッグ展開圧を受けて開口部周
    縁の表皮材との係止が解除されて開口部を開放し得るよ
    うに構成されていることを特徴とする車両側部のエネル
    ギ吸収構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両側部のエネルギ吸収
    構造において、 開放表皮部は、開口部周縁の表皮材に対し係止部分以外
    の部分は固定されていてリッド状とされていることを特
    徴とする車両側部のエネルギ吸収構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車両側部のエネル
    ギ吸収構造において、 シート内の側部近傍部に、該シートの側部に略沿って延
    びるようにフレーム部材が設けられ、 上記フレーム部材は、シートクッションに対するシート
    バックの角度調節を行うためのナックル部材に取り付け
    られたブラケットフレームを備え、 エアバッグユニットは、上記ブラケットフレームに直付
    けされていることを特徴とする車両側部のエネルギ吸収
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の車両側部のエ
    ネルギ吸収構造において、 エアバッグユニットは、シートにおいて該シートに近い
    サイドドア側の側部に配設されていることを特徴とする
    車両側部のエネルギ吸収構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両側部のエネルギ吸収
    構造において、 エアバッグユニットはシートバック内に、エアバッグが
    該シートバックの略前方側に展開するように配設されて
    いることを特徴とする車両側部のエネルギ吸収構造。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の車両側部のエネルギ吸収
    構造において、 エアバッグユニットはシートクッション内に、エアバッ
    グが該シートクッションの略上方側に展開するように配
    設されていることを特徴とする車両側部のエネルギ吸収
    構造。
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